JP2003177453A - ポップアップフラッシュ - Google Patents

ポップアップフラッシュ

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JP2003177453A
JP2003177453A JP2001378475A JP2001378475A JP2003177453A JP 2003177453 A JP2003177453 A JP 2003177453A JP 2001378475 A JP2001378475 A JP 2001378475A JP 2001378475 A JP2001378475 A JP 2001378475A JP 2003177453 A JP2003177453 A JP 2003177453A
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Hideo Kobayashi
英雄 小林
Tokuji Sato
徳次 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】緩衝機構にギアダンパやオイルダンパなどの機
構を設けずに安価で組立が簡単なポップアップフラッシ
ュを提供する。 【解決手段】基台102に腕部120aの一端が回動自
在に軸支されており、これを軸として他端が回動され
る。このとき回動される端部が回動の途中で弾性部材1
と接触して摺動する。摺動される端部は回動の勢いを弱
められて、第2の弾性部材150のところでその勢いを
完全に弱められて止められる。腕部120aの中央は閃
光発光部の底面に設けられている長孔140に嵌挿され
ているため、腕部の端部が閃光発光部101側の弾性部
材付近で係止される。そして閃光発光部101の動きが
止められて所定の角度を持ったところで閃光発光部10
1の姿勢が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに装着され
るポップアップフラッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影を行う場合、被写界輝度が
所定の値に達しない場合には閃光を放ち、被写界を照ら
すことによってフィルムに対して十分な光量を与えてい
る。このような閃光を放つ閃光発光部を備えたフラッシ
ュの中にはカメラ内に内蔵されていて閃光発光を行うと
きにだけ、閃光発光部が本体あるいはカメラからポップ
アップされるものがある。これをポップアップフラッシ
ュという。このポップアップフラッシュは、ポップアッ
プされた状態で使用され、そうでない場合には本体ある
いはカメラ内に収納される。
【0003】このようなポップアップフラッシュには閃
光発光部が収納状態からポップアップ状態へ自動的に移
行するような付勢部材を設けたものが在る。つまり、収
納状態ではポップアップ状態へ自動的に移行させるため
の付勢部材の付勢力が係止されていてこの係止が解かれ
ることによってポップアップ状態への姿勢の変更が行わ
れる訳である。しかしながら、このようなポップアップ
フラッシュにおいては本体あるいはカメラから閃光発光
部がポップアップされて、ポップアップ状態の姿勢に変
わるときに付勢力がポップアップ状態の姿勢で完全に吸
収されずに閃光発光部が揺れ動いてしまい使用感を悪く
する場合がある。
【0004】このような事態に対処するため、特開平1
0−48712号明細書ではポップアップ状態へスムー
ズに移行させるストロボ内蔵カメラを開示している。
【0005】このストロボ内蔵カメラではポップアップ
状態の姿勢に変わるときに閃光発光部が移動を開始する
初期の領域を除いて作動抵抗を作用させることを提示し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら閃光発光
部が移動を開始する初期の領域を除いて作動抵抗を作用
させるとポップアップ動作が緩慢になるという問題があ
る。また、作動抵抗を一様にするのは難しいのでユーザ
がポップアップ状態から収納状態へ閃光発光部を移行さ
せるにあたって非常に重量感を感じてしまうという問題
や作動抵抗によって収納状態へ移行させるときに引っか
かりを感じてしまい、使用感を悪くするという問題があ
る。さらに作動抵抗を閃光発光部が移動する初期の領域
を除いて一様に作動抵抗手段を配設しようとすると組立
てに時間が掛かるという問題もある。
【0007】以上の事情に鑑み、本発明ではユーザが閃
光発光部をポップアップ状態へ移行させる時にも、また
ポップアップ状態から収納状態へ移行させる時にもスム
ーズにその移行を行えるとともに組立てを簡単に行える
ポップアップフラッシュを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のポップアップフラッシュは、後部が基台に回動自在
に軸支され、基台に接した収納状態とその基台に対して
所定の角度開いたポップアップ状態とに姿勢を変える閃
光発光部を備え、その閃光発光部が、ポップアップ状態
に姿勢を変える方向に付勢されて収納状態に係止され、
操作によりその係止が解かれて、付勢力によりポップア
ップ状態に移行するポップアップフラッシュにおいて、
基台に一端が回動自在に軸支されるとともに他端が閃光
発光部にスライド自在に係止されて、閃光発光部の姿勢
の変更に伴って姿勢を変える、閃光発光部がポップアッ
プ状態に移行したときに上記他端が閃光発光部の一部に
当接して基台からの開き角度を規制する腕部とを備え、
閃光発光部は、収納状態からポップアップ状態に移行す
る途中のポップアップ状態への移行が完了する直前にお
いて移動してきた腕部の上記他端が摺動して閃光発光部
のポップアップ状態への移行の勢いを弱める弾性部材を
備えたものであることを特徴とする。
【0009】上記本発明のポップアップフラッシュによ
れば、上記弾性部材を設けたことにより上記腕部の上記
他端が上記付勢力によって回動される勢いが上記弾性部
材によって弱められ、ポップアップ時の閃光発光部のバ
ウンドが抑えられる。
【0010】好ましくは閃光発光部が移行を完了する直
前に上記弾性部材が設けられることが望ましい。このよ
うにしておけば作動抵抗が作用するのは腕部の他端が閃
光発光部の一部に当接する直前のみになり、ユーザがポ
ップアップされた閃光発光部を収納するときにもユーザ
はスムーズに閃光発光部の移行を行える。
【0011】ここで、本発明のポップアップフラッシュ
において、上記弾性部材は高硬度のゴムであることが好
ましい。この弾性部材は高硬度のゴムであるため、腕部
の上記他端が弾性部材に摺動されるときには、大きな作
動抵抗をその他端へ作用させることができる。
【0012】また、本発明のポップアップフラッシュに
おいて、閃光発光部は上から覆うカバーを備えたもので
あって、上記弾性部材はそのカバーに固定されたもので
あることが好ましい。弾性部材をカバーに固定した場
合、組立が簡単になる。
【0013】また、本発明のポップアップフラッシュに
おいて、閃光発光部がポップアップ状態にあるときに腕
部の上記他端が当接する弾性部材よりも低硬度の第2の
弾性部材を備えたものであることが好ましい。
【0014】本発明のポップアップフラッシュでは、上
記のように腕部と摺動する弾性部材によって閃光発光部
のポップアップ状態への移行の勢いが弱められ、さらに
低硬度の第2の弾性部材を備えると、腕部がその低硬度
の弾性部材に当接してバウンドなしに確実に停止させる
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるポップ
アップフラッシュの構成斜視図を図1、図2に示す。図
1は、本発明の一実施形態であるポップアップフラッシ
ュが基台に収納されている収納状態を示す構成斜視図で
ある。図2は、本発明の一実施形態であるポップアップ
フラッシュがポップアップされたポップアップ状態を示
す構成斜視図である。
【0016】これらの図1、図2を参照して本発明のポ
ップアップフラッシュを説明する。
【0017】図1はポップアップフラッシュが装着され
たカメラを示している。このカメラにはファインダ部1
00と、本体部200と、フィルムが装填されるマガジ
ン部300と、レンズ部400とが備えられており、そ
れぞれが着脱自在となっている。前述したポップアップ
フラッシュは、このカメラの場合には、ファインダ部1
00内に収められている。ファインダ部100には、ポ
ップアップされる閃光発光部101が備えられており、
フラッシュを使用する場合には、図2に示すように閃光
発光部101が所定の角度α開いた状態で保持される。
この状態をポップアップ状態という。また、ファインダ
100後部には他のフラッシュを使用可能とするための
差し込み部104が設けられている。
【0018】図1に示すような収納状態では、閃光発光
部101と基台102とが係止されており、図示しない
操作子によって操作が行われると、この係止が解かれて
閃光発行部101がポップアップされる。この模様が図
2に示されている。図2に示す様にポップアップ状態へ
移行するにあたっては、閃光発光部101の後部に設け
られている捩りばねによる付勢力と、ポップアップ状態
への移行が完了されたときに閃光発光部の開き角度を規
制する腕部とが相互に作用しあって働いている。
【0019】図3を参照して付勢部と腕部とを説明す
る。
【0020】図3は図1で示す収納状態と図2で示すポ
ップアップ状態とを実現するために設けられた付勢部と
腕部を持つファインダ部100の組立図である。
【0021】基台カバー103後方には別の電装品たと
えば外付用フラッシュを装着できるような差込部104
が設けられている。この差込部104には配線用端子台
105が設けられており、この配線用端子台105を介
してここに差し込まれる別の電装品へ電力を供給可能と
している。この差込部104には板ばね106が介挿さ
れており、差し込み部104が板ばね106とともに基
台カバー103に4つのねじ107で取り付けられる。
このようにして組立てられる基台カバー103が取り付
け具108で基台102に取り付けられて、ファインダ
部としての外装が形成される。
【0022】一方、基台カバー103には閃光発光部1
01を取り付けるための略長方形状の孔109が穿設さ
れており、ここに閃光発光部101が挿着される。基台
102側の閃光発光部101が挿着される部分には閃光
発光部101を受け入れる凹み部110が設けられてお
り、ここに閃光発光部101が埋設される。閃光発光部
101の後部には、この閃光発光部101に付勢力を与
える捩りばね111a、111bが二つ装着されてい
る。これらの捩りばね111a、111bにはフラッシ
ュシャフト112が軸になるようにして挿入されてお
り、双方の捩りばね111a、111bに隣接するよう
にして回動用レバー113が配設されている。これらの
捩りばね111a、111bの付勢力によって回動用レ
バー113が回動されるように、この回動用レバー11
3の一方がフラッシュシャフト112側に軸支されて他
方が閃光発光部101に固定されている。また、双方の
捩りばね111a、111bの付勢力を回動用レバー1
13に対して確実に伝えるため、捩りばね111a、1
11bの一端が回動用レバー113側に係止されてお
り、111a、111bの他端が基台102にしっかり
と係止される。したがって、捩りばね111a、111
bによって付勢力が加えられると捩りばねの一端が係止
される回動用レバー113が付勢されて回動されるので
回動用レバー113に固定される閃光発光部101も共
に回動されることになる。
【0023】回動用レバー113の端部には、フラッシ
ュシャフト112が挿入される穿孔が設けられており、
この穿孔部にフラッシュシャフト112が挿通されるこ
とによって回動用レバー113が回動自在に軸支され
る。回動用レバー113を確実にフラッシュシャフト1
12に固定しておくためにフラッシュシャフト112の
両端には回動用レバー113を固定するための嵌挿リン
グ114a、114bが配設されている。なお、フラッ
シュシャフトは基台102に固定具によってしっかりと
固定される。ここまで述べた部材すべてが組立てられた
後の状況を図4に示す。図4は閃光発光部内に組立てら
れた付勢部と腕部とを上方から見た図である。上述した
部材がそれぞれ図4に示すように配設されており、後述
する弾性部材1および第2の弾性部材150も配設され
ている。
【0024】図3に戻って話を進める。
【0025】一方、基台102の上面にはポップアップ
されたときの閃光発光部101の開き角度を規制するた
めのくの字型の腕部120a、120bが閃光発光部1
01の下方に二つ配設されている。これらの腕部120
a、120bは、取り付け具117によって基台102
に固定される。この取り付け具117は凹み部110の
中央付近に配設されて基台102内部からねじ102
c、102dで固定される。また、取り付け具117の
中央には穿孔117eが設けられており、基台102に
設けられているガイドピン102eに嵌め合わされるこ
とによって取り付け具117の位置決めが行われてい
る。
【0026】また、くの字の腕部120a、120bの
両端部にはピン116a、116bが挿通できるような
孔120c、120dが穿設されている。これらの孔1
20c、120dと取り付け具117の孔117a、1
17bとが合わせられて腕部120の配設される位置が
決められる。それぞれの孔を合わせて位置が決められた
ら、ピン116a、116bがそれぞれの孔を通して挿
入される。こうすることによってそれぞれの腕部120
a、120bが基台に対して回動自在となって固定され
る。また、二つの腕部120a、120bの回動される
側の端部にはそれぞれピン120e、120fが嵌挿さ
れている。これらのピン120e、120fの役割につ
いては後述する。
【0027】ここで図5を参照して腕部120a、12
0bの動きについて説明する。
【0028】図5は腕部120a、120bの部分に沿
って閃光発光部101と基台102とを切断した断面図
である。実線では閃光発光部101の収納状態が示され
ており、仮想線では閃光発光部101のポップアップ状
態が示されている。なお、二つの捩りばね111a、1
11bは図4に示すように閃光発光部101に所定の間
隔を隔てて配設されているので、ここでは一方の捩りば
ね111aを例に挙げて説明を行う。
【0029】実線で示される収納状態のときには図示し
ない係止部によって係止されているので閃光発光部10
1が基台102に接するようにして収納される。このと
きには捩りばね111aの付勢力が係止されて抑えられ
る様になっている。閃光発光部101には、閃光発光を
行うキセノン管および反射鏡130が開口部121に向
けて配設されており、操作により係止が解かれてポップ
アップされると閃光発光部と一緒にこの開口部121が
被写体へ向けて閃光を放てる位置まで回動される。な
お、図示はしていないが、この開口部121には光を透
過できる透過板が装着されている。
【0030】また、操作により係止が解かれて捩りばね
111aの付勢力によって閃光発光部101が回動され
る途中では、腕部120aは穿設された長孔140に沿
ってスライドしている。この長孔140は閃光発光部1
01が基台と接する支持面に設けられており、基台10
2に回動自在に固定されている腕部120aの中央部分
がこの長孔140に嵌挿されている。したがって、回動
される側の端部121aは、閃光発光部101に収納さ
れていることになる。閃光発光部101が収納状態から
ポップアップ状態へ移行されると、回動自在の端部12
1aがこの長孔140の縁に沿って徐々にスライドされ
ていく。閃光発光部101の開き角度が所定の角度α付
近まで近づいていくと、スライドされている端部121
aが長孔の縁に設けられた弾性部材1によってスライド
される勢いが弱められる。さらに、勢いが弱められた端
部121aが弾性部材150と当接する。そうすると端
部121aの勢いが止められて閃光発光部101が所定
の開き角度を保ったままポップアップされる。このよう
に腕部の端部121aが当接されて係止されることによ
って、閃光発光部101の開き角度αが規制されてい
る。
【0031】ここで、本願の特徴部分となる弾性部材1
に関して図5を参照しながらさらに詳細に説明する。
【0032】図5に示すように腕部120aの端部12
1aが回動される方向と略平行となるようにして弾性部
材1が配設されている。また、図4に示すようにこの弾
性部材1は、2点鎖線で示した閃光発光部カバー101
aの底面側に設けられており、腕部120a、120b
の端部が回動されている場合には、これらの腕部120
a、120bの回動される端部の上方がこの弾性部材1
に接触して摺動する。本実施形態では図4、図5に示す
ように回動する端部にピン120e、120fを設けて
あるのでこれらのピン120e、120fを弾性部材1
に摺動させている。この弾性部材1の材質は高硬度のも
のであることが好ましい。望ましくは硬度として50以
上の硬度を持つ弾性部材であることが好ましい。このよ
うなものの中にはたとえば硬度50以上のネオプレンゴ
ム(デュポン社商品名)などがある。ここに硬度の高い
弾性部材を使用すると、大きな作動抵抗を腕部の端部に
作用させることができる。なお、この高硬度の弾性部材
は図示をしてはいないが閃光発光部カバー101aに一
体的に形成されている部分に貼着されている。
【0033】そして、図4および図5に示すようにこれ
らの弾性部材1の後方に、腕部120aの回動される端
部121aのピン120eが動く方向に対して対向する
ようにして第2の弾性部材150が配設されている。こ
の弾性部材150は、硬度の低いものであることが好ま
しい。望ましくは硬度が硬度50未満の弾性部材である
ことが好ましい。このようなものの中にはたとえば硬度
50未満のネオプレンゴム(デュポン社商品名)などが
ある。これは、回動されている端部121aの勢いを正
面で受け止めて、端部の勢いを弱める働きをするからで
ある。したがって、上記弾性部材1で弱められた端部1
21aの勢いがこの第2の弾性部材150でさらに弱め
られてこの部分で確実に係止されるのである。もう一方
の腕部120bについても同様である。
【0034】このようにすると、腕部120a、120
bの回動される端部の勢いを弱めるだけでなく、当接に
よる衝撃力も吸収できるので閃光発光部101が当接時
にバウンドするといった従来の問題がなくなる。
【0035】さらに端部が第2の弾性部材150で跳ね
返されたとしても、端部が動いてきた方に戻るときにも
弾性部材1によってその勢いがさらに弱められるので、
大きなバウンドが繰り返しておこるということがなくな
る。
【0036】また、弾性部材1を閃光発光部カバー10
1aに設けてあるので、弾性部材1の固定位置を変える
ことがあっても取り付け位置をすぐに変えられて調整が
簡単になる。
【0037】さらに閃光発光部101をポップアップ状
態から収納状態へ移行させるときにはポップアップ状態
を規制するために設けられた腕部120aの端部121
aに在るピン120eが第2の弾性部材150に当接さ
れて係止される部分の直前にしか弾性部材1aを設けて
いないので(図5参照)、閃光発光部101を収納状態
へ移行させるときにはその弾性部材1aが閃光発光部1
01の移行動作に影響を与えることがなくスムーズな収
納が行える。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば弾性部材を設けるだけ
で、ポップアップ状態へ移行するときに起こるバウンド
を防止できるポップアップフラッシュを提供できる。ま
た、組立時に弾性部材を貼着するだけで済むので、組立
が簡単で、安価なポップアップフラッシュを提供でき
る。さらに重量感あるいは引っかかり感などをユーザに
与えることがなく、スムーズな収納を行えるポップアッ
プフラッシュを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるポップアップフラッ
シュが基台に収納されている収納状態を示す構成斜視図
である。
【図2】本発明の一実施形態であるポップアップフラッ
シュがポップアップされたポップアップ状態を示す構成
斜視図である。
【図3】図3は図1で示す収納状態と図2で示すポップ
アップ状態とを実現するために設けられた付勢部と腕部
を持つファインダ部100の組立図である。
【図4】本発明の一実施形態であるポップアップフラッ
シュの腕部を上方から見た図である。
【図5】本発明の一実施形態であるポップアップフラッ
シュの閃光発光部を腕部に沿って切断した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 弾性部材 100 ファインダ部 101 閃光発光部 101a 閃光発光部カバー 102 基台 110 凹み部 111a 捩りばね 111b 捩りばね 112 フラッシュシャフト 113 回動用レバー 120a 腕部 120b 腕部 150 第2の弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 徳次 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H053 CA42 CA45 2H100 BB07 EE02 2H101 BB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部が基台に回動自在に軸支され、基台
    に接した収納状態と該基台に対して所定の角度開いたポ
    ップアップ状態とに姿勢を変える閃光発光部を備え、該
    閃光発光部が、前記ポップアップ状態に姿勢を変える方
    向に付勢されて前記収納状態に係止され、操作により該
    係止が解かれて、付勢力により前記ポップアップ状態に
    移行するポップアップフラッシュにおいて、 前記基台に一端が回動自在に軸支されるとともに他端が
    前記閃光発光部にスライド自在に係止されて、前記閃光
    発光部の姿勢の変更に伴って姿勢を変える、該閃光発光
    部が前記ポップアップ状態に移行したときに前記他端が
    該閃光発光部の一部に当接して該基台からの開き角度を
    規制する腕部とを備え、 前記閃光発光部は、前記収納状態から前記ポップアップ
    状態に移行する途中の該ポップアップ状態への移行が完
    了する直前において移動してきた前記腕部の前記他端が
    摺動して前記閃光発光部の前記ポップアップ状態への移
    行の勢いを弱める弾性部材を備えたものであることを特
    徴とするポップアップフラッシュ。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は高硬度のゴムであること
    を特徴とする請求項1記載のポップアップフラッシュ。
  3. 【請求項3】 前記閃光発光部は上から覆うカバーを備
    えたものであって、前記弾性部材は前記カバーに固定さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載のポップ
    アップフラッシュ。
  4. 【請求項4】 前記閃光発光部が前記ポップアップ状態
    にあるときに前記腕部の前記他端が当接する前記弾性部
    材よりも低硬度の第2の弾性部材を備えたものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポップアップフラッシ
    ュ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008233704A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd カメラ
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JP2014021269A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Canon Inc 撮像装置及び発光装置

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