JP4841089B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影時には、駆動ばねの付勢力によってシャッタ羽根を作動させ、セット時には、モータによってその駆動ばねの付勢力をチャージするようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のフォーカルプレンシャッタとしては、先羽根と後羽根と称されている二つのシャッタ羽根を備えたものと、一つのシャッタ羽根だけを備えたものとがあるが、前者は、フィルムを使用するカメラにもデジタルカメラにも採用され、後者は、デジタルカメラにのみ採用されている。また、前者のように二つのシャッタ羽根を備えたものの中には、二重遮光方式と称されているものがある。このシャッタは、常態では、二つのシャッタ羽根によって露光開口を二重に覆っており、撮影時には、後羽根を露光作動開始位置へ移動させておいてから露光作動が行われるようにしたものである。そして、この二重遮光方式のフォーカルプレンシャッタは、通常、フィルムを使用するカメラに採用されているが、デジタルカメラには採用できないというものではない。
【0003】
また、上記のいずれのタイプのものであっても、各々のシャッタ羽根の基本構成は同じであり、一端をシャッタ地板に枢着された二つのアームと、それらに枢支された1枚以上の羽根で構成され、各羽根をカメラの上下方向へ作動させて露光開口を開閉するようにしている。そして、二つのシャッタ羽根を備えたものは、作動上両者が干渉し合わないようにするために、二つの地板の間を中間板で仕切り、二つの羽根室を構成しているのが普通であるが、例えば特開平11−326992号公報に記載されているように構成したときは、一つのシャッタ羽根を備えたものの場合と同様に、中間板を不要とすることも可能である。
【0004】
更に、これらのフォーカルプレンシャッタは、露光作動時に、駆動ばねの付勢力によってシャッタ羽根を作動させる駆動部材と、セット作動時に、その駆動ばねの付勢力に抗して駆動部材を作動させるセット部材とを備えていて、それらを露光開口の一方の側方領域に近接して配置しているが、二つのシャッタ羽根を備えたフォーカルプレンシャッタの場合は、夫々の駆動ばねによって付勢されている二つの駆動部材が必要であって、セット部材は、セット作動時に、それらの両方の駆動部材を作動させるようになっている。そして、最近では、セット部材は、セット作動時に、モータの駆動力によって作動させられるのが普通になっている。
【0005】
本発明は、このように、セット作動時にモータを駆動源として作動するセット部材が、一つ又は二つの駆動部材を駆動ばねの付勢力に抗して作動させるようにしたフォーカルプレンシャッタに関するものであるが、上記のような二重遮光方式の場合であって、そのように構成したものの一例が、特公平6−90383号公報に記載されている。そして、この公報においては、上記のセット部材は、チャージカム(66)と称されており、二つの駆動部材は、先駆動レバー(101)及び後駆動レバー(71)と称されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の公報にも記載されているように、従来は、モータが、シャッタユニット側に取り付けられておらず、カメラ本体側に取り付けられているのが普通であった。そのため、カメラ本体側での伝達機構が複雑となったり、シャッタユニットの組み付け時に、上記のセット部材に対して、正確に連結させる必要があり、コンパクト性の面でもコスト面でも決して有利なものとは言えなかった。ところが、カメラによっては、モータを、絞り機構やミラー機構の駆動と共用にする必要のない場合がある。また、共用にする場合であっても、モータをシャッタユニットに取り付けておいて何ら問題がない場合がある。そのような場合には、モータをシャッタユニット側に取り付けておくのが好ましい。そのため、現に、モータをシャッタユニットに直接取り付けるようにしたものも何件か提案されている。
【0007】
ところが、特別な形状・構成をした高価なモータを用いる場合は別として、上記の公報にも記載されているような、回転子の軸方向の長さが長くてコスト的にも有利な普通のモータを用いる場合は、自ずとその取り付け方に制約を受けてしまう。即ち、シャッタユニットとしては、出来るだけ汎用性が得られるようにすることが必要であるため、機能上,コスト上の有利性は勿論のこと、ユニット自体のコンパクト性を重視しなければならない。そのような観点からすると、回転子の回転軸をシャッタ地板に対して垂直となるように取り付けるのは極めて不利である。
【0008】
そのため、回転子の回転軸をシャッタ地板に対して平行となるようにして取り付けることが必要になるが、露光開口の上方領域又は下方領域に取り付けるのは、カメラの上下寸法を大きくしてしまう可能性があってデザイン上好ましくなく、特に上方領域に配置した場合には、ミラーを含めたファインダ光学系の構成に制約を与えてしまうことになる。また、露光開口の左右の側方領域のうち、駆動部材やセット部材が配置されていない方の領域に配置すると、セット部材までの距離が長くなって、その間の伝達機構を構成するのが非常に面倒となる。そこで、回転子の回転軸がシャッタ地板と平行になるようにして、モータをシャッタユニットに取り付ける場合には、駆動部材やセット部材が配置されている側方領域であって、セット部材よりも露光開口から離れたところにおいて、回転軸の長さ方向をカメラの上下方向(即ち、シャッタ羽根の作動方向)にして取り付けるのが一番好ましいことになる。
【0009】
ところが、モータをそのように配置する場合にも、幾つかの問題点を解決しなければならない。即ち、上記の公報からも分かるように、セット部材は、シャッタユニットの上下方向のほぼ中間の位置において、光軸とは垂直となる面で回転するように配置されている。それに対して、モータは上記のように取り付けられているので、その出力軸は、上方位置又は下方位置に配置されている。そのため、両者を直接連結するわけにはいかず、何らかの伝達機構が必要になるが、その際、上記の出力軸とセット部材の回転軸とは直角に交差した配置状態であるため、回転軸方向の変換機構も必要になる。
【0010】
このような問題点を解決するためには、出力軸の近傍に、回転軸方向の変換機構によってセット部材の回転軸と平行な軸で回転するようにされた部材を設け、その部材の回転を、何らかの手段を介してセット部材に伝えるようにすればよいことになる。ところが、シャッタユニットは、光軸と直交する面の占有面積を小さくすればするほど、カメラの設計に自由度が増す。しかし、そのように構成するためには、どうしても、その部材の少なくとも一部をモータに重ねて配置せざるを得なくなり、今度は、光軸方向に占める寸法が部分的に大きくなり過ぎ、シャッタユニット全体のコンパクト性の観点からは、好ましくないものになってしまうという問題点が生じる。
【0011】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、セット作動時においてセット部材の駆動源となるモータを、セット部材の配置されている露光用開口部の側方領域に、セット部材よりも該開口部から離して配置する場合、光軸と直交するシャッタユニットの占有面積が極力小さくて済み、且つ、光軸方向の寸法も極力小さくて済むようにした、低コストで汎用性に優れたカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、各々露光用の開口部を有していて両者間に少なくとも一つの羽根室を構成している二つの地板と、前記羽根室に配置されていて前記開口部の上下方向に作動する少なくとも一つのシャッタ羽根と、前記羽根室外における前記開口部の一方の側方領域において前記二つの地板のうちの一方に取り付けられており撮影時には駆動ばねの付勢力によって前記シャッタ羽根を作動させる少なくとも一つの駆動部材と、前記一方の側方領域において前記駆動部材の近傍に取り付けられておりセット作動時には前記駆動部材を前記駆動ばねの付勢力に抗して作動させるセット部材と、前記一方の側方領域において回転軸の長さ方向を前記シャッタ羽根の作動方向に合わせ前記セット部材よりも前記開口部から離れた位置に配置されているモータと、前記モータより他方の地板側に作動領域を有していて該作動領域の少なくとも一部が前記モータと重なるようにして前記二つの地板のいずれか一方に取り付けられており前記モータの回転を前記セット部材に伝達する伝達手段と、を備えているようにする。
【0013】
また、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記羽根室外に前記モータを配置している地板が、該モータよりも他方の地板側に第2の板面を有していて、該第2の板面に前記伝達手段が取り付けられているようにすると、関係部品を一つの地板に取り付けることができ、製作上、極めて好ましい構成となる。
【0014】
また、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記セット部材と前記伝達手段とが、各々、光軸と平行な軸で回転可能に取り付けられており、それらがリンク部材によって連結されているようにすると、コスト的に有利な構成になる。
【0015】
更に、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記伝達手段が、一つ以上の歯車と、該歯車に連結されたリンクとで構成されているようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図示した実施例によって説明する。本実施例は、上記した二つのシャッタ羽根を有するフォーカルプレンシャッタとして構成したものであり、図1は、被写体側、即ち撮影レンズ側から視た実施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものであり、図2は図1の下方から視た底面図である。また、図3は、図1におけるシャッタ地板を単体部品状態で示した平面図である。更に、図4は図1と同じようにして視た実施例の平面図であって、シャッタのセット状態を示したものであり、図5は図4の下方から視た底面図である。尚、本実施例の説明に際しては、便宜上、各構成部材の被写体側を表面側と称し、CCDやフィルム等の配置側を背面側と称することにする。
【0017】
最初に、本実施例の構成を説明する。本実施例のシャッタ地板1は、合成樹脂製であって、長方形を横長にした露光用の開口部1aを形成している。また、シャッタ地板1の背面側には、図2に示されているように、所定の間隔を空けて、中間板2と補助地板3が順に取り付けられ、シャッタ地板1と中間板2との間に先羽根の羽根室を形成し、中間板2と補助地板3との間に後羽根の羽根室を形成している。そして、補助地板3の周囲に形成された複数の壁部3aが、それらの3枚の板部材の間を部分的に塞いでいる。また、中間板2と補助地板3にも、開口部1aと類似の形状の開口部が形成されていて、通常は、それらの三つの開口部を重ね合わせて、撮影画枠としての露光開口を規制するようにしているが、本実施例においては、開口部1aの形状が露光開口を規制しているものとして説明する。
【0018】
そこで、先ず、図2,図3を用い、シャッタ地板1の主な形状を説明しておく。本実施例のシャッタ地板1は、合成樹脂製であって、シャッタ地板1の表面側の面のうち、開口部1aの周辺部と同一の面が基準面Aとなっている。そして、開口部1aの左側の側方領域には、円弧状の二つの長孔1b,1cが形成されており、それらの下端部の周囲には窪み1b1,1c1が形成されている。また、シャッタ地板1の左下方の領域には、基準面Aよりも補助地板3側に、大きな面積の窪み1dが、基準面Aと平行な板面となるようにして形成されているが、この窪み1dの中には、窪み1dよりも若干浅い二つの段部1d1,1d2と、窪み1dよりも若干深い一つの段部1d3とが形成されている。そして、窪み1dと段部1d3との間には、二つの斜面1d4,1d4が形成されている。更に、窪み1dと基準面Aの段差を利用し、ストッパ部1eが形成されている。
【0019】
長孔1cの上方近傍位置には、軸1fが一体成形にて立設されており、その先端部は小径部となっていて、先端面にはねじ穴が形成されている。また、長孔1cの左方近傍位置には載置部1gが形成されているが、その被写体側の面は、後述する円筒状モータの受け面として形成されている。更に、シャッタ地板1には一対のねじ穴1h,1hが形成されているが、その一方は上記の段部1d2に形成されている。このほか、シャッタ地板1には、9個の孔が形成されているが、それらのうち三つの孔1i,1i,1iはカメラ本体への取付孔である。また、その他の6個の孔1j,1k,1m,1n,1p,1qについては、夫々後述する部材の取付孔となっている。
【0020】
図1において、上記の窪み1b1,1c1には、周知のようにして、平面形状がC字状をしたブチルゴム製の緩衝部材4,5が取り付けられている。また、上記の6個の孔1j,1k,1m,1n,1p,1qには、軸1r,1s,1t,1u,1v,1wが取り付けられている。そして、それらの軸のうち、軸1r,1sはシャッタ地板1を貫通して両面側に立設され、軸1t,1uは表面側のみに立設され、軸1v,1wは背面側のみに立設されている。
【0021】
また、軸1uは、軸1fと同様に、その先端部が小径部となっていて、先端面にはねじ穴が形成されており、それらの軸1f,1uの先端部には、図示していない周知の支持板とプリント配線板とが重ねられ、シャッタ地板1と平行になるようにしてビス止めされている。そして、軸1r,1sの表面側の先端部は、軸1tの先端部と共に、上記の支持板に設けられた孔に嵌合させられている。また、その支持板には、シャッタ地板1側に、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石が取り付けられているが、図1,図4においては、それらの鉄芯6,7のみを一点鎖線で示してある。尚、図2及び図5においては、このようにして、シャッタ地板1と支持板(及びプリント配線板)によって形成される空間を、二点鎖線で示してある。
【0022】
シャッタ地板1の軸1rには、合成樹脂製の先羽根用駆動部材8が回転可能に取り付けられていて、図示していない周知の先羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている。この先羽根用駆動部材8は、被押動部8a,駆動ピン8b,取付部8cを有しており、背面側に設けられた駆動ピン8bは、その根元部が上記の緩衝部材4に当接し得るようになっていて、先端部は長孔1bを貫通し、シャッタ地板1の背面側に突き出ている。また、取付部8cには、周知のように、図示していないばねを介在させて鉄片部材9が取り付けられており、上記した先羽根用電磁石の鉄芯6に吸着保持され得るようになっている。
【0023】
シャッタ地板1の軸1sには、合成樹脂製の後羽根用駆動部材10が回転可能に取り付けられていて、図示されていない周知の後羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている。また、この後羽根用駆動部材10は、ローラ10a,駆動ピン10b,取付部10cを有している。そして、その駆動ピン10bは、根元部が上記の緩衝部材5に当接し得るようになっており、先端部は長孔1cを貫通し、シャッタ地板1の背面側に突き出ている。また、取付部10cには、先羽根用駆動部材8の場合と同様に、周知のようにして、ばねを介在させて鉄片部材11が取り付けられており、上記した後羽根用電磁石の鉄芯7に吸着保持され得るようになっている。
【0024】
シャッタ地板1の軸1tには、合成樹脂製のセット部材12が回転可能に取り付けられている。このセット部材12には、周辺部にカム形状を施した二つの押動部12a,12bが形成されており、背面側には軸12cが設けられている。シャッタ地板1の窪み1dに立設された上記の軸1uには、伝達部材13が窪み1d内において回転可能に取り付けられており、図示していないばねによって反時計方向へ回転するように付勢されている。そして、この伝達部材13には、被押動部13aと軸13bが設けられており、軸13bは伝達部材13の表面側に立設されている。リンク14は、両端に設けられた孔を、セット部材12の軸12cと、伝達部材13の軸13bに、回転可能に嵌合させている。また、このリンク14には、折曲部14aが設けられていて、その折曲部14aよりも伝達部材13側の部位は窪み1d内で作動し、セット部材12側の部位はシャッタ地板1の表面より被写体側で作動するようになっている。
【0025】
ギアボックス15は、シャッタ地板1に設けられた上記の一対のねじ穴1h,1h(図3参照)に、ビス16,16を螺合させることによって取り付けられている。モータ17は、このギアボックス15の上方の壁に、その回転軸が上下方向となるようにして取り付けられており、その上方部は、シャッタ地板1の載置部1gと基準面Aとに接触していて、ギアボックス15内に突き出した出力軸17aには、歯車18が固定されている。尚、本実施例の場合は、モータ17を、シャッタ地板1に取り付けられているギアボックス15に取り付けているが、シャッタ地板1の表面に直接取り付けるようにしても差し支えない。
【0026】
ギアボックス15内において、上方の壁には軸15aが立設され、下方の壁には軸15b,15c,15dが立設されている。そして、軸15a,15bには親子歯車19,20が回転可能に取り付けられており、親子歯車19の親歯車が、モータ17の出力軸17aに固定されている歯車18に噛合し、子歯車が、親子歯車20の親歯車に噛合している。また、軸15cには、カム板21と一体の歯車22が回転可能に取り付けられていて、親子歯車20の子歯車に噛合している。更に、軸15dには、変換部材23が回転可能に取り付けられている。そして、この変換部材23は、カム板21のカム面に摺接する摺接部23aと、セット作動時に伝達部材13の被押動部13aを押す押動部23bを有している。
【0027】
次に、シャッタ地板1の背面側に配置されている二つのシャッタ羽根の構成を説明するが、それらの構成は周知であるため、図1及び図4においては簡略的に示されている。先ず、先羽根は、シャッタ地板1と中間板2によって形成された羽根室内に配置されており、シャッタ地板1の軸1r,1vに回転可能に取り付けられている二つのアーム24,25と、それらの長さ方向に順に枢支された3枚の羽根26,27,28とで構成されているが、図1においては、アーム24,25の最先端に枢支されたスリット形成羽根28だけが示されている。そして、アーム24に形成された図示していない長孔には、先羽根用駆動部材8の駆動ピン8bが嵌合している。
【0028】
他方、後羽根は、構成が先羽根と全く同じであるが、先羽根を裏返した状態にして、中間板2と補助地板3の間に設けられた羽根室内に配置されている。そして、その後羽根は、シャッタ地板1の軸1s,1wに回転可能に取り付けられている二つのアーム29,30と、それらの長さ方向に順に枢支された3枚の羽根31,32,33とで構成されているが、図4においては、それらのアーム29,30の最先端に枢支されたスリット形成羽根33だけが示されている。そして、アーム29に形成された図示していない長孔には、後羽根用駆動部材10の駆動ピン10bが嵌合している。
【0029】
次に、本実施例の作動を説明する。図1は、露光作動終了直後の状態を示したものであり、先羽根用駆動部材8と後羽根用駆動部材10は、それらの駆動ピン8b,10bが緩衝部材4,5に当接することによって、各々の駆動ばねによる時計方向の回転を阻止されている。そのため、先羽根の3枚の羽根26,27,28は重畳状態となって、開口部1aの下方位置に格納されており、後羽根の3枚の羽根31,32,33は展開状態となって、開口部1aを覆っている。また、伝達部材13は、図示していないばねの付勢力によって反時計方向へ回転させられ、ストッパ部1eによってその回転を阻止されている。そのため、セット部材12は、リンク14を介して反時計方向への回転極限位置にあるが、この位置が、セット部材12にとっての初期位置である。
【0030】
このような図1の状態において、セット信号が入ると、モータ17が回転を開始し、図2において歯車18を時計方向へ回転させるが、その回転は親子歯車19,20によって減速され、歯車22を反時計方向へ回転させる。そのため、カム板21も反時計方向へ回転させられ、そのカム面によって摺接部23aを押し、変換部材23を時計方向へ回転させる。変換部材23が時計方向へ回転すると、その押動部23bが被押動部13aを押し、図1において伝達部材13を時計方向へ回転させる。このようにして、伝達部材13が、図1において、図示していないばねの付勢力に抗して時計方向へ回転すると、その回転はリンク14を介してセット部材12を時計方向へ回転させることになるが、本実施例は、その伝達が極めて好適に行える構成となっている。
【0031】
即ち、モータ17はシャッタ地板1の基準面Aに接して配置されているが、伝達部材13は、図2から分かるように、その作動面が窪み1d内にあるため、伝達部材13が時計方向の回転を続けても、その一部がモータ17の背面側に入り込んでゆけるようになっている。また、リンク14は、伝達部材13が時計方向の回転を続けていっても、折曲部14aより伝達部材13側の部位が、伝達部材13との連結部も含めて、段部1d1内で作動するようになっている。そのため、このセット作動中に、伝達部材13や、伝達部材13とリンク14との連結部や、リンク14の伝達部材13側の部位が、モータ17に接触するようなことがない。また、リンク14は、折曲部14aよりセット部材12側の部位が、シャッタ地板1の基準面Aよりも被写体側で作動するようになっているが、その部位の作動領域においてはモータ17に接触することがない。仮に、接触する可能性がある場合は、段部1dの領域を延ばし、折曲部14aの形成位置をセット部材12側に変えればよい。
【0032】
このような伝達機構によって、セット部材12が初期位置から時計方向へ回転を開始すると、その押動部12aが先羽根用駆動部材8の被押動部8aを押し、先羽根用駆動部材8を図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させる。その結果、先羽根用駆動部材8の駆動ピン8bが先羽根のアーム24を反時計方向へ回転させるので、先羽根の3枚の羽根26〜28は、展開されつつ上方へ作動され、開口部1aを覆っていく。
【0033】
その後、先羽根のスリット形成羽根28と後羽根のスリット形成羽根33とが所定量の重なり状態になると、セット部材12の押動部12bが後羽根用駆動部材10のローラ10aを押し、後羽根用駆動部材10を図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させる。その結果、後羽根用駆動部材10の駆動ピン10bが後羽根のアーム29を反時計方向へ回転させるので、後羽根の3枚の羽根31〜33は、重畳されつつ上方へ作動され、開口部1aから退いていく。
【0034】
このような一連の作動によって、歯車22と一体のカム板21が図5に示した状態になると、図示していない光学センサが歯車22に設けられた第1位置を検出し、その検出信号によってモータ17の回転が停止され、各構成部材は図4に示された状態となって、次の撮影が行われるまでこの状態が維持される。従って、この図4及び図5に示された状態がセット状態ということになる。そして、このセット状態においては、先羽根用駆動部材8は、鉄片部材9を先羽根用電磁石の鉄芯6に接触させており、後羽根用駆動部材10は、鉄片部材11を先羽根用電磁石の鉄芯7に接触させている。また、先羽根の3枚の羽根26〜28は展開状態となって開口部1aを覆っており、後羽根の3枚の羽根31〜33は重畳状態となって開口部1aの上方位置に格納されている。
【0035】
撮影に際してカメラのレリーズボタンが押されると、先ず、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石に通電され、鉄芯6,7が、接触状態となっていた鉄片部材9,11を吸着保持する。次に、モータ17が上記と同方向へ回転させられて、図5において歯車18を時計方向へ回転させ、歯車22を反時計方向へ回転させる。そのため、カム板21は、図5の状態から図2の状態になるまで時計方向へ回転させられるが、伝達部材13は、図4において、図示していないばねによって、反時計方向へ回転するように付勢されているので、変換部材23は、その付勢力によって、図5において反時計方向へ回転されていく。
【0036】
他方、図4において伝達部材13が反時計方向へ回転することにより、セット部材12も、リンク14を介して反時計方向へ回転させらる。そのため、押動部12aが被押動部8aから退き、押動部12bがローラ10aから退いていくが、先羽根用駆動部材8と後羽根用駆動部材10は、それらの鉄片部材9,11が鉄芯6,7に吸着保持されているので、先羽根及び後羽根を伴って回転してしまうことがない。そして、伝達部材13の回転がストッパ部1eによって停止させられ、セット部材12が初期位置で停止すると、その直後に、図示していない光学センサが歯車22に設けられた第2位置を検出し、その検出信号によってモータ17が停止させられる。
【0037】
セット部材12が、このようにして初期位置へ復帰した後、露光時間制御回路によって、先ず、先羽根用電磁石に対する通電が断たれる。そのため、鉄芯6による鉄片部材9に対する吸着力が失われ、先羽根用駆動部材8が、図示していない強力な先羽根用駆動ばねの付勢力によって時計方向へ回転させられる。それによって、先羽根用駆動部材8の駆動ピン8bが、先羽根のアーム24を図4の状態から時計方向へ回転させるので、先羽根の3枚の羽根26〜28は下方へ作動し、スリット形成羽根28の上側の縁であるスリット形成縁によって、開口部1aを開いていく。その後、スリット形成羽根28のスリット形成縁が、開口部1aから完全に退いた直後に、駆動ピン8bが緩衝部材4に当接することによって停止され、先羽根用駆動部材8と先羽根の露光作動が終了する。
【0038】
先羽根用駆動部材8が露光作動を開始してから所定時間後に、後羽根用電磁石に対する通電が断たれる。そのため、鉄芯7による鉄片部材11に対する吸着力が失われ、後羽根用駆動部材10が、図示していない強力な後羽根用駆動ばねの付勢力によって時計方向へ回転させられる。それによって、後羽根用駆動部材10の駆動ピン10bが、後羽根のアーム29を時計方向へ回転させるので、後羽根の3枚の羽根31〜33は下方へ作動し、スリット形成羽根33の下側の縁であるスリット形成縁によって、開口部1aを覆っていく。そして、3枚の羽根31〜33が展開状態となって開口部1aを完全に閉じると、駆動ピン10bが緩衝部材5に当接することによって停止され、後羽根用駆動部材10と後羽根の露光作動が終了する。図1及び図2は、このときの状態を示したものである。
【0039】
尚、実施例においては、シャッタ地板1の窪み1dに立設された軸1uに、伝達部材13が回転可能に取り付けられているが、軸1uは補助地板3に立設してあっても構わない。要するに、伝達部材13は、作動中にモータ17の配置位置と重なる部位が、モータ17を配置しているシャッタ地板1の基準面Aよりも補助地板3側で作動するように構成されていればよく、それによって、シャッタユニットの光軸方向の全体としての寸法が大きくならないようになっていればよい。
【0040】
また、実施例においては、伝達部材13とリンク14とが、本発明の伝達手段を構成している。そのため、セット作動時に、伝達部材13が、変換部材23に押されて回転し、リンク14を介してセット部材12を回転させているが、変換部材23と伝達部材13を備えず、伝達部材13に代えて歯車を軸1uに取り付け、その歯車の偏心位置に連結されたリンク14を作動させるように構成してもよい。更に、リンク14を備えずに、セット部材12に対して一体的に回転する歯車を形成し、その歯車を、上記の伝達部材13に代えて備えられている歯車に、直接か、他の歯車を介して連結させるように構成してもよい。但し、伝達部材13の代わりに備えることになった歯車は、モータ17の配置に影響を与えないように配置することが必要であるから、伝達部材13の場合と同様に、モータ17を配置しているシャッタ地板1の基準面Aよりも補助地板3側で作動するような配置構成にすることが必要になる。
【0041】
また、上記の実施例は、先羽根と後羽根という二つのシャッタ羽根を有しているため、駆動部材を二つ設け、セット作動時には、それらを一つのセット部材で作動させているが、本発明はそのような構成に限定されず、上記したシャッタ羽根を一つしか備えていないデジタルカメラ専用のフォーカルプレンシャッタにも適用することができる。更に、カメラ用フォーカルプレンシャッタには、露光作動開始直前の状態において、先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを露光作動開始位置に保持する機構として、ダイレクトタイプと称されているものと係止タイプと称されているものとが知られている。そして、上記の実施例は、ダイレクトタイプのシャッタとして構成したものであるが、本発明は、そのようなダイレクトタイプのものに限定されず、係止タイプのものにも適用することが可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、セット部材を作動させるためのモータを、一方の地板に形成されている露光用開口部の側方領域において、回転軸の長さ方向を前記シャッタ羽根の作動方向に合わせて、セット部材よりも露光用開口部から離れた位置に配置しても、モータの駆動力をセット部材に伝えるための伝達手段が、モータよりも他方の地板側で作動するように構成されているので、伝達手段の作動領域の少なくとも一部がモータと重なるようにしても、その伝達手段の配置によって、シャッタユニットの光軸方向の寸法が大きくなってしまうことがなく、シャッタユニットのコンパクト化に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】被写体側、即ち撮影レンズ側から視た実施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものである。
【図2】図1の下方から視た底面図である。
【図3】図1におけるシャッタ地板を単体部品状態で示した平面図である。
【図4】図1と同じようにして視た実施例の平面図であって、シャッタのセット状態を示したものである。
【図5】図4の下方から視た底面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板
1a 開口部
1b,1c 長孔
1b1,1c1,1d 窪み
1d1,1d2,1d3 段部
1d4 斜面
1e ストッパ部
1f,1r,1s,1t,1u,1v,1w,12c,13b,15a,15b,15c,15d 軸
1g 載置部
1h ねじ穴
1i,1j,1k,1m,1n,1p,1q 孔
2 中間板
3 補助地板
3a 壁部
4,5 緩衝部材
6,7 鉄芯
8 先羽根用駆動部材
8a,13a 被押動部
8b,13b 駆動ピン
8c,10c 取付部
9,11 鉄片部材
10 後羽根用駆動部材
10a ローラ
12 セット部材
12a,12b,23b 押動部
13 伝達部材
14 リンク
14a 折曲部
15 ギアボックス
16 ビス
17 モータ
17a 出力軸
18,22 歯車
19,20 親子歯車
21 カム板
23 変換部材
23a 摺接部
24,25,29,30 アーム
26,27,28,31,32,33 羽根
A 基準面

Claims (4)

  1. 各々露光用の開口部を有していて両者間に少なくとも一つの羽根室を構成している二つの地板と、前記羽根室に配置されていて前記開口部の上下方向に作動する少なくとも一つのシャッタ羽根と、前記羽根室外における前記開口部の一方の側方領域において前記二つの地板のうちの一方に取り付けられており撮影時には駆動ばねの付勢力によって前記シャッタ羽根を作動させる少なくとも一つの駆動部材と、前記一方の側方領域において前記駆動部材の近傍に取り付けられておりセット作動時には前記駆動部材を前記駆動ばねの付勢力に抗して作動させるセット部材と、前記一方の側方領域において回転軸の長さ方向を前記シャッタ羽根の作動方向に合わせ前記セット部材よりも前記開口部から離れた位置に配置されているモータと、前記モータより他方の地板側に作動領域を有していて該作動領域の少なくとも一部が前記モータと重なるようにして前記二つの地板のいずれか一方に取り付けられており前記モータの回転を前記セット部材に伝達する伝達手段と、を備えていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記羽根室外に前記モータを配置している地板が、該モータよりも他方の地板側に第2の板面を有していて、該第2の板面に前記伝達手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記セット部材と前記伝達手段とが、各々、光軸と平行な軸で回転可能に取り付けられており、それらがリンク部材によって連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記伝達手段が、一つ以上の歯車と、該歯車に連結されたリンクとで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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