JPH0696912A - チップ型可変抵抗器の製造方法 - Google Patents

チップ型可変抵抗器の製造方法

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JPH0696912A
JPH0696912A JP4244599A JP24459992A JPH0696912A JP H0696912 A JPH0696912 A JP H0696912A JP 4244599 A JP4244599 A JP 4244599A JP 24459992 A JP24459992 A JP 24459992A JP H0696912 A JPH0696912 A JP H0696912A
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variable resistor
lead frame
terminal plate
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Tamotsu Yoshimura
保 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一側縁にチップ型可変抵抗器Aにおける中空
軸4付き端子板3を一体的に造形したリードフレーム1
を、その長手方向に沿って移送する途中に、前記各端子
板3の上面に、チップ型可変抵抗器Aにおける貫通孔A
6付き絶縁基板A1を、載置し、次いで、前記各絶縁基
板A1の上面に、チップ型可変抵抗器Aにおけるロータ
部材A3を載置し、中空軸4の先端をかしめ広げるよう
にしたチップ型可変抵抗器の製造方法において、製造不
良が発生することを低減すると共に、製造速度のアップ
を図る。 【構成】 前記各端子板3の下面に、当該端子板3の上
面に対して絶縁基板A1を載置する以前に、上面に粘着
性の接着剤を塗着した長尺帯状のテープ6を前記リード
フレーム1の長手方向に沿って延びるように貼着し、こ
のテープ6を、前記中空軸4のかしめ広げ後において剥
離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ型可変抵抗器を
連続的に製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のチップ型の可変抵抗器
は、略中心に貫通孔有するセラミック製絶縁基板の上面
に、抵抗膜を、前記貫通孔を中心とする円弧状に形成す
ると共に、前記抵抗膜に接触する摺動端子を備えたロー
タ部材を配設する一方、前記絶縁基板の下面に配設した
端子板には、前記貫通孔内に嵌まる中空軸を一体的に造
形し、この中空軸の先端に、前記ロータ部材を被嵌した
のち、中空軸の先端をかしめ広げることによって、ロー
タ部材を絶縁基板の上面に回転自在に係着する構成にし
ていることは周知の通りである。
【0003】そして、このチップ型可変抵抗器の製造に
際して、従来は、例えば、実開平2−132907号公
報等に記載され、且つ、図7に示すように、フレーム枠
12の一側縁にチップ型可変抵抗器Aにおける中空軸1
4を備えた端子板13を適宜ピッチの間隔で一体的に造
形して成るリードフレーム11を使用し、このリードフ
レーム11を矢印の方向に移送する途中において、前記
各端子板13の上面に、チップ型可変抵抗器Aにおける
貫通孔A6付き絶縁基板A1を、当該絶縁基板A1にお
ける貫通孔A6内に中空軸14が嵌まると同時に絶縁基
板A1の下面における凹所A2に端子板13が嵌まるよ
うに載置する。なお、前記各端子板13には、絶縁基板
A1の側面に接当する電極片15を切り起こし形成され
ている。また、符号A4は抵抗膜を、A5は側面電極を
各々示す。
【0004】次いで、前記各絶縁基板A1の上面に、チ
ップ型可変抵抗器Aにおける摺動端子A3′付きロータ
部材A3を、前記中空軸A6の先端に被嵌するように載
置し、そして、前記中空軸A6の先端を、これにポンチ
を圧入することによって、かしめ広げたのち、前記各端
子板13をリードフレーム11におけるフレーム枠12
より切り離すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の製造
工程において、絶縁基板A1は小さくて軽いため、リー
ドフレーム11の移送に際しての振動や揺れ等により、
かしめ広げ工程までの間の移送途次において、絶縁基板
A1が、端子板13から浮き上がり中空軸14の軸線回
りに回転して、貫通A6の軸線が中空軸14の軸線に対
して傾斜した姿勢になってしまう現象がしばしば発生し
ており、このため、かしめ広げの不良や、ロータ部材A
3と抵抗膜A4との接触不良、或いは、中空軸14のか
しめ広げに際して、ポンチにて絶縁基板A1が破壊され
る等の製造不良が発生すると言う問題があった。
【0006】しかも、各絶縁基板A1を載せた各端子板
13は、リードフレーム11におけるフレーム枠12の
一側縁より突出した形態になっていることにより、各端
子板13に造形した中空軸14におけるリードフレーム
11の長手方向に沿ってのピッチ間隔が変動するから、
前記各端子板13の上面に対して絶縁基板A1を載置す
ることの組立て、及び、この絶縁基板A1の上面に対し
てロータ部材A3を載置することの組立て、並びに、各
中空軸14をかしめ広げすることの組立てに際して、そ
の都度、一々位置合わせするようにしなければならず、
このため、これらの速度を早くすることができず、可成
りのコストアップを招来すると言う問題もあった。
【0007】本発明は、チップ型可変抵抗器の製造に際
して、これらの問題を招来しないようにした製造方法を
提供することを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この技術低課題を達成す
るため本発明は、少なくとも一側縁にチップ型可変抵抗
器における中空軸付き端子板を適宜ピッチの間隔で一体
的に造形したリードフレームを、その長手方向に沿って
移送する途中に、前記各端子板の上面に、チップ型可変
抵抗器における貫通孔付き絶縁基板を、当該絶縁基板の
貫通孔が端子板の中空軸に被嵌するように載置し、次い
で、前記各絶縁基板の上面にチップ型可変抵抗器におけ
るロータ部材を、当該ロータ部材が中空軸に被嵌するよ
うに載置し、中空軸の先端をかしめ広げたのち、各端子
板をリードフレームより切り離すようにしたチップ型可
変抵抗器の製造方法において、前記各端子板の下面に、
当該端子板の上面に対して絶縁基板を載置する以前に、
上面に粘着性の接着剤を塗着した長尺帯状のテープを前
記リードフレームの長手方向に沿って延びるように貼着
し、このテープを、前記中空軸のかしめ広げ後において
剥離することにした。
【0009】
【作 用】このように、リードフレームの一側縁より
突出する各端子板の下面に、当該各端子板の上面に絶縁
基板を載置する以前において、上面に粘着性の接着剤を
塗着した長尺帯状のテープを前記リードフレームの長手
方向に沿って延びるように貼着することにより、前記各
端子板の上面に載置した絶縁基板は、このテープに接着
されることになるから、リードフレームの移送に際して
振動や揺れが発生しても、絶縁基板を、端子板に対して
所定の姿勢にて取り付いた状態に確実に保持できること
になる。
【0010】また、前記各端子板間のピッチ間隔が変動
することを、前記テープによって、確実に防止すること
ができるのである。
【0011】
【発明の効果】従って、本発明によると、電子部品にお
ける絶縁基板を、リードフレームにおける端子板に対し
て、所定の姿勢にて確実に保持できるから、移送途次に
おけるリードフレームの振動や揺れに起因して、かしめ
広げの不良や、ロータ部材と抵抗膜との接触不良、或い
は、中空軸のかしめ広げに際して絶縁基板を破壊する等
の製造不良が発生することを確実に低減できるのであ
る。
【0012】しかも、端子板に対する絶縁基板の組立
て、絶縁基板に対するロータ部材の組立て、更には、中
空軸のかしめ広げに際しての位置合わせが簡単にでき
て、これらの組立てに要する速度をアップすることがで
きるから、前記製造不良の発生を低減できることと相俟
って、製造コストを大幅に低減できる効果を有する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図6の図面
に基づいて説明する。この図において符号1は、リード
フレームを示し、このリードフレーム1におけるフレー
ム枠2の一側縁には、チップ型可変抵抗器Aにおける端
子板3が、長手方向に沿って適宜ピッチの間隔で一体的
に造形され、これら各端子板3には、中空軸4が一体的
に造形されていると共に、電極片15が切り起こし形成
されている。
【0014】このリードフレーム1を、矢印で示すよう
に、その長手方向に沿って移送する途中において、先
づ、各端子板1の下面に対して、上面に粘着性の接着剤
を塗着した長尺帯状のテープ6を前記リードフレーム1
の長手方向に沿って延びるように貼着する。このテープ
6の貼着によって、各端子板3間における間隔ピッチ
が、大きく変動することを防止できる。なお、前記テー
プ6には、端子板3における中空軸4の箇所に孔6aが
穿設されている。
【0015】そして、前記各端子板3の上面に、チップ
型可変抵抗器Aにおける貫通孔A6付き絶縁基板A1
を、図3に示すように、当該絶縁基板A1における貫通
孔A6内に中空軸4が嵌まると同時に絶縁基板A1の下
面における凹所A2に端子板3が嵌まるように載置する
ことにより、この絶縁基板A1は、端子板3の下面に貼
着した前記テープ6に対して接着されることになるか
ら、リードフレーム1の移送に際して振動や揺れが発生
しても、絶縁基板A1は、中空軸4から抜け出たり、中
空軸4の軸線回りに回転したりすることなく、各端子板
3に所定の姿勢にて取り付いた状態に確実に保持され
る。
【0016】次いで、前記各絶縁基板A1の上面に、チ
ップ型可変抵抗器Aにおける摺動端子A3′付きロータ
部材A3を、図4に示すように、前記中空軸A6の先端
に被嵌するように載置したのち、端子板3の下面側に、
図5に示すように、中空軸4内に嵌まる突起付き受けダ
イ7を当てがう一方、中空軸4の先端内にポンチ8を圧
入して、中空軸4の先端をかしめ広げることによって組
立てを完了する。
【0017】そして、この組立てが完了すると、前記テ
ープ6を剥離したのち、各端子板3を、リードフレーム
1より切り離すのである。なお、前記テープ6における
孔6aを省略し、テープ6に対する受けダイ7を、突起
なしに構成しても良い。このように、本発明によると、
絶縁基板A1を端子板3に対して所定の姿勢にて保持で
きることにより、図6に示すように、リードフレーム1
に、各工程の間の部位において下向きU字状の弛み部1
a(バッハァ部)を形成することができるから、一つの
製造ラインにおいて、ある工程を停止した状態で他の工
程を続行するとか、加工速度が異なる工程を同時に行っ
たりすることが可能となり、製造能率を向上することが
できる。また、前記テープ6の表面における粘着性接着
剤として、加熱によって接着力が低下するものを使用す
ることにより、このテープ6の剥離を容易に行うことが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】リードフレームにおける端子板に絶縁基板を載
置したときの断面図である。
【図4】前記絶縁基板にロータ部材を載置したときの断
面図である。
【図5】中空軸のかしめ広げを行っているときの断面図
である。
【図6】リードフレームの移送形態の別例図である。
【図7】従来の技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
A チップ型可変抵抗器 A1 絶縁基板 A2 凹所 A3 ロータ部材 A4 抵抗膜 1 リードフレーム 2 フレーム枠 3 端子板 4 中空軸 6 テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一側縁にチップ型可変抵抗器に
    おける中空軸付き端子板を適宜ピッチの間隔で一体的に
    造形したリードフレームを、その長手方向に沿って移送
    する途中に、前記各端子板の上面に、チップ型可変抵抗
    器における貫通孔付き絶縁基板を、当該絶縁基板の貫通
    孔が端子板の中空軸に被嵌するように載置し、次いで、
    前記各絶縁基板の上面にチップ型可変抵抗器におけるロ
    ータ部材を、当該ロータ部材が中空軸に被嵌するように
    載置し、中空軸の先端をかしめ広げたのち、各端子板を
    リードフレームより切り離すようにしたチップ型可変抵
    抗器の製造方法において、前記各端子板の下面に、当該
    端子板の上面に対して絶縁基板を載置する以前に、上面
    に粘着性の接着剤を塗着した長尺帯状のテープを前記リ
    ードフレームの長手方向に沿って延びるように貼着し、
    このテープを、前記中空軸のかしめ広げ後において剥離
    することを特徴とするチップ型可変抵抗器の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100352996B1 (ko) * 1999-09-01 2002-09-18 알프스 덴키 가부시키가이샤 칩형 가변저항기
KR100966598B1 (ko) * 2008-06-25 2010-06-29 이현기 조립성 및 생산성이 향상된 가변 저항기 제조방법

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