JPH0689282A - 特定データ位置補正表示方法 - Google Patents

特定データ位置補正表示方法

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JPH0689282A
JPH0689282A JP4264343A JP26434392A JPH0689282A JP H0689282 A JPH0689282 A JP H0689282A JP 4264343 A JP4264343 A JP 4264343A JP 26434392 A JP26434392 A JP 26434392A JP H0689282 A JPH0689282 A JP H0689282A
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JP
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cell
coordinates
specific data
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central processing
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JP4264343A
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Yasuhisa Yamamoto
泰久 山本
Kimihito Okazaki
公仁 岡崎
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JustSystems Corp
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セル幅の変更やセルの挿入、削除等の操作に
対応して表示場所を変更することを可能にしたデータ位
置補正表示方法を提供する。 【構成】 セルを単位としてデータ処理を行う方法は情
報処理装置で実行されている。このときに、前記セルの
幅の変更、セルの挿入、削除等、セルの変更が必要なこ
とがある。このときに、データ位置補正表示方法が実行
されて、前記セルの変更の処理に移行し(ステップ10
0;Y)、まず変更後のセル座標の管理情報から斜線/
括弧等の特定データの始点・終点の座標を求める(ステ
ップ101〜S103)。その変更後の特定データの始
点・終点の座標を、表示のためのドット座標に変換する
(ステップ104)。この変換された後のドット座標で
もって、セルに付加する前記特定データをディスプレイ
上に表示することにより(ステップ106)、特定デー
タの表示場所を補正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルを単位としてデー
タ処理を実行する方法で使用するデータ位置補正表示方
法に関し、特に特定データの表示位置をセルの挿入ある
いは削除に伴って補正できる特定データ位置補正表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、表計算処理を行うソフトウェア
によりデータの処理を実行する場合、ある一定の最小単
位毎にデータ処理が行われるようになっており、この処
理の最小単位はセルと呼ばれている。この表計算のソフ
トウェアは、周知のとおり、パーソナルコンピュータや
ワードプロセッサ等の情報処理装置の普及にともなって
広く使用されている。
【0003】図7は、上述した情報処理装置の一般的な
構成を示すブロック図である。図7に示す情報処理装置
は、一般的に、各種のデータの処理や表計算等をする中
央処理装置1と、この中央処理装置1にデータ等を入力
するキーボード3と、前記中央処理装置1で処理した内
容を表示できるディスプレイ5と、前記中央処理装置1
からの印刷データを印刷するプリンタ7と、前記中央処
理装置1の外部記憶装置としてのフロッピィディスク装
置9とから構成されている。ところで、上述の中央処理
装置1で実行される表計算ソフトでは、図8に示すよう
に、添字11〜mnを付して表された各セル60を一つ
の単位としてデータ処理を行っている。そして、前記表
計算ソフトが中央処理装置1で処理され、複数のセル6
0、すなわち、セル6011,6012,6013,…6
1n、6011, 6021, 6031, …60m1,…60
mnが、ディスプレイ5上に行列状に展開されることによ
って表を形成することになる。
【0004】このような表計算ソフトにおいて処理単位
として使用される各セル60には、斜線61や括弧62
を付すことがある。これは、表計算ソフトで使用した資
料を実際に使用する場合、ワープロ感覚で作成するよう
にしたいためである。例えば、a)項目間の関連を表し
たいとき、b)項目と補足説明の関連を表したいとき、
c)項目とワープロで作成した資料との関連を表したい
とき、d)無効な項目を表したいときに、単位セル60
に斜線61や括弧62が必要になる。
【0005】図9、図10は、従来の表計算ソフトにお
いて使用される特定データ位置補正表示方法を示すフロ
ーチャートであり、このフローチャートは図7の中央処
理装置1で実行される。また、図9、図10のフローチ
ャートでは、セル幅の変更、行の挿入、行の削除、列の
挿入、または列の削除を実行する場合に、斜線/括弧か
らなる特定データの位置を補正し表示する動作について
説明している。
【0006】上記情報処理装置の中央処理装置1で表計
算ソフトを実行しているときに、セル60について変更
が必要となる場合がある。このとき、セル幅の変更であ
るときには(ステップ800;Y)、列単位に持つセル
幅の情報を変更する(ステップ801)。ついで、中央
処理装置1はディスプレイ5の画面をクリアする(ステ
ップ802)。次に、中央処理装置1で実行されるデー
タ位置補正表示方法には、斜線/括弧のセル座標と、そ
のセル座標からのドットオフセットが取得される(ステ
ップ803)。これは、始点セル座標とドットオフセッ
ト取得、終点セル座標のドットオフセットをそれぞれ取
得することを意味する。
【0007】そして、斜線/括弧のディスプレイ5の画
面上のドット座標が中央処理装置1で実行されるデータ
位置補正表示方法に取得される(ステップ804)。こ
れは、始点セル座標のドット座標変換、終点セル座標の
ドット座標変換後の処理を行うことである。その後、中
央処理装置1で実行される方法より、ディスプレイ5に
は、斜線/括弧の画面表示がなされることになり(ステ
ップ805)、この処理を終了する。また、セル幅の変
更ではなく(ステップ800;N)、現在表示されてい
るセルに行を挿入するときには(ステップ810;
Y)、まず中央処理装置1の制御下にディスプレイ5の
画面をクリアし(ステップ811)、次に挿入行分を加
えた位置に斜線/括弧の画面を表示し(ステップ81
2)、この処理を終了する。さらに、セル幅の変更では
なく(ステップ800;N)、行挿入ではなく(ステッ
プ810;N)、行削除の処理のときには(ステップ8
20;Y)、まず中央処理装置1の制御下にディスプレ
イ5の画面をクリアし(ステップ821)、次に削除行
分を削除した位置に斜線/括弧の画面を表示し(ステッ
プ822)、この処理を終了する。
【0008】また、セル幅の変更ではなく(ステップ8
00;N)、行挿入ではなく(ステップ810;N)、
行削除ではなく(ステップ820;N)、列挿入のとき
には(ステップ830;Y)、まず中央処理装置1の制
御下にディスプレイ5の画面をクリアし(ステップ83
1)、次に挿入列分を加えた位置に斜線/括弧の画面を
表示し(ステップ832)、この処理を終了する。最後
に、セル幅の変更ではなく(ステップ800;N)、行
挿入ではなく(ステップ810;N)、行削除ではなく
(ステップ820;N)、列挿入ではなく(ステップ8
30;N)、列削除の場合には(ステップ840;
Y)、中央処理装置1の制御下にディスプレイ5の画面
をクリアし(ステップ841)、次に削除列分を削除し
た位置に斜線/括弧の画面を表示し(ステップ84
2)、この処理を終了する。
【0009】このように従来の表計算ソフトでは、セル
に斜線を引く場合、あるいはセル幅を変更等して斜線を
弾き直す場合には、カーソルを使用して、画面上のドッ
ト単位で始点と終点の指定を行うものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、セルに斜線を引く場合、あるいはセル幅
を変更等して斜線を弾き直す場合には、カーソルで画面
のドット単位で始点と終点の指定を行う必要があった。
従って、多量に斜線を引き直す場合には、上記従来の方
法では、それらの変更に多量の時間が必要になり、しか
もデータが多い場合には修正が必要な斜線を探すのが大
変であるという欠点があった。さらに、上記従来方法で
は、始点・終の指定をドット単位で行うため、補正され
る斜線か補正されない斜線かのにつては、画面を見ただ
けでは容易に判定することができないという欠点があっ
た。
【0011】本発明は、上述した欠点を解消し、セル幅
の変更やセルの挿入、削除等の操作に対応して表示場所
を変更することを可能にしたデータ位置補正表示方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のデータ位置補正表示方法は、セルを単
位としてデータ処理を行う方法において、前記セル幅の
変更、セルの挿入、削除等セルの変更が必要なときに、
変更後のセル座標の管理情報から特定データの始点・終
点の座標を求め、その変更後の特定データの始点・終点
の座標を基にドット座標に変換し、この変換後のドット
座標によってセルに付加する特定データの表示場所を補
正することを特徴とするものである。ここで、前記特定
データの始点座標・終点座標は、セル幅の変更のときに
は、当該変更後のセルのセル座標から得ればよい。ま
た、前記特定データの始点座標・終点座標は、セルの挿
入の場合には、特定データの始点座標・終点座標からセ
ル挿入分の座標を加算することにより得ればよい。さら
に、前記特定データの始点座標・終点座標は、セルの削
除の場合には、特定データの始点座標・終点座標からセ
ル削除分の座標を減算することにより得ればよい。ま
た、前記セルの挿入、削除は、行または列で行えばよ
い。加えて、前記特定データは、斜線、括弧から構成す
ればよい。
【0013】
【作用】本発明の特定データ位置補正表示方法は、情報
処理装置の中央処理装置で実行される。そして、前記セ
ル幅の変更、セルの挿入、削除等セルの変更が必要なと
きに、セル幅の場合にはセル幅を変更した後のセルの座
標管理情報が得られている。また、セルの挿入、セルの
削除では、挿入または削除のセルの個数が分かっている
から、そのセル個数を加減算した後のセルの座標管理情
報が得られている。そこで、斜線や括弧等の特定データ
の始点、終点の座標について、前記変更後のセルの座標
から求めておく。ついで、この座標を実際のディスプレ
イ上に表示する際に必要なドット座標に変換し、その変
換後のドット座標で表示を行うようにしている。
【0014】
【実施例】以下本発明の特定データ位置補正表示方法に
おける好適な実施例について、図面を参照して詳細に説
明する。図1〜図6は本発明の実施例を説明するために
示す図である。ここで、図1、図2に表計算ソフトに使
用される特定データ位置補正表示方の実施例のフローチ
ャートを示し、図3及び図4にセル幅の変更するときの
画面の変化を示し、図5にセル挿入時の画面の変化を示
し,図6にセル削除の時の画面の変化を示す。なお、こ
の実施例でも図7に示す情報処理装置を使用し、この情
報処理装置において図1、図2に示すフローチャートが
実行される。また、図1、図2のフローチャートでは、
セル幅の変更、行の挿入、行の削除、列の挿入、または
列の削除を実行する場合に、斜線/括弧からなる特定デ
ータの位置を補正し表示する動作について説明する。
【0015】セル幅変更の動作1 上記情報処理装置の中央処理装置1で表計算ソフトを実
行しているときに、セルについて幅変更が必要となる場
合がある。すなわち、現在ディスプレイ5には、図3
(a)に示すように、複数のセルで構成されたセルブロ
ック600aが、斜線61aあるいは括弧62aを引か
れて表示されており、このセルブロック600aのセル
幅は“20”であるものとする。ここで、セル幅を変更
しようとするときには、セル幅変更の指令を与えると、
中央処理装置1は、本実施例の特定データ位置補正表示
方法が実行されて、セル幅変更の処理に移行する(ステ
ップ100;Y)。
【0016】ついで、中央処理装置1は、キーボード3
等から変更するセル幅のデータを、例えば“40”のよ
うに取得する。(ステップ101)。この実施例では、
列を256個と固定して各列のセル幅の情報を中央処理
装置1のメモリに確保してあるため、前述のようにセル
幅のデータ(“40”)を取得すると、列単位に持つセ
ル幅の情報を基にセル幅のデータを変更することができ
る。ついで、中央処理装置1はディスプレイ5の画面を
クリアする(ステップ102)。次に、中央処理装置1
では、セル幅のデータから斜線/括弧のセル座標を取得
する(ステップ103)。すなわち、このステップ10
3における処理では、変更されたセル幅の管理データを
基に、斜線/括弧を引くための開始点と終了点を示す、
始点セル座標と、終点セル座標とをそれぞれ取得してい
る。
【0017】ついで、中央処理装置1は、前記始点セル
座標と、終点セル座標を基に、斜線/括弧のディスプレ
イ5の画面上のドット座標を取得する(ステップ10
4)。このステップ104における処理では、始点セル
座標をドット座標に変換することと、終点セル座標をド
ット座標に変換することである。その後、中央処理装置
1で実行される方法より、ディスプレイ5には、図3
(b)に示すように、セルブロック600a′と、この
セルブロック600a′に斜線61a′あるいは括弧6
2a′が引かれた画面として表示されることになる(ス
テップ105)。その後に、上記処理を終了することに
なる。
【0018】セル幅変更の動作2 また、上記同様に、セルについてセル幅の変更が必要と
なる場合に、現在ディスプレイ5には、図4(a)に示
すようにセル幅“20”のセルブロック600bが斜線
61bあるいは括弧62bを引かれて表示されているも
のとする。ここで、セル幅“20”のセルブロック60
0bにおいて、セル幅“10”の部分をセル幅“30”
のものに変更しようとするセル幅変更の指令を与える
と、中央処理装置1は、本実施例の特定データ位置補正
表示方法を実行して、セル幅変更の処理に移行する(ス
テップ100;Y)。
【0019】ついで、中央処理装置1は、キーボード3
から変更するセル幅のデータを、例えば“10”を“3
0”に変更というように取得する。前述のようにセル幅
のデータ(“30”)を取得すると、前記記憶されてい
る各列のセル幅の情報を基に、列単位に持つセル幅の情
報を変更する(ステップ101)。ついで、中央処理装
置1はディスプレイ5の画面をクリアする(ステップ1
02)。次に、中央処理装置1は、前記変更後のセル幅
の管理データから、斜線/括弧のセル座標を取得する
(ステップ103)。このステップ103の処理では、
前記変更後のセル幅の管理データから、始点セル座標
と、終点セル座標とをそれぞれ取得している。
【0020】ついで、中央処理装置1は、前記始点セル
座標と、終点セル座標を基に、斜線/括弧のディスプレ
イ5の画面上のドット座標を取得する(ステップ10
4)。すなわち、このステップ104の処理では、始点
セル座標をドット座標に変換し、かつ終点セル座標をド
ット座標に変換することにより、ディスプレイ5の画面
上のドット座標を取得することができる。その後、中央
処理装置1より、ディスプレイ5には、図4(b)に示
すように、セルブロック600b′と、このセルブロッ
ク600b′に斜線61b′あるいは括弧62b′が引
かれた画面として表示される(ステップ105)。そし
て、この処理を終了する。
【0021】行挿入の動作 一方、ディスプレイ5の画面上に、図5(a)示すよう
にセルブロック600cが表示されているときに、行挿
入の指令が入力されると、本実施例の特定データ位置補
正表示方が中央処理装置1で実行される。すなわち、セ
ル幅の変更ではなく(ステップ100;N)、現在表示
されているセルに行を挿入する処理を実行するときには
(ステップ110;Y)、中央処理装置1は、まず現在
の斜線/括弧のセル座標、すなわち、現在の始点セル座
標を取得するとともに、終点セル座標を取得する(ステ
ップ111)。ついで、中央処理装置1は、前記始点セ
ル座標及び終点セル座標を基に、斜線/括弧のセル座標
の変換をする(ステップ112)。すなわち、挿入場所
以降の始点セル座標は挿入行分増加させ、挿入場所以降
の終点座標は挿入行分増加させる。これにより、セル6
0の表示場所を変更した際のセルの座標データ(管理デ
ータ)から、斜線/括弧の始点座標、終点座標を得られ
たことに相当する。
【0022】その後、中央処理装置1は、ディスプレイ
5の画面をクリアする(ステップ113)。ついで中央
処理装置1は、ステップ112で得られた斜線/括弧の
セル座標を取得する(ステップ114)。すなわち、こ
のステップ114の処理においては、前記ステップ11
2で取得した始点セル座標及び終点セル座標をそれぞれ
取得する。次に、中央処理装置1は、前のステップで取
得した始点セル座標と終点セル座標を基に、斜線/括弧
のディスプレイ5の画面上のドット座標を取得する(ス
テップ115)。これは、始点セル座標をドット座標に
変換し、かつ終点セル座標をドット座標に変換すること
により得ることができる。
【0023】その後、中央処理装置1は、ディスプレイ
5に、図5(b)に示すように、例えば1行分Lだけ下
方にずれて、セルブロック600c′と、このセルブロ
ック600c′に斜線61c′あるいは括弧62c′が
引かれた画面として表示できることになる(ステップ1
16)。以後、この処理を終了する。
【0024】行削除の動作 また、ディスプレイ5の画面上に、図6(a)示すよう
にセルブロック600dが表示されているときに、行削
除の指令が入力されると、本実施例の特定データ位置補
正表示方が中央処理装置1で実行される。すなわち、セ
ル幅の変更ではなく(ステップ100;N)、現在表示
されているセルに行を挿入する処理ではなく(ステップ
110;N)、現在表示されているセルから行を削除す
る処理の場合には(ステップ120;Y)、中央処理装
置1は、まず現在の斜線/括弧のセル座標、すなわち、
現在の始点セル座標を取得するとともに、終点セル座標
を取得する(ステップ121)。
【0025】ついで、中央処理装置1は、前記始点セル
座標及び終点セル座標を基に、変更後のセルに相当する
部分に表示可能にするために斜線/括弧のセル座標を変
換する(ステップ122)。これは、挿入場所以降の始
点セル座標は削除行分減少させ、挿入場所以降の終点座
標は削除行分減少させる。これにより、セル削除後のセ
ルの表示場所の座標データ(管理データ)が得られるこ
とになる。このため、この管理データから斜線/括弧の
座標を得ていることに相当する。その後、中央処理装置
1は、ディスプレイ5の画面をクリアし(ステップ12
3)、ついで中央処理装置1は、斜線/括弧のセル座標
を取得する(ステップ124)。すなわち、この処理ス
テップでは、前記ステップ122で取得したデータか
ら、始点セル座標及び終点セル座標を取得する。
【0026】次に、中央処理装置1は、前のステップで
取得した始点セル座標と終点セル座標を基に、斜線/括
弧のディスプレイ5の画面上のドット座標を取得する
(ステップ124)。これは、始点セル座標をドット座
標に変換し、かつ終点セル座標をドット座標に変換する
ことにより得ることができる。その後、中央処理装置1
は、ディスプレイ5に、図6(b)に示すように、例え
ば1行分Mだけ上方にずれて、セルブロック600d′
と、このセルブロック600d′に斜線61d′あるい
は括弧62d′が引かれた画面として表示できることに
なる(ステップ126)。以後、この処理を終了する。
【0027】列挿入の動作 また、ディスプレイ5の画面上に、セルが表示されてい
るときに、列挿入の指令が入力されると、本実施例の特
定データ位置補正表示方が中央処理装置1で実行され
る。すると、中央処理装置1では、セル幅の変更ではな
く(ステップ100;N)、現在表示されているセルに
行を挿入する処理ではなく(ステップ110;N)、現
在表示されているセルから行を削除する処理ではなく
(ステップ120;N)、現在表示されているセルに列
を挿入する処理である場合には(ステップ130;
Y)、列挿入の処理を実行して(ステップ131)、処
理を終了する。この場合には、「行」を「列」に変更す
る点だけが異なるだけであり、他の処理動作は上記「行
挿入」の処理動作と全く同一であるので、詳細な説明を
省略する。
【0028】列削除の動作 また、ディスプレイ5の画面上に、セルが表示されてい
るときに、列削除の指令が入力されると、本実施例の特
定データ位置補正表示方が中央処理装置1で実行され
る。すると、中央処理装置1では、セル幅の変更ではな
く(ステップ100;N)、現在表示されているセルに
行を挿入する処理ではなく(ステップ110;N)、現
在表示されているセルから行を削除する処理ではなく
(ステップ120;N)、現在表示されているセルに列
を挿入する処理ではなく(ステップ130;N)、また
現在表示されているセルから列を削除する処理の場合に
は(ステップ140;Y)、列削除の処理を実行して
(ステップ141)、処理を終了する。この場合には、
「行」を「列」に変更するだけが異なるだけであり、他
の処理動作は上記「行削除」の処理動作と全く同一であ
るので、詳細な説明を省略する。
【0029】上述したように本実施例の特定データ位置
補正表示方の実施例では、表計算ソフトでセル単位でデ
ータ処理を実行している場合に、セルの変更が必要なと
きに、それぞれ変更の種別を判別し、かつその変更の都
度、始点・終点の座標をセル幅等の管理情報を基に実際
に表示するドット座標として得て、これに基づいてディ
スプレイ5上に表示している。したがって、セル幅の変
更やセルの挿入、削除による変更に伴い、斜線、括弧の
表示場所が自動的に補正されたいるため、変更の都度、
斜線、括弧を変更する必要がなくなる。また、本実施例
の特定データ位置補正表示方によれば、矢印付きの斜線
や括弧の表示場所は、セルのデータと密接に関連してい
ることが多くあると考えられるため、変更の操作を大幅
に削減できる利点がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ル単位でデータ処理を実行するものにおいて、セルの変
更が必要なときに、その変更の都度、特定データの始点
・終点の座標をセル幅等の管理情報を基に実際に表示す
るドット座標として得て、これに基づいて表示している
ため、セル幅の変更やセルの挿入、削除による変更に伴
い、斜線、括弧の表示場所が自動的に補正され、かつ変
更の都度、斜線、括弧を変更する必要がなくなるという
効果がある。また、本発明によれば、上述した特定デー
タ位置補正表示方にすることにより、矢印付きの斜線や
括弧の表示場所がセルのデータと密接に関連しているこ
とから、変更の操作を大幅に削減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特定データ位置補正表示方における実
施例を示すフローチャートの一部である。
【図2】同上、フローチャートの他の一部である。
【図3】本発明の実施例で処理される画面の例を示す説
明図である。
【図4】本発明の実施例で処理される画面の例を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施例で処理される画面の例を示す説
明図である。
【図6】本発明の実施例で処理される画面の例を示す説
明図である。
【図7】本発明の実施例を処理する情報処理装置の例を
示すブロック図である。
【図8】セルの表示例を示す説明図である。
【図9】従来の処理方法を示すフローチャートの一部で
ある。
【図10】同上、フローチャートの他の一部である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 3 キーボード 5 ディスプレイ 7 プリンタ 9 フロッピィディスク装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルを単位としてデータ処理を行う方法
    において、 セル幅の変更、セルの挿入、削除等セルの変更が必要な
    ときに、変更後のセル座標の管理情報から特定データの
    始点・終点の座標を求め、 その変更後の特定データの始点・終点の座標を基にドッ
    ト座標に変換し、 この変換後のドット座標によってセルに付加する特定デ
    ータの表示場所を補正することを特徴とするデータ位置
    補正表示方法。
  2. 【請求項2】 前記特定データの始点座標・終点座標
    は、セル幅の変更のときには、当該変更後のセルのセル
    座標から得ることを特徴とする請求項1記載の特定デー
    タ位置補正表示方法。
  3. 【請求項3】 前記特定データの始点座標・終点座標
    は、セルの挿入の場合には、特定データの始点座標・終
    点座標からセル挿入分の座標を加算することにより得る
    ことを特徴とする請求項1記載の特定データ位置補正表
    示方法。
  4. 【請求項4】 前記特定データの始点座標・終点座標
    は、セルの削除の場合には、特定データの始点座標・終
    点座標からセル削除分の座標を減算することにより得る
    ことを特徴とする請求項1記載の特定データ位置補正表
    示方法。
JP4264343A 1992-09-07 1992-09-07 特定データ位置補正表示方法 Pending JPH0689282A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6146464A (en) * 1994-02-25 2000-11-14 Applied Materials, Inc. Susceptor for deposition apparatus
WO2002046921A1 (fr) * 2000-12-08 2002-06-13 Fujitsu Limited Procede et dispositif pour l'analyse de sequences

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