JPH07121584A - 寸法情報作成方法 - Google Patents

寸法情報作成方法

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JPH07121584A
JPH07121584A JP5290074A JP29007493A JPH07121584A JP H07121584 A JPH07121584 A JP H07121584A JP 5290074 A JP5290074 A JP 5290074A JP 29007493 A JP29007493 A JP 29007493A JP H07121584 A JPH07121584 A JP H07121584A
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JP
Japan
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Prior art date
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Pending
Application number
JP5290074A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nogawa
悟 野川
Hideaki Orui
英明 大類
Hidetoshi Miyagi
秀年 宮城
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07121584A publication Critical patent/JPH07121584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法情報記入時の手間を省き、作業能率を向
上させる。 【構成】 寸法値に付加する記号、文字等の付加情報を
予め設定するための設定画面を表示すると共に、この表
示された設定画面に従って付加情報を設定する(S
1)。次に図面データ中の寸法表示すべき箇所を指定す
る(S2)。このステップで指定された箇所の表示寸法
値を算出する(S3)。そして、このステップで算出さ
れた表示寸法値にS1で設定された付加情報を付加して
寸法表示すべき箇所に表示する(S4)。付加情報は、
一度設定すれば繰り返し使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステム等にお
いて、寸法線に記入される寸法値及びその付加情報から
なる寸法情報を作成する際の寸法情報作成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CADシステムでは、図面中の任意の部
分に寸法を記入することが頻繁に行われる。従来のCA
Dシステムの中には、図面データ中の座標データや半径
データ等を使用して指定箇所の実寸法を算出し、図面デ
ータ中に記入する自動寸法記入機能を備えたものも開発
されている。一方、寸法線には、寸法値の他に半径を示
すR、直径を示すφ等の記号や、公差、加工条件等の付
加情報が付加されることが多い。従来、これらの付加情
報は、寸法値の前後に文字入力操作によって追加するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の寸法情
報作成方法では、寸法値に付加される付加情報の入力の
ために文字入力操作を頻繁に繰り返す必要がある。特
に、これらの付加情報の挿入操作は、φ、□等の特殊な
記号の入力や、公差表示のための上付き指定、下付き指
定、重ね書き指定等、面倒な入力操作を伴うため、寸法
情報記入操作が煩雑であるという問題点がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、寸法情報記入時の手間を省き、作業
能率を向上させることができる寸法情報作成方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る寸法情報作
成方法は、寸法値に付加する記号、文字等の付加情報を
予め設定するための設定画面を表示すると共に、この表
示された設定画面に従って前記付加情報を設定するステ
ップと、図面データ中の寸法表示すべき箇所を指定する
ステップと、このステップで指定された箇所の表示寸法
値を算出するステップと、このステップで算出された表
示寸法値に前記設定された付加情報を付加して前記寸法
表示すべき箇所に表示するステップとを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、寸法値に付加する記号、文字
等の付加情報を予め設定するための設定画面を表示し
て、この設定画面に従って付加情報を設定することがで
き、しかも一度付加情報を設定しておけば、自動寸法記
入の際に、その算出された表示寸法の前後に上記設定さ
れた付加情報が付加されるので、付加情報の記入操作が
不要となり、図面の作成作業の効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は、本発明の実施例に係る寸法
情報作成方法を実現するためのCADシステムの機能ブ
ロック図である。このシステムは、入力装置1、CAD
処理部2、要素データベース3、ポイントデータベース
4及び表示装置5により構成されている。入力装置1
は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等
から構成され、寸法表示すべき箇所を特定したり、表示
装置5に表示された寸法情報設定用ダイアログメニュー
に対して種々の設定値を設定するためのものである。C
AD処理部2は、入力装置1から入力される情報を解釈
して表示装置5上に所定の図面を作成したり、指定箇所
の表示寸法の計算や寸法値に付加される付加情報の設定
処理等を実行する。このCAD処理部2は、主制御部1
1、測定対象データ抽出部12、表示寸法算出部13、
寸法情報記憶部14及び表示制御部15を備えて構成さ
れている。
【0008】主制御部11は、入力装置1を介して入力
される各種コマンドを解釈して、要素データベース3や
ポイントデータベース4の内容を書き換えたり、表示制
御部15を制御して寸法情報設定処理を実行するほか、
コマンドの解釈結果に応じて各部を制御する。測定対象
データ抽出部12は、主制御部11の制御に基づいて寸
法表示の対象となる半径、直径等の要素データやポイン
トの座標値等を要素データベース3及びポイントデータ
ベース4から抽出する。表示寸法算出部13は、自動計
測値モードにおいて、測定対象データ抽出部12で抽出
された座標値等に基づいて表示寸法値を算出する。寸法
情報記憶部14は、寸法情報設定処理で設定された寸法
情報を記憶する。表示制御部15は、主制御部11で生
成される寸法線及び寸法補助線と共に、寸法情報記憶部
14に記憶されている付加情報を寸法値に追加した寸法
情報を表示する制御を実行する。
【0009】要素データベース3及びポイントデータベ
ース4は、図2に示すような構成となっている。即ち、
要素データベース3は、作成された図面を構成する図形
要素を登録するデータベースで、要素名及びデータから
構成されている。要素名には、個々の直線要素、曲線要
素等を特定する名前が格納される。データには、両端点
を示すデータ(直線)や中心点、長径、短径(円及び楕
円)等を示すデータが格納される。点のデータには、ポ
イントデータベース4へのインデックスが格納され、そ
の点のxy座標は、ポイントデータベース4に格納され
る。
【0010】次に、このシステムの寸法記入時の操作方
法及び動作について説明する。入力装置1を操作してシ
ステムを寸法情報の設定モードにすると、主制御部11
は、寸法情報記憶部14に記憶された情報に基づき、表
示制御部15を制御して、表示装置5に寸法情報設定用
のダイアログメニューを表示させる。
【0011】図3は、このダイアログメニューの一例を
示す図である。図中○で示すエリアは、一つしか選択す
るとこができないラジオボタン、□で示すエリアは、2
つ以上の選択が可能なチェックボタンである。このダイ
アログメニューでは、ラジオボタンの選択により、自動
計測値モード、変更値入力モード、破断図形モードの3
つのモードを選択することができる。自動計測値モード
では、要素データベース3及びポイントデータベース4
からの座標情報に基づき表示寸法算出部13で算出され
た寸法値が自動記入される。変更値入力モードでは、表
示された寸法値を任意の寸法値に変更することができ
る。破断図形モードでは、図形の一部が破断線等によっ
て省略表記され、表記された部分の実寸法と表示寸法と
が一致しない場合に、表示寸法算出部13で所定のオフ
セット値を加算して得られた寸法値が自動記入される。
また、図面の一部を拡大又は縮小して寸法記入を行う場
合の尺度変更機能については、ダイアログメニューから
指示可能にしても良いし、初期値として設定できるよう
にしても良い。
【0012】R,φ,C,□で示す記号は、夫々半径寸
法、直径寸法、面取り寸法、角柱寸法の表示であること
を示す記号で、通常、寸法値の前に付加される。“(”
及び“)”は、寸法表示を括弧でくくる場合に使用され
る。チェックボタン22及び23は、夫々寸法値の前後
に任意のテキストを付加する場合に用いられ、これらの
テキストは、必要に応じて登録文字としてプルダウンメ
ニューに登録することができる。“公差”、“はめ合”
は、公差スタイル及びはめ合スタイルを夫々設定するも
ので、これらのスタイルは、プルダウンメニューに登録
することができる。
【0013】これらの記号、文字等、寸法値等は、例え
ば図4に示すような配列順序となるように決められてい
る。これら寸法表記のいくつかの典型的な書式は、図5
に示されている。ここでVは長さ寸法値、Deg,Dms
は、角度寸法値の記入位置を夫々示しており、Tは任意
のテキストの記入位置を示している。頻繁に使用される
寸法書式については、図3のダイアログメニューの中の
“書式スタイル”で示すプルダウンメニューに登録して
おく。また、現在、生成されている寸法情報は、メイン
エリア24に表示されるようになっている。
【0014】次に、このシステムの自動計測値モードで
の寸法記入操作について説明する。図6は、操作及び処
理の流れを示すフローチャートである。先ず、寸法値に
付加される付加情報を設定する(S1)。これは、寸法
情報設定用のダイアログメニューを使用して行われる。
例えば、図3に示すように、寸法値として自動計測値モ
ードを選択し、寸法値に付加される付加情報として
“φ”、公差“+0”,“−0.1”を選択する。
【0015】次に、入力装置1を使用してシステムを寸
法記入モードにすると、寸法表示箇所の指定処理が起動
される(S2)。即ち、図7に示すように、表示装置5
に“1点目を指示して下さい。”とメッセージが表示さ
れるので、入力装置1を使用してカーソル21を寸法表
示の対象となる箇所の一端側に移動させ、1点目を指示
する。次に、図8に示すように、表示装置5に“2点目
を指示して下さい。”というメッセージが表示されるの
で、1点目と同様に入力装置1を操作してカーソル21
を寸法表示の対象となる箇所の他端側に移動させ、2点
目を指示する。続いて、図9に示すように、表示装置5
にカーソルバー31が表示されると共に、“寸法線の位
置を指示して下さい。”というメッセージが表示される
ので、入力装置1の操作を操作してカーソルバー31を
寸法表示位置まで移動させる。
【0016】このようにして寸法表示箇所の指定がなさ
れると、測定対象データ抽出部12が要素データベース
3及びポイントデータベース4から指定点のX座標値等
の必要なデータを抽出し、表示寸法算出部13が上記デ
ータに基づいて実寸法を算出する(S3)。その結果、
図10に示すように、算出された実寸法を含む寸法表示
がなされることになる(S4)。表示寸法情報には、図
3で示す寸法情報設定用のダイアログメニューで設定さ
れた記号“φ”や公差表示が付加されている。以後、同
様の操作を繰り返すことにより、図11及び図12に示
すように、上記と同様の寸法表示書式で寸法情報が表示
されることになる。このため、一つ一つの寸法値に付加
情報を手入力により付加するという作業は不要になる。
【0017】ここで、もし、寸法値を変更したい場合に
は、図13に示すような寸法値変更用のダイアログメニ
ューを表示させる。ここで、例えば自動計測値モードで
得られた“R100”という寸法情報を“R200”に
変更する場合、まず、変更値入力のエリアをヒットし
て、“200”という数値を入力する。次に、変更値入
力のラジオボタンをヒットし、確認のボタンをヒットす
る。これにより、メインエリア24には“R200”が
表示されるので、これを確認したら、了解のボタンをヒ
ットする。
【0018】寸法情報“100”を“φ100±0.1 ”
に変更する場合には、図14に示すように、“書式スタ
イル”の欄をヒットし、プルダウンメニューから“φV
±”を選択する。これにより、“φ”及び自動計測値の
ラジオボタンが点灯し、公差のチェックボタンが点灯す
る。次に、公差の“+”エリア及び“−”エリアをヒッ
トし、それぞれ“0.1”と入力するか、又は“公差ス
タイル”のプルダウンメニューに“±0.1”があれ
ば、それを選択する。そして、確認ボタンをヒットする
と、メインエリア24には、“φ100±0.1 ”が表示
されるので、これを確認したら、了解のボタンをヒット
する。
【0019】また、寸法情報“100”を“20×5
(=100)”に変更する場合には、図15に示すよう
に、前部のテキストの入力エリア25をヒットし、“2
0×5(=”をテキストとして入力すると共に、後部の
“)”のチェックボタンヒットする。次に確認ボタンを
ヒットすると、メインエリア24には、“20×5(=
100)”が表示されるので、これを確認したら、了解
のボタンをヒットする。
【0020】このように、本実施例によれば、寸法情報
の記入、変更が容易で作業能率を大幅に向上させること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、寸
法値に付加する記号、文字等の付加情報を予め設定する
ための設定画面を表示して、この設定画面に従って付加
情報を設定することができ、しかも一度付加情報を設定
しておけば、自動寸法記入の際に、その算出された表示
寸法の前後に上記設定された付加情報が付加されるの
で、付加情報の記入操作が不要となり、図面の作成作業
の効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るCADシステムの機能
ブロック図である。
【図2】 同システムにおける要素データベース及びポ
イントデータベースの構造を示す図である。
【図3】 同システムにおける寸法情報設定用のダイア
ログメニューを示す図である。
【図4】 寸法情報の配列順序を説明するための図であ
る。
【図5】 寸法情報の代表的書式を示す図である。
【図6】 自動計測値モードでの寸法記入操作のフロー
チャートである。
【図7】 同システムにおける寸法記入時の表示画面を
示す図である。
【図8】 同システムにおける寸法記入時の表示画面を
示す図である。
【図9】 同システムにおける寸法記入時の表示画面を
示す図である。
【図10】 同システムにおける寸法記入時の表示画面
を示す図である。
【図11】 同システムにおける寸法記入時の表示画面
を示す図である。
【図12】 同システムにおける寸法記入時の表示画面
を示す図である。
【図13】 同システムにおける寸法情報変更用のダイ
アログメニューと寸法情報変更の一例を示す図である。
【図14】 同システムにおける寸法情報変更用のダイ
アログメニューと寸法情報変更の他の例を示す図であ
る。
【図15】 同システムにおける寸法情報変更用のダイ
アログメニューと寸法情報変更の更に他の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…入力装置、2…CAD処理部、3…要素データベー
ス、4…ポイントデータベース、5…表示装置、11…
主制御部、12…測定対象データ抽出部、13…表示寸
法算出部、14…寸法情報記憶部、15…表示制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寸法値に付加する記号、文字等の付加情
    報を予め設定するための設定画面を表示すると共に、こ
    の表示された設定画面に従って前記付加情報を設定する
    ステップと、 図面データ中の寸法表示すべき箇所を指定するステップ
    と、 このステップで指定された箇所の表示寸法値を算出する
    ステップと、 このステップで算出された表示寸法値に前記設定された
    付加情報を付加して前記寸法表示すべき箇所に表示する
    ステップとを備えたことを特徴とする寸法情報作成方
    法。
JP5290074A 1993-10-26 1993-10-26 寸法情報作成方法 Pending JPH07121584A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5290074A JPH07121584A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 寸法情報作成方法

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JP5290074A JPH07121584A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 寸法情報作成方法

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JPH07121584A true JPH07121584A (ja) 1995-05-12

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ID=17751461

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JP5290074A Pending JPH07121584A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 寸法情報作成方法

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JP (1) JPH07121584A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6830167B1 (ja) * 2020-01-29 2021-02-17 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 検査支援装置、検査支援システム、及び検査支援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6830167B1 (ja) * 2020-01-29 2021-02-17 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 検査支援装置、検査支援システム、及び検査支援方法

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