JPH069627B2 - パ チ ン コ 機 - Google Patents

パ チ ン コ 機

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JPH069627B2
JPH069627B2 JP58244543A JP24454383A JPH069627B2 JP H069627 B2 JPH069627 B2 JP H069627B2 JP 58244543 A JP58244543 A JP 58244543A JP 24454383 A JP24454383 A JP 24454383A JP H069627 B2 JPH069627 B2 JP H069627B2
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吉平 新山
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、特定条件が成立したときには電気的駆動源の
駆動により、変動入賞装置の可動翼片の一部を横方向に
延ばして打球を受け入れ易い状態に変換するようにした
パチンコ機に関するものである。
〈従来の技術〉 特定条件が成立したときに入賞装置の打球受け入れ状態
を電気的に変換させるようにしたパチンコ機は従来から
種々開発されている。そして、従来のパチンコ機には、
一対の可動翼片を対向させて軸着し、この可動翼片を単
に直立状に起立させたり、略々V字状に傾動することに
よって、当該一対の可動翼片の上端開放角度の小なる第
1状態(遊技者にとって不利な状態)と、一対の可動翼
片の上端開放角度の大なる第2状態(遊技者にとって有
利な状態)とに打球の受け入れ状態を変換する所謂チュ
ーリップ型変動入賞装置を配設したパチンコ機や、下端
を軸着した横長な扉板を直立状に起立させたり扉板を前
方に傾動することによって打球の受け入れ状態を変換す
る所謂アタッカー型変動入賞装置を配設するパチンコ機
等があり、このような変動入賞装置や可変表示装置等の
電気的に制御される遊技装置を設けることによって、遊
技内容に変化を与えたり、比較的多量の遊技利益を獲得
可能とすることで遊技上の興趣を高めるものとなってい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、近来のパチンコ機は、変動入賞装置等の
遊技装置を複数設けることが一般的となっているため
に、従来と比べて大きさに変化の無い遊技部内に、多種
多様の遊技装置が所狭しと配設されることとなり、限ら
れたスペース内に多数の遊技装置や入賞具等を設ける必
要があることから、設計上の制約が多い。
例えば、遊技部上方に発射された打球は遊技部の中央付
近を上下方向に流下するような釘配置に設定されること
が一般的であることから、遊技部の左右両隅部ではなく
中央部に主要な遊技装置を配設すること一般的であり、
しかも打球の流下方向に準じて上下方向に遊技装置を配
置した場合には、視覚的効果も高く遊技者の遊技意欲も
高められるのであるが、遊技盤上に十分なスペースを確
保して配置することとなると、各遊技装置が上下方向に
占めるスペースを小ならしめてコンパクトな設計にせざ
るを得なくなる。まして、所謂アタッカー型の変動入賞
装置に比べて大型に構成されるチューリップ型の変動入
賞装置においては、その可動翼片が第1状態から第2状
態に変換した際に大きな作動スペースを占めることとな
るので、この作動スペースを考慮して遊技盤への配置状
態を設定しなければならない。
一方、チューリップ型の変動入賞装置の可動翼片を短く
設定すれば、変動入賞装置を上下方向に小さく構成する
ことも可能となるが、可動翼片が短い場合には、当該変
動入賞装置の第1状態と第2状態との状態変化が乏し
く、変動入賞装置が第2状態に変換された際に遊技者に
与える視覚的効果を高められないと共に、可動翼片が短
いことから打球の受け入れ状態についての状態変化にも
乏しいことから、遊技者の打球入賞に対する期待感も低
下してしまい、チューリップ型の変動入賞装置本来の機
能を発揮できないこととなる。
そこで、本発明は、可動翼片に新規な構成を採ることに
より、遊技部における上下方向のスペース上の制約を受
けることがなく、状態変化による視覚的効果を高めると
共に遊技者の入賞期待感を損なうことのない、可動翼片
を変換させることで遊技者にとって不利な第1状態と遊
技者にとって有利な第2状態とに変換する変動入賞装置
を備えるパチンコ機の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、本発明に係るパチンコ機
(1)は、表面に遊技部(8)を形成した遊技盤(6)
と、予め設定された特定条件が成立されたことを検出し
て、特定条件成立信号を導出する特定条件成立手段と、
上記遊技盤の表面に設けられる基板(15)表面に、主
受部(19)と該主受部の左右に枢着される一対の可動
翼片(19)と該主受部の左右に枢着される一対の可動
翼片(22)とを形成して、この各可動翼片を第1翼片
(23)と該第1翼片の先端部に回動自在に軸着した第
2翼片(25)とで構成し、上記基板には一対の可動翼
片の変換状態を規制する案内機構(例えば扇型窪部2
7、リンク杆28等)を各々設けて、電気的駆動源(例
えばソレノイド34)により、上記第2翼片が軸着部か
ら第1翼片の背面側に屈曲した状態で第1翼片は略々直
立状態となる遊技者にとって不利な第1状態と、上記各
第1翼片が左右方向に傾動すると共に上記案内機構に対
応して第2翼片が軸着部により上方に向って回動しなが
ら左右方向に伸張して屈曲状態から水平状態に変化する
遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞
装置(12)と、上記特定条件成立手段からの特定条件
成立信号に基づいて上記変動入賞装置の電気的駆動源を
作動し、変動入賞装置を遊技者にとって有利な第2状態
に変換する変換駆動制御手段(電気的制御装置37)
と、を備えるものとした。
〈作用〉 常態において、遊技部内に設けられた変動入賞装置は、
主受部の左右に枢着された可動翼片の第1翼片及び該第
1翼片の背面側に屈曲した状態になる第2翼片が略々直
立状態にあることで、遊技者にとって不利な第1状態を
保持する。
特定条件成立手段が特定条件成立信号を導出することで
変換駆動制御手段が変動入賞装置の電気的駆動源を作動
させると、変動入賞装置は、各可動翼片の第1翼片が各
々左右方向に傾動すると共に、該第1翼片の先端部に軸
着された第2翼片が第1翼片の背面側に屈曲した状態か
ら上方に向って回動して水平状態に変化することによ
り、第1翼片と第2翼片とによって受け止められた打球
が主受部へ導かれて入賞球となる遊技者にとって有利な
第2状態となる。
従って、一対の可動翼片は第1状態では縮形であり、第
2状態では一対の拡大伸張して大型変動入賞装置と同じ
打球の受け入れ機能を発揮することとなる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明する。
パチンコ機1の第1の実施例は、第1図に示すように、
額縁状前面枠2の前面に球供給皿3、受皿4、打球発射
操作部5等を有し、前面枠2の窓部を裏側から塞ぐよう
にして取付けた遊技盤6の表面にはガイドレール7で囲
まれた遊技部8を形成し、該遊技部8内に無数の障害釘
(図示せず)、一般入賞口9…、特定入賞口10…、チ
ューリップ式入賞口11…及び変動入賞装置12などを
配設してある。従って、遊技者が打球発射操作部5を操
作すると、打球発射装置13が球供給皿3内の球を1個
宛打発し、ガイドレール7を介して遊技部8の頂部に打
ち上げられた打球は、障害釘に当りながら流下し、上記
した入賞口又は入賞装置に入って入賞球となるか、或い
はそのまま流下してアウト口14に入り、アウト玉とな
る。
変動入賞装置12は、遊技盤6の表面に取り付ける基板
15に上側通孔16および下側通孔17を各々上下に開
設し、基板15の前面には上側通孔16の前側に位置す
る副受部18と、下側通孔17の前側に位置する主受部
19とを設けてある。上記した副受部18及び主受部1
9は、上面が開放したポケット枠状で、主受部19の前
面は基板15との間に適宜間隔を配して設けた装飾板2
0の一部を兼ねている。
そして、主受部19の左右には軸21,21により可動
翼片22,22を枢着する。この可動翼片22は上記軸
21に枢着された板状の第1翼片23と、該第1翼片2
3の上方に軸24で軸着した第2翼片25とから成り、
第2翼片25は扇状前面部25a及び該前面部25aの
一側に後ろ向きに形成した球受側面部25bとを有す
る。そして、基板15には、第2翼片25が横方向に延
びて球受側面部25bがほぼ水平状となったとき、球受
側面部25b状に流下した打球を通す球入口26,26
を開設しておく。尚、軸24で軸着された第1翼片23
及び第2翼片25は個々に自由に回動することができ
る。そして、基板15と各可動翼片22とには、各可動
翼片22の変換状態を規制する案内機構を設ける。
図面で示す案内機構は、基板15の表面に略扇形の窪部
27を形成し、該窪部27内のリンク杆28の基端を第
1翼片23の軸着端よりも下方において基板15に支軸
29によって軸着すると共に、リンク杆28の自由側上
端を第2翼片25の扇状前面部25aの裏側に回動軸3
0によって軸着することにより構成した4節リンク機構
であって、軸21と支軸29との間を固定節とした高速
連鎖である。尚、上記リンク杆28は、窪部27により
回動範囲を規制されている。そして、上記リンク杆28
の基端には支軸29から僅かに偏心した位置に作動杆3
1を後ろ向きに植設し、この作動杆31を基板15に開
設した孔32に通して基板15の裏側に突出させ、突出
部分に付勢用バネ33の一端と、ソレノイド34などの
電気的駆動源とを接続し、付勢用バネ33の他端を基板
15の裏面に止着する。
上記のようにしてなる変動入賞装置12は、ソレノイド
34が消磁している状態においては、第2図及び第3図
に示すように、付勢用バネ33の付勢力により、各可動
翼片22が直立状に静止する第1状態となる。本実施例
での第1状態は、直立状に位置する可動翼片22の上端
が副受部18に接近して主受部19への入賞を阻むと共
に、第2翼片25が球入口26から離隔しているので、
遊技部内を流下してきた打球を副受部18にのみ入賞し
得る状態、即ち遊技者に不利な状態となる。
一方、両ソレノイド34,34が励磁すると、両動作杆
31,31が下降するので、リンク杆28,28は各支
軸29を中心にして相離隔する方向に回動する。リンク
杆28が回動すると、リンク杆28の上端が回動軸30
を作用点として第2翼片25を横方向に移動する。この
とき、第2翼片25は、回動軸30よりも上方に位置す
る軸24を介して第1翼片23に接続しているので、横
方向に移動する際、上記軸24を中心として自由端が上
方に向って回動しながら横方向に延び、第5図で示すよ
うに球入口26の下縁前方にほぼ水平な状態で停止す
る。そして、第2翼片25,25が上記のようにして横
方向に延びると、第1翼片23,23が相離隔する横方
向に傾動し、可動翼片22,22は第5図で示す第2状
態に変換する。本実施例では可動翼片22,22が第2
状態に変換すると、遊技部8内を流下する打球を副受部
18に入賞させることは勿論のこと、第1翼片23,2
3上に流下した打球を主受部19内に、また、第2翼片
25,25に流下した打球を球入口26内に入賞させ得
る状態、即ち遊技者に有利な状態となる。尚、第2翼片
25の球受側面部25bは、左右端縁が起立した窪状態
であって、球入口26に向って僅かに下り傾斜してい
る。従って、この第2翼片25上に流下した打球は、球
入口26に円滑に流入する。
上記のように構成した変動入賞装置12は、左右一対の
各可動翼片22,22は、軸24で上下に連結した第1
翼片23と第2翼片25より構成し、その下側に連結さ
れた第1翼片23の下端部を主受部19の左右側方に枢
着するものとしたので、扇型窪部27やリンク杆28等
の案内機構の規制によって、電気的駆動源たるソレノイ
ド34が励磁していない第1状態においては、第2翼片
25が軸着部から第1翼片の背面側に屈曲した状態で第
1翼片は略々直立状態となる遊技者にとって不利な状態
を保持し、ソレノイド34が励磁されると、各可動翼片
22,22の各第1翼片23,23が互いに離反する左
右方向に傾動すると共に、案内機構に対応して各第2翼
片25,25が軸着部により上方に向って回動しながら
互いに離反する左右方向に伸張することで屈曲状態から
水平状態に変化するので、遊技者にとって有利な第2状
態に変換するのである。
すなわち、第1状態における変動入賞装置12の可動翼
片22,22は、各第1翼片23,23の背面側に第2
翼片25,25が屈曲して上下方向に短くなった状態で
主受部19の左右に位置することにより、、変動入賞装
置12は上下方向に占めるスペースが小さいと共に、変
動入賞装置12が第2状態に変換する際には、各第1翼
片23,23が左右に傾動することと併せて各第2翼片
25,25を水平状態に変換するので、上下方向に占め
るスペースを著しく拡大することが無い。なお、第1図
に示すパチンコ機1の実施例においては、大型の遊技装
置としては当該変動入賞装置12のみを設けるものとし
たが、遊技部8には上下方向に多種多様な複数の遊技装
置を設けるのに必要十分なスペースを確保可能である。
また、変動入賞装置12が第2状態に変換された際に
は、第1翼片23と第2翼片25とが伸張して打球を受
け入れ可能な状態となるので、比較的大きな状態変化に
よって視覚的効果を高められると共に、変動入賞装置1
2への打球入賞に対する遊技者の入賞期待感を損なうこ
とがない。
したがって、変動入賞装置12の設置スペースを小さく
することで他の遊技装置の配設を容易ならしめ、多種多
様の遊技装置を設けることで遊技上の興趣を高められる
と共に、上下方向に示すスペースの小なる変動入賞装置
12であっても視覚的効果が高く遊技者の入賞期待感を
損なうことがないので、これらの相乗効果により、遊技
者の遊技意欲を効果的に高め得る、実用的価値の大なる
パチンコ機1とすることができるのである。
そして、副受部18、主受部19に入った打球は、基板
15の裏側に流出して入賞球となり、一方、球入口26
に入った打球は、基板15の裏面に形成してある通路3
5内を通って排出口36から排出され、入賞球となる。
尚、上記した第2状態は、ソレノイド34を励磁してい
る間継続する。従って、ソレノイド34を励磁する条件
や態様を適宜に設定することにより、変動入賞装置12
の打球受け入れ状態を上記した第1状態、或いは第2状
態に自由に変換することができる。
第1図に示すパチンコ機1では、打球が特定入賞口10
に入ると、該特定入賞口10に連通する流路に設けてあ
る検出器(図示せず)が打球を検出して、電気的制御装
置37に特定条件が成立した旨の信号、即ち特定条件成
立信号を電気的制御装置37に導出する。すなわち、特
定入賞口10と検出器とにより特定条件成立手段を構成
するのである。
また、上記特定条件成立手段からの特定条件成立信号に
基づいて上記変動入賞装置12の電気的駆動源たるソレ
ノイド34を作動し、変動入賞装置12を遊技者にとっ
て有利な第2状態に変換する変換駆動制御する変換駆動
制御手段は、電気的制御装置37によって構成するもの
としてある。なお、上記特定条件成立信号を受信すると
で、電気的制御装置37がソレノイド34を励磁する変
換態様は、予め適宜に設定しておくものとし、例えば極
く短時間(例えば0.7秒)づつ複数回(例えば18回)
繰り返して励磁するようにしたり、或いは所定時間(例
えば30秒間)継続して励磁するようにしたりする。ま
た、特定条件が一回成立した場合における入賞球数がこ
の制限数10個に達したときには、ソレノイド34を継
続的に消磁する初期状態に戻すようにしてもよい。この
場合には、主受部19、球入口26に入った打球を計数
するため、これらの入賞球が通る通路に計数用検出器
(図示せず)を設けておき、この検出器からの信号を電
気的制御装置37によってカウントし、ソレノイド34
を制御する。
また、上記した態様を組合せて特定条件が成立した場合
には、例えば0.7秒宛10回繰り返して第1状態から第
2状態に変換し、その後第2状態を15秒間継続させる
などしてもよい。
さらには、0.7秒宛18回繰り返して状態変換すること
を1サイクルとし、打球が球入口26に入った場合に
は、このサイクルを所定数、例えば8回まで更新できる
ようにしてもよい。この場合は、基板15の裏側に設け
た通路35の排出口36に継続球検出器38を臨ませ、
該継続球検出器38からの信号により電気的制御装置3
7がサイクルの更新を電気的に処理するようにする。
尚、状態変換の時間、繰り返し数、及び更新サイクル数
および初期状態に復帰させる条件は、予め定められた規
定に基づく内容をもって、電気的制御装置37により適
宜に設定することができる。
また、上記した各態様において、特定条件が成立したと
きに、パチンコ機前面のランプ表示器39を点灯又は点
滅させることにより、遊技者に特定条件が成立した旨を
可視表示してもよいし、スピーカ(図示せず)から効果
音を発生するようにしてもよい。
第8図はパチンコ機1の第2の実施例を示すもので、遊
技部8の左右に特定条件成立手段の一部を構成する特定
入賞口10,10を、遊技部8の中央に可変表示装置4
0などの特定条件成立手段の一部を構成するための遊技
装置を、また遊技部8の下方部に前記した変動入賞装置
12を各々設けたものである。このパチンコ1におい
て、打球が特定入賞口10に入って第1特定条件が成立
すると、可変表示装置40が稼動し始め、各窓41…に
数字を高速変換表示する。遊技者がパチンコ機前面の外
部操作部42を操作するか、又は、所定時間経過すると
高速変換表示が停止し、各窓41…内に数字が継続的に
表示される。そして、この数字の組合せが予め定められ
た組合せ態様となった時、例えば全部の窓41…に
「7」が表示されたときに第2特定条件が成立したもの
として、電気的制御装置37が第2特定条件成立信号を
導出し、変動入賞装置12が上記第2特定条件成立信号
に対応して変換する。例えば所定時間(例えば30秒
間)継続して第2状態に変換する。そして、変動入賞装
置12が第2状態に変換したとき、打球が継続入賞口と
して機能する球入口26に入った場合には、上記所定時
間だけ変換するようにしてもよい。尚、この場合、継続
回数に限度を設け、例えば10回継続した後には、打球
が球入口26に入ってもその後の継続は行わないように
することが望ましい。
このように、第8図に示すパチンコ機1は、少なくとも
打球が特定入賞口10に入って第1特定条件が成立した
ことを条件とし、該第1特定条件の成立に基づいて更に
電気的制御装置37において第2特定条件が成立した場
合に、電気的制御装置37が第2特定条件成立信号を導
出して変動入賞装置12が第2状態に変換する。
この第2の実施例に係るパチンコ機1に示したように、
遊技盤6の遊技部8に可変表示装置40と変動入賞装置
12とを上下方向に配設しても、両遊技装置間に十分な
間隔を確保することが可能であり、本実施例に係る変動
入賞装置12の上部に設けた副受部18への打球入賞に
支障を来すこともない。
尚、本発明における変動入賞装置12の案内機構は、前
記したリンク機構に限定されるものではない。例えば、
第9図及び第10図で示すように、基板15の表面にガ
イド溝43を形成し、第2翼片25の前面部25aの裏
面に後ろ向きに突設したガイドピン44を上記ガイド溝
43内に嵌合してもよい。そして、この場合のガイド溝
43は、第1翼片23が傾動したときに第2翼片25を
回動させながら最終的には球受側面部25bを球入口2
6の前方にほぼ水平に位置させるものであればよい。例
えば第9図で示すように、前記した案内機構において、
リンク杆28の上端の回動軸30が通る軌跡に合わせて
形成すればよいし、或いは第10図で示すように、第1
翼片23がほぼ直立状になったときに、第2翼片25が
自重で自由端を下降して直立状となり、第1翼片23が
開作動したとき第2翼片25がほぼ水平になるように、
ガイド溝43を略々鈎形に形成してもよい。そして、上
記案内機構においては、第1翼片23の下方部に作動杆
31を後ろ向きに植設し、該作動杆31に前記した実施
例と同様にバネ3とソレノイド34とを接続すればよ
い。
尚、本発明における電気的駆動源は、前記したプランジ
ャタイプのソレノイドに限定されるものではなく、ロー
タリーソレノイド、モータ等、要するに可動翼片を電気
的に駆動する機能を有するものであればよい。また、こ
の電気的駆動源の作動は、左右一方だけを交互に稼動す
るようにしてもよい。このようにすると、一方の可動翼
片22だけを交互に第2状態に変換するので、一層変化
を与えることができ、ゲームの興趣を高めることができ
る。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、常態において、遊
技部内に設けられた変動入賞装置は、主受部の左右に枢
着された可動翼片の第1翼片および該第1翼片尾背面側
に屈曲した状態にある第2翼片が略々直立状態にあるこ
とで、遊技者にとって不利な第1状態を保持し、特定条
件成立手段が特定条件成立信号を導出することで変換駆
動制御手段が変動入賞装置の電気的駆動源を作動させる
と、変動入賞装置は、各可動翼片の第1翼片が各々左右
方向に傾動すると共に、該第1翼片の先端部に軸着され
た第2翼片が第1翼片の背面側に屈曲した状態から上方
に向って回動して水平状態に変化することにより、第1
翼片と第2翼片とによって受け止められた打球が主受部
へ導かれて入賞球となる遊技者にとって有利な第2状態
となる。
すなわち、第1状態における変動入賞装置の可動翼片は
第1翼片の背面側に第2翼片が屈曲して上下方向に短く
なった状態で主受部の左右に位置することにより、変動
入賞装置は上下方向に占めるスペースが小さいと共に、
変動入賞装置の可動翼片が第2状態に変換する際には、
第1翼片が左右に傾動することと併せて第2翼片を水平
状態に回動変換するので、大型変動入賞装置の第2状態
変換時と同じ打球の受け入れ状態が現出される反面、上
下方向に占めるスペースを小さく済ませることができ
る。よって、上下方向のスペースに制約を受け難いの
で、遊技部内において多種態様な複数の遊技装置を設け
るのに必要十分なスペースを確保し易い。
また、変動入賞装置が第2状態に変換された際には、第
1翼片と第2翼片とが伸張して打球を受け入れ可能な状
態となるので、比較的大きな状態変化によって視覚的効
果を高められると共に、変動入賞装置への打球入賞に対
する遊技者の入賞期待感を損なうことがない。
したがって、変動入賞装置の設置スペースを小さくする
ことで他の遊技装置の配設および釘の配置構成等の多様
化を容易ならしめ、多種多様の盤面構成を採用すること
で遊技上の興趣を高められると共に、斯かる上下方向に
占めるスペースの小なる変動入賞装置であっても視覚的
効果が高く遊技者の入賞期待感を損なうことがないの
で、これらの相乗効果により、遊技者の遊技意欲を効果
的に高め得る、実用的価値の大なるパチンコ機とするこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第1の実
施例のパチンコ機の正面図、第2図は第1状態における
変動入賞装置の斜視図、第3図は第1状態における変動
入賞装置の正面図、第4図は第2状態における変動入賞
装置の斜視図、第5図は第2状態における変動入賞装置
の正面図、第6図は変動入賞装置の背面図、第7図は変
動入賞装置の断面図、第8図は第2の実施例のパチンコ
機の正面図、第9図及び第10図は変動入賞装置の他の
実施例の一部正面図である。 図中、1はパチンコ機、6は遊技盤、8は遊技部、12
は変動入賞装置、15は基板、19は主受部、22は可
動翼片、23は第1翼片、25は第2翼片、27は扇形
窪部、28はリンク杆、34はソレノイド、37は電気
的制御装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に遊技部を形成した遊技盤と、 予め設定された特定条件が成立されたことを検出して、
    特定条件成立信号を導出する特定条件成立手段と、 上記遊技盤の表面に設けられる基板表面に、主受部と該
    主受部の左右に枢着される一対の可動翼片とを形成し
    て、この各可動翼片を第1翼片と該第1翼片の先端部に
    回動自在に軸着した第2翼片とで構成し、上記基板には
    一対の可動翼片の変換状態を規制する案内機構を各々設
    けて、電気的駆動源により、上記第2翼片が軸着部から
    第1翼片の背面側に屈曲した状態で第1翼片は略々直立
    状態となる遊技者にとって不利な第1状態と、上記各第
    1翼片が左右方向に傾動すると共に上記案内機構に対応
    して第2翼片が軸着部により上方に向って回動しながら
    左右方向に伸張して屈曲状態から水平状態に変化する遊
    技者にとって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装
    置と、 上記特定条件成立手段からの特定条件成立信号に基づい
    て上記変動入賞装置の電気的駆動源を作動し、変動入賞
    装置を遊技者にとって有利な第2状態に変換する変換駆
    動制御手段と、 を備えることを特徴とするパチンコ機。
JP58244543A 1983-12-27 1983-12-27 パ チ ン コ 機 Expired - Lifetime JPH069627B2 (ja)

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