JPH0575382A - バンドパスフイルタ - Google Patents
バンドパスフイルタInfo
- Publication number
- JPH0575382A JPH0575382A JP23210991A JP23210991A JPH0575382A JP H0575382 A JPH0575382 A JP H0575382A JP 23210991 A JP23210991 A JP 23210991A JP 23210991 A JP23210991 A JP 23210991A JP H0575382 A JPH0575382 A JP H0575382A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current source
- terminal
- voltage controlled
- voltage
- controlled current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二つの電圧制御電流源を用いて集積回路化
し、素子面積を削減する。 【構成】 電圧制御電流源１３，１５と、コンデンサ１
１，１７を有し、コンデンサ１１の一端を入力端子１２
として、コンデンサ１１の他端に、電圧制御電流源１３
の正極入力端子１４と電圧制御電流源１５の正極出力端
子１６を接続し、コンデンサ１７の一端に、出力端子１
８と電圧制御電流源１３の負極出力端子１９と電圧制御
電流源１５の負極出力端子２０および正極入力端子２１
を接続し、コンデサ１７の他端に、電圧制御電流源１３
の正極出力端子２２および負極入力端子２３と電圧制御
電流源２０の負極入力端子２４と定電圧源２５とを接続
した。
し、素子面積を削減する。 【構成】 電圧制御電流源１３，１５と、コンデンサ１
１，１７を有し、コンデンサ１１の一端を入力端子１２
として、コンデンサ１１の他端に、電圧制御電流源１３
の正極入力端子１４と電圧制御電流源１５の正極出力端
子１６を接続し、コンデンサ１７の一端に、出力端子１
８と電圧制御電流源１３の負極出力端子１９と電圧制御
電流源１５の負極出力端子２０および正極入力端子２１
を接続し、コンデサ１７の他端に、電圧制御電流源１３
の正極出力端子２２および負極入力端子２３と電圧制御
電流源２０の負極入力端子２４と定電圧源２５とを接続
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路におい
て使用されるバンドパスフィルタに関するものである。
て使用されるバンドパスフィルタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、半導体集積回路においてフィルタ
回路の集積化が進んでいる。その方法の一つとしてジャ
イレータ回路を用いて等価的にインダクタンスを集積回
路に内蔵することによりフィルタ回路を構成する方法が
広く用いられている。
回路の集積化が進んでいる。その方法の一つとしてジャ
イレータ回路を用いて等価的にインダクタンスを集積回
路に内蔵することによりフィルタ回路を構成する方法が
広く用いられている。
【０００３】図２に、従来のジャイレータ回路を用いた
バンドパスフィルタの一例を示す。ここでは、第一電圧
制御電流源１と第二電圧制御電流源２によってジャイレ
ータ回路が構成されており、第二コンデンサ（Ｃ２）３
は見かけ上のインダクタンスに変換される。したがっ
て、出力端子（Ｖｏｕｔ）４と定電圧源（Ｖ１）５との
間にインダクタンスが等価的に構成される。また、第三
電圧制御電流源６は等価的に抵抗としてはたらき、出力
端子（Ｖｏｕｔ）４と定電圧源（Ｖ１）５の間に抵抗が
等価的に構成される。さらに、第一コンデンサ（Ｃ１）
７が入力端子（Ｖｉｎ）８と出力端子（Ｖｏｕｔ）４の
間に接続され、２次のバンドパスフィルタが構成され
る。
バンドパスフィルタの一例を示す。ここでは、第一電圧
制御電流源１と第二電圧制御電流源２によってジャイレ
ータ回路が構成されており、第二コンデンサ（Ｃ２）３
は見かけ上のインダクタンスに変換される。したがっ
て、出力端子（Ｖｏｕｔ）４と定電圧源（Ｖ１）５との
間にインダクタンスが等価的に構成される。また、第三
電圧制御電流源６は等価的に抵抗としてはたらき、出力
端子（Ｖｏｕｔ）４と定電圧源（Ｖ１）５の間に抵抗が
等価的に構成される。さらに、第一コンデンサ（Ｃ１）
７が入力端子（Ｖｉｎ）８と出力端子（Ｖｏｕｔ）４の
間に接続され、２次のバンドパスフィルタが構成され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のバンド
パスフィルタを構成する方法では、３個の電圧制御電流
源を使用する必要があり、集積回路上で構成する場合に
素子面積の増大を招く問題があった。したがって、低コ
ストが要求されるバンドパスフィルタを集積回路上に構
成する場合、適切な構成方法とは言い難いものであっ
た。
パスフィルタを構成する方法では、３個の電圧制御電流
源を使用する必要があり、集積回路上で構成する場合に
素子面積の増大を招く問題があった。したがって、低コ
ストが要求されるバンドパスフィルタを集積回路上に構
成する場合、適切な構成方法とは言い難いものであっ
た。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、二つ
の電圧制御電流源で構成され、低コストで従来と同等な
特性が得られるバンドパスフィルタを提供することを目
的とする。
の電圧制御電流源で構成され、低コストで従来と同等な
特性が得られるバンドパスフィルタを提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のバンドパスフィルタは、第一および第二の
電圧制御電流源と、第一および第二のコンデンサを有
し、第一コンデンサの一端を入力端子として、第一コン
デンサの他端に、第一電圧制御電流源の正極入力端子と
第二電圧制御電流源の正極出力端子が接続され、第二コ
ンデンサの一端に、出力端子と第一電圧制御電流源の負
極出力端子と第二電圧制御電流源の負極出力端子および
第二電圧制御電流源の正極入力端子が接続され、第二コ
ンデサの他端に、第一電圧制御電流源の正極出力端子と
第一電圧制御電流源の負極入力端子と第二電圧制御電流
源の負極入力端子および定電圧源が接続された構成とし
たものである。
に、本発明のバンドパスフィルタは、第一および第二の
電圧制御電流源と、第一および第二のコンデンサを有
し、第一コンデンサの一端を入力端子として、第一コン
デンサの他端に、第一電圧制御電流源の正極入力端子と
第二電圧制御電流源の正極出力端子が接続され、第二コ
ンデンサの一端に、出力端子と第一電圧制御電流源の負
極出力端子と第二電圧制御電流源の負極出力端子および
第二電圧制御電流源の正極入力端子が接続され、第二コ
ンデサの他端に、第一電圧制御電流源の正極出力端子と
第一電圧制御電流源の負極入力端子と第二電圧制御電流
源の負極入力端子および定電圧源が接続された構成とし
たものである。
【０００７】
【作用】上記構成により、ジャイレータ回路を構成する
電圧制御電流源の出力を等価的な抵抗の端子として用い
ることにより、抵抗として用いられている電圧制御電流
源を省略することが可能となり、二つの電圧制御電流源
によって低コストで従来と同等な特性が得られるバンド
パスフィルタが構成される。
電圧制御電流源の出力を等価的な抵抗の端子として用い
ることにより、抵抗として用いられている電圧制御電流
源を省略することが可能となり、二つの電圧制御電流源
によって低コストで従来と同等な特性が得られるバンド
パスフィルタが構成される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は、本発明の一実施例におけるバンドパス
フィルタの回路構成を示すものである。第一コンデンサ
（Ｃ１）１１の一端に入力端子（Ｖｉｎ）１２を接続
し、第一コンデンサ（Ｃ１）１１の他端に、第一電圧制
御電流源１３の正極入力端子１４と第二電圧制御電流源
１５の正極出力端子１６を接続する。
明する。図１は、本発明の一実施例におけるバンドパス
フィルタの回路構成を示すものである。第一コンデンサ
（Ｃ１）１１の一端に入力端子（Ｖｉｎ）１２を接続
し、第一コンデンサ（Ｃ１）１１の他端に、第一電圧制
御電流源１３の正極入力端子１４と第二電圧制御電流源
１５の正極出力端子１６を接続する。
【０００９】そして、第二コンデンサ（Ｃ２）１７の一
端に、出力端子（Ｖｏｕｔ）１８と第一電圧制御電流源
１３の負極出力端子１９と第二電圧制御電流源１５の負
極出力端子２０および第二電圧制御電流源１５の正極入
力端子２１を接続し、第二コンデンサ（Ｃ２）１７の他
端に、第一電圧制御電流源１３の正極出力端子２２と第
一電圧制御電流源１３の負極入力端子２３と第二電圧制
御電流源１５の負極入力端子２４および定電圧源（Ｖ
１）２５を接続する。
端に、出力端子（Ｖｏｕｔ）１８と第一電圧制御電流源
１３の負極出力端子１９と第二電圧制御電流源１５の負
極出力端子２０および第二電圧制御電流源１５の正極入
力端子２１を接続し、第二コンデンサ（Ｃ２）１７の他
端に、第一電圧制御電流源１３の正極出力端子２２と第
一電圧制御電流源１３の負極入力端子２３と第二電圧制
御電流源１５の負極入力端子２４および定電圧源（Ｖ
１）２５を接続する。
【００１０】上記構成において、第一電圧制御電流源１
３の電圧電流変換係数をｇｍ１とし、第二電圧制御電流
源１５の電圧電流変換係数をｇｍ２とすると、入力端子
（Ｖｉｎ）１２と出力端子（Ｖｏｕｔ）１８とのＶｉｎ
−Ｖｏｕｔ間の伝達関数Ｔ（ｓ）は以下のように計算さ
れる。 したがって共振周波数ωo とＱが各々 で表される２次のバンドパスフィルタが構成される。
３の電圧電流変換係数をｇｍ１とし、第二電圧制御電流
源１５の電圧電流変換係数をｇｍ２とすると、入力端子
（Ｖｉｎ）１２と出力端子（Ｖｏｕｔ）１８とのＶｉｎ
−Ｖｏｕｔ間の伝達関数Ｔ（ｓ）は以下のように計算さ
れる。 したがって共振周波数ωo とＱが各々 で表される２次のバンドパスフィルタが構成される。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、二つ
の電圧制御電流源を用いるだけで従来と同等なバンドパ
スフィルタを得ることができ、これによって集積回路化
した場合に素子面積の削減が可能になり、より低コスト
なバンドパスフィルタを構成することができる。
の電圧制御電流源を用いるだけで従来と同等なバンドパ
スフィルタを得ることができ、これによって集積回路化
した場合に素子面積の削減が可能になり、より低コスト
なバンドパスフィルタを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すバンドパスフィルタの
回路図である。
回路図である。
【図２】従来のジャイレータ回路を用いたバンドパスフ
ィルタの回路図である。
ィルタの回路図である。
１１ 第一コンデンサ １２ 入力端子 １３ 第一電圧制御電流源 １５ 第二電圧制御電流源 １７ 第二コンデンサ １８ 出力端子
Claims (1)
- 【請求項１】 第一および第二の電圧制御電流源と、第
一および第二のコンデンサを有し、第一コンデンサの一
端を入力端子として、第一コンデンサの他端に、第一電
圧制御電流源の正極入力端子と第二電圧制御電流源の正
極出力端子が接続され、第二コンデンサの一端に、出力
端子と第一電圧制御電流源の負極出力端子と第二電圧制
御電流源の負極出力端子および第二電圧制御電流源の正
極入力端子が接続され、第二コンデサの他端に、第一電
圧制御電流源の正極出力端子と第一電圧制御電流源の負
極入力端子と第二電圧制御電流源の負極入力端子および
定電圧源が接続されたことを特徴とするバンドパスフィ
ルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23210991A JPH0575382A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | バンドパスフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23210991A JPH0575382A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | バンドパスフイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575382A true JPH0575382A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16934150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23210991A Pending JPH0575382A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | バンドパスフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575382A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0746096A1 (en) * | 1995-06-03 | 1996-12-04 | Nec Corporation | Grounded inductance circuit using gyrator circuit |
| JP2013242532A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | 能動ノイズ低減 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23210991A patent/JPH0575382A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0746096A1 (en) * | 1995-06-03 | 1996-12-04 | Nec Corporation | Grounded inductance circuit using gyrator circuit |
| US5635884A (en) * | 1995-06-03 | 1997-06-03 | Nec Corporation | Grounded inductance circuit using gyrator circuit |
| JP2013242532A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | 能動ノイズ低減 |
| JP2015159562A (ja) * | 2012-05-21 | 2015-09-03 | ハーマン ベッカー オートモーティブ システムズ ゲーエムベーハー | 能動ノイズ低減 |
| US9583090B2 (en) | 2012-05-21 | 2017-02-28 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Active noise reduction |
| US10325586B2 (en) | 2012-05-21 | 2019-06-18 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Active noise reduction |
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