JP2998278B2 - カラー画像記録装置におけるモノカラー編集方法及び装置 - Google Patents

カラー画像記録装置におけるモノカラー編集方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色編集処理機能を有す
るカラー画像記録装置に係り、特にモノカラー編集方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラー複写機では、原稿をスキ
ャンして読み取る画像読取手段、読み取った画像データ
を処理し、編集する画像編集手段、処理・編集した画像
データを記録する画像出力手段、及び画像読取手段、画
像編集手段、画像出力手段を制御する制御手段を備え、
画像編集手段において画像データに様々な編集処理を施
すことができる。そして、近年では高度なデジタルカラ
ー画像処理技術を採用することによって多くのカラー画
像編集機能が実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像編集の
一つとして無彩色の画像を、その階調を保ったまま所望
の有彩色に変換するモノカラー変換処理があるが、従来
のカラー画像記録装置においてはカラー画像編集は、青
(B),緑(G),赤(R)の3原色の画像データの段
階、またはB,G,Rの3原色画像データをイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),墨(K)の4
トナー色の画像データに変換した段階で行われていたの
で、モノカラー変換処理に必要な処理、即ち階調を保持
したまま色相を変える処理を行うには非常に複雑な処理
が必要であり、変換時間も長くかかるものであった。本
発明は、上記の課題を解決するものであって、モノカラ
ー変換処理を簡単な構成で容易に行うことができるカラ
ー画像記録装置におけるモノカラー編集方法及び装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】さて、モノカラ
ー変換処理は無彩色の画像の階調を保持した状態で色だ
けを変える編集処理であるから、B,G,R3原色画像
データを輝度、色相、彩度を示す画像データ、例えば
V,H,Cに変換し、その色相Hだけを指定された色の
色相に変更することで容易に行うことができると考えら
れるが、しかし無彩色は彩度が非常に低いので、色相だ
けを変更したのでは依然として無彩色に近い画像しか得
られないものである。そこで、本発明に係るカラー画像
記録装置におけるモノカラー編集装置は、請求項1記載
のように、輝度信号と第1、第2の色差信号からなる画
像データを入力する入力手段と、無彩色を階調を保持し
たまま所定の有彩色に変換するモノカラー編集を指示す
る制御信号が通知された場合には前記入力手段からの輝
度信号を出力し、前記制御信号が通知されない場合には
前記入力手段からの画像データからイエロー、シアン、
マゼンタ、墨の4トナー色信号を生成して出力するマト
リクス手段と、前記マトリクス手段の出力される画像デ
ータに所定の係数を乗算して出力する乗算手段とを備え
ることを基本構成とする。また、本発明に係るカラー画
像記録装置におけるモノカラー編集方法は、請求項10
記載のように、輝度信号と第1、第2の色差信号からな
る画像データを入力とし、無彩色を階調を保持したまま
所定の有彩色に変換するモノカラー編集が指示された場
合には、指示された色に対応する係数を前記画像データ
の輝度信号に乗算することによりイエロー、シアン、マ
ゼンタ、墨の4トナー色信号を生成して出力し、前記モ
ノカラー編集が指示されない場合には、前記入力画像デ
ータの輝度信号、及び第1、第2の色差信号からイエロ
ー、シアン、マゼンタ、墨の4トナー色信号を生成して
出力することを特徴とする。
【0005】本発明に係るカラー画像記録装置における
モノカラー編集方法及び装置を実現するための構成例を
図1に示す。図1に示す構成は、マトリクス手段1と乗
算手段2とを備える。なお、色変換、色付け(ペイン
ト)等のモノカラー編集処理以外の編集処理はマトリク
ス手段1の前段で施されている。マトリクス手段1には
均等色空間の輝度信号L* ,二つの色差信号a* ,b*
が入力される。そして制御信号によりモノカラー編集処
理が指示された場合には入力される画像データ中の輝度
信号L* のみを出力し、そうでない場合にはL* ,a
* ,b* からトナー色信号であるY,M,C,Kを生成
して出力する。乗算手段2はマトリクス手段1から出力
される画像データに所定の係数を乗算するものであり、
制御信号によりモノカラー編集処理が指示されない場合
にはマトリクス手段1から出力されるトナー色信号をス
ルーさせる係数を乗算し、制御信号によりモノカラー編
集処理が指示された場合には、制御信号で指示された色
に対応する4つの係数を入力される輝度信号L* に乗算
して、Y,M,C,Kの4トナー色信号を生成する。
【0006】乗算手段2において入力画像データに乗算
される係数の形態としては種々の形態が考えられるが、
Y,M,C,Kのカバレッジ、即ち単位面積当りに現像
されるドット数を示すデータの形態とする。また何色の
モノカラーを可能とするかは任意である。例えば15色
のモノカラー変換処理を行えるようにした場合にはスル
ー状態をも含めて16通りの状態を区別すればよいの
で、制御信号は4ビットとなる。また、乗算手段2への
係数設定の仕方としては次のような方式がある。一つは
モノカラー変換処理も含めた画像編集処理を統括して管
理するCPUからその都度設定する方式であり、この場
合には前記CPUがユーザが設定したモノカラーの色を
認識し、当該モノカラーを実現するための係数を制御信
号により、その都度乗算手段2に与えることになる。も
う一つは図1Bに示すように、モノカラーとして登録さ
れているそれぞれのモノカラー色に対する係数kYi,k
Mi,kCi,kKi(i=0,1,2,……,n )を書き込んだテー
ブルを乗算手段2に備え、どのモノカラー色の係数を用
いるかを制御信号により指定する方式であり、この場合
には乗算手段2は、制御信号で指示されたモノカラー色
の係数を当該テーブルから読み出してセットすることに
なる。
【0007】次に乗算手段2の出力については次のよう
である。乗算手段2の後段に配置される画像出力手段が
1現像プロセスで4トナー色を現像するものである場合
にはY,M,C,Kの4トナー色画像データを同時に出
力するように構成され、1現像プロセスで1色のトナー
現像が行われ、4回の現像プロセスでフルカラーの現像
を行うものである場合には、乗算手段2は画像出力手段
の現像プロセスに対応したトナー色画像データを出力す
るように構成される。
【0008】次に制御信号について説明する。当該制御
信号はモノカラー編集処理が設定された領域毎に生成さ
れる。例えば図1Cに示すように原稿3中に矩形領域4
と、自由形領域5が設定され、領域4には赤のモノカラ
ーが、領域5には緑のモノカラーが設定されたとする
と、乗算手段2には原稿3から読み取られた画像データ
と同期して、領域4の部分では赤色モノカラーを指示す
る制御信号が通知される。即ち、乗算手段2に領域4の
画像データL* が入力されるときには、同時に赤色モノ
カラーを指示する制御信号が入力されるので、乗算手段
2には赤色モノカラーのための係数がセットされ、これ
により領域4中の無彩色画像は、同じ階調を有する赤色
画像に変換される。同様に領域5の部分では緑色モノカ
ラーを指示する制御信号が通知され、またこれらの領域
4、5以外の部分ではスルーを指示する制御信号が通知
される。
【0009】制御信号は、ユーザが設定した画像記録ジ
ョブモードに基づいて生成することができる。即ち所望
の領域内の無彩色を所望の有彩色に変換する場合には、
ユーザは領域の設定、モノカラー編集処理を行う旨のメ
ニューの設定、及びどのような色のモノカラーとするか
というモノカラーの色の設定を行うので、これらのユー
ザが行う画像記録ジョブモードの設定に基づいて作成す
ることができる。
【0010】また、制御信号は、図1Dに示すように、
B,G,Rの3原色画像データから一旦、輝度V,色相
H,彩度Cを有する画像データを作成し、ウィンドウコ
ンパレータ6においてV,H,Cのそれぞれの値が予め
設定された範囲内にあるか否かを検知し、V,H,Cの
全てが同時に当該設定範囲内にある場合に当該画素が無
彩色であることを示す無彩色信号を生成し、当該無彩色
信号に基づいて制御信号を生成することもできるもので
ある。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
なお、以下の実施例では本発明をカラー複写機に適用し
た場合をとりあげるが、本発明はそれに限定されるもの
ではなく、カラープリンタ等にも適用できるものである
ことは当然である。図2は本発明を適用したカラー複写
機の概略の構造を示す図であり、ベースマシン30は、
上面に原稿を載置するプラテンガラス31、イメージ入
力ターミナル(IIT)32、電気系制御収納部33、
イメージ出力ターミナル(IOT)34、用紙トレイ3
5、ユーザインタフェース(U/I)36から構成さ
れ、オプションとして、エディットパッド61、オート
ドキュメントフィーダ(ADF)62、ソータ63、及
びフィルムプロジェクタ(F/P)64とミラーユニッ
ト(M/U)65からなるフィルム画像読取装置を備え
ている。
【0012】IIT32は、イメージングユニット(I
/U)37、それを駆動するためのワイヤ38、駆動プ
ーリ39等からなり、I/U37内のカラーフィルタで
光の3原色B、G、Rに色分解してCCDラインセンサ
を用いて読み取ったカラー原稿の画像情報を多階調のデ
ジタル画像データB,G,Rに変換してイメージ処理シ
ステム(IPS)に出力するものである。IPSは、電
気系制御収納部33に収納され、B,G,Rの画像デー
タを入力して色や階調、精細度その他画質、再現性を高
めるために各種の変換、補正処理、さらには編集処理等
の種々の処理を行うものであり、トナーの原色Y、M、
C、Kへ変換し、プロセスカラーの階調トナー色信号を
オン/オフの2値化トナー色信号に変換してIOT34
に出力するものである。IOT34は、スキャナ40、
感材ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画
像データを光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F
/θレンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベ
ルト41上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙
トレイ35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピ
ーを排出するものである。IOT34においては、感材
ベルト41が駆動プーリ41aによって駆動され、その
周囲にクリーナ41b、帯電器41c、YMCKの各現
像器41d、及び転写器41eが配置され、この転写器
41eに対向して転写装置42が設けられている。そし
て、用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送られ
てくる用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの場合
には、転写装置42を4回転させて用紙にYMCKの各
潜像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空搬送
装置43を経て定着器45で定着させ排出する。SSI
(シングル・シート・インサータ)35bは、用紙搬送
路35aに手差しで用紙を選択的に供給できるするもの
である。
【0013】U/I36は、ユーザが所望の機能を選択
してその実行条件を指示するものであり、カラーCRT
ディスプレイ51とハードコントロールパネル52を備
え、さらに赤外線タッチボード53を組み合せて画面の
ソフトボタンで直接指示できるようにしている。従っ
て、ユーザはモノカラー編集処理を行う場合には、当該
U/I36によりモノカラー編集のメニュー及びモノカ
ラーの色を設定する。モノカラー編集を施す領域の設定
は、エディットパッド61から入力するか、または原稿
の所望の領域に予め指定された色を有するマーカペンで
閉ループを描画することにより行う。電気系制御収納部
33は、上記のIIT32、IOT34、U/I36、
ISP、F/P64等の各処理単位毎に分けて構成され
た複数の制御基板、更には、IOT34、ADF62、
ソータ63等の機構の動作を制御するための回路基板、
これら全体を制御する回路基板を収納するものである。
【0014】図3は、図2に示すカラー複写機の信号処
理系の構成例を示す図である。図3において、画像入力
部(IIT)100は、例えば副走査方向に直角に配置
されたB,G,R3本のCCDラインセンサからなる縮
小型センサを有し、副走査方向に縮拡倍率に応じた速度
で移動しながらタイミング生成回路12からのタイミン
グ信号に同期して主走査方向に走査して画像読み取りを
行っている。読み取られたB,G,Rの画像データは所
定のビット数、例えば8ビットのデジタル画像データと
なされ、シェーディング補正回路11で種々の要因によ
る各画素間のバラツキに対してシェーディング補正され
た後、ギャップ補正回路13で各ラインセンサ間のギャ
ップ補正が行われる。このギャップ補正は、FIFO1
4でギャップに相当する分だけ読み取った画像データを
遅延させ、同一位置のB,G,R画像データが同一時刻
に得られるようにするためのものである。
【0015】ENL(Equivalent Neutral Lightness)
15は、グレーバランスを行うためのものであり、B,
G,Rの各原色信号毎に、入力濃度に対する出力濃度が
書き込まれた複数のLUTを備えている。複数のLUT
の中のいずれのLUTを使用するかは編集処理部400
から通知されるNEGA信号またはTYPE信号により決定され
る。ENL15によりグレーバランスされたB,G,R
画像データは、マトリクス回路16aにより均等色空間
の輝度信号L* 、第1色差信号a* 、第2色差信号b*
に変換される。なお、当該マトリクス16aにおいて
B,G,R画像データをL* ,a* ,b* に変換する際
の係数は編集処理部400から通知されるTYPE信号によ
り変更される。セレクタ17は、編集処理部400から
通知される ESS信号により制御されてマトリクス回路1
6aの出力または外部メモリであるメモリシステム20
0からの画像データを選択的に取り出したり、マトリク
ス回路16aからの出力とメモリシステム200からの
画像データを合成する処理を行う。また、セレクタ17
は、入力画像データ各画素の濃度を予め設定されている
閾値と比較し、画素濃度が閾値以上である場合には、TE
X 信号(1ビット)を編集処理部400に通知する。
【0016】下地除去回路18は、例えばプリスキャン
で原稿濃度のヒストグラムを作成して下地濃度を検出
し、下地濃度以下の画素については濃度を零にして原稿
に対するコピー品質を良くするためのものである。原稿
検知回路19は、黒いプラテンの裏面と原稿との境界を
検出して外接矩形を求めることによって原稿サイズを検
出し記憶しておくものである。セレクタ17から編集処
理部400に入力され、色編集された画像データは、マ
トリクス回路16bに入力される。マトリクス回路16
bは編集処理部400からモノカラー編集処理を指示す
る制御信号が通知された場合にはL* をスルーさせ、そ
れ以外の場合にはL* ,a* ,b* をY,M,Cのトナ
ー色に変換して出力する。下色除去回路21は、編集処
理部400から通知される制御信号により、次の動作を
行う。即ち、編集処理部400から文字モードが設定さ
れていることを示す制御信号が通知された場合には、マ
トリクス16bから入力されるL* をFIFO(First
In First Out Memory )22bに出力し、それ以外の場
合には、マトリクス16bから入力されるY,M,Cか
らK版、及び新たなY,M,Cを生成し、プロセスカラ
ーの画像データをFIFO22aに出力する。また、編
集処理部400からモノカラー編集処理を指示する制御
信号が通知された場合には、マトリクス16bから入力
される輝度信号L* をFIFO22bに出力する。
【0017】編集処理部400で色編集された画像デー
タは、また絵文字分離回路20に入力され、その空間周
波数成分の相違により、所定の領域毎に色文字、黒文
字、絵柄の識別がなされる。エリアデコーダ26は、編
集処理部400から通知される制御信号、絵文字分離回
路20の出力信号及び縮拡回路25aの出力信号をデコ
ードして、FIFO22a、セレクタ23、データリセ
ット回路24、フィルタ27、乗算器28、TRC29
及びスクリーン生成部50に分配するものである。FI
FO22aは、エリアデコーダ26からの制御信号によ
り、動作/不動作が制御され、Y,M,C,Kを出力す
る必要がある場合には動作状態となされ、それ以外の場
合には不動作状態になされる。セレクタ23は、エリア
デコーダ26から通知される制御信号によりFIFO2
2aまたはFIFO22bのいずれか一方を選択して出
力する。モノカラー編集処理が設定されている領域の画
像データL* が入力される場合には、エリアデコーダ2
6からの制御信号によりFIFO22b側が選択され
る。データリセット回路24は、エリアデコーダ26か
らの制御信号により、プロセスカラーに応じて入力され
る画像データを有効もしくは無効とする。例えば、原稿
中の黒文字だけをコピーするジョブが選択された場合に
は、Kのプロセス時だけ画像データをIOT300に与
えればよいから、エリアデコーダ26からはKのプロセ
スのときだけ画像データを有効とする旨の制御信号が通
知され、これによってデータリセット回路24はセレク
タ23から入力される文字データを有効としてスルーさ
せるが、他のY,M,Cのプロセス時には入力される画
像データを無効として濃度零のデータを出力する。この
ような動作が行われることによって濁りのない黒文字の
画像を得ることができる。
【0018】縮拡回路25aは、縮小拡大があった場合
にも画像データに対する領域制御情報の実行領域がずれ
ないように、編集コマンドを縮拡するためのもので、必
要に応じて縮拡された領域制御情報がエリアデーコーダ
24でデコードされて各部の処理に供される。当該縮拡
回路25aにおける編集コマンドの縮拡は、同じ値を有
する編集コマンドの領域を主走査方向に縮拡することに
より行われる。このように、縮拡回路25aは単純縮拡
を行うものであるから、どのような編集コマンドに対し
ても複雑なコントロールなしに縮拡することができる。
縮拡回路25bは多値信号である画像データを2点間補
間により画像データを主走査方向に縮小または拡大する
ものである。なお、縮拡回路25bは色編集処理の下流
に配置されているため、入力される画像データはプロセ
スカラーに対応したY,M,CまたはKの画像データ一
つだけであるので、当該縮拡回路は1系統だけでよく、
安価に構成することができるものである。
【0019】フィルタ27は、係数設定により種々のフ
ィルタ特性が設定可能となされた空間フィルタであり、
係数はエリアデコーダ26から通知される制御信号によ
り設定される。例えば文字モードが設定された場合には
制御信号によりハイパスフィルタ特性となる係数が設定
されて、エッジが強調されるが、写真モード等が設定さ
れた場合にはローパスフィルタ特性となる係数が設定さ
れる。乗算器26は、図1Bに示すような、スルー及び
予め定められた15色のモノカラーについて画像データ
* に乗算する係数がY,M,C,K毎に書き込まれた
テーブルを備えており、エリアデコーダ26からの制御
信号により指示されたモノカラーの色の係数をテーブル
から読み出して、プロセスカラー毎に画像データに乗算
する処理を行う。即ち、モノカラーが設定された場合に
は、上述したように、マトリクス16bからは輝度信号
* が出力され、この輝度信号L* が下色除去回路2
1、FIFO22b、セレクタ23〜フィルタ27を介
して乗算器28に入力されるが、いま緑のモノカラーを
出力するジョブが設定されており、前記テーブルには緑
のモノカラーに対して、Y,Cは共に 100%、M,Kは
共に0%の係数が書き込まれているとすると、乗算器2
8においてはYとCのプロセス時には入力されるL*
スルーするが、MとKのプロセス時には画像データを零
とする。これによって輝度信号L* を濁りのない緑色で
コピーすることができる。なお、当該係数はY,M,
C,Kのカバレッジのデータ形式で書き込まれている。
【0020】TRC29は、IOT300の特性に合わ
せて濃度調整をするためのものであり、入力濃度に対す
る出力濃度が書き込まれたLUTで構成される。なお、
使用するLUTはエリアデコーダ26からの制御信号に
よりプロセス毎に切り換えられる。また、メモリシステ
ム200に出力するか、IOT300に出力するかとい
う出力の切り換え制御もエリアデコーダ26からの制御
信号により行われる。スクリーン生成部50は濃度値を
有する画像データから網点画像を生成するものである。
【0021】編集処理部400は、色変換や色編集、領
域生成等をするためのものであり、その構成例を図4に
示す。セレクタ17から出力されるそれぞれ8ビット、
合計24ビットの画像データL* 、a* 、b* は遅延回
路417により、色変換&パレット回路(以下、単に色
変換回路と称す)413における色編集の処理時間だけ
遅延されてセレクタ416に入力される。また、L*
そのまま輝度信号Vとして色変換回路413に入力され
るが、a* 及びb* については、その上位6ビットのみ
がLUT415aの入力アドレスとなされ、7ビットの
色相信号及び5ビットの彩度信号Cが出力される。これ
は色変換、色付け等の色編集を容易に行うためであるこ
とは上述した通りである。色変換回路413は、ディレ
イ回路411aを通して密度変換/領域生成回路(以
下、単に密度変換回路と称す)405から入力される編
集コマンドに基づいて画像データL,H,Cに対して、
後述するような種々の色編集の処理を行うものである。
そして、色編集が施された画像データのうち、8ビット
の輝度信号Vはそのままセレクタ416に入力される
が、7ビットの色相信号H及び5ビットの彩度信号Cは
LUT415bに入力され、8ビットの第1色差信号a
* 及び8ビットの第2色差信号b* に変換される。但
し、LUT415bが直接H,Cを8ビットのa* ,b
* に変換するのではなく、LUT415bはそれぞれ6
ビットのa* ,b* を出力し、その下位2ビットに「0
0」が付加されて8ビットのデータなされる。これに
よってLUT415aと415bは同じ容量、同じ構成
とすることができる。
【0022】セレクタ416には色変換回路413から
THSEL信号が供給され、これによってLUT514bの
出力と遅延回路417の出力のいずれを選択して出力す
るかが決定される。この THSEL信号については後述す
る。そして、セレクタ416の出力は図3のマトリクス
回路16bに送られる。ここで、遅延回路417は、例
えば図5に示すような可変遅延回路で構成される。図5
において、70〜73は遅延素子としてのD型F/F、
74〜76はセレクタ、77はデコーダを示し、各セレ
クタ74〜76はデコーダ77から 1が与えられた場合
にはF/Fから入力される信号を選択して出力し、0 が
与えられた場合には他方の入力信号を選択して出力す
る。従ってデコーダ77に入力する遅延時間設定信号に
より各セレクタで選択する信号を指定することによって
所望の遅延時間を得ることができる。このことは重要で
ある。なぜなら、色変換回路413における色編集の種
類は将来変更される可能性があり、その場合には遅延回
路417で必要になる遅延時間も変更される必要があ
る。また、LUT415a,415bについても変換す
るビット数あるいは変換速度が変更される可能性があ
り、その場合にも遅延回路417の遅延時間は変更され
る必要がある。このような場合に図5に示すように遅延
時間設定信号で遅延時間を変更できるようにすることに
よって、容易に対応することができるものである。
【0023】さて、色編集を行う場合にはユーザは当該
色編集を行う領域を設定する必要がある。その領域設定
の方法としては、原稿をエディットパッド61上に載置
して所望の位置を指示する方法と、所定の色のマーカペ
ンで原稿上に所望の閉領域を描画する方法、原稿画像中
の閉領域に対して所望の色を色付けする場合には当該閉
領域中の任意の位置をエディットパッド61で指示する
か、またはマーカペンで1点指示する方法が用意されて
いる。そして、エディットパッド61で指示された領域
の座標データは、図示しないCPUからグラフィックコ
ントローラ401、DRAMコントローラ402を介し
てプレーンメモリ403に送られ、設定された領域のパ
ターンが書き込まれる。また、エディットパッド61で
指示されたポイントの座標は、グラフィックコントロー
ラ401、DRAMコントローラ402、密度変換回路
405、FIFO408、座標値生成回路407を介し
てRAM406に書き込まれる。
【0024】ここでプレーンメモリ403は100spiの画
素密度を有する4枚のプレーンメモリで構成され、各プ
レーンには1ビットが割り当てられるので、各領域は4
ビットの符号で表されることになり、16の領域を識別
できるものである。なお、エディットパッド61の画素
密度は100spiになされている。マーカ色で描画された閉
領域のパターンはプリスキャン時に読み取られ、色変換
回路413から密度変換回路405に送られて400spiか
ら100spiに密度変換されるが、この際密度変換回路40
5は、FIFO410a,410b,410cを用いて
4×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所定数以
上であれば「1」とする2値化処理を行って画素密度変
換を行う。密度変換が行われた領域パターンは、DRA
Mコントローラ402を介してプレーンメモリ403に
書き込まれる。そして、プレーンメモリ403に書き込
まれた各領域のパターンには、例えば領域の登録順序に
従って4ビットの符号が順次付される。この4ビットの
符号は各領域に設定された編集処理を識別する編集コマ
ンドでもあり、後述するエリアコマンド(ACMD)として
用いられる。マーカ色で指示されたポイントの座標につ
いても上述した画素密度変換が行われ、その座標値が座
標値生成回路407で作成され、RAM406に書き込
まれる。FIFO408は、3ライン分遅延させて3×
3のウインドウにしてドットのサイズを検知することに
より、原稿上の小さなゴミ等をマーカドットとして誤検
知しないようにするためのものである。なお、このマー
カドットについてはプレーンメモリ403にも記憶され
るが、誤検知を防止するためにこの処理を行っている。
【0025】ところで、エディットパッド61で設定さ
れた領域やポイントの座標値はそのままプレーンメモリ
403あるいはRAM406に書き込まれるのに対し
て、上述したように、コピースキャン時のIIT100
の副走査速度は設定された縮拡率に応じた速度となされ
る。従って、画像データが色変換回路413に入力され
た時点ではプレーンメモリ403から読み出されたACMD
の座標値は、主走査方向には画像データと一致している
が、副走査方向は画像データの位置と異なっている。そ
こで、100 %以外の縮拡率が設定された場合には、エデ
ィットパッド61で設定された座標値の副走査方向の値
に設定された縮拡率を乗算して、プレーンメモリ403
から読み出されたACMDの位置を画像データの位置と一致
させるようにする。この処理はグラフィックコントロー
ラ401が行う。これによってプレーンメモリ403、
RAM406に書き込まれる座標値は副走査方向に縮拡
率に応じて補正された値となるので、縮拡率の如何に係
わらず編集処理を行うことができる。
【0026】プレーンメモリ403に格納された4ビッ
トの編集コマンドは、コピースキャン時に画像データの
出力に同期して読み出され、DRAMコントローラ40
2を介して密度変換回路405に入力される。密度変換
回路405は、後述するように、入力されたACMDに基づ
いて、各ACMDに設定された編集処理の情報を内部のテー
ブルから読み出し、色変換回路413及び図3に示す種
々の回路に必要な情報を通知する。このACMDをプレーン
メモリ403から読み出し、色変換回路413における
編集処理、画像データ処理系でのパラメータの切り換え
等に使用する際には、100spiから400spiへの密度変換が
必要であり、その処理は密度変換回路405で行われ
る。そのために密度変換回路405では、FIFO40
9a,409bを用いて3×3のブロック化を行い、そ
のパターンからデータ補間を行うことによって、閉ルー
プ曲線や編集領域等の境界が滑らかになるように100spi
から400spiへの密度変換を行っている。ディレイ回路4
11a,411b,FIFO412等は、各部に通知す
る情報と画像データとのタイミング調整を行うためのも
のである。
【0027】ところで、ユーザはコピーを行うに際し
て、コピーをフルカラーで行うのか、モノカラーで行う
のかというカラーモードの設定、モノカラーで行う場合
には出力するモノカラーの色の設定、IIT100で読
み取った画像データをコピーするのか、メモリシステム
200に格納されている画像データをコピーするのか、
またはそれらの画像データを合成するのかというコピー
する画像データの設定、合成する場合にはどのような合
成をするのかという合成の種類の設定、原稿が文字原稿
であるのか、写真原稿であるのかという原稿タイプの設
定、通常のコピーを行うのかネガポジ反転のコピーを行
うのかという設定等種々の設定を行う必要がある。これ
らの設定はU/I36から入力されるが、これらユーザ
によって設定されたコピージョブの情報はCPUから密
度変換回路405のテーブルに書き込まれる。図6はそ
のテーブルの構造例を示す図であり、LOGIC , TSEL , M
UL ,CCSEL , NEG , TYPE ,FUL , MON , ESS の各データ
が一つの設定領域に対して書き込まれる。従って、画像
データに同期してプレーンメモリ403から読み出され
たACMDが順次入力されると、密度変換回路405は入力
されたACMDを当該テーブルの入力アドレスとして、当該
ACMDに対応する領域に設定された情報を読み出し、色変
換回路413及びその他の回路に通知する。
【0028】次に、図7を参照して色変換回路413の
構成について説明する。図7は色変換回路413の構成
のうち、本発明に関連する部分の構成を示す図であり、
図中501はウィンドウコンパレータ、502はパレッ
ト、503は変換色レジスタ、504はロジックテーブ
ル、505〜508はANDゲート回路、509、51
0はコンパレータ、511は閾値設定用レジスタ、51
2はカラーパレット、513はフォアパレット、514
〜516はセレクタを示す。なお、図7には示していな
いが、セレクタ516の出力であるH,Cに対してもA
NDゲート回路508と同様のANDゲート回路が設け
られており、ロジックテーブル504からのzt信号によ
り出力の制御がなされるものである。
【0029】ウィンドウコンパレータ501は、色変換
における被変換色等の画像データ中から抽出される色の
範囲が書き込まれたテーブルであり、設定領域毎に、
V,H,Cのそれぞれについて抽出する範囲を定める最
大値と最小値が書き込まれている。これらのデータはユ
ーザがU/I36において設定したものであることは当
然である。例えば、ある領域について赤色を抽出する場
合には、ウィンドウコンパレータ501の当該領域に対
応するアドレスに抽出する赤色の輝度の範囲、色相の範
囲、彩度の範囲が書き込まれる。そして、ACMDを入力ア
ドレスとして、当該領域に設定されている抽出範囲を読
み出し、入力される画像データと比較し、V,H,Cの
全てがウィンドウコンパレータ501に設定されている
抽出範囲内である場合に限り、ゲート回路505から h
it信号が出力される。
【0030】パレット502は、色付けの編集において
用いられるものであり、カラーパレット512とフォア
パレット513の二つのパレットを備えている。カラー
パレット512、フォアパレット513は共に予め設定
された16色をV,H,Cで定義するテーブルで構成さ
れており、どの色のデータを出力するかはACMDデータに
より定められる。カラーパレット512から読み出す
か、フォアパレット513から読み出すかは色編集の内
容により定められている。なお、カラーパレット51
2、フォアパレット513は共に輝度Vは8ビット、色
相Hは7ビット、彩度Cは5ビットを出力する。これに
よって小容量のメモリでパレット502を構成すること
ができる。
【0031】変換色レジスタ503は色変換の編集にお
いて用いられるものであり、予め設定された4色の色に
ついてそれぞれV,H,Cの値が書き込まれている。ロ
ジックテーブル504はセレクタ517からのフラグfl
ag,LOGIC信号,コンパレータ510の出力を入力して、
セレクタ514の切り換えを制御するsp信号、セレクタ
516の切り換えを制御するpsel信号及びzt信号を出力
する。ロジックテーブル504の入力と出力の関係を図
8に示す。なお、コンパレータ510はセレクタ515
のV出力とカラーパレット512のV出力とを比較し、
セレクタ515のV出力の方が大きい場合に1を出力す
る。また、セレクタ514はsp信号が1の場合には図の
「1」が記載されている方の信号、この場合フォアパレ
ット513からのデータを選択して出力し、sp信号が0
の場合には図の「0」が記載されている方の信号、この
場合カラーパレット512からのデータを選択して出力
する。セレクタ515、516も同様である。
【0032】次に、図6に示すデータの流れ、及び図7
に示す構成の動作について説明する。LOGIC データは図
9に示す色付けに関する編集処理(アノテーション)の
種類を指定するデータであり、TSELデータは図10に示
すようにアノテーションの指定及び文字合成の指定を行
うデータである。アノテーションが指示されない通常の
コピーの場合には LOGICは全て0となされるので、図8
に示すように、psel=0,zt=1,sp=0となり、更にこのとき
ゲート回路506の出力は0となるから、V,H,Cは
色変換回路413をスルーするが、ゲート回路507か
ら出力される THSEL信号が1となるので、セレクタ41
6(図4)は遅延回路417の出力を選択して出力す
る。即ち、色変換回路413では各8ビットのL* ,a
* ,b* 画像データを、V,H,C計20ビットの画像
データで処理されるので、原稿画像に対する忠実度はL
* ,a* ,b* 画像データより劣るものとなるが、上記
の動作が行われることによって、色編集が行われない画
素に対しては各8ビットのL* ,a* ,b* 画像データ
が選択され、以て原稿画像に忠実な画像を得ることがで
きる。
【0033】アノテーションとして文字着色が選択され
た場合には、TSEL=0であるので、セレクタ517はコン
パレータ509の出力を選択し、LOGIC=001であり、図
8からsp=0であるからセレクタ514はカラーパレット
512の出力を選択する。そしてこのとき、ゲート回路
506の出力は0であるので、入力されたV,H,C画
像データはセレクタ515をスルーするが、Vはコンパ
レータ509で閾値THと比較され、Vの値が閾値以上で
ある場合にはflag=1となり、閾値未満である場合にはfl
ag=0となる。そして、flag=1の場合にはpsel=zt=1とな
るので、カラーパレット512から読み出された所定の
V,H,C色データが出力される。しかし、flag=0の場
合にはpsel=zt=0 となるので、セレクタ516の出力は
ゲート回路508で禁止されるので、V,H,Cの値は
全て0となる。なお、このとき THSEL=0となるので、セ
レクタ416は色変換回路413の出力を選択する。こ
れによって原稿画像の所望の領域の文字部(フォアグラ
ンド;f.g.)はカラーパレット512に設定した色に、
文字部以外の背景部(バックグランド;b.g.)は無色と
することができる。即ち文字部のみを所望の色で着色す
ることができる。
【0034】アノテーションとして色抜き文字が選択さ
れた場合には、psel=zt=1 となるので、セレクタ516
は常にパレット502からの出力を選択し、またTSEL=0
であるので、セレクタ517はコンパレータ509の出
力を選択する。そしてこのとき、ゲート回路506の出
力は0であるので、入力されたV,H,C画像データは
セレクタ515をスルーするが、Vはコンパレータ50
9で閾値THと比較され、Vの値が閾値以上である場合に
はflag=1となり、閾値未満である場合にはflag=0とな
る。そして、flag=1の場合にはsp=1となるので、セレク
タ514はフォアパレット513から読み出された所定
のV,H,C色データを選択する。しかし、flag=0の場
合にはsp=0となるので、セレクタ514はカラーパレッ
ト512から読み出された所定のV,H,C色データを
選択する。なお、このとき THSEL=0となるので、セレク
タ416は色変換回路413の出力を選択する。これに
よって文字部及び背景部をそれぞれ所望の色で均一に塗
り潰すことができる。
【0035】アノテーションとしてペイントが選択され
た場合には、psel=zt=1 ,sp=0となるので、常にカラー
パレット512から読み出された所定のV,H,C色デ
ータが出力される。なお、このとき THSEL=0となるの
で、セレクタ416は色変換回路413の出力を選択す
る。これによって設定された領域を所望の色で均一に塗
潰すことができる。
【0036】アノテーションとして色付けが選択された
場合には、zt=1,sp=0となるので、セレクタ514はカ
ラーパレット512からの出力を選択する。またTSEL=0
であるので、セレクタ517はコンパレータ509の出
力を選択する。そしてこのとき、ゲート回路506の出
力は0であるので、入力されたV,H,C画像データは
セレクタ515をスルーするが、Vはコンパレータ50
9で閾値THと比較され、Vの値が閾値以上である場合に
はflag=1となり、閾値未満である場合にはflag=0とな
る。そして、flag=1の場合にはpsel=0となるので、セレ
クタ516はセレクタ515からの画像データを選択す
る。しかし、flag=0の場合にはpsel=1となるので、セレ
クタ516はカラーパレット512から読み出された所
定のV,H,C色データを選択する。なお、このとき T
HSEL=0となるので、セレクタ416は色変換回路413
の出力を選択する。これによって文字部以外の背景部の
みを所望の色で塗り潰すことができる。
【0037】アノテーションとして文字合成が選択され
た場合には、zt=1,sp=0となるので、セレクタ514は
カラーパレット512からの出力を選択する。また、TS
EL=1(図10)であるので、セレクタ517は TEX信号
を選択する。セレクタ17(図3)は入力される画像デ
ータ中の輝度Vの値と予め定められた閾値とを比較し、
輝度Vの値が閾値以上である場合には TEX=1を出力し、
それ以外の場合には TEX=0を出力する。そして TEX=1の
ときセレクタ517のflagの値は1となる。そして、fl
ag=1の場合にはpsel=1となるので、セレクタ516はカ
ラーパレット512から読み出された所定のV,H,C
色データを選択する。しかし、flag=0の場合にはpsel=0
となるので、セレクタ516はセレクタ515からの画
像データを選択する。なお、このとき THSEL=0となるの
で、セレクタ416は色変換回路413の出力を選択す
る。これによって文字部のみを所望の色で塗り潰すこと
ができる。
【0038】図6の MULデータは、設定された領域に対
するモノカラー編集処理を指定する信号であり、図11
に示すように、4ビットの値に応じて、スルー及びA〜
Oの15色のモノカラーが定められている。そして、こ
の MULデータは密度変換回路405から乗算器28に通
知される。このとき処理のタイミングを合わせるために
適宜遅延されることは当然である。モノカラー編集の設
定が行われない通常のコピー時においては MULデータの
全てのビットは0となされるので、乗算器28には入力
画像データをスルーするための係数が設定され、画像デ
ータはそのまま出力される。所定の色のモノカラー編集
処理が選択されている場合には当該色に対応する値の M
ULデータが乗算器28に通知される。これによって、乗
算器28はプロセスカラー毎に入力画像データL* に M
ULデータで定められる係数を乗算して出力する。例え
ば、図11の乗算器係数Aが緑のモノカラーを示し、そ
の係数がY,Cは共に 100%、M,Kは共に 0%である
とすると、MUL データがAである場合には、乗算器28
は、YとCのプロセス時には入力される画像データをス
ルーするが、MとKのプロセス時には画像データを零と
する。
【0039】次に、CCSEL データについて説明する。こ
のデータは原稿中に設定された領域に色変換が設定され
た場合の変換色を定めるデータであり、図12に示すよ
うに、スルー及び7色が使用可能となされている。上述
したように変換色レジスタ503にはA,B,C,Dの
4色の色データが登録されているが、これらの色を単独
に使用できることは勿論、AとBの2色の合成色、A,
B,Cの3色の合成色及びA,B,C,D4色の合成色
の計7色の中から任意の変換色を指定できるようになさ
れている。色変換が選択されない場合には CCSELの全て
のビットは0であり、ゲート回路506の出力は 0であ
り、且つこのときLOGIC データはスルーの状態にあるか
らpsel=0,zt=1であり、その結果THSEL=1となって、セ
レクタ416は遅延回路417の出力を選択する。色変
換が選択された場合には、画像データに同期してプレー
ンメモリ403から全てのACMDが読み出され、更に密度
変換回路405からは各ACMDに対応した CCSELデータが
読み出され、共に色変換回路413に入力される。な
お、この場合にも LOGICデータはスルーの状態になされ
るので、psel=0,zt=1である。
【0040】ACMDはウィンドウコンパレータ501に入
力され、ウィンドウコンパレータ501において、入力
されるV,H,C画像データと、ウィンドウコンパレー
タ501に設定されている抽出範囲とが比較される。そ
して、入力画像データのV,H,Cの全てが抽出範囲に
ある場合にはゲート回路505から hit信号が出力され
る。この hit信号はゲート回路506に入力され、当該
ゲート回路506にいおて、hit 信号が1で且つ密度変
換回路405から入力される CCSELデータがスルーでな
い場合にはゲート回路506から1が出力される。これ
によってセレクタ515は変換色レジスタ503からの
出力を選択して出力する。そしてこのとき変換色レジス
タ503からは CCSELデータにより定められた色のV,
H,Cデータが出力される。また、ゲート回路506の
出力が1の場合には THSEL信号は0となるので、セレク
タ416からは変換色のデータが出力されるが、それ以
外の場合には TFSEL=1となるのでセレクタ416は遅延
回路417の出力を選択して出力する。
【0041】次に NEGデータについて説明する。NEG デ
ータは図13に示すように、設定された領域毎に通常コ
ピーを行うか、ネガポジ反転してコピーするかを指示す
るデータであり、このデータは密度変換回路405から
ENL15に通知される。上述したようにELN15は
通常コピー時(NEG=0 )には図14Aに示すようなLU
Tによりグレーバランスを達成しているが、 NEG=1が通
知された場合には、図14Bに示すような入出力特性の
LUTを用いてネガポジ反転された画像データを生成し
て出力する。なお、ネガポジ反転が設定された場合には
ゲート回路507の出力である THSEL信号は1となるの
でセレクタ416は遅延回路417の出力を選択する。
【0042】次にTYPEデータについて説明する。これは
図15に示すように、原稿に設定された領域が標準的な
画像か、文字画像か、写真のような画像か、地図のよう
に多色の中間調や細かな色文字を含む画像かという原稿
のタイプを設定するデータであり、ユーザが特に指示し
ない場合には標準原稿に設定される。このデータは、E
NL15には密度変換回路405から直接通知され、マ
トリクス16aにはディレー411aを介して通知さ
れ、更にはエリアデコーダ26にはディレー411a及
び411bを介して通知される。エリアデコーダ26で
デコーダされたデータはフィルタ27、TRC29等に
通知され、各回路では指示された原稿タイプに応じた処
理が実行される。例えばENL15及びTRC29では
通知されたデータに基づいて、指示された原稿タイプに
最適なLUTが選択され、フィルタ27では指示された
原稿タイプに応じたフィルタリングが行われ、マトリク
ス16aでは指示された原稿に応じた変換係数が設定さ
れる。
【0043】次に、FULデータ及びMONデータについて説
明する。これらは図16に示すように二つのデータが組
となって設定された領域毎の原稿モードを指示するもの
であり、マトリクス16b、及びエリアデコーダ26を
介してFIFO22a、セレクタ23、データリセット
24、乗算器28等に通知され、所定の処理が実行され
る。例えばモノカラーが指定された場合には、上述した
ようにマトリクス16bはL* のみをスルーし、下色除
去回路21も同様にL* を出力し、FIFO22aは禁
止され、セレクタ23はFIFO22bを選択するよう
になされ、乗算器28は指示されたモノカラーに応じた
係数をL* に乗算して出力する。
【0044】次に ESSデータについて説明する。これは
図17に示すように、セレクタ17においてIIT10
0から読み込んだ画像データを選択するか、メモリシス
テム200から読み出した画像データを選択するか、あ
るいはこれら二つのデータを合成するかを指定するデー
タであり、密度変換回路405からディレー411aを
介してセレクタ17に通知される。なお図17において
スキャナ入力はIIT100で読み取った画像データを
選択して出力することを意味し、外部入力はメモリシス
テム200かあ読み出した画像データを選択して出力す
ることを意味する。
【0045】テクスチャー合成については次のようであ
る。セレクタ17は図18に示す合成回路を備えてお
り、テクスチャー合成が指示された場合には当該回路が
起動される。メモリシステム200に書き込まれている
テクスチャー画像はIIT100の走査に同期して読み
出されるが、このときメモリシステム200はテクスチ
ャー画像の輝度データL* を出力すると共に、当該テク
スチャー画像の輝度データL* の最大値と最小値とから
平均値を求めて出力する。テクスチャー画像の輝度デー
タL* 及びその平均値は減算器601に入力され、輝度
データL* から平均値が減算される。これにより減算器
601からはテクスチャ画像の輝度データL* の交流成
分のデータが出力される。減算器601の出力は乗算器
602において振幅調整値が乗算され、その出力は加算
器603においてIIT100で読み取られたイメージ
画像の輝度データL* と加算され、これが合成画像の輝
度データL* として出力される。なお、振幅調整値はユ
ーザが設定した値であり、それがCPUにより乗算器6
02に設定されるものである。また、合成画像のa*
ータ及びb* データとしてはイメージ画像のa* データ
及びb* データをそのまま採用する。従って、いまメモ
リシステム200に書き込まれているテクスチャー画像
の輝度データが図19Aのようであり、IIT100で
読み取ったイメージ画像の輝度データが同図Bのようで
あるとすると、テクスチャー合成による合成画像の輝度
データは同図Cに示すようになる。
【0046】また、すかし合成については次のようであ
る。セレクタ17はL* ,a* ,b* のそれぞれのデー
タについて図20に示す合成回路を備えており、すかし
合成が指示された場合には当該回路が起動される。いま
IIT100で読み取った画像データを画像データAと
し、メモリシステム200から読み出した画像データを
画像データBとすると、乗算器610により画像データ
Bには係数f(0≦f≦1)が乗算され、また乗算器61
2により画像データAには、減算器611の出力である
(1−f)が乗算される。そして、乗算器610の出力
と乗算器612の出力は加算器613において加算され
て合成画像データが生成される。なお、なお、係数fは
ユーザが設定した値であり、それがCPUにより乗算器
610及び減算器611に設定されるものである。
【0047】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能であることは当業者に明らかであろう。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、無彩色画像をその階調を保持したまま所望の
色に変換することができる。そしてそのためには乗算手
段において輝度信号に乗算する係数を変更するだけでよ
いのでモノカラー変換のための処理は従来のモノカラー
変換処理に比較して非常に簡単となり、以て安価に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラー画像記録装置におけるモノカ
ラー編集方法及び装置を実現するための構成例を示す図
である。
【図2】 本発明を適用したカラー複写機の概略の構成
を示す図である。
【図3】 図2に示すカラー複写機の信号処理系の構成
例を示す図である。
【図4】 編集処理部の構成例を示す図である。
【図5】 遅延回路の構成例を示す図である。
【図6】 密度変換/領域生成回路が備えるテーブルの
構造例を示す図である。
【図7】 色変換&パレット回路の構成例を示す図であ
る。
【図8】 ロジックテーブルの構造例を説明するための
図である。
【図9】 LOGIC データを説明するための図である。
【図10】 TSEL データを説明するための図である。
【図11】 MUL データを説明するための図である。
【図12】 CCSEL データを説明するための図である。
【図13】 NEG データを説明するための図である。
【図14】 ネガポジ反転処理を説明するための図であ
る。
【図15】 TYPE データを説明するための図である。
【図16】 FUL データ及び MONデータを説明するため
の図である。
【図17】 ESS データを説明するための図である。
【図18】 テクスチャー合成回路の構成例を示す図で
ある。
【図19】 テクスチャー合成の例を示す図である。
【図20】 すかし合成回路の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…マトリクス手段、2…乗算手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−283363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 - 1/393 H04N 1/46 - 1/62

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号と第1、第2の色差信号からなる
    画像データを入力する入力手段と、 無彩色を階調を保持したまま所定の有彩色に変換するモ
    ノカラー編集を指示する制御信号が通知された場合には
    前記入力手段からの輝度信号を出力し、前記制御信号が
    通知されない場合には前記入力手段からの画像データか
    らイエロー、シアン、マゼンタ、墨の4トナー色信号を
    生成して出力するマトリクス手段と、 前記マトリクス手段の出力される画像データに所定の係
    数を乗算して出力する乗算手段とを備えることを特徴と
    するカラー画像記録装置におけるモノカラー編集装置。
  2. 【請求項2】前記モノカラー編集を指示する制御信号
    は、モノカラー編集が選択された領域毎に生成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像記録装置にお
    けるモノカラー編集装置。
  3. 【請求項3】前記乗算手段は、マトリクス手段から出力
    される画像データから同時に前記4トナー色信号を生成
    して出力することを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像記録装置におけるモノカラー編集装置。
  4. 【請求項4】前記乗算手段は、前記4トナー色の現像プ
    ロセス毎に現像色に対応した一つのトナー色信号を生成
    して出力することを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像記録装置におけるモノカラー編集装置。
  5. 【請求項5】前記モノカラー編集を指示する制御信号が
    通知された場合に、前記乗算手段に設定される前記輝度
    信号に乗算される係数は、前記4トナー色のカバレッジ
    で表現されていることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像記録装置におけるカラー画像記録装置におけるモ
    ノカラー編集装置。
  6. 【請求項6】前記モノカラー編集を指示する制御信号が
    通知されない場合には、前記乗算手段には入力される画
    像データがスルーされる係数が設定されることを特徴と
    する請求項1記載のカラー画像記録装置におけるモノカ
    ラー編集装置。
  7. 【請求項7】前記係数はその都度前記乗算手段にセット
    されることを特徴とする請求項1記載のカラー画像記録
    装置におけるモノカラー編集装置。
  8. 【請求項8】前記乗算手段は、予め設定された数のモノ
    カラー及びスルーに対する係数が書き込まれたテーブル
    を備えており、前記制御信号で指示された色の係数を前
    記テーブルから読み出してセットすることを特徴とする
    請求項1記載のカラー画像記録装置におけるモノカラー
    編集装置。
  9. 【請求項9】前記制御信号はユーザが設定する画像記録
    ジョブモードに基づいて作成されることを特徴とする請
    求項1記載のカラー画像記録装置におけるモノカラー編
    集装置。
  10. 【請求項10】輝度信号と第1、第2の色差信号からな
    る画像データを入力とし、 無彩色を階調を保持したまま所定の有彩色に変換するモ
    ノカラー編集が指示された場合には、指示された色に対
    応する係数を前記画像データの輝度信号に乗算すること
    によりイエロー、シアン、マゼンタ、墨の4トナー色信
    号を生成して出力し、 前記モノカラー編集が指示されない場合には、前記入力
    画像データの輝度信号、及び第1、第2の色差信号から
    イエロー、シアン、マゼンタ、墨の4トナー色信号を生
    成して出力することを特徴とするカラー画像記録装置に
    おけるモノカラー編集方法。
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