JP5426471B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気清浄機、加湿器、除湿器などの空気調和機に関するものである。
特許文献1は、上側および両側が開口する外壁部と該外壁部の一側縁を閉塞する第1閉塞部とを有するベースの内部にファンを収容し、前記外壁部の他側縁を、フィルタホルダの第2閉塞部で閉塞することにより送気通路を形成する空気清浄機を開示する。この送気通路は、外壁部の上側の開口部が、空気清浄機のトップパネルの吹出口と連通するように形成されている。
この空気清浄機では、フィルタホルダの上部に基板配設部が設けられ、この基板配設部と送気通路は、トップパネルの内面から下方に延設した仕切りにより仕切られている。一般に、空気清浄機は、その使用態様から吹出口が製品上側に設けられ、表示部も製品上方または前方等に位置することから、吹出口から浸入した水が表示部の内側の基板配設部へ浸入しやすい。そのため、基板配設部と送気通路の間には仕切りが設けられている。
しかしながら、基板配設部は、トップパネルとフィルタホルダなどの各部品の製造誤差、組み付け誤差によりトップパネルの仕切りとフィルタホルダとの間に僅かながら隙間を生じる可能性がある。この場合、使用者が上方で誤って水をこぼすと、吹出口から送気通路内に浸入し、トップパネルの仕切りとフィルタホルダの隙間から基板配設部に水が浸入し、基板に付着して空気清浄機が故障する可能性がある。
特開2007−307505号公報
本発明は、基板配設部に誤って水が浸入しても基板に水が付着するのを防止できる空気調和機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の空気調和機は、上側を開放して吹出口が設けられた外壁部と該外壁部の一側縁を閉塞する第1閉塞部とを有するベースと、前記外壁部内に配置されたファンと、前記ベースの外壁部内に前記ファンにより空気を吸い込むための吸気口が設けられ前記ベースの前記外壁部他側縁を閉塞して、前記第1閉塞部と前記外壁部と共に送気通路を形成する第2閉塞部を有する閉塞部材と、前記ベースの吹出口に重なり合うように設けられた吹出部を有するトップカバーと、前記閉塞部材の第2閉塞部によって前記送気体通路から仕切られるように、前記閉塞部材の上側に設けられた基板配設部とを備えた空気調和機において、前記閉塞部材の基板配設部に、前記第2閉塞部から間隔をあけて形成した内壁、前記内壁と、前記第2閉塞部と、前記基板配設部の底面とで形成した樋状の防水部と、
前記内壁に設けられた前記防水部内と前記基板配設部の基板側とを連通する内壁孔と、前記閉塞部材の第2閉塞部に設けられた前記送気通路の外側と前記防水部内とを連通する連通孔と前記基板配置部の底面に設けられた前記防水部に向けて傾斜する傾斜部と、を備える。
この構成によれば、閉塞部材の基板配設部に第2閉塞部から間隔をあけて内壁を形成して防水部を設けているので、吹出口から送気通路を通って基板配設部に誤って水が浸入しても、基板側への浸入は防水部によって阻止される。したがって、基板配設部の基板に水が付着するのを防止できる。
この構成によれば、閉塞部材内の防水部に浸入した水を連通孔を通して排出できる。また、連通孔を送気通路の外側と連通するように設けることにより空気の漏れを防止できる。
この構成によれば、水が、基板配設部の周囲から基板側へ浸入しても、内壁孔から防水部側へ排出できる。また、送気通路から内側通気孔、内壁孔を通って基板側へ送られる空気の流れにより、防水部内および基板配設部内の湿気を含む水分を効果的に除去できる。したがって、基板配設部内のプリント基板を乾燥させることができる。
前記閉塞部材の第2閉塞部と前記ベースの外壁部の端縁とは鉛直面上で当接することが好ましい。この構成によれば、製造誤差、組み付け誤差にかかわらず閉塞部材の第2閉塞部とベースの外壁部との間に隙間を生じることなく送気通路を形成できるため、送気通路に空気の漏れが発生せず効率よく空気を清浄できる。
前記閉塞部材の第2閉塞部に、前記送気通路と前記防水部内とを連通する内側通気孔を設けることが好ましい。この構成によれば、送気通路の空気を、内側通気孔から防水部内に取り込むことができる。また、防水部内の湿気を含む水分を効果的に除去できる。
前記防水部の底面は前記連通孔に向けて下降する傾斜面となるように形成されることが好ましい。この構成によれば、防水部内に浸入した水を連通孔から容易に排出できる。
本発明によれば、閉塞部材の基板配設部に第2閉塞部から間隔をあけて内壁を形成して防水部を設けているので、吹出口から送気通路を通って基板配設部に誤って水が浸入しても、基板側への浸入は防水部によって阻止される。したがって、基板配設部の基板に水が付着するのを防止できる。
本発明の第1実施形態の空気調和機の一例である空気清浄機の斜視図。 空気清浄機の正面中央における縦断面図。 空気清浄機の分解斜視図。 ベースとフィルタホルダと基板カバーを示す図。 フィルタホルダの前方斜視図。 フィルタホルダの上方斜視図。 図7(a)および図7(b)はフィルタホルダの連通孔付近の拡大図。 フィルタホルダの連通孔付近の縦断面図。 フィルタホルダの別の連通孔付近の縦断面図。 空気清浄機への水の浸入経路を示す図。 本発明の第2実施形態における空気清浄機のフィルタホルダを示す図。 内側通気孔付近の縦断面図。 図13(a)ないし図13(c)は2つの連通孔とそれらの間に形成された底面を示す図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る空気調和機の一例である空気清浄機10の斜視図である。この空気清浄機10は、図2および図3に示すように、ベース11、ファン12、モータ13、フィルタホルダ(閉塞部材)14、基板カバー15、後ろケース(トップカバー)16、フィルタ17、および、フロントパネル18を備えている。
(ベース11)
図4は、ベース11とフィルタホルダ14と基板カバー15を示す。ベース11は、外壁部21、および、第1閉塞部22を備えている。
外壁部21は、インボリュート部23の上側開口部分の一端に、略水平部24を介して開口側部25が形成され、他端に開口側部26が形成されている。図1,図2,図4に示すように、開口側部25,26は、吹出口27の一部を形成する。外壁部21の両端面は、それぞれ、鉛直面上に位置している。
第1閉塞部22は、外壁部21の一側縁を閉塞するものである。第1閉塞部22には、外壁部21のインボリュート部23の内側の位置に、モータ13の回転軸28と同心となるようにモータ取り付け部29が設けられている。モータ取り付け部29は、前方に向かって略円錐台状に突出しており、中央の円形平坦面の中心には貫通孔30が形成されている。第1閉塞部22の前面には、外壁部21の外側に位置するように、フィルタホルダ14をネジ止めするためのフロント用雌ネジ部31が形成されている。
(ファン12)
ファン12は、複数の縦長フィンを円筒状に配設してなるシロッコファンである。ファン12は、ベース11の外壁部21の内側で開口側部25側に偏って取り付けられている。
(モータ13)
モータ13は、図3に示すように、ベース11の後側から回転軸28を貫通孔30に挿入して、ベース11に対して位置決めされている。モータ13の回転軸28には、ベース11の外壁部21の内側に位置するようにファン12が固定されている。
(フィルタホルダ14)
フィルタホルダ14は、図4に示すように、ベース11の外壁部21の他側縁を鉛直面上で閉塞する第2閉塞部35を備えている。第2閉塞部35は、開口側部25,26の外側まで延びている。第2閉塞部35は、外壁部21の一部を支持し、凹部81の周囲を取り囲むように形成された支持部37を備えている。第2閉塞部35は、ベース11の外壁部21および第1閉塞部22により送気通路38を構成している。そして、送気通路38には、第2閉塞部35、ベース11の外壁部21の開口側部25,26、および、第1閉塞部22により、上側に吹出口27が形成されている。図5に示すように、フィルタホルダ14の上側には、第2閉塞部35を一壁とする基板配設部36が設けられている。すなわち、基板配設部36は、第2閉塞部35によって送気通路38と区画されている。
基板配設部36は、図6に示すように、第2閉塞部35、前壁39、および、側壁40,40、により下端が底面42で略矩形状に囲まれ、上面開口の容器状に形成されている。底面42には、図8に示すように、略垂直面からなる段差部82によって段差上部42aと平坦面である段差下部42bとが形成されている。
基板配設部36の底面42の段差下部42bには、第2閉塞部35から前壁39側に間隔をあけて内壁41が設けられている。内壁41は、前壁39と同じ長さである。図2,図8、および、図9に示すように、内壁41と、第2閉塞部35と、基板配設部36の底面42とで樋状の防水部43が形成されている。図6に示すように、防水部43には、内壁41と第2閉塞部35の端部とに連続する側面部44が形成されている。側面部44の内壁41側上部は、基板カバー15と干渉しないように開口している。
第2閉塞部35には、図7(a),(b)に示すように、送気通路38の外側と防水部43内とを連通する連通孔46が設けられている。連通孔46は基板配設部36の底面42と近接している。第2閉塞部35の上端の両側には、リード線挿通用切り欠き部47が設けられている。
内壁41には、図6および図7(a)に示すように、第2閉塞部35の連通孔46と対向する位置に、防水部43内と後述の基板配設部36のプリント基板(基板)70側とを連通する内壁孔48が設けられている。この内壁孔48の下縁は、段差下部42bの面上にある。内壁41と段差部82と、これらの間の段差下部42b、および、側壁40,40とにより溝部49を構成している。図2に示すように、溝部49の段差部82の上端に連続するように、前壁39側に上昇する傾斜部50が形成されている。この傾斜部50と前壁39の間には、平坦部51が形成されている。
図6に示すように、基板配設部36の底面42には、前壁39、側壁40,40、および、内壁41それぞれの中間付近に基板カバー15を取り付けるための基板カバー用雌ネジ部52が設けられている。
前壁39、側壁40,40、および、内壁41の外側の縁には、図5、図8、および、図9に示すように、後述する基板カバー15の基板カバー側係合部67と係合する被係合部53が形成されている。
フィルタホルダ14の基板配設部36の下側には、図5に示すように、枠部56が形成されている。枠部56は、略矩形状であり、一開口面が第2閉塞部35により閉塞されている。左右両側および下側の枠部56には、吸気部57が設けられている。第2閉塞部35には、放射状に広がって配置される複数の通気孔(吸気口)58が形成されている。通気孔58の形成範囲は外壁部21内である。枠部56内側の第2閉塞部35には、段部59が形成されている。そして、通気孔58を形成する放射状に設けられたリブ60の一部と共にフィルタ17と第2閉塞部35(通気孔58)との間に所定の隙間を確保できるようになっている。これにより、フィルタ17全面を介して吸い込んだ空気をスムーズに通気孔58へと導くことが可能となっている。フィルタホルダ14には、図4に示すように、ベース11のフロント用雌ネジ部31と対応する位置に、貫通孔61が形成されている。図5に示すように、枠部56の下方部分には、L字状に突出したフロントパネル下部位置決め部62が設けられている。
(基板カバー15)
基板カバー15は、フィルタホルダ14の基板配設部36に取り付けられる。図3に示すように、基板カバー15の上面には、表示部65が設けられている。表示部65には、複数の貫通孔が形成され、表面は透光性を有する保護カバー66で覆われている。図8および図9に示すように、基板カバー15の上面の裏側には、下方に突出しフィルタホルダ14の被係合部53と係合する基板カバー側係合部67が設けられている。基板カバー15の基板カバー側係合部67は、フィルタホルダ14の前壁39、側壁40,40、および、内壁41の被係合部53に対して、全周にわたってオーバーラップしている。この構造により、内部に閉塞空間を形成し、該閉塞空間外部から内側への水の直接的な浸入が防止される。基板カバー15には、図2に示すように、前記閉塞空間の基板カバー側係合部67より高い所に位置するようにプリント基板70が取り付けられている。プリント基板70には各種電子部品が実装され、表示部65に形成した貫通孔に、表示部65であるLED、スイッチ等(図示せず)が位置決めされる。基板カバー15上面の前側には、図2および図3に示すように、フロントパネル18の内側の平坦面と湾曲面とによって基板カバー15に対してフロントパネル18を位置決めするフロントパネル上部位置決め部71が設けられている。
(後ろケース16)
後ろケース16は、前側が開口した略立方体状である。後ろケース16の上面には、図1ないし図3に示すように、吹出部75が設けられている。後ろケース16の下側には、下方に突出する脚部76が設けられている。図2に示すように、吹出部75は、送気通路38の吹出口27とほぼ一致する範囲に位置している。後ろケース16の一部は、トップカバーを構成している。
(フィルタ17)
フィルタ17は、例えば、HEPAフィルタからなり、フィルタホルダ14の枠部56内を覆うようにして配置される。
(フロントパネル18)
フロントパネル18は、図3に示すように、略正方形状の板状体の端部を全周にわたってフィルタホルダ14側へと湾曲させたものである。フロントパネル18は、湾曲面の内側が、基板カバー15のフロントパネル上部位置決め部71と、フィルタホルダ14のフロントパネル下部位置決め部62によって位置決めされ、空気清浄機10に取り付けられている。
空気清浄機10は、電源(図示せず)がオンになると、モータ13とともにファン12が回転し、フィルタホルダ14の吸気部57を通じて空気を吸い込み、その空気は、フィルタ17、フィルタホルダ14の通気孔58を通過して送気通路38に流入する。空気は、フィルタ17を通過する際に粉塵等が捕捉され清浄化される。送気通路38では、ファン12の内部に空気が流入し、縦長フィンの間を抜けて軸から放射状に排出される。送気通路38では、インボリュート部23によって、吹出口27側に向かうに従って内部が広くなっているので、ファン12から排出された空気は、吹出口27へと送られる。そして、空気清浄機10の吹出部75から外部へ排出される。
図10に示すように、使用者が空気清浄機10の上方で誤って水をこぼして吹出口27から送気通路38内に水が浸入し、その水が後ろケース16とフィルタホルダ14の間の隙間から基板配設部36に浸入した場合、第2閉塞部35から間隔をあけて形成された内壁41により内壁41を越えての水の浸入は阻止される。したがって、基板配設部36の基板70に水が付着するのを防止できる。フィルタホルダ14の第2閉塞部35に、送気通路38の外側と防水部43内とを連通する連通孔46を設けているので、フィルタホルダ14内の防水部43に浸入した水を連通孔46を通して排出できる。排出した水は、空気清浄機10内部から外部へ移動する空気に含まれて排出される。
また、前壁39、側壁40から基板配設部36に水が浸入した場合であっても、平坦部51から傾斜部50を通って溝部49へ移動し、そして、内壁孔48を通って防水部43へ移動し、連通孔46から排出できる。内壁41に防水部43内と基板配設部36の基板70側とを連通する内壁孔48を設けているので、水が、基板配設部36の周囲から基板70側へ浸入しても、内壁孔48から防水部43側へ排出できる。
フィルタホルダ14の第2閉塞部35とベース11の外壁部21の端縁とは鉛直面上で当接しているので、製造誤差や組み付け誤差等にかかわらずフィルタホルダ14の第2閉塞部35とベース11の外壁部21との間に隙間を生じることなく送気通路38を形成できるため、送気通路38に空気の漏れが発生せず、効率よく空気を清浄できる。また、連通孔46を送気通路38の外側に設けることにより空気の漏れを防止できる。
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態における空気清浄機10のフィルタホルダ14を示す。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
図11および図12に示すように、フィルタホルダ14の第2閉塞部35には、開口側部25側に連通孔46は設けられていない。送気通路38と防水部43内と連通する内側通気孔80が設けられている。内側通気孔80は、連通孔46より上側に位置するように、第2閉塞部35に、水平部24の上側に設けられている。
送気通路38の連通孔46は、内側通気孔80より低い所に位置しているので、防水部43内に浸入した水を、送気通路38へ浸入させることなく連通孔46を通してより効率よく排出できる。また、送気通路38の空気を、内側通気孔80から取り込んで、防水部43内を通過させ、連通孔46から排出することができる。また、防水部43内の湿気を含む水分を効果的に除去できる。さらに、内側通気孔80から防水部43内に取り込んだ空気を、内壁孔48を通してプリント基板70側へ送ることができる。この空気の流れにより、防水部43内および基板配設部36内の湿気を含む水分を効果的に除去できる。したがって、プリント基板70を乾燥させることができる。内側通気孔80をベース11の水平部24の上側部分に設けているので、ファン12から排出された空気が吹出口27の手前の送気通路38から漏れて空気清浄機10の吹出部75からの風量が極端に減少するのを回避できる。
本発明は実施形態のものに限定されず、種々の変形が可能である。例えば、第1実施形態においては、図13(a)に示すように、連通孔46,46を、第2閉塞部35に略同一高さに設け、連通孔46,46間の底面42が平坦となるように形成したが、図13(b)に示すように、防水部43の底面42は、連通孔46,46間の中間部分が最も高く、かつ、連通孔46,46側で最も低くなるような傾斜面を形成してもよい。また、図13(c)に示すように、一方の連通孔46側から他方の連通孔46側へ傾斜するように傾斜面を形成してもよい。防水部43の底面42は連通孔46に向けて下降する傾斜面となるように形成されているので、防水部43内に浸入した水を連通孔46から容易に排出できる。一方の連通孔46に目詰まりが生じて使用できなくなった場合であっても、他方の連通孔46は、前記一方の連通孔46と同時に目詰まりを生じることがないので、他方の連通孔46から水を排出できる。溝部49の底面は平坦面であるが、図13(c)に示す傾斜面と同様に、内壁孔48側が最も低くなるような傾斜面を形成してもよい。なお、防水部43の底面42、溝部49の底面42の傾斜面の最高点は、傾斜部50の下端より低くすることが望ましい。
本発明は空気清浄機に対してだけでなく、加湿器、除湿器などの空気調和機に対しても適用できる。防水部43は、基板配設部36と同様に、水の浸入を防止する必要がある充電部等に設けてもよい。フィルタホルダ14の第2閉塞部35は、平面でなくてもよく、湾曲面であってもよい。複数の内壁孔48を内壁41に設けてもよい。連通孔46は、内側通気孔80より低い所に位置していなくてもよい。内側通気孔80は送気通路38内にあれば、空気の流れで水を排出可能である。連通孔46を設けることなく内側通気孔80を設けてもよい。送気通路38の空気を、内側通気孔80から防水部43内に取り込むことができる。また、防水部43内の湿気を含む水分を効果的に除去できる。
10 空気清浄機(空気調和機)
11 ベース
12 ファン
14 フィルタホルダ(閉塞部材)
16 後ろケース(トップカバー)
21 外壁部
22 第1閉塞部
27 吹出口
35 第2閉塞部
36 基板配設部
38 送気通路
41 内壁
42 底面
43 防水部
46 連通孔
48 内壁孔
58 通気孔(吸気口)
70 プリント基板(基板)
75 吹出部
80 内側通気孔

Claims (4)

  1. 上側を開放して吹出口が設けられた外壁部と該外壁部の一側縁を閉塞する第1閉塞部とを有するベースと、
    前記外壁部内に配置されたファンと、
    前記ベースの外壁部内に前記ファンにより空気を吸い込むための吸気口が設けられ前記ベースの前記外壁部他側縁を閉塞して、前記第1閉塞部と前記外壁部と共に送気体通路を形成する第2閉塞部を有する閉塞部材と、
    前記ベースの吹出口に重なり合うように設けられた吹出部を有するトップカバーと、
    前記閉塞部材の第2閉塞部によって前記送気体通路から仕切られるように、前記閉塞部材の上側に設けられた基板配設部と
    を備えた空気調和機において、
    前記閉塞部材の基板配設部に、前記第2閉塞部から間隔をあけて形成した内壁
    前記内壁と、前記第2閉塞部と、前記基板配設部の底面とで形成した樋状の防水部と、
    前記内壁に設けられた前記防水部内と前記基板配設部の基板側とを連通する内壁孔と、
    前記閉塞部材の第2閉塞部に設けられた前記送気通路の外側と前記防水部内とを連通する連通孔と
    前記基板配置部の底面に設けられた前記防水部に向けて傾斜する傾斜部と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記閉塞部材の第2閉塞部と前記ベースの外壁部の端縁とは鉛直面上で当接することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記閉塞部材の第2閉塞部に、前記送気通路と前記防水部内とを連通する内側通気孔を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記防水部の底面は前記連通孔に向けて下降する傾斜面となるように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
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