JPH11183977A - 閃光装置内蔵カメラ - Google Patents

閃光装置内蔵カメラ

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Publication number
JPH11183977A
JPH11183977A JP35284097A JP35284097A JPH11183977A JP H11183977 A JPH11183977 A JP H11183977A JP 35284097 A JP35284097 A JP 35284097A JP 35284097 A JP35284097 A JP 35284097A JP H11183977 A JPH11183977 A JP H11183977A
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JP
Japan
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light emitting
flash device
rack gear
lens cover
gear plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35284097A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishimura
隆 西村
Hiroshi Omura
紘 大村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、レンズカバーの開閉に連動して位置
や姿勢が変化する発光部を備えた閃光装置内蔵カメラに
関し、閃光装置発光部への衝撃を回避した上で、簡単な
構造で、レンズカバー開動作と閉動作との双方に連動し
て発光部を所定の発光可能状態と収納状態とに位置もし
くは姿勢を変化させる。 【解決手段】左右への移動により撮影レンズ12の前面
を開閉するレンズカバー17と、レンズカバー17に取
着されレンズカバー17とともに左右に移動する第1の
ラックギアプレート19と、第1のラックギアプレート
19の移動に伴って回動する第1のピニオンギア20
と、第1のピニオンギア20の回動とともに回動する第
2のピニオンギア21と、第2のピニオンギア21の回
動に伴って所定の方向に移動する第2のラックギアプレ
ートと第2のラックギアプレート22の、前記レンズカ
バー17の開動作および閉動作に伴う移動に応じて、そ
れぞれ、所定の発光可能状態および所定の収納状態に位
置もしくは姿勢が変化する閃光装置発光部16とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズカバーの開
閉に連動して位置や姿勢が変化する発光部を備えた閃光
装置内蔵カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンズカバー開閉に連動して
発光部の位置や姿勢が変化する閃光装置内蔵カメラが知
られており、具体的には、レンズカバーの開閉をセンス
して電動モータを回転させることにより発光部を動かす
タイプのものや、ローコストタイプのものでは、レンズ
カバーの開動作に伴って係止が外れて発光部が突出し、
レンズカバーの閉動作に伴っては発光部は収納されずレ
ンズカバーを閉じる操作とは別に発光部を収納する操作
を行なうタイプのものが知られている。
【0003】また、本出願人により商品化された、商品
名「スマートショットスーパー」に見られるように、レ
ンズカバーの開動作に伴って係止が外れて発光部が突出
し、レンズカバーの閉動作に伴っては、機械的な連結機
構によりそのレンズカバーの閉動作に伴って発光部が収
納されるタイプのものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動モ
ータを使用するタイプのものは、電動モータを使用して
いることから複雑かつコストのかかる機構を必要とする
という問題がある。また、上記のローコストタイプの、
レンズカバーを閉じる操作と発光部を収納する操作とを
別々に行なうタイプのものでは、それらの操作を別々に
行う必要があることから、操作が煩雑であるという問題
がある。また、このタイプのものは、レンズカバーの開
動作の途中の、レンズカバーを所定の位置まで開いた時
点で係止が外れて発光部がいきなり突出するため、レン
ズカバーの開動作の都度、その発光部自体やその発光部
に通常備えられている発光管に衝撃が加わり、耐久性能
上問題を生じ、不良発生の原因となる恐れがある。
【0005】また、レンズカバーの開動作に伴って係止
が外れて発光部が突出し、レンズカバーの閉動作に伴っ
て発光部が収納されるタイプの場合、操作の煩わしさと
いう観点からの問題は解消されるものの、耐久性能上の
問題や不良発生の原因となるという問題は解消されな
い。本発明は、上記事情に鑑み、発光部への衝撃を回避
した上で、簡単な構造で、レンズカバー開動作と閉動作
との双方に連動して発光部を所定の発光可能状態と収納
状態とに位置もしくは姿勢を変化させることのできる閃
光装置内蔵カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の閃光装置内蔵カメラは、撮影レンズ前面を覆う閉状
態および撮影レンズ前面から退避した開状態に位置もし
くは姿勢が変化するレンズカバーと、所定の発光可能状
態および所定の収納状態に位置もしくは姿勢が変化する
閃光装置発光部と、レンズカバーを閉状態から開状態へ
と位置もしくは姿勢を変化させたときに、そのレンズカ
バーの位置もしくは姿勢の変化に伴って、閃光装置発光
部が収納状態から発光可能状態へと位置もしくは姿勢が
徐々に変化し、さらに、レンズカバーを開状態から閉状
態へと位置もしくは姿勢を変化させたときに、そのレン
ズカバーの位置もしくは姿勢の変化に応じて、閃光装置
発光部が発光可能状態から収納状態へと位置もしくは姿
勢が徐々に変化するように、レンズカバーと閃光装置発
光部とを機械的に連結する連結機構を備えたことを特徴
とする。
【0007】ここで、上記本発明の閃光装置内蔵カメラ
は、より具体的には、上記レンズカバーに取着されその
レンズカバーの位置もしくは姿勢の変化に伴って所定の
第1の方向に移動する、一部にラックギアを有する第1
のラックギアプレートと、第1のラックギアプレートの
ラックギアと噛合し第1のラックギアプレートの移動に
伴って回動する第1のピニオンギアと、第1のピニオン
ギアの回動軸と同軸に第1のピニオンギアに固定され、
第1のピニオンギアの回動とともに回動する第2のピニ
オンギアと、第2のピニオンギアと噛合するラックギア
を一部に有し第2のピニオンギアの回動に伴って所定の
第2の方向に移動する第2のラックギアプレートとを備
え、上記閃光装置発光部が、第2のラックギアプレート
に直結ないしは所定の機械的な連結機構を介して連結さ
れ、第2のラックギアプレートの、レンズカバーの開動
作および閉動作に応じた移動に伴って、それぞれ、発光
可能状態および収納状態に位置もしくは姿勢が変化する
ものであることが好ましい形態である。
【0008】以下、この形態に関し、さらに詳細な態様
について説明する。先ず、上記形態においては、上記第
1のピニオンギアおよび上記第2のピニオンギアが、レ
ンズカバーの開閉動作に伴う上記第1のラックギアプレ
ートの移動ストロークと、閃光装置発光部に発光可能状
態と収納状態との間の位置もしくは姿勢の変化を与える
上記第2のラックギアプレートの移動ストロークとを調
整するギア比を有するものである。
【0009】また、上記形態に関し、上記閃光装置発光
部が、第2のラックギアプレートに機械的な連結機構を
介して連結されたものである場合において、その機械的
な連結機構が、第2のラックギアプレートの移動に伴う
その第2のラックギアプレートの動力を閃光装置発光部
に伝達する動力伝達機構であってもよい。あるいは、上
記形態に関し、上記閃光装置発光部が、第2のラックギ
アプレートに機械的な連結機構を介して連結されたもの
である場合において、閃光装置発光部を発光可能状態に
付勢する付勢バネを備え、上記機械的な連結機構が、一
方が第2のラックギアプレートの移動に対応して、他方
が閃光装置発光部の位置もしくは姿勢の変化に対応し
て、移動もしくは回動する、相互に係合した一対の係合
部からなる係合機構を含むものであって、その一対の係
合部のうちの一方の係合部が、閃光装置発光部が発光可
能状態にあるときに閃光装置発光部に加わった外力に応
じて、その一対の係合部のうちの他方の係合部をその位
置に残したまま、閃光装置発光部が上記付勢バネに抗し
て位置もしくは姿勢を変化させるストロークを有するも
のであることも好ましい態様である。
【0010】この場合に、上記一対の係合部としては、
典型的には、相互に係合した係合ピン及び長孔が好適に
採用される。また、上記形態において、上記第2のラッ
クギアプレートが、第2のピニオンギアの回動に伴って
上下方向に移動するものであり、閃光装置発光部が、発
光面が正面を向いた発光可能状態と発光面が下を向いた
収納状態との間で回動するものであって、上記第2のラ
ックギアプレートの上下方向の動きに応じて上記閃光装
置発光部を回動せしめる機械的な連結機構を備えたもの
であることが好ましい。
【0011】あるいは、上記形態において、上記第2の
ラックギアプレートが、第2のピニオンギアの回動に伴
って上下方向に移動するものであり、閃光装置発光部
が、第2のラックギアプレートに直結ないしは所定の機
械的な連結機構を介して連結され、その第2のラックギ
アプレートの上下方向の移動に伴って、閃光装置発光部
が上昇した発光可能状態と、閃光装置発光部が下降した
収納状態との間で移動するものであることも好ましい態
様である。
【0012】さらには、上記形態において、上記第2の
ラックギアプレートが、第2のピニオンギアの回動に伴
って左右方向に移動するものであり、閃光装置発光部
が、第2のラックギアプレートに直結ないしは所定の機
械的な連結機構を介して連結され、その第2のラックギ
アプレートの左右方向の移動に伴って、閃光装置発光部
がカメラ本体から横に突出した発光可能状態と閃光装置
発光部がカメラ本体側に移動した収納状態との間で移動
するものであることも好ましい態様である。
【0013】尚、上記本発明の閃光装置内蔵カメラにお
いて、上記レンズカバーが開かれた状態においてそのレ
ンズカバーを開く方向に付勢するとともに、レンズカバ
ーが閉じられた状態においてはそのレンズカバーを閉じ
る方向に付勢するトグルバネを備えることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。尚、以下において参照する各
図では、図示の煩雑さを避けるため、本発明の特徴部分
には直接は関連しない部分およびレンズカバーは二点鎖
線で示し、あるいは図示を省略してある。
【0015】図1、図2は、本発明の閃光装置内蔵カメ
ラの第1実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前面を
覆った状態(閉状態)を示す、それぞれ正面図および側
面図、図3、図4は、第1実施形態の、レンズカバーが
撮影レンズ前面から退避した状態(開状態)を示す、そ
れぞれ正面図および側面図、図5は、その第1実施形態
の、開状態における特徴部分を示す斜視図である。
【0016】図1,図3に示すように、このカメラ10
には、正面から見たときのカメラボディ11のほぼ中央
の部分に撮影レンズ12が備えられている。またカメラ
ボディ11の上部中央にはファインダ13、その両側に
AF用投受光窓14、さらにその横にAE窓15が配置
されている。また、図1,図3の右上の部分には、閃光
装置の発光部16が備えられている。この発光部16
は、発光面が正面を向いた発光可能状態(図3,図4参
照)と、発光面が下を向いた収納状態(図1,図2参
照)との間で回動する。さらに、撮影レンズ12の前面
には、レンズカバー17が備えられており、このレンズ
カバー17は、図1に示す、撮影レンズ12の前面を覆
う閉位置と、図3に示す、撮影レンズ12の前面から退
避した開位置との間で、図1,図3の左右方向にスライ
ドする。このレンズカバー17の裏側にはトグルバネ1
8が備えられている。このトグルバネ18の一端18a
は、レンズカバー17に固定され、他端18bはカメラ
ボディ11に固定されていて、このトグルバネ18は、
レンズカバー17が閉位置にあるときはそのレンズカバ
ー17を閉じる方向に付勢し、そのレンズカバー17が
開位置にあるときは、そのレンズカバー17を開く方向
に付勢する。これによりレンズカバー17は、閉位置で
も開位置でもない中途半端な位置に留まることが防止さ
れ、レンズカバー17は、閉位置かあるいは開位置かの
いずれかの位置をとることになる。また、これに伴い、
後述するように、発光部16も発光可能状態と収納状態
との中間の状態(位置ないし姿勢)に留まることが防止
される。
【0017】さらに、このカメラ10には、第1のラッ
クギアプレート19、第1のピニオンギア20、第2の
ピニオンギア21、および第2のラックギアプレート2
2が備えられている。第1のラックギアプレート19
は、横方向に二段に延び、各段に横方向に延びる長孔1
9a,19bが穿設されており、カメラボディ11に固
設された各ガイドピン31,32が各長孔19a,19
bに入り込んでいる。また、この第1のラックギアプレ
ート19の左端19cはレンズカバー17に固定されて
おり、レンズカバー17の開閉動作に伴ってガイドピン
31,32(図1,図3参照)にガイドされながら左右
に移動する。
【0018】また、この第1のラックギアプレート19
のレンズカバー17から離れた側の二段目の上面には、
図5に示すように、第1のピニオンギア20と噛合する
ラックギア19dが形成されている。このため、レンズ
カバー17が図1に示す閉位置から図3に示す開位置に
スライドされると、第1のラックギアプレート19が図
5に示す矢印A方向に移動し、第1のピニオンギア20
が図5に示す矢印B方向に回動する。ここで、第2のピ
ニオンギア21は、第1のピニオンギア20の回動軸と
同軸に第1のピニオンギア20に固定されたものであ
り、第1のピニオンギア20の矢印B方向への回動とと
もに矢印B方向に回動する。
【0019】また、第2のラックギアプレート22は、
図5に示すように、その一部に、第2のピニオンギア2
1と噛合するラックギア22dを有するものであって、
上下方向に二段に延び、各段には上下方向に延びた長孔
22a,22bが穿設されており、各長孔22a,22
bには、カメラボディ11に固定された各ガイドピン3
3,34(図1,図3参照)が入り込んでいる。したが
って、レンズカバー17の開動作に伴って第2のピニオ
ンギア21が図5に示す矢印B方向に回動すると、第2
のラックギアプレート22はガイドピン33,34にガ
イドされながら矢印C方向(上方向)に移動する。
【0020】この第2のラックギアプレート22の上部
にはもう1つのラックギア22eが形成されており、こ
のラックギア22eは第1のアイドルギア23と噛合し
ており、この第1のアイドルギア23は第2のアイドル
ギア24と噛合しており、さらにこの第2のアイドルギ
ア24は、発光部16のハウジングの一部に設けられた
ラックギア16aと噛合している。この発光部16は回
動軸16bのまわりに回動自在に構成されている。この
ため、レンズカバー17(図1,図3参照)の開動作に
伴って第2のラックギアプレート22が図5に示す矢印
C方向(上方向)に移動すると、第1のアイドルギア2
3が矢印D方向に回動し、第2のアイドルギア24が矢
印E方向に回動し、発光部16が回動軸16bを中心に
矢印F方向に回動し、図1,図2では下を向いていた発
光面が図3〜図5に示すように正面を向く、いわゆるス
イング動作を行なう。この第1実施形態には、ラックギ
ア22e、第1および第2のアイドルギア23,24お
よびラックギア16a等により、本発明にいう、第2の
ラックギアプレートの移動に伴う第2のラックギアプレ
ートの動力を閃光装置発光部に伝達する動力伝達機構が
構成されている。
【0021】ここで、第1のピニオンギア20と第2の
ピニオンギア21は、第1のラックギアプレート19の
移動ストローク、すなわちレンズカバー17の開閉動作
のストロークと、発光部16に、その発光面が正面を向
いた発光可能状態と発光面が下を向いた収納状態との間
の姿勢変化を与える第2のラックギアプレート22の移
動ストロークとを調整するギア比を有している。したが
って、レンズカバー17が閉位置から開位置にスライド
すると、発光部16が丁度、発光面が下を向いた収納状
態から発光面が正面を向いた発光可能状態へと移行す
る。
【0022】レンズカバー17を開位置から閉位置にス
ライドさせると、第1のラックギアプレート19、第1
のピニオンギア20、第2のピニオンギア21、第2の
ラックギアプレート22等が、開動作のときとそれぞれ
同じストロークだけ逆方向に移動もしくは回動し、レン
ズカバー17が閉位置までスライドすると、発光部16
は、その発光面が下を向いた収納状態となる。
【0023】この第1実施形態では、上記のように、レ
ンズカバー17の開閉動作を、第1のラックギアプレー
ト19、第1のピニオンギア20、第2のピニオンギア
21、第2のラックギアプレート22、2つのアイドル
ギア23,24等による機械的な連結機構により発光部
16のスイング動作に置換している。このように、この
第1実施形態では電動モータ等を使用せずに簡単且つ安
価な構成で発光部の動きをレンズカバーの開動作と閉動
作の双方に連動させている。また、この第1実施形態で
は、レンズカバーの開動作と閉動作の全ストロークにわ
たり、そのレンズカバーの開動作および閉動作に伴っ
て、発光部が発光可能状態と収納状態との間の全ストロ
ークにわたって徐々に回動しており、発光部の急激な動
きが防止され、良好な耐久性や信頼性が保たれる。
【0024】図6,図7は、本発明の閃光装置内蔵カメ
ラの第2の実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前面
を覆った閉状態を示す、それぞれ、正面図および側面
図、図8,図9は、第2実施形態の、レンズカバーが撮
影レンズ前面から退避した開状態を示す、それぞれ正面
図および側面図、図10は、その第2実施形態の、開状
態における特徴部分を示す斜視図である。ここでは、図
1〜図5を参照して説明した第1実施形態との相違点に
ついて説明する。
【0025】発光部16は、図10に示す回動軸16b
のまわりに回動自在に構成されている。またこの発光部
16にはピン16cが固定されており、カメラボディ1
1に固定されたピン36との間に、この発光部16を、
発光可能状態(この発光部16の発光面が図10に示す
ように正面を向いた状態)に付勢する付勢バネ26が備
えられている。
【0026】また、この発光部16のハウジングには、
回動軸16bを中心とする円弧状に延びる長孔16dが
穿設されており、この長孔16dには、回動軸16bと
同軸に軸支されたギアプレート25に固定された係合ピ
ン25aが入り込んでいる。この第2実施形態では、長
孔16dと係合ピン25aとにより、本発明にいう係合
機構の一例が構成されている。
【0027】このギアプレート25には、ギア25bが
形成されている。第2のアイドルギア24は、図1〜図
5に示す第1実施形態では、図5に示すように、発光部
16のハウジングの一部に設けられたラックギア16a
と噛合していたが、この第2実施形態では、図10に示
すように、ギアプレート25に形成されたギア25bに
噛合している。発光部16は、上述したように、付勢バ
ネ26により発光面が正面を向いた発光可能状態に付勢
されているため、レンズカバー17(図6,図8参照)
の開動作に伴い、第2のアイドルギア24が図10に示
す矢印E方向に回動するとギアプレート25が矢印F方
向に回動し、発光部16は、付勢バネ26の付勢力によ
り、長孔16dと係合ピン25aとの係合を保ちなが
ら、図6,図7では下を向いていた発光面が図8〜図1
0に示すように正面を向く。
【0028】ここで、発光部16が、その発光面を正面
に向けた発光可能状態にあるときに、その発光部16に
外力が加わると、その発光部16は、その外力に応じ
て、係合ピン25aをそのままの位置に残したまま、付
勢バネ26の付勢力に抗して図10に示す矢印F’方向
に回動し、その外力が吸収されるように構成されてい
る。その外力がなくなると、発光部16は再び発光可能
状態となる。
【0029】レンズカバー17が図8に示す開位置から
図6に示す閉位置へと移動すると、その移動の全ストロ
ークにわたって、発光部16は、図8に示す発光可能状
態から図6に示す収納状態へと徐々に回動する。図1
1,図12は、本発明の閃光装置内蔵カメラの第3の実
施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った閉状
態を示す、それぞれ、正面図および側面図、図13,図
14は、その第3実施形態の、レンズカバーが撮影レン
ズ前面から退避した開状態を示す、それぞれ、正面図お
よび側面図である。図1〜図5を参照して説明した第1
実施形態との相違点について説明する。
【0030】この図11〜図14に示す第3実施形態に
おける第2のラックギアプレート22は、閃光装置発光
部16と直結されており、この発光部16は、その発光
面が常に正面を向いた状態にある。この発光部16は、
図13、図14に示す上昇位置(発光可能状態)と、図
11、図12に示す下降位置(収納状態)との間で上下
方向にスライド自在に構成されている。
【0031】レンズカバー17の開動作に伴い第2のラ
ックギアプレート22が矢印C方向(図11,図13参
照)に上昇すると、それに伴って発光部16も上昇す
る。レンズカバー17が閉じられると第2のラックプレ
ート22が下降し、それに伴って発光部16も下降す
る。ここでは、第1のピニオンギア20と第2のピニオ
ンギア21には、レンズカバー17の開閉動作のストロ
ークと、発光部16の上下方向への移動のストロークと
を調整するギア比が与えられている。
【0032】この第3実施形態に示すように、本発明は
発光部がポップアップする方式にも適用することができ
る。図15,図16は、本発明の閃光装置内蔵カメラの
第4実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆っ
た閉状態を示す、それぞれ、正面図および側面図、図1
7,図18は、その第4実施形態の、レンズカバーが撮
影レンズ前面から退避した開状態を示す、それぞれ正面
図および側面図である。図11〜図14を参照して説明
した第3実施形態との相違点について説明する。
【0033】この図15〜図18に示す第4実施形態に
おける第2のラックギアプレート22は、閃光装置発光
部16とは直結されてはおらず、その第2のラックギア
プレート22に固設された係合ピン22fと、発光部1
6のハウジングもしくはそのハウジングに固定された部
材に穿設された長孔16dとからなる係合機構を介して
発光部16と連結されている。また、この第4実施形態
では、カメラボディ11にピン36が固設されており、
そのピン36と発光部16との間には、発光部16を、
その発光部16の位置が上昇した発光可能状態に付勢す
る付勢バネ26が備えられている。
【0034】第2のラックギアプレート22に固設され
た係合ピン22fは、発光部16の長孔16dに入り込
んでおり、したがって図15に示すようにレンズカバー
17が閉状態にあるときは、発光部16は収納状態にと
どまり、レンズカバー17が閉状態から開状態(図17
参照)へと移行すると、それに伴って発光部16は付勢
バネ26の付勢力により徐々に上昇し、レンズカバー1
7が開位置に達したときに発光可能状態となる。
【0035】ここで、発光部16が、その位置が上昇し
た発光可能状態にあるときにその発光部16に外力が加
わると、その発光部16は、その外力に応じて、係合ピ
ン22fをその位置に残したまま、付勢バネ26の付勢
力に抗して図17に示す矢印C’方向に移動してその外
力を吸収し、発光部16とレンズカバー17とをつなぐ
連結機構にストレスが加わるのを防止している。その外
力がなくなると発光部16は再び発光可能状態となる。
【0036】レンズカバー17が開位置(図17参照)
から閉位置(図15参照)へと移動すると、その移動の
全ストロークにわたって、発光部16が連動し、発光部
16は、発光可能状態(図17参照)から収納状態(図
15参照)へ移行する。図19,図20は、本発明の閃
光装置内蔵カメラの第5実施形態の、レンズカバーが撮
影レンズ前面を覆った閉状態を示す、それぞれ、正面図
および側面図、図21,図22は、その第5実施形態
の、レンズカバーが撮影レンズ前面から退避した開状態
を示す、それぞれ、正面図および側面図である。図15
〜図18を参照して説明した第4実施形態との相違点に
ついて説明する。
【0037】図15〜図18に示す第4実施形態では係
合機構を構成する係合ピンと長孔は、第2のラックギア
プレート22に係合ピンが固設され、発光部16に長孔
が穿設されているが、図19〜図22に示す第5実施形
態では、第2のラックギアプレート22に長孔22gが
穿設され、発光部16に、長孔22gと係合する係合ピ
ン16fが固設されている。
【0038】レンズカバー17の開閉に伴う動作、およ
び発光部16に外力が加わったときの動作は、前述した
第4実施形態の場合と同様であり、説明は省略する。こ
の第5実施形態に示すように、係合ピンと長孔は、それ
ぞれ、発光部16、第2のラックギアプレート22に備
えられたものであってもよい。図23,図24は、本発
明の閃光装置内蔵カメラの第6実施形態の、レンズカバ
ーが開位置にあるときの状態を示す、それぞれ正面図お
よび側面図である。図1〜図5に示す第1実施形態との
相違点について説明する。
【0039】この第6実施形態は、図1〜図5に示す第
1実施形態と同様、スイングアップ方式の発光部を備え
たものであるが、第1実施形態におけるレンズカバー1
7はボディカバーの外側に配置されたいわゆるアウター
バリア方式であるのに対し、この第6実施形態における
レンズカバー171は、ボディカバー111の内側に配
置された、いわゆるインナーバリア方式のレンズカバー
である。これに伴い、ボディカバー111には、撮影レ
ンズ12の正面に開口111aが設けられており、ま
た、後述する操作つまみ19eをボディカバー111の
前面に突出させ、かつ左右方向にスライドさせるための
長孔111bが設けられている。レンズカバー171は
連結ピン172により、第1のラックギアプレート19
に連結されている。またこの第1のラックギアプレート
19には、操作つまみ19eが備えられており、この操
作つまみ19eは、ボディカバー111の長孔111b
からその前方に突出している。この第6実施形態の場
合、レンズカバー171の開閉操作は、レンズカバー1
71を直接操作するのではなく、操作つまみ19eを左
右にスライドさせることにより、連結ピン172を介し
て第1のラックギアプレート19に連結されたレンズカ
バー171が従動する。この第6実施形態における他の
部分の構成は、前述した第1実施形態と同様である。
【0040】図25,図26は、本発明の閃光装置内蔵
カメラの第7実施形態の、レンズカバーが開位置にある
ときの状態を示す、それぞれ正面図および側面図であ
る。図23,図24に示す第6実施形態との相違点につ
いて説明する。この図25,図26に示す第7実施形態
には、図6〜図10に示す第2実施形態と同様、係合ピ
ン25aが固設されたギアプレート25が備えられ、発
光部16には、長孔16dが設けられている。また、こ
れら図25,図26には示されていないが、この第7実
施形態においても、図10に示す付勢バネ26が備えら
れている。
【0041】すなわち、この第7実施形態は、図23,
図24に示すインナーバリア方式のレンズカバー171
を備えた第6実施形態と、図6〜図10に示す、係合ピ
ン25aと長孔16dとからなる係合機構および付勢バ
ネ26を備えた第2実施形態との組合せである。各部分
の動作については各実施形態の説明において説明済であ
るためここでは重複説明は省略する。
【0042】これら、図23,図24の第6実施形態、
および図25,図26の第7実施形態に示すように、本
発明は、インナーバリア方式のレンズカバーを備えたカ
メラにも適用することができる。図27,図28は、本
発明の閃光装置内蔵カメラの第8実施形態の、レンズカ
バーがそれぞれ閉位置、開位置にあるときの各正面図で
ある。
【0043】この図27,図28に示す第8実施形態で
は、第2のラックギアプレート221は、略L字形状を
有しており、その下面221dに、第2のピニオンギア
21と噛合するラックギアが形成されている。その第2
のラックギアプレート221の下部は横方向に延び、長
孔221aが穿設されており、その長孔221aには、
カメラボディ11に固定されたガイドピン35が入り込
んでいる。レンズカバー17の開動作に伴い、第1のラ
ックギアプレート19が矢印A方向に移動し、第1およ
び第2のピニオンギア20,21が矢印B方向に回動す
ると、第2のラックギアプレート221は、ガイドピン
35にガイドされながら矢印G方向(横方向)に移動す
る。この第2のラックギアプレート221の上端は閃光
装置発光部16に直結されており、この発光部16は、
その発光面が常に正面を向くととともにカメラボディ1
1に対し左右にスライド自在に構成されている。このた
め、第2のラックギアプレート221が矢印G方向に移
動すると、発光部16は、図28に示すように、カメラ
ボディ11から横方向に突出した発光可能状態となる。
レンズカバー17を閉位置にスライドさせると、上記と
は逆の動きにより、発光部16は、図27に示すように
カメラボディ11に収納された収納状態となる。
【0044】ここに示す第8実施形態の場合、第1のピ
ニオンギア20と第2のピニオンギア21には、レンズ
カバー17の開閉動作のストロークと、発光部16の左
右方向への移動ストロークとを調整するギア比が与えら
れている。図29,図30は、本発明の閃光装置内蔵カ
メラの第9実施形態の、レンズカバーがそれぞれ閉位
置、開位置にあるときの各正面図である。図27,図2
8に示す第8実施形態との相違点について説明する。
【0045】図29,図30に示す第8実施形態におけ
る第2のラックギアプレート221は、閃光装置発光部
16とは直結されておらず、第2のラックギアプレート
221に固設された係合ピン221fと、発光部16の
ハウジングもしくはそのハウジングに固定された部材に
穿設された、左右方向に長い長孔16dとからなる係合
機構を介して発光部16と連結されている。
【0046】カメラボディ11にはピン36が固設され
ており、そのピン36と発光部16との間には、発光部
16を、発光部16がカメラボディ11から横方向に突
出した発光可能状態に付勢する付勢バネ26が備えられ
ている。第2のラックギアプレート221に固設された
係合ピン221fは、発光部16の長孔16dに入り込
んでおり、したがって図29に示すようにレンズカバー
17が閉位置にあるときは、発光部16は収納状態にと
どまり、レンズカバー17が開位置へと移行するに従っ
て、発光部16は、付勢バネ26の付勢力により徐々に
横方向に突出し、レンズカバー17が開位置に達したと
きに発光可能状態となる。
【0047】ここで、発光部16が横方向に突出した発
光可能状態にあるときに、その発光部16が外力により
横方向から押されると、その発光部16は、その外力に
応じて、付勢バネ26の付勢力に抗して図30に示す
G’方向に移動してその外力を吸収し、発光部16とレ
ンズカバー17とをつなぐ連結機構にストレスが加わる
のを防止している。その外力がなくなると、発光部16
は、再び横方向に突出した発光可能状態に戻る。
【0048】レンズカバー17が開位置(図30参照)
から閉位置(図29参照)に移動されると、発光部16
は、その移動の全ストロークに連動して、発光可能状態
(図30参照)から収納状態(図29参照)へと徐々に
移動する。本発明は、これら、図27,図28の第8実
施形態および図29,図30の第9実施形態に示すよう
に、発光部をカメラボディの横方向に突出させる方式に
も適用することができる。
【0049】尚、上述の各実施形態は、いずれも、レン
ズカバーの開閉動作と、閃光装置発光部の発光可能状態
と収納状態との間の移動とを連結する連結機構の少なく
とも一部に、第1および第2のラックギアプレートおよ
び第1および第2のピニオンギアを含むものであるが、
本発明は、レンズカバーの開動作と閉動作の双方につい
て閃光装置発光部が徐々に移動もしくは回動するように
機械的に連結されたものであればよく、かならずしも上
記の構成に限定されるものではない。例えば、リンク機
構や、あるいはワイヤ等を介在させて、レンズカバーの
開動作に伴って閃光装置発光部が収納状態から発光可能
状態へと徐々に移行し、かつ、レンズカバーの閉動作に
伴って、閃光装置発光部が発光可能状態から収納状態へ
と徐々に移行するように、レンズカバーと閃光装置発光
部とを連結してもよい。
【0050】また、上述の各種実施形態では、いずれ
も、レンズカバーは、正面から見て左方向にスライドさ
せることにより開状態とし、右方向にスライドさせるこ
とにより閉状態とするものであるが、これとは逆に右方
向にスライドさせることにより開状態、左方向にスライ
ドさせることにより閉状態とするものであってもよく、
中央から左右に分かれてスライドするレンズカバーであ
ってもよく、さらには、レンズカバーはスライドするこ
とにより開閉動作を行うものにも限られず、例えば左右
に観音開きに開くレンズカバーや片開きのドアの形態の
レンズカバーや、下側に蝶番を持ち上側が開くレンズカ
バー等を備え、そのレンズカバーと閃光状態発光部とを
連結してもよい。
【0051】さらに、上述の各種実施形態では、本発明
にいう一対の係合部の例として、係合ピンと長孔とを備
えたものであるが、必ずしも係合ピンと長孔である必要
はなく、例えば係合ピンに代えて部材の一部を突出させ
たり折り曲げて凸部を設けてもよく、長孔に代えて長溝
を設けてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズカバーの開動作と閉動作との双方に連動して発光
部を所定の発光可能状態と収納状態とに位置もしくは姿
勢を変化させることができる。また、本発明によれば、
発光部への衝撃が回避され、発光部の耐久性や信頼性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閃光装置内蔵カメラの第1実施形態
の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った状態(閉状
態)を示す正面図である。
【図2】第1実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前
面を覆った状態(閉状態)を示す側面図である。
【図3】第1実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前
面から外れた状態(開状態)を示す正面図である。
【図4】第1実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前
面から外れた状態(閉状態)を示す側面図である。
【図5】第1実施形態の、開状態における特徴部分を示
す斜視図である。
【図6】本発明の閃光装置内蔵カメラの第2の実施形態
の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った閉状態を示
す正面図である。
【図7】第2の実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面を覆った閉状態を示す側面図である。
【図8】第2実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前
面から退避した開状態を示す正面図である。
【図9】第2実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ前
面から退避した開状態を示す側面図である。
【図10】第2実施形態の、開状態における特徴部分を
示す斜視図である。
【図11】本発明の閃光装置内蔵カメラの第3の実施形
態の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った閉状態を
示す正面図である。
【図12】第3の実施形態の、レンズカバーが撮影レン
ズ前面を覆った閉状態を示す側面図である。
【図13】第3実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す正面図である。
【図14】第3実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す側面図である。
【図15】本発明の閃光装置内蔵カメラの第4実施形態
の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った閉状態を示
す正面図である。
【図16】第4実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面を覆った閉状態を示す側面図である。
【図17】第4実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す正面図である。
【図18】第4実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す側面図である。
【図19】本発明の閃光装置内蔵カメラの第5実施形態
の、レンズカバーが撮影レンズ前面を覆った閉状態を示
す正面図である。
【図20】第5実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面を覆った閉状態を示す側面図である。
【図21】第5実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す正面図である。
【図22】第5実施形態の、レンズカバーが撮影レンズ
前面から退避した開状態を示す側面図である。
【図23】本発明の閃光装置内蔵カメラの第6実施形態
の、レンズカバーが開位置にあるときの状態を示す正面
図である。
【図24】第6実施形態の、レンズカバーが開位置にあ
るときの状態を示す側面図である。
【図25】本発明の閃光装置内蔵カメラの第7実施形態
の、レンズカバーが開位置にあるときの状態を示す正面
図である。
【図26】第7実施形態の、レンズカバーが開位置にあ
るときの状態を示す側面図である。
【図27】本発明の閃光装置内蔵カメラの第8実施形態
の、レンズカバーが閉位置にあるときの正面図である。
【図28】第8実施形態の、レンズカバーが開位置にあ
るときの正面図である。
【図29】本発明の閃光装置内蔵カメラの第9実施形態
の、レンズカバーが閉位置にあるときの正面図である。
【図30】第9実施形態の、レンズカバーが開位置にあ
るときの正面図である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 カメラボディ 12 撮影レンズ 13 ファインダ 14 AF用投受光窓 15 AE窓 16 発光部 16a ラックギア 16b 回動軸 16c ピン 16d 長孔 16f 係合ピン 17 レンズカバー 18 トグルバネ 19 第1のラックギアプレート 19e 操作つまみ 20 第1のピニオンギア 21 第2のピニオンギア 22 第2のラックギアプレート 22f 係合ピン 22g 長孔 23 第1のアイドルギア 24 第2のアイドルギア 25 ギアプレート 25a 係合ピン 26 付勢バネ 36 ピン 171 レンズカバー 172 連結ピン 221 第2のラックギアプレート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ前面を覆う閉状態および撮影
    レンズ前面から退避した開状態に位置もしくは姿勢が変
    化するレンズカバーと、 所定の発光可能状態および所定の収納状態に位置もしく
    は姿勢が変化する閃光装置発光部と、 前記レンズカバーを閉状態から開状態へと位置もしくは
    姿勢を変化させたときに、該レンズカバーの位置もしく
    は姿勢の変化に伴って、前記閃光装置発光部が収納状態
    から発光可能状態へと位置もしくは姿勢が徐々に変化
    し、さらに、前記レンズカバーを開状態から閉状態へと
    位置もしくは姿勢を変化させたときに、該レンズカバー
    の位置もしくは姿勢の変化に伴って、前記閃光装置発光
    部が発光可能状態から収納状態へと位置もしくは姿勢が
    徐々に変化するように、前記レンズカバーと前記閃光装
    置発光部とを機械的に連結する連結機構を備えたことを
    特徴とする閃光装置内蔵カメラ。
  2. 【請求項2】 前記レンズカバーに取着され該レンズカ
    バーの位置もしくは姿勢の変化に伴って所定の第1の方
    向に移動する、一部にラックギアを有する第1のラック
    ギアプレートと、 該第1のラックギアプレートのラックギアと噛合し該第
    1のラックギアプレートの移動に伴って回動する第1の
    ピニオンギアと、 該第1のピニオンギアの回動軸と同軸に該第1のピニオ
    ンギアに固定され、該第1のピニオンギアの回動ととも
    に回動する第2のピニオンギアと、 該第2のピニオンギアと噛合するラックギアを一部に有
    し該第2のピニオンギアの回動に伴って所定の第2の方
    向に移動する第2のラックギアプレートとを備え、 前記閃光装置発光部が、該第2のラックギアプレートに
    直結ないしは所定の機械的な連結機構を介して連結さ
    れ、該第2のラックギアプレートの、前記レンズカバー
    の開動作および閉動作に応じた移動に伴って、それぞ
    れ、発光可能状態および収納状態に位置もしくは姿勢が
    変化するものであることを特徴とする請求項1記載の閃
    光装置内蔵カメラ。
  3. 【請求項3】 前記第1のピニオンギアおよび前記第2
    のピニオンギアが、前記レンズカバーの開閉動作に伴う
    前記第1のラックギアプレートの移動ストロークと、前
    記閃光装置発光部に発光可能状態と収納状態との間の位
    置もしくは姿勢の変化を与える前記第2のラックギアプ
    レートの移動ストロークとを調整するギア比を有するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の閃光装置内蔵
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記閃光装置発光部が、前記第2のラッ
    クギアプレートに機械的な連結機構を介して連結された
    ものである場合において、該機械的な連結機構が、該第
    2のラックギアプレートの移動に伴う該第2のラックギ
    アプレートの動力を該閃光装置発光部に伝達する動力伝
    達機構であることを特徴とする請求項2記載の閃光装置
    内蔵カメラ。
  5. 【請求項5】 前記閃光装置発光部が、前記第2のラッ
    クギアプレートに機械的な連結機構を介して連結された
    ものである場合において、 前記閃光装置発光部を発光可能状態に付勢する付勢バネ
    を備え、 前記機械的な連結機構が、一方が前記第2のラックギア
    プレートの移動に対応して、他方が前記閃光装置発光部
    の位置もしくは姿勢の変化に対応して、移動もしくは回
    動する、相互に係合した一対の係合部からなる係合機構
    を含むものであって、該一対の係合部のうちの一方の係
    合部が、該閃光装置発光部が発光可能状態にあるときに
    該閃光装置発光部に加わった外力に応じて、該一対の係
    合部のうちの他方の係合部をその位置に残したまま、該
    閃光装置発光部が前記付勢バネに抗して位置もしくは姿
    勢を変化させるストロークを有するものであることを特
    徴とする請求項2記載の閃光装置内蔵カメラ。
  6. 【請求項6】 前記一対の係合部が、相互に係合した係
    合ピン及び長孔からなることを特徴とする請求項5記載
    の閃光装置内蔵カメラ。
  7. 【請求項7】 前記第2のラックギアプレートが、前記
    第2のピニオンギアの回動に伴って上下方向に移動する
    ものであり、 前記閃光装置発光部が、発光面が正面を向いた発光可能
    状態と発光面が下を向いた収納状態との間で回動するも
    のであって、 前記第2のラックギアプレートの上下方向の動きに応じ
    て前記閃光装置発光部を回動せしめる機械的な連結機構
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の閃光装置内蔵
    カメラ。
  8. 【請求項8】 前記第2のラックギアプレートが、前記
    第2のピニオンギアの回動に伴って上下方向に移動する
    ものであり、 前記閃光装置発光部が、前記第2のラックギアプレート
    に直結ないしは所定の機械的な連結機構を介して連結さ
    れ、該第2のラックギアプレートの上下方向の移動に伴
    って、該閃光装置発光部が上昇した発光可能状態と、該
    閃光装置発光部が下降した収納状態との間で移動するも
    のであることを特徴とする請求項2記載の閃光装置内蔵
    カメラ。
  9. 【請求項9】 前記第2のラックギアプレートが、前記
    第2のピニオンギアの回動に伴って左右方向に移動する
    ものであり、 前記閃光装置発光部が、前記第2のラックギアプレート
    に直結ないしは所定の機械的な連結機構を介して連結さ
    れ、該第2のラックギアプレートの左右方向の移動に伴
    って、該閃光装置発光部がカメラ本体から横に突出した
    発光可能状態と該閃光装置発光部がカメラ本体側に移動
    した収納状態との間で移動するものであることを特徴と
    する請求項2記載の閃光装置内蔵カメラ。
  10. 【請求項10】 前記レンズカバーが開かれた状態にお
    いて該レンズカバーを開く方向に付勢するとともに、該
    レンズカバーが閉じられた状態においては該レンズカバ
    ーを閉じる方向に付勢するトグルバネを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の閃光装置内蔵カメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224266A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Casio Computer Co Ltd 照光装置、及び電子機器
JP2013156339A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Canon Inc 撮像装置
KR101448533B1 (ko) * 2007-12-10 2014-10-08 삼성전자주식회사 전자기기용 팝업 모듈

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