JPH0689607B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JPH0689607B2
JPH0689607B2 JP63263722A JP26372288A JPH0689607B2 JP H0689607 B2 JPH0689607 B2 JP H0689607B2 JP 63263722 A JP63263722 A JP 63263722A JP 26372288 A JP26372288 A JP 26372288A JP H0689607 B2 JPH0689607 B2 JP H0689607B2
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道明 尾上
幸雄 四方
正雄 福島
巧 大谷
公平 延命寺
忍 川口
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は立体駐車場に関するものである。
従来の技術 近年、大規模立体駐車場としては、パレット方式が主流
となっており、このパレット方式は、各階の駐車スペー
スすなわち駐車棚に自動車を出し入れするのにパレット
を介して行なうものであった。このパレット方式の場合
には、空パレットの搬送に時間がかかるため、連続した
入庫や出庫に待ち時間が長いという問題点があった。
この問題点を解決するため、本発明者等は特願昭63-226
035号で、駐車棚、走行台車、エレベータ装置に自動車
を受渡し自在なローラテーブルを配設した立体駐車場を
提案した。
発明が解決しようとする課題 ところが、第6図に示すように走行台車71は、両側に駐
車棚72が配設された中央空間部73を案内レール74に沿っ
て走行するため、走行台車71のローラテーブル75と、駐
車棚72のローラテーブル76とはそれぞれ駆動用モータ75
a,76aを別々に設けねばならず、その設備費が高くつく
のもであった。本発明は上記問題点を解決して、駆動用
モータの設置数を少なくでき、低コストとなる立体駐車
場を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の第1の手段は、各
駐車階の中央空間部に走行台車を配置するとともに、中
央空間部の両側に走行台車の走行方向に沿って駐車棚を
設け、これら駐車棚を複数個の駐車室に区分けするとと
もに、これら各駐車室の任意の一つを自動車用エレベー
ター装置の昇降台の昇降用空間となし、上記走行台車、
昇降空間を除いた各駐車室に対応する駐車棚およびエレ
ベーター装置の昇降台に、自動車を受渡し自在なコンベ
ヤテーブルを配置し、上記走行台車にコンベヤテーブル
の駆動部材を駆動する回転駆動装置を設け、上記走行台
車の端部に配設されて駐車棚に向かって出退可能な揺動
アームに、上記回転駆動装置に連動連結された伝動ギヤ
を設け、上記揺動アームを揺動させるジャッキを走行台
車に設け、上記駐車棚の各駐車室の端部に、走行台車の
伝動ギヤに噛合可能な受動ギヤを設け、この受動ギヤを
駐車室のコンベヤテーブルの駆動部材と連動連結し、上
記揺動アームと駐車室端部に、揺動アームの揺動により
伝動ギヤと受動ギヤとが正確に噛み合った時に互いに当
接しその導通状態を検出することにより伝動ギヤと受動
ギヤの噛み合い状態を検知するとともに、揺動アームの
揺動を停止するストッパおよびストッパ受けを設けたも
のである。
また第2の手段は、上記構成に加えて、上記ジャッキの
作動時間を検出するタイマーと揺動アームの突出位置を
検出する突出位置検出器とを具備し、所定時間内に突出
位置検出器が揺動アームの突出を検出できない場合に、
回転駆動装置を駆動して伝動ギヤを僅かに回転させる噛
合調整手段を設けたものである。
さらに第3の手段は、上記構成のコンベヤテーブルをロ
ーラテーブルとし、その駆動部材をローラとしたもので
ある。
作用 上記第1の構成において、走行台車を所定の駐車室に対
抗して停止させ、ジャッキにり揺動アームを揺動させて
伝動ギヤを駐車室側に突出させ、この伝動ギヤを受動ギ
ヤに噛合させて走行台車のコンベヤテーブルの駆動力を
駐車室のコンベヤテーブルの駆動部材に伝達することが
できるので、駐車のローラテーブルの駆動装置を省略す
ることができ、低コストに製造することができる。しか
も、伝動ギヤと受動ギヤの噛合をストッパとストッパ受
けとの接触による導通を検出して行うので、ギヤの噛み
合いを正確に検知できるとともに、伝動ギヤと受動ギヤ
とを常に一定位置で噛み合わせてバックラッシュを均一
に保つことができ、両ギヤを確実に噛み合わせてスムー
ズに動力伝達を行うことができる。したがって、摩擦ロ
ーラーを使用する従来例に比較して、滑りもなく、大重
量の車であっても正確に受渡しすることができる。
また第2の手段において、タイマーと突出位置検出器を
具備する噛合調整手段により、回転駆動装置を操作して
伝動ギヤを回転させ受動ギヤに迅速かつ確実に噛み合わ
せることができるとともに、これをストッパとストッパ
受けにより確認することができ、搬送台車のコンベヤテ
ーブルの駆動力を正確に駐車室のコンベヤテーブルに伝
達することができる。
実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第5図に基づいて説明す
る。
第5図において、1は立体駐車場で、その建屋内におけ
る各駐車場階2の中央空間部3には、所定方向に沿って
左右一対の案内レール4が配設されるとともに、この案
内レール4上を走行自在な走行台車5が設けられてい
る。また、各駐車階2の中央空間部3の両側には、走行
方向に沿って駐車棚6がそれぞれ設けられてろい、これ
ら各駐車棚6は複数個の駐車室7に区分けされるととも
に任意の駐車室7の一つが自動車用エレベータ装置8の
走行台9の昇降用空間とされている。そして、上記走行
台車5、走行用空間を除いた各駐車室7に対応する駐車
棚6およびエレベータ装置8の昇降台9上には、それぞ
れ自動車を受渡し自在なローラテーブル(コンベヤテー
ブル)11,12,13が配置され、また自動車を出入階例えば
1階のエレベータ装置8の出入口に対応する床部には、
自動車を昇降台9側との間で受渡し自在なベルト式搬出
後入装置14が設けられている。
ところで、上記各ローラテーブル11,12,13は、それぞれ
走行台車5の走行方向と直角方向で配置された前後一対
の架台(自動車の前輪および後輪に対応して配置され
る)15,16,17と、この架台15,16,17に走行方向と平行な
軸心回りで回転可能に支持された複数個のローラ18,19,
20と、これら各ローラ18,19,20の回転を連動させるため
の連結用チェーン21,22,23とを備え、エレベータ装置8
の昇降台9のローラテーブル13は、端部のローラ20Aが
回転駆動モータ24に連動連結されて駆動され、また第4
図に示すように、走行台車5のローラテーブル11は、一
方の端部のローラ18Aが走行台車5に配設された回転駆
動モータ25に連動連結されて駆動され、さらに駐車棚6
の駐車室7のローラテーブル12は、端部のローラ19Aが
走行台車5のローラテーブル11との間に連結可能に配設
された動力伝達装置26を介して走行台車5の回転駆動モ
ータ25に連動連結されて駆動される。
なお図示しないが、上記各ローラ18,19,20の外周面に
は、自動車を移動させる際に、滑りを防止するために、
例えば軸心に沿う線状突起が形成されている。また、上
記走行台車5上の例え前方の架台15の両側部には、自動
車の前輪を固定するための伝動式係止装置27が配置され
ている。この係止装置27は、前輪の前後に配置されたく
さび状の係止体28と、この係止体28を前輪側に向って移
動させる電動機(図示せず)とから構成されている。ま
た、走行台車5には、車輌有無確認センサー、車輌通過
確認センサー、車輌を定位置に導くためのセンサー、係
止装置27の動作確認センサーなどの他に、この走行台車
5を各駐車室7およびエレベータ装置8前で停止させる
ための各種センサーが設けられている。さらに、各駐車
室7に対応する駐車棚6上にも、車輌有無確認センサ
ー、車輌通過確認センサー、車輌を定位置に導くための
センサーなどが設けられている。
次に、走行台車5のローラテーブル11と駐車棚6のロー
ラテーブル12とを連結する動力伝達装置26について説明
する。
第1図,第2図に示すように、走行台車5の端部ローラ
18Aは回転軸31が架台15上の軸受32に回転自在に支持さ
れており、この回転軸31の一端部には回転駆動用モータ
25のスプロケット33に駆動用チエン34を介して連結され
た駆動スプロケット35が固定されるとともに、他端部に
は隣りのローラ18の連動スプロケット36に連結用チエン
21を介して連結される連動スプロケット36Aが固定され
る。また、この回転軸31の他端部には、走行台車5上で
軸受37に回転自在に支持された支持軸38が同一軸心上に
連続して連結される。この支持軸38には中間ギヤ39が固
定されるとともに、中間ギヤ39の両側に前後一対の揺動
アーム40が固定される。そして、この揺動アーム40間の
中間位置には、中間ギヤ39に噛合する幅広状の伝動ギヤ
が回転自在に取付けられ、一方の揺動アーム40の外面に
は、伝動ギヤ41の噛み合いを検知るために、伝動ギヤ41
と同軸状に、伝動ギヤ41のピッチ円と同径の円柱状で噛
み合い検出用のストッパ42が配設される。このストッパ
42は、可動接点となる導電体43が絶縁体44を介して絶縁
ボルト45により揺動アーム40に取付けられる。また、揺
動アーム40の先端部間には作動ピン46が連結され、この
作動ピン46には走行台車5に取付けられた電動スクリュ
ウジャッキ47の作動ロッド47aが連係される。48A,48Bは
後退位置検出用リミットスイッチおよび突出位置検出用
リミットスイッチ(突出位置検出器)で、作動部が揺動
アーム40に接触するように走行台車5に取付けられてい
る。
一方、駐車棚6の各駐車室7における端部ローラ19Aは
回転軸51が架台16上の軸受52に回転自在に支持されてお
り、この回転軸51の他端部には、隣りのローラ19の連動
スプロケット53に連動チエン22を介して連結される連動
スプロケット53Aが固定される。さらに、架台16上に軸
受54を介して回転自在に支持された受動軸55が同一軸心
上に連続して連結され、この受動軸55には、この駐車室
7に対抗して停止された走行台車5の伝動ギヤ41が噛合
可能な受動ギヤ56が固定される。また、この受動軸55の
近傍には、伝動ギヤ41の受動ギヤ56の噛み合いを検知す
るために、伝動ギヤ41と受動ギヤ56が正確に噛み合った
時に走行台車5のストッパ42が当接する受動ギヤ56のピ
ッチ円と同径の円板状ストッパ受け57が受動ギヤ56と同
軸上に配設される。このストッア受け57は固定接点とな
る導電体58が架台16上の軸受台59に絶縁ピン60を介して
支持されており、前記伝動ギヤ41と同軸上のストッパ42
が受動ギヤ56と同軸上のストッパ受け57に当接する位置
で揺動アーム40の揺動を停止させて、伝動ギヤ41と受動
ギヤ56とを常に一定位置で噛み合わせ、均一なバックラ
ッシュとなるように構成されている。ストッパ42の導電
体43にたとえばプラス電荷を帯電しておくとともに、ス
トッパ受け57の導電体58にマイナス電荷を帯電してお
き、当接により帯電電荷が削減したことを検出して伝動
ギヤ41と受動ギヤ56との噛み合いを調整する噛合調整手
段として、ジャッキ47の動作時間を計測するタイマー
(図示せず)が設けられており、一定時間内にリミット
スイッチ48Bのオン動作が確認できない場合、伝動ギヤ4
1と受動ギヤ56のギヤ歯が付き合わせ状態にあるのを解
消するために、ジャッキ47に内臓されたスリップクラッ
チをスリップさせた状態で、回転駆動用モータ25を僅か
に駆動して伝動ギヤ41を回転させ、これにより伝動ギヤ
41を受動ギヤ56に正確に噛み合わせることができる。
前記伝動ギヤ41および受動ギヤ56は、第3図に実線で示
すように、歯先のインボリュート曲線イが仮想線で示す
普通の歯車ロに比べて先細状のプラス転位ギヤが使用さ
れ、両ギヤ41,56が噛み合いやすく構成される。
次に、エレベータ装置8について説明する。このエレベ
ータ装置8は、昇降用空間内に立設されたフレーム(図
示せず)と、このフレーム内に昇降自在に配置されると
ともに自動車受渡し用ローラテーブル13を有する昇降台
9と、この昇降台9を昇降させるウインチドラム式の昇
降装置(図示しないがカウンターウエイト、落下棒思想
地、ダンパー装置などの必要な機器はすべて具備されて
いる)62とから構成されている。上記昇降台9上には、
車輌確認センサー、車輌通過確認センサー、車輌を定位
置に導くためのセンサーなどが設けられている。また、
このエレベータ装置8と搬出入装置14との間および搬出
入装置14と外部との間には、図示しないがスライディン
グドア(またはアコーディオンドア)が設けられるとと
もに、各種インターロック機構が設けられ安全が図られ
ている。さらに、搬出入装置14への自動車入口側には、
進入灯、誘導表示灯、車長チェックセンサー、車幅チェ
ックセンサー、車高チェックセンサー、各種表示板、入
庫カード券売機などが配置され、また自動車の出口側に
は、料金清算機、各種表示板が配置される。
なお、上各駐車階2の駐車棚6の下面には、落下物を受
けるためのグレーチングが設けられるとともに、外周に
はメンテナンス用通路が設けられている。
次に、自動車の入庫動作について説明する。
まず、進入路で所定時間の駐車カードを購入し、そして
搬出入装置14の入口部Aでこの駐車カードをカード読取
機に挿入する。このカード読取機でそのカードが適正な
ものであると判断されると、制御装置で入庫すべき駐車
室7が決定され、そして搬出入装置14のスライディング
ドアが開かれ、自動車を搬出入装置14に移動させた後、
運転者すなわち利用客が降車し、搬出入装置14の外側で
例えば入庫の押しボタンを押す。
すると、搬出入装置14のスライディングドアが閉った
後、エレベータ装置8側のスライディングドアが開き、
そして搬入出装置14およびローラテーブル13が作動して
自動車を昇降台9上に移動させる。
この後、スライディングドアが閉まると、昇降装置62に
より昇降台9が所定の駐車階2まで上昇される。そし
て、エレベータ装置8の前に来ている走行台車5上のロ
ーラテーブル11およびエレベータ装置8のローラテーブ
ル13を作動させて自動車を走行台車5上に移送する。こ
の後、走行台車5は入庫すべき駐車室7の前まで走行し
停止する。
そして、動力伝達装置26のジャッキ47を作動して揺動ア
ーム40を支持軸38を中心に揺動させ、伝動ギヤ41を駐車
室7側に突出させて駐車室7の受動ギヤ56と噛合させ
る。
この時、突出位置検出用リミットスイッチ48Bがオンさ
れたのを確認し、さらにストッパ42がストッパ受け57に
接触したのを、導電体43に電荷がなくなったことで検出
し、ジャッキ47の動作が停止され、回転駆動用モータ25
が駆動される。
ここで、ジャッキ47の指導時間はタイマーにより計測さ
れており、一定時間内にリミットスイッチ48Bのオン動
作が確認できない場合には、伝動ギヤ41と受動ギヤ56の
ギヤ歯が突き合わせ状態にあるので、ジャッキ47に内蔵
されたスリップクラッチをスリップさせた状態で、回転
駆動用モータ25を僅かに駆動して伝動ギヤ41を回転させ
る。すると、伝動ギヤ41が僅かに回転してギヤ歯が付き
合わせ状態から開放され、ジャッキ47のスリップクラッ
チがトルクを伝達しはじめて、伝動ギヤ41が再度突出さ
れる。タイマーの動作時間内にリミッスイッチ48Bがオ
ン動作すると、伝動ギヤ41が受動ギヤ56にうまく噛み合
ったと判断して、さらに伝動ギヤ41を突出させ、ストッ
パ42がストッパ受け57を検出した時点でジャッキ47の動
作を停止する。
そして回転駆動用モータ25により端部ローラ18Aおよび
ローラ18が回転されてローラテーブル11が駆動され、端
部ローラ18Aの回転時31および支持軸38を介して中間ギ
ヤ39および伝動ギヤ41が回転され、さらに伝動ギヤ41か
ら受動ギヤ56、受動軸55、回転軸51、端部ローラ19Aに
動力伝達されて駐車室7のローラテーブル12が駆動され
る。これにより走行台車5および駐車室7側の両ローラ
テーブル11,12が作動して自動車は所定の駐車室7に入
庫される。勿論、各スライディングドア、エレベータ装
置8、走行台車5、各ローラテーブル11,12,13および出
入装置14は駐車カードに基づいて制御装置により自動的
に制御されるものとする。また、走行台車5の走行時に
おいては、自動車の前輪が係止装置24によりしっかりと
固定されている。なお、入庫ボタンを押した利用客は、
入庫した駐車室7の番号が記録された駐車カードを受取
るだけでよく、上述した入庫作業はすべて自動的に行な
われる。
次に、出庫動作について説明する。
まず、搬出入装置14の出口部Bで駐車カードをカード読
取機に挿入すると、その内容が読取られて制御装置に送
られ、ここで出庫すべき駐車室7が判断されるとともに
料金が不足している場合には、その不足料金が利用客に
示される。そして、この不足料金が支払われると、出庫
作業が開始される。不足料金がない場合は、直ちに出庫
作業が開始される。すなわち、走行台車5が出庫すべき
駐車室7まで走行し、入庫作業と同様に、動力伝達装置
26の伝動ギヤ41と受動ギヤ56を連結して両ローラテーブ
ル11,12を連動し、走行台車5上に自動車を受取る。そ
して、エレベータ装置8の前まで走行した後、自動車を
昇降台9側に移送させ、次に出入階まで降下した後、自
動車を搬出入装置14の前後輪案内ローラ部31,32上に移
送させる。そして、利用客が自動車に乗り込み、出口側
に発進させればよい。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明の第1の構成によれば、走行
台車のコンベヤテーブルの動力を、ジャッキにより揺動
される揺動アームに設けた伝動ギヤと、駐車室側に設け
た受動ギヤにより、動力伝達することができるので、駐
車室のローラテーブルの駆動装置を省略することがで
き、低コストで製造することができる。しかも、伝動ギ
ヤと受動ギヤの噛み合いをストッパとストッパ受けの当
接による導通を検出して行うので、確実に噛み合いを検
知できるとともに、伝動ギヤと受動ギヤとを常に一定位
置で正確に噛み合わせることができ、伝動ギヤと受動ギ
ヤのバックラッシュを均一に保って噛み合いスムーズに
動力伝達を行うことができる。
また第2の構成によれば、上記効果に加えて、ジャッキ
の作動時間をタイマーにより検出させ、一定時間内に突
出位置検出器で確認できない場合には、伝動ギヤと受動
ギヤとが突き合わせ状態にあると判断して、噛合調整手
段により、回転駆動装置を操作して伝動ギヤを回転させ
ることにより、伝動ギヤを受動ギヤに迅速かつ正確に噛
み合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図およ
び第2図は動力伝達装置を示す斜視図および横断面図、
第3図は伝動ギヤおよび受動ギヤの説明図、第4図は走
行台車および駐車棚の平面図、第5図は立体駐車場の内
部を示す一部切欠斜視図、第6図は従来の立体駐車場の
内部を示す一部切欠斜視図である。 1……立体駐車場、2……駐車階、3……中央空間部、
4……案内レール、5……走行台車、6……駐車棚、7
……駐車室、8……エレベータ装置、9……昇降台、11
……ローラテーブル、12……ローラテーブル、18……ロ
ーラ、19……ローラ、26……動力伝達装置、38……支持
軸、39……中間ギヤ、40……揺動アーム、41……伝動ギ
ヤ、42……ストッパ、43……導電体、47……ジャッキ、
48A……リミットスイッチ、48B……リミットスイッチ、
56……受動ギヤ、57……ストッパ受け、58……導電体。
フロントページの続き (72)発明者 福島 正雄 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 大谷 巧 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 延命寺 公平 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 川口 忍 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−15773(JP,A) 特公 昭59−30872(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各駐車階の中央空間部に走行台車を配置す
    るとともに、中央空間部の両側に走行台車の走行方向に
    沿って駐車棚を設け、これら駐車棚を複数個の駐車室に
    区分けするとともに、これら各駐車室の任意の一つを自
    動車用エレベーター装置の昇降台の昇降用空間となし、 上記走行台車、昇降空間を除いた各駐車室に対応する駐
    車棚およびエレベーター装置の昇降台に、自動車を受渡
    し自在なコンベヤテーブルを配置し、 上記走行台車にコンベヤテーブルの駆動部材を駆動する
    回転駆動装置を設け、 上記走行台車の端部に配設されて駐車棚に向かって出退
    可能な揺動アームに、上記回転駆動装置に連動連結され
    た伝動ギヤを設け、上記揺動アームを揺動させるジャッ
    キを走行台車に設け、 上記駐車棚の各駐車室の端部に、走行台車の伝動ギヤに
    噛合可能な受動ギヤを設け、この受動ギヤを駐車室のコ
    ンベヤテーブルの駆動部材と連動連結し、 上記揺動アームと駐車室端部に、揺動アームの揺動によ
    り伝動ギヤと受動ギヤとが正確に噛み合った時に互いに
    当接しその導通状態を検出することにより伝動ギヤと受
    動ギヤの噛み合い状態を検知するとともに、揺動アーム
    の揺動を停止するストッパおよびストッパ受けを設けた ことを特徴とする立体駐車場。
  2. 【請求項2】各駐車階の中央空間部に走行台車を配置す
    るとともに、中央空間部の両側に走行台車の走行方向に
    沿って駐車棚を設け、これら駐車棚を複数個の駐車室に
    区分けするとともに、これら各駐車室の任意の一つを自
    動車用エレベーター装置の昇降台の昇降用空間となし、 上記走行台車、昇降空間を除いた各駐車室に対応する駐
    車棚およびエレベーター装置の昇降台に、自動車を受渡
    し自在なコンベヤテーブルを配置し、 上記走行台車にコンベヤテーブルの駆動部材を回転駆動
    する回転駆動装置を設け、 上記走行台車の端部に配設されて駐車棚に向かって出退
    可能な揺動アームに、上記回転駆動装置に連動連結され
    た伝動ギヤを設け、上記揺動アームを揺動させるジャッ
    キを走行台車に設け、 駐車棚の各駐車室の端部に、走行台車の伝動ギヤに噛合
    可能な受動ギヤを設け、この受動ギヤを駐車室のコンベ
    ヤテーブルの駆動部材と連動連結し、 上記揺動アームと駐車室端部に、揺動アームの揺動によ
    り伝動ギヤと受動ギヤとが正確に噛み合った時に互いに
    当接しその導通状態を検出することにより伝動ギヤと受
    動ギヤの噛み合い状態を検知するとともに、揺動アーム
    の揺動を停止するストッパおよびストッパ受けを設け、 上記ジャッキの作動時間を検出するタイマーと揺動アー
    ムの突出位置を検出する突出位置検出器とを具備し、所
    定時間内に突出位置検出器が揺動アームの突出を検出で
    きない場合に、回転駆動装置を駆動して伝動ギヤを僅か
    に回転させる噛合調整手段を設けた ことを特徴とする立体駐車場。
  3. 【請求項3】コンベヤテーブルをローラテーブルとし、
    その駆動部材をローラとしたことを特徴とする請求項1
    または2記載の立体駐車場。
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