JPH07100292B2 - 研削方法およびその装置 - Google Patents

研削方法およびその装置

Info

Publication number
JPH07100292B2
JPH07100292B2 JP25472789A JP25472789A JPH07100292B2 JP H07100292 B2 JPH07100292 B2 JP H07100292B2 JP 25472789 A JP25472789 A JP 25472789A JP 25472789 A JP25472789 A JP 25472789A JP H07100292 B2 JPH07100292 B2 JP H07100292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
shaft
tool
work shaft
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25472789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03117552A (ja
Inventor
一友 高橋
一雄 牛山
久夫 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP25472789A priority Critical patent/JPH07100292B2/ja
Publication of JPH03117552A publication Critical patent/JPH03117552A/ja
Publication of JPH07100292B2 publication Critical patent/JPH07100292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は先端にレンズ等のワークを係離自在に取付けた
ワーク軸と先端に工具を装着した工具を回転させつつ互
いに近接させて前記ワークを切削する研削方法およびそ
の装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例を第5図および第6図で示す。第5図において、
1はワーク軸で、ワーク軸1は先端にレンズ等のワーク
3を係離自在に取付け機構を備え、基端を該ワーク軸1
の駆動部6aに連繋し、研削装置本体5に支持させてあ
る。
2は工具軸で、工具軸2は先端に工具4を装着し、基端
に前記ワーク軸1とほぼ同様にして駆動部6bに連繋さ
せ、研削装置本体5に支持させてある。
しかして、ワーク軸1は、駆動部6aの駆動力を受けて軸
線方向に移動することなく、定位置で回転する一方、工
具軸2は駆動部6bの駆動力を受けて軸線方向に、すなわ
ち、ワーク軸1に取付けたワーク3方向に移動しつつ回
転する。
そして、第6図で示すように、加工開始時ワーク軸1は
回転数R1にて回転し、工具軸2の工具4がワーク3を切
り込み、所定の切り込み量に達した時(T1時)、回転数
R1を変化させることなく、少なくとも1回転以上回転さ
せ終了となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにワーク軸の軸方向の移動が
なく、工具軸が所定の切り込み量を終了した時点では、
ワーク軸の回転数R1にて1回転以上回転させてスパーク
アウトを行うが、その際に、ワーク軸の回転数R1が小さ
い(回転が遅い)ため、研削時間の短縮が図れない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、研削加
工時間の短縮が図れる研削方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は前記課題を解決する方法として、先端にレンズ
等のワークを係離自在に取付けワーク軸と先端に工具を
装着した工具軸のそれぞれを回転させつつ互いに近接さ
せ、前記工具によって前記ワークを所定の切り込み量切
削した直後に、前記ワーク軸の回転数を増加させ、増加
させた回転数速度によって少なくとも1回転以上ワーク
軸を回転させて研削加工を終了するようにしたもので、
また、ワーク軸の駆動部にはワーク軸の回転数を連続的
に増加させる変速装置を連繋して研削時間の短縮の図れ
る装置としたものである。
第1図aは本発明研削方法の概念図であう。同図におい
て、1はワーク軸、2は工具軸、3は前記ワーク軸1の
先端に係離自在に取付けたワーク、4は前記工具軸2の
先端に装着した工具である。
しかして、ワーク軸1は第1図bで示すように最初R1
る回転数にて回転している。一方工具軸2は所定切り込
み量まで切り込み、切り込み終了後、同位置で少なくと
も1回転以上ワーク軸2によりワーク3を回転させてい
る間に、ワーク軸1の回転をR1からR2まで回転数を変化
増加させ、ワーク3を所定寸法に仕上がるようにする。
あるいは、前記の切り込み終了後、ワーク軸1を1回転
させる間にワークの研削加工による加工抵抗が少なくな
った時点で、ワーク軸1の回転を第1図cのようにR1
らR2に切り換えることにより、スパークアウト(ワーク
軸1と工具軸との軸方向位置を変えることなく、ワーク
を1回転させて仕上げること)の時間を短縮することも
できる。
なお、説明では、ワーク軸を軸方向に移動して、工具軸
を移動しないことにしているが、従来技術に述べたよう
に、工具軸を移動して、ワーク軸を移動しないことにし
てもよいことは勿論である。
〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
(第1実施例) 第2図は本発明の第1実施例を示す概略構成図である。
図において、1はワーク軸で、ワーク軸1は先端にワー
ク3を係離自在に取付けられるようになっており、、基
端はワーク3を回転させる為のワーク軸用回転の駆動部
5aに連繋し、駆動部5aの駆動力がワーク軸1に伝達する
ようになっている。更に、ワーク軸1はハウジング9に
支持されていてる。ハウジング9はワーク軸1全体を図
示A方向に移動させるための駆動部6の可動部6aにネジ
(不図示)で固定されている。2は工具軸で、この工具
軸2は先端に工具4を装着できるようにしてあり、基端
には工具4を回転させる為の工具軸用回転回転駆動部5b
を連繋し、該駆動部5bの駆動力が工具軸2に伝達するよ
うになっている。又、工具軸2と工具軸用回転駆動部5b
は研削装置本体10に支持されている。7はインバーター
で、このインバーター7はワーク軸1のワーク軸用回転
駆動部5aに連繋し、ワーク軸1の回転数を制御できるよ
うになっている。また、各軸の動作の制御は制御部8に
よって行われるように構成してある。
しかして、ワーク3は、ワーク軸1の先端に保持され、
回転駆動部5aの駆動力によってワーク軸1の回転に伴っ
て回転する(第5図bのR1参照)。
一方、工具軸2に装着された工具4も回転駆動部5bによ
り回転する。加工開始になると、制御部8の指令を受
け、駆動部6によって、所定の切り込み量分だけ、ワー
ク軸1を軸線方向に沿って移動させ(第1図bのT0〜T1
に相当する。)所定の切り込み量だけ加工し、ワーク軸
1はその時点で制御部8の指令により駆動部6の動力を
切り、移動を停止する。
更に、少なくともワーク軸が1回転以上する間に制御部
8の指令によりインバーター7の制御でワーク軸用回転
駆動部5aの回転数を徐々に上げ、第1図bのT1からT2
相当する)、スパークアウト時の回転数(第1図bのR2
に相当)に達するまで上昇せしめ、ワーク軸1が少なく
とも1回転以上回転(第1図bT2〜T3に相当する)、さ
せて研削作業が終了するのである。
この第1実施例はインバーター7にてワーク軸1の回転
数を制御しているので、装置自体小形化でき、機構部が
簡単にでき、保持点検も容易になるという利点がある。
(第2実施例) 第3図は本発明の第2実施例を示す概略構成図である。
第1実施例と異なる部分に新たに符号を付し、その他の
部分は同一番号を付して説明を省略し、新たな構成の説
明を加えることとする。
第3図において、11は無段階変速機で、この無段階変速
機11は、回転数を変化させるためのシャフトを備え、こ
のシャフトを回転させると変速機の回転数が変化するよ
うになっている。12はパルスモーターで、このパルスモ
ーター12はカップリング14を介して前述の無段階変速機
11のシャフトに接続されている。又、パルスモーター12
にはエンコーダ13を添設し、該エンコーダ13を第2図で
示す制御部8に連繋してある。
しかして、本実施例にあって、ワーク軸1によるワーク
3の送りを停止した直後(第1図bのT1〜T2)にワーク
軸1の回転数を上昇させる為、制御部8の指令によっ
て、パルスモーター12を回転させて無段階変速機11の変
速用のシャフトを回転させるようになっている。すなわ
ち、パルスモーター12に添設したエンコーダ13によって
変速用のシャフトの回転数を監視しながら、該シャフト
を変速し、ワーク軸1の回転数を徐々に上昇させるよう
になっている。
この第2実施例によれば、変速機は市販のものを使用
し、研削装置としての機構が簡便なものとなり、信頼
性、メンテナンス性が向上し、又、低コストで本装置を
得ることができる。
(第3実施例) 第4図aおよびbは本発明の第3実施例を示す構成図で
ある。尚、第1実施例と異なる部分に新たに符号を付
し、その部分の説明をすることにするがその他の部分は
同一番号を付し、その説明を省略する。
15はモーターで、このモーター15は研削装置本体10に固
定され、その回転軸15aには第1ホイール22がねじ(不
図示)にて固定されている。第1ホイール22はその外周
にベルト21が接触できるようテーパーを備え、又、図示
するようにピン状部を複数本備えている。23は第2ホイ
ールで、この第2ホイール23は外周に第1ホイール22と
同様のテーパーを備え、第1ホイール22のピン状部と嵌
合する透孔を備えている。各ホイール22,23は前記ピン
状部と透孔を互いに嵌合して組み付けられ第1ホイール
22のピン状部にはバネ24を配設してある。又、第2ホイ
ール23は第4図bに示すごとく、押し子16によって、押
圧され押し子16が図示B−1方向に前後することによっ
て、第1ホイール22と第2ホイール23の間隔が変化する
ようになっている。
従って、ベルト2は第4図b図示cの方向に上下し、こ
の部分での回転直径が連続的に変化するため連続的に変
速できるようになっている。第4図aに示すごとく、押
し子16は押し子ベース17に固定され、押し子ベース17は
中心に図示省略したが、ベアリングが装置され、ベアリ
ングにはボールねじ18のナット部を取付けてある。この
ボールねじのねじ部の一端はカップリング20を介し、研
削装置本体10に固定したパルスモーター19の回転軸を一
体となって回転するようになっている。又、パルスモー
ター19には制御部8と連繋したエンコーダ25を添設して
ある。
従って、ワーク軸1によるワークの送りを停止した直後
(第1図bのT1〜T2)にワーク軸1の回転数を上昇させ
る為、制御部8の指令によってパルスモーター19を回転
させ、この回転数はエンコーダ25によってカウントされ
常に適正な動きが確認される。
そして、押し子ベース17及び押し子16が図示B−1方向
に移動することによって、第1ホイール22と第2ホイー
ル23の感覚は第4図b図示B−2方向に変化すると同時
にベルト21は図示C方向に変化するため回転直径が変化
することで変速され徐々にワーク軸1の回転数が上昇す
るのである。
本実施例によれば、ベルト21を図示C方向の移動方式に
よって決め、他の方式に比べ、変速幅が大きくとれ、よ
って加工の汎用性を高くすることができる。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、所定の切り込み量切削した後、ワ
ーク軸の回転数を増加させ、いわゆるスパークアウトさ
せるものであるから、スパークアウトさせるための時間
が短くて済む、つまり加工時間の短縮が図れ、この方法
によって加工すれば、生産性が向上する。
また、本発生装置によれは、構造が簡単でしかも、研削
加工時間の短縮を行える研削装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る研削装置の実施例を示し、第1図a
は概念図、第1図bおよびcはそれぞれワーク軸の回転
数と時間の関係を示す説明図、第2図は本発明の第1実
施例の説明図、第3図は一部を略した第2実施例の説明
図、第4図aは第3実施例の説明図、第4図bは同軸第
3実施例の一部の断面図、第5図および第6図は従来例
の説明図とワーク軸の回転数と時間の関係を示す説明図
である。 1……ワーク軸、2……工具軸 3……ワーク、4……工具 11……無段階変速機、22……第1ホイール 23……第2ホイール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にレンズ等のワークを係離自在に取付
    けたワーク軸と先端に工具を装着した工具軸のそれぞれ
    を回転させつつ互いに近接させ、前記工具によって前記
    ワークを所定の切り込み量切削した直後に、前記ワーク
    軸の回転数を増加させ、該増加させた回転数によって少
    なくとも1回転以上ワーク軸を回転させて研削加工を終
    了することを特徴とする研削方法。
  2. 【請求項2】レンズ等のワークを係離自在に取付けたワ
    ーク軸と、先端に工具を装着した工具軸のそれぞれの軸
    を駆動する駆動部を装置し、該駆動部の制御装置を設け
    るとともに、ワーク軸の前記駆動部にはワーク軸の回転
    数を連続的に増加させる変速装置を連繋した研削装置。
JP25472789A 1989-09-29 1989-09-29 研削方法およびその装置 Expired - Fee Related JPH07100292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25472789A JPH07100292B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 研削方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25472789A JPH07100292B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 研削方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03117552A JPH03117552A (ja) 1991-05-20
JPH07100292B2 true JPH07100292B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=17269014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25472789A Expired - Fee Related JPH07100292B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 研削方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100292B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03117552A (ja) 1991-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10005130B2 (en) Machine tool and cutting method
JP2003025150A (ja) 歯付工作物の歯面のばり取りおよび精密機械加工を行うための装置
JPH06262401A (ja) ビデオテープレコーダのシリンダー及び回転体の加工方法及び加工装置
JPH02292147A (ja) 位相割出し方法
JPH07285024A (ja) 歯車の製造方法および装置
JP2747523B2 (ja) 可搬式管開先加工機
JP2001096421A (ja) パイプ切断装置
RU2756471C1 (ru) Шлифовальная головка
JPH07100292B2 (ja) 研削方法およびその装置
JPH1110405A (ja) 自動旋盤のガイドブッシュ装置
JP2648598B2 (ja) ネジ孔加工装置
SU1189660A1 (ru) Станок дл обработки конусных изделий
JP3395701B2 (ja) 加工機
JPH0225737B2 (ja)
JPH0627286Y2 (ja) 公転工具の公転半径調整装置
JPS6138806A (ja) タ−レットヘッドユニット
JPH06277962A (ja) ねじ締め装置
SU768566A1 (ru) Способ обработки отверстий с наклонным входом мерным лезвийным инструментом и устройство дл осуществлени способа
JPH0557513A (ja) 多軸ヘツドのコンタリング装置
JPH11138397A (ja) Nc研削盤
JPH10109246A (ja) フェーシングドラムの制御機構
JPH06213298A (ja) 自走装置
JPS58149105A (ja) クランクシヤフトの加工装置
JPH05293732A (ja) 工作機械用回転テーブル
JPH07237101A (ja) ばり取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees