JP2000246862A - 画像検査装置および検査結果シート - Google Patents

画像検査装置および検査結果シート

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JP2000246862A
JP2000246862A JP11052160A JP5216099A JP2000246862A JP 2000246862 A JP2000246862 A JP 2000246862A JP 11052160 A JP11052160 A JP 11052160A JP 5216099 A JP5216099 A JP 5216099A JP 2000246862 A JP2000246862 A JP 2000246862A
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Takeshi Nakamura
中村  剛
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラップ処理後の画像データを検査すること
により、印刷後に下地の色が現れてしまう可能性がある
部分を検出することができる画像検査装置および検査結
果シートを提供する。 【解決手段】 DTP装置2もしくは製版装置3により
処理された検査対象画像は、必要に応じてRIP展開手
段10a、低解像度化手段10bを介して不連続箇所検
出手段10cに入力される。不連続箇所検出手段10c
では、検査対象画像を検査してトラップ処理が充分でな
い不連続箇所を検出し、検出された不連続箇所を不連続
箇所強調手段10cにより強調処理して、表示装置13
もしくはプリンタ14から出力する。プリンタ14から
出力された印刷物は、検査結果シートとして、トラップ
処理の修正指示に利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色印刷を行う場合
に、色の変わり目に隙間が空いて下地の色が現れないよ
うに、印刷前に色の変わり目部分を検査する画像検査装
置および検査結果シートに関する。
【0002】
【従来の技術】多色印刷を行う場合において、印刷時に
版ずれが起きると、色の変わり目に隙間が空いて下地の
色が現れてしまうことがある。特に、包装資材に多く使
用されるフィルムに印刷を行う際、フィルムが伸び縮み
するため、版ずれが起こり易い。このような版ずれが起
こった場合にも下地の色が現れないように、製版工程に
おいて、隣り合う色同士をわずかに重ね合わせたり
(「ニゲ処理」と呼ばれる)、小さい文字や罫の場合に
は、下色を重ねる等の処理が行われている(「ノセ処
理」と呼ばれる)。このような処理は、総称して一般に
「トラップ処理」と呼ばれている。
【0003】従来、トラップ処理結果の検査は、製版フ
ィルムを机上で重ねて目視検査を行ったり、あるいはフ
ィルム検版装置(製版フィルムをスキャナあるいはCC
Dカメラで入力し、各版を画面上で重ねて色の境界部分
を確認する)等の手段を用いて検査を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製版フ
ィルムの目視検査は作業負荷が高く、しかも高度な検査
スキルを必要とする。また、フィルム検版装置は大掛か
りな装置を必要とし、仕掛かり時間もかかるにも関わら
ず、検査に要する作業負荷は製版フィルムの目視検査と
同様に大きい。さらに最近では、CTPやシリンダ彫刻
機やレーザー刷版機等の普及により、ダイレクト刷版が
主流となってきたため、検査対象物である製版フィルム
が存在しない場合もある。本発明は上記のような点に鑑
み、トラップ処理後の画像データを検査することによ
り、印刷後に下地の色が現れてしまう可能性がある部分
を検出することができる画像検査装置および検査結果シ
ートを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、ある注目画素に対して
処理を行う周辺画素の範囲を設定する手段と、検査対象
画像を読み込む手段と、読み込まれた検査対象画像に対
して、ある注目画素と、その注目画素から前記設定され
た範囲内にある周辺画素と、が同一の色成分を有するか
否かを検出してマスク画像データを作成する不連続箇所
検出手段と、前記検査対象画像と前記マスク画像データ
に基づいて、出力用データを作成する不連続箇所強調手
段と、前記出力用データを出力する出力手段と、を有す
ることを特徴とする。請求項1に記載の発明では、特
に、注目画素と、その注目画素から設定された幅以内に
ある周辺画素が同一の成分を有するかどうかを検出する
ことにより、不連続箇所を検出するようにしたので、ト
ラップ処理を行った多色画像におけるトラップ処理が不
十分な箇所を容易に検出することが可能になる。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、周辺画素の範囲は、設定されるニゲ
幅と検査対象画像の解像度に基づいて決定されることを
特徴とする。これにより、ニゲ処理を行うために設定す
るニゲ幅の値をそのまま、周辺画素範囲の決定に用いる
ことができ、オペレータが設定する作業が簡略化される
と共に、必要最小限の範囲が周辺画素として選択される
ことになる。
【0007】請求項3に記載の発明では、多色印刷され
た印刷物であって、トラップ処理が不完全な部分が強調
色で印刷された検査結果シートであることを特徴とす
る。請求項3に記載の検査結果シートを用いることによ
り、トラップ処理が不完全な部分が容易に認識でき、修
正作業が迅速化される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明による
画像検査装置の一実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。図中、破線で囲った1は画像検査装置、2はD
TP装置、3は製版装置である。画像検査装置1は、パ
ーソナルコンピュータあるいはワークステーション等の
データ処理装置10と、マウスやキーボード等の操作装
置11と、検査過程のデータを適宜保存するためのハー
ドディスク等のデータ記憶装置12と、データ処理装置
10で検出された不連続箇所を表示するためのCRTモ
ニタ等の表示装置13と、不連続箇所のハードコピーを
出力するプリンタ14から構成される。DTP装置2
は、版下データを編集する機能を有しており、具体的に
はパーソナルコンピュータにドローソフト、フォトレタ
ッチソフト、レイアウトソフト等の編集ソフトウェアを
備えた構成になっている。DTP装置2で編集された画
像データはPostScriptあるいはEPS等のベクターデータ
形式となっている。製版装置3は、版下データに対して
トラップ処理等の製版処理を行ったり、スキャナから入
力された高解像度画像を合成する機能を有しており、具
体的にはCEPSと呼ばれる市販の専用製版システムで
ある。製版装置3で編集された画像データはラスターデ
ータ形式となっている。
【0009】データ処理装置10は、DTP装置2から
出力されたベクターデータを任意の解像度でラスタライ
ズ処理するためのRIP展開手段10aと製版装置3か
ら出力されたラスターデータを任意の解像度に低解像度
化するための低解像度化手段10bと、RIP展開手段
10aもしくは低解像度化手段10bから得られた検査
対象画像に対して不連続箇所を検出するための不連続箇
所検出手段10cと、検出された不連続箇所を表示装置
13あるいはプリンタ14に強調出力するためのデータ
処理を行う不連続箇所強調手段10dとから構成され
る。
【0010】次に、図2のフローチャ−トを用いて図1
に示す画像検査装置の処理動作について説明する。ま
ず、ステップS1において、操作装置11からデータ処
理に使用するパラメータの設定を行う。パラメータ設定
時には、表示装置13に図3に示すようなパラメータ設
定画面が表示される。パラメータの設定は、図3に示す
ように検査精度、ニゲ幅の2種類について行う。検査精
度はラフ、標準、詳細の3段階から選択する。ここで
は、ラフを100dpi、標準を300dpi、詳細を
データ本来の解像度にあらかじめ設定してあるものとす
る。次に、ニゲ幅を入力する。ニゲ幅とは印刷時の版ず
れを見越して隣り合う色同士を重ね合わせる(ニゲ処
理)ときの重ね合わせの幅であるが、本実施形態では、
不連続箇所検出処理の判定範囲として用いる。すなわ
ち、後述するステップS6において、隣り合う色同士が
ニゲ幅以上の重なりを持っている場合を連続とし、それ
以外の場合を不連続とする判定処理を行う。なお、あら
かじめ設定されている標準設定を使用する場合は、ステ
ップS1の作業は行わない。
【0011】次に、ステップS2において、検査対象と
なる画像データの選択を行う。選択された画像データが
ベクターデータ形式である場合(DTP装置2により作
成された画像データが選択された場合)は、ステップS
3において、RIP展開手段10aが、選択された画像
データをRIP展開してラスターデータ形式に変換す
る。一方、選択された画像データがラスターデータであ
る場合(製版装置3により作成された画像データが選択
された場合)は、ステップS3の処理は行わない。
【0012】続いて、ステップS4において、低解像度
化手段10bが製版装置3またはRIP展開手段10a
から得られるラスター形式の画像データを低解像度化す
る。ここでの低解像度化は、ステップS1において設定
された検査精度に従って行われる。例えば、「標準」が
設定された場合、本実施形態では、300dpiに低解
像度化される。この場合、低解像度化手段10bが製版
装置3またはRIP展開手段10aから得られるラスタ
ー形式の画像データが300dpi以下である場合は、
低解像度化の必要がないのでステップS4の処理は行わ
れない。
【0013】ステップS5、ステップS6は不連続箇所
検出手段10cにより行われる。まず、ステップS5に
おいて、ステップS1で設定された検査精度とニゲ幅か
ら、不連続箇所検出処理の判定対象となる周辺画素の範
囲を決定する。例えば、設定された検査精度により定ま
る検査対象画像の解像度が300dpi、ニゲ幅が0.
2mmの場合、注目画素を中心として半径0.2mm以
下の距離にある24個の周辺画素を判定対象とする。こ
れを検査対象画像を示す図4を用いて説明する。図4
は、検査対象画像の1部を示すものであり、太線により
3つの領域にわかれている。左側の領域は、C(シア
ン)50%の領域を示し、右上の薄い網掛けがされた領
域は、M(マゼンタ)100%の領域を示し、右下の濃
い網掛けがされた領域は、C(シアン)50%、M(マ
ゼンタ)100%の領域を示す。図4において、☆で示
した画素を検査対象画像上の注目画素とした場合、半径
(=ニゲ幅)0.2mmの円は図示のようになる。本実
施形態では、この円の内部にあるかまたは円が一部でも
掛かる画素(×で示した画素)を周辺画素とするのであ
る。
【0014】判定範囲が決定したら、ステップS6にお
いて、検査対象画像の全画素に対して、ある注目画素と
その周辺画素との色の連続性を判定する処理を順に行
い、マスク画像を作成する。このステップS6の処理手
順としては、まず、注目画素を判定ビット列に変換す
る。判定ビット列とは、検査対象画像に使用されている
色数と同数のビットを有する変数であって、右端のビッ
トから順に画素の1色目、2色目、3色目、・・・に対
応させ、画素のj色目の画素値が0%の場合に、右から
j番目のビットを0、0%でない場合に、ビットを1に
設定する。例えば、検査対象画像に6色使用されている
場合は判定ビット列は6ビットとなるので、図4におい
て、C(シアン)を1色目、M(マゼンタ)を2色目と
すると、注目画素は000001(二進数表現)と変換され
る。同様にして周辺画素を判定ビット列に変換すると、
図4の左上端の画素は注目画素と同一であるので00000
1、右上端の画素は000010、右下端の画素は000011のよ
うに変換される。判定ビット列は使用し得る最大色数を
予測して、大きく(例えば、16ビット)とっておくこ
とも可能である。
【0015】次に、注目画素と周辺画素の判定ビット列
の論理積をとる。論理積が0のとき注目画素と周辺画素
が同じ色成分を持たないということなので、両画素は不
連続となる。逆に論理積が0以外のときは、両画素は同
じ色成分を持っていることになり、連続となる。例え
ば、図4において注目画素と左上端の画素との論理積は
1(十進数表現)となり、0でないので両画素は連続し
ている。同様に、右上端の画素との論理積は0となり不
連続、右下端の画素との論理積は1となり連続というこ
とになる。
【0016】この論理積計算を1つの注目画素と各周辺
画素に対して行い、1つでも不連続な組み合わせが見つ
かった場合、注目画素は不連続であると判定し、全ての
周辺画素に対して連続であった場合、注目画素は連続で
あると判定する。この判定結果を保存するために検査対
象画像と同じ画素数を持つマスク画像を用意し、注目画
素に対応するマスク画像の画素に判定結果を格納する。
判定結果は不連続(=1)か連続(=0)かの二値でよ
いので、マスク画像の1画素は1ビットで充分である。
図4の画像に対してステップS6の不連続箇所検出処理
を行った結果できるマスク画像を図5に示す。マスク画
像は実際は、各画素が1ビットであるため、色情報は持
たないが、図5の太線および網掛けは、図4との位置の
対応関係の把握のために便宜上付したものである。図5
から理解できるように、不連続を表す画素値1は、同色
成分を共有していないC50%の領域とM100%の領
域の境界線に集中している。
【0017】ステップS6における不連続箇所検出処理
の流れを整理すると、図6のフローチャートに示すよう
になる。まず、注目画素を上述のように判定ビット列に
変換し(ステップS10)、周辺画素をカウントするた
めの変数iに1をセットする(ステップS11)。続い
てi番目の周辺画素を判定ビット列に変換し(ステップ
S12)、上述のように注目画素と周辺画素の判定ビッ
ト列同士の論理積を計算する(ステップS13)。次
に、論理積が0であるか否かを判定する(ステップS1
4)。論理積が0である場合は、注目画素は不連続であ
ると判定し(ステップS15)、マスク画像の該当画素
に1をセットする(ステップS16)。論理積が0以外
である場合は、全周辺画素に対して、ステップS12、
ステップS13の処理が終了したかどうかを判定する
(ステップS17)。例えば、図4の例では周辺画素が
24個あるので、ステップS17において、i=24で
あればyesと判定され、注目画素は連続であると判定
し(ステップS19)、マスク画像の該当画素に0をセ
ットする(ステップS20)。ステップS17におい
て、noと判定されれば、変数iを1増加し(ステップ
S18)、次の周辺画素に対して判定ビット列の論理演
算を行う(ステップS12、S13)ことになる。すな
わち、ある注目画素に対して論理積が0となる周辺画素
が1つでもあれば、マスク画像の該当画素が1にセット
され、全ての周辺画素に対して論理積が0でなければ、
マスク画像の該当画素が1にセットされる。なお、この
図6の処理は1つの注目画素に対する処理であるので、
この処理が検査対象画像の画素数分繰り返されることに
なる。
【0018】再び、図2のフローチャートに戻って、ス
テップS7の不連続箇所強調処理について説明する。ス
テップS7においては、不連続箇所強調手段10dが、
ステップS6で得られたマスク画像を参照して、検査対
象画像に対して画素値変換処理を行い、画面表示あるい
はプリンタ出力用のデータを作成する。画面表示用のデ
ータとしては、検査対象画像をRGB画像に変換し、マ
スク画像は点滅表示用のビットマスク画像に変換する。
このとき、マスク画像において値が1である画素が点滅
箇所となるように変換する。プリンタ出力用のデータと
しては、検査対象画像をCMYK画像に変換した後、全
画素の画素値に例えば0.2を乗じて濃度を落とし、さら
にマスク画像において値が1である画素に対応する画素
をC100%、M100%の赤色に置き換える。
【0019】ステップS8では、ステップS7で得られ
たRGB画像を表示装置13に表示し、それに重ねてビ
ットマスクを赤色で点滅表示させる。また、ステップS
9では、ステップS7で得られたCMYK画像をプリン
タ14よりプリンタ出力する。例えば、図5に示すマス
ク画像が用いられた場合、ステップS8では、画素値1
の部分が赤く点滅し、ステップS9では、赤で印刷され
ることになる。ステップS9でプリンタ14より出力さ
れる印刷物は検査結果シートとして、オペレータがトラ
ップ処理の修正指示を行う場合に利用される。この検査
結果シートは上述のように修正が必要な箇所、すなわち
画素値が1の部分が強調色(例えば、C100%、M100%
の赤色)で印刷されており、その他の部分は実際の色を
やや薄くして(例えば、0.2を乗じる)印刷されてい
る。例えば、図4に示す画像の検査結果シートを出力し
たとすると、図5に示す画素値1の部分は、C100%
+M100%となり、その他の領域は、C50%の領
域、M100%の領域、C50%+M100%の領域
が、それぞれC10%、M20%、C10%+M20%
となる。そのため、オペレータはこの検査結果シートを
見れば、実際の印刷の様子もわかると同時に、トラップ
処理の修正箇所もわかる。
【0020】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種
々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、図
4に示すように注目画素の周囲360度の周辺画素に対
して、不連続箇所検出の判定処理を行っているが、計算
効率を上げるために右側180度、下側180度等、1
80度の周辺画素に対してのみ判定処理を行うようにし
ても良い。また、上記実施形態では、ステップS8にお
いて、表示装置13により不連続箇所を点滅表示させる
ようにしたが、検査対象画像のうち不連続箇所が明確に
判別できるならば、どのような表示方法をとっても良
い。例えば、不連続箇所のみ反転表示したり、不連続箇
所以外の輝度を上げて(薄い色で)表示する等しても良
い。また、上記実施形態では、ステップS9において、
プリンタ14によりプリンタ出力する際、不連続箇所以
外は濃度を落として、不連続箇所は赤色で出力している
が、これも検査対象画像のうち不連続箇所が明確に判別
できるならば、どのような出力方法をとっても良い。例
えば、不連続箇所のみ出力したり、不連続箇所を太らせ
たり影を付けたりして出力しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
検査対象画像上のある注目画素と、その注目画素から設
定された幅以内にある周辺画素が同一の成分を有するか
どうかを検出することにより、不連続箇所を検出するよ
うにしたので、トラップ処理を行った多色画像における
トラップ処理が不十分な箇所を容易に検出することが可
能になる。また、検査結果シートは多色印刷された印刷
物であって、トラップ処理が不完全な部分が強調色で印
刷されているので、トラップ処理が不完全な部分が容易
に認識でき、修正作業が迅速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像検査装置の一実施形態を示す構成
図である。
【図2】本発明の画像検査装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図3】図2のフローチャートのステップS1における
パラメータ設定画面を示す図である。
【図4】不連続箇所の検出を説明するための図である。
【図5】不連続箇所検出処理により作成されたマスク画
像を示す図である。
【図6】図2におけるステップS6の詳細を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1・・・・・画像検査装置 2・・・・・DTP装置 3・・・・・製版装置 10・・・・データ処理装置 10a・・・RIP展開手段 10b・・・低解像度化手段 10c・・・不連続箇所検出手段 10d・・・不連続箇所強調手段 11・・・・操作装置 12・・・・データ記憶装置 13・・・・表示装置 14・・・・プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある注目画素に対して処理を行う周辺画素
    の範囲を設定する手段と、検査対象画像を読み込む手段
    と、読み込まれた検査対象画像に対して、ある注目画素
    と、その注目画素から前記設定された範囲内にある周辺
    画素と、が同一の色成分を有するか否かを検出してマス
    ク画像データを作成する不連続箇所検出手段と、前記検
    査対象画像と前記マスク画像データに基づいて、出力用
    データを作成する不連続箇所強調手段と、前記出力用デ
    ータを出力する出力手段と、を有することを特徴とする
    画像検査装置。
  2. 【請求項2】前記周辺画素の範囲は、設定されるニゲ幅
    と検査対象画像の解像度に基づいて決定されることを特
    徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 【請求項3】多色印刷された印刷物であって、トラップ
    処理が不完全な部分が強調色で印刷されていることを特
    徴とする検査結果シート。
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