JPH0698151A - 画像処理装置の合成処理方式 - Google Patents
画像処理装置の合成処理方式Info
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- JPH0698151A JPH0698151A JP3107968A JP10796891A JPH0698151A JP H0698151 A JPH0698151 A JP H0698151A JP 3107968 A JP3107968 A JP 3107968A JP 10796891 A JP10796891 A JP 10796891A JP H0698151 A JPH0698151 A JP H0698151A
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Abstract
成もカラー合成と同様な処理で行え、装置に対して独立
に合成処理を行えるようにする。 【構成】 画像読取手段の出力する色分解信号より均等
色空間の信号に変換する第1の色変換手段1、均等色空
間系で画像に対する信号処理を行う画像処理手段2、均
等色空間の信号より画像出力手段の色材信号に変換する
第2の色変換手段3を備え、画像処理手段は、均等色空
間の信号によりイメージ画像信号を入力し合成処理を行
う。画像処理手段は、一方のイメージ画像信号に設定さ
れた重み係数から、合わせて「1」となる重み係数を他
方のイメージ画像信号に分配し、2つのイメージ画像信
号に対してそれぞれ独立に、或いはイメージ画像信号の
明度情報と色度情報にそれぞれ独立に重み係数が設定で
きるように構成し、明度情報及び色度情報による合成を
行うことができるようにする。
Description
号を入力して処理できるようにした画像処理装置に関す
る。
T(イメージ入力ターミナル)と、読み取った画像デー
タを処理するIPS(イメージ処理システム)と、画像
データにより例えばレーザプリンタを駆動しコピーを出
力するIOT(イメージ出力ターミナル)で構成され
る。IITでは、CCDセンサを使って原稿の画像情報
を反射率に応じたアナログの電気信号として取り出し、
これを多階調のデジタル画像データに変換する。そし
て、IPSでは、IITで得られた画像データを処理す
ることによって、種々の補正、変換、編集等を行い、I
OTでは、IPSで処理された画像データによりレーザ
プリンタのレーザをオン/オフして網点画像を出力して
いる。
処理により多階調の画像データをその種類に応じて、例
えば文字等の場合にはエッジ強調されたシャープな画像
を、写真等の中間調の場合には平滑化された滑らかな画
像を、また、精彩度の調整された再現性の高いカラー画
像を出力することができ、さらには、原稿に対してぬり
絵や色変換、トリミング、シフト、合成、縮小、拡大、
その他の編集を行った画像を出力することができる。こ
のIPSに対し、IITでは、原稿を3原色のR
(赤)、G(緑)、B(青)に色分解した信号で読み取
って画像データを出力し、IOTでは、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色
材の網点画像にして重ね合わせて出力することにより、
カラーデジタル複写機が構成されている。したがって、
このようなカラーデジタル複写機等のカラー画像処理装
置では、上記各色のトナー現像器を使用し、各色材の現
像プロセスに合わせて繰り返し4回のスキャンを行い、
その都度、原稿を読み取ったフルカラーの画像データを
処理している。
の概要を本出願人が提案(例えば特開平2ー22327
5号公報)している構成を例に説明する。図4は従来の
カラーデジタル複写機の構成例を示す図である。
インセンサーを用いて光の3原色B、G、Rに色分解し
てカラー原稿を読み取ってこれをデジタルの画像データ
に変換するものであり、IOT115は、レーザビーム
による露光、現像を行いカラー画像を再現するものであ
る。そして、IIT100とIOT115との間にある
END変換回路101からIOTインターフェース11
0は、画像データの編集処理系(IPS;イメージ処理
システム)を構成するものであり、B、G、Rの画像デ
ータを色材のY、M、C、さらにはKに変換し、現像サ
イクル毎にその現像色に対応する色材信号をIOT11
5に出力している。
を使いB、G、Rのそれぞれについて、1ピクセルを1
6ドット/mmのサイズで読み取り、そのデータを24
ビット(3色×8ビット;256階調)で出力してい
る。CCDセンサーは、上面にB、G、Rのフィルター
が装着されていて16ドット/mmの密度で300mm
の長さを有し、190.5mm/secのプロセススピ
ードで16ライン/mmのスキャンを行うので、ほぼ各
色につき毎秒15Mピクセルの速度で読み取りデータを
出力している。そして、IIT100では、B、G、R
の画素のアナログデータをログ変換することによって、
反射率の情報から濃度の情報に変換し、さらにデジタル
データに変換している。
のカラー分解信号を入力し、色の再現性、階調の再現
性、精細度の再現性等を高めるために種々のデータ処理
を施して現像プロセスカラーの色材信号をオン/オフに
変換しIOTに出力している。END変換(Equivalen
t Neutral Density;等価中性濃度変換)モジュール
101は、グレーバランスしたカラー信号に調整(変
換)するものであり、カラーマスキングモジュール10
2は、B、G、R信号をマトリクス演算することにより
Y、M、Cの色材量に対応する信号に変換するものであ
る。原稿サイズ検出モジュール103は、プリスキャン
時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテ
ンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものであり、カ
ラー変換モジュール104は、領域画像制御モジュール
から入力されるエリア信号にしたがって特定の領域にお
いて指定された色の変換を行うものである。そして、U
CR(Under Color Removal;下色除去)&黒生成
モジュール105は、色の濁りが生じないように適量の
Kを生成してその量に応じてY、M、Cを等量減ずると
共にモノカラーモード、4フルカラーモードの各信号に
したがってK信号およびY、M、Cの下色除去した後の
信号をゲートするものである。空間フィルター106
は、ボケを回復する機能とモアレを除去する機能を備え
た非線形デジタルフィルターであり、TRC(Tone R
eproduction Control;色調補正制御)モジュール10
7は、再現性の向上を図るための濃度調整、コントラス
ト調整、ネガポジ反転、カラーバランス調整等を行うも
のである。縮拡処理モジュール108は、主走査方向の
縮拡処理を行うものであり、副走査方向の縮拡処理は原
稿のスキャンスピードを調整することにより行う。スク
リーンジェネレータ109は、多階調で表現されたプロ
セスカラーの色材信号を階調に応じてオン/オフに2値
化した信号に変換し出力するものであり、この2値化し
た色材信号は、IOTインターフェースモジュール11
0を通してIOT115に出力される。そして、領域画
像制御モジュール111は、領域生成回路やスイッチマ
トリクスを有するものであり、編集制御モジュールは、
エリアコマンドメモリ112やカラーパレットビデオス
イッチ回路113やフォントバッファ114等を有し、
多様な編集制御を行うものである。
の矩形領域およびその優先順位が領域生成回路に設定可
能な構成であり、それぞれの領域に対応してスイッチマ
トリクスに領域の制御情報が設定される。制御情報とし
ては、カラー変換、モノカラーかフルカラーか等のカラ
ーモード、写真や文字等のモジュレーションセレクト情
報、TRCのセレクト情報、スクリーンジェネレータの
セレクト情報等があり、カラーマスキングモジュール1
02、カラー変換モジュール104、UCRモジュール
105、空間フィルター106、TRCモジュール10
7の制御に用いられる。なお、スイッチマトリクスは、
ソフトウエアにより設定可能である。
円グラフ等の原稿を読み取り、形状の限定されない指定
領域を指定の色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能に
するものであり、4ビットのエリアコマンドが4枚のプ
レーンメモリに書き込まれ、原稿の各点の編集コマンド
を4枚のプレーンメモリによる4ビットで設定するもの
である。
で文字合成処理を行う場合、例えば文字の輝度信号に或
るスレッショルド値を与え、そのスレッショルト値より
も文字の輝度信号の値が大きい場合には文字を出力し、
小さい場合にはイメージ画像を出力するような処理を行
っている。
成では、輝度信号に注目しテクスチャー画像をある値、
例えばテクスチャー画像の平均値を境にして交流成分に
分割し、得られた交流成分をイメージ画像に加えたり、
イメージ画像から引いたりして実現している。しかし、
このような処理では、透かし合成処理のような2つのイ
メージ画像のデータが重なり合う処理は実現できない。
成する透かし合成では、画像データをメモリから交互に
読み取って合成して透かし絵を作成したり(例えば特開
昭62ー139081号公報、特開昭64ー23677
号公報)、BGR(YMC)による画像データの論理和
を求め、或いは2つのBGR(YMC)による画像デー
タの画素毎の平均値を求めることにより透かし絵を作成
している。
ータを交互に読み取って合成する方式では、一定の規則
低を持って画素選択を行うため、合成画像に特定の周波
数成分が発生し、モアレ等のディフェクトが生じるとい
う問題がある。また、論理和や平均値による方式では、
原画像に応じて合成比率を調整することができないとい
う問題があり、さらに、論理和による方式では、画像の
全体的濃度が上昇し、平均値による方式では、BGRや
YMC信号がIITのフィルタやIOTの色材の特性に
依存するという問題がある。
広くし、白黒画像合成もカラー合成と同様な処理で行え
るようにすることである。本発明の他の目的は、装置に
対して独立に合成処理を行えるようにすることである。
数のイメージ画像信号を入力して処理できるようにした
画像処理装置において、画像読取手段の出力する色分解
信号より均等色空間の信号に変換する第1の色変換手
段、均等色空間系で画像に対する信号処理を行う画像処
理手段、均等色空間の信号より画像出力手段の色材信号
に変換する第2の色変換手段を備え、画像処理手段は、
均等色空間の信号によりイメージ画像信号を入力し合成
処理を行うように構成したことを特徴とする。
画像信号に設定された重み係数より合わせて「1」とな
る重み係数を他方のイメージ画像信号に分配し、2つの
イメージ画像信号に対してそれぞれ独立に、或いはイメ
ージ画像信号の明度情報と色度情報にそれぞれ独立に重
み係数が設定できるように構成し、イメージ画像信号を
合成した色度情報と与えられた色度情報とのいずれか、
イメージ画像信号を合成した色度情報と一方のイメージ
画像信号のそのままの色度情報とのいずれかを選択する
ように構成したことを特徴とする。
等色空間の信号によりイメージ画像信号を入力し合成処
理を行うので、明度情報及び色度情報による合成を行う
ことができる。しかも、合わせて「1」となるように重
み係数を分配することにより全体としての明度や色度が
合成前とほぼ同様に維持でき、その強弱をいずれのイメ
ージ画像につけるかも自由に選択できる。また、明度情
報と色度情報とを独立に設定したり、色度情報を与えた
りすることもでき、モノカラー合成その他幅の広い合成
処理を実現することができる。
明する。図1は本発明の画像処理装置の合成処理方式の
1実施例を示す図である。
は、画像読取手段より例えばCCDセンサーで読み取ら
れた反射率の色分解信号B(青)、G(緑)、R(赤)
を均等色空間のシステムバリューL* a* b* に変換す
るものであり、ここで、システムバリューのL* 軸は明
度を表し、これと直交するa* 軸とb* 軸の2次元平面
で彩度と色相を表す。画像処理回路2は、均等色空間の
信号L* a* b* により本発明の合成処理等の編集や他
システムとの画像データの入出力、その他の画像処理を
行うものである。第2の色変換回路3は、均等色空間の
信号L* a* b* を画像出力手段の色材信号Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)に変換するもので
ある。画像処理回路2における透かし合成の回路構成例
を示したのが図1(ロ)である。
ジ画像データAに合成比率fを乗算するものであり、減
算器5は、「1」から合成比率fを減算し、その値をイ
メージ画像データBに乗算するのが乗算器6である。そ
して、加算器7は、乗算器4の出力と乗算器3の出力を
加算して合成画像データを出力するものである。この回
路を均等色空間の信号L* a* b* のそれぞれに使って
イメージ画像データAとイメージ画像データBを合成処
理することにより、f対(1−f)の比率で透かし合成
することができる。
省きイメージ画像データAに対する乗算係数fと、イメ
ージ画像データBに対する乗算係数gを互いに依存しな
い値で設定可能にしたものである。このようにすること
により、例えば全体的に濃度の低い画像や高い画像の合
成も乗算係数f、gを調整することにより良好に行うこ
とができる。
施例を説明する。図2は画像処理装置の信号処理系の構
成例を示す図、図3は画像処理装置の搭載機構の構成例
を示す図である。
ば副走査方向に直角に配置されたB、G、R3本のCC
Dラインセンサからなる縮小型センサを有し、副走査方
向に縮拡倍率に応じた速度で移動しながらタイミング生
成回路12からのタイミング信号に同期して主走査方向
に走査して画像読み取りを行うIITであり、アナログ
の画像データから階調表現された例えば8ビットのデジ
タルの画像データに変換される。この画像データに対
し、シェーディング補正回路11では、種々の要因によ
る各画素間のバラツキに対してシェーディング補正さ
れ、ギャップ補正回路13では、各ラインセンサ間のギ
ャップ補正が行われる。ギャップ補正は、FIFO14
でCCDラインセンサのギャップに相当する分だけ読み
取った画像データを遅延させ、同一位置のB、G、R画
像データが同一時刻に得られるようにするためのもので
ある。ENL(Equivalent Neutral Lightness;等
価中性明度)変換回路15は、原稿タイプに応じたパラ
メータを使って画像データのグレイバランス処理を行う
ものであり、また、後述する編集処理部400からのネ
ガポジ反転信号により、画素毎にグレイのとり方を逆に
してネガポジ反転し、例えば、或る指定領域のみネガポ
ジを反転できるようになっている。
R画像データは、マトリッスク回路16aで例えば均等
色空間の信号L* 、a* 、b* に変換される。均等色空
間の信号L* 、a* 、b* は、それぞれが直交する座標
軸でL* が明度を表し、a*、b* が色度平面(色相、
彩度)を表す。このような均等色空間の信号L* 、
a* 、b* に変換することにより、メモリシステム20
0を介して計算機等外部とのインターフェースを取り易
くすると共に、色変換や編集処理、画像情報を検知を容
易にしている。セレクタ17は、マトリクス変換回路1
6aの出力、または外部とのインターフェースであるメ
モリシステム200からの画像データを選択的に取り出
し、或いは双方の画像データを同時に取り込んでテクス
チャ合成や透かし合成の処理を行うものである。そのた
め、セレクタ17には、合成画像について合成比率の設
定、演算処理、合成処理を行う機能を有している。
で原稿濃度のヒストグラムを作成して下地濃度を検出
し、下地濃度以下の画素については飛ばして新聞等のよ
うなかぶった原稿に対するコピー品質を良くするための
ものである。原稿検知回路19は、黒いプラテンの裏面
と原稿との境界を検出して外接矩形を求めることによっ
て原稿サイズを検出し記憶しておくものである。これら
下地除去回路18及び原稿検知回路19では、均等色空
間の信号L* 、a* 、b* のうち、明度情報を信号L*
が用いられる。
やパラメータ等の切り換えを行うためのエリアコマンド
の設定及びエリアコマンドに基づく領域制御信号の生成
が行われ、画像データに対して色編集や色変換、マーカ
ー色検出その他の処理が行われる。そして、その処理が
行われた画像データがマトリクス変換回路16a及び絵
文字分離回路(TIS回路)20に入力される。
クス変換回路16aでは、L* 、a* 、b* からY、
M、Cのトナー色に変換され、絵文字分離回路20で
は、複数の画素をブロック化して色文字/黒文字/絵柄
(文字/中間調)の領域識別がなされる。下色除去回路
21では、マトリクス変換回路16bで変換されたY、
M、Cの画像データからモノカラー/フルカラーの信号
に応じて墨版(K)の生成、及びY、M、Cの等量除去
を行って、プロセスカラーの画像データを出力し、さら
に、色相判定を行って色相信号(Hue) を生成する。な
お、絵文字分離回路20で識別処理する際には、ブロッ
ク化するため領域識別の信号に例えば12ラインの遅れ
が生じるので、この遅れに対して色相信号及び画像デー
タを同期させるためにタイミングをとるのがFIFO2
2aと22bである。
た縮拡率にしたがって縮拡処理するものであり、副走査
方向については画像入力部100で縮拡率にしたがって
走査速度を変えることによって縮拡処理されるので、こ
こでは主走査方向について画像データの間引き、又は補
間を行っている。縮拡回路23aは、画像データに対す
る縮拡処理に対応して領域制御情報の実行領域がずれな
いようにエリアコマンドを縮拡処理するためのものであ
る。縮拡処理された領域制御情報がエリアデコーダ24
でデコードされて各処理ブロックの処理に供される。エ
リアデコーダ24は、エリアコマンドや領域識別信号、
色相信号からフィルタのパラメータ25や乗算器26の
係数、TRC回路27のパラメータの切り換え信号を生
成し、分配するものである。
たは拡大された画像データに対して空間周波数に応じて
中間調のモアレ除去、文字のエッジ強調を行うものであ
る。TRC回路27は、変換テーブルを用いIOTの特
性に合わせて濃度調整をするためのものであり、PAL
29は、現像プロセスや領域識別の信号によってTRC
回路27の変換テーブルのパラメータを切り換えるデコ
ーダである。乗算器26は、係数aとbを用いて画像デ
ータxに対しax+bの演算を行うものであり、中間調
の場合にはスルー、文字の場合にはハイγのように係数
が切り換えられる。そして、TRC回路27と併せて用
い各色成分に対する係数と変換テーブルを適宜選択する
ことにより、色文字、黒文字、絵柄に対しての色調整、
濃度調整が行われる。また、フィルタ25のパラメータ
を標準化し、係数aとbで文字のエッジ強調を調整する
ことができる。これらによって調整された画像データは
メモリシステムに記憶されるか、ROS300のスクリ
ーン生成部28でドット展開され網点画像にして出力さ
れる。
域制御信号の生成等を行うものであり、セレクタ17か
らの画像データL* 、a* 、b* が入力される。そし
て、LUT415aでマーカー色その他の色検出や色編
集、色変換等がし易いように色度の情報が直交座標系の
a、bから極座標系のC、Hに変換される。色変換&パ
レット413は、例えば色変換や色編集で使用する色を
32種類のパレットに持っており、ディレイ回路411
aを通して入力されるエリアコマンドにしたがって画像
データL、C、Hに対しマーカーの色検出や色編集、色
変換等の処理を行うものである。そして、色変換等の処
理を行う領域の画像データのみが色変換&パレット41
3で処理されLUT415bでC、Hからa、bに逆変
換された後、それ以外の領域の画像データは直接セレク
タ416から出力され、前述のマトリクス変換回路16
bへ送られる。
検出されたマーカ色(3色)と閉領域の4ビット信号は
密度変換・領域生成回路405へ送られる。密度変換・
領域生成回路405では、FIFO410a、410
b、410cを用いて4×4のウインドウで、16画素
の中で黒画素が所定数以上であれば「1」とする2値化
処理を行って400spiから100spiへの密度変
換が行われる。このようにして生成されたマーカ信号
(閉ループやマーカ・ドット)は密度変換・領域生成回
路405よりDRAMコントローラ402を通してプレ
ーンメモリ403に書き込まれる。
さなゴミなどをマーカとして誤検知しないようにFIF
O408により3ライン分遅延させて3×3のウインド
ウにして座標値生成回路407でマーカ・ドットの検
出、座標値の生成を行ってRAM406に記憶する。な
お、このマーカ・ドットについてはプレーンメモリ40
3にも記憶されるが、誤検知を防止するためにこの処理
を行っている。
集、その他の領域編集を行うためのエリアコマンドを格
納するためのメモリであり、例えばエディットパッドか
らも領域を指定し、その領域にエリアコマンドを書き込
むことができる。すなわち、エディットパッドで指定し
た領域のエリアコマンドは、CPUバスを通してグラフ
ィックコントローラ401に転送され、グラフィックコ
ントローラ401からDRAMコントローラ402を通
してプレーンメモリ403に書き込まれる。プレーンメ
モリ403は4面からなっており、0〜15までの16
種類のエリアコマンドが設定できる。
のエリアコマンドは、画像データの出力に同期して読み
出され色変換&パレットにおける編集処理や、図(イ)
に示す画像データ処理系、ENL変換回路15やマトリ
クス変換回路16、セレクタ17、下色除去回路21、
さらにはエリアデコーダ24を介してフィルタ25、乗
算器26、TRC回路27、スクリーン生成部28等の
パラメータ等の切り換えに使用される。このエリアコマ
ンドをプレーンメモリ403から読み出し、色変換&パ
レット413での編集処理、画像データ処理系でのパラ
メータの切り換え等に使用する際には、100spiか
ら400spiへの密度変換が必要であり、その処理を
密度変換領域生成回路405で行っている。密度変換領
域生成回路405では、FIFO409a、409bを
使って3×3のブロック化を行い、そのパターンからデ
ータ補間を行うことによって、閉ループ曲線や編集領域
等の境界がギザギザにならないように100spiから
400spiへの密度変換を行っている。ディレイ回路
411a、411b、1MFIFO412等は、エリア
コマンドと画像データとのタイミング調整を行うための
ものである。
は、例えば画像入力部100とメモリシステム200か
らセレクタ17を制御することによってそれぞれのイメ
ージ画像データを編集処理部400に取り込み、色変換
&パレット413にて行ってもよい。
30が、上面に原稿を載置するプラテンガラス31、イ
メージ入力ターミナル(IIT)32、電気系制御収納
部33、イメージ出力ターミナル(IOT)34、用紙
トレイ35、ユーザインタフェース(U/I)36から
構成され、オプションとして、エディットパッド61、
オートドキュメントフィーダ(ADF)62、ソータ6
3、及びフィルムプロジェクタ(F/P)64とミラー
ユニット(M/U)65からなるフィルム画像読取装置
を備えたものである。
ングユニット37、それを駆動するためのワイヤ38、
駆動プーリ39等からなり、イメージングユニット37
内のカラーフィルタで光の原色B(青)、G(緑)、R
(赤)に色分解してCCDラインセンサを用いて読み取
ったカラー原稿の画像情報を多階調のデジタル画像デー
タBGRに変換してイメージ処理システムに出力するも
のである。イメージ処理システムは、電気系制御収納部
33に収納され、BGRの画像データを入力して色や階
調、精細度その他画質、再現性を高めるために各種の変
換、補正処理、さらには編集処理等の種々の処理を行う
ものであり、トナーの原色Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)へ変換し、プロセスカラ
ーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に
変換してイメージ出力ターミナル34に出力するもので
ある。イメージ出力ターミナル34は、スキャナ40、
感材ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画
像データを光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F
/θレンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベ
ルト41上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙
トレイ35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピ
ーを排出するものである。
ト41が駆動プーリ41aによって駆動され、その周囲
にクリーナ41b、帯電器41c、YMCKの各現像器
41d、及び転写器41eが配置され、この転写器41
eに対向して転写装置42が設けられている。そして、
用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送られてく
る用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの場合に
は、転写装置42を4回転させて用紙にYMCKの各潜
像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空搬送装
置43を経て定着器45で定着させ排出する。SSI
(シングルシートインサータ)35bは、用紙搬送路3
5aに手差しで用紙を選択的に供給できるするものであ
る。
望の機能を選択してその実行条件を指示するものであ
り、カラーディスプレイ51とハードコントロールパネ
ル52を備え、さらに赤外線タッチボード53を組み合
せて画面のソフトボタンで直接指示できるようにしてい
る。
入力ターミナル32、イメージ出力ターミナル34、ユ
ーザインタフェース36、イメージ処理システム、フィ
ルムプロジェクタ64等の各処理単位毎に分けて構成さ
れた複数の制御基板、さらには、イメージ出力ターミナ
ル34、自動原稿送り装置62、ソータ63等の機構の
動作を制御するためのMCB基板(マシンコントロール
ボード)、これら全体を制御するSYS基板を収納する
ものである。
成処理方式の他の実施例を示す図である。
の合成を可能にした例であり、明度情報(L* )に対し
ては図1(ロ)と同じ回路を採用し、色度情報(a* b
* )に対してはセレクタ11を設けてカラー画像の情報
をそのまま採用するように構成したものである。イメー
ジ画像データBがカラー画像で、イメージ画像データA
が白黒画像の場合には、選択信号SELによりセレクタ
11でイメージ画像データBを選択し、双方共カラー画
像の場合には、選択信号SELによりセレクタ11でイ
メージ画像データAを選択するように構成する。つま
り、イメージ画像データAが白黒画像の場合には、色度
情報(a* b* )に対してカラー画像のイメージ画像デ
ータBをそのまま合成画像のデータとして加算器7の出
力とするようにセレクタ11を制御する。したがって、
セレクタ11は、加算器7の後段に設け、加算器の出力
とイメージ画像データBを入力し、そのいずれかを選択
するように構成してもよい。なお、カラー画像のイメー
ジ画像データAに対して上記白黒画像の場合と同じよう
に制御し、その明度情報のみと別のカラー画像との合成
を行うことも可能であることは勿論である。
データAとB、明度情報と色度情報でそれぞれ独立に設
定可能に構成した例である。この回路では、色度情報に
対する乗算係数f2、g2を0にセットすることにより
白黒画像同士の合成も可能であり、乗算係数g1を「1
−f1」、f2を「1」、g2を「0」に設定すること
により図4に示す例と同様の合成を行うことができる。
度情報の加算器7の後段にセレクタ12を接続し、任意
の色度パターンを選択して出力できるようにした例であ
る。この回路では、色度情報に例えば予め登録しておい
た定数値からなる色度パターンを与えることにより、色
相、彩度が固定で、明度情報のみイメージ画像データA
とBを合成したモノカラーライクな合成画像を得ること
ができる。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、各イメージ画像データA、Bにそれぞれ
乗算係数を与え、 (イメージ画像データB)×f+(イメージ画像データ
A)×(1−f) により合成画像を得るようにしたが、これを (イメージ画像データB−イメージ画像データA)×f
+イメージ画像データA により得るようにしてもよい。その結果、図1(ロ)の
例では乗算器を1個削減することができる。これは、図
5の例についても同様に適用でき、BGRやYMC等の
値でも適用することができる。また、合成された画像デ
ータは、外部から入力された領域信号によって透かし合
成か透かし合成を行わないデータかを画素単位で選択し
出力するように構成してもよい。
乗算係数fを0.5にして同程度重なり合った画像の合
成を行い、乗算係数fを0.9や0.1にして強弱を与
えて重ねた画像の合成を行うというように、合成の強弱
具合を自由に調整することができる。また、画素単位で
透かし合成を行った画像データか透かし合成を行わない
画像データかを選択して出力することができるので、編
集領域が矩形だけでなく自由形でも問題なく処理するこ
とができる。さらに、均等色空間の信号L* a*b* だ
けでなく、BGRやYMC等の信号でも適用できるの
で、テレビ画像同士の合成やワークステーションなどの
CRT上に写し出された画像同士の合成、カラー複写機
の出力データ同士の合成等も行うことができる。
施例を説明するための図である。
である。
ある。
実施例を示す図である。
図である。
色変換手段、4、6…乗算器、5…減算器、7…加算器
施例を説明するための図である。
図である。
図である。
ある。
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
図である。
色変換手段、4、6…乗算器、5…減算器、7…加算器
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のイメージ画像信号を入力して処理
できるようにした画像処理装置において、画像読取手段
の出力する色分解信号より均等色空間の信号に変換する
第1の色変換手段、均等色空間系で画像に対する信号処
理を行う画像処理手段、均等色空間の信号より画像出力
手段の色材信号に変換する第2の色変換手段を備え、画
像処理手段は、均等色空間の信号によりイメージ画像信
号を入力し合成処理を行うように構成したことを特徴と
する画像処理装置の合成処理方式。 - 【請求項2】 画像処理手段は、一方のイメージ画像信
号に設定された重み係数より合わせて「1」となる重み
係数を他方のイメージ画像信号に分配するように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の合成
処理方式。 - 【請求項3】 画像処理手段は、2つのイメージ画像信
号に対してそれぞれ独立に重み係数が設定できるように
構成したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置
の合成処理方式。 - 【請求項4】 画像処理手段は、イメージ画像信号の明
度情報と色度情報にそれぞれ独立に重み係数が設定でき
るように構成したことを特徴とする請求項1記載の画像
処理装置の合成処理方式。 - 【請求項5】 画像処理手段は、イメージ画像信号を合
成した色度情報と与えられた色度情報とのいずれかを選
択するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
画像処理装置の合成処理方式。 - 【請求項6】 画像処理手段は、イメージ画像信号を合
成した色度情報と一方のイメージ画像信号のそのままの
色度情報とのいずれかを選択するように構成したことを
特徴とする請求項1記載の画像処理装置の合成処理方
式。
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