JPH06236365A - 文書作成装置及び書式設定方法 - Google Patents
文書作成装置及び書式設定方法Info
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- JPH06236365A JPH06236365A JP5019164A JP1916493A JPH06236365A JP H06236365 A JPH06236365 A JP H06236365A JP 5019164 A JP5019164 A JP 5019164A JP 1916493 A JP1916493 A JP 1916493A JP H06236365 A JPH06236365 A JP H06236365A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 領域サイズの変更の前後で前記領域内の文書
のレイアウトが変わらないようにサイズ変更後の内部文
書の書式を自動的に設定する。 【構成】 書式値算出装置6は表示装置8に表示されて
いる領域の変更指示が入力装置2から出されると、行桁
算出装置4にて求められた前記領域内の文書の1行字数
及び行数とサイズ変更後の領域内の前記文書の1行字数
と行数とが同一となるように前記変更後の領域内に表示
する文書の書式値を求める。座標算出装置5は前記求め
られた書式値と1行字数及び行数から余白が生じないよ
うにサイズ変更後の領域の座標値を求める。文字列展開
装置7は文書データバッファ3内の前記領域内の文書を
前記求められた変更後の領域の座標値と書式値に基づい
て配列し直す。その後CPU1は前記新たな座標値に基
づいてサイズ変更後の領域を表示装置8に表示すると共
に、配列し直された文書を前記設定された書式値にて前
記領域内に表示する。
のレイアウトが変わらないようにサイズ変更後の内部文
書の書式を自動的に設定する。 【構成】 書式値算出装置6は表示装置8に表示されて
いる領域の変更指示が入力装置2から出されると、行桁
算出装置4にて求められた前記領域内の文書の1行字数
及び行数とサイズ変更後の領域内の前記文書の1行字数
と行数とが同一となるように前記変更後の領域内に表示
する文書の書式値を求める。座標算出装置5は前記求め
られた書式値と1行字数及び行数から余白が生じないよ
うにサイズ変更後の領域の座標値を求める。文字列展開
装置7は文書データバッファ3内の前記領域内の文書を
前記求められた変更後の領域の座標値と書式値に基づい
て配列し直す。その後CPU1は前記新たな座標値に基
づいてサイズ変更後の領域を表示装置8に表示すると共
に、配列し直された文書を前記設定された書式値にて前
記領域内に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部に文書を入力できる
領域を作成でき、且つこの領域のサイズを拡大縮小する
ことができる文書作成装置に係わり、特に前記領域のサ
イズ変更後の領域内部の前記文書の書式設定方法に関す
る。
領域を作成でき、且つこの領域のサイズを拡大縮小する
ことができる文書作成装置に係わり、特に前記領域のサ
イズ変更後の領域内部の前記文書の書式設定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、文書作成装置は表示装置の画
面上に作成した図7に示すような領域50内に文書を入
力した後、この領域50のサイズを拡大したり、或いは
縮小したりすることができ、このように領域50が拡大
又は縮小された場合、領域50内に入力されている文字
列は変更された領域の枠内に自動的に配列し直される。
図8は図7に示した領域50を拡大した例を示した図で
あり、この図8に示した領域50内の文字列は上記した
動作により並べ直されている。しかし、文字列は並べ直
されるといっても、図7に示した当初前記文書が持って
いるレイアウトは崩れてしまうため、結局、従来の文書
作成装置では内部に入力した文書のレイアウトを変えな
いようにして、領域50の拡大或いは縮小を行うことが
できなかった。但し、前記文書のレイアウトとは、1行
字数、行数及び領域に対する文書の割合や配置位置等の
ことをいう。
面上に作成した図7に示すような領域50内に文書を入
力した後、この領域50のサイズを拡大したり、或いは
縮小したりすることができ、このように領域50が拡大
又は縮小された場合、領域50内に入力されている文字
列は変更された領域の枠内に自動的に配列し直される。
図8は図7に示した領域50を拡大した例を示した図で
あり、この図8に示した領域50内の文字列は上記した
動作により並べ直されている。しかし、文字列は並べ直
されるといっても、図7に示した当初前記文書が持って
いるレイアウトは崩れてしまうため、結局、従来の文書
作成装置では内部に入力した文書のレイアウトを変えな
いようにして、領域50の拡大或いは縮小を行うことが
できなかった。但し、前記文書のレイアウトとは、1行
字数、行数及び領域に対する文書の割合や配置位置等の
ことをいう。
【0003】このため、上記したような領域のサイズを
拡大或いは縮小した際に、内部に入力されている文書の
レイアウトが変わらないようにするためには、前記領域
を拡大又は縮小した後、内部に入力されている文字のサ
イズ、文字間及び行ピッチ等の書式値を前記レイアウト
が変わらないように利用者が再設定しなければならなか
った。しかし、領域を拡大或いは縮小した後に、内部に
入力されている文字のサイズ、文字間或いは行ピッチを
領域書式設定機能を用いて変更することにより、前記領
域を変化させる前の内部文書のレイアウトと、サイズを
変更した後の内部文書のレイアウトを同一にするには、
前記領域書式の設定を繰り返し行わなければ前記レイア
ウトを同一とするような文字サイズ、文字間及び行ピッ
チの組み合わせをみつけることが難しく、これに手間が
かかるという欠点があった。
拡大或いは縮小した際に、内部に入力されている文書の
レイアウトが変わらないようにするためには、前記領域
を拡大又は縮小した後、内部に入力されている文字のサ
イズ、文字間及び行ピッチ等の書式値を前記レイアウト
が変わらないように利用者が再設定しなければならなか
った。しかし、領域を拡大或いは縮小した後に、内部に
入力されている文字のサイズ、文字間或いは行ピッチを
領域書式設定機能を用いて変更することにより、前記領
域を変化させる前の内部文書のレイアウトと、サイズを
変更した後の内部文書のレイアウトを同一にするには、
前記領域書式の設定を繰り返し行わなければ前記レイア
ウトを同一とするような文字サイズ、文字間及び行ピッ
チの組み合わせをみつけることが難しく、これに手間が
かかるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
文書作成装置でも、内部に文書等を入力した領域のサイ
ズを拡大又は縮小した際に、前記領域内の文字列をサイ
ズ変更後の領域内に並べ直す処理は行われるが、サイズ
変更前後の前記文書のレイアウトを変えないようにし
て、サイズ変更後の領域内に文字を並べ直す機能がなか
った。このため、領域サイズの変更前後の内部の文書の
レイアウトを変えないようにするには、利用者が領域書
式設定機能を用いて、前記内部文書の書式を繰り返し設
定変更することにより、内部文書の文字サイズ、文字間
及び行ピッチの最適な組み合わせをみつけ出さなければ
ならず、これに手間がかかるという欠点があった。
文書作成装置でも、内部に文書等を入力した領域のサイ
ズを拡大又は縮小した際に、前記領域内の文字列をサイ
ズ変更後の領域内に並べ直す処理は行われるが、サイズ
変更前後の前記文書のレイアウトを変えないようにし
て、サイズ変更後の領域内に文字を並べ直す機能がなか
った。このため、領域サイズの変更前後の内部の文書の
レイアウトを変えないようにするには、利用者が領域書
式設定機能を用いて、前記内部文書の書式を繰り返し設
定変更することにより、内部文書の文字サイズ、文字間
及び行ピッチの最適な組み合わせをみつけ出さなければ
ならず、これに手間がかかるという欠点があった。
【0005】そこで本発明は上記の欠点を除去し、領域
サイズの変更の前後にて、前記領域内の文書のレイアウ
トが変わらないようにサイズ変更後の領域内の文書の書
式を自動的に設定することができる文書作成装置及び書
式設定方法を提供することを目的としている。
サイズの変更の前後にて、前記領域内の文書のレイアウ
トが変わらないようにサイズ変更後の領域内の文書の書
式を自動的に設定することができる文書作成装置及び書
式設定方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は作成した領域内
に文書を入力でき、且つ前記領域のサイズを拡大又は縮
小して変更できる文書作成装置において、前記変更前の
領域内に入力された文書の1行字数及び行数を求める行
桁算出手段と、この行桁算出手段によって求められた1
行字数及び行数とから前記領域のサイズ変更前後の前記
文書のレイアウトを変えないようにサイズ変更後の領域
内に表示する文書の書式値を求める書式設定手段と、こ
の書式設定手段で求められた書式値と前記行桁算出手段
で求められた1行字数及び行数とからサイズ変更後の領
域内に余白ができないようにサイズ変更後の領域のサイ
ズを補正する座標を算出する座標算出手段と、この座標
算出手段によって求められた座標で決定されるサイズ変
更後の領域内に前記書式設定手段によって設定された書
式値にて文字を表示して配列する文字表示手段とを具備
した構成を有する。
に文書を入力でき、且つ前記領域のサイズを拡大又は縮
小して変更できる文書作成装置において、前記変更前の
領域内に入力された文書の1行字数及び行数を求める行
桁算出手段と、この行桁算出手段によって求められた1
行字数及び行数とから前記領域のサイズ変更前後の前記
文書のレイアウトを変えないようにサイズ変更後の領域
内に表示する文書の書式値を求める書式設定手段と、こ
の書式設定手段で求められた書式値と前記行桁算出手段
で求められた1行字数及び行数とからサイズ変更後の領
域内に余白ができないようにサイズ変更後の領域のサイ
ズを補正する座標を算出する座標算出手段と、この座標
算出手段によって求められた座標で決定されるサイズ変
更後の領域内に前記書式設定手段によって設定された書
式値にて文字を表示して配列する文字表示手段とを具備
した構成を有する。
【0007】
【作用】本発明の文書作成装置において、行桁算出手段
は変更前の領域内に入力された文書の1行字数及び行数
を求める。書式設定手段は前記行桁算出手段によって求
められた1行字数及び行数とから、前記領域のサイズ変
更前後の前記文書のレイアウトを変えないようにサイズ
変更後の領域内に表示する文書の書式値を求める。座標
算出手段は前記書式設定手段で求められた書式値と前記
行桁算出手段で求められた1行字数及び行数とから、サ
イズ変更後の領域内に余白ができないようにサイズ変更
後の領域のサイズを補正する座標を算出する。文字表示
手段は前記座標算出手段によって求められた座標で決定
されるサイズ変更後の領域内に前記書式設定手段によっ
て設定された書式値にて文字を表示して配列する。
は変更前の領域内に入力された文書の1行字数及び行数
を求める。書式設定手段は前記行桁算出手段によって求
められた1行字数及び行数とから、前記領域のサイズ変
更前後の前記文書のレイアウトを変えないようにサイズ
変更後の領域内に表示する文書の書式値を求める。座標
算出手段は前記書式設定手段で求められた書式値と前記
行桁算出手段で求められた1行字数及び行数とから、サ
イズ変更後の領域内に余白ができないようにサイズ変更
後の領域のサイズを補正する座標を算出する。文字表示
手段は前記座標算出手段によって求められた座標で決定
されるサイズ変更後の領域内に前記書式設定手段によっ
て設定された書式値にて文字を表示して配列する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。1は文書の作成編集等の文書作成
に係わる処理や領域サイズの変更処理を行うCPU、2
はカーソルの移動指示、対象領域の指定、変更後の領域
サイズの位置決定指示等や文字を利用者に入力させるた
めのキーボード等の入力装置、3は領域の座標や書式を
管理する領域データテーブルや文字列データ等を記憶す
る文書データバッファ、4は領域の座標と書式から領域
内の1行字数及び行数を求める行桁算出装置、5は領域
書式と領域内の1行字数及び行数から領域枠の座標を求
める座標算出装置、6は領域枠の座標と枠内の1行字数
及び行数から書式の文字サイズや行ピッチを求める書式
値算出装置、7は領域の座標と領域内の書式に従ってサ
イズ変更後の領域内に文字を並べ直す文字列展開装置、
8は前記領域やその内部に入力された文書等を表示する
LCDやCRT等の表示装置である。
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。1は文書の作成編集等の文書作成
に係わる処理や領域サイズの変更処理を行うCPU、2
はカーソルの移動指示、対象領域の指定、変更後の領域
サイズの位置決定指示等や文字を利用者に入力させるた
めのキーボード等の入力装置、3は領域の座標や書式を
管理する領域データテーブルや文字列データ等を記憶す
る文書データバッファ、4は領域の座標と書式から領域
内の1行字数及び行数を求める行桁算出装置、5は領域
書式と領域内の1行字数及び行数から領域枠の座標を求
める座標算出装置、6は領域枠の座標と枠内の1行字数
及び行数から書式の文字サイズや行ピッチを求める書式
値算出装置、7は領域の座標と領域内の書式に従ってサ
イズ変更後の領域内に文字を並べ直す文字列展開装置、
8は前記領域やその内部に入力された文書等を表示する
LCDやCRT等の表示装置である。
【0009】図2は図1に示した文書データバッファ3
内に記憶される領域データテーブルの構造例を示した図
であり、領域データテーブルは領域1、領域2、領域3
に区画され、各領域には表示装置8に表示される対応す
る領域の座標情報や、この領域内に入力される文書の文
字サイズ、文字間、行ピッチ等の書式値情報が書き込ま
れるようになっている。
内に記憶される領域データテーブルの構造例を示した図
であり、領域データテーブルは領域1、領域2、領域3
に区画され、各領域には表示装置8に表示される対応す
る領域の座標情報や、この領域内に入力される文書の文
字サイズ、文字間、行ピッチ等の書式値情報が書き込ま
れるようになっている。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。利
用者は入力装置2を操作して、表示装置8の画面上に図
4の50に示すような領域を作成した後、この領域内に
同入力装置2を操作して文書を書き込む。図4の例では
「成績表その1」が領域50内に入力されている。CP
U1は入力装置2から上記した領域50の設定が行われ
ると、この領域50の左上座標(図4のイの位置)及び
右下座標(図4のロの位置)を図2に示した領域データ
テーブルの該当部分に書き込む。又、その後、入力装置
2から入力される前記領域50内に書き込まれる文書の
書式値も前記領域データテーブルの該当部分に書き込ま
れる。
用者は入力装置2を操作して、表示装置8の画面上に図
4の50に示すような領域を作成した後、この領域内に
同入力装置2を操作して文書を書き込む。図4の例では
「成績表その1」が領域50内に入力されている。CP
U1は入力装置2から上記した領域50の設定が行われ
ると、この領域50の左上座標(図4のイの位置)及び
右下座標(図4のロの位置)を図2に示した領域データ
テーブルの該当部分に書き込む。又、その後、入力装置
2から入力される前記領域50内に書き込まれる文書の
書式値も前記領域データテーブルの該当部分に書き込ま
れる。
【0011】次に図4に示したような領域50の内部に
文書を入力した状態で、前記領域50のサイズを拡大し
たい場合、利用者は入力装置2を操作して表示装置8の
画面上のカーソルをサイズ拡大後の領域の右下位置に移
動して、その位置で良い場合は選択実行キーを押して、
サイズ拡大後の領域の右下座標をCPU1に指定する。
これを受けて、CPU1は図3に示したステップ301
にてサイズ変更後の領域の右下座標の利用者による指定
操作に対応する処理を行ってステップ302に進み、そ
の後、入力装置2から取り消しキーが入力されたか否か
を判定し、入力された場合は処理を終了し、入力されな
い場合はステップ303へ進む。ステップ303にて、
CPU1は入力装置2から選択実行キーが入力されたか
否かを判定し、入力されない場合はステップ301に戻
り、入力された場合は前記右下座標が確定されたと判定
して、ステップ304へ進む。CPU1はステップ30
4にて表示装置8のカーソルの位置情報から座標値を得
て、これをサイズ変更後の図5に示すような領域50の
右下座標(x2´,y2´)として保持する。尚、前記
サイズ変更後の領域の左上座標(x1´,y1´)はサ
イズ変更前の領域の(x1,y1)と同一である。次に
CPU1はステップ305にて図5に示したサイズ変更
後の領域の右下座標(x2´,y2´)から領域の左上
座標(x1,y1)を引くことにより、図5で示したサ
イズ変更後の領域50の桁方向の長さ(m´)と行方向
の長さ(n´)を求めた後、ステップ306に進む。こ
のステップ306にてCPU1は図2に示した領域デー
タテーブルに格納されているサイズ変更前の領域50の
図5に示すような右下座標(x2,y2)から左上座標
(x1,y1)を引くことにより、サイズ変更前の領域
の桁方向の長さ(m)と行方向の長さ(n)を求める。
文書を入力した状態で、前記領域50のサイズを拡大し
たい場合、利用者は入力装置2を操作して表示装置8の
画面上のカーソルをサイズ拡大後の領域の右下位置に移
動して、その位置で良い場合は選択実行キーを押して、
サイズ拡大後の領域の右下座標をCPU1に指定する。
これを受けて、CPU1は図3に示したステップ301
にてサイズ変更後の領域の右下座標の利用者による指定
操作に対応する処理を行ってステップ302に進み、そ
の後、入力装置2から取り消しキーが入力されたか否か
を判定し、入力された場合は処理を終了し、入力されな
い場合はステップ303へ進む。ステップ303にて、
CPU1は入力装置2から選択実行キーが入力されたか
否かを判定し、入力されない場合はステップ301に戻
り、入力された場合は前記右下座標が確定されたと判定
して、ステップ304へ進む。CPU1はステップ30
4にて表示装置8のカーソルの位置情報から座標値を得
て、これをサイズ変更後の図5に示すような領域50の
右下座標(x2´,y2´)として保持する。尚、前記
サイズ変更後の領域の左上座標(x1´,y1´)はサ
イズ変更前の領域の(x1,y1)と同一である。次に
CPU1はステップ305にて図5に示したサイズ変更
後の領域の右下座標(x2´,y2´)から領域の左上
座標(x1,y1)を引くことにより、図5で示したサ
イズ変更後の領域50の桁方向の長さ(m´)と行方向
の長さ(n´)を求めた後、ステップ306に進む。こ
のステップ306にてCPU1は図2に示した領域デー
タテーブルに格納されているサイズ変更前の領域50の
図5に示すような右下座標(x2,y2)から左上座標
(x1,y1)を引くことにより、サイズ変更前の領域
の桁方向の長さ(m)と行方向の長さ(n)を求める。
【0012】次に行桁算出装置4はステップ307にて
図2に示した領域データテーブル内のサイズ変更前の領
域内書式の文字サイズ、文字間、行ピッチと前記ステッ
プ306で求めたサイズ変更前の領域の縦横の長さm,
nの関係から、前記サイズ変更前の領域50内の1行字
数と行数を求める。次にステップ308にて、書式値算
出装置6はステップ307で求めた1行字数と行数及び
サイズ変更後の領域の縦横の長さn´,m´の関係か
ら、サイズ変更後の領域50に表示する文字サイズと行
ピッチを求める。その後、CPU1はステップ308で
求めた文字サイズと行ピッチの関係で、前記文字サイズ
が行ピッチより大きい場合、文字同志がサイズ変更後の
領域50内で重ならないかどうかをステップ309でチ
ェックし、重ならない場合は文字サイズと行ピッチが有
効範囲内にあると判定して、ステップ310に進み、有
効範囲内にないと判定した場合はステップ315に進
む。ステップ310に進んだ場合、CPU1はステップ
308で求めた書式値と1行字数と行数の関係から、図
5に示すようなサイズ変更後の領域50の縦横の長さ
(m´,n´)を補正して、前記サイズ変更後の領域5
0内に余白が生じないような縦横の長さ(m”,n”)
を求める。
図2に示した領域データテーブル内のサイズ変更前の領
域内書式の文字サイズ、文字間、行ピッチと前記ステッ
プ306で求めたサイズ変更前の領域の縦横の長さm,
nの関係から、前記サイズ変更前の領域50内の1行字
数と行数を求める。次にステップ308にて、書式値算
出装置6はステップ307で求めた1行字数と行数及び
サイズ変更後の領域の縦横の長さn´,m´の関係か
ら、サイズ変更後の領域50に表示する文字サイズと行
ピッチを求める。その後、CPU1はステップ308で
求めた文字サイズと行ピッチの関係で、前記文字サイズ
が行ピッチより大きい場合、文字同志がサイズ変更後の
領域50内で重ならないかどうかをステップ309でチ
ェックし、重ならない場合は文字サイズと行ピッチが有
効範囲内にあると判定して、ステップ310に進み、有
効範囲内にないと判定した場合はステップ315に進
む。ステップ310に進んだ場合、CPU1はステップ
308で求めた書式値と1行字数と行数の関係から、図
5に示すようなサイズ変更後の領域50の縦横の長さ
(m´,n´)を補正して、前記サイズ変更後の領域5
0内に余白が生じないような縦横の長さ(m”,n”)
を求める。
【0013】座標算出装置5はステップ311にて変更
後の領域の左上座標(x1,y1)にステップ310で
求めた縦横の長さ(m”,n”)を加算することによ
り、図5に示すようなサイズ変更後の領域50の右下座
標の補正座標(x2”,y2”)を求める。これによ
り、CPU1はステップ312にて図2に示した領域デ
ータテーブルに前記ステップ308で求めた書式値とス
テップ311で求めたサイズ変更後の補正して得た右下
座標値を書き込む。次に文字列展開装置7はステップ3
13にて更新された図2に示した領域データテーブル内
に書き込まれている座標値と書式値に従って、図1に示
した文書データバッファ3内に格納されている領域内の
文字列データを配列し直す処理を行う。その後、ステッ
プ314にて、CPU1は前記領域データテーブル内の
座標値に従って拡大した領域50を表示装置8に図6に
示すように表示すると共に、前記領域データテーブル内
の書式値に従って、前記配列し直した文字列データを前
記表示装置8に表示されているサイズ変更後の領域50
内に図6に示すように表示する処理を行う。
後の領域の左上座標(x1,y1)にステップ310で
求めた縦横の長さ(m”,n”)を加算することによ
り、図5に示すようなサイズ変更後の領域50の右下座
標の補正座標(x2”,y2”)を求める。これによ
り、CPU1はステップ312にて図2に示した領域デ
ータテーブルに前記ステップ308で求めた書式値とス
テップ311で求めたサイズ変更後の補正して得た右下
座標値を書き込む。次に文字列展開装置7はステップ3
13にて更新された図2に示した領域データテーブル内
に書き込まれている座標値と書式値に従って、図1に示
した文書データバッファ3内に格納されている領域内の
文字列データを配列し直す処理を行う。その後、ステッ
プ314にて、CPU1は前記領域データテーブル内の
座標値に従って拡大した領域50を表示装置8に図6に
示すように表示すると共に、前記領域データテーブル内
の書式値に従って、前記配列し直した文字列データを前
記表示装置8に表示されているサイズ変更後の領域50
内に図6に示すように表示する処理を行う。
【0014】一方、ステップ315に進んだ場合、CP
U1は表示装置8にサイズ変更後の領域50内にレイア
ウトを変えずに内部文書を適切に表示できないため、領
域サイズの変更ができないことを示すエラーメッセージ
を表示してから、その後入力装置2から入力されるキー
が取り消しキーであるか否かをステップ316にて判定
する。その結果、入力キーが取り消しキーである場合は
ステップ317に進み、取り消しキーでない場合はステ
ップ318へ進む。CPU1はステップ317に進んだ
場合、表示装置8の画面からエラーメッセージを消去し
て処理を終了し、ステップ318へ進んだ場合、表示装
置8からエラーメッセージを消去した後、ステップ30
1へ戻って、サイズ変更対象領域の利用者による座標指
定待ちとなる。尚、上記動作の具体例は領域を拡大する
場合について述べたが、縮小する場合も同様である。
U1は表示装置8にサイズ変更後の領域50内にレイア
ウトを変えずに内部文書を適切に表示できないため、領
域サイズの変更ができないことを示すエラーメッセージ
を表示してから、その後入力装置2から入力されるキー
が取り消しキーであるか否かをステップ316にて判定
する。その結果、入力キーが取り消しキーである場合は
ステップ317に進み、取り消しキーでない場合はステ
ップ318へ進む。CPU1はステップ317に進んだ
場合、表示装置8の画面からエラーメッセージを消去し
て処理を終了し、ステップ318へ進んだ場合、表示装
置8からエラーメッセージを消去した後、ステップ30
1へ戻って、サイズ変更対象領域の利用者による座標指
定待ちとなる。尚、上記動作の具体例は領域を拡大する
場合について述べたが、縮小する場合も同様である。
【0015】本実施例によれば、領域を拡大又は縮小し
た場合、領域50内部の文書の書式値も自動的に変更し
て、前記領域サイズの拡大、縮小前後で前記文書のレイ
アウトが同一となるように領域内書式値を自動設定し
て、拡大又は縮小後の領域50内に前記文書を表示する
ことができる。従って、領域50内の文書のレイアウト
を変化させずに、前記領域のサイズを拡大又は縮小する
場合の利用者の操作を著しく容易とし、文書入力効率を
向上させることができる。
た場合、領域50内部の文書の書式値も自動的に変更し
て、前記領域サイズの拡大、縮小前後で前記文書のレイ
アウトが同一となるように領域内書式値を自動設定し
て、拡大又は縮小後の領域50内に前記文書を表示する
ことができる。従って、領域50内の文書のレイアウト
を変化させずに、前記領域のサイズを拡大又は縮小する
場合の利用者の操作を著しく容易とし、文書入力効率を
向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の文書作成装置
及び書式設定方法によれば、領域サイズの変更の前後に
て、前記領域内の文書のレイアウトが変わらないように
サイズ変更後の領域内の文書の書式を自動的に設定する
ことができる。
及び書式設定方法によれば、領域サイズの変更の前後に
て、前記領域内の文書のレイアウトが変わらないように
サイズ変更後の領域内の文書の書式を自動的に設定する
ことができる。
【図1】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。
ック図。
【図2】図1に示した文書データバッファ内に記憶され
る領域データテーブルの構造例を示した図。
る領域データテーブルの構造例を示した図。
【図3】図1に示した装置の領域サイズ変更動作を示し
たフローチャート。
たフローチャート。
【図4】図1に示した表示装置の画面に表示されるサイ
ズ変更前の領域とその内部文書例を示した図。
ズ変更前の領域とその内部文書例を示した図。
【図5】図4に示した領域のサイズと内部文書の書式値
を変更する過程を説明する図。
を変更する過程を説明する図。
【図6】図1に示した表示装置の画面に表示されるサイ
ズ変更後の領域とその内部文書例を示した図。
ズ変更後の領域とその内部文書例を示した図。
【図7】従来のサイズ変更前の領域とその内部文書例を
示した図。
示した図。
【図8】従来のサイズ変更後の領域とその内部文書例を
示した図。
示した図。
1…CPU 2…入力装置 3…文書データバッファ 4…行桁算出装置 5…座標算出装置 6…書式値算出装
置 7…文字列展開装置 8…表示装置
置 7…文字列展開装置 8…表示装置
Claims (2)
- 【請求項1】 作成した領域内に文書を入力でき、且つ
前記領域のサイズを拡大又は縮小して変更できる文書作
成装置において、前記変更前の領域内に入力された文書
の1行字数及び行数を求める行桁算出手段と、この行桁
算出手段によって求められた1行字数及び行数とから前
記領域のサイズ変更前後の前記文書のレイアウトを変え
ないようにサイズ変更後の領域内に表示する文書の書式
値を求める書式設定手段と、この書式設定手段で求めら
れた書式値と前記行桁算出手段で求められた1行字数及
び行数とからサイズ変更後の領域内に余白ができないよ
うにサイズ変更後の領域のサイズを補正する座標を算出
する座標算出手段と、この座標算出手段によって求めら
れた座標で決定されるサイズ変更後の領域内に前記書式
設定手段によって設定された書式値にて文字を表示して
配列する文字表示手段とを具備したことを特徴とする文
書作成装置。 - 【請求項2】 作成した領域内に文書を入力でき、且つ
前記領域のサイズを拡大又は縮小して変更できる文書作
成装置において、前記領域のサイズ変更前後で、前記領
域の内部文書のレイアウトが同一となるように、サイズ
変更後の領域内の前記内部文書の書式値を前記領域の変
更サイズに応じて設定することを特徴とする書式設定方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019164A JPH06236365A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 文書作成装置及び書式設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019164A JPH06236365A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 文書作成装置及び書式設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06236365A true JPH06236365A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=11991746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5019164A Pending JPH06236365A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 文書作成装置及び書式設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06236365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6397233B1 (en) | 1995-11-22 | 2002-05-28 | Fujitsu Limited | Document processing apparatus and computer program product therefor |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP5019164A patent/JPH06236365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6397233B1 (en) | 1995-11-22 | 2002-05-28 | Fujitsu Limited | Document processing apparatus and computer program product therefor |
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