JPH0688490B2 - 車両用ブロワモ−タ装置 - Google Patents

車両用ブロワモ−タ装置

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JPH0688490B2
JPH0688490B2 JP60014098A JP1409885A JPH0688490B2 JP H0688490 B2 JPH0688490 B2 JP H0688490B2 JP 60014098 A JP60014098 A JP 60014098A JP 1409885 A JP1409885 A JP 1409885A JP H0688490 B2 JPH0688490 B2 JP H0688490B2
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謙次 松田
邦広 能登
良範 深作
実 菊地
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00457Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
    • B60H1/00471The ventilator being of the radial type, i.e. with radial expulsion of the air

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は車両用ブロワモータ装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来、車両用ブロワモータ装置としては特開昭56−2312
6号公報に開示されているように、ブロワケーシングと
冷却風供給パイプとの結合部に冷却風供給パイプ側に水
・雪が侵入するのを防止する機能を有する突堤を設ける
技術が知られている。しかし乍らこのように突堤を設け
てもブロワケーシング内に多量の雨水、雪が侵入した場
合には、ブロワケーシング内の風圧により雨水、雪が突
堤の側壁を伝わり、突堤を乗り越え冷却風供給パイプを
通ってモータ内に入り込んでしまう欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、ブロワケ
ーシング内に侵入した水・雪が冷却風供給パイプからモ
ータ内部に侵入するのをできるだけ防止することを目的
とするものである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は車外の空気を取り込み車室内に送風す
るファンと、このファンを収納し、かつ前記空気の風胴
を形成するブロワケーシングと、前記ファンに結合さ
れ、前記ファンを駆動するモータと、前記ブロワケーシ
ングの途中と前記モータとの間に設けられ、前記ブロワ
ケーシング内の空気の一部をモータに供給する冷却風供
給パイプとを備え、前記ブロワケーシングの風胴に臨む
位置に形成され、前記冷却風供給パイプに連通して冷却
風を取り入れるための突堤を有する車両用ブロワモータ
装置において、前記突堤の外方風上側に壁部材を設けて
両者間に室を形成し、かつ前記ブロワケーシング内の空
気の流通方向の風下側の壁部材の終端で前記室を前記風
胴に連通したことを特徴とするものであり、これにより
所期の目的を達成するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図から第4図には本発明の一実施例が示されている。
同図に示されているように車両用ブロワモータ装置は外
部の空気を取り入れ、車両用クーリングユニツト(図示
せず)に送風するフアン1、このフアン1を収納し、か
つ空気の風洞2を形成するブロワケーシング3、フアン
1に結合され、フアン1を駆動するモータ4、ブロワケ
ーシング3の途中とモータ4との間に設けられ、ブロワ
ケーシング3内の空気の一部をモータ4に供給する冷却
風供給パイプ5等を備えてる。そしてブロワケーシング
3と冷却風供給パイプ5との結合部に冷却風供給パイプ
5側に水・雪が侵入するのを防止する侵入防止突堤6が
設けられている。
すなわちブロワケーシング3は上部ケース3a、下部ケー
ス3bの組合せにより構成され、上部ケース3aは上部に内
外気切替ボツクス7を形成し、外気取入口8と内気取入
口9とが設けられ、これらは風洞2に通じている。侵入
防止突堤6の冷却風供給パイプ5側には冷却風通路10が
設けられ、接続口11を介して冷却風供給パイプ5と連結
されている。モータ4に取り付けられたフアン1を所定
の回転数で回転させることによつて、上,下部ケース3
a,3bの螺旋中心に位置するベルマウス部12から導入され
た外部の空気は、風洞2を経て吐出口13より車両のクー
リングユニツトに送風される。そして内外気切替ボツク
ス7内にあつて乗車員が可変できるようになつている内
外気切替ドア14の位置によつて外気取入口8から外部の
空気を吸い込むか、内気取入口9から車内の空気を吸い
込むかが選択できる。このようにして導入されたブロワ
ケーシング3内の空気の一部は図中矢印表示のように、
侵入防止突堤6の冷却風供給パイプ5側の冷却風通路1
0、接続口11、冷却風供給パイプ5を通つてモータ4に
供給され、モータ4を冷却し吐出される。なお同図にお
いて15はモータ取付金具である。このように構成された
車両用ブロワモータ装置で本実施例では侵入防止突堤6
の外方に水溜室16を設けた。このようにすることにより
侵入防止突堤6の外方には水溜室16が設けられるように
なつて、侵入防止突堤6の冷却風供給パイプ5側への水
・雪の侵入が防止されるようになり、ブロワケーシング
3内に侵入した水・雪がモータ4内部に侵入するのを防
止することを可能とした車両用ブロワモータ装置を得る
ことができる。
すなわち風洞2と連通するようにブロワケーシング3の
一部を外方に突出させた突出内部に侵入防止突堤6を設
け、侵入防止突堤6の外方に水溜室16を設けた。このよ
うにすることによりブロワケーシング3に多量の雨水,
雪が侵入した場合に、ブロワケーシング3内の風圧によ
り雨水,雪がブロワケーシング3の底壁から水溜室16の
側壁を伝わつて上昇しその開口部17から水溜室16内に入
るようになる。この水溜室16内の風圧は零なのでブロワ
ケーシング3内に侵入した雨水・雪はこの水溜室16内に
溜まるようになつて、侵入防止突堤6の冷却風供給パイ
プ5側すなわち外方に突出させたブロワケーシング3と
侵入防止突堤6とで形成される冷却風通路10にはその冷
却風取入口10aから水・雪が侵入しないようになり、ブ
ロワケーシング3内に侵入した雨水・雪のモータ4内部
への侵入を防止することができる。侵入防止突堤6の冷
却風供給パイプ5側の冷却風通路10には開口部17から冷
却風取入口10aを介して空気のみが供給されるようにな
り、接続口11、冷却風供給パイプ5を介してモータ4へ
供給される。そして水溜室16にはその下方部で、ブロワ
ケーシング3内の空気の流通方向の風下側に水抜き穴18
を設けたので、水溜室16内の雨水・雪はこの水抜き穴18
からブロワケーシング3内の空気の流通方向の風下側に
放出されるようになる。
第5図および第6図には本発明の他の実施例が示されて
いる。本実施例では侵入防止突堤6の外方に2個の水溜
室16a,16bを設けた。そしてこの水溜室16a,16bに夫々水
抜き穴18a,18bを設けた。このようにすることにより水
溜室16a,16bには前述の場合よりもブロワケーシング3
内に侵入した雨水・雪がより多く捕促されるようになつ
て、前述の場合以上の作用効果を奏することができる。
なおこれらの実施例についてその効果を検討したが、そ
の検討結果は下表に示されている。同表 には従来品,実施例P(水溜室1個)および実施例Q
(水溜室2個)について滴下水量がベルマウス部の中心
に50cc/min×5min、モータ運転が12V×5min、負荷設定
が230W(12Vにおいて)の条件でモータ内部への水侵入
量を検討した結果が示されている。同表から明らかなよ
うに実施例Pのモータ内部への水侵入量が1.3cc、実施
例Qのモータ内部への水侵入量が0ccと、従来品のモー
タ内部への水侵入量8ccに比べて非常に少なくなつてい
る。これは水溜室によつて侵入防止突堤の冷却風供給パ
イプ側の冷却風通路すなわち冷却風供給パイプへの水の
侵入が防止されたためである。
第7図および第8図には本発明の更に他の実施例が示さ
れている。本実施例は風洞内の空気の一部を取り入れる
開口部17を侵入防止突堤6の下方側に位置するようにし
た。この場合には開口部17から侵入した雨水・雪が、直
接侵入防止突堤6の冷却風供給パイプ側に侵入するのを
防止することができる。
第9図には本発明の更に他の実施例が示されている。本
実施例はモータ4が横置きされた場合である。この場合
にもモータ4が縦置きの場合と同様に実施することがで
き、同様の作用効果を奏することできる。
第10図から第13図には本発明の更に他の実施例が示され
ている。本実施例は風洞2内に直接侵入防止突堤6aが設
けられている場合、すなわち風洞2を形成しているブロ
ワケーシング3に直接侵入防止突堤6aが設けられている
場合である。本実施例ではこのようにして形成されてい
る侵入防止突堤6aの外方に水溜室16cを設け、この水溜
室16cにはその下方部でブロワケーシング3内の空気の
流通方向の風下側に水抜き穴18cを設けた。この場合に
もブロワケーシング3内に侵入した雨水・雪は、ブロワ
ケーシング3内の風圧によつてブロワケーシング3の底
壁から水溜室16cの側壁を伝わつて上昇し、その側壁を
乗り越えて水溜室16c内に溜るようになり、前述の場合
と同様な作用効果を奏することできる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明はブロワケーシング内に侵入した水
分が冷却風取り入れ用の突堤を越えて侵入するのを防止
でき、それが冷却風供給パイプを通ってモータ内部に侵
入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用ブロワモータ装置の一実施例の
縦断側面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図、
第3図は同じく一実施例の侵入防止突堤周りの拡大縦断
側面図、第4図は第3図のB矢視図、第5図は本発明の
車両用ブロワモータ装置の他の実施例の侵入防止突堤周
りの拡大縦断側面図、第6図は第5図のC矢視図、第7
図は本発明の車両用ブロワモータ装置の更に他の実施例
の侵入防止突堤周りの拡大縦断側面図、第8図は第7図
のD矢視図、第9図は本発明の車両用ブロワモータ装置
の更に他の実施例の縦断側面図、第10図は本発明の車両
用ブロワモータ装置の更に他の実施例の縦断側面図、第
11図は第10図のE−E線に沿う断面図、第12図は同じく
更に他の実施例の冷却風通路周りを上から見た図、第13
図は第12図のF矢視図である。 1……フアン、2……風洞、3……ブロワケーシング、
3a……上部ケース、3b……下部ケース、4……モータ、
5……冷却風供給パイプ、6,6a……侵入防止突堤、7…
…内外気切替ボツクス、8……外気取入口、9……内気
取入口、10……冷却風通路、11……接続口、12……ベル
マウス部、13……吐出口、16,16a,16b,16c……水溜室、
17……開口部、18,18a,18b,18c……水抜き穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 実 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (56)参考文献 実開 昭61−31912(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車外の空気を取り込み車室内に送風するフ
    ァンと、このファンを収納し、かつ前記空気の風胴を形
    成するブロワケーシングと、前記ファンに結合され、前
    記ファンを駆動するモータと、前記ブロワケーシングの
    途中と前記モータとの間に設けられ、前記ブロワケーシ
    ング内の空気の一部をモータに供給する冷却風供給パイ
    プとを備え、前記ブロワケーシングの風胴に臨む位置に
    形成され、前記冷却風供給パイプに連通して冷却風を取
    り入れるための突堤を有する車両用ブロワモータ装置に
    おいて、前記突堤の外方風上側に壁部材を設けて両者間
    に室を形成し、かつ前記ブロワケーシング内の空気の流
    通方向の風下側の壁部材の終端で前記室を前記風胴に連
    通したことを特徴とする車両用ブロワモータ装置。
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KR20170082669A (ko) * 2016-01-06 2017-07-17 한온시스템 주식회사 차량용 공조기의 송풍장치

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