JPH0690346A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0690346A
JPH0690346A JP4074089A JP7408992A JPH0690346A JP H0690346 A JPH0690346 A JP H0690346A JP 4074089 A JP4074089 A JP 4074089A JP 7408992 A JP7408992 A JP 7408992A JP H0690346 A JPH0690346 A JP H0690346A
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Teruyuki Aoyama
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 編集領域の修正において原稿との位置関係が
確認でき、修正の操作に応じて内容が確認できる。 【構成】 読取り画像情報に編集処理を施して出力する
画像処理装置において、編集処理を行う領域や内容から
なる編集指示に従い、画像情報に編集処理を施して出力
する画像処理手段3、編集指示の設定や修正情報の入力
手段1、画像情報上における編集指示の領域や内容及び
設定・修正画面を表示する表示手段4、5、入力手段1
からの編集指示の設定や修正情報を処理して表示手段
4、5の表示画面を制御し画像処理手段3に編集指示を
設定する編集処理手段2を備える。このようにして修正
される編集領域を修正に応じて変え、画像処理手段3に
編集指示を設定するので、領域の編集内容や修正内容を
表示画面で確認でき、さらに、表示手段に原稿を重ね表
示することにより、原稿上での位置の確認が容易にな
り、指定ミス等を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編集機能を有し原稿を
読み取って得られる画像情報に編集処理を施して出力す
る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は、原稿を読み取るイメ
ージ入力ターミナル(IIT)と、読み取った画像デー
タを処理するイメージ処理システム(IPS)と、画像
データにより例えばレーザプリンタを駆動しコピーを出
力するイメージ出力ターミナル(IOT)で構成され
る。イメージ入力ターミナルでは、CCDセンサを使っ
て原稿の画像情報を光の反射率に応じたアナログの電気
信号として取り出し、これを多階調のデジタル画像デー
タに変換する。そして、イメージ処理システムでは、イ
メージ入力ターミナルで得られた画像データを処理する
ことによって、種々の補正、変換、編集等を行い、イメ
ージ出力ターミナルでは、イメージ処理システムで処理
された画像データによりレーザプリンタのレーザをオン
/オフして網点画像を出力している。
【0003】このようなデジタル複写機では、イメージ
処理システムの処理により多階調の画像データをその種
類に応じて、例えば文字等の2値画像はエッジ強調され
たシャープな画像として、写真等の中間調画像は平滑化
された滑らかな画像として、また、精彩度の調整された
再現性の高いカラー画像を出力することができ、さらに
は、原稿に対してぬり絵や色変換、トリミング、シフ
ト、合成、縮小、拡大、その他の編集を行った画像を出
力することができる。このイメージ処理システムに対
し、イメージ入力ターミナルでは、原稿を3原色のR
(赤)、G(緑)、B(青)に色分解した信号で読み取
って画像データを出力し、イメージ出力ターミナルで
は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
K(黒)の各トナーの網点画像にして重ね合わせて出力
することにより、カラーデジタル複写機が構成されてい
る。
【0004】次に、上記のようなカラーデジタル複写機
の概要を本出願人が提案(例えば特開平2ー22327
5号公報)しているものを例に説明する。図38は従来
の編集機能を備えたカラーデジタル複写機の構成例を示
す図である。
【0005】図38において、IIT(イメージ入力タ
ーミナル)100は、CCDラインセンサーを用いて光
の3原色B、G、Rに色分解してカラー原稿を読み取っ
てこれをデジタルの画像データに変換するものであり、
IOT(イメージ出力ターミナル)115は、レーザビ
ームによる露光、現像を行いカラー画像を再現するもの
である。そして、IIT100とIOT115との間に
あるEND変換回路101からIOTインターフェース
110が画像データの編集処理系(IPS;イメージ処
理システム)を構成するものであり、B、G、Rの画像
データをトナーのY、M、C、さらにはKに変換し、現
像サイクル毎にその現像色に対応するトナー信号をIO
T115に出力している。
【0006】また、IIT100では、CCDセンサー
を使いB、G、Rのそれぞれについて、1ピクセルを1
6ドット/mmのサイズで読み取り、そのデータを24
ビット(3色×8ビット;256階調)で出力してい
る。CCDセンサーは、上面にB、G、Rのフィルター
が装着されていて16ドット/mmの密度で300mm
の長さを有し、190.5mm/secのプロセススピ
ードで16ライン/mmのスキャンを行うので、ほぼ各
色につき毎秒15Mピクセルの速度で読み取りデータを
出力している。そして、IITでは、B、G、Rの画素
のアナログデータをログ変換することによって、反射率
の情報から濃度の情報に変換し、さらにデジタルデータ
に変換している。
【0007】IPSでは、IIT100からB、G、R
のカラー分解信号を入力し、色の再現性、階調の再現
性、精細度の再現性等を高めるために種々のデータ処理
を行い、Y、M、C、Kのトナー信号に変換した後に現
像プロセスカラーのトナー信号をオン/オフに変換しI
OT115に出力している。END変換(Equivalent
Neutral Density;等価中性濃度変換)モジュール1
01は、グレーバランスしたカラー信号に調整(変換)
するものであり、カラーマスキングモジュール102
は、B、G、R信号をマトリクス演算することにより
Y、M、Cのトナー量に対応する信号に変換するもので
ある。原稿サイズ検出モジュール103は、プリスキャ
ン時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラ
テンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものであり、
カラー変換モジュール104は、領域画像制御モジュー
ルから入力されるエリア信号にしたがって特定の領域に
おいて指定された色の変換を行うものである。そして、
UCR(Under Color Removal;下色除去)&黒生
成モジュール105は、色の濁りが生じないように適量
のKを生成してその量に応じてY、M、Cを等量減ずる
と共にモノカラーモード、4フルカラーモードの各信号
にしたがってK信号およびY、M、Cの下色除去した後
の信号をゲートするものである。空間フィルター106
は、ボケを回復する機能とモアレを除去する機能を備え
た非線形デジタルフィルターであり、TRC(Tone R
eproduction Control;色調補正制御)モジュール10
7は、再現性の向上を図るための濃度調整、コントラス
ト調整、ネガポジ反転、カラーバランス調整等を行うも
のである。縮拡処理モジュール108は、主走査方向の
縮拡処理を行うものであり、副操作方向の縮拡処理は原
稿のスキャンスピードを調整することにより行う。スク
リーンジェネレータ109は、プロセスカラーの階調ト
ナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に変換し出力
するものであり、この2値化トナー信号は、IOTイン
ターフェースモジュール110を通してIOT115に
出力される。そして、領域画像制御モジュール111
は、領域生成回路やスイッチマトリクスを有するもので
あり、編集制御モジュールは、エリアコマンドメモリ1
12やカラーパレットビデオスイッチ回路113やフォ
ントバッファ114等を有し、多様な編集制御を行うも
のである。
【0008】領域画像制御モジュール111では、7つ
の矩形領域およびその優先順位が領域生成回路に設定可
能な構成であり、それぞれの領域に対応してスイッチマ
トリクスに領域の制御情報が設定される。制御情報とし
ては、カラー変換、モノカラーかフルカラーか等のカラ
ーモード、写真や文字等のモジュレーションセレクト情
報、TRCのセレクト情報、スクリーンジェネレータの
セレクト情報等があり、カラーマスキングモジュール1
02、カラー変換モジュール104、UCRモジュール
105、空間フィルター106、TRCモジュール10
7の制御に用いられる。なお、スイッチマトリクスは、
ソフトウエアにより設定可能である。
【0009】編集制御モジュールは、矩形でなく例えば
円グラフ等の原稿を読み取り、形状の限定されない指定
領域を指定の色で塗りつぶすようなぬり絵、網かけ、ト
リム、マスク等の編集処理を行うものであり、4ビット
のエリアコマンドが4枚のプレーンメモリに書き込ま
れ、原稿の各点の編集コマンドを4枚のプレーンメモリ
による4ビットで設定するものである。
【0010】上記のようなカラーデジタル複写機では、
例えば色変換や網かけ、ぬり絵等の編集指示を行った後
において、その編集領域を拡大したり、縮小したり、移
動したりすることを必要とする場合がある。編集指示に
おいて、編集領域を設定する場合には、例えばディジタ
イザの上に原稿を載置して領域を入力、指定すると、そ
の位置を表示するようにし、指定した編集領域の修正を
行う場合には、セレクト画面と修正画面を用いるように
している。
【0011】編集領域の修正では、まず、セレクト画面
で複数の編集領域と前進/後退キーを表示すると共に、
その表示画面における選択領域を例えば反転表示する。
このセレクト画面で前進/後退キーの操作により選択領
域を設定順にしたがって前進/後退させて領域を選択す
ると訂正画面に切り換え、訂正画面では、矩形と各辺
(上下左右)に例えば矢印や三角印の修正キーを表示
し、この修正キーを例えば1回操作する毎にその矢印や
三角印の方向に1mmの拡大/縮小の修正処理を行うよ
うにしている。
【0012】図39は他の領域修正方法の例を説明する
ための図である。
【0013】図39に示す例は、同(イ)に示すような
修正領域の番号を選択キーとして表記した選択シート、
及び同(ロ)に示すような矩形とその上下左右の辺に拡
大/縮小指示キーを表記した寸法修正シートをエディッ
トパッド上に貼っておき、編集指示及びその後の領域修
正をエディットパッド上で行うものである。この場合、
設定モードでは、エディットパッド上にコピーを載置し
て領域を設定し、修正モードでは、領域の選択シート上
で選択キーの番号により何番目に入力した領域かを選択
し、寸法修正シートで拡大/縮小指示キーにより領域の
修正を行う。この場合の領域の修正は、例えば1回の操
作により1mmの修正を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ようにセレクト画面と修正画面を有している上記従来の
領域修正方式では、セレクト画面において各設定領域の
表示はなされているが、それぞれの領域を原稿と対応さ
せることができないので、原稿上での正確な位置が確認
できない。また、訂正画面も、矩形は修正キーとの関係
を示す意味で表示されているだけであるので、設定され
ている編集領域と対応し修正に応じて大きさが変わった
り移動したりするものではない。そのため、修正キーを
操作してもそれに対応する修正内容を具体的に確認する
ことはできない。
【0015】また、後者のような選択シートを用いる方
式でも、領域修正を行う場合には、まず、エディットパ
ッド上の選択シートで領域を番号で選択しなければなら
ないので、選択キーの番号と領域及び編集の内容とをオ
ペレータが覚えていなければならない。そのため、記憶
違いによる指定ミス等が発生しやすく、また、上記前者
の方式と同様、寸法修正シートで拡大/縮小指示キーに
より領域の修正を行うだけであるので、修正指示した内
容を具体的に確認することができないという問題があ
る。
【0016】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、その目的は、編集領域の修正において原稿との位
置関係が確認できるようにすることである。本発明の他
の目的は、修正の操作に応じて内容が確認できるように
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の画像
処理装置は、編集機能を有し原稿を読み取って得られる
画像情報に編集処理を施して出力する画像処理装置にお
いて、前記編集処理を行う領域や内容からなる編集指示
が設定されることにより該編集指示にしたがって前記画
像情報に前記編集処理を施して出力する画像処理手段、
前記編集指示の設定や修正情報を入力する入力手段、前
記画像情報上における前記編集指示の前記領域や内容及
び設定・修正画面を表示する表示手段、前記入力手段か
ら入力された前記編集指示の設定や修正情報を処理して
前記表示手段の表示画面を制御し前記画像処理手段に前
記編集指示を設定する編集処理手段を備えたことを特徴
とする。
【0018】また、前記原稿を読み取って画像情報を取
り出す画像入力手段、前記画像入力手段から前記画像情
報を入力して前記編集処理を施す画像処理手段、前記画
像処理手段から前記編集処理を施した画像情報を入力し
て出力する画像出力手段、前記編集処理の内容や修正を
入力する編集内容入力手段、前記編集処理の領域を入力
する編集領域入力手段、前記編集処理の前記内容や前記
領域からなる編集情報を記憶する編集記憶手段、前記画
像情報上における前記編集情報をビットマップに展開し
て記憶する表示用記憶手段、前記表示用記憶手段の前記
ビットマップを表示する表示手段、前記各入力手段の入
力に基づいて前記編集処理の前記内容や前記領域の新た
な設定処理や前記編集記憶手段から読み出した編集情報
の修正処理を行って前記編集情報を前記編集記憶手段に
記憶すると共に表示用記憶手段に前記ビットマップに展
開して記憶し、前記編集記憶手段に記憶した前記編集情
報を前記画像処理手段に設定する編集処理手段を備えた
ことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の画像処理装置では、入力手段から編集
領域や編集内容からなる編集指示が入力されると、編集
領域の指示により当該領域の編集内容を表示手段に表示
し、編集領域の修正では、修正される編集領域を修正に
応じて変え、編集処理手段で入力された編集指示を処理
して画像処理手段に編集指示を設定するので、領域の編
集内容や修正内容を表示画面で確認することができる。
さらに、表示手段に原稿を重ね表示することにより、原
稿上での位置の確認が容易になるので、指定ミス等を低
減することができる。また、表示手段として原稿の画像
とその上に編集領域を重ね表示するビットマップディス
プレイとディスプレイを用い、修正量を表示することに
より、修正量の定量的な確認を行うこともできる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像処理装置の1実施例を説
明するための図、図2は画像処理装置全体のシステム構
成例を示す図である。
【0021】図1において、編集指示入力部1は、エデ
ィットパッドやコンソールパネル、キーボード、ディス
プレイに取り付けたタッチパネル等を用いてぬり絵や色
変換、トリミング、回転等の編集機能を選択指定すると
共に、その内容の指示入力、編集領域の修正入力を行う
ものである。編集領域表示部4は、編集指示入力部1か
ら指示入力された編集領域を原稿画像上に表示するもの
であり、修正指示表示部5は、編集領域を修正する場合
にその修正に関する情報、さらには編集内容を表示する
ものである。編集指示処理部2は、画像処理部3から原
稿の画像データを取り込んで編集領域表示部4に表示し
て編集指示入力部1から入力された編集指示、修正内容
を編集領域表示部4、修正指示表示部5に表示すると共
に、画像処理部3に対して設定処理を行うものである。
画像処理部3は、イメージ入力ターミナル(IIT)や
イメージ出力ターミナル(IOT)に接続された各種の
編集機能を有するイメージ処理システムからなる例えば
デジタル複写機であり、さらに、画像処理装置の全体の
ハードウエア構成例を示すと図2のようになる。
【0022】図2において、IIT25がCCDセンサ
により原稿を読み取るイメージ入力ターミナルであり、
IPS26が画像データに編集その他の処理を行うイメ
ージ処理システムであり、IOT27が画像データによ
り例えばレーザプリンタを駆動しコピーを出力するイメ
ージ入力ターミナルであって、これらにより先に説明し
た従来のデジタル複写機を構成している。
【0023】エディットパッド15は、各種の編集機能
(内容)を使用する場合にその編集領域を指定、入力す
るものであり、コンソールパネル17は、各種の編集機
能を使用する場合にその機能選択、確認等のキー入力、
表示器(キャラクタディスプレイ)を用いた数値等の確
認表示を行うものである。表示装置19は、エディット
パッド15から指定、入力された編集領域に応じて原稿
や編集領域、編集内容、修正内容の表示等を行う、例え
ばビットマップディスプレイであり、表示用メモリ20
は、表示部19に表示するための原稿や編集領域等の表
示データを展開、格納するものである。マウス22は、
表示装置19の画面に表示されるカーソルを操作するも
のである。
【0024】そして、CPU11は、コンソールパネル
17及びエディットパッド15、マウス22の入力、表
示用メモリ20の展開、表示部19の表示出力を処理
し、選択された編集内容についてチェックして編集指示
をIPS22に設定するものである。そのための必要な
プログラムやデータを格納したのものがROM12であ
り、プログラムの処理、実行のための作業領域として用
い、また適宜処理中のデータその他必要なデータを保持
しておくのに用いるのがRAM13である。
【0025】編集指示の設定、領域の修正は、以下のよ
うにして行われる。
【0026】編集内容の選択は、コンソールパネル17
のキー選択によって行われ、その選択情報がキーボード
・スイッチI/F16からCPU11に転送される。C
PU11は、編集内容の選択があると、処理モードをそ
の編集領域の入力モードに切り換え、エディットパッド
15からの編集領域の指定、入力を待つ。編集領域の入
力データは、エディットパッド15から通信ラインを通
してシリアル通信用LSI14に送られるので、CPU
11は、その入力データをCPUバス上のRAM13に
書き込むと共に、表示用メモリ20に領域の表示データ
を展開する。なお、表示用メモリ20には、CPU11
によって原稿の画像データが展開されている。したがっ
て、原稿の画像の上に編集領域が重ねて展開され、これ
らの画像が表示部I/F18を通して表示装置19に表
示される。この場合、表示装置19では、原稿と編集領
域との位置関係が確認できればよいので低い解像度でも
よいことはいうまでもない。このようにして表示装置1
9によって編集領域の確認を行ってコンソールパネル1
7で編集指示が確認されると、CPU11は、その編集
指示をIPS26に設定する。
【0027】また、設定した編集領域について修正を行
う場合には、コンソールパネル17から修正の指示がな
されるので、CPU11は、表示装置19に原稿と各編
集領域を表示し、その中で選択状態の領域を、例えば点
滅表示、反転表示等の他の領域と異なる表示態様で表示
する。そして、オペレータによるマウス22の操作で修
正する領域にカーソルが移動されクリックされると、そ
の領域を新たに選択された領域として表示態様を変える
と共に、その領域の編集内容を画面上の隅の方に一定時
間表示する。例えば画面を上下、左右に分割し、選択さ
れた領域と反対側、つまり選択された領域が上側であれ
ば下側に編集内容を表示し、一定時間経過後に消去す
る。
【0028】編集内容は、領域が選択された時に確認で
きればよいので、その後は不必要な情報となる。したが
って、このように情報は、表示装置19の画面から一定
時間経過後に消去して不用な表示情報をなくすことによ
って、画面が煩雑になるのを防ぐことができる。
【0029】領域の選択、内容の確認が行われた後は、
オペレータによるマウス22の操作で領域の修正が行わ
れる。この修正では、カーソルのクリックの位置と態様
によってCPU11がその内容を選択する。カーソルの
クリックの位置が選択された領域の辺の中央の場合には
その辺を外側又は内側に移動し、角の場合にはその角、
つまり両側2辺を移動し、中央の場合にはその領域全体
を移動するように修正の内容を選択する。そして、この
選択後は、カーソルの移動により表示領域を移動して領
域の修正を行う。同時に、領域の修正量をコンソールパ
ネル17の表示器(キャラクタディスプレイ)に数値で
表示する。したがって、オペレータは、表示装置19の
画面で原稿と重ね表示された領域の変化とコンソールパ
ネル17の表示器に表示された修正量の数値で修正後の
領域を確認することができる。
【0030】また、カーソルのクリックが2回行われた
場合にはその領域を他の位置に複写し、クリックが3回
行われた場合にはその領域を消去するというようにして
もよい。これらは、領域の修正だけでなく、設定の際も
使うことができる。
【0031】図3は本発明の画像処理装置による操作の
例を説明するための図であり、31はビットマップディ
スプレイ、32はキャラクタディスプレイ、33は原
稿、34はコピー出力を示す。
【0032】まず、図3(イ)に示すような原稿33を
エディットパッド上におき、「XEROX」の文字に対
して「黒→青色変換」の編集を行う場合、その編集指示
があると、ビットマップディスプレイ31上に編集位置
を表示する。なお、↑印はマウスの指示位置を示すカー
ソルである。
【0033】上記編集指示によりコピーを行った結果、
(ロ)に示すように文字列の「士」の字の一部まで黒→
青色変換されてしまった場合に編集位置の修正を行うこ
とが必要になる。つまり、コピー出力34の1点鎖線の
領域がビットマップディスプレイ31上の矩形領域に対
応し、黒→青色変換領域を示している。
【0034】そこで、いま、2mm右に移動すると適正
な位置になるとすると、オペレータは、(ハ)に示すよ
うにマウスを操作してビットマップディスプレイ31上
で↑印のカーソルを編集領域の左側の辺の中央部をクリ
ックした後右方向へ移動させる。この移動に対応してC
PUは、ビットマップディスプレイ31上で矩形の編集
領域の左側の辺も移動させると共に、キャラクタディス
プレイ32に移動距離を表示する。これは、ビットマッ
プディスプレイ31上における移動距離が原稿と1対1
に対応していないので、ビットマップディスプレイ31
で視覚的に領域修正の内容を表示すると共に、キャラク
タディスプレイ32に修正量を数値で表示することによ
って、修正内容の確認が視覚と数値で確認できるように
するためである。オペレータは、これらの表示で移動距
離を確認してマウスのボタンを再度クリックすることに
よって移動を終了させると、(ニ)に示すように「XE
ROX」の文字に対して「黒→青色変換」の編集を行っ
たコピー出力34を得ることができる。
【0035】さらに、本発明の画像処理装置の実施例に
ついて詳述する。
【0036】図4は編集領域制御部の構成例を示す図、
図5は画像処理部の構成例を示す図、図6はLCD表示
器とテンキー・マウススイッチからなるコンソールパネ
ルの例を示す図、図7はエディットパッドにおける座標
系を示す図である。
【0037】図4において、ROM42は、制御用プロ
グラムや表示用メッセージデータ等を格納するメモリ、
RAM43は、プログラムの作業領域として用い制御時
のデータを一時記憶するためのメモリ、NVRAM44
は、編集プログラム保存用のメモリである。CPU41
は、RAM43の作業領域を使ってROM42に格納さ
れた制御用プログラムやNVRAM44に格納された編
集プログラムを実行するものである。表示用RAM45
は、ビットマップデータを記憶するビデオRAMであ
る。LCD表示器47は、例えば表示サイズが100×
140mm、解像度が4ドット/mmの液晶表示器であ
る。LCD表示器コントローラ46は、表示用RAM4
5に展開したビットマップデータをLCD表示器47に
表示するものである。テンキー・マウススイッチ48
は、0〜9の数字キーやストップ、クリア、スタート等
のコントロールキー、マウススイッチの状態を読み込
み、CPU41からのアクセスによりその状態信号を返
す処理を行うものである。マウス51は、トラックボー
ルのX方向回転量、Y方向回転量を検出するエンコーダ
52x、52yを有し、トラックボールの回転に応じて
CPU41に割り込みをかけUP/DOWNのパルス列
を送出するものである。これらLCD表示器47テンキ
ー・マウススイッチ48、マウス51により図6に示す
ようなコンソールパネルが構成される。ディジタイザコ
ントローラ49は、エディットパッド58から座標入力
されると、CPU41に割り込みをかけてXY座標デー
タを送出し、タッチパネルコントローラ50は、LCD
表示器47の表示面に取り付けられた例えば4ドット/
mmの解像度のタッチパネル装置57が押圧されると、
CPU41に割り込みをかけてXY座標データを送出す
るものである。エディットパッド58は、例えば図7に
示すように左側と上側にガイド片81、82を有し、左
上を基準点として原稿83が上向きに載置され、原稿の
右下隅Aを入力することによって原稿サイズが指示され
る。並列入力ポート53〜56は、マウス51、タッチ
パネル装置57、エディットパッド58、テンキー・マ
ウススイッチ48、それぞれの入力信号をCPUバスに
取り込むためのポートである。
【0038】図5において、領域メモリ61〜64は、
原稿画素4ドット×4ドットを1領域単位として領域
〜の編集領域とその編集内容を各4ビットの情報とし
て記憶するデュアルポートメモリである。プライオリテ
ィエンコーダ65は、領域、、、の順に優先度
を設定して、各領域メモリ61〜64から編集領域毎に
編集内容を読み出して出力をデコーダ66に送るもので
あり、例えばROMによって構成される。デコーダ66
は、プライオリティエンコーダ65から出力された4ビ
ットの編集内容に応じ、切り抜き回路や色変換回路等の
画像信号を編集する回路に対し同期制御信号を発生する
ものである。2値化回路67は、原稿の画像信号を2値
化するものである。分周回路68は、原稿の画像信号を
主副走査方向に、例えば400dpiから100dpi
の1/4にし、4ドット/mmの同期信号を生成するも
のである。直並列回路69は、100dpiの2値化画
像信号を直並列変換するものである。セレクタ70は、
CPUからの制御信号を受けて、原稿の画像データを画
像メモリ71に記憶すると共に、その画像データを画像
メモリからCPUにより読み出し可能とするものであ
る。画像メモリ71は、原稿の画像データを2値化した
ものを主副走査方向に4ドット/mmの解像度で記憶す
るものである。
【0039】次に、操作の概要をLCD表示器47の画
面により説明する。図8はコンソールパネルのLCD表
示器47に表示される画面の例を示す図、図9はメイン
ルーチンプログラムを示す図、図10はテンキーの入力
監視ルーチンプログラムを示す図、図11はタッチパネ
ル入力割り込みルーチンプログラムを示す図、図12は
エディットパッド入力割り込みルーチンプログラムを示
す図、図13はマウス入力割り込みルーチンプログラム
を示す図、図14は複写モードでの処理ルーチンプログ
ラムを示す図、図15は編集モードでの処理ルーチンプ
ログラムを示す図である。
【0040】本発明では、入力モードNO.(IMD)
を管理し、この入力モードNO.を入力の内容によって
書き替えると、その入力モードNO.で図8に示す各表
示画面への切り換え、処理モードの切り換えを行うよう
にしている。コンソールパネルのLCD表示器の画面で
は、図8に示すように複写モードと編集モードのタグを
画面上部に表示し、そのタグをタッチすることにより当
該モードに画面を切り換え、編集モードの画面では、さ
らにその中の入力の内容に応じて画面を切り換える。入
力モードNO.は複写モードのとき「1」に、編集モー
ドのとき「2」に設定され、さらに、編集モードから分
岐するそれぞれのモードに応じ「21」、「22」、
「23」、「231」のように設定される。
【0041】メインルーチンでは、図9に示すようにま
ず、装置の初期化を行った後(ステップS1)、入力チ
ェックを行って(ステップS2)、入力モードNO.
(IMDの値)を読み込み(ステップS3)、その入力
モードNO.を実行する(ステップS4)。入力チェッ
クは、図10に示すテンキー入力監視ルーチンを行う。
新たな入力を検出すると、後述するようにフラグを1に
セットするので、設定されている入力モードNO.のプ
ログラムにおいてそのフラグが1か0かを見ることによ
って新たな入力に対応する処理を実行した後、複写開
始、即ち、複写モードにおいて、スタートキーが押され
た場合であれば複写作業を実行し(ステップS5〜S
6)、そうでなければ入力チェックに戻り同様の処理を
繰り返す。
【0042】テンキーの入力監視ルーチンでは、図10
に示すように各キー状態の変化を検出し(ステップS1
01〜S104)、変化があれば対応するキーフラグM
+F、M−F、MKF等を1にセットし(ステップS1
05〜S114)、数値キーの場合には、その数値を数
値記憶領域NUMに書き込む(ステップS115)。フ
ラグM+Fは、マウススイッチの+、M−Fは、マウス
スイッチの−、フラグMKFは、いずれかのマウススイ
ッチが押されると1にセットされ、フラグSTRKFは
スタートキーが押され、フラグSTPKFはストップク
リアキーが押され、フラグTKFはテンキーが押される
と1にセットされる。
【0043】タッチパネル入力割り込みルーチンでは、
図11に示すようにタッチ入力があるとタッチ入力フラ
グTFを1にセットし(ステップS121)、その座標
値でタッチ入力座標値TX、TYを更新する(ステップ
S122〜S123)。
【0044】エディットパッド入力割り込みルーチンで
は、図12に示すようにエディットパッド入力がある
と、エディットパッド入力フラグDFを1にセットし
(ステップS131)、その座標値でタッチ入力座標値
DX、DYを更新する(ステップS132〜S13
3)。
【0045】マウス入力割り込みルーチンでは、図13
に示すようにマウス入力に対しマウスフラグMFを1に
セットし(ステップS141)、X方向の右か左か、Y
方向の下か上かに応じてマウス座標値MX、MYを0〜
最大値(XMAX、YMAX)の範囲で増減させ更新す
る(ステップS142〜S157)。
【0046】装置の電源が投入されると、複写モード
(IMD=1)が設定され、LCD表示器47には図8
(a)に示す画面が表示される。複写モードのプログラ
ムでは、図14に示すようにテンキーフラグTKFが1
か否かを調べ(ステップS161)、1であれば枚数表
示部を消去或いは更新する(ステップS162〜S16
4)。そして、編集モード選択の場合には、入力モード
NO.を2にし、用紙サイズ、倍率、応用機能を入力に
応じて更新する(ステップS166〜S171)。な
お、これら編集モード選択や用紙サイズ、倍率、応用機
能等の入力は、画面上に表示されたタグや選択ボタン及
び表示されたデータをタッチすることにより行われる。
【0047】タッチパネル57からの入力フラグ(T
F)があれば、その座標値(TX,TY)を後述する図
34のタッチキー入力チェックプログラムにより各タグ
や選択ボタンの表示座標値(X,Y)との比較が行われ
る。ここで、編集モードのタグをタッチすることにより
編集モードに切り換わったときの画面(IMD=2)を
示したのが図8(b)である。
【0048】編集モードの画面は、図8(b)に示すよ
うに登録モードを呼び出す「呼び出し」と、登録モード
を修正する「修正」と、新しいモードを登録する「新
規」と、複写モードの画面に戻るための「1つ前の操作
に戻る」の4項目を選択肢として有している。編集モー
ドでは、図15に示すようにこれらの選択に応じて入力
モードNO.(IMD)を書き替えて画面を切り換える
(ステップS181〜S192)。図8(b)に示す画
面では、呼び出しの項目の頭に表示された「1」を反転
表示して通常この項目が選択されることを示している。
【0049】図8(c)は、図8(b)に示す編集モー
ドの画面で「新規」を選択したときに切り換わる画面
(IMD=23)を示す。この画面により、入力すべき
項目を選択する。通常はデフォルトとして原稿サイズの
A4が反転表示されている。したがって、この状態で設
定キーを押すと、原稿サイズがA4として登録され、図
8(d)に示す画面(IMD=231)に切り換わり、
図示のように原稿エリアがLCD表示器47の一部に6
0×85mmの大きさで表示される。
【0050】図16は原稿サイズ入力プログラムを示す
図、図17は表示倍率計算プログラム示す図、図18は
領域設定プログラムを示す図、図19はXU線の表示プ
ログラムを示す図、図20は編集内容設定プログラムを
示す図、図21は登録プログラムを示す図、図22は登
録呼び出しプログラムを示す図、図23は編集内容展開
プログラムを示す図である。
【0051】図8(c)に示す画面において、原稿読取
キーを指示すると、原稿を読み取ったスキャナからの画
像データを画像メモリ71に取り込み、CPU41は、
画像メモリ71の情報に基づいて図示しないプログラム
により原稿のサイズを判別してその値を入力する。図1
6はこの原稿サイズ入力プログラムを示したものであ
り、原稿サイズ情報DSにタッチパネルにより選択され
た原稿のサイズ情報を記憶させる(ステップS201〜
S206)。同様に他のサイズについてもその入力を確
認した後、設定指示があるか判別し(ステップS20
7)、設定指示があると、図8(d)に示す画面に移行
する。
【0052】図8(d)に示す画面(IMD=231)
は、領域設定を行う操作画面であり、ROM42から図
8(d)の表示データを読み出して表示用RAM45に
書き込むと共に、表示すべき原稿の縦横の大きさ(DS
X,DSY)を表示部の原稿エリアに表示するため、図
17に示す表示倍率計算プログラムにより縦と横の縮小
率RCX,RCYを求めた後、表示倍率DRcを求めて
(ステップS221〜S225)原稿サイズ枠を形成す
る。この画面で、左上点と右下点のXY座標の入力種別
を指定してその値を入力し数値データを更新すると、そ
の更新した範囲を示す線を左側の領域表示部に表示す
る。ここで、拡大キーは、左側の領域表示部を拡大して
見やすくするものであり、図8(o)に示す画面に切り
換わる。また、登録キーは、登録を指示するものであ
り、登録のためのデータ設定が終わったときに指示され
る。この画面を制御するプログラムが図18の領域設定
プログラムである。
【0053】領域設定プログラムでは、図18に示すよ
うにタッチパネルから入力すべき座標項目が選択される
と、その座標データ入力フラグ(XYF)を設定する
(ステップS240〜S247)。テンキー入力に応じ
てXU,YU,XL,YLの各座標値のうち座標データ
入力フラグに対応した値を更新する(ステップS231
〜S239)。設定キー、拡大キー、登録キーの入力が
あった場合には、入力モードNO.を「23」、「4
1」、「31」に書き替えて画面を切り換える(ステッ
プS248〜S259)。なお、この更新時に左側の原
稿エリアを表示する領域を一旦全てクリアした後、原稿
枠及び各設定された座標線を記入していくことにより、
常に正しい領域表示を行うので、操作上の間違いを少な
くすることができる。座標線を表示する1例としてXU
線の表示プログラムを示したのが図19である。他の座
標線についても同様に表示することができる。
【0054】図8(d)に示す画面において、設定キー
が押されると、図8(e)に示すような領域の設定に
対する編集内容の設定画面(IMD=232)となる。
この画面を制御する編集内容設定プログラムを示したの
が図20である。図8(e)に示す画面おいて、切り抜
き、マスキング、色変換等の編集内容を選択して編集の
種別をレジスタEFにセットした(ステップS271〜
S276)後に設定キーを押すと、領域の設定が終了
し、領域に対応する領域メモリ61には、後述する図
23の編集内容メモリ展開プログラムにより設定された
領域に対応してレジスタEFの内容が書き込まれ、領域
の設定画面となる。この際、図8(g)に示す画面
(IMD=233)に後述する図36の枠表示プログラ
ムにより設定した領域の表示を行う。この場合、領域
の中に領域のNO.を表示させたり、線の形状や濃度を
変えて表示してもよいことは勿論である。必要に応じて
以下同様に領域2〜4の設定がなされる。
【0055】図8(h)は、図8(c)、(d)、
(e)の画面で登録キーを指示した場合に切り換える画
面(IMD=41)を示している。この画面では、原稿
サイズとその縦横方向、領域毎の編集内容、領域の枠表
示がなされる。この例では、2つの領域が設定され、あ
と2つの領域が設定可能であることを点列にて表示する
と共に、新しく登録可能な登録NO.の1つをデフォル
ト表示する。テンキーの入力によりこの登録NO.を変
更することもできる。登録NO.を入力した後、設定キ
ーを押すと、図8(b)に示す編集モードの最初の画面
(IMD=2)に戻る。この画面を制御するのが図21
に示す登録プログラムであり、編集データを予め各登録
NO.に対応してNVRAM44に設けられた所定の記
憶領域に記憶させる(ステップS294)。なお、この
画面から1つ戻る場合には、領域の編集設定画面(I
MD=235)に戻す。こうすることにより1つずつ順
次画面を戻すようにしている。
【0056】図8(f)は、編集モード(IMD=2)
の画面において登録された編集モードの呼び出しを指定
した後、登録NO.を入力して複写モードに移行すると
きの画面(IMD=21)を示した図である。この画面
は、図22に示す登録呼び出しプログラムにより設定指
示された登録NO.に対応するNVRAM44のアドレ
スから編集データを呼び出し、編集データに基づいて領
域メモリ61〜64に各編集内容を書き込む。この場
合、各領域毎にメモリが独立しているため、各領域毎に
独立して編集内容をメモリに展開すればよい。また、領
域メモリ61〜64は、100spiの解像度であるた
め、領域メモリのアドレスを画像データのXY座標値と
してアドレスを与え、その各下位2ビットを省いて与え
ると、領域の編集内容を画像データと同じクロックで書
き込んでゆくことができる。領域の編集内容EFを編
集メモリに書き込む編集内容メモリ展開プログラムを示
したのが図23である。レジスタEFに設定された編集
内容を領域枠の各XY座標値(XL,XU,YL,Y
U)に基づいてその内部に書き込みを行う(ステップS
315〜S324)。このプログラムによる編集メモリ
に対する各領域の編集内容の書き込みを同様に他の領域
について順次行って領域メモリ61〜64を設定した後
に、図8(k)に示す画面に移行する。
【0057】図24は修正プログラムを示す図、図25
は画面の表示制御プログラムを示す図、図26は領域検
索ルーチンプログラムを示す図、図27は領域の設定と
区分を示す図、図28は領域特定サブルーチンプログラ
ムを示す図、図29は修正領域データ入力プログラムを
示す図、図30はマウスキー処理プログラムを示す図、
図31は拡張演算プログラムを示す図、図32は移動処
理演算プログラムを示す図、図33はウインドウNO.
特定ルーランプログラムを示す図、図34はタッチキー
入力チェックプログラムを示す図、図35は画像信号書
き込みプログラムを示す図、図36は枠表示プログラム
を示す図、図37は領域枠作成プログラムを示す図であ
る。
【0058】図8(i)に示す画面(IMD=22)
は、図8(b)に示す編集画面において「修正」を選択
した場合に表示されるものである。この画面で登録モー
ドのNO.が入力され、設定されると、次の図8(j)
に示す画面(IMD=221)に移行する。図24に示
すプログラムは、この修正の画面図8(i)を制御する
プログラムであり、登録NO.が設定されると、その領
域編集内容をNVRAM44から読み出して画面に表示
する(ステップS331〜S335)。
【0059】そして、図8(j)に示す画面において、
原稿サイズや領域〜の修正項目を指定すると、図8
(l)〜(n)に示す画面に移行する。図8(l)は原
稿サイズを修正する画面(IMD=222)であり、図
8(m)は領域を修正する画面(IMD=223)で
あり、図8(n)は領域を修正する画面(IMD=2
23)である。これらの画面の表示制御は、図25に示
す制御プログラムにより行われる。この修正モードにお
いては、マウス(トラックボール)の操作を用いるた
め、カーソル表示を行う。このカーソル表示は、図13
に示すマウス入力割り込みルーチンの座標値MX、MY
値を用い、マウスからの新たな入力があった場合には枠
の表示画面上の座標(MX、MY)の位置にカーソル記
号(例えば矢印)を更新表示させる(ステップS34
2)。また、マウスキー(+、−どちらのキーでもよ
い)が入力された場合には、カーソル表示位置の属する
領域を検索する(ステップS345)。この検索は、図
26に示す領域検索ルーチンプログラムによって行われ
る。各領域には、図27(a)に示すようにその枠の線
を中心として所定の幅を持たせ、この幅の領域を用いて
図27(b)に示すようにW0〜W9までの10個の領
域区分を設けている。この区分と領域との関係は、表1
のようになる。
【0060】
【表1】 例えばW1の領域にカーソルが置かれた状態でマウスキ
ーが押された場合には、領域の左上点(XU,YU)が
選択されたと判別する。同様にW6の領域にカーソルが
置かれた状態でマウスキーが押された場合には、領域の
下辺すなわちYLが選択されたものと判別する。領域検
索ルーチンプログラムにおいては、図26に示すように
各領域についてこれらW0〜W9の領域データを作成す
る(ステップS382)。そしてどの領域NO.が選択
されたのか、しかもその領域がW0〜W9のどの領域な
のかを調べ(ステップS343、S344)、その調べ
た結果に基づいて図8(m)、(n)に示す画面に戻っ
た際に(ステップS385、S386)、領域の枠表示
において指定された領域を反転表示すると共に、W0〜
W9のどの領域なのかに基づいて修正の対象となるデー
タの数値表示部に下線(アンダーライン)を書き込む
(ステップS387)。なお、W0〜W9の指定された
領域に対応して下線を設けるデータ数値は、表1に示さ
れている。このマウスのカーソル位置による領域の特定
は、図28に示す領域特定サブルーチンプログラムによ
り行われる。
【0061】領域特定サブルーチンプログラムでは、ま
ず、各領域の枠内(つまり本来の領域)でカーソルが位
置するものを検索してゆく。領域が干渉した場合の優先
度は、領域>>>となるので、領域から順次
調べてゆき、属する領域を領域フラグENOに設定する
(ステップS391〜S399)。この検索で属する領
域が見つからない場合には、各領域のW0の領域(最大
領域)で同じく領域から順次調べてゆく(ステップS
400〜S407)。次に属する領域のどの領域に属す
るものであるかを図33に示すウインドウNO.特定ル
ーチンプログラムで調べる。属する領域に応じて表1に
対応する入力データの種別(XU,YU,XL,YL)
を示すフラグをセットした後、該当するデータの表示個
所にアンダーラインを表示させる(ステップS531〜
S549)。
【0062】また、図8(j)の画面の表示制御プログ
ラムでは、図25に示すように表示画面において1〜5
(実施例では1〜3)のどの項目が選択されたかに応じ
て入力モードNO.(IMD)を書き換えて図8(l)
に示す原稿サイズの修正画面や図8(m)、(n)に示
す各領域の修正画面を表示する(ステップS341〜S
358)。これらの画面で、原稿読取キーを指示する
と、原稿を走査してその画像データを画像メモリ71に
格納し、図35に示す画像信号書込みプログラムを実行
して(ステップS561〜S574)、原稿画像を領域
の枠表示部に重ねて表示させる。この際に、画像メモリ
71の画像データは、図17の表示倍率計算プログラム
で求めた倍率DRcで主副走査(X,Y)方向に縮小さ
れ、複数画素の画像データを論理和した結果を表示用R
AM45に書き込む。なお、表示部の原稿エリアに対応
する部分を一度クリアした後、画像データ領域の表示を
行うようにすれば、原稿画像を再度読み込んでも前の表
示画像の影響を受けないので、何回でも表示できる。ま
た、原稿表示キーを指示すると、原稿の走査はしない
が、画像メモリの画像データを領域の枠表示部に重ねて
表示させる(ステップS359〜S362)。拡大表示
キーを押すと、図8(o)に示すように領域の枠表示部
を拡大して表示する(ステップS363〜S365)。
この拡大表示は、図17に示す表示倍率計算ルーチンプ
ログラムにおける除数(原稿エリア)を拡大した表示サ
イズで置き換えて行うと共に、領域の枠表示の大きさを
変更して表示を行うことにより簡単に実施することがで
きる。また、表示する倍率の変更を図8(o)に示す画
面の拡大・縮小キーに応じてズーム動作で倍率DRcを
変えることにより行うことができる。この際、原稿エリ
アから表示がはみ出す場合には、△キーの操作に応じて
画像や枠表示において、表示用RAM45の読み出しア
ドレスにオフセットを設けることにより、表示を1度ク
リアした後、新たに設定することにより操作に応じてス
クロール表示を行うことができる。
【0063】図8(m)、(n)に示す各領域の修正画
面による各領域修正の制御は、図29に示す修正領域デ
ータ入力プログラムにより行われる。データ入力項目
(XU,XL,YU,YL)が選択されると、対応する
フラグをセットし(ステップS426〜S433)、キ
ー入力に応じて対応するデータを更新し、表示させる
(ステップS411〜S421)。移動は、領域の大き
さを代えないでその位置を動かそうとするものであり、
マウスを用いた操作する。拡張は、基本的に領域は動か
さないが領域の一部分を変更し、その範囲を縮拡しよう
とするものであり、マウス及びマウスキー入力を用いて
操作する(ステップS437〜S438)。このマウス
キーによる入力を制御するマウスキー処理プログラムを
示したのが図30である。
【0064】図29の領域修正プログラムにおいて、移
動は、拡張フラグ(ELF)がセットされていないこと
を条件に移動フラグ(MVF)が1にセットされる(ス
テップS439、S450、S451)。フラグがセッ
トされた後、カーソルにて所定の領域を選択してマウス
キーを押すと、図30のマウスキー処理プログラムにお
いては、どの領域のどの位置(ウインドウW0〜W9)
が押されたかを特定し(ステップS484〜S48
5)、拡張フラグ(ELF)を2にセットした後、その
位置におけるカーソル座標(MX0,MY0)が記憶さ
れ(ステップS486〜S491)、図29の領域修正
プログラムにおいて次にマウスキーを離すまでの間、マ
ウスによる座標の移動分が算出される(ステップS43
8)。選択された領域の全てのXY座標値(UX,U
Y,LX,LY)に図32に示す移動処理演算プログラ
ムによりこの移動量を加算することにより、リアルタイ
ムに領域を移動させると共に移動した領域の枠を表示さ
せることができる(ステップS521〜S527)。な
お、この移動量は、最初に記憶された座標点(MX0,
MY0)と現在カーソルの位置する座標点(MX,M
Y)との差分で求められる。
【0065】同じく拡張時には、移動フラグがセットさ
れていない場合に、拡張フラグ(ELF)を1に設定す
ると、その後、マウスキーを押した場合から有効とな
り、この際に選択された領域とそのウインドウに対応し
て修正すべき項目としてアンダーライン表示されたデー
タのみを図31に示す拡張演算プログラムによりマウス
のカーソルの移動量でもって加減算して表示し(ステッ
プS511〜S578)、マウスキーを離したときに、
拡張フラグはリセットされる。なお、これらの操作にお
いて、マウスの移動量DX,DYは、原稿エリアの下部
に表示する(ステップS519、S528)。
【0066】マウスキー処理プログラムにおいて、図3
0に示すように移動/拡張処理以外にもマウスキーが押
される毎に領域やデータ入力位置が変化したか否かを調
べ(ステップS484、S485、S492、S49
3)、変化がある場合には、領域やデータ入力部の表示
を更新し(ステップS494)、変化のない場合にはマ
ウスキーの+、−のいずれかが押されたかに応じて対応
するテータの値を更新する。この際、XY座標の相対変
化DX,DYを原稿エリアの下部に表示する(ステップ
S495〜S502)。このため、マウスにより領域の
変更データを指示しマウスキーの+、−スイッチ操作で
データを微小量変化することができる。マウスキーのス
イッチを他のスイッチと組み合わせたり、或いはマウス
キーからのスイッチ入力の頻度の種類により領域指定や
編集内容及び数値の入力を行うようにしてもよい。な
お、マウスキーを用いて領域の指定を行ったが、タッチ
パネルの操作やテンキー入力の操作でも同様にできるこ
とはいうまでもない。
【0067】タッチキー入力チェックプログラムは、図
34に示すようにタッチパネルにおける特定の領域が操
作されたかを調べるものであり、操作時のタッチパネル
のXY座標値を特定の領域の座標値と比較するものであ
る(ステップS551〜S555)。いままで説明した
タッチパネルの押圧による操作指示は、各指示位置ごと
にこのタッチキー入力チェックプログラムにて調べられ
る。
【0068】表示倍率計算プログラムは、図17に示す
ように原稿サイズ(DSX,DSY)から表示に必要な
縮小率を算出する(ステップS221、S222)。
縦、横の各縮小率から大きい方を選択して縮小率をDR
cとする(ステップS223〜S225)。この縮小率
DRcは丸めて整数化すると、扱いやすくなるので望ま
しい。なお、既に説明したように画像メモリは、4ドッ
ト/mmの解像度でA3サイズの情報を有し、LCD表
示器の枠を表示するエリアは、60mm×85mmで4
ドット/mmで表示する。
【0069】枠表示プログラムは、図36に示すように
原稿サイズに応じて原稿枠サイズを計算する(ステップ
S581〜S583)。そして、原稿枠、領域、、
、の順に各領域の枠を図37に示す領域枠作成プロ
グラムにより書き込む(ステップS584〜S58
8)。なお、設定されていない領域に対しては、予めデ
フォルト値(例えば0)を書き込んでおくことにより、
枠表示を設定された領域のみ行うことができる。
【0070】領域枠作成プログラムは、図37に示すよ
うに各領域の枠を書き込む処理を行う。最初に与えられ
た領域の各データをLCD表示器47の原稿エリアに表
示するための縮小倍率DRcにて演算して表示用RAM
45の枠アドレスとして求める(ステップS609〜S
606)。次に、表示用RAM45上の原稿用エリアの
アドレス(XADR,YADR)を順次走査し、この枠
アドレスに相当するアドレスに1を、それ以外のアドレ
スには0を書き込んでいく(ステップS607〜S62
0)。この場合、枠外はそのままにし、枠は1、枠内は
0を書き込むと共に、図37と同様の図示しないプログ
ラム(ステップS611の0を1にする)により、選択
された枠内には1を書き込んでこの領域を反転表示する
ことによって、既に書き込まれた優先度の低い領域と重
なる部分の表示を消して領域指示干渉時の優先度を守る
ようにしている。また、各枠に沿って例えば1ドット幅
の白線(強制的に白くする)を書き込めば、他の領域の
枠との交点をよりわかりやすく表示することができる。
また、選択された領域内は、中間階調や網点パターンを
書き込むようにしてもよい。さらに、枠の太さや点線化
等の形状を各領域に対応して区別して表示するようにし
てもよい。
【0071】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能であることはいうま
でもない。例えば上記の実施例では、ビットマップディ
スプレイとキャラクタディスプレイを使って説明した
が、低解像度でも原稿と編集領域とを重ねて表示し、原
稿と編集領域との位置関係がおおよそで確認できるもの
であれば、他の表示装置を用いてもよいし、原稿を2値
化した画像で表示し、或いは原稿とおおよその位置関係
が確認できるように網状に縦横の線を表示して原稿の画
像を省略してもよい。カラー表示器を用い多色を用いた
表示をすればさらに多くの情報を表示することができ、
操作性もよくなる。また、マウスを使ってカーソルを移
動し領域の選択や修正の指示を行うようにしたが、ディ
スプレイにタッチパネルを取り付け、マウスに代えてタ
ッチパネルを用いた操作を採用するように構成してもよ
い。さらに、修正量をキャラクタディスプレイに数値で
表示したが、編集の内容を表示したのと同様に、修正す
る領域の表示されていない部分を利用して表示するよう
に構成してもよいし、編集の内容をキャラクタディスプ
レイ側に表示するように構成してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、編集処理を行う領域や内容からなる編集指示
が設定されることにより該編集指示にしたがって画像情
報に編集処理を施して出力する画像処理手段、編集指示
の設定や修正情報を入力する入力手段、画像情報上にお
ける編集指示の領域や内容及び設定・修正画面を表示す
る表示手段に対し、編集処理手段により、入力手段から
入力された編集指示の設定や修正情報を処理して表示手
段の表示画面を制御し画像処理手段に編集指示を設定す
るので、原稿の画像に編集領域を重ねて表示し、その位
置の指示により編集内容を表示することができ、編集位
置や内容の確認が容易になる。また、修正の指示に対応
して領域の表示を追従させることができるので、修正内
容の確認が容易になり、編集領域の修正に際し指定ミス
等を減らすことができる。さらに、領域の特定の位置を
指定して修正内容を選択するので、修正の指示が容易に
なり、操作性を向上させることができる。
【0073】特に、表示手段は、選択状態の領域を他の
領域と異なる表示態様で表示するので、選択状態が分か
りやすく表示することができ、編集指示の内容や修正の
内容を修正される領域の表示されていない領域に表示す
るので、修正領域と内容が同一画面上で重なることなく
表示することができる。さらに、編集指示の内容や修正
の内容を一定時間のみ表示するので、内容表示のために
画面を専有する時間を少なくすることができる。
【0074】しかも、原稿の画像情報を画像処理手段か
ら取り込んで記憶する画像記憶手段を設け、表示手段
は、編集指示と重ね合わせて表示するので、画像情報上
での編集内容の確認が容易になる。そのための表示手段
としては、原稿の画像情報とその上に編集指示を重ね合
わせ表示するビットマップディスプレイと数値や文字を
表示するキャラクタディスプレイからなり、領域の修正
量を数値でキャラクタディスプレイに表示するので、画
像情報上での状況、具体的な数値による修正量を容易に
確認することができる。そして、編集処理手段は、表示
手段に表示された領域に対し入力手段より指示された位
置や指示回数により編集指示の修正の内容を決定するこ
とにより、また、表示手段に表示された領域を縦横に区
分し、各領域を辺、角、全体の移動に対応させて処理す
ることにより、操作が単純化でき操作性を上げることが
できる。
【0075】また、原稿を読み取って画像情報を取り出
す画像入力手段、画像入力手段から画像情報を入力して
編集処理を施す画像処理手段、画像処理手段から編集処
理を施した画像情報を入力して出力する画像出力手段か
らなる画像情報の入力、処理、出力系に対して、編集処
理の内容や修正を入力する編集内容入力手段、編集処理
の領域を入力する編集領域入力手段、編集処理の内容や
領域からなる編集情報を記憶する編集記憶手段、画像情
報上における編集情報をビットマップに展開して記憶す
る表示用記憶手段、表示用記憶手段のビットマップを表
示する表示手段、各入力手段の入力に基づいて編集処理
の内容や領域の新たな設定処理や編集記憶手段から読み
出した編集情報の修正処理を行って編集情報を編集記憶
手段に記憶すると共に表示用記憶手段にビットマップに
展開して記憶し、編集記憶手段に記憶した編集情報を画
像処理手段に設定する編集処理手段を備えるので、画像
情報の入力、処理、出力系と切り離して編集情報を設定
機能を設計することができると共に、既に記憶した編集
情報の一部を原稿に応じて修正することができるため、
新しい編集処理に対しても容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の1実施例を説明
するための図である。
【図2】 画像処理装置全体のシステム構成例を示す図
である。
【図3】 本発明の画像処理装置による操作の例を説明
するための図である。
【図4】 編集領域制御部の構成例を示す図である。
【図5】 画像処理部の構成例を示す図である。
【図6】 LCD表示器とテンキー・マウススイッチか
らなるコンソールパネルの例を示す図である。
【図7】 エディットパッドにおける座標系を示す図で
ある。
【図8】 コンソールパネルのLCD表示器に表示され
る画面の例を示す図である。
【図9】 メインルーチンプログラムを示す図である。
【図10】 テンキーの入力監視ルーチンプログラムを
示す図である。
【図11】 タッチパネル入力割り込みルーチンプログ
ラムを示す図である。
【図12】 エディットパッド入力割り込みルーチンプ
ログラムを示す図である。
【図13】 マウス入力割り込みルーチンプログラムを
示す図である。
【図14】 複写モードでの処理ルーチンプログラムを
示す図である。
【図15】 編集モードでの処理ルーチンプログラムを
示す図である。
【図16】 原稿サイズ入力プログラムを示す図であ
る。
【図17】 表示倍率計算プログラム示す図である。
【図18】 領域設定プログラムを示す図である。
【図19】 XU線の表示プログラムを示す図である。
【図20】 編集内容設定プログラムを示す図である。
【図21】 登録プログラムを示す図である。
【図22】 登録呼び出しプログラムを示す図である。
【図23】 編集内容展開プログラムを示す図である。
【図24】 修正プログラムを示す図である。
【図25】 画面の表示制御プログラムを示す図であ
る。
【図26】 領域検索ルーチンプログラムを示す図であ
る。
【図27】 領域の設定と区分を示す図である。
【図28】 領域特定サブルーチンプログラムを示す図
である。
【図29】 修正領域データ入力プログラムを示す図で
ある。
【図30】 マウスキー処理プログラムを示す図であ
る。
【図31】 拡張演算プログラムを示す図である。
【図32】 移動処理演算プログラムを示す図である。
【図33】 ウインドウNO.特定ルーランプログラム
を示す図である。
【図34】 タッチキー入力チェックプログラムを示す
図である。
【図35】 画像信号書き込みプログラムを示す図であ
る。
【図36】 枠表示プログラムを示す図である。
【図37】 領域枠作成プログラムを示す図である。
【図38】 従来の編集機能を備えたカラーデジタル複
写機の構成例を示す図である。
【図39】 他の領域修正方法の例を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…編集指示入力部、2…編集指示処理部、3…画像処
理部、4…編集領域表示部、5…修正指示表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編集機能を有し原稿を読み取って得られ
    る画像情報に編集処理を施して出力する画像処理装置に
    おいて、 前記編集処理を行う領域や内容からなる編集指示が設定
    されることにより該編集指示にしたがって前記画像情報
    に前記編集処理を施して出力する画像処理手段、 前記編集指示の設定や修正情報を入力する入力手段、 前記画像情報上における前記編集指示の前記領域や内容
    及び設定・修正画面を表示する表示手段、 前記入力手段から入力された前記編集指示の設定や修正
    情報を処理して前記表示手段の表示画面を制御し前記画
    像処理手段に前記編集指示を設定する編集処理手段を備
    えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像処理装置において、前
    記表示手段は、選択状態の前記領域を他の領域と異なる
    表示態様で表示することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の画像処理装置において、前
    記表示手段は、前記編集指示の内容や前記修正の内容を
    前記修正される領域の表示されていない領域に表示する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の画像処理装置において、前
    記表示手段は、前記編集指示の内容や前記修正の内容を
    一定時間のみ表示することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の画像処理装置において、前
    記原稿の画像情報を前記画像処理手段から取り込んで記
    憶する画像記憶手段を設け、前記表示手段は、この画像
    情報と前記編集指示とを重ね合わせて表示することを特
    徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の画像処理装置において、前
    記表示手段は、前記原稿の画像情報とその上に前記編集
    指示を重ね合わせ表示するビットマップディスプレイと
    数値や文字を表示するキャラクタディスプレイからな
    り、前記領域の修正量を数値で前記キャラクタディスプ
    レイに表示することを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の画像処理装置において、前
    記編集処理手段は、前記表示手段に表示された領域に対
    し前記入力手段より指示された位置や指示回数により前
    記編集指示の前記修正の内容を決定することを特徴とす
    る画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の画像処理装置において、前
    記編集処理手段は、前記表示手段に表示された領域を縦
    横に区分し、各領域を辺、角、全体の移動に対応させて
    処理することを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 編集機能を有し原稿を読み取って得られ
    る画像情報に編集処理を施して出力する画像処理装置に
    おいて、 前記原稿を読み取って画像情報を取り出す画像入力手
    段、 前記画像入力手段から前記画像情報を入力して前記編集
    処理を施す画像処理手段、 前記画像処理手段から前記編集処理を施した画像情報を
    入力して出力する画像出力手段、 前記編集処理の内容や修正を入力する編集内容入力手
    段、 前記編集処理の領域を入力する編集領域入力手段、 前記編集処理の前記内容や前記領域からなる編集情報を
    記憶する編集記憶手段、 前記画像情報上における前記編集情報をビットマップに
    展開して記憶する表示用記憶手段、 前記表示用記憶手段の前記ビットマップを表示する表示
    手段、 前記各入力手段の入力に基づいて前記編集処理の前記内
    容や前記領域の新たな設定処理や前記編集記憶手段から
    読み出した編集情報の修正処理を行って前記編集情報を
    前記編集記憶手段に記憶すると共に表示用記憶手段に前
    記ビットマップに展開して記憶し、前記編集記憶手段に
    記憶した前記編集情報を前記画像処理手段に設定する編
    集処理手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863320A (ja) * 1994-08-25 1996-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作用メニュー付き表示装置
JPH10192349A (ja) * 1996-12-27 1998-07-28 Keakomu:Kk ナースコールシステムにおける情報表示装置
US5819143A (en) * 1995-05-18 1998-10-06 Ricoh Company, Ltd. Color image forming apparatus and method

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