JPS6362133B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6362133B2 JPS6362133B2 JP2255282A JP2255282A JPS6362133B2 JP S6362133 B2 JPS6362133 B2 JP S6362133B2 JP 2255282 A JP2255282 A JP 2255282A JP 2255282 A JP2255282 A JP 2255282A JP S6362133 B2 JPS6362133 B2 JP S6362133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- band
- low
- filter
- transfer function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
Landscapes
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は能動回路から構成される帯域除去フイ
ルタに関する。
ルタに関する。
従来、能動RC回路による高次の帯域除去フイ
ルタ(以下、BEFと称す)は、ローパス・ノツ
チ回路とハイパス・ノツチ回路との組合せにより
構成されている。(第1図において、参照数字1
はローパス・ノツチ特性を示し、同数字2はハイ
パス・ノツチ特性を示し、同数字3はこれらの総
合特性を示す。)また、その回路形式としては、
第2図に示すように、Twin―T回路が使用され
ている。第2図の回路は、次数2次に対し、演算
増幅器21は1個でよいが、コンデンサ22〜2
5の数が4個と多く、各容量値を自由に定めるこ
とができないため、小型・低価格を要求される混
成IC化にはあまり適していない。
ルタ(以下、BEFと称す)は、ローパス・ノツ
チ回路とハイパス・ノツチ回路との組合せにより
構成されている。(第1図において、参照数字1
はローパス・ノツチ特性を示し、同数字2はハイ
パス・ノツチ特性を示し、同数字3はこれらの総
合特性を示す。)また、その回路形式としては、
第2図に示すように、Twin―T回路が使用され
ている。第2図の回路は、次数2次に対し、演算
増幅器21は1個でよいが、コンデンサ22〜2
5の数が4個と多く、各容量値を自由に定めるこ
とができないため、小型・低価格を要求される混
成IC化にはあまり適していない。
さらに、従来構成においては、ローパス・ノツ
チ回路およびハイパス・ノツチ回路の2種類の回
路が必要であり、このため、必要とされる抵抗お
よびコンデンサの素子値範囲が広くなりかつ素子
値の種類も多くなるという欠点がある。
チ回路およびハイパス・ノツチ回路の2種類の回
路が必要であり、このため、必要とされる抵抗お
よびコンデンサの素子値範囲が広くなりかつ素子
値の種類も多くなるという欠点がある。
本発明の目的は上述の欠点を除去した帯域除去
フイルタを提供することにある。
フイルタを提供することにある。
本発明のフイルタは、低域カツトオフ周波数
−および高域カツトオフ周波数+を有する帯域
除去フイルタにおいて、 (ここで、λ=jω,ωは角周波数;k′=−/
+;A=1−k′;aは特性を決めるための予め
定めた係数;Hは利得を決めるための予め定めた
係数)なる伝達関数をそれぞれ有する2つの基本
回路を縦続接続し、後段の前記基本回路の出力を
1/H(b−a4/4)なる帰還量を有する回路を介 して前段の前記基本回路の入力に負帰還させてい
る。
−および高域カツトオフ周波数+を有する帯域
除去フイルタにおいて、 (ここで、λ=jω,ωは角周波数;k′=−/
+;A=1−k′;aは特性を決めるための予め
定めた係数;Hは利得を決めるための予め定めた
係数)なる伝達関数をそれぞれ有する2つの基本
回路を縦続接続し、後段の前記基本回路の出力を
1/H(b−a4/4)なる帰還量を有する回路を介 して前段の前記基本回路の入力に負帰還させてい
る。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明
する。
する。
第3図aおよびbのブロツク図を参照して本発
明の帯域除去フイルタの設計法を説明する。
明の帯域除去フイルタの設計法を説明する。
基準ローパスフイルタの伝達関数K(λ)を
H/λ2+aλ+bとする(ここで、λ=jω,ωは角周 波数)。第3図aに示す回路6の伝達関数K′(λ)
をH/(λ+a/2)2に選び、帰還量βを1/H(b
− a2/4)に選ぶと、端子T1からT2への全伝達関
数V2/V1は、 V2/V1=K′(λ)/1+βK′(λ) =H/(λ+a/2)2/1+1/H(b−a2/4)・
H/(λ+a/2)2 =H/λ2+aλ+b=K(λ) ……(1) となり、基準ローパスフイルタの伝達関係K(λ)
と等しい。
H/λ2+aλ+bとする(ここで、λ=jω,ωは角周 波数)。第3図aに示す回路6の伝達関数K′(λ)
をH/(λ+a/2)2に選び、帰還量βを1/H(b
− a2/4)に選ぶと、端子T1からT2への全伝達関
数V2/V1は、 V2/V1=K′(λ)/1+βK′(λ) =H/(λ+a/2)2/1+1/H(b−a2/4)・
H/(λ+a/2)2 =H/λ2+aλ+b=K(λ) ……(1) となり、基準ローパスフイルタの伝達関係K(λ)
と等しい。
次にK′(λ)をBEF関数に変換する。BEFの低
域カツトオフ周波数を−,高域カツトオフ周波
数を+,k′=−/+,A=1−k′として、
K′(λ)のλにλ=AP/(P2+k′)を代入し得
られる帯域除去フイルタ関数をT′(P)とする
と、 となる。すなわち、第3図bに示すように、
BEF関数T′(P)はT(P)なる伝達関数を有す
る回路7の2段縦続接続により得られることがわ
かる。
域カツトオフ周波数を−,高域カツトオフ周波
数を+,k′=−/+,A=1−k′として、
K′(λ)のλにλ=AP/(P2+k′)を代入し得
られる帯域除去フイルタ関数をT′(P)とする
と、 となる。すなわち、第3図bに示すように、
BEF関数T′(P)はT(P)なる伝達関数を有す
る回路7の2段縦続接続により得られることがわ
かる。
また、第3図bにおいて、全体の伝達関数
V2/V1は、 V2/V1=T′(P)/1+βT′(P) ……(3) となる。ここで、T′(P)は帯域除去フイルタ関
数であるので、得られるV2/V1なる関数も、帯
域除去フイルタ関数となり所望の特性が得られ
る。
V2/V1は、 V2/V1=T′(P)/1+βT′(P) ……(3) となる。ここで、T′(P)は帯域除去フイルタ関
数であるので、得られるV2/V1なる関数も、帯
域除去フイルタ関数となり所望の特性が得られ
る。
第4図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。参照数字7aおよび7bは上述したT(P)
なる伝達関数を有する2次BEF回路であり、同
数字8は帰還量βを有する帰還回路である。本実
施例では2次に対してコンデンサが2個しか必要
なく、各容量値も自由に選べるため、容量値に合
わせて抵抗をトリミング調整する混成ICに適す
る。
る。参照数字7aおよび7bは上述したT(P)
なる伝達関数を有する2次BEF回路であり、同
数字8は帰還量βを有する帰還回路である。本実
施例では2次に対してコンデンサが2個しか必要
なく、各容量値も自由に選べるため、容量値に合
わせて抵抗をトリミング調整する混成ICに適す
る。
通常帯域内リツプル約0.2dBのチエビシエフ特
性を与えるものとし、基準ローパスフイルタの伝
達関数K(P)をK(P)=2.506/P2+2.003P+2.506
に 選びk′を0.86に選んだときの特性を第5図に示
す。
性を与えるものとし、基準ローパスフイルタの伝
達関数K(P)をK(P)=2.506/P2+2.003P+2.506
に 選びk′を0.86に選んだときの特性を第5図に示
す。
以上、本発明には、ローパス・ノツチ回路とハ
イパス・ノツチ回路とを組合せることなく同一定
数回路の縦続接続にてBEFを実現できるため、
抵抗およびコンデンサ等の素子値の種類の減少な
らびに組立および調整の簡単化を達成できるとい
う効果がある。
イパス・ノツチ回路とを組合せることなく同一定
数回路の縦続接続にてBEFを実現できるため、
抵抗およびコンデンサ等の素子値の種類の減少な
らびに組立および調整の簡単化を達成できるとい
う効果がある。
第1図は従来の帯域除去フイルタを構成する回
路の特性図、第2図は従来例を示す回路図、第3
図aおよびbは本発明のフイルタの設計法を説明
するためのブロツク図、第4図は本発明の一実施
例を示す回路図および第5図は特性図である。 図において、1……ローパス・ノツチ特性、2
……ハイパス・ノツチ特性、3……総合特性、
7,7a,7b…2次BEF回路、8……帰還回
路。
路の特性図、第2図は従来例を示す回路図、第3
図aおよびbは本発明のフイルタの設計法を説明
するためのブロツク図、第4図は本発明の一実施
例を示す回路図および第5図は特性図である。 図において、1……ローパス・ノツチ特性、2
……ハイパス・ノツチ特性、3……総合特性、
7,7a,7b…2次BEF回路、8……帰還回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低域カツトオフ周波数−および高域カツト
オフ周波数+を有する帯域除去フイルタにおい
て、 (ここで、λ=jω,ωは角周波数;k′=−/
+;A=1−k′;aは特性を決めるための予め
定めた係数;Hは利得を決めるための予め定めた
係数)なる伝達関数をそれぞれ有する2つの基本
回路を縦続接続し、後段の前記基本回路の出力を
1/H(b−a4/4)なる帰還量を有する回路を介 して前段の前記基本回路の入力に負帰還させたこ
とを特徴とする帯域除去フイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255282A JPS58139519A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 帯域除去フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255282A JPS58139519A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 帯域除去フイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58139519A JPS58139519A (ja) | 1983-08-18 |
JPS6362133B2 true JPS6362133B2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=12086004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255282A Granted JPS58139519A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 帯域除去フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58139519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04834Y2 (ja) * | 1989-09-29 | 1992-01-13 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009020352A1 (de) | 2009-05-07 | 2010-11-11 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Aufnahmevorrichtung für ein Kühlluftklappenmodul in einer Bugverkleidung eines Kraftfahrzeugs |
JP5573268B2 (ja) | 2010-03-19 | 2014-08-20 | アイシン精機株式会社 | 車両用可動グリルシャッター |
US8561739B2 (en) | 2010-07-13 | 2013-10-22 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Movable grille shutter for vehicle |
JP5513470B2 (ja) | 2011-11-22 | 2014-06-04 | アイシン精機株式会社 | グリルシャッタ装置 |
JP5853801B2 (ja) | 2012-03-22 | 2016-02-09 | アイシン精機株式会社 | グリルシャッタ装置 |
JP6020020B2 (ja) | 2012-10-15 | 2016-11-02 | アイシン精機株式会社 | グリルシャッタ装置 |
JP2015214211A (ja) | 2014-05-09 | 2015-12-03 | アイシン精機株式会社 | 車両用グリル装置 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2255282A patent/JPS58139519A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04834Y2 (ja) * | 1989-09-29 | 1992-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58139519A (ja) | 1983-08-18 |
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