JPH07285024A - 歯車の製造方法および装置 - Google Patents

歯車の製造方法および装置

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JPH07285024A
JPH07285024A JP6315275A JP31527594A JPH07285024A JP H07285024 A JPH07285024 A JP H07285024A JP 6315275 A JP6315275 A JP 6315275A JP 31527594 A JP31527594 A JP 31527594A JP H07285024 A JPH07285024 A JP H07285024A
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gear
disc blade
manufacturing
rotation axis
rotation
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JP6315275A
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Antonio Baima
アントニオ・バイマ
Giuseppe Borio
ジュゼッペ・ボリオ
Carlo Leonardo De
レオナルド・デ・カルロ
Aurelio Berruto
アウレリオ・ベルート
Roberto Tolomei
ロベルト・トロメイ
Gianluigi Boscolo
ジャンルイジ・ボスコロ
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GE Avio SRL
Original Assignee
Fiatavio SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ低コストの歯車を製造できる歯車の
製造方法および装置を提供する。 【構成】 加工対象となる歯車(2)を第1の回転軸
(14)の回りに回転させる工程、円板刃(32)の周
囲の切断部分(37)がピニオン(3)の歯に噛み合う
よう、歯車(2)に関連して円板刃(32)を位置決め
する工程、円板刃(32)をその回転軸(35a)の回
りに回転させる工程、円板刃(32)と加工対象となる
歯車(2)とを相対的に作用線(11)に沿って移動さ
せる工程、歯車(2)に対する傾きを変化させるため第
2の回転軸(4)を中心に円板刃(32)を傾斜させる
工程を備える。第1の回転軸(14)の回りに歯車
(2)を回転させることと、第2の回転軸(40)の回
りに円板刃(32)を傾斜させることと、円板刃(3
2)と加工対象となる歯車(2)とを相対的に作動線
(11)に沿って移動させることを同調して行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯車の製造方法および製
造装置に係わり、特に、円筒状ピニオンに噛み合う歯
車、業界では一般的にフエイスギヤとして知られる歯車
の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】フエ
イスギヤを製造する場合において、一般には、歯の輪郭
を形成するカッテイングマシンを用いることが知られて
いる。しかしながら、このような機械による加工は、比
較的小径のフエイスギヤを加工するのが難しい。また、
幾何学的あるいは寸法的な正確度や加工仕上面の点にお
いても満足な結果を得るのが難しいという不具合があ
る。
【0003】フエイスギヤを製造する場合において、母
線原理にしたがい側面を仕上げる円板状の工具を用いる
ことが知られている。円板状の工具は周囲に切断部を有
し、該切断部は、円板状の工具の回転軸を通る平面によ
って定まる半断面形状が、前記円筒状のピニオンの歯の
外形と同様の切断外形を持つ。歯車を切削加工する間
に、円板状の工具は回転駆動されるが、同時に、加工対
象となる歯車に対し円板状の工具の回転軸に直交する方
向に沿って相対的に往復動し、しかも、円板状の工具の
回転軸に直交する回転軸を中心に傾斜する。
【0004】円板状の工具が後者の回転軸を中心に傾斜
するときと同時に、加工対象となる歯車はそれ自身の軸
線を中心に回転されるが、その回転速度は、円板状の工
具の傾斜速度と該歯車の回転速度との比が、当該歯車が
前記円筒状ピニオンと噛み合うことにより得られる伝達
比と常に正確に同じになるように定められる。
【0005】しかしながら、前述したタイプの円板状の
工具を用いる加工では、以下のことに起因し、歯車の製
造が比較的複雑でかつ非常に高価になるという不都合が
ある。つまり、歯車の歯と円筒状ピニオンの歯とが相対
的な滑りを起こすのを避けるために、理論的には歯車の
歯の輪郭の修正が必要になること、円板状の工具の傾斜
速度と歯車の回転速度の比を変化させることなく、歯車
に対し完全な切削を行うには、円板状の工具の切断部分
は円筒状のピニオンの歯の輪郭と異なる輪郭を持つこと
が必要になること、特に、前記した輪郭の修正を考慮に
いれながら加工しなければならないことである。上記の
ことが原因で製造上、コスト高を招いたり問題を招いた
りしていた。
【0006】本発明の目的は、前記した不都合を解決し
得て簡単かつ費用がかからない歯車の製造方法および装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明方法では、回転軸
を有するピニオンと噛み合うための歯車の製造方法であ
って、加工対象となる歯車を該歯車の対称軸と一致する
第1の回転軸の回りに回転させる工程と、円板刃の回転
軸を通る平面により定まる半径断面を有する円板刃の周
囲の切断部分が、ピニオンの回転軸に直交する平面によ
り定まるピニオンの歯の半径断面に噛み合うよう、歯車
に関連して円板刃を位置決めする工程と、円板刃をその
回転軸の回りに回転させる工程と、円板刃と加工対象と
なる歯車とを相対的に、円板刃の回転軸に直交する作用
線に沿って移動させる工程と、歯車に対する傾きを変化
させるため、円板刃の回転軸に直交する第2の回転軸を
中心に円板刃を傾斜させる工程とを備え、第1の回転軸
の回りに歯車を回転させることと、第2の回転軸の回り
に円板刃を傾斜させることと、円板刃と加工対象となる
歯車とを相対的に作動線に沿って移動させることが同時
に同調して行われて、加工対象となる歯車のそれぞれの
歯の隙間を形成することを特徴とする。
【0008】本発明装置では、回転軸を有するピニオン
と噛み合うための歯車の製造装置であって、第1の回転
軸の回りに回転可能かつ加工対象となる歯車を第1の回
転軸と同軸上に配置して保持するテーブルと、モータ駆
動によって自身の回転軸の回りに回転される円板刃を備
えるモータ駆動のカッテイングヘッドと、円板刃の回転
軸に直交する第2の回転軸の回りに円板刃を傾斜させる
駆動手段とを備え、前記円板刃の周囲の切断部分は、円
板刃の回転軸を通る平面によって定まるその半断面形状
が、ピニオンの回転軸に直交する平面によって定まるピ
ニオンの歯の形状と全く同じ形状に設定されていること
を特徴とする。
【0009】
【実施例】図1〜図3において、符号1で示される装置
は、業界では一般的にフエイスギヤとして知られかつそ
れ自身の回転軸4を有する円筒状ピニオン3(図4参
照)と噛み合う歯車2を、仕上げたり切削したりするた
めのものである。
【0010】装置1は中央制御ユニット5によって運転
制御される。装置はフレーム6を備え、フーレム6は基
台7と該基台7に対して直交するように上方へ延びる垂
直壁8を備える。基台7はストレートガイド9を強固に
固定的に支持する。ストレートガイド9にはスライダ1
0が作用線11(図2、図3参照)に沿ってスライド可
能に連結され、スライダ10は中央制御ユニット5によ
って制御される公知のアクチュエータアセンブリ12
(図1参照)により作動される。スライダ10はワーク
テーブル13を支持する。ワークテーブル13はスライ
ダ10によって作用線11に直交する回転軸14の回り
に回転可能に支持され、また、ワークテーブル13は中
央制御ユニット5によって制御されるアクチュエータア
センブリ15(図2参照)により回転軸14の回りに回
転され、さらに、ワークテーブル13は加工対象となる
フエイスギヤ2を、その回転軸線がワークテーブル13
の回転軸14と一致する状態で保持する。
【0011】図1,図2に示すように、ストレートガイ
ド16は作用線11に直交するように水平状に延びて垂
直壁8に固定されていて、このストレートガイド16に
はスライダ18が軸線方向にスライド可能に連結され
る。スライダ18は、中央制御ユニット5によって制御
されるモータ21(図1参照)により駆動されるリード
スクリュアセンブリ20によって、作用線19に沿いな
がらガイド16上を移動される。スライダ18は付加的
なスライダアセンブリ23のガイド22を支持する。ス
ライドアセンブリ23はガイド22とスライダ24とか
らなる。スライダ24は、作用線11,19に直交する
作用線25に沿ってガイド22上をスライド可能に支持
される。また、スライダ24は、中央制御ユニット5に
よって制御されるモータ26により駆動される公知の伝
達手段を介して移動操作される。
【0012】スライダ24はカッテイングヘッド27を
回転可能に支持する。カッテイングヘッド27は円柱状
のボデイ28を有する。円柱状のボデイ28は、前記ス
ライダ24に対し作用線11と平行かつ作用線19,2
5と直交するように水平状に延びる回転軸線29の回り
に回転可能に取り付けられる。円柱状のボデイ28は、
中央制御ユニット5により制御されるモータ30(図2
参照)によりスライダ24に対して相対回転される。ワ
ークテーブル13上に配置されるフエイスギヤ2を加工
するための切断用の円板刃32を駆動するためのアクチ
ュエータアセンブリ31は、円柱状のボデイ28に取り
付けられる。アクチュエータアセンブリ31はカッテイ
ングヘッド27の一部を構成するものであって、円柱状
のボデイ28により支持される減速ユニット33を有
し、減速ユニット33は、中央制御ユニット5により制
御されるサーボモータの出力軸(図示せず)に連結され
る入力軸(図示せず)と、回転軸35aの回りに回転す
る出力軸35を備える。
【0013】切断用の円板刃32は出力軸35にキー接
続されていて、図4で示すように中央部分36と周囲の
切断部37とを備える。切断部37は再研削可能であ
り、切断用の円板刃32の回転軸35aを通る平面によ
って定まる半断面形状は、前記円筒状のピニオン3の歯
の輪郭と同形状の輪郭38とされている(図4参照)。
切断部37は周期的な再研削を必要としない耐摩耗性の
ある材料によって作られてもよい。
【0014】装置1の運転は、加工対象となるフエイス
ギヤ2がワークテーブル13上に配置され、かつ、スラ
イダ10が垂直壁8から離間された状態でスタートされ
る。
【0015】この状態でモータ21,26が起動し、切
断用の円板刃32がワークテーブル13つまり加工対象
となるフエイスギヤに対して相対移動されて、切断用の
円板刃32の半断面が、ピニオン回転軸4に直交する平
面により定まる円筒状ピニオン3の半径断面と同じ位置
になるように配される。言い換えれば、図4に示すよう
に、切断用の円板刃32は、輪郭38が空洞つまり切断
すべき歯の隙間に位置するように配置される。このと
き、もし、円筒状ピニオン3がフエイスギヤ2と噛み合
うものとしたら、ピニオン切断用の円板刃32の輪郭3
8は、円筒状ピニオン3の歯の輪郭と完全に一致する。
【0016】この状態で、モータ21,26、30は中
央制御ユニット5によって同時に作動され、切断用の円
板刃32は、回転軸35aと直交する回転軸40を中心
として傾斜するように回転させる。円筒状ピニオン3が
フエイスギヤ2と噛み合う条件下において、円筒状ピニ
オン3の回転軸4は切断用の円板刃32の回転軸40と
一致する。
【0017】前記モータ21,26,30の作動と同時
にモータ15,12も作動され、ワークテーブル13つ
まりフエイスギヤ2が回転軸14の回りに回転し、しか
も、テーブル13つまりフエイスギヤ2が作用線11に
沿って往復動する。
【0018】この種のフエイスギヤ2の歯を加工すると
き、モータ21,26,30,15が同時に作動され、
切断用の円板刃32の回転軸40を中心に回転する傾斜
速度とワークテーブル13つまりフエイスギヤ2の回転
軸14の回りに回転する回転速度との比は、切断用の円
板刃32のフエイスギヤ2に対する接触域の位置にした
がって変化する。特に、フエイスギヤ2の歯の側面の中
間部分を加工するとき、前記切断用の円板刃32が回転
軸40を中心に回転する傾斜速度とワークテーブル13
つまりフエイスギヤ2が回転軸14の回りに回転する回
転速度との比は、円筒状ピニオン3のフエイスギヤ2と
の連結の結果として生じる伝達比と正確に一致する。ま
た、フエイスギヤ2の底部あるいは頂部を加工する間、
前記比は連続的に変化する。
【0019】フエイスギヤ2を加工するとき、再研削を
必要とする切断部37を用いる場合には、この切断部の
摩耗は監視され、この摩耗が所定量に達すると直ちに切
断用の円板刃32は再研削される。全ての刃が研削され
た後に切断用の円板刃32の直径が測定され、切断条件
を初期の状態に戻すように、切断用の円板刃32の回転
軸35aの位置を、ワークテーブル13との関係で調整
される。
【0020】上述した指令に従う運転により、単なる切
削加工によってフエイスギヤ2のそれぞれの歯は正確な
形状となる。以上の説明から明らかなように、フエイス
ギヤの正確な形状の歯を得るにあたって、円筒状ピニオ
ンの歯とは異なる形状の工具を用いることなく、円筒状
ピニオンの歯と全く同じ輪郭を有する切断用の円板刃を
用いることによって得られる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、上記した
加工手順により、比較的簡単な切断用の円板刃を利用し
ながらフエイスギヤの製造が可能となる。特に、切断用
の円板刃は、単にフエイスギヤに噛み合うピニオンの歯
と同形状の刃を有すれば足りる。従来の技術と比較すれ
ば、フエイスギヤの正確な歯形状を得るべくピニオンの
歯の形状と関連して、正確な形状の切断用の円板刃を製
造するための手間を削除できる。
【0022】特に、上記した加工手順において、フエイ
スギヤの歯の形状の修正は、回転軸40の回りに旋回す
る切断用の円板刃の傾斜速度と回転軸14の回りに回転
するテーブル13つまり加工対象となるフエイスギヤの
回転速度との比を、フエイスギヤの歯の加工箇所によっ
て連続的に調整するだけで簡単に達成できる
【0023】加えて、切断用の円板刃の形状を製造する
ためのコストも相当削減できる。また、切断部の形状を
変えることなく実施される切断用の円板刃32の再研削
が容易であるため、メンテナンスコストも相当削減でき
る。
【0024】さらに、フエイスギヤ2の歯の側面を高精
度の仕上げられるように、高精度の加工が可能になる。
これは、従来技術では切断用の円板刃はフエイスギヤに
対して軸方向に移動するのに比べ、本発明では加工対象
となるフエイスギヤ2が切断用の円板刃32に対して軸
方向に移動するようになっており、これによって、フエ
イスギヤ2の加工中において切断用の円板刃の支持系と
切断用の円板刃自身との間の振動を減少させるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好適な実施例装置の正面図であ
る。
【図2】図1のIIーII線に沿う断面図である。
【図3】図1に示す装置の平面図である。
【図4】図1に示す装置の運転状態の部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
2 フエイスギヤ 3 円筒状ピニオン 4 回転軸 5 中央制御ユニット 12 アクチュエータアセンブリ 13 ワークテーブル 14 軸線 15 アクチュエータアセンブリ 19 作用線 21 モータ 25 作用線 26 モータ 27 カッテイングヘッド 30 モータ 32 円板刃 35a 回転軸 37 切断部 38 輪郭 40 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオナルド・デ・カルロ イタリア・モンカリエリ・10024・ピアッ ツア・ファイラ・3・テール (72)発明者 アウレリオ・ベルート イタリア・ピノ・トリネゼ・10025・ヴィ ア・モンテロトンド・3 (72)発明者 ロベルト・トロメイ イタリア・トリノ・10100・ヴィア・オノ ラト・ヴィグリアニ・152 (72)発明者 ジャンルイジ・ボスコロ イタリア・カマニョーラ・10022・ヴィコ ロ・コスタ・5

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(4)を有するピニオン(3)と
    噛み合うための歯車(2)の製造方法であって、 加工対象となる歯車(2)を該歯車(2)の対称軸と一
    致する第1の回転軸(14)の回りに回転させる工程
    と、円板刃(32)の回転軸(35a)を通る平面によ
    り定まる半径断面を有する円板刃(32)の周囲の切断
    部分(37)が、ピニオン(3)の回転軸に直交する平
    面により定まるピニオン(3)の歯の半径断面に噛み合
    うよう、歯車(2)に関連して円板刃(32)を位置決
    めする工程と、円板刃(32)をその回転軸(35a)
    の回りに回転させる工程と、円板刃(32)と加工対象
    となる歯車(2)とを相対的に、円板刃(32)の回転
    軸(35a)に直交する作用線(11)に沿って移動さ
    せる工程と、歯車(2)に対する傾きを変化させるた
    め、円板刃(32)の回転軸(35a)に直交する第2
    の回転軸(4)を中心に円板刃(32)を傾斜させる工
    程とを備え、 第1の回転軸(14)の回りに歯車(2)を回転させる
    ことと、第2の回転軸(40)の回りに円板刃(32)
    を傾斜させることと、円板刃(32)と加工対象となる
    歯車(2)とを相対的に作動線(11)に沿って移動さ
    せることが同時に同調して行われて、加工対象となる歯
    車(2)のそれぞれの歯の隙間を形成することを特徴と
    する歯車の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歯車の製造方法におい
    て、ピニオン(3)が歯車(2)と噛み合うときに、該
    ピニオン(3)の回転軸と一致するように、第2の回転
    軸(40)が配置されることを特徴とする歯車の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の歯車の製造方法
    において、第1の回転軸(14)の回りに回転する歯車
    (2)の回転と、第2の回転軸(40)の回り回転する
    円板刃(32)の傾きとは、それぞれ歯車(2)に対す
    る円板刃(32)の接触域の位置に応じて変化する角速
    度比をもって行われることを特徴とする歯車の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の歯車の製造方法におい
    て、第1の回転軸(14)の回りに回転する歯車(2)
    の角速度と、第2の回転軸(40)の回りに回転する円
    板刃の傾き速度との比は、完成された歯車(2)がピニ
    オン(3)に対し歯車(2)の歯面の中間部を介して噛
    み合うときにのみ得られる伝達比と同じになるように設
    定されることを特徴とする歯車の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の歯車の
    製造方法において、円板刃(32)と加工対象となる歯
    車(2)との相対的な移動は、作用線(11)の沿って
    歯車(2)が動くことにより行われることを特徴とする
    歯車の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の歯車の
    製造方法において、円板刃(32)の直径の変化を監視
    する工程と、歯車(2)に応じて円板刃の回転軸(35
    a)の位置を調整する工程を備えることを特徴とする歯
    車の製造方法。
  7. 【請求項7】 回転軸(4)を有するピニオン(3)と
    噛み合うための歯車(2)の製造装置であって、 第1の回転軸(14)の回りに回転可能かつ加工対象と
    なる歯車(2)を第1の回転軸(14)と同軸上に配置
    して保持するテーブル(13)と、モータ駆動によって
    自身の回転軸(35a)の回りに回転される円板刃(3
    2)を備えるモータ駆動のカッテイングヘッド(27)
    と、円板刃(32)の回転軸(35a)に直交する第2
    の回転軸(40)の回りに円板刃(32)を傾斜させる
    駆動手段(21,26,30)とを備え、 前記円板刃の周囲の切断部分(37)は、円板刃(3
    2)の回転軸(35a)を通る平面によって定まるその
    半断面形状が、ピニオン(3)の回転軸(4)に直交す
    る平面によって定まるピニオン(3)の歯の形状と全く
    同じ形状に設定されていることを特徴とする歯車の製造
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の歯車の製造装置におい
    て、円板刃(32)の回転軸(35a)に直交する第1
    の作用線(11)に沿って、テーブル(13)を円板刃
    (32)に接近・離間させるように移動させる第1の駆
    動手段(12)と、第1の回転軸(14)の回りにテー
    ブル(13)を回転させる第2の駆動手段(15)を備
    えることを特徴とする歯車の製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の歯車の製造装置におい
    て、駆動手段(21、26、30)は、第1の作用線
    (11)にそれぞれ直交する第2の作用線(19)と第
    3の作用線(25)に沿うように円板刃(32)を移動
    させる第3の駆動手段(21)と第4の駆動手段(2
    6)を備えるとともに、第2の作用線(19)と第3の
    作用線(25)に直交する回転軸(29)の回りに円板
    刃(32)を回転させる付加的な駆動手段(30)とを
    備え、全ての駆動手段(12,15,21,26,3
    0)を同時に同調させて駆動制御するための電気的制御
    手段(5)が設けられていることを特徴とする歯車の製
    造装置。
  10. 【請求項10】 添付図面に実質的に描かれている歯車
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 添付図面に実質的に描かれている歯車
    の製造装置。
JP6315275A 1993-12-17 1994-12-19 歯車の製造方法および装置 Pending JPH07285024A (ja)

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