JPH05324634A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH05324634A
JPH05324634A JP13525892A JP13525892A JPH05324634A JP H05324634 A JPH05324634 A JP H05324634A JP 13525892 A JP13525892 A JP 13525892A JP 13525892 A JP13525892 A JP 13525892A JP H05324634 A JPH05324634 A JP H05324634A
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JP
Japan
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editing
command
function
editing function
executed
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Pending
Application number
JP13525892A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Murashima
義幸 村島
Ikuhiro Inoue
郁博 井上
Yasuhiro Nakajima
靖浩 中島
Hiroaki Suzuki
裕明 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書き入力を行う入力ペンを用いて文書の入
力と編集処理を行う文書編集装置において、実行しよう
とする編集機能を設定し、その後複数の指定された編集
対象領域に対して、その設定された編集機能を順次連続
的に実行させるようにすることによって、編集の入力操
作が簡単でかつ短時間に実行できるようにした文書編集
装置を提供する。 【構成】 入力した文書と複数の編集機能項目を表示す
る表示手段と、編集機能項目の中から実行する編集機能
を選択する編集機能選択手段と、選択された機能を前記
文書に対して実行させる対象領域を指定する編集領域指
定手段と、選択された編集機能を記憶する記憶手段と、
複数の指定された編集領域に対して、選択された編集機
能を順次連続的に実行させる編集制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書編集装置に関
し、さらに詳しくは手書き入力を行う入力ペンを用いて
文書の入力と編集処理を行う文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力による文書の入力およ
び編集を行う文書編集装置において入力ペンを用いて、
文字または図形を手書き入力したり、あらかじめ印刷さ
れた図形を指し示したりして、文字の大きさの変換やカ
ーソル移動等の編集機能を実行している。一般に図9に
示すように倍角、4倍角などの編集機能を選択するため
のコマンド名が書かれたコマンド領域がタブレットやC
RT画面上に貼りつけられたウインドパネルに割りつけ
られていることが多い。
【0003】ある編集機能コマンドを実行する場合に
は、コマンド領域にあるそのコマンドに対応する表示の
部分を入力ペンで押し示し、編集機能をまず確定し、次
にその編集機能を実行させる文字や領域を指定すること
により、確定した編集機能を実行している。また、編集
機能コマンドに対応したあらかじめ定められた記号(た
とえば−,○)を入力ペンで描くことにより、編集機能
を確定するものもある。編集機能コマンドの実行終了
後、続けて同じコマンドを他の文字や領域に対して実行
する場合には再度編集機能の確定操作を繰り返して行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
文書編集装置では編集機能コマンドを確定した後、編集
したい文字や領域を指定したときに、その文字や領域に
対して1回だけその編集機能が実行されるだけである。
したがって、次に続けて同じ編集機能を別の文字や領域
に対して実行させたい場合には、その編集機能のコマン
ドを確定する入力操作を再度入力ペンで行ってやる必要
がある。
【0005】このため、同じ編集機能を複数個の文字や
領域に対して実行する場合には、その複数個の回数だけ
その編集機能コマンドの確定をする入力操作、すなわ
ち、コマンド領域にあるその編集機能コマンドに対応す
る表示の部分を入力ペンで押し示す動作を複数回繰り返
す必要があり、入力が非常に面倒であり、編集に時間が
かかっていた。
【0006】通常、文章作成をする際に、まず文字入力
を行って、入力終了後にセンタリング、4倍角指定、ア
ンダーライン、全角変換などの書式やレイアウトの設定
・変更をまとめて行うことが多く、複数の編集対象に対
し同じ編集機能を適用させるという操作がきわめて多
い。
【0007】この発明は、以上のような事情を考慮して
なされたものであり、実行しようとする編集機能を一時
的に設定することによって、設定された編集機能を実行
させたい編集対象の文字や領域を指定する操作を入力ペ
ンで順次連続的に繰り返すだけで、一つの編集処理が実
行でき、同じ編集機能をそのつど設定する必要がなくな
り、編集の入力操作が簡単でかつ短時間に実行できる文
書編集装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、この発明の構成
を示すブロック図である。同図において、この発明は、
入力した文書と複数の編集機能項目を表示する表示手段
1と、編集機能項目の中から実行する機能を選択する編
集機能選択手段3と、選択された機能を前記文書に対し
て実行させる対象領域を指定する編集領域指定手段4
と、選択された編集機能を記憶する記憶手段2と、複数
の指定された編集領域に対して、選択された編集機能を
順次連続的に実行させる編集制御手段5を備えた文書編
集装置を提供するものである。
【0009】ここで、編集制御手段5としては、通常C
PUが用いられ、記憶手段2としてはROM、RAMが
用いられ、表示手段1としはLCDが用いられることが
多い。
【0010】
【作用】表示手段1に表示された編集機能選択領域の中
から実行しようとする編集機能を編集機能選択手段3に
よって選択する。この選択された機能は記憶手段2上
で、実行可能な状態に設定される。
【0011】次に、その選択された機能を実行させる対
象文字、または対象領域を編集領域指定手段4によって
指定する。そして、指定された対象文字又は対象領域に
対して、実行可能状態に設定された編集機能を実行す
る。実行可能状態に設定された編集機能は、次に新しく
編集機能が選択されるまでは有効であり、順次指定する
複数の対象文字又は対象領域すべてに対してその編集機
能が実行される。
【0012】このようにして、実行しようとするある1
つの編集機能を一時的に設定することによって、その
後、その編集機能を実行させようとする編集対象の文字
や領域を指定する操作を順次連続的に繰り返すだけで、
同じ編集機能をそのつど設定する必要がなく、編集の入
力操作が簡単でかつ短時間に実行できるようになる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
詳述する。なお、これによってこの発明が限定されるも
のではない。図2は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。同図において、CPU1は、文書編
集装置の入力、編集および表示の動作を制御するもので
ある。ROM2は、文書編集装置の制御を行わせるプロ
グラムや文書編集の各機能の処理内容等を格納してい
る。RAM3は、文書を編集する際に必要な各種データ
や、選択された編集機能および編集領域データを記憶し
ている。表示部5は、文書や編集機能などを表示するも
ので、RAMに記憶された文書データを表示データに変
換するための表示制御部4を通してCPU1に接続さ
れ、これには通常LCDが用いられる(以下表示部5を
LCDと呼ぶ)。
【0014】ペン部8は、手書きによって文字または編
集コマンド等を入力するものである(以下入力ペンと呼
ぶ)。LCD5の画面上には、横軸方向(X軸)、縦軸
方向(Y軸)の座標が割当てられており、ペン座標抽出
部7は入力ペン8で押された位置の座標値(X,Y)を
読み取るものである。タブレット制御部6は、ペン座標
抽出部7によって得られた入力位置座標(X,Y)をC
PU1へ送るためのものである。
【0015】LDC5には編集機能を選択するため編集
コマンド領域が表示され、編集コマンド領域は編集機能
ごとに対応するいくつかの小領域にあらかじめ細分化さ
れている。その小領域を入力ペン8で押し示すことによ
り、電気的にLDC5上のどの位置が押されたかを示す
位置座標がペン座標抽出部7によって得られ、この座標
がタブレット制御部6を通してCPU1に伝えられる。
【0016】このLCD5上の区切られた小領域のそれ
ぞれに対して、1つの編集機能が対応するようにあらか
じめ設定されているので、CPU1は、入力された位置
情報をもとに、選択された編集機能が何であるかを認識
し、この編集機能を今後実行するコマンドとしてRAM
3へ記憶する。
【0017】図3〜図6を用いて編集機能の選択と実行
について概略を説明する。まずLCD5上には通常、図
3のような表示がされており、“ペン”ボタンの部分を
入力ペン8で押さえることにより、図4のような文書を
編集する機能を示すコマンドの一覧表示がLCD5上に
表れる。このコマンド一覧の中から実行したい機能のコ
マンドを選択し、LCD5上に表示されているコマンド
の領域を入力ペン8で押さえることにより、次に実行さ
れる編集機能を確定する。
【0018】次に、選択したコマンドを適用しようとす
る対象文字、または文字列または文字領域を入力ペン8
によって指定すると、その直後にコマンドが処理されて
選択した編集機能が実行される。たとえば、図5におい
ては、“4倍角”のコマンドを選択し、その直後に処理
対象として「あいうえお」を指定した場合の編集例を示
している。この例では、図5(a)に示すように「あい
うえお」が入力ペン8で指定されると、図5(b)に示
すように、「あいうえお」が4倍角に変換される。
【0019】また、図6に“改行”コマンドを選択し、
その直後に処理対象として「か」を指定した場合の編集
例を示す。この例では、図6(a)に示すように、
「か」が入力ペン8で指定されると、図6(b)に示す
ように、「か」の前に「改行」が入力される。
【0020】図7,8に実施例の文書編集処理のフロー
チャートを示す。前記したような図3に示した“ペン”
ボタンを選択したときに、この文書編集処理がスタート
する。ステップS1においてRAM上の文書編集用のデ
ータをすべて初期化する。例えば実行すべきコマンドが
設定されているかどうかを判定するためのコマンドクフ
ラグCFをリセット状態“0”に設定したり、コマンド
を適用する回数を指示するコマンドカウンタCCを0に
設定したりする。
【0021】次に、編集コマンドの入力がされたかどう
かを判定する(ステップS2)。LCD5に表示された
編集機能を示すコマンド領域内の実行しようとするコマ
ンドの表示部分を入力ペン8で押すことにより、編集コ
マンドが入力される。詳しくは、実行しようとする編集
コマンドに対応するLCD5上での位置情報を示す
(X,Y)座標がペン座標抽出部7によって読み出され
タブレット制御部6からCPU1へ送られる。CPU
は、この位置情報が送られてくるかどうかをチェックす
ることにより、編集コマンドが入力されたかどうかを判
定する。
【0022】次に、ステップS3において、すでに設定
されている編集コマンドを解除し編集を終了するコマン
ドが入力されたかどうかの判定を行い、この解除コマン
ドが入力された場合は、コマンドフラグCFをリセット
状態“0”に設定し、文書編集処理を終了する(ステッ
プS4)。
【0023】解除コマンドでない編集コマンドが入力さ
れた場合は、CPUは編集コマンドをRAM上に記憶
し、さらにコマンドフラグCFをセット状態“1”に設
定し、次に実行すべき編集コマンドを確定する(ステッ
プS5)。
【0024】編集コマンドが入力されていない場合は、
コマンドフラグCFが“1”にセットされているかどう
かを判定する(ステップS6)。“1”にセットされて
いない場合は処理をステップS2に戻し、“1”にセッ
トされている場合は、編集コマンドを適用する編集対象
が指定されたかどうかを判定する(ステップS7)。編
集対象の指定がない場合は、処理をステップS2に戻
す。編集対象の指定がされた場合は、指定された編集対
象をRAMに記憶し(ステップS8)、その編集対象が
一文字であるか、文字列からなる領域であるかを判定す
る(ステップS9)。
【0025】指定された編集対象が一文字である場合に
は、コマンドカウンタCCを1にセットし(ステップS
10)、コマンド処理(ステップS11)に入る。指定
された編集対象が領域である場合には、選択されている
編集コマンドが領域指定可能コマンドであるかどうかを
判定する(ステップS12)。
【0026】領域指定可能コマンドでない場合は、エラ
ーとして編集処理を中断し終了する(ステップS1
3)。領域指定可能でないコマンドしては、改行、セン
タリング、右詰め、タブ、インデントおよびインデント
解除などがあり、これらのコマンドは編集対象として領
域が指定された場合には、実行することはできない。
【0027】領域指定可能コマンドである場合には、指
定された領域が半角数にして何文字分かを表わす領域数
をコマンドカウンタCCにセットし(ステップS1
4)、コマンド処理(ステップS11)に入る。コマン
ド処理において指定された一文字または領域に対して選
択された編集コマンドが実行された後、処理はステップ
S2へ戻る。
【0028】図8は、コマンド処理(ステップS11)
のフローを示している。まずコマンドカウンタCCが0
になっていないかどうか判定する(ステップS20)。
CCが0になっている場合は、コマンド処理を終了す
る。CCが正の整数である場合は、選択された編集コマ
ンドの解析と実行を行う(ステップS21)。すなわ
ち、選択されたコマンドが何であるかを判定するための
コマンド振分けを行い(ステップS23)、それぞれの
コマンドに対応する処理、たとえばスペースを文字間に
入れるスペース処理(ステップS24)、指定された文
字を倍角にする倍角処理(ステップS25)、指定され
た位置で改行をする改行処理(ステップS26)を行
う。
【0029】コマンド解析・実行が終了した後、コマン
ドカウンタCCから1を引き(ステップS22)、処理
をS20へ戻し、コマンドカウンタが0になるまで、す
なわち、指定された領域数だけコマンドの実行を行う。
【0030】以上のように、図7,8に示した文書編集
フローに従えば、1つの編集コマンドを設定後、編集対
象領域を順次連続的に指定していくだけでその編集コマ
ンドを実行することができ、同じ編集コマンドをそのつ
ど入力する必要がなくなる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、実行しようとする編
集機能を設定し、複数の指定された編集の対象文字又は
対象領域に対して、設定された編集機能を順次連続的に
実行させるようにしているので、同じ編集機能をそのつ
ど入力する必要がなく、編集の入力操作が簡単でかつ短
時間に実行できる。また、別の編集機能が新たに設定さ
れるまでは、設定されている編集機能が指定された編集
領域に対して連続的に適用できるので、複数の編集領域
を指定後、一度に設定された編集機能の処理を複数の編
集領域すべてに対して実行させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明の一実施例における入力メニュー表示
の説明図である。
【図4】この発明の一実施例における編集コマンド一覧
表示の説明図である。
【図5】この発明において4倍角の編集コマンド実施例
の説明図である。
【図6】この発明において、改行の編集コマンド実施例
の説明図である。
【図7】この発明の文書編集処理のフローチャートであ
る。
【図8】この発明のコマンド処理のフローチャートであ
る。
【図9】従来の編集機能の説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 表示制御部 5 表示部 6 タブレット制御部 7 ペン座標抽出部 8 ペン部
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した文書と複数の編集機能項目を表
    示する表示手段と、編集機能項目の中から実行する編集
    機能を選択する編集機能選択手段と、選択された機能を
    前記文書に対して実行させる対象領域を指定する編集領
    域指定手段と、選択された編集機能を記憶する記憶手段
    と、複数の指定された編集領域に対して、選択された編
    集機能を順次連続的に実行させる編集制御手段を備えた
    文書編集装置。
JP13525892A 1992-05-27 1992-05-27 文書編集装置 Pending JPH05324634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13525892A JPH05324634A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 文書編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13525892A JPH05324634A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 文書編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05324634A true JPH05324634A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15147505

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13525892A Pending JPH05324634A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 文書編集装置

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