JP2000155359A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000155359A
JP2000155359A JP10331328A JP33132898A JP2000155359A JP 2000155359 A JP2000155359 A JP 2000155359A JP 10331328 A JP10331328 A JP 10331328A JP 33132898 A JP33132898 A JP 33132898A JP 2000155359 A JP2000155359 A JP 2000155359A
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flash
lens barrel
moving member
lever
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JP10331328A
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Akihiko Ebe
昭彦 江部
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B2215/0507Pop-up mechanisms

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動鏡筒と連動する移動部材にクリープ力が
フラッシュの発光位置および収納位置において付与され
ないようにしたカメラを提供する。 【解決手段】 非撮影位置から撮影位置へ移動可能な鏡
筒、およびリトラクタブル型の発光部を備えたカメラに
おいて、前記鏡筒の移動に連動して移動する移動部材
7、フラッシュホルダ1に一端が結合された駆動レバー
12を有する。駆動レバー12と移動部材7の間には、
移動部材7に噛合するフラッシュ回転板9、このフラッ
シュ回転板9と同軸に設けられた駆動ギア10、この駆
動ギア10および駆動レバー12に噛合する第2の駆動
ギア11が配設されている。更に、フラッシュホルダ1
が発光位置および収納位置になるように附勢力を付与す
る付勢部材13を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュを備え
たカメラに関し、詳しくは、可動鏡筒の繰り出し繰り込
みに連動して、エレクトロフラッシュの位置が写真撮影
時に発光位置へ移動し、非撮影時に収納位置へ移動する
構成のカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロフラッシュ(以下、「フラッ
シュ」という)内蔵型のコンパクトカメラでは、赤目現
象を緩和するため、フラッシュを撮影時に撮影レンズの
光軸から遠ざける方向に機械的にポップアップさせた
り、リトラクタブル方式によりフラッシュを回転ならび
に上昇させる構成を採用している。鏡筒が非撮影位置か
ら撮影位置へ移動するタイプのカメラに関しては、非撮
影位置においてフラッシュが収納され、撮影位置におい
ては発光位置までリトラクタする構成、すなわち、可動
鏡筒連動型のリトラクタブルフラッシュを備えた方式の
カメラ(以下、「可動鏡筒連動型カメラ」という)も提
案されている。この可動鏡筒連動型カメラは、フラッシ
ュを移動させるためのアクチュエータを持つ必要がな
く、カメラのメインSWのON−OFF操作によって、
フラッシュを鏡筒と共に自動的に発光位置から収納位置
へ移動させることができ、小型化が要求されるコンパク
トカメラに用いるのに適している。
【0003】可動鏡筒連動型カメラの具体例は、特開平
8−110552号公報や特開平9−105982号公
報に開示されている。この可動鏡筒連動型カメラは、フ
ラッシュを収納方向へバネで附勢しており、可動鏡筒が
非撮影位置から撮影位置へ移動することにより、可動鏡
筒がバネ附勢に抗して移動する方式がとられている。ま
た、これとは逆の方式によるカメラも提案されている。
すなわち、フラッシュが発光位置方向にバネ附勢され、
可動鏡筒が撮影位置から非撮影位置へ移動することによ
り、可動鏡筒がバネ附勢に抗してフラッシュを収納する
構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、フラッシュの発光位置または収納位置におい
て常にバネ附勢を抗する負荷、いわゆるクリープ力がか
かってしまうという問題がある。この問題のために、可
動鏡筒とフラッシュの連結部の部材の強度アップを図る
必要があり、結果的に、連結部材が大型化し、あるいは
高価な金属部品を用いざるを得ない場合が多い。
【0005】また、従来のカメラにおいては、可動鏡筒
とフラッシュの連結部材は外力吸収機能を有するもの
の、可動鏡筒とフラッシュが切り離されることはなく、
1対1の位置関係で構成されている。したがって、撮影
位置では、可動鏡筒が必ずフラッシュの発光位置にあ
り、その状態からフラッシュを手動で押し下げようとす
ると押し下げることはできる。しかし、フラッシュから
手を離すと、フラッシュを再び発光位置に戻すバネ吸収
機構を備えているため、フラッシュが不必要な明るい被
写体の場合であっても、必ずフラッシュは発光位置の突
出した状態になるという不具合がある。一方、非撮影位
置では、可動鏡筒が必ずフラッシュの収納位置にあり、
この状態からフラッシュのみを手動で発光位置に放置す
ることはできない。この状態は、可動鏡筒が撮影位置の
状態で、手動によりフラッシュを発光位置から収納位置
へ移動させたり、収納位置から発光位置へ移動させたり
することができないことを意味する。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑み、フラッシ
ュの発光位置および収納位置において、可動鏡筒と連動
する移動部材にクリープ力が付与されないようにしたカ
メラを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、鏡筒を非
撮影位置から撮影位置へ移動させる鏡筒移動機構と、発
光体を内蔵すると共に被写体を向く発光位置と本体の一
部を成すように収納される収納位置との間を回動可能な
発光部とを備えたカメラにおいて、前記鏡筒の移動に連
動して移動する移動部材と、前記発光部に一端が結合さ
れたレバー部材と、前記移動部材の移動に連動して前記
レバー部材を回動させると共に、前記発光部が前記発光
位置および前記収納位置にあるときには前記移動部材と
の係合が断たれる回動部材と、前記発光部が前記発光位
置および収納位置になるように前記発光部に附勢力を付
与する付勢部材と、を備えたことを特徴とするカメラに
ある。
【0008】この構成によれば、鏡筒の移動に伴って移
動部材が移動し、この移動部材の移動に連動して回動部
材が回動する。鏡筒が撮影位置に移動した場合には回動
部材が発光部を発光位置にし、鏡筒が非撮影位置に移動
した場合には発光部を収納位置にする。これにより、発
光部が発光位置および収納位置にあるとき、鏡筒と連結
している移動部材には負荷がかからず、発光部の移動中
にのみ負荷がかかる。したがって、移動部材にはクリー
プ力が加わらない。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記回動部材は、
前記移動部材に係合可能な駆動回転板と、前記駆動回転
板に離脱自在に結合すると共に前記レバー部材に回転力
を伝達し、かつ前記レバー部材との係合・解放が可能な
駆動ギアと、を含むことを特徴とするカメラにある。
【0010】この構成によれば、移動部材には駆動回転
板が係合し、この駆動回転板にはレバー部材に回転力を
伝達する駆動ギアが結合している。駆動ギアとレバー部
材は係合・解放が可能なため、レバー部材側から付与し
た力により結合の解放が行え、発光部を手動に動かすこ
とが可能になる。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項3に記載のように、前記駆動ギアは、
前記レバー部材から強い力が附勢されたとき、前記レバ
ー部材との連結が解除されることを特徴とするカメラに
ある。
【0012】この構成によれば、発光部を手動により動
かすことにより、レバー部材と駆動ギアとの結合が解除
される。発光部を任意の位置へ動かすことができる。し
たがって、鏡筒を固定したまま、発光部のみを収納し、
或いは発光位置へ移動させることが可能になる。例え
ば、鏡筒が撮影位置にあり、発光部を発光位置から故意
に押し下げた場合、レバー部材と回動部材の連結が解除
され、発光部は収納位置へ移動する。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4に記載のように、前記回動部材は、
前記発光部の前記発光位置および前記収納位置において
前記移動部材との相対位置が変化せず、前記鏡筒の移動
と非連動になることを特徴とするカメラにある。
【0014】この構成によれば、発光部が前記発光位置
および前記収納位置にあるとき、回動部材と移動部材の
相対位置関係は常に同じである。このため、可動鏡筒を
移動させても、発光部の位置を変えることがない。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項5に記載のように、前記発光部は、前
記附勢部材の付勢力より弱い付勢力を発生する附勢手段
を有することを特徴とするカメラにある。
【0016】この構成によれば、可動鏡筒が非撮影位置
で、発光部も収納位置の状態から、発光部を故意に持ち
上げようとした場合、発光部とレバー部材の連結が解除
されると共に収納位置方向に戻そうとする附勢力が発生
し、かつ、その附勢力は発光部を収納位置方向に附勢す
る附勢力よりも弱いため、発光部は発光位置に収納放置
できなくすることができる。また、可動鏡筒が撮影位置
で前記回動部材と前記移動部材が非連動状態になるた
め、発光部を発光位置から収納位置方向に押し下げた場
合、少ない力で発光部を収納させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本発明によ
るカメラの第1の実施の形態におけるフラッシュ収納状
態を示す断面図である。また、図2および図3は本発明
によるカメラのフラッシュ収納位置状態および発光位置
状態を示す外観図である。
【0019】図2および図3において、1はフラッシュ
ホルダである。31はカメラのメインSW(スイッチ)
と連動した操作ツマミであり、図2の操作ツマミ31の
位置は、メインSWのオフ状態(可動鏡筒32が非撮影
位置にある状態)を表している。また、図3の操作ツマ
ミ31の位置は、メインSWがオン状態で可動鏡筒32
が撮影位置の状態を表し、レンズ33は露出した状態に
なっている。また、図3の状態では、フラッシュの主体
を成すフラッシュホルダ1が上方向に回動し、発光面は
正面(被写体方向)を向いている。34はシャッター
釦、35はファインダー、36は測光・測距部、37は
グリップ部である。
【0020】図1において、1はフラッシュホルダ、2
は反射笠、3は発光管としてのキセノン管、4はキセノ
ン管3を反射笠2に引き寄せるためのキセノン管取付け
ゴム、5は透明部材によるフラッシュプロテクターであ
る。これらは、全てフラッシュホルダ1に収納されてい
る。このフラッシュホルダ1は、回動軸6によってフラ
ッシュホルダ1の回動中心1aを中心に撮影光軸と略直
角に回動自在に取り付けられている。回動軸6は、不図
示のカメラ本体の内部に支承されている。
【0021】7は可動鏡筒32の移動と連動する駆動ガ
イド(移動部材)であり、ピン7a、係合部7b、嵌合
穴7cを備えている。8はガイドバーであり、移動部材
7の嵌合穴7cに摺動自在に内嵌されている。したがっ
て、移動部材7は、ガイドバー8にガイドされながら、
可動鏡筒32の移動に連動して図1の左右方向に移動す
ることができる。9はフラッシュ駆動回転板(回動部
材)であり、10はフラッシュ駆動回転板9と一体に回
転する駆動ギア(回動部材)である。11は第2の駆動
ギアであり、駆動ギア10に歯合する。駆動ギア11
は、駆動レバー12(レバー部材)と回転中心が同一な
状態を保って一体に回転するように配設されている。駆
動レバー12の先端部には駆動レバーピン12aが設け
られており、この駆動レバーピン12aは、フラッシュ
ホルダ1の駆動ガイド長穴1bに嵌合している。駆動レ
バー12が回転すると、フラッシュホルダ1は回転中心
1aを中心に回転する。13はトグルバネであり、フラ
ッシュを発光位置および収納位置にそれぞれ附勢する附
勢部材として機能する。13aはトグルバネ13の一端
に設けられたフック部であり、フラッシュホルダ1の駆
動ガイド長穴1bの先端部1cに支持されている。13
bはトグルバネ13の一端に設けられたフック部であ
り、駆動ギア11と駆動レバー12の回転中心部に位置
決めされている。
【0022】図4はフラッシュホルダが図1の状態から
回動し、フラッシュが発光可能な状態になった状態を示
す断面図である。次に、図1の構成による第1の実施の
形態の動作について、図1および図4を参照して説明す
る。
【0023】図1に示す移動部材7が右方向へ移動する
と、フラッシュ駆動回転板9は移動部材7の係合部7b
によって駆動され、反時計方向へ1歯分だけ回転し、図
4の状態になる。なお、図4は可動鏡筒32が撮影位置
にある状態を示し、ズームレンズを装着したカメラであ
れば、ワイド端〜テレ端のいずれかに位置している状態
にあり、この撮影領域においては移動部材7は移動しな
い。
【0024】フラッシュ駆動回転板9が回転すると、一
体化されている駆動ギア10も反時計方向に一緒に回転
し、駆動ギア11を右方向へ回転させる。駆動ギア11
には駆動レバー12が一体化されているので、駆動レバ
ー12は右方向に回転し、駆動ピン12aと駆動ガイド
長穴1bとの嵌合により、フラッシュホルダ1は回転中
心1aを中心にして反時計方向へ回転し、図4の状態に
なる。このとき、フラッシュホルダ1の先端部1cの回
転に応じてフック部13aと13bが接近するため、一
時的に負荷が大きくなる。
【0025】しかし、トグルバネ13は、フラッシュホ
ルダ1に対し、収納位置においては収納方向に附勢し、
発光位置においては発光位置方向に附勢力を与えてい
る。したがって、移動部材7のピン7aがフラッシュ駆
動回転板9の歯と係合しない状態になっても、フラッシ
ュホルダ1の位置に変化は生じない。これにより、フラ
ッシュの収納位置および発光位置のいずれにおいても、
可動鏡筒32に負荷がかからず、クリープ力を発生しな
い。
【0026】次に、移動部材7の移動について、図5及
び図6を参照して説明する。図5は撮影レンズの撮影光
軸における断面図を示している。
【0027】図5において、15は駆動筒であり、外側
には駆動ギア15aが形成され、内側には直進溝15c
が形成されている。駆動筒15の回転は、不図示の駆動
用モータおよび減速ギア系から減速最終ギア19により
回転力が伝達されることにより回転する。また、駆動筒
15の回転力は、伝達軸18を介してカム筒16に伝達
される。カム筒16は、外側にはヘリコイド16aが、
内側にはカム溝16b,16cが形成されている。カム
筒16は、ヘリコイド16aのリードに沿って回転しな
がら光軸方向を前後進する。28は固定筒であり、その
内側にはヘリコイド16aと伝達軸が移動可能なカム溝
が形成されている。17は直進溝が形成されている直進
筒であり、カム筒16と一体に直進移動する。20,2
1は、撮影レンズを構成する第1のレンズ群と第2のレ
ンズ群である。カム筒16の回転によって、第1,第2
のレンズ群20,21は、カム筒16のカム溝16cと
1群ピン20a、カム溝16bと2群ピン21aの係合
によって、光軸方向へ前後進する。駆動筒15の外側に
は、フラッシュ駆動用のカム溝15bが形成されてお
り、15bと移動部材7のピン7aが係合している。
【0028】図6はフラッシュ駆動用のカム溝15bを
展開したものであり、図中で7a1の位置が沈端状態、
7a2 の位置がワイド端、7a3 の位置がテレ端位置を
表している。したがって、Aが非撮影領域でBが撮影領
域であり、移動部材7の移動量はCということになる。
つまり、移動部材7の移動は沈端からワイド端までの間
のみであり、撮影領域では移動しないカム溝の構造にな
っている。
【0029】次に、本発明のカメラの第2の実施の形態
について説明する。本実施の形態は、図4のフラッシュ
駆動回転板9′、駆動ギア10′を改良したものであ
る。その詳細について、図7及び図8を用いて説明す
る。
【0030】図7はフラッシュ回転板9′および駆動ギ
ア10′の縦断面図であり、図8はフラッシュ回転板
9′および駆動ギア10′の縦方向の合わせのカム部分
の詳細構成を示している。図7において、22は回転
軸、23は圧縮バネ、24は押さえ板、25地板であ
る。押さえ板24と地板25とにより、フラッシュ回転
板9′と駆動ギア10′が挟持されている。9′aおよ
び10′aはカム山およびカム溝である。このような構
成により、レバー部材7と回動部材の連結解除手段が構
成されている。フラッシュ駆動回転板9′または駆動ギ
ア10′に回転方向の強い力がかかった場合、圧縮バネ
23のバネ力に抗してフラッシュ駆動回転板9′と駆動
ギア10′が離れ、ついで回転し、隣のカム山9′aと
カム溝10′aの位置に移動し、再密着する解除手段で
ある。
【0031】次に、図9及び図10を用いて位相合わせ
手段を説明する。本実施の形態では、フラッシュホルダ
1の収納位置、発光位置の回転角、回転中心1a、連結
長穴部1bの腕の長さ、駆動レバーの腕の長さによって
決まる第2の駆動ギア12の回転量に合わせ、ギア比及
びピッチから駆動ギア10′、すなわち基本的には一体
となって回転するフラッシュ回転板9′の回転量を移動
部材7の沈端位置(非撮影位置)及びワイド端位置(撮
影位置)に対して、駆動ギア10′の歯の位置が同じく
なるように設定したものである。
【0032】次に、動作について説明する。図9は鏡筒
が非撮影位置の状態にもかかわらずフラッシュホルダ1
を発光位置にした状態を示している。図1から図9の状
態になる動作として、まず、フラッシュホルダ1の反時
計方向の回転により、フラッシュ駆動回転板9が反時計
方向に回転しようとする力が駆動レバー7の係合部7b
にかかるが、駆動レバー7は移動できないため、フラッ
シュ回転板9′は回転できず、図7で説明した連結解除
手段によってフラッシュ回転板9′が駆動ギア10′か
ら一時的に離れることにより、駆動ギア10′のみが回
転する。その結果、フラッシュホルダ1は図9の発光位
置の状態になる。すなわち、フラッシュホルダ1を手動
により操作した際、その力が回転部材との結合部に印加
され、フラッシュホルダ1を発光位置から収納位置方向
へ、或いは逆方向に手動で動作させても、回転部材との
結合が分離されているため、可動鏡筒32の位置に無関
係にフラッシュホルダ1を位置決めすることができる。
【0033】図10は可動鏡筒32が撮影位置にある状
態を示し、フラッシュホルダ1は収納位置に押し下げら
れている。これは、図4の状態から図10の状態へフラ
ッシュホルダ1が回転することによって行われ、その動
作は連結解除手段の駆動ギア10′とフラッシュ駆動回
転板9′の連結解除によるものである。また、図9の状
態から可動鏡筒32を撮影位置にする動作、図10の状
態から可動鏡筒32を非撮影位置にする動作について
は、フラッシュ回転駆動板9′と移動部材7の位置関係
すなわち位相が同じであり、かつ、連結解除手段の駆動
ギア10′とフラッシュ回転駆動板9′の連結解除によ
って可能である。
【0034】この構成により、手動でフラッシュホルダ
1を発光位置から収納位置方向へ、または収納位置方向
から発光位置方向へ動作させた場合、フラッシュホルダ
1と連結している駆動レバー12と回動部材(10)と
の連結が解除されるため、フラッシュホルダ1を発光位
置および収納位置にそれぞれ附勢する附勢部材13によ
り、それぞれの位置に鏡筒の位置に関係なく保持するこ
とができる。また、この時、位相合わせが行われている
ため、移動部材7とフラッシュ回転駆動板9′の相対位
置関係は変化しない。例えば、可動鏡筒32が撮影位置
にあり、フラッシュホルダ1が発光位置にあった状態か
らフラッシュホルダ1を故意に押し下げると、駆動レバ
ー12と回動部材の連結が解除され、附勢部材13によ
り収納され、かつ、回動部材と移動部材7との位置関係
は変化しない。したがって、この状態から可動鏡筒32
を非撮影位置に移動させた場合、移動部材7が回動部材
を回動させるが、このときも駆動レバー12と回動部材
の連結が解除されるため、回動部材のみが回動し、可動
鏡筒32は非撮影位置まで移動できる。また、可動鏡筒
32が非撮影状態にあって、フラッシュホルダ1を収納
位置から発光位置に故意に手動で持ち上げた場合でも、
駆動レバー12と回動部材の連結は解除されるため、フ
ラッシュホルダ1は附勢部材13により発光位置に放置
ができ、かつ、回動部材と移動部材7との位置関係は変
化しないため、この状態から可動鏡筒32を撮影位置に
移動させた場合、移動部材7が回動部材を回動させる
が、駆動レバー12と回動部材の連結が解除されるた
め、回動部材のみが回動し、可動鏡筒32は撮影位置ま
で移動できる。
【0035】さらに、可動鏡筒32が撮影位置にあっ
て、フラッシュホルダ1が収納位置にある状態からフラ
ッシュホルダ1を故意に発光位置まで持ち上げた場合、
同様に、駆動レバー12と回動部材の連結は解除される
ため、フラッシュホルダ1は附勢部材13により発光位
置に位置決めされ、かつ、回動部材と移動部材7との位
置関係は変化しないため、この状態から可動鏡筒32を
非撮影位置に移動させた場合、移動部材7は回動部材を
回動させるが、駆動レバー12と回動部材の連結が解除
されるため、回動部材のみが回動し、可動鏡筒32は非
撮影位置まで移動できる。
【0036】次に、本発明によるカメラの第3の実施の
形態について説明する。
【0037】図11において、26はフラッシュホルダ
1に一体化されている連結レバーであり、トーションバ
ネ27とフラッシュホルダ1の突起部1cによって(連
結解除附勢手段)、フラッシュホルダ1の連結レバー2
6が突起部1cに当接する方向に附勢されている。トー
ションバネ27のバネ力は、トグルバネ13のバネ力よ
り弱く設定されており、図11の状態から鏡筒位置を非
撮影状態に維持しながらフラッシュホルダ1のみを発光
位置方向に持ち上げても、トーションバネ27によって
連結レバー26とフラッシュホルダ1の突起部1cが離
れるのみであり、発光位置には保持できない。
【0038】図12は可動鏡筒32を撮影位置にした状
態を示している。移動部材7の係合部7bは、フラッシ
ュ回転板9′の歯から外れた位置にある。このような状
態を得るには、図6で説明したカム溝15bの形状を変
えること、すなわち、距離Cを増やせばよい。図12の
状態から図13の状態にフラッシュホルダ1を回転させ
る(下げる)と、駆動ギア10′とフラッシュ駆動回転
板9′の連結を解除せずに弱い力、すなわち、トグルバ
ネ13の力に打ち勝つ力でフラッシュホルダ1を押し下
げることができる。また、図13の状態から可動鏡筒3
2を非撮影位置に移動しようとした場合、図14の連結
解除手段によってフラッシュ駆動回転板9′と駆動ギア
10′の連結が解除される。なお、図14では、図8と
異なり、カム山とカム谷が一方向の回転可能の状態で構
成できるので、簡単なカム形状にすることが可能にな
る。
【0039】〔発明と実施の形態との対応〕以上の実施
の形態において、フラッシュホルダ1が、本発明の発光
部に、フラッシュ回転板9,9′と駆動ギア10,1
0′が回動部材に、駆動レバー12がレバー部材に、ま
た、付勢部材がトグルバネ13に、さらに、附勢手段が
トーションバネ27とフラッシュホルダ1の突起部1c
それぞれに相当する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る請求
項1記載の発明によれば、鏡筒の移動に連動して移動す
る移動部材と、前記発光部に一端が結合されたレバー部
材と、前記移動部材の移動に連動して前記レバー部材を
回動させると共に、前記発光部が前記発光位置および前
記収納位置にあるときには前記移動部材との係合が断た
れる回動部材と、前記発光部が前記発光位置および収納
位置になるように前記発光部に附勢力を付与する付勢部
材とを設けた構成にしたので、発光部の移動中にのみ移
動部材に負荷がかかり、移動動作が終了すれば鏡筒には
発光部からの負荷がかからない。このため、移動部材等
の強度アップを行う必要がないので、部品の大型化を招
かず、したがって高価な素材(部品)が不必要になる。
【0041】本出願に係る請求項2記載の発明によれ
ば、前記移動部材に係合可能な駆動回転板と、レバー部
材に回転力を伝達する駆動ギアとを含む回動部材にした
ので、レバー部材側から付与した力により結合の解放が
行え、発光部を手動に動かす構成にすることも可能にな
る。
【0042】本出願に係る請求項3記載の発明によれ
ば、前記駆動ギアを、前記レバー部材から強い力が附勢
されたとき、前記レバー部材との連結が解除される構成
にしたので、発光部を手動により動かした場合、レバー
部材と駆動ギアとの結合が解除されるため、発光部を任
意の位置へ動かすことができ、しかも鏡筒に悪影響を与
えることがない。
【0043】本出願に係る請求項4記載の発明によれ
ば、前記回動部材は、前記発光部の前記発光位置および
前記収納位置において前記移動部材との相対位置が変化
せず、前記鏡筒の移動と非連動になる構成にしたので、
可動鏡筒を移動させても、発光部の位置を変えることが
ない。
【0044】本出願に係る請求項5記載の発明によれ
ば、前記附勢部材の付勢力より弱い付勢力を発生する附
勢手段を有する発光部にしたので、発光部を故意に持ち
上げようとしても発光位置にセットすることができず、
かつ、発光部を発光位置から収納位置方向に押し下げた
場合には少ない力で収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラのフラッシュ収納状態を示
す断面図である。
【図2】本発明によるカメラのフラッシュ収納位置状態
を示す外観図である。
【図3】本発明によるカメラの発光位置状態を示す外観
図である。
【図4】図1の状態からフラッシュホルダが回動し、発
光可能な状態にあることを示す断面図である。
【図5】撮影光軸で切断した撮影レンズを示す断面図で
ある。
【図6】フラッシュ駆動用のカム溝を展開した状態を示
す平面図である。
【図7】フラッシュ回転板および駆動ギアの縦断面図で
ある。
【図8】フラッシュ回転板および駆動ギアの縦方向の合
わせのカム部分の詳細構成を示す断面図である。
【図9】図4の状態から移動部材が鏡筒に連動して移動
した状態を示す断面図である。
【図10】図1の状態から移動部材が鏡筒に連動して移
動した状態を示す断面図である。
【図11】本発明によるカメラの第2の実施の形態のフ
ラッシュ収納状態を示す断面図である。
【図12】第2の実施の形態において可動鏡筒を撮影位
置にした状態を示す断面図である。
【図13】フラッシュホルダを図12の状態から回転さ
せた状態を示す断面図である。
【図14】可動鏡筒を図13の状態から非撮影位置へ移
動しようとした場合のフラッシュ駆動回転板と駆動ギア
の結合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フラッシュホルダ 2 反射笠 3 キセノン管 4 取付けゴム 5 プロテクター 6 回動軸 7 移動部材 7a ピン 7b 係合部 7c 嵌合穴 8 駆動ガイドバー 9 フラッシュ回転板 10 駆動ギア 11 第2の駆動ギア 12 駆動レバー 13 トグルバネ 14 メインSWツマミ 15 移動筒 16 カム筒 17 直進筒 18 連動軸 19 最終ギア 20 撮影レンズ1群 21 撮影レンズ2群 22 回転軸 23 圧縮バネ 24 押さえ板 25 押さえ地板 26 連結レバー 27 トーションバネ 28 固定筒 31 操作ツマミ 32 可動鏡筒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡筒を非撮影位置から撮影位置へ移動さ
    せる鏡筒移動機構と、発光体を内蔵すると共に被写体を
    向く発光位置と本体の一部を成すように収納される収納
    位置との間を回動可能な発光部とを備えたカメラにおい
    て、 前記鏡筒の移動に連動して移動する移動部材と、前記発
    光部に一端が結合されたレバー部材と、前記移動部材の
    移動に連動して前記レバー部材を回動させると共に、前
    記発光部が前記発光位置および前記収納位置にあるとき
    には前記移動部材との係合が断たれる回動部材と、前記
    発光部が前記発光位置および収納位置になるように前記
    発光部に附勢力を付与する付勢部材とを備えることを特
    徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記回動部材は、前記移動部材に係合可
    能な駆動回転板と、前記駆動回転板に離脱自在に結合す
    ると共に前記レバー部材に回転力を伝達し、かつ前記レ
    バー部材との係合・解放が可能な駆動ギアと、を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記駆動ギアは、前記レバー部材から強
    い力が附勢されたとき、前記レバー部材との連結が解除
    されることを特徴とする請求項2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記回動部材は、前記発光部の前記発光
    位置および前記収納位置において前記移動部材との相対
    位置が変化せず、前記鏡筒の移動と非連動になることを
    特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記発光部は、前記附勢部材の付勢力よ
    り弱い付勢力を発生する附勢手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のカメラ。
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