JPH0699099B2 - エレベーターの情報案内制御システム - Google Patents

エレベーターの情報案内制御システム

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JPH0699099B2
JPH0699099B2 JP63233432A JP23343288A JPH0699099B2 JP H0699099 B2 JPH0699099 B2 JP H0699099B2 JP 63233432 A JP63233432 A JP 63233432A JP 23343288 A JP23343288 A JP 23343288A JP H0699099 B2 JPH0699099 B2 JP H0699099B2
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▲吉▼男 坂井
宏 松丸
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベーターの情報案内制御システムおよび
そのデータ伝送方法に係り、特に群管理制御が行われる
エレベーターに関するビジユアルなサービスエレベータ
ーの状況案内に好適な情報案内制御システムとそのデー
タ伝送に関する。
〔従来の技術〕
従来のエレベーターの制御においては、特開昭56-75365
号公報、特開昭58-104880号公報にある様に満員通過を
ホールへ報知したり、特開昭57-38277号公報に示す様
に、かご内乗り込み可能人数を表示したり、特開昭49-1
260号公報、特開昭56-88081号公報、特開昭52-126850号
公報に記載のようにホール呼びや、かご呼びでサービス
するエレベーターのかご位置表示する乗り場表示器があ
つた。また、特開昭50-124067号公報に示す様に停止予
定階を乗り場に表示する事が論じられていた。
又、特開昭63-87435号公報にあるように制御系を構成す
る制御装置間をネツトワーク伝送路にて接続する方法が
提案されていた。
更に、特開昭60-23274号公報に示すごときエレベーター
の保守装置があつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、かご位置並びにかご呼びや、ホール
呼びにより停止する階床を乗り場待ち客に案内が出来る
が、エレベーターの扉開閉の状況を表示する点について
の配慮がされていなかった。
エレベーターは、一階床行に7秒、扉開動作に2.5秒、
乗り降りに2秒〜12秒、扉閉動作に3秒位を要するのが
通例であり、単にエレベーターが、どこの開床にいて、
あと何階停車した後に自階に到着するかを表示する従来
のサービス状況案内装置では、不十分であった。
また、特に大きく変動する乗り降り時間については、乗
り込んでいるのか、降りているのか、果ては、道連れを
待つために扉開放を延長しているのか、等の情報を得ら
れない欠点があり、利用者は、いつ到着するか分からぬ
エレベーターを待つ事になる。
このため、不安とイライラとからエレベーターに対する
不満を積もらす結果を招いていた。
また、従来のエレベーター制御装置は、扉開閉位置デー
タを連続して持つておらず、出発までの時間、即ち、扉
閉完了予定時間データを持つていなかつた。
このため、複数台のエレベーターが、扉閉に入ると区分
が出来なかった。また、扉開閉状況表示を困難にしてい
た。
しかして、従来はエレベーター制御系にて直接サービス
エレベーターの即時予約案内制御を行つているため、処
理時間不足や、システムの安全性確保のため、上記のよ
うな機能アップは出来なかつた訳である。
また、情報系は、フアツシヨン的な要素があり、かつ、
デバイスが急速に変化して行くため、稼動後のモダニゼ
ーシヨンの時期が制御系に比べ極めて短いという傾向が
ある。しかしながら、上記の如く、制御系と情報系が一
体化しているため、情報系の変更を軽々しくできない状
況にあつた。
一方、システムの高機能化とフレキシブル度を高めるた
めに制御系を機能分散する方法が提案されているが、こ
の際、各装置間ごとに別々のデータ伝送を行っていると
(1)出力データー編集処理時間が増大する。(2)ほ
ぼ同じ信号があちこちの制御装置間で伝送するため機能
分散するほどネツトワーク伝送路の伝送量が増大する。
このため高価にして耐ノイズ性に悪い光伝送方法などを
採用する必要がある。(3)又、いずれかの装置の機能
UPを図ろうとするとその都度エレベーター制御装置側で
データ伝送を追加する必要があつた。等の欠点があるた
め、制御系の機能分散システムは実用化されていなかっ
た。
そえゆえ、本発明の目的は、サービス状況案内や一般情
報案内の変更を制御系を変更する事なく情報系だけの変
更ですることが出来るエレベーターの情報案内制御シス
テムとデータ伝送方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴とするところは、エレベーター制御系は基
本的なエレベーターの制御データを共通伝送路に出力
し、エレベーター情報制御系は、このエレベーター制御
の信号を必要に応じて入力すると共にこの入力信号を基
に情報案内制御を行う機能分散構成とし、情報系を構成
する情報制御装置は、この信号を使つてホール情報報知
装置への扉開閉状況等を表示案内されることにある。
〔作用〕
本発明においては情報制御系がエレベーター制御系と独
立しているので、エレベーター制御系を変更することな
く、必要に応じて情報案内制御機能を変更したり拡張す
ることによりビジユアルなサービス状況案内が出来る。
これにより扉の開閉状況並びに、乗客の降りから乗りま
での様子とかご内混雑度並びに、扉閉動作の中断また
は、反転の様子、並びにその要因を他階で待つている乗
客の待ち階へ案内することが可能となる。
そして、混雑による長待ち時であってもサービス状況情
報の量と質の向上により、利用者に対して、親切である
と共に、ひいては、不用意にドアを開けたままにする様
な使い方を減らす事が出来る。即ち、モラルの向上に依
るサービス性能の向上を図ることも出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第19図に依り説明
する。
第1図は、本発明によるエレベーター制御システムの構
成図である。(a)は単独エレベーターに本発明を適用
したときの制御システム例を示す。制御系C1はエレベー
ター制御系CE1と運転制御ルールの選択や制御状態のモ
ニター等を行う制御コマンド装置CU1とからなり制御用
ネツトワーク伝送路CN10による結合している。又、情報
系S1は情報入力や選択や情報案内ルールの指定並びに、
情報センターからのデータ受信などを行う情報入力装置
IF1と情報制御系CS1とからなり情報用ネツトワーク伝送
路SN10により制御系C1と一体に結合している。
エレベーター制御系C1は制御の基本と成るデータを前記
に両方のネツトワーク伝送路CN10,SN10へ出力し他の3
つの装置CU1,IF1,CS1は同時にこのデータを受信する。
この様にすることによりネツトワーク伝送路CN10,SN10
の伝送データ量とエレベーター制御系CE1の出力データ
編集処理時間の増加を防止出来る。
これに対し、情報入力装置IF1が情報制御系CS1へデータ
を出力するとは情報ネツトワーク伝送路SN10にのみ出力
する構成とする事により、制御系C1に対し一切の悪影響
を与えない様にすることが出来る。
(b)は2台のエレベーターに対してロビー階等に各階
当り1個ずつ設置の情報報知装置とこれを制御する情報
制御装置で構成する情報制御系CS1とから成るエレベー
ター制御システムの構成例を示す。2台のエレベーター
を有機的に効率的に制御するためのデータ伝送と情報制
御系CS1の為のデータ発送を一括して行う点は前図と同
じであるが情報センタから直接データを情報制御系CS1
に取り込むので制御用ネツトワーク伝送路CN10のみで良
い。
(c)は8台から成る群管理エレベーターに本発明を適
用した場合を示す。ここでは制御系とC1と情報系S1を保
守系H1を加えたエレベーター制御システムの構成を示し
ている。
1号機のエレベーター制御系が群管理制御装置M10に対
してネツトワーク伝送路を介して出力したデータを1号
機の情報制御系SE1も同時に受信する。
同様に群管理制御装置M10が8号機のエレベーター制御
系CE8にサービス階データやホール呼びサービス指令等
のデータを出力すると同時に8号機の情報制御系SE8並
びに、エレベーター監視装置K1とユーザコマンド装置U1
と故障診断装置T1とから成る保守系H1もこのデータを同
時に受信する。
情報系S1は各号機の情報制御系SE1〜8の他にエレベー
ターホールへの入り口部に設けるビル内インフオーメー
シヨン装置に現在のサービス階床表示やビル内のイベン
ト案内等を行うホール情報案内制御系SC1〜2より構成
されている。この系は各号機の出力データを次々に同時
受信し、外部情報入力装置IF2からの情報データとから
情報案内を制御する。
又、ネツトワーク伝送路N10は完全二重系とし伝送管理
方法により制御系と情報系の独立性を高める方法を取
る。
第2図は、第1図(c)の具体的な全体構成図であり2
号機から8号機までの2〜8号機の情報制御系SE2〜8
と2〜8号機のエレベーター制御系CE2〜8の図示は省
略している。
制御系C1は群管理制御装置M10と各号機のエレベーター
制御系CE1〜8とから成る。
又、1号機のエレベーター制御系CE1はエレベーター制
御装置C10と扉開閉制御装置C20と扉開閉駆動装置C50と
かごインターフエース端末装置C60と乗り場インターフ
エース端末装置H6Aとから構成されている。
又、情報系S1の一部を成す1号機の情報制御系SE1はネ
ツトワーク伝送路N10より取り込んだデータからLED表紙
パネルや音声案内機能を備えたホール情報報知装置H1F1
〜H9F1を駆動する信号を出力する情報制御装置S101と情
報伝送路S10とから成る。
ユーザーコマンドボードUCBによりビン管理者が情報案
内ルールや運転仕様とその実行時間帯(主な信号を第5
図のユーザコマンドテーブルUCTBLに示す)等を変更し
たり、又エレベーターの利用状況とその時のサービス性
能をモニター出来る。ユーザコマンド装置UCBから第5
図に示す天気予報US1や次の上り下り時刻と駅までの所
要時間などの交通手段案内US3、などから成る一般情報
データテーブルUSTBLの情報をネツトワーク伝送路N10へ
出力され各制御装置(S101,C10,M10)へ伝送され同時に
受信される。
遠隔保守装置MASは第1図の情報入力装置IF2と故障診断
装置T1の機能をかね備えた装置である。保守と情報のサ
ービスを行うサービス・センターへ電話回線TEL3で結合
されている。
待ち客センサP6F1は6階乗り場の1号機前の待ち客数を
検出する装置でI/O伝送路L10を介して制御系の各装置
(M10,C10,C20)へホール混雑度信号を与える。この信
号は、場合によつては一号機情報制御系SE1に必要と成
り、情報伝送路S10に接続する事もある。
第2図では1号機の6階床を例に細部を図示しており、
2号機から8号機は図示を省略しているが、群管理制御
装置M10とユーザコマンド装置UCBとネツトワーク伝送路
N10と遠隔保守装置MASは全台に共通であるが、その他の
装置は同様の組のシステムがエレベーター台数分必要で
ある。
図においてホールドアD6F1は6階の乗り場側の扉を示
す。
群管理制御装置M10は各階の乗り場に設けられた乗り場
インターフエース端末装置H6A等からホール呼び釦の信
号を取り込み第8図や特開昭59-223672号公報等に示す
方法によりサービスエレベーターを選択して割り当てホ
ール呼びKDH信号によりサービス指令を当該のエレベー
ター制御装置C10送信する。
第3図はネツトワーク伝送路N10を介して群管理制御装
置M10とエレベーター制御装置C10間で伝送するデータを
格納する為に各装置(C10,M10,UCB,MAS,S101)内にそれ
ぞれ用意されるテーブルを示す。
号機データテーブルCMTBLは第7図に示すエレベーター
制御装置C10のネツトワーク伝送制御装置C160が出力す
るデータであり、この信号は群管理制御装置M10だけで
なく遠隔保守装置MASやユーザコマンド装置UCBと情報制
御装置S101も同時受信をするものであり、受信側は原則
として台数分のCMTBLテーブルを設ける。尚、ここで一
般にはCACD〜CWGは各1バイトのメモリであるのに対し
篭呼びCCは64階床で8バイト分必要である。逆に開指令
COPEN〜CCLLCSまでは各1ビットで良い。
同様に群管理制御装置M10が出力する全体的に共通な管
理状態データテーブルMTBLと各号機ごとに指令する管理
指令データテーブルMCTBLは第1号機から第8号機まで
のエレベーター制御装置C10だけではなく情報制御装置S
101へも同時受信する。
この様に、ネツトワーク伝送路を構成することにより、
(1)各装置の出力処理の低減、(2)ネツトワーク伝
送路による情報系と制御系の結合、(3)情報系の独立
した設計、機能向上、改修が可能のメリットが生じる。
伝送フオーマツトは第16図に示し、第17図に示す管理テ
ーブルにより送信する伝送データと受信の要否ならびに
受信テーブルのアドレスを指定し、伝送制御する。
また、第18図に示すタイムチャートのようにバス使用許
可信号により順次伝送が行われる。これらの処理フロー
の一部を第19図に示す。
第4図は1号機のエレベーター制御装置C10が出力する
運転情報データテーブルCSTBLと群管理制御装置M10が出
力するサービス状態データテーブルMSTBLを示す。
これらの信号はホール情報報情装置H1F1〜H9F1へエレベ
ーターのサービス状況を報知するために情報制御装置S1
01が必要とする信号である。
尚、ここで乗り込み検出信号CINMPはエレベーター戸開
中階の前に設置の待ち乗客センサP6F1等で乗り込もうと
する動きのある人を検出した時や光電装置等で篭の乗り
や降り中の人を検出した時に動作する信号であり、第10
図の図形D12AやD10Aを表示するために必要な信号であ
る。
第5図はユーザコマンド装置UCBが制御系C1へ出力する
ユーザコマンドテーブルUCTBL(このテーブルのデータ
は制御ルールと言える種類に入るものであり重要につ
き、FEPROMへ焼き付たりし、停電やUCBのダウンに備え
る)と各号機情報制御系CE1〜8へ出力する一般情報デ
ータテーブルUSTBLとを示す。
第6図(a)は第5図における一般情報データテーブル
USTBL中の情報案内ルールUSRUを登録するための送信テ
ーブルの具体的実施例を示すものである。各情報制御装
置S101は制御スケジユールからコマーシヤル2までのル
ール部をEEPROMやICメモリカード等の半永久記憶に近い
メモリに登録し、以後、このテーブル群のルールに従つ
て制御系CE1から取り込む、第3図と第4図に示すデー
タに従つて案内制御する。
これらのテーブルの内から情報系制御コマンドSCMDやサ
ービス案内仕様〜ホールサービス状況案内仕様までのル
ールを判定し、情報報知すべき情報報知装置がないかを
情報制御装置は判定する。
第6図(b)はコマーシヤル1の制御仕様CMSIテーブル
の詳細例を示すが籠サービス案内仕様から下の各情報制
御仕様についても同様に構成される。
第7図はエレベーター制御装置C10の一実施例を示すブ
ロック図である。
図においてI/O伝送回路C110はI/O伝送回路L10から扉開
放端位置信号COPLSやかご呼び釦K11〜K19の信号、かご
内運転盤の開閉ボタンK20,K30,セーフテイーシユーCSHW
などの信号を取り込む。
又、戸開閉駆動信号OPEN,CLOSEやかご呼び入力に対する
応答灯点信号と応答灯点許可信号や、開ボタンK20と閉
ボタンK30に依るドア開中断と戸閉制御動作許可信号な
どが出力される。
ネツトワーク伝送制御回路C160は号機データテーブルCM
TBL運転情報データテーブルCSTBLの信号をシリアル伝送
データTXDとして出力し、送受信路回C165を経て2つの
伝送路N10aとN10bの両方へ出力する。ここでETaとETb出
力許可信号であり両方“1"もOKである。ERaとERbはそれ
ぞれの受信路選択信号(いずれかのみ“1")である。ま
た、管理状態データテーブルMTBLと管理指令データテー
ブルMCTBLとユーザコマンドテーブルUCTBLをネツトワー
ク伝送路N10aまたはN10bのいずれかより取り込む。
送受信回路C165はネツトワーク伝送路N10のデータ伝送
を制御する,即ち、送受信回路C165の処理により、群管
理制御装置M10、情報制御装置S101等と第18図に示すよ
うにデータをやりとりする,情報制御装置S101にとって
は割込みデータが伝送されてくる。
尚、情報制御装置S101はこの送受信回路S165によるデー
タ伝送とは独立して自主的に各ホール情報報知装置H1F1
〜H9F1に表示のためデータ(第15図に図示)を送出す
る。
運転モード選択回路C140はトラブルコードCTCDや運行管
理モード番号MACDや運転盤即ち、かごインターフエース
端末装置C60の運転方式選択スイツチなどからの信号に
基づいて運転モード番号CACDを作成する。(詳細は特開
昭58-119567号公報に記載されている。) この信号は運転モード別許可指令回路C180で各々の制御
回路における仕様を決める許可信号を一般運転制御回路
C190へ出力すると共にドア開閉モード指令CADRCDとトラ
ブル検出モード指令CATCDをそれぞれ扉開閉信号制御回
路C130と扉開閉許可リレー駆動回路C170並びに、ドアの
合理性チエツク回路C120とトラブルコードの作成回路C1
50へ出力する。
尚、扉開閉許可リレー駆動回路170は扉開閉制御装置C20
又は扉開閉駆動装置C50に故障が発生した場合にドアの
合理性チエツク回路C120がこれを検出し扉開閉許可リレ
ー(図示省略)をオフし、例えばエレベーター走行中に
ドアが開放してしまう事を防止することが出来る。即
ち、正常時は閉トルクを与えており振動などによりドア
が開かないようになつている、しかしドアモータを駆動
する半導体素子が故障した場合にはドアは開く可能性が
ある。
わずかな戸閉位置の変化を検出して扉開閉駆動装置C50
の駆動電源を前記リレーでカツトする事により扉開閉駆
動装置C50の一部を成すデスクブレーキをオンさせそれ
以上の扉開閉を防止する。又、前記のリレーの他の接点
によりエレベーターの走行停止も同時に行いフエイルセ
ーフを実現している。
第8図は、連続扉開閉位置信号を利用しサービス予定エ
レベーター状況案内を改善する制御処理フローチヤート
をしめす。
この処理は、エレベーターがサービス中の階床における
案内制御と到着予測時間データテーブルの初期値の作成
制御を行つているもので、元々は群管理制御装置M10に
組み込まれていたが、これを機能拡張し、第10図に示す
待ち時間案内(D1,D4)を制御する情報制御装置S101の
中にも組み込む。
なお、ここで到着予測時間を群管理制御M10からネツト
ワーク伝送路N10を介して情報制御装置S101へ伝送しな
い理由は、データテーブルの量がエレベーター台数(3
〜8)×階床数(2〜40)×方向別(2)と成り極めて
多く(12ワード〜640ワード)、制御系C1では送信処理
時間の増加による処理時間不足が発生し、ネツトワーク
伝送路N10の高速化に伴うコスト増加と耐ノイズ性の低
下が問題と成るためである。
第8図はエレベーターがサービス中の階において、出発
促進をするために元々は閉釦カツトなどの運転を行う処
理フローで、0.1〜1秒周期ごとにステップM200から起
動される。ステツプM210で出発状況判定要素の作成を行
いステツプM220で出発状況の選択を行う。
まず第1にエレベーターが到着した直後の場合は乗降中
と判断してステツプM250へ分岐し閉釦カツトと乗り客誘
導案内を行う。
次に、ステツプM260へ進みリオープン有効宣言を行い、
更にステツプM265にて到着予測時間の初期値として出発
までの予測時間YSTOPから扉開より既に経過した時間STO
Pを差し引いた時間をセツトする。
次に戸閉開始直前(1〜2秒)から戸閉開始中の期間に
あると判定するとステツプM230へ進み出発案内や乗り込
み客誘導案内表示の消去指令を出力する。予定の停止時
間HSTOPを大幅に時間が経過したときや目標とする籠内
混雑度HLODに達した時や扉閉端(100〜300mm)に接近し
その位置からの反転を行うと時間の損失が大きいと判断
したとき等、出発促進ルールが成立した場合はステツプ
M240へ進み、制御系では出発促進と戸開釦のカツトの制
御を行なう。又、情報系では出発促進案内としてホール
インフオメーシヨン装置H1F1〜H9F1に『次をお待ち下さ
い』や『他のエレベーターを利用下さい』(間もなく他
のエレベーターが来るときや既にもう一台サービス中の
時)等をかご内インフオメーシヨン装置に『出発扉閉し
ます。扉開動作しません』や『遅れていますので扉開し
ません』(既に扉閉動作しているとき)等と表示すると
ともに音声やチャイム音で制御状況を案内する。
次に、ステツプM270を扉閉完了直前であると判定した時
はステツプM280で先導籠位置を次の停止階床へ進め、ス
テツプM290で先導籠位置までの走行時間を演算し到着予
測時間の初期値としてセットする。
なおここで先導籠位置は一度に2〜数階床進むことがあ
るがこれにより乗り場の待ち客は早めにエレベーターの
到着を約束されるので安心して待つことが出来る。又、
制御の点からも急に発生した乗り場呼びに応じるよりも
既に何人かの居る階へ早くサービスすることのほうが重
要である。ただし乗り客が多かったにもかかわらず篭呼
びが少ない場合には1階床にとどめる。
1号機の6階ホールドアD6F1の上部に取り付けられたホ
ール情報報知装置H6F1へ案内表示している例を第10図に
示し、音声案内している例を第12図に示す。
第9図は、ネツトワーク伝送路N10の都合により一号機
情報制御系へ扉開閉状況信号(CDRP,CCLTM)を出力出来
ない場合に情報制御装置S101の中で扉開放位置CDRPの代
用信号となる情報用扉開放位置SDRP作るドア開閉位置推
定回路S120である。
本回路S120は号機データテーブルCMTBLの一部をなす開
指令COPNと閉指令CCLSとからドアの速度を作るドア速度
推定回路S121、開閉信号の変化を検出してドアの反転を
つかむ反転検出回路S122、反転後ドアの加速度を連続扉
開閉位置信号SDRPから得られるドア開閉位置と扉開閉制
御モードUDRMとから推定する加速度選択回路S124、ドア
の速度を積分して位置を作成すると共に扉開リミツトス
イツチ信号COPLSと扉閉リミツトスイツチ信号CCLSによ
りドア開閉位置信号を補正する機能を持つドア位置作成
回路S123とから構成され情報用扉開放位置SDRPを作成
し、情報制御用データとして出力する。
このような回路S120を待たせた理由は次の通りである。
即ち、エレベーターのドア速度はその機構より開と閉、
位置、反転などの条件により加速度と速度の上限が変化
する。更に、運行管理モード番号MACDや交通需要モード
MTRFCDなどの群管理状態信号ごとにユーザコマンド装置
UCBでドアの速度や加速度、反転制御時間などのドアの
モードUDRMを設定出来る。ドア速度推定回路S121はこれ
らの条件を考慮に入れてドアの速度を推定する。
このようにして作成された信号は第10図に示すドア開閉
状況の表示画素部D8の選択に使用する。
次に第10図は6階の乗り場に設定された情報報知H6F1の
表示内容の一例を示したものである。
タイミングtn1〜tn5は、情報報知装置H6F1の表示状態の
変化を説明するためのものである。
表示タイミングtn1は2階でドア開放し人が降りている
状況を図形D7の階床数2と図形D8に依るドア開放図と降
り客の図示D11で示している。又、図形D1〜D4で示して
いる三角形は6階乗り場での1号機サービス方向とその
階に到着するまでの時間を表現している。
ここではたまたま上昇後に下降方向にサービスする場合
を示しており図形D3はサービスの順番を示している。
又、現在のエレベーターの運転方向は図形D6で表現して
おりかご内の乗客数は図形D9とD10で示している。
乗り客D10とD11はエレベーターの中から降りる様子をア
ニメーシヨン表示する事により6階の待ち客に2階で3
人の人が降りていることを知らせることが出来、待ち時
間に対する無意識の理解と進行状況をリアルに分かるこ
とから来るサービスに対する安心感を与える事が出来
る。
ここで、図形D8と、乗りかご枠ラインは、緑色とし、か
ご内混雑度や、乗り客は、橙色または、赤色とし、図形
D4とD5による下降サービス予約は、緑色とし、接近度
(到着までの停止回数と、階床差と混雑階の有無より判
断)を図形D1と、D4の増加により表現している。
図形D3と、D6とD7によるかご位置表示は黄色とする。更
に、エレベーターの進行方向を示す図形D6は信号方向へ
向けて、移動させるアニメーシヨン表示(第11図にD61
〜D65またはD6(t1)〜D6(t3)で示す。)にするか又
は、順次点灯させる案内(H6F1B(tn1)のD6a〜D6cを下
から上へ順次繰り返し表示する。)がより良くなる。ま
た、図形D3によるサービス順序灯がなくてもH6F1Bに示
すように、3つの要素を一括配置する事により、サービ
ス順序を明確に理解出来る。
タイミングtn2では2階の乗客3人がエレベーターへ乗
り込む様子を図形D12,D12Aのアニメーシヨンで表現して
いる。なお、他階に於ける乗り降りの検出は、かご呼び
と、ホール呼びから判断する簡易方法と、かご内荷重セ
ンサの値の停止中の変化、又は、乗り場に設けた待客数
センサにより行う。
次に、タイミングtn3ではドアを閉める様子を図形D13で
のアニメーシヨン表示で表現している。
この時、かご内混雑度を示す図形D9と戸閉状況を示す図
形D13のラツプした部分は黄色にするか、または無点灯
によるブラツクとすると、発光源が2色(緑と赤)から
なるLED表示器等においては、表示制御も良く、かつ見
た目にも良い。
この時点で2階の上昇方向呼びを押されるとドアを再開
する仕様のエレベーターもある(ユーザコマンド装置UC
Bに依るホール呼びサービスモードUHSVMの設定により変
更出来る)が一般にはエレベーターの出発を停止するこ
とはない。
しかし、ドアの先端に設置されている機械的シユーが動
作した場合は次に示すタイミングtn4の図形D14のように
ドア再開の要因をも表現し6階での待ち客に対して長待
ちの理由を知らせることが出来るのでイライラ感と長待
ち感の緩和に役立つ。更に、運転盤(かごインターフエ
ース端末装置)C60の階ボタンK20によりエレベーターの
出発を阻止されている状況をタイミングtn5の図形D16で
表現している。
この様に不用意に開ボタンを押続けると従来のかご位置
表示だけの場合には他の階の待ち客は故障かも知れない
という不安感や長待ちによる焦燥感を抱くことになる。
これに対して図形D14やD16などにより他階の出発遅れの
原因とその様子が表示されるので長待ち感の緩和だけで
なく不必要な開ボタン操作が他階の乗客の知るところと
なるので、不必要な操作は自粛されるようになり、モラ
ルの向上によるサービス性の向上にも役立つ。
また、戸閉促進の閉釦操作をD16と同様に表示したり、
乗り客が続いている事による光電装置(CPH)の動作を
検出し乗り込み中の客をD10Aまたは、D12Aの様に表示す
る。更に、15秒から3分程の開放を指令する開延長釦操
作時は、図形D16の色を開釦の緑色に代わつて赤色と
し、終了時間(CCLTM)に応じて赤色部を減らし、緑色
部を増加し、表現する。これらにより、同一開(こごて
は2階)に長時間停止していても、6階における待ち客
はエレベーターが故障かも知れないという不安を抱くこ
とがなくなる。
又、タイミングtn1における他の表示例をH6F1Bに示す。
エレベーターの運行方向は図形D6aから図形D6cまでを順
次アニメーシヨン表示することにより表現する。また、
かご枠D16を少し太くし緑色とする。
第11図(a)はエレベーターの運転方向を案内する他の
実施例を示すアニメーシヨン表示である。タイミングtd
1〜td5は、運転方向が上昇方向であることを矢印の絵を
上スクロールさせることにより表現している。第10図に
おいて運転方向を示している図形D6の代わりにこの表示
を行うことも出来る。この様に矢印のスクロールを行え
ば見ている人に対し、一目で運転方向を判らせると言う
効果がある。
第11図(b)はこれの今一つ別の実施例を示す。
第12図は第10図にしめした表示と同様に6階情報報知装
置H6F1による音声案内の内容を示す。
タイミングtn1〜tn5とその時の表現したい内容は同一で
あり前図と対応がとれている。帯においては第10図によ
るイメージ表示案内と第12図による意味説明文の流動ま
たは改頁表示を交互に行う。
LEDデイスプレイによる第10図の表示と音声による第12
図の案内とを同時に行う場合には多少表示を早めにした
ほうが良い。
また、視覚イメージによる案内表示の意味を理解しても
らうためにビルオープンから所定期間または、来客時間
帯においてはイメージ表示と第12図の意味説明表示を交
互に表示するか音声案内とイメージ表示を併用して行う
事が望ましい。これらの音声案内のレベル(ていねい
度,テイチング度)等と、報知条件(混雑時のみ、逆に
来客の多い平常時)はユーザーコマンド装着UCBにより
行い、第6図に示す情報案内ルールUSRUの一部であるホ
ールサービス状況案内制御仕様により情報系へ与えられ
る。
第13図は第10図と第12図による情報案内を情報制御装置
S101にて制御するフローチヤートを示す。
各階床に設置されたホール情報報知装置H1F1〜H9F1に対
して情報系伝送路S10を介して案内制御指令を出力する
処理を次々と行うために、スタート(S500)は約0.1秒
ごとに周期的に起動される。又、初期設定(S510)とル
ープの終了判定(S740)により全階床の案内装置を駆動
することが出来る。
まず、ステツプS520で割り当てホール呼びKDHテーブル
(並設エレベーターの場合)または、ホール呼びHCテー
ブル(単独エレベーター)の中からi階床の上昇方向ホ
ール呼びの有無を判定し、i階に到着するまでの時間を
かご呼びCCなども含めて推定演算する。
この時に待ち時間演算用パラメータMWTPを使用してかご
位置からi階までの停止確率も考慮して求める。
この様にして求められた到着予測時間よりステツプS530
で、予め情報報知装置H1F1〜H9F1に登録しておいた画面
要素から、図形D1とD2を選択して表示指令をだす。
同様に、下降ホール呼びの有無をステツプS540で判定し
ステツプS550で図形D3とD4に依る下降方向の待ち時間案
内を指令する。
又、ステツプS560で両方向のサービスエレベーターであ
るかを判定しステツプS570で図形D3で示すUターン灯の
表示を指令する。
次に、ステツプS580でかご位置CPSI、又は先導かご位置
CFPIの値を判定して所定の範囲に無い場合はステツプS7
30により故障表示を指令する。
一般情報データテーブルUSTBLの一部を成す情報案内ル
ールUSRUにより籠位置表示の図形D7としてスタート直前
からかご位置を進行方向へ進める先導かご位置CFPIによ
り表示する場合を例に説明する。
ステツプS590でエレベーターのドアが閉まりスタートす
る直前になると、例えば2階から5階まで停止する呼び
が無い場合には籠位置表示D7として5階を意味する図形
又は数字を表示する。
この様にする事により、各階床での待ち客に対してはエ
レベーターが近づいてきた事をいち早く知らせることが
出来るメリツトがある。又、新たに、3階などの乗り場
に到着した乗客に対しては1号機が通過することを予め
知らせることが出来る利点がある。
次に、ステツプS600で号機データテーブルCMTBLの一部
を成す運転方向信号CDIRよりUP中を判定してステツプS6
10にて図形D6による上昇方向サービス中の案内をする。
この時、エレベーター速度CSPDに応じた流動速度による
UPスクロール表示を指令する。
同様に、下降方向にあるかをステツプS620で判定しステ
ツプS630図形D6に依る下降案内を指定する。
又、戸閉待機の状態にあり運転方向が無い場合にはステ
ツプS635により図形D6の表示位置にエレベーターが待機
している事を意味する図を表示し、時間帯や情報案内ル
ールUSRU等により所定の時間を経過すると消画指令を出
力する。
次に、ステツプS640で扉開放位置CDRPの値を判定し異常
な時はステツプS730へ進み故障表示をする。
又、正常なときはステツプS650へ進み図形D8からD13に
よるかご内乗客の状況表示を指令する。
次に、ステツプS660でエレベーター速度CSPDが小さく成
りドアが開き始める2から3秒前より扉開放位置CDRPと
ドア階指令COPNよりドア開放完了後所定時間、又はかご
内人数CWGより降りが完了するまでの期間であること、
停止階に降り客がいるかをかご呼びCCテーブルにて、判
定しステツプS670へ進める。
ステツプS670はi階に降りる予定の推定人数である降り
人数COUTPの値に応じた降り客案内を図形D10からD11に
よりアニメーシヨン表示を指令する。又、この時かご内
人数CWGの値に応じて図形D9に依る籠内混雑表示の指令
を行う。場合によつては1号機にかご呼びCCが無く降り
客がいないときがある。この場合にはi階が2階の場合
には『IN(乗り準備)』等と表示指令する。他の階床の
場合には籠内混雑表示指令のみを行う。
次に、ステツプS680では扉閉完了予測タイムCCLTMと、
戸再開に関する有効信号の無い事により、乗り込み誘導
期間を判定しステツプS690へ進める。なお、戸再開信号
による扉閉完了予測タイムCCLTMの延長は、別途実施さ
れる。
ステツプS690では乗り客案内をするために図形D12によ
る乗る客案内を指令する。ただし、1号機に2階で乗り
人がいないことを割り当てホール呼びKDCまたは、ホー
ル呼びHCで判定したときは籠内混雑表示の指令のみを行
う。
次に、ステツプS700で開釦COPNやセーフテイシユーCSHW
や光電装置、又は画像処理装置による乗り込み検出CINM
P信号からドアの再開を判定しステツプS710で図形D14や
D16に依るドアの開放と出発の遅延を案内表示する。
第14図は第13図のステツプS650の詳細を示すフローチヤ
ートである。
ステツプS652では選択基準値DPの計算を行う。次にステ
ツプS654では図形選択番号ZDNの計算を行う。図形選択
番号ZDNは扉開放位置CDRPを選択基準値DPで除すること
により求まる。この様にして実際の扉の開放位置に対応
した図形の選択を行つている。次にステツプS656ではス
テツプS654で求まつた図形番号ZDNの表示を、情報伝送
路S10を介して各装置に同時に指令する。
第15図は情報伝送路S10を介して情報制御装置S101から
ホール情報報知装置H1F1〜H9F1に送信されるデータの構
成図である。
相手局番KNOは、1〜9の値を持ち、それぞれ各ホール
情報報知装置H1F1〜H9F1に対応する。ここで、相手局番
KNOに0をセツトすると、すべての装置への同時指令と
することができ、かご位置表示(図形D7)指令や、かご
内混雑度表示(図形D9)の指令に対しては、情報制御装
置S101の高速処理化(S580〜S635)と、伝送路S10のデ
ータ伝送時間の節約になる。
データ種別CMDにより、画面要素の登録か、表示かを区
別し、D1〜Dnで表示する図形または、コードを送る。第
15図のデータ構成を変えることで表示内容が変わる。
以上、第13図〜第15図で情報報知の一部を成すサービス
状況案内の処理について説明した。ここでは、第2図に
対応して、1号機エレベーターの6階ホール情報報知装
置H6F1への案内指令制御について説明したが、他の階床
についても第13図の初期設定(S510)と、ステツプS740
の繰り返し終了判定により処理される。ただ、他号機エ
レベーターホールの処理までを1セツトの情報制御装置
で行うと処理時間の不足や、情報伝送路S10の伝送速度
の高速化が必要となり、単独エレ用情報系には不必要な
高機能仕様となる。
そこで、情報制御系は、エレベーター制御系(C10〜C6
0)と同様に各エレベーター号機毎に1セツトを備える
こととした。
この様に、構成出来るのも、ネツトワーク伝送路N10に
よる制御系データ伝送を情報系が同時受信する構成とし
た事により実現を容易とした。
第16図は、伝送フオーマツト、第17図は、受信端末側の
伝送処理番号RSNOの管理テーブルTRXMTを示したもので
ある。
第16図(a)に示す伝送フオーマツトは、主に高頻度の
定期伝送用のフオーマツトとして使用し、先頭に送信先
端末No.TXHD1、次に受信端末側伝送処理番号RSNO、3バ
イト目からnバイトから成るデータTX1〜TXn、最終バイ
トとしてTXヘツダからデータTXnまでのチエツクデータ
サム値で構成されている。これに対して、返信用フオー
マツトとしては、送信ヘツダTHXD1と同一の返信用ヘツ
ダRXHD1と、返信データRX1〜RXn及び、サム値で構成し
ている。
次に第16図(b)の伝送フオーマツトは、複数端末に対
しての共通データ送信に使用され、受信端末の設定方法
としては、データフオーマツト中の受信局指定ブロツク
RKB1〜RKBn(第20図に図示)によつて、1ビツト1端末
の割合で設定することが出来る。この時、受信側端末と
しては、予め定義されている自局に対応した受信端末設
定ブロツクRKB1〜RKBn内のビツトがオンか、オフかによ
つて受信するか否かを判断する。原則的には、返信は不
要であるが、送信ヘツダTXHD2で指定した局からのみ返
信をもらう事も可能である。
また、第16図(c)に示す伝送フオーマツトは、相手局
No.RKNOをその都度制御処理(ホストマイコン)で指定
して送信するフオーマツトで、受信局は、受信後、相手
局No.RKNOで指定された端末に対して返信を行う。
更に、第16図(d)に示す伝送フオーマツトは、バス使
用許可用フオーマツトとして、バス使用許可用ヘツダTX
HD4と、バス使用許可局ヘツダTXHD1を送信してバス制御
権の移行を行う。
次に、受信端末の伝送処理番号RSNOの管理テーブルTRXM
Tについて以下に説明する。
ネツトワーク処理用の端末では、すべての端末が、第17
図に示すRSNO管理テーブルTRXMTを端末内RAMに持つてお
り、ネツトワーク伝送路N10を管理する代表端末のネツ
トワーク伝送制御回路C160からのバス使用許可信号(フ
オーマツトは、第16図(d)に示す)の指示によつて指
定された局の管理テーブルTRXMTと、第20図に示す受信
局指示ブロツクRXBで指定された局がホストからの伝送
番号RSNOが示すブロツクのスペツクに従つて、送受信を
行なつている。
伝送番号RSNOで、指示されたブロツク内のスペツクとし
ては、伝送相手局等を区別するヘツダNo.、使用伝送路S
N10,CN10の指定、データサムや水平パリテイコード等に
よるBCCチエツク有無、または、信号変化伝送の有無、
割り込みのよるデータ受信,送信の許可の有無等のプロ
トコル関係、及び、送信データ数、送信テーブルアドレ
ス、受信データの展開ルールなどが登録されている。
以上の様に、全端末に自局が必要な分の管理テーブルTR
XMTを持つている事が必要である。更に、これを全端末
同一として、代表局からイニシヤル伝送により登録する
ことも出来るが、この時、(1)代表端末が伝送路全体
の管理を容易に出来る、(2)代表端末の移行が容易に
行えるという効果がある。
第18図は、ネツトワーク伝送におけるタイムチヤートを
示しており、タイムチヤートの第n周期では、ユーザー
コマンドボード装置UCBから1号機エレベーター制御経C
E1への送受信を示し、第n+1周期は、伝送ブロツクN
o.RSNO=9による群管理制御装置M10から8号エレベー
ター制御経CE8への送受信を示している。
以下に第n周期の送受信について第19図のフローチヤー
トを基に説明する。
まず、第一ヘツダTXHDとして表1に示す管理表テーブル
に示す通りバス使用許可$CFを代表局M10より、出力さ
れると各局は、受信IRQの発行により、これをデータ受
信し、第16図(d)の伝送フオーマツトと判別し(ステ
ツプL102)、ヘツダとして、バス使用許可TXBUを受信す
る(ステツプL105)。
これをステツプL106により、自局への許可指示かを判定
し、ユーザコマンド装置UCBのみがステツプL107からL10
8によるデータ送受信処理を行う。伝送NOのnブロツク
のテーブルTRXMT(n,1)の7bitと6bitの指示がある場合
に行い(ステツプL107)、伝送NOnが32に達するまでス
テツプL108でループする。
ユーザコマンド装置UCBより1号機エレベーター制御系C
E1に対して、第16図(a)に示すフオーマツトのTX信号
(送信信号)を伝送路N10a,N10bの両方へ送出すると、
すべての端末は、割り込み処理により2バイトから成る
ヘツダデータHD1の受信(RX)を行う(ステツプL11
0)。
そこで、受信端末は、伝送管理テーブルTRXMT(RSNO,
0)に示すヘツダとの一致判定を行う(ステツプL12
5)。その結果、TRXMT(RSNO,1)の3ビット目のIRQEN
が“1"かを判定し、特に両制御系CE1とSE1の2局がその
スペツクに従つて同一のデータをそれぞれの局テーブル
TRXMT(RSNO,2)のTXデータ数と(4,5)にセツトされた
TXテーブルの先頭アドレスにより同時に受信処理を行う
(ステツプL127〜L150)。
その後、1号機エレベーター制御経CE1より、ユーザー
コマンド装置UCBに対してTX信号を送出する。他局は本I
RQの処理を速やかに終了しその間、内部処理を行う。
また他にはMAS局がTEL3より入手したニユースをすべて
の情報制御装置S101等へ伝送する場合は第16図(b)の
伝送フオーマツトとして使用する(ステツプL115〜L11
7)。
以上の様に一つの送信データを全局に同時に受信させる
ことと、一定時間のTXと、RXで1周期を構成することに
よつて、ネツトワーク伝送路全体の伝送周期の高速化と
一定化を図ることが出来る。
一定化により、システム内の各装置間の故障診断を容易
としている(詳細は特願昭53-15444と特願昭51-23224号
特許出願に記載されている)。
第21図は、3台のエレベーターに対し1台のホール情報
報知装置器でサービス案内する例を示す。
(a)はホール呼び発生前を示し、(b)はホル呼び登
録後の表示例を示す。
数字は階床であり、四角枠は各エレベーターの位置、丸
枠は自階床位置、人形はかご内人数、▽印はエレベータ
ーの運転予約方向である。各エレベーターを示す四角枠
の表示色をもつて、1号機〜3号機を区別している(黄
色枠…1号機、青…2号機、赤…3号機)。
以上説明した実施例によれば、次の効果がある。
(1)ホールにおける乗客は他階における扉開閉状況が
明らかにされるので長待ち感の緩和ができる。
(2)開扉釦の押下状況が表示されることにより、不必
要な釦押下が減り、エレベーターの運行を高速なものと
すると共に、モラル向上に役立つ。
(3)情報案内ルールUSRUの変向をエレベーター設置後
の何時でも可能であるので、サービスエレベーターの状
況案内を自由に変更できる。
(4)ユーザコマンド装置UCBに情報制御装置S101のド
ア開閉位置指定回路S120を組込むことにより、ユーザコ
マンド装置UCBの捜査員は扉の開閉状況のモニターが可
能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、情報制御系がエレベーター制御系と独
立しているので、情報表示内容の変更がエレベーター制
御系の変更を伴うことなく可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエレベーター情報案内制御システ
ム構成図、第2図は本発明の一実施例になるエレベータ
ー情報案内制御システムの全体構成図、第3図はネツト
ワーク伝送路を介して送受される制御用データテーブル
図、第4図と第5図はネツトワーク伝送路を介して送受
される情報制御用データとユーザコマンド装置CBが出力
するデータのテーブル図、第6図は情報案内ルールテー
ブルUSRUの一例を示す図、第7図はエレベーター制御装
置の化回路図、第8図はドア連続位置信号を利用した本
発明による運転制御処理フローチヤート、第9図は情報
制御装置におけるドア開閉位置推定回路の回路図、第10
図〜第12図は情報制御装置に依るサービス状況の案内例
を示す図、第13図と第14図は情報制御装置におけるサー
ビス状況案内表示処理を行うフローチヤート、第15図は
情報伝送路S10の伝送フオーマツト例を示すデータ構成
図、第16図はネツトワーク伝送路N10の伝送フオーマツ
ト例を示すデータ構成図、第17図はネツトワーク伝送路
用の伝送管理テーブル例を示す図、第18図はネツトワー
ク伝送路の伝送タイムチヤート、第19図はデータ伝送の
受信処理フローを示す図、第20図は第16図(b)で示す
伝送フオーマツトで受信局を指定する際に用いるデータ
のヘツダの一部を示す図、第21図は3台の号機エレベー
ターの走行状況を1個のホール情報報知装置で表示する
例を示す図である。 CE1……制御系、H1……保守系、SE1……情報系、L10…
…I/O伝送路、N10……ネツトワーク伝送路、S10……情
報伝送路、M10……群管理制御装置、C10……エレベータ
ー制御装置、UCB……ユーザコマンド装置、MAS……遠隔
保守装置、C20……扉開閉制御装置、C50……扉開閉駆動
装置、C60……かごインターフエース端末装置、P6F1…
…待ち客センサ、H6A……乗り場インターフエース端末
装置、D6F1……ホールドア、S101……情報制御装置、H1
F1〜H9F1……ホール情報報知装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛田 敏光 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 安信 誠二 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−142761(JP,A) 特開 昭62−79181(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数階床間を走行する複数のエレベーター
    を夫々運転制御する複数のエレベーター制御装置と、前
    記複数のエレベーター制御装置の制御を統括する群管理
    制御装置と、各エレベーターの運行状況に関する案内表
    示を行なうために各乗り場に設けた案内報知装置と、前
    記群管理制御装置及び各エレベーター制御装置から案内
    表示に必要な情報を入力し前記案内報知装置に表示する
    情報を生成する情報制御装置とを備え、前記群管理制御
    装置と各エレベーター制御装置及び情報制御装置との間
    の信号の伝送を行う第1の伝送路と、前記情報制御装置
    と案内報知装置間の信号の伝送を行う第2の伝送路とを
    備えたことを特徴とするエレベーターの情報案内制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】複数階床間を走行する複数のエレベーター
    を夫々運転制御する複数のエレベーター制御装置と前記
    各エレベーター制御装置の制御を統括する群管理制御装
    置とからなる制御系と、各エレベーターの走行状況を表
    示案内するため各階に設けられた複数の案内報知装置
    と、前記案内報知装置の表示データを作成する情報制御
    装置を備えた情報系と、監視又は制御条件の変更を行う
    保守系と、前記制御系と情報系及び保守系とからのデー
    タを伝送する第1の伝送路と、前記情報制御装置は表示
    に必要なデータを受信し運転状況を判断し、情報案内す
    る内容を決定し、決定した内容の信号を前記複数の案内
    報知装置に伝送する第2の伝送路をとからなることを特
    徴とするエレベーターの情報案内制御システム。
  3. 【請求項3】複数階床間を走行する複数のエレベーター
    の走行状況を各階床の乗り場に設けられたホール情報報
    知装置より表示するエレベーターの情報案内制御システ
    ムにおいて、各エレベーターを運転制御する複数のエレ
    ベーター制御装置と各エレベーター制御装置を統括制御
    する群管理制御装置とからなる制御系と、各エレベータ
    ーの走行状況を表示する各階床に設けられた複数の案内
    報知装置と前記案内報知装置の報知内容を決定し指示す
    る少なくとも1つの情報制御装置からなる情報系と、前
    記群管理制御装置とエレベーター制御装置と情報制御装
    置間を接続し信号を伝送する共通のデータ伝送路とを備
    え、前記情報制御装置は、上記共通のデータ伝送路を介
    して各エレベーター制御装置や群管理制御装置間で授受
    しているエレベーター運転制御に係るデータを取込み、
    前記案内報知装置毎に案内する内容を決定して、前記案
    内報知装置間を接続する伝送路に送信し、前記各案内報
    知装置は、前記データを受信してエレベーターの走行状
    況を表示させるように構成したことを特徴とするエレベ
    ーターの情報案内制御システム。
JP63233432A 1988-09-20 1988-09-20 エレベーターの情報案内制御システム Expired - Lifetime JPH0699099B2 (ja)

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