JPH0695624B2 - アクテイブフイルタ - Google Patents

アクテイブフイルタ

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JPH0695624B2
JPH0695624B2 JP21338186A JP21338186A JPH0695624B2 JP H0695624 B2 JPH0695624 B2 JP H0695624B2 JP 21338186 A JP21338186 A JP 21338186A JP 21338186 A JP21338186 A JP 21338186A JP H0695624 B2 JPH0695624 B2 JP H0695624B2
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JP
Japan
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output
operational amplifier
input terminal
circuit
terminal
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JP21338186A
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章 椛島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、オペアンプを使用したアクティブフィルタに
関するもので、特にトラップ出力を得るに当たり素子数
の削減が計れるアクティブフィルタに関する。
(ロ)従来の技術 バンドパス出力、ローパス出力及びトラップ出力(バン
ドエリミネート出力)が得られるアクティブフィルタが
昭和57年3月1日付でCQ出版社から発行された雑誌「ト
ランジスタ技術」1982年3月号第332頁に記載されてい
る。第2図は前記アクティブフィルタを示す回路図で、
入力端子(1)は抵抗(2)を介して第1オペアンプ
(3)の反転入力端子に接続される。第1オペアンプ
(3)は抵抗(2)及び(4)と共に反転増幅回路を構
成し、その出力信号は第2オペアンプ(5)の反転入力
端子に印加される。第2オペアンプ(5)も第1オペア
ンプ(3)と同様に反転増幅回路を構成し、その出力信
号は抵抗(6)を介して第3オペアンプ(7)の反転入
力端子に印加される。第3オペアンプ(7)は抵抗
(6)及びコンデンサ(8)と共に積分回路を構成し、
その出力信号は、抵抗(9)を介して第4オペアンプ
(10)の反転入力端子に印加されると共に、抵抗(11)
を介して第1オペアンプ(3)の反転入力端子に帰還さ
れる。第4オペアンプ(10)は第3オペアンプ(7)と
同様に、抵抗(9)及びコンデンサ(12)と共に積分回
路を構成し、その出力信号は抵抗(13)を介して第2オ
ペアンプ(5)の反転入力端子に帰還される。以上の様
な構成により、第1オペアンプ(3)の出力端子(14)
にはトラップ出力、第3オペアンプ(7)の出力端子
(15)にはバンドパス出力、及び第4オペアンプ(10)
の出力端子(16)にはローパス出力が得られる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、一般にトラップ出力を含まない3つのフィル
タ出力を得る場合、オペアンプは3つで済む。しかしな
がら、トラップ出力を含む3つのフィルタ出力を得る場
合には第2図の如く、オペアンプは最低4つ必要とす
る。その為、前記トラップ出力を必要とする場合には素
子数が増加するという問題があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、非反転入力
端子に入力信号が印加される第1積分回路と、非反転入
力端子に前記第1積分回路の出力信号が印加される第2
積分回路と、非反転入力端子に前記第2積分回路の出力
信号と前記入力信号とが印加されるオペアンプと、該オ
ペアンプの出力信号が得られる出力端子と前記第1積分
回路の反転入力端子との間に接続される第1帰還回路
と、前記出力端子と前記第1積分回路の反転入力端子と
の間に接続される第2帰還回路と、前記出力端子と前記
オペアンプの反転入力端子との間に接続される第3帰還
回路とから成ることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、第1積分回路、第2積分回路及び、オ
ペアンプを順次継続接続し、前記オペアンプの出力信号
を、前記第1及び第2積分回路と前記オペアンプの反転
入力端子に帰還させるとともに、入力信号を前記第2積
分回路の出力信号と加算させて、前記オペアンプの非反
転入力端子に印加させているので、前記オペアンプの出
力端子からトラップ出力が得られる。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(17)は
入力端子、(18)は、第1オペアンプ(19)及び第1コ
ンデンサ(20)で構成される第1積分回路、(21)は第
1バッファ増幅回路、(22)は第2オペアンプ(23)及
び第2コンデンサ(24)で構成され、第1バッファ増幅
回路(21)の出力信号を更に積分する第2積分回路、
(25)は非反転入力端子に第2積分回路(22)の出力信
号及び入力端子(17)からの入力信号が印加される第3
オペアンプ、(26)は第3オペアンプ(25)の出力端子
と第1オペアンプ(19)の反転入力端子との間に接続さ
れる第1帰還回路、(27)は前記出力端子と第2オペア
ンプ(23)の反転入力端子との間に接続される抵抗(2
8)及び(29)から成る第2帰還回路、(30)は前記出
力端子と第3オペアンプ(25)の反転入力端子との間に
接続される抵抗(31)及び(32)から成る第3帰還回
路、(33)はバンドパス出力が発生する第1出力端子、
(34)はトラップ出力が発生する第2出力端子、及び
(35)はローパス出力が発生する第3出力端子である。
今、入力端子(17)に印加される入力信号をV1、第1出
力端子(33)に発生する出力信号をV2、第2出力端子
(34)に発生する出力信号をV3、第3出力端子(35)に
発生する出力信号をV4、抵抗(28)及び(29)の抵抗値
をR1及びR2、抵抗(36)の抵抗値をR3、抵抗(37)の抵
抗値をR4、抵抗(31)及び(32)の抵抗値をR5及びR6
第1及び第2コンデンサ(20)及び(24)の容量をC1
びC2、又、第1及び第2オペアンプ(19)及び(23)の
相互コンダクタンスをgmとすると、第3出力端子(35)
に発生する出力信号V4となり、第1出力端子(33)に発生する出力信号V2は V2={V4−R3V1/(R1+R2)gm/SC2 ……(2) となる。ただし、Sはjω(ω:角周波数)を示す。そ
して、第3オペアンプ(25)は負帰還増幅回路を構成し
ている為、その両入力端子の電圧は等しくなり、 が成り立つ。
次に入力端子(17)と各出力端子との間の伝達関数を求
める。第(1)乃至(3)式より、入力端子(17)と第
1出力端子(33)との間の伝達関数(V2/V1)は となり、そのカットオフ周波数fC1、尖鋭度Q1、及び利
得H01 となる。
それ故、第1出力端子(33)にはバンドパス出力が得ら
れる事が解かる。
同様に、入力端子(17)と第2出力端子(34)との間の
伝達関数(V3/V1)は となり、そのカットオフ周波数fC2、尖鋭度Q2、及び利
得H02 となる。それ故、第2出力端子(34)にはトラップ出力
が得られる事が解かる。又、入力端子(17)と第3出力
端子(35)との間の伝達関数(V4/V1)は となり、そのカットオフ周波数fC3、尖鋭度Q3、及び利
得H03 となる。それ故、第3出力端子(35)にはローパス出力
が得られる事が解かる。その結果、第1乃至第3出力端
子(33),(34)及び(35)には所望のフィルタ出力が
得られる。
ところで、第(5),(9)及び(13)式から明らかな
様に、カットオフ周波数は3つのフィルタ出力について
等しく、その値はオペアンプの相互コンダクタンスgmと
コンデンサC1及びC2の値に応じて決まる。第1図の第1
乃至第3オペアンプ(19),(23)及び(25)は電流出
力型のオペアンプであり、その相互コンダクタンスgmは
オペアンプに内蔵される差動対の共通エミッタに接続さ
れる定電流源の電流に応じて定まる。そして、その電流
量の調整を3つのオペアンプに対して同時に行なうこと
は容易である。例えば、第1図の回路をIC化し、前記定
電流源をトランジスタで構成すれば、そのトランジスタ
のベースを共通接続し、1つの端子(ピン)で電流量を
調整出来る。その為、相互コンダクタンスgmを増減すれ
ば、3つのフィルタ出力のカットオフ周波数を同時にし
かも簡単に調整出来る。又、所定のカットオフ周波数を
得る時、相互コンダクタンスgmを小とすれば、第1及び
第2コンデンサ(20)及び(24)の容量も小さくするこ
とが可能で、IC化に際してのチップ面積の縮小を計る事
が出来る。更に、コンデンサの値は抵抗値と異なり、IC
製造後にもメタル変更によって簡単に変更出来る。
又、第(6),(10)及び(14)式から明らかな様に尖
鋭度Qは、3つのフィルタ出力について等しく、その値
は抵抗の比とコンデンサの比を乗算したものとなる。そ
こで、IC化に際し、その値が比較的バラツキ易い抵抗の
比は所定値以下に押さえ、前記コンデンサの比を高めに
設定すれば、精度の高い尖鋭度Qを得ることが出来る。
尚、実施例の如くR3=R4、R5=R6と抵抗の値を設定すれ
ば、トラップ出力とバンドパス出力の利得は等しく定数
となり、素子のバラツキによる影響を受けずに正しい利
得を得ることが出来る。
(ト)発明の効果 以上述べた如く本発明に依れば、3つのオペアンプで構
成されるアクティブフィルタによって、トラップ出力を
含む3つのフィルタ出力を得る事が出来、素子数の大幅
な削減を計ることが出来る。又、本発明に依れば、3つ
のフィルタ出力のカットオフ周波数及び尖鋭度を等しく
することが出来るので調整を簡単かつ同時に行なう事が
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来のアクティブフィルタを示す回路図である。 (18)…第1積分回路、(22)…第2積分回路、(25)
…オペアンプ、(26)…第1帰還回路、(27)…第2帰
還回路、(30)…第3帰還回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非反転入力端子に入力信号が印加される第
    1積分回路と、非反転入力端子に前記第1積分回路の出
    力信号が印加される第2積分回路と、非反転入力端子に
    前記第2積分回路の出力信号と前記入力信号とが印加さ
    れるオペアンプと、該オペアンプの出力信号が得られる
    出力端子と前記第1積分回路の反転入力端子との間に接
    続される第1帰還回路と、前記出力端子と前記第1積分
    回路の反転入力端子との間に接続される第2帰還回路
    と、前記出力端子と前記オペアンプの反転入力端子との
    間に接続される第3帰還回路とから成り、前記オペアン
    プの出力端にトラップ出力を発生させる様にしたことを
    特徴とするアクティブフィルタ。
JP21338186A 1986-09-10 1986-09-10 アクテイブフイルタ Expired - Lifetime JPH0695624B2 (ja)

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JPS6367912A JPS6367912A (ja) 1988-03-26
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