JPH0695219A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH0695219A
JPH0695219A JP24812192A JP24812192A JPH0695219A JP H0695219 A JPH0695219 A JP H0695219A JP 24812192 A JP24812192 A JP 24812192A JP 24812192 A JP24812192 A JP 24812192A JP H0695219 A JPH0695219 A JP H0695219A
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Yuji Kobayashi
有二 小林
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポップアップ時の衝撃を緩和し、バウンド等の
障害がなく、撮影者に不快感を与えることがないストロ
ボ装置を提供する。。 【構成】このストロボ装置は、発光部本体15を収納位
置と使用位置とに変位させる回転部材17と、この回転
部材17を上記移動位置に向けて付勢するトーションバ
ネ12と、上記回転部材17が収納位置対応の回動位置
にあるときには、上記トーションバネ12と逆方向に該
回転部材17を付勢するとともに、該回転部材が使用位
置対応の回動位置にあるときには、上記トーションバネ
12と同方向に該回転部材を付勢するトーションバネ1
3とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はストロボ装置、詳しく
は、発光部が収納位置と、使用位置とに移動可能なスト
ロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、閃光発光管を有している発光部を
バネの力を使って収納位置から使用位置へ移動させ、か
つ、バネの付勢力により発光部の一部をカメラ本体のス
トッパーに当て付けて発光部を使用位置に保持する機構
を有するストロボ内蔵カメラは、既に、特開昭62−1
21428号で開示されている。
【0003】また、発光部をバネの力で収納位置から使
用位置へ移動させるの衝撃力を緩和するために、オイル
ダンパーを用いたストロボ開閉機構を内蔵するカメラも
既に存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開昭62−1
21428号に開示のストロボ装置においては、バネの
力で発光部を収納位置から使用位置へ移動させ、かつ、
発光部を使用位置に保持する場合、収納位置でのバネ力
量は、使用位置に発光部を保持する力に加え、発光部の
収納位置への移動量に伴うバネのチャージ力量が加算さ
れる。そのため、大きな付勢エネルギーを持つことにな
り発光部を使用位置にポップアップさせた時、発光部の
一部がストッパーに当て付く衝撃はかなり大きなものと
なる。このような構造をもつカメラの場合、そのカメラ
を構えた状態で撮影者がストロボをポップアップさせる
と、その衝撃は撮影者は伝わり不快感を与えたり、更
に、バウンドを発生させたりして、カメラ自体にも悪影
響を及ぼす虞がある。
【0005】また、前記従来のオイルダンパーを使って
発光部移動時の衝撃を緩和するストロボ開閉機構のもの
は、オイルダンパー自体複雑な構造をしており、高価な
ものとなってしまう。更に、オイルダンパーを組み込む
には、ある程度広いスペースが必要となり、カメラの小
型化が進む現在では不利となっていた。
【0006】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、最小限の部材で発光部を移動させ
るための付勢部材のチャージエネルギーを緩和させ、衝
撃による振動やショック音の少ない発光部移動機構を有
するストロボ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本ストロボ装置は、初期
位置とこれに対して所定量移動した移動位置との間を変
位させることにより、発光部を収納位置と使用位置とに
変位させる変位部材と、この変位部材を上記移動位置に
向けて付勢する第1の付勢手段と、上記変位部材が初期
位置にあるときには、上記第1の付勢手段と逆方向に該
変位部材を付勢するとともに、該変位部材が移動位置に
あるときには、上記第1の付勢手段と同方向に該変位部
材を付勢する第2の付勢部材とを具備することを特徴と
する。
【0008】
【作用】発光部の収納位置では、変位部材を付勢する付
勢力は第1の付勢手段と第2の付勢手段の力が加算され
た値となり、使用位置では第1の付勢手段の付勢力に対
して、逆方向に第2の付勢手段の付勢力が作用するよう
にして、発光部本体を使用状態にホップアップする場合
の衝撃力を弱めるようにする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。本発明の第1実施例のストロボ装置を説明する
に先だって、該実施例のストロボ装置における発光部変
位機構の動作原理について図1,2により説明する。な
お、図1は、該機構の動作図であって、図2は、図1に
示す機構に作用する回転トルクと操作部材である回転部
材の移動位置との関係を示した線図である。
【0010】図1において、回動部材1は、第1の付勢
手段であるトーションバネ2により反時計回りに付勢さ
れている。上記回転部材1には回転中心1bの法線方向
に凸状となるカム部1aが形成されており、該カム部1
aの外周を第2の付勢手段であるトーションバネ3で押
圧している。なお、上記トーションバネ2の一端、ま
た、トーションバネ3の一端は、それぞれ第1実施例で
は、ストロボ発光管を保持する発光部本体に配設される
ピン4b,4aに当接しているものとする。また、回動
部材1のカム部1aが図1の位置1a(A)にあると
き、上記発光部本体は、収納状態とし、初期位置にある
とする。また、カム部1aが位置1a(C)にあると
き、ストロボ発光可能状態とし、発光部本体は移動位置
である使用位置とする。
【0011】そして、本実施例のストロボ装置において
は、収納位置(カム部位置1a(A)が対応)から使用
位置(カム部位置1a(C)が対応)に発光部本体を移
動させたとき、発光部本体等の受ける衝撃エネルギを極
力減らして、衝撃による振動やショック音の少なくしよ
うとするものである。即ち、回転部材1をカム1aの位
置1a(C)に保持するに必要な最小トルクは値T2 と
し、その値を確保しながら位置1a(A)における回転
部材1の受けるトルクをできるだけ少なくするようにし
て、各バネ力量を選定するものである。
【0012】上記回転部材1のカム1aが位置1a
(A)にあるとき、回転部材1にはトーションバネ2に
より反時計回りにT0 の回転トルクが働き、同時にトー
ションバネ3により時計回りにP1 ・R1 の回転トルク
が作用する。従って、位置1a(A)で回転部材1に働
く回転トルクは値(T0 −P1 ・R1 )となる。但し、
この状態で回転部材1のカム1a面とトーションバネ3
との当接作用点距離をR1とし、トーションバネ3のカ
ム1a面に対する作用力をP1 とする。
【0013】そして、回転部材1が回動してカム1aが
位置1a(B)では、トーションバネ3による付勢回転
トルクは、一旦、0となり、トーションバネ2のみの回
転トルクが作用した状態になる。更に、回転して上記回
転部材1がカム1aが位置1a(C)に到達すると、回
転部材1にはトーションバネ2により反時計回りに前記
必要回転トルクT2 に等しい回転トルクが働くものとす
る。更に、トーションバネ3により反時計回りにP2 ・
R2 の回転トルクが作用する。従って、位置1a(C)
で回転部材1に働く回転トルクは値(T2 +P2 R2 )
となる。但し、この状態で回転部材1のカム1a面とト
ーションバネ3との当接作用点距離をR2 とし、トーシ
ョンバネ3のカム1a面に対する作用力をP2 とする。
【0014】回転部材1をカム1aの位置1a(C)に
保持するに必要な最小トルクは既に説明したように値T
2 とする。そして、トーションバネ3がない場合、回転
部材1に作用する回転トルク変化は図2で変化特性線L
1線なる。従って、位置1a(A)では、値T0 の高い
回転トルクになってしまう。それに対し、本実施例の機
構では、前記トーションバネ3を加えることにより、回
転部材1に作用する回転トルク変化は、変化特性線L2
のような、よりフラットに近い回転トルク特性となる。
そして、位置1a(A)での回転トルクが値T0 から値
(T0 −P1 ・R1 )に下がる。
【0015】また、上記変化特性線L2 では、位置1a
(C)でのトルクが値(T2 +P2R2 )であり、まだ
必要な最小トルクT2 に対して余裕がある。従って、更
に、位置1a(C)での回転トルクを値T2 まで下げる
ことができ、トーションバネ2の力量を弱くする。そし
て、図2の変化特性線L3 までトルクを下げ、位置1a
(A)での回転部材1に作用するトルクは、より小さい
値である値T1 で良いことになる。このように、第2の
付勢手段のトーションバネ3を付加することにより第1
の付勢部材であるトーションバネ2の持っているバネの
チャージエネルギーを大巾に減少させることができる。
【0016】なお、カム1aの位置1a(A)から位置
1a(B)更に位置1a(C)間において、回転部材1
の付勢トルクが少なくとも、反時計回りのトルクが与え
られるように、トーションバネ3による付勢トルクはト
ーションバネ2による付勢トルクよりも大きくないもの
とする。これは、ストロボ装置に適用した場合、常に、
発光部本体を前記収納位置から使用位置の方向に付勢ト
ルクを作用させる状態とするためである。
【0017】図3,4は、本発明の第1実施例を示すス
トロボ装置であって、上述の原理を応用したストロボ装
置の作動図である。ストロボ発光管14を保持する発光
部の発光部本体15がカメラ本体10に回転軸10aに
より、初期位置である収納位置15(A)と、移動位置
であるストロボポップアップの使用位置15(C)の間
を回動可能に支持されている。なお、図3が上記収納位
置にある状態を示し、図4が使用位置にある状態を示し
ている。
【0018】変位部材であってカム部を有する回転部材
17は、回転アーム16と一体的に回転するように発光
部本体15に支持軸15aに軸支される。そして、第1
の付勢手段であるトーションバネ2により、図3上で反
時計回りに付勢されている。上記回転アーム6が反時計
回りに回転するに伴い、回転アーム6の一端に設けられ
たピン16aがカメラ本体10に設けられた摺動溝10
bを図3上の左から右へスライドする。そして、発光部
本体15は、回転軸10aを中心に時計回りへ回転し、
ピン16aが摺動溝10bの右端に当て付いた状態で、
発光部本体15は使用位置15(C)に保持される。ト
ーションバネ13は、一つのフック部を発光部本体15
の固定ピン15bに係止され、他のフック部を回転部材
17のカム面を押圧するように配設されている。なお、
前記図1で示した回転部材1のカム1aの位置1a
(A)に対応する位置が図3に示した回転部材17の回
動位置17(A)であって、図1の位置1a(C)に対
応する位置が図3の回動位置17(C)である。
【0019】図3の収納状態において、回転アーム16
は、トーションバネ13による付勢力P1 により、時計
回りに回転トルクが作用する。そのため、トーションバ
ネ12による回転トルクと反対方向の力が加わり、トー
ションバネ12によるチャージエネルギーを減少させ
る。従って、発光部本体15がポップアップしてピン1
6aが摺動溝10bの右端に当て付いたときの衝撃は少
なくなる。また、図4の使用状態では回転部材17には
トーションバネ13による付勢力P2 により、反時計回
りに回転トルクが作用するため、ピン16aは摺動溝1
0bの右端のストッパーに当て付き方向に付勢力がその
分増加する。従って、トーションバネ12の力量は、ト
ーションバネ3による回転部材17を介した付勢力を差
し引いた力量で済む。
【0020】なお、上記実施例のものでは、摺動溝10
bは、カメラ本体10側に配設されているが、変形例と
して該摺動溝10bを発光部本体15側に配設するよう
にしてもよい。また、上記実施例のものでは、第2の付
勢手段としてトーションバネ3を用いたが、このトーシ
ョンバネ3に代えて板バネ、または、コイルバネを適用
してもよい。
【0021】更にまた、上記トーションバネ3に代えて
トグルバネを適用することもできる。図4,5は、その
変形例のストロボ装置の作動図である。本ストロボ装置
は、前記第1実施例のものに対して、第2の付勢手段と
してトグルバネ18を用いる点が異なり、その他の構成
は同一である。そして、図5が発光部本体15の収納位
置15(A)にある状態を示し、図6が使用位置15
(C)にある状態を示している。上記トグルバネ18の
1つのフック部は発光部本体15側のピン15dに係止
し、他のフック部は回転部材17上のピン17aに係止
している。そして、回転部材17の回動位置17(A)
と回動位置17(C)の中間位置で上記トグルバネ18
の回転部材17に対する付勢方向が反転するようになっ
ている。
【0022】図5に示すように上記収納状態にあるとき
は、前記第1実施例のものと同様に、回転アーム16
は、トグルバネ18による付勢力P1 により、時計回り
に回転トルクが作用する。また、図5の使用状態でも前
記第1実施例のものと同様に、回転部材17にはトグル
バネ18による付勢力P2 により、反時計回りに回転ト
ルクが作用する。そのため、前記第1実施例のものと同
様に、トーションバネ12の力量は、トグルバネ18に
よる回転部材17を介した付勢力を差し引いた力量で済
む。従って、発光部本体15のポップアップ時の衝撃は
少なくなり、本変形例のものも、前記第1実施例のもの
と同様の効果を与えることになる。
【0023】次に、図7,8により本発明の第2実施例
のストロボ装置について説明する。図7は、上記ストロ
ボ装置の発光部本体25がカメラ本体10内にある収納
状態を示し、図8は発光部本体25がポップアップした
使用状態を示す。発光部本体25は、回転軸10aを介
してカメラ本体10に回動自在に取り付けられ、その回
転軸10aに第1の付勢手段であるトーションバネ22
が巻装されている。該トーションバネ22の一端はカメ
ラ本体10のピン10cに係止され、他端は発光部本体
25のピン25cに係止されており、発光部本体25
は、このトーションバネ22により時計回りに付勢され
ている。また、発光部本体25には軸支位置近傍に凸状
のカム部25bを設ける。該カム部25bに対して本体
10の支持ピン10dに巻装された第2の付勢手段であ
るトーションバネ23のフック部がが当接し、押圧して
いる。なお、トーションバネ23の他のフック部は、カ
メラ本体10のピン10eに当接している。
【0024】図7に示す収納状態においては、発光部本
体25にはトーションバネ22の付勢トルクが使用する
と同時に、トーションバネ23による付勢力P1 による
トルクがカム部25aを介して反対方に作用する。その
とき発光部本体は、収納位置25(A)にある。
【0025】上記発光部本体25には回転アーム26が
回転自在に軸支され、発光部本体25が時計回りに回転
するに伴い、回転アーム26の一端に設けられたピン2
6aがカメラ本体10に設けられた摺動溝10bを左か
ら右へスライドし、図8に示すように、ピン26aが摺
動溝10bの右端に当て付く。この状態が発光部本体2
5の使用位置25(C)で保持された状態である。そし
て、この使用位置25(C)においては、発光部本体2
5には、トーションバネ22の回転トルクと同方向のト
ーションバネ23による付勢力P2 が作用する。なお、
図1に示した回転部材1の位置1a(A)に相当するの
が図7に示しされるカム部25bの回動位置25b
(A)であって、位置1a(C)に相当するのが図8に
示したカム部25bの回動位置25b(C)である。
【0026】上述のように収納位置において、発光部本
体25はトーションバネ23により、反時計回転方向に
回転トルクが作用するため、トーションバネ22による
回転トルクと反対方向の力が加わりトーションバネ22
のチャージエネルギーを減少させる作用が働き、第1実
施例のものと同様の効果をもたらす。しかも、本実施例
のものは、回転部材を必要としないことから、より簡単
な構成でよいことになる。
【0027】なお、上記実施例のものは、発光部本体2
5に使用位置規制用として回転アーム26を適用した
が、その変形例として図7,8に示すようなカメラ本体
10に配設するストッパ30を用いて、該回転アーム2
6に代えることも可能である。更に、本実施例において
も、第2の付勢手段としてトーションバネ23を適用し
たが、これは板バネやトグルバネ、または、コイルバネ
等の他のバネ部材を用いるようにしても同等の効果を得
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明したように本発明のストロボ
装置は、第2の付勢手段の力を巧みに利用して発光部を
ポップアップさせる付勢力をコントロールし、ストロボ
内蔵カメラ等において、安価で、しかも、省スペースを
可能としながら、ポップアップでの衝撃を緩和し、バウ
ンド等の障害がなく、撮影者に不快感を与えることがな
いなど数多くの顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すストロボ装置の発光
部変位機構の動作原理を説明する図。
【図2】上記図1の変位機構における回転部材の回転ト
ルクの変化を示す図。
【図3】上記図1のストロボ装置の発光部本体の収納状
態を示す側面図。
【図4】上記図1のストロボ装置の発光部本体の使用状
態を示す側面図。
【図5】上記図1のストロボ装置の変形例における発光
部本体の収納状態を示す側面図。
【図6】上記図5の変形例における発光部本体の使用状
態を示す側面図。
【図7】本発明の第2実施例を示すストロボ装置の発光
部本体の収納状態を示す図。
【図8】上記図7のストロボ装置の発光部本体の使用状
態を示す側面図。
【符号の説明】
1,17…………………………回転部材(変位部材) 1a …………………………カム(変位部材,回転部
材) 2,12,22…………………トーションバネ(第1の
付勢手段) 3,13,23…………………トーションバネ(第2の
付勢手段) 15,25 …………………発光部本体(発光部) 15(A),25(A)………発光部本体の収納位置 (発光部の初期位置,収納位置) 15(C),25(C)………発光部本体の使用位置 (発光部の移動位置,使用位置) 18 …………………トグルバネ(第2の付勢
手段) 25b …………………発光部本体のカム部(変
位部材,回転部材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】発光部の収納位置では、変位部材を付勢する付
勢力は第1の付勢手段と第2の付勢手段の力が加算され
た値となり、使用位置では第1の付勢手段の付勢力に対
して、逆方向に第2の付勢手段の付勢力が作用するよう
にして、発光部本体を使用状態にホップアップする場合
付勢力を弱め、ストッパへの当接時の衝撃を減少する
ようにする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記回転部材1のカム1aが位置1a
(A)にあるとき、回転部材1にはトーションバネ2に
より反時計回りにT0 の回転トルクが働き、同時にトー
ションバネ3により時計回りにP1 ・R1 の回転トルク
が作用する。従って、位置1a(A)で回転部材1に働
く回転トルクは値(T0 −P1 ×R1 )となる。但し、
この状態で回転部材1のカム1a面とトーションバネ3
との当接作用点距離をR1とし、トーションバネ3のカ
ム1a面に対する作用力をP1 とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】そして、回転部材1が回動してカム1aが
位置1a(B)では、トーションバネ3による付勢回転
トルクは、一旦、0となり、トーションバネ2のみの回
転トルクが作用した状態になる。更に、回転して上記回
転部材1がカム1aが位置1a(C)に到達すると、回
転部材1にはトーションバネ2により反時計回りに前記
必要回転トルクT2 に等しい回転トルクが働くものとす
る。更に、トーションバネ3により反時計回りにP2 ×
R2 の回転トルクが作用する。従って、位置1a(C)
で回転部材1に働く回転トルクは値(T2 +P2 R2 )
となる。但し、この状態で回転部材1のカム1a面とト
ーションバネ3との当接作用点距離をR2 とし、トーシ
ョンバネ3のカム1a面に対する作用力をP2 とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】回転部材1をカム1aの位置1a(C)に
保持するに必要な最小トルクは既に説明したように値T
2 とする。そして、トーションバネ3がない場合、回転
部材1に作用する回転トルク変化は図2で変化特性線L
1 線なる。従って、位置1a(A)では、値T0 の高い
回転トルクになってしまう。それに対し、本実施例の機
構では、前記トーションバネ3を加えることにより、回
転部材1に作用する回転トルク変化は、変化特性線L2
のような、よりフラットに近い回転トルク特性となる。
そして、位置1a(A)での回転トルクが値T0 から値
(T0 −P1 ×R1 )に下がる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期位置とこれに対して所定量移動した移
    動位置との間を変位させることにより、発光部を収納位
    置と使用位置とに変位させる変位部材と、 この変位部材を上記移動位置に向けて付勢する第1の付
    勢手段と、 上記変位部材が初期位置にあるときには、上記第1の付
    勢手段と逆方向に該変位部材を付勢するとともに、該変
    位部材が移動位置にあるときには、上記第1の付勢手段
    と同方向に該変位部材を付勢する第2の付勢部材と、 を具備することを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】上記第2の付勢部材の付勢力は、上記回動
    部材の変位途中にて、該回動部材上への作用点が、上記
    回動軸に対して移動することにより反転することを特徴
    とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 【請求項3】上記回動部材への付勢力は、第2の付勢部
    材よりも第1の付勢部材の方が大きいことを特徴とする
    請求項1に記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】発光部が収納位置と使用位置とに移動可能
    なストロボ装置において、 初期位置とこれに対して所定量回動した移動位置との間
    で回動されることにより、上記発光部を収納位置と使用
    位置とに回動させる回動部材と、 この回動部材を回動軸回りに移動位置に向けて付勢する
    第1の付勢手段と、 上記回動部材が初期位置にあるときには、該回動部材を
    該初期位置に向けて付勢するとともに、該回動部材が移
    動するときには、該回動部材を該移動位置に向けて付勢
    する第2の付勢部材と、 を具備することを特徴とするストロボ装置。
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