JPH0689939A - 半導体圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサおよびその製造方法

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JPH0689939A
JPH0689939A JP4240625A JP24062592A JPH0689939A JP H0689939 A JPH0689939 A JP H0689939A JP 4240625 A JP4240625 A JP 4240625A JP 24062592 A JP24062592 A JP 24062592A JP H0689939 A JPH0689939 A JP H0689939A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体圧力センサにおいて、感圧
抵抗体および配線層と、半導体基板との間の絶縁耐圧を
向上させることを目的とする。 【構成】 本発明では上記目的を達成するため配線層7
の平面位置が隣接するドットシード3の間を通るように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体圧力センサお
よびその製造方法に関し、特に、種結晶から絶縁膜上に
横方向に単結晶を成長させることにより形成したSOI
(Silicon on Insulator)構造を
有する半導体圧力センサおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種結晶から絶縁膜上に単結晶を横
方向に成長させることにより単結晶層を形成し、その単
結晶層を用いてピエゾ特性を有する感圧抵抗体を形成し
たSOI構造を有する半導体圧力センサが知られてい
る。種結晶から絶縁膜上に単結晶を横方向に成長させる
ことにより単結晶層を形成する方法はラテラルシーディ
ング法と呼ばれている。図25は、従来のSOI構造を
有する半導体圧力センサを示した平面図であり、図26
は図25に示した半導体圧力センサのX−Xにおける断
面構造図である。図25および図26を参照して、従来
の半導体圧力センサは、単結晶シリコン基板101と、
単結晶シリコン基板101の裏表面の所定領域に形成さ
れたダイヤフラム108と、単結晶シリコン基板101
の主表面上の所定領域に形成されたシリコン酸化膜10
2と、単結晶シリコン基板101の主表面上のシリコン
酸化膜102が形成されない領域に所定の間隔を隔てて
形成された種結晶となるドットシード103と、シリコ
ン酸化膜102上の所定領域に形成された単結晶シリコ
ンからなるとともにピエゾ特性を有する感圧抵抗体10
4と、単結晶シリコン基板101および感圧抵抗体10
4を覆うように形成され、感圧抵抗体104上の所定領
域にコンタクトホール106を有するCVDシリコン酸
化膜からなる層間絶縁膜105と、コンタクトホール1
06を介して感圧抵抗体104に電気的に接続されると
ともに層間絶縁膜105上に沿って延びるように形成さ
れた配線層107と、配線層107および層間絶縁膜1
05を覆うように形成されたプラズマ窒化膜またはシリ
コン酸化膜からなる保護膜109とを備えている。
【0003】このようなSOI構造を有する従来の半導
体圧力センサでは、各々の感圧抵抗体104間、および
感圧抵抗体104と単結晶シリコン基板101との間の
電気的な分離にpn接合を用いないため、高温下での動
作が可能である。さらに、図26に示した構造を有する
半導体圧力センサ装置では、ダイヤフラム108を精度
よく薄く形成できることが知られている。これらは、た
とえば、特開昭56−164582号公報に開示されて
いる。
【0004】次に、図25および図26を参照して従来
の半導体圧力センサの製造方法について説明する。ま
ず、図26に示したようなSOI構造の半導体圧力セン
サを形成するためには種々の方法がある。その中で、レ
ーザ再結晶化法は、低いコストで良質のSOIを形成で
きるため、半導体圧力センサのSOI構造を形成するた
めに有効である。
【0005】SOI構造の形成方法としては、まず、た
とえば(100)の単結晶シリコン基板101の主表面
上の所定領域に1μm程度の厚みを有するシリコン酸化
膜102を熱酸化法によって形成する。そのシリコン酸
化膜102の形成によって単結晶シリコン基板101の
主表面上に種結晶領域であるドットシード103が形成
される。次に、シリコン酸化膜102上に0.6μm程
度の厚みを有する非単結晶シリコン層(図示せず)を形
成する。その非単結晶シリコン層にレーザ光を照射する
ことによって非単結晶シリコン層を溶融するとともにド
ットシード103からシリコン酸化膜102上に横方向
に単結晶層を成長させる。成長させた単結晶層(図示せ
ず)をパターニングした後、そのパターニングされた単
結晶層に所定の不純物を導入することによって感圧抵抗
体104を形成する。そして、感圧抵抗体104および
単結晶シリコン基板101を覆うように0.6μm程度
の厚みを有するシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜10
5をCVD法を用いて形成する。層間絶縁膜105のう
ちの感圧抵抗体104上に位置する領域にコンタクトホ
ール106を形成する。コンタクトホール106を介し
て感圧抵抗体104と電気的に接続されるとともに層間
絶縁膜105に沿って延びるアルミからなる配線層10
7を形成する。その後、全面を覆うようにプラズマ窒化
膜またはシリコン酸化膜からなる保護膜109を形成す
る。その後、単結晶シリコン基板101の裏表面側にダ
イヤフラム108を形成する。このようにして従来の半
導体圧力センサは形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
半導体圧力センサでは、ドットシード103を種結晶と
してシリコン酸化膜102上に単結晶層を形成し、その
単結晶層を用いて感圧抵抗体104を形成していた。そ
して、その感圧抵抗体104に電気的に接続するように
配線層107を形成していた。ここで、従来では、ドッ
トシード103の平面位置と配線層107との平面位置
が重なっていたため、以下のような問題点があった。す
なわち、単結晶シリコン基板101と、配線層107お
よび感圧抵抗体104との間の絶縁耐圧を測定したとこ
ろ、数百V程度と低い値であった。そして、その絶縁破
壊が起こった領域を調べたところ、ドットシード103
と配線層107との平面位置が重なった領域であった。
図27は、図25に示した半導体圧力センサのA部分の
部分拡大図である。図27を参照して、従来の半導体圧
力センサでは、配線層107とドットシード103との
平面位置を全く考慮していなかったため、Bに示すよう
に配線層107とドットシード103との平面位置が重
なることが多かった。このような配線層107とドット
シード103とが重なった領域の断面を見ると、図26
に示すように、ドットシード103と配線層107との
間にはCVDシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜105
のみが存在する。そして層間絶縁膜105の厚み(0.
6μm程度)はシリコン酸化膜102の厚み(1.0μ
m程度)よりも小さいとともに、層間絶縁膜105を構
成するCVDシリコン酸化膜はシリコン酸化膜102を
構成する熱酸化膜に比べて絶縁耐圧が低いため、配線層
107とドットシード103とが重なった領域で絶縁破
壊が起こりやすくなる。このように配線層107とドッ
トシード103との平面位置が重なった領域で絶縁破壊
が起こりやすくなると、配線層107および感圧抵抗体
104と単結晶シリコン基板101との間の絶縁耐圧特
性を向上させることができないという問題点があった。
【0007】また、前述したようにSOI構造を有する
半導体圧力センサでは、ダイヤフラムを精度よく薄く形
成することができる。これは、感圧抵抗体104の下に
位置するシリコン酸化膜102がダイヤフラム108を
形成する際のシリコンのエッチングストッパとして作用
することに起因する。しかし、図25に示した従来の半
導体圧力センサでは、ドットシード103がダイヤフラ
ム108の内側上方に形成されているため、ダイヤフラ
ム108のエッチング時に図28に示すようにドットシ
ード103の部分のシリコンまでエッチングされてしま
うという不都合が生じていた。この結果、均一な薄いダ
イヤフラムを形成することは困難であるという問題点が
あった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、請求項1〜3に記載の発明の目
的は、半導体圧力センサにおいて、半導体基板と感圧抵
抗体および配線層との間の絶縁耐圧を向上させることで
ある。
【0009】請求項4に記載の発明の目的は、半導体圧
力センサにおいて、均一な薄いダイヤフラムを得ること
である。
【0010】請求項5に記載の発明の目的は、半導体圧
力センサの製造方法において、半導体基板と配線層およ
び感圧抵抗体との間の絶縁耐圧を向上し得る半導体装置
を容易に製造することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
圧力センサは、主表面を有する単結晶半導体基板と、そ
の単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に形成された
第1の絶縁層と、単結晶半導体基板の主表面のうち第1
の絶縁層が形成されない領域に形成された複数の種結晶
領域と、種結晶領域から第1の絶縁層上に横方向に単結
晶を成長させることにより形成した単結晶層からなり第
1の絶縁層上の所定領域に形成された感圧抵抗体層と、
感圧抵抗体層および第1の絶縁層を覆うように形成され
感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有する第2の絶縁層
と、開口を介して感圧抵抗体層に電気的に接続されると
ともに第2の絶縁層上に形成された配線層とを備えてい
る。そして複数の種結晶領域は感圧抵抗体層を取り囲む
ように所定の間隔を隔てて形成されており、配線層はそ
の平面位置が隣接する種結晶領域の間を通るように形成
されている。
【0012】請求項2における半導体圧力センサは、主
表面を有する半導体基板と、単結晶半導体基板の主表面
上の所定領域に形成された第1の絶縁層と、単結晶半導
体基板の主表面のうち第1の絶縁層が形成されない領域
に形成された種結晶領域と、種結晶領域から第1の絶縁
層上に横方向に単結晶を成長させることにより形成した
単結晶層からなり第1の絶縁層上の所定領域に形成され
た感圧抵抗体層と、感圧抵抗体層および第1の絶縁層を
覆うように形成され感圧抵抗体層上の所定領域に開口を
有する第2の絶縁層と、開口を介して感圧抵抗体層に電
気的に接続されるとともに第2の絶縁層上に形成された
配線層とを備えている。そして、種結晶領域は感圧抵抗
体層の周囲の所定領域に感圧抵抗体層を取り囲まないよ
うに形成されており、配線層は種結晶領域によって取り
囲まれていない領域に形成されている。
【0013】請求項3における半導体圧力センサは、主
表面を有する単結晶半導体基板と、単結晶半導体基板の
主表面上の所定領域に形成された第1の絶縁層と、単結
晶半導体基板の主表面のうち第1の絶縁層が形成されな
い領域に形成された種結晶領域と、種結晶領域から第1
の絶縁層上に横方向に単結晶を成長させることにより形
成した単結晶層からなり第1の絶縁層上の所定領域に形
成された感圧抵抗体層と、種結晶領域および第1の絶縁
層上に感圧抵抗体層を取り囲むように形成された第2の
絶縁層と、感圧抵抗体層および第2の絶縁層上に形成さ
れ感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有する第3の絶縁
層と、開口を介して感圧抵抗体層に電気的に接続される
とともに第3の絶縁層上に形成された配線層とを備えて
いる。
【0014】請求項4における半導体圧力センサは、お
もて表面とうら表面とを有する単結晶半導体基板と、単
結晶半導体基板のうら表面の所定領域に形成されたダイ
ヤフラムと、単結晶半導体基板のおもて表面上の少なく
ともダイヤフラムが形成される領域上に形成された第1
の絶縁層と、単結晶半導体基板のおもて表面のうち第1
の絶縁層が形成されない領域でかつダイヤフラムが形成
される領域の外側の領域に形成された種結晶領域と、種
結晶領域から第1の絶縁層上に横方向に単結晶を成長さ
せることにより形成した単結晶層からなりダイヤフラム
が形成される領域の上方に位置するように第1の絶縁層
上に形成された感圧抵抗体層と、感圧抵抗体層および第
1の絶縁層を覆うように形成され感圧抵抗体層上の所定
領域に開口を有する第2の絶縁層と、開口を介して感圧
抵抗体層に電気的に接続されるとともに第2の絶縁層上
に形成された配線層とを備えている。
【0015】請求項5における半導体圧力センサの製造
方法は、単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に第1
の絶縁層を形成するとともに単結晶半導体基板の主表面
のうち第1の絶縁層が形成されない領域に種結晶領域を
形成する工程と、種結晶領域から第1の絶縁層上に横方
向に単結晶を成長させることにより第1の絶縁層上に単
結晶層を形成する工程と、単結晶層の所定領域を熱酸化
することによって第2の絶縁層を形成する工程と、単結
晶層の所定領域に不純物を導入する工程と、第2の絶縁
層および不純物が導入された単結晶層上に不純物が導入
された単結晶層上の所定領域に開口を有する第3の絶縁
層を形成する工程と、開口内で不純物が導入された単結
晶層に電気的に接続するように第3の絶縁層上に配線層
を形成する工程とを備えている。
【0016】
【作用】請求項1に係る半導体圧力センサでは、感圧抵
抗体層に電気的に接続される配線層の平面位置が隣接す
る種結晶領域の間を通るように形成されているので、種
結晶領域と配線層の平面位置が重なっている場合に比べ
て、配線層と種結晶領域との直線距離が長くなり、絶縁
耐圧が向上される。
【0017】請求項2に係る半導体圧力センサでは、種
結晶領域が感圧抵抗体層の周囲の所定領域に感圧抵抗体
層を取り囲まないように形成され、配線層がその種結晶
領域によって取り囲まれていない領域に形成されている
ので、種結晶領域と配線層との平面位置が重なることは
ないとともに配線層と種結晶領域との間隔が十分にとら
れる。これにより、配線層と種結晶領域との間の絶縁耐
圧が向上される。
【0018】請求項3に係る半導体圧力センサでは、第
1の絶縁層上の感圧抵抗体層を取り囲むように第1の絶
縁層上に第2の絶縁層が形成され、その第2の絶縁層お
よび感圧抵抗体層上に第3の絶縁層が形成され、その第
3の絶縁層上に感圧抵抗体層に電気的に接続する配線層
が形成されるので、従来のように配線層と種結晶領域と
の平面位置が重なったとしても、その重なった領域の配
線層と種結晶領域との間には第2の絶縁層と第3の絶縁
層とが介在されているので、第2の絶縁層分だけ従来に
比べて絶縁耐圧が向上される。
【0019】請求項4に係る半導体圧力センサでは、種
結晶領域がダイヤフラムが形成される領域の外側の領域
に形成されているので、ダイヤフラムを形成する際のエ
ッチングによって種結晶領域がエッチングされることが
なく、均一な薄い厚みを有するダイヤフラムが形成され
る。
【0020】請求項5に係る半導体圧力センサの製造方
法では、種結晶領域から第1の絶縁層上に横方向に単結
晶を成長させることにより第1の絶縁層上に単結晶層が
形成され、その単結晶層の所定領域を熱酸化することに
よって第2の絶縁層が形成され、単結晶層の所定領域に
不純物が導入され、第2の絶縁層および不純物が導入さ
れた単結晶層上に第3の絶縁層が形成され、その第3の
絶縁層上に不純物が導入された単結晶層上に電気的に接
続される配線層が形成されるので、配線層と種結晶領域
との平面位置が重なった場合にも、その領域での配線層
と単結晶半導体基板との間には第2の絶縁層および第3
の絶縁層が介在されているので、従来に比べて第2の絶
縁層分だけ絶縁耐圧が向上された半導体圧力センサが容
易に形成される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は、本発明の一実施例による半導体圧
力センサを示した平面図であり、図2は図1に示した半
導体圧力センサのC部分の部分拡大図である。図3は、
図1および図2に示した半導体圧力センサのX−Xにお
ける断面構造図である。図1〜図3を参照して、この第
1実施例の半導体圧力センサは、単結晶シリコン基板1
と、単結晶シリコン基板1上の所定領域に熱酸化法を用
いて形成された1.0μm程度の厚みを有するシリコン
酸化膜2と、単結晶シリコン基板1上のシリコン酸化膜
2が形成されない領域に所定の間隔を隔てて形成された
種結晶となるドットシード3(図1および図2参照)
と、シリコン酸化膜2上の所定領域に0.6μm程度の
厚みで形成されたピエゾ特性を有する感圧抵抗体4と、
感圧抵抗体4およびシリコン酸化膜2を覆うように形成
され、感圧抵抗体4上の所定領域にコンタクトホール6
を有する0.6μm程度の厚みのシリコン酸化膜からな
る層間絶縁膜5と、コンタクトホール6を介して感圧抵
抗体4に電気的に接続されるとともに層間絶縁膜5上に
沿って延びるように形成された配線層7と、配線層7お
よび層間絶縁膜5を覆うように形成されたシリコン酸化
膜またはプラズマ窒化膜からなる保護膜9と、感圧抵抗
体4が形成される領域の下方に位置する単結晶シリコン
基板1の裏面に形成されるダイヤフラム8とを備えてい
る。
【0023】この第1実施例では、図1および図2に示
すように、配線層7が隣接するドットシード3の間を通
るように配置している。このように構成することによっ
て、図26および図27に示した従来の半導体圧力セン
サに比べて、配線層7とそれに最も近いドットシード3
との間の直線距離が増加される。これにより、図26お
よび図27に示した従来の半導体圧力センサに比べてド
ットシード3と配線層7との間の絶縁耐圧を向上させる
ことができる。ここで、ドットシード3の寸法は、1.
5μm□〜5μm□程度であり、その間隔は15〜30
μm程度である。したがって、配線層7の線幅を細くす
ることによって、容易に隣接するシード3の間を通る配
線層7を形成することができ、シード3と配線層7との
平面的な重なりを避けることが可能となる。
【0024】図4は、本発明の第2実施例による半導体
圧力センサを示した概略平面図である。図4を参照し
て、この第2実施例の半導体圧力センサでは、図2に示
した第1実施例と異なり、感圧抵抗体4を取り囲まない
ようにドットシード3を配置する。このようにすること
によって、配線層7とドットシード3との直線距離をさ
らに増加させることができ、配線層7とドットシード3
との間の絶縁耐圧もより向上される。具体的には、ドッ
トシード3を感圧抵抗体4の長辺方向に感圧抵抗体4を
挟むように配置し、配線層7は感圧抵抗体4の短辺方向
から引き出す。
【0025】図5は、本発明の第3実施例による半導体
圧力センサを示した概略平面図である。図5を参照し
て、この第3実施例の半導体圧力センサでは、ドットシ
ード3を感圧抵抗体4の長辺方向の片側にのみ配置して
いる。このように構成することによっても図4に示した
第2実施例と同様、配線層7とドットシード3との直線
距離を従来に比べて増加させることができる。これによ
り、配線層7とドットシード3との間の絶縁耐圧を従来
に比べて向上させることができる。また、この第3実施
例では、配線層7のパターンの自由度が図4に示した第
2実施例に比べて大きくなるという利点がある。
【0026】図6は、本発明の第4実施例による半導体
圧力センサを示した概略平面図である。図6を参照し
て、この第4実施例の半導体圧力センサでは、ドットシ
ード3を感圧抵抗体4に対してL字型に配置する。この
ように構成すれば、ドットシード3を種結晶としてレー
ザ再結晶化を行なう際に、単結晶化する領域の長さを短
くすることができるという利点がある。この点に関して
は後述する。
【0027】次に、上記第1実施例〜第4実施例で説明
したドットシード3を用いてシリコン酸化膜2(図3参
照)上に感圧抵抗体4を形成するための単結晶層を成長
させる方法について説明する。この方法として上記した
第1実施例〜第4実施例ではレーザ再結晶化法を用い
る。レーザ再結晶化法は、非単結晶シリコン層にレーザ
光を照射することによって非単結晶シリコン層を溶融し
種結晶(ドットシード3)から単結晶シリコン層を成長
させる方法である。この単結晶シリコン層を成長させる
ためには、溶融したシリコン中の温度分布を制御する必
要がある。この温度分布を制御する方法の1つとして、
反射防止膜ストライプを用いる方法が知られている。こ
の反射防止膜ストライプを用いる方法は、プロセスの容
易性とレーザ光の位置合せ機構が不要なことから、広く
用いられている。これらは、たとえば、USP4822
752に詳しく開示されている。
【0028】図7は、反射防止膜ストライプを用いたレ
ーザ再結晶化法を説明するための概略図である。図7を
参照して、半導体基板として(100)単結晶シリコン
基板を用い、その(100)単結晶シリコン基板をドッ
トシード3として用いる場合について説明する。この場
合に、反射防止膜ストライプ10を<100>方向に形
成すると、レーザ再結晶化時のラテラルシーディング
(単結晶の横方向成長)が最も長く続く。これにより、
大面積の単結晶シリコンが得られる。レーザ光を照射す
る方法としては、レーザ光を<110>方向に走査する
とともに<110>方向にステップさせる。これによ
り、全面をアニールする。この結果、ドットシード3が
存在する反射防止膜ストライプ10によって囲まれた領
域(図中の斜線部分)に(100)単結晶シリコン基板
と同じ方位を有する単結晶層が形成される。この単結晶
層は、図7に示すように<110>方向に対して<10
0>方向に傾いた形状になる。このため、<110>方
向に長辺を持つ感圧抵抗体4を形成する際には、ドット
シード3を感圧抵抗体4が形成される領域よりも下方に
設ける必要がある。
【0029】図8は、図6に示した第4実施例のL字状
のドットシードを用いて単結晶層を形成する場合を示し
た概略平面図である。図8を参照してこのようにL字状
にドットシード3を配置すれば、図7に示した場合に比
べてレーザ光の送り方向の長さを短縮することができ
る。この結果、レーザ照射時間を短くすることができ工
程の短縮化を図ることができる。
【0030】図9は、ドットシードを<100>方向に
並べた場合のレーザ再結晶化法を説明するための概略平
面図である。ここで、感圧抵抗体4の動作原理は、応力
を受けたときにその抵抗値が変化するというピエゾ抵抗
効果に基づく。そしてそのピエゾ抵抗効果は、その効果
が最大となる結晶方位がn型とp型とで異なっている。
すなわち、(100)面を有するシリコンでは、n型シ
リコンの場合には電流方向を<100>にした場合にピ
エゾ抵抗効果が最大になり、p型シリコンの場合には<
110>に電流方向をしたときにピエゾ抵抗効果は最も
大きく現われる。したがって、感圧抵抗体4の導電型を
考慮して感圧抵抗体4の配置を決定する必要がある。そ
して、その感圧抵抗体4の配置に対応して最も効率よく
単結晶領域を形成するようにドットシード3を配置すれ
ばよい。図9に示した例では<100>方向に感圧抵抗
体4が配置される場合に、それに対応してドットシード
3も<100>方向に配列した場合を示している。
【0031】図10は、本発明の第5実施例による半導
体圧力センサを示した概略平面図である。この第5実施
例の半導体圧力センサは、感圧抵抗体4の長辺方向に沿
って2本のライン状シード13が配置されている。この
ように構成すれば、配線層7とライン状シード13との
間隔を大きくとることができ、配線層7とライン状シー
ド13との間の絶縁耐圧を向上させることができる。
【0032】図11は、本発明の第6実施例による半導
体圧力センサを示した概略平面図である。図11を参照
して、この第6実施例の半導体圧力センサでは、感圧抵
抗体4の長辺方向に沿って1本のライン状シード13を
配置している。図12は、図11に示した第6実施例の
半導体圧力センサを示した全体平面図である。図12を
参照して、このように感圧抵抗体4の長辺の片側にライ
ン状シード13を設ける場合には、感圧抵抗体4の長辺
に対してすべて同じ側にライン状シード13を配置する
必要がある。これは、ライン状シード13を用いてレー
ザ再結晶化を行なう際に、レーザ光の走査方向が一方向
であることに対応させるためである。したがって、この
ように感圧抵抗体4の長辺の片側にのみシードを設けて
いる場合には、図5および図6に示した第3および第4
実施例のドットシード3の場合にも各々の感圧抵抗体4
の同一側にドットシード3を配置する必要がある。
【0033】図13は、本発明の第7実施例による半導
体圧力センサを示した概略平面図である。図13を参照
して、この第7実施例では、感圧抵抗体4の長辺および
短辺方向に沿ってL字状にライン状シード13を配置し
ている。このように構成することによって、図6に示し
た第4実施例の半導体圧力センサと同様の効果を得るこ
とができる。すなわち、ライン状シード13を種結晶と
してレーザ再結晶化を行なう際に、レーザ光を感圧抵抗
体4の長辺方向に沿って送る距離を短くすることができ
る。これにより、レーザ照射時間を短くすることができ
工程の短縮化を図ることができる。なお、この第7実施
例のL字状のライン状シード13を配置する場合にも、
図11に示した第6実施例と同様に感圧抵抗体4の同一
側に配置する必要がある。
【0034】図14は、本発明の第8実施例による半導
体圧力センサを示した断面構造図である。図14を参照
して、この第8実施例の半導体圧力センサは、単結晶シ
リコン基板21と、単結晶シリコン基板21の主表面上
の所定領域に形成された1.0μm程度の厚みを有する
熱酸化法によって形成したシリコン酸化膜22と、単結
晶シリコン基板21の主表面上のシリコン酸化膜22が
形成されない領域に形成されたシード領域(種結晶領
域)23と、シリコン酸化膜22上の所定領域に形成さ
れたピエゾ特性を有する感圧抵抗体24と、感圧抵抗体
24を取り囲むようにシード領域23およびシリコン酸
化膜22上に形成された1.0μm程度の厚みを有する
LOCOS酸化膜29と、感圧抵抗体24およびLOC
OS酸化膜29上に形成され、感圧抵抗体24上の所定
領域にコンタクトホール26を有する0.6μm程度の
厚みを有するシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜25
と、コンタクトホール26を介して感圧抵抗体24に電
気的に接続されるとともに層間絶縁膜25上に沿って延
びるように形成された配線層27と、配線層27および
層間絶縁膜25を覆うように形成されたプラズマ窒化膜
またはシリコン酸化膜からなる保護膜30と、感圧抵抗
体24の下方に位置する単結晶シリコン基板21の裏面
側に形成されたダイヤフラム28とを備えている。
【0035】この第8実施例の半導体圧力センサでは、
シード領域23と配線層27との間にLOCOS酸化膜
29およびシリコン酸化膜25が介在されているので、
シード領域23と配線層27との平面位置が重なった場
合にもシード領域23と配線層27との間の距離が従来
に比べてLOCOS酸化膜29の厚み分(1.0μm)
だけ長くなる。これにより、従来に比べてシード領域2
3と配線層27との間の絶縁耐圧を向上させることがで
きる。また、LOCOS酸化膜29は、熱酸化法によっ
て形成されるのでCVD法によって形成されたシリコン
酸化膜25に比べて同じ厚みでも絶縁耐圧特性に優れ
る。この結果、LOCOS酸化膜29によってシード領
域23と配線層27との間の絶縁耐圧を著しく向上させ
ることができる。なお、この第8実施例ではシード領域
23と配線層27との平面位置が重なった場合を示した
が、シード領域23と配線層27とを前述した第1実施
例〜第7実施例のようにその平面位置が重ならないよう
に構成すれば、さらにシード領域23と配線層27との
絶縁耐圧を高めることができる。
【0036】図15〜図19は、図14に示した第8実
施例の半導体圧力センサの製造プロセスを説明するため
の断面構造図である。図14〜図19を参照して、次に
第8実施例の半導体圧力センサの製造方法について説明
する。
【0037】まず、図15に示すように、単結晶半導体
基板21の主表面上の所定領域に熱酸化法を用いてシリ
コン酸化膜22を形成する。このシリコン酸化膜22の
形成によってレーザ再結晶化時に種結晶となるシード領
域23も形成される。そして、レーザ再結晶化法を用い
てシード領域23からシリコン酸化膜22上に横方向に
単結晶を成長させることによって単結晶シリコン層24
aを形成する。
【0038】次に、図16に示すように、単結晶シリコ
ン層24a上の所定領域にシリコン酸化膜31およびシ
リコン窒化膜32を形成する。
【0039】次に、図17に示すように、シリコン酸化
膜31およびシリコン窒化膜32をマスクとしてLOC
OS法を用いて単結晶シリコン層24aを熱酸化するこ
とによってLOCOS酸化膜29を形成する。この後、
シリコン窒化膜32およびシリコン酸化膜31を除去す
る。
【0040】次に、図18に示すように、LOCOS酸
化膜29によって囲まれた単結晶シリコン層24a(図
17参照)に不純物を導入することによって感圧抵抗体
層24を形成する。
【0041】次に、図19に示すように、感圧抵抗体層
24およびLOCOS酸化膜29上にCVD法を用いて
0.6μm程度の厚みを有するシリコン酸化膜からなる
層間絶縁膜25を形成する。層間絶縁膜25の感圧抵抗
体層24上に位置する領域にコンタクトホール26を形
成する。
【0042】最後に、図14に示したように、感圧抵抗
体層24に電気的に接続するとともに層間絶縁膜25上
に沿って延びる配線層27を形成する。配線層27およ
び層間絶縁膜25を覆うようにプラズマ窒化膜またはシ
リコン酸化膜からなる保護膜30を形成する。そして、
単結晶シリコン基板1の裏面の所定領域にダイヤフラム
28を形成する。このように、この第8実施例の半導体
圧力センサの製造方法は、図26に説明した従来の半導
体圧力センサを製造する工程に、従来知られているLO
COS酸化膜29を形成する工程を付加するだけである
ので、容易に絶縁耐圧特性に優れた半導体圧力センサを
製造することができる。
【0043】図20は、本発明の第9実施例による半導
体圧力センサを示した全体平面図である。図21は、図
20に示した半導体圧力センサのX−Xにおける断面構
造図である。図20および図21を参照して、この第9
実施例の半導体圧力センサは、単結晶シリコン基板41
と、単結晶シリコン基板41の裏面側に形成されたダイ
ヤフラム48と、ダイヤフラム48が形成される領域の
上方に位置する単結晶シリコン基板41の主表面上に熱
酸化法を用いて形成された1.0μm程度の厚みを有す
るシリコン酸化膜42と、単結晶シリコン基板41の主
表面上のシリコン酸化膜42が形成されない領域でかつ
ダイヤフラム48が形成される領域の外側の領域に形成
されたドットシード43と、ダイヤフラム48の上方に
位置するシリコン酸化膜42上の所定領域に形成された
感圧抵抗体44と、感圧抵抗体44を覆うように形成さ
れ、感圧抵抗体44の上表面上にコンタクトホール46
を有する0.6μm程度の厚みのシリコン酸化膜からな
る層間絶縁膜45と、コンタクトホール46内で感圧抵
抗体44に電気的に接続されるとともに層間絶縁膜45
上に沿って延びるように形成された配線層47と、配線
層47および層間絶縁膜45を覆うように形成されたシ
リコン酸化膜またはプラズマ窒化膜からなる保護膜49
とを備えている。
【0044】この第9実施例では、ダイヤフラム48が
形成される領域の外側の領域にダイヤフラム48の外周
に沿うようにドットシード43を配置することによっ
て、ダイヤフラム48の形成時のエッチングによってド
ットシード43のシリコンが削られることはない。そし
て、シリコン酸化膜42をエッチングストッパとしてダ
イヤフラム48をエッチングすることができるので、均
一な薄膜のダイヤフラム48を形成することができる。
さらに、この第9実施例のドットシード43を第1実施
例〜第7実施例と同様にその平面位置が配線層47と重
ならないように配置することによって第1実施例〜第7
実施例と同様に配線層47とドットシード43との絶縁
耐圧を向上させることができる。なお、ドットシード4
3の代わりにライン状シードを用いてもよい。
【0045】図22は、本発明の第10実施例による半
導体圧力センサ装置を示した全体平面図である。図22
を参照して、この第10実施例では、配線層7の外側の
領域にドットシード43を配置している。このように構
成することによって、図21に示した第9実施例と同様
にダイヤフラム48の形成時のエッチングによってドッ
トシード43のシリコンがエッチングされることがなく
均一な薄膜のダイヤフラム48を形成することができ
る。それとともに、この第10実施例では、ドットシー
ド43と配線層47とが完全に分離されているため、配
線層47とドットシード43との間の絶縁耐圧を向上さ
せることができるという効果も奏する。なお、この第1
0実施例のドットシード43の代わりにライン状シード
を用いてもよい。
【0046】図23は、本発明の第11実施例による半
導体圧力センサを含む半導体ウエハを示した概略平面図
である。図24は、図23に示した半導体ウエハのA部
分の部分拡大図である。図23および図24を参照し
て、この第11実施例の半導体圧力センサは、半導体ウ
エハ50上に形成された複数の半導体圧力センサチップ
51間のダイシングライン52にドットシード53を配
置している。このように構成することによって、第9お
よび第10実施例と同様に、ダイヤフラム形成時にドッ
トシード53のシリコンがエッチングされることがな
く、均一な薄い厚みのダイヤフラムを形成することがで
きる。さらに、ドットシード53と配線層(図示せず)
とが完全に分離されているため、配線層とドットシード
53との絶縁耐圧を向上させることができる。さらに、
最終的に半導体圧力センサチップ51がダイシングされ
るときに同時にドットシード53も除去されるという効
果も奏する。なお、この第11実施例においてもドット
シード53の代わりにライン状シードを用いてもよい。
【0047】なお、上記した第1実施例〜第11実施例
では、レーザ再結晶化法を用いて形成したSOI構造の
半導体圧力センサについて説明したが、本発明はこれに
限らず、シード(種結晶)から絶縁層上に単結晶を横方
向に成長させるいわゆるラテラルシーディング法を用い
た手法であれば、EB(電子ビーム)再結晶化法やラテ
ラルエピタキシー法などを用いて形成されたSOI構造
の半導体圧力センサにも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る半導体圧力センサによれ
ば、種結晶領域が感圧抵抗体層を取り囲むように所定の
間隔を隔てて形成し、配線層の平面位置が隣接する種結
晶領域の間を通るように配線層を形成することにより、
配線層と種結晶領域との平面位置が重なるのが防止され
るので、種結晶領域と配線層との直線距離が従来に比べ
て長くなる。これにより、その長くなった分だけ配線層
と種結晶領域との間の絶縁耐圧を向上させることができ
る。この結果、配線層および感圧抵抗体層と、単結晶半
導体基板との絶縁耐圧を向上させることができる。
【0049】請求項2に係る半導体圧力センサによれ
ば、種結晶領域を感圧抵抗体層の周囲の所定領域に感圧
抵抗体層を取り囲まないように形成することにより、そ
の取り囲まれていない領域に感圧抵抗体層に電気的に接
続する配線層を配置することによって、種結晶領域と配
線層との平面位置が重なることがないとともに配線層と
種結晶領域との間隔を十分にとることができる。これに
より、種結晶領域と配線層との絶縁耐圧を著しく向上さ
せることができる。この結果、配線層および感圧抵抗体
層と、単結晶半導体基板との絶縁耐圧を向上させること
ができる。請求項3に係る半導体圧力センサによれば、
感圧抵抗体を取り囲むように種結晶領域と第1の絶縁層
との上に第2の絶縁層を形成し、その第2の絶縁層およ
び感圧抵抗体層上に第3の絶縁層を形成し、その第3絶
縁層上に感圧抵抗体層に電気的に接続する配線層を形成
することによって、配線層と種結晶領域との間には第1
の絶縁層および第2の絶縁層が介在されるので、従来と
比べて第2の絶縁層分だけ種結晶領域と配線層との間の
絶縁距離が長くなる。これにより、従来に比べて配線層
と種結晶領域との絶縁耐圧を向上させることができる。
この結果、配線層および感圧抵抗体層と、単結晶半導体
基板との絶縁耐圧を向上させることができる。
【0050】請求項4に係る半導体圧力センサによれ
ば、単結晶半導体基板のおもて表面のうち第1の絶縁層
が形成されない領域でかつダイヤフラムが形成される領
域の外側の領域に種結晶領域を形成することにより、ダ
イヤフラムを形成するときのエッチングによって種結晶
領域がエッチングされることがないとともに第1の絶縁
層がエッチングストッパになる。これにより、均一な薄
い厚みを有する高品質のダイヤフラムを形成することが
できる。この結果、高精度な半導体圧力センサを得るこ
とができる。
【0051】請求項5に係る半導体圧力センサの製造方
法によれば、単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に
第1の絶縁層を形成するとともに単結晶半導体基板の主
表面のうち第1の絶縁層が形成されない領域に種結晶領
域を形成し、種結晶領域から第1の絶縁層上に横方向に
単結晶を成長させることにより第1の絶縁層上に単結晶
層を形成し、その単結晶層の所定領域を熱酸化すること
によって第2の絶縁層を形成し、単結晶層の所定領域に
不純物を導入し、その不純物が導入された単結晶層およ
び第2の絶縁層上に第3の絶縁層を形成し、第3の絶縁
層上に配線層を形成することによって、配線層と種結晶
領域との間には第2の絶縁層と第3の絶縁層とが介在さ
れることになり、従来に比べて第2の絶縁層分だけ絶縁
耐圧が向上された半導体圧力センサを容易に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体圧力センサを示
した全体平面図である。
【図2】図1に示した第1実施例の半導体圧力センサの
C部分の部分拡大図である。
【図3】図1および図2に示した半導体圧力センサのX
−Xに沿った断面構造図である。
【図4】本発明の第2実施例による半導体圧力センサを
示した概略平面図である。
【図5】本発明の第3実施例による半導体圧力センサを
示した概略平面図である。
【図6】本発明の第4実施例による半導体圧力センサを
示した概略平面図である。
【図7】本発明に用いる反射防止膜ストライプを用いた
レーザ再結晶化法を説明するための概略平面図である。
【図8】図6に示した第4実施例のL字状のドットシー
ドを用いてレーザ再結晶化法によって単結晶を成長させ
る場合を示した概略平面図である。
【図9】感圧抵抗体4の長辺方向が<100>方向であ
る場合のレーザ再結晶化法による単結晶の成長プロセス
を説明するための概略平面図である。
【図10】本発明の第5実施例による半導体圧力センサ
を示した概略平面図である。
【図11】本発明の第6実施例による半導体圧力センサ
を示した概略平面図である。
【図12】図11に示した第6実施例の半導体圧力セン
サを示した全体平面図である。
【図13】本発明の第7実施例による半導体圧力センサ
を示した概略平面図である。
【図14】本発明の第8実施例による半導体圧力センサ
を示した断面構造図である。
【図15】図14に示した第8実施例の半導体圧力セン
サの製造プロセスの第1工程を説明するための断面構造
図である。
【図16】図14に示した第8実施例の半導体圧力セン
サの製造プロセスの第2工程を説明するための断面構造
図である。
【図17】図14に示した第8実施例の半導体圧力セン
サの製造プロセスの第3工程を説明するための断面構造
図である。
【図18】図14に示した第8実施例の半導体圧力セン
サの製造プロセスの第4工程を説明するための断面構造
図である。
【図19】図14に示した第8実施例の半導体圧力セン
サの製造プロセスの第5工程を説明するための断面構造
図である。
【図20】本発明の第9実施例の半導体圧力センサを示
した全体平面図である。
【図21】図20に示した第9実施例の半導体圧力セン
サのX−Xにおける断面構造図である。
【図22】本発明の第10実施例による半導体圧力セン
サを示した全体平面図である。
【図23】本発明の第11実施例による半導体圧力セン
サチップを含む半導体ウエハを示した平面図である。
【図24】図23に示した第11実施例の半導体圧力セ
ンサを含む半導体ウエハのA部分を示した部分拡大図で
ある。
【図25】従来の半導体圧力センサを示した全体平面図
である。
【図26】図25に示した従来の半導体圧力センサのX
−Xにおける断面構造図である。
【図27】図25に示した半導体圧力センサのA部分の
部分拡大図である。
【図28】従来の半導体圧力センサの問題点を説明する
ための断面構造図である。
【符号の説明】
1:単結晶シリコン基板 2:シリコン酸化膜 3:ドットシード 4:感圧抵抗体 5:層間絶縁膜(シリコン酸化膜) 6:コンタクトホール 7:配線層 8:ダイヤフラム 9:保護膜 10:反射防止膜ストライプ 13:ライン状シード 23:シード領域 27:配線層 43:シード領域 47:配線層 51:半導体圧力センサチップ 52:ダイシングライン 53:ドットシード なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する単結晶半導体基板と、 前記単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に形成され
    た第1の絶縁層と、 前記単結晶半導体基板の主表面のうち前記第1の絶縁層
    が形成されない領域に形成された複数の種結晶領域と、 前記種結晶領域から前記第1の絶縁層上に横方向に単結
    晶を成長させることにより形成した単結晶層からなり、
    前記第1の絶縁層上の所定領域に形成された感圧抵抗体
    層と、 前記感圧抵抗体層および前記第1の絶縁層を覆うように
    形成され、前記感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有す
    る第2の絶縁層と、 前記開口を介して前記感圧抵抗体層に電気的に接続され
    るとともに前記第2の絶縁層上に形成された配線層とを
    備え、 前記複数の種結晶領域は、前記感圧抵抗体層を取り囲む
    ように所定の間隔を隔てて形成されており、 前記配線層は、その平面位置が前記隣接する種結晶領域
    の間を通るように形成されている、半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】 主表面を有する単結晶半導体基板と、 前記単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に形成され
    た第1の絶縁層と、 前記単結晶半導体基板の主表面のうち前記第1の絶縁層
    が形成されない領域に形成された種結晶領域と、 前記種結晶領域から前記第1の絶縁層上に横方向に単結
    晶を成長させることにより形成した単結晶層からなり、
    前記第1の絶縁層上の所定領域に形成された感圧抵抗体
    層と、 前記感圧抵抗体層および前記第1の絶縁層を覆うように
    形成され、前記感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有す
    る第2の絶縁層と、 前記開口を介して前記感圧抵抗体層に電気的に接続され
    るとともに前記第2の絶縁層上に形成された配線層とを
    備え、 前記種結晶領域は、前記感圧抵抗体層の周囲の所定領域
    に前記感圧抵抗体層を取り囲まないように形成されてお
    り、 前記配線層は、前記種結晶領域によって取り囲まれてい
    ない領域に形成されている、半導体圧力センサ。
  3. 【請求項3】 主表面を有する単結晶半導体基板と、 前記単結晶半導体基板の主表面上の所定領域に形成され
    た第1の絶縁層と、 前記単結晶半導体基板の主表面のうち前記第1の絶縁層
    が形成されない領域に形成された種結晶領域と、 前記種結晶領域から前記第1の絶縁層上に横方向に単結
    晶を成長させることにより形成した単結晶層からなり、
    前記第1の絶縁層上の所定領域に形成された感圧抵抗体
    層と、 前記種結晶領域および前記第1の絶縁層上に、前記感圧
    抵抗体層を取り囲むように形成された第2の絶縁層と、 前記感圧抵抗体層および前記第2の絶縁層上に形成さ
    れ、前記感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有する第3
    の絶縁層と、 前記開口を介して前記感圧抵抗体層に電気的に接続され
    るとともに前記第3の絶縁層上に形成された配線層とを
    備えた、半導体圧力センサ。
  4. 【請求項4】 おもて表面とうら表面とを有する単結晶
    半導体基板と、 前記単結晶半導体基板のうら表面の所定領域に形成され
    たダイヤフラムと、 前記単結晶半導体基板のおもて表面上の、少なくとも前
    記ダイヤフラムが形成される領域上に形成された第1の
    絶縁層と、 前記単結晶半導体基板のおもて表面のうち前記第1の絶
    縁層が形成されない領域で、かつ前記ダイヤフラムが形
    成される領域の外側の領域に形成された種結晶領域と、 前記種結晶領域から前記第1の絶縁層上に横方向に単結
    晶を成長させることにより形成した単結晶層からなり、
    前記ダイヤフラムが形成される領域の上方に位置するよ
    うに前記第1の絶縁層上に形成された感圧抵抗体層と、 前記感圧抵抗体層および前記第1の絶縁層を覆うように
    形成され、前記感圧抵抗体層上の所定領域に開口を有す
    る第2の絶縁層と、 前記開口を介して前記感圧抵抗体層に電気的に接続され
    るとともに、前記第2の絶縁層上に形成された配線層と
    を備えた、半導体圧力センサ。
  5. 【請求項5】 単結晶半導体基板の主表面上の所定領域
    に第1の絶縁層を形成するとともに、前記単結晶半導体
    基板の主表面のうち前記第1の絶縁層が形成されない領
    域に種結晶領域を形成する工程と、 前記種結晶領域から前記第1の絶縁層上に横方向に単結
    晶を成長させることにより前記第1の絶縁層上に単結晶
    層を形成する工程と、 前記単結晶層の所定領域を熱酸化することによって第2
    の絶縁層を形成する工程と、 前記単結晶層の所定領域に不純物を導入する工程と、 前記第2の絶縁層および前記不純物が導入された単結晶
    層上に、前記不純物が導入された単結晶層上の所定領域
    に開口を有する第3の絶縁層を形成する工程と、 前記開口内で前記不純物が導入された単結晶層に電気的
    に接続するように、前記第3の絶縁層上に配線層を形成
    する工程とを備えた、半導体圧力センサの製造方法。
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