JP5026184B2 - 加湿装置 - Google Patents

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本発明は、室内の乾燥を防止するための加湿装置に係わり、特に、天板に設けた操作部に水をこぼしても内部の配線基板に搭載された電装部品が損傷しない構造に関するものである。
従来の加湿装置では、湿度センサにより室内の湿度を検知し予め設定した設定湿度との差によって加湿量を制御するものが一般的である。例えば、送風手段により吸込口から吸い込まれた室内空気を気化フィルターに通過させて加湿空気を発生させる気化式加湿装置では、吸込口付近に配置した湿度センサの検知湿度が設定湿度に到達すると、送風手段を最小送風量で運転させるか、または送風手段を停止させることで加湿量制御を行っていた。
また、加湿装置の操作性を向上させるため、樹脂材料で成形した外装ケースの天板に操作部を設け、運転のオン・オフや設定湿度調節等の操作を立ったままで行なえるようにしたものが知られている。このように、操作部を外装ケースの天板に設けたものでは、通常、操作部の直下に運転スイッチ等の各種のスイッチ等の電装部品を搭載した配線基板が配置されている。さらに、加湿装置を持ち運びするために操作部の周囲には起伏自在に取り付けた持ち運び用コ字型の取っ手を備えているものがある。(特許文献1)
特開2003−35443号公報
しかしながら、外装ケースの天板に操作部を設けた加湿装置では、給水タンクに水を補給する際に誤って天板に水をこぼした場合、例えば取っ手の取付け部より操作部の直下に配置した配線基板に水が浸入し、配線基板に搭載された運転スイッチ等の電装部品が損傷するという問題があった。また、天板にこぼした水が加湿装置の内部から外部に流れ出して加湿装置を設置している床やテーブル等を汚すという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、天板から水が浸入した場合でも、操作部の直下に配置された配線基板に搭載された電装部品を損傷させることなく、浸入した水を水槽部に確実に回収できる耐水性に優れた製造コストの安い加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、加湿空気を発生させる加湿手段と、室内の空気を吸込口から取り入れ前記加湿手段を通過させて吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、前記加湿手段に水を供給する水槽部と、外装ケースの天板に設けた操作部と、前記操作部の直下に配置した配線基板と、前記配線基板の下部に設けた仕切り板を備えた加湿装置において、前記仕切り板の底部を所定部位が最下点となるように傾斜させ、その最下点に設けた排水孔から前記水槽部に連通する排水経路を備えるとともに、前記仕切り板の外周に防水壁を設けたことを特徴とする加湿装置に係わるものである。
また、前記仕切り板は、送風手段の送風ケースからなることを特徴とする請求項1記載の加湿装置に係わるものである。
上述の構成により、加湿装置の天板から浸入した水が、操作部の直下に配置した配線基板にふりかかることがなく水槽部に確実に回収できるので、配線基板に搭載された各種の電装部品の損傷を防止できるとともに、浸入した水による床やテーブル等の汚れを防止できる。さらに加湿装置の部品費を低減できる。したがって、耐水性に優れた製造コストの安い加湿装置を供給できる。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、天板に操作部を設けた加湿装置において、操作部の直下に配置した配線基板の下部に仕切り板を設け、この仕切り板の底部を所定部位が最下点となるように傾斜させ、その最下点に設けた排水孔から水槽部に連通する排水経路を備えるとともに、仕切り板の外周に防水壁を設けたものである。また、仕切り板は送風手段の送風ケースからなものである。
つまり、天板付近から浸入した水は、仕切り板の底部の傾斜により最下点に設けた排水孔に向かって流れ、もし多量の水が浸入した場合でも防水壁により確実に排水孔に流れるため、浸入した水が配線基板にふりかかることがなく、排水孔から排水経路を通過して確実に水槽部に回収される。したがって、配線基板に搭載された各種の電装部品の損傷を防止できるとともに、浸入した水により加湿装置を設置している床やテーブル等を汚すことを防止できる。また、仕切り板は送風手段の送風ケースを兼用しているので新たな部品を追加する必要がないため、加湿装置の部品費を低減することができる。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図1より、1は加湿装置の樹脂材料からなる外装ケース、2は外装ケース1の上部に位置し加湿装置の運転を制御するための操作部で、この操作部2と隣接する上部に外装ケース1内で加湿された加湿空気を室内に排出するための吹出口3を設けている。また、4は室内空気を外装ケース1内部に吸い込むための吸込口であり、5は操作部の周囲に起伏自在に取り付けられた持ち運び用コ字型の取っ手である。
図2は加湿装置の縦断面構成図であり、6は図示しない給水タンクから供給された水を一定水量貯える水槽部、7は水槽部6内の水を吸水して湿潤する加湿手段としての気化フィルターである。8は送風手段としての送風機であり、9は吸込口4と気化フィルター7の間に配置され、送風機8によって吸込口4から吸い込まれた空気を加熱する温風用ヒータである。つまり、吸込口4、温風用ヒータ9、気化フィルター7、送風機8、吹出口3から成る通風経路10を外装ケース1内に形成している。
図3は加湿装置の分解斜視図であり、外装ケース1の天板11には、操作プレート12を貼り付けた操作部2と持ち運び用コ字型の取っ手5、及び操作部2の直下に取り付けた配線基板13を配置している。さらに、配線基板13の下部には仕切り板14を設けている。取っ手5は、図2に示すように取っ手5の係止部5Aが天板11と一体成形された係合部11Aに係着することにより起伏自在になり、起伏したときに取っ手5の端部が天板11に干渉しないよう係合部11Aの下には仕切り板14に連通する開口部11Bを設けている。
図4は仕切り板14の拡大斜視図であり、仕切り板14は底部の中央が最下点となるよう傾斜しており、この最下点の位置に複数の排水孔14Aを設けている。さらに、仕切り板14の外周には一定の高さの防水壁14Bを設けている。なお、本実施例では図2に示すように、仕切り板14は部品点数を低減するために樹脂材料から成形された送風ケース15を兼用しており、図5に示すように仕切り板14の排水孔14Aから送風ケース15を介して水槽部6に連通する排水経路16を設けている。
次に、以上の構成における動作を説明する。加湿装置を運転する場合、先ず図示していない給水タンクに水を入れ、これを外装ケース1内に挿入し指定位置に設置する。これにより水槽部6には給水タンクから一定量の水が流れ出し一定水位の水が貯えられる。その結果、水槽部6に設置されている気化フィルター7は毛細管現象により水槽部6の水を吸い上げ湿潤する。
この状態で操作部2の運転スイッチを入れ、湿度設定スイッチで目標とする湿度を選択すると、送風機8が回転するため、室内空気は吸込口4から外装ケース1内に吸い込まれ、気化フィルター7を通過する際に加湿空気となり吹出口3から排出される。その後、湿度設定スイッチにより設定された設定湿度と湿度センサが検知した検知湿度の差に応じて、温風用ヒータ9や送風機8の回転を制御して自動的に加湿運転が行なわれる。
ところで、給水タンクに水を補給する際など誤って操作部2に水をこぼした場合、取っ手5を係着している天板11の開口部11Bから仕切り板14の上に水が浸入することになるが、浸入した水は直ぐに仕切り板14の底部の傾斜により最下点に設けた排水孔14Aに向かって流れることになる(図4の黒矢印)。もし多量の水が仕切り板14の上に浸入した場合でも、仕切り板14の外周に設けた防水壁14Bにより確実に排水孔14Aに流れるため、配線基板13や他の部品に水がふりかかることがなくなるのである。
さらに、排水孔14Aに集められた水は排水経路16を通過して確実に水槽部6に回収されるため、仕切り板14の上に留まることがなく、外装ケース1の外部に漏れ出すことがない(図5の黒矢印)。したがって、配線基板13に搭載された各種の電装部品の損傷を防止できとともに、浸入した水により加湿装置を設置している床やテーブル等を汚すことを防止できる。また、仕切り板14は送風機8の送風ケース15を兼用しているので新たな部品を追加する必要がないため、加湿装置の部品費を低減することができるのである。
本発明の実施例を示す傾視図である。 本発明の実施例を示す縦断面構成図である。 本発明の実施例の分解斜視図である。 本発明の実施例の仕切り板の拡大斜視図である。 本発明の実施例の排水経路を示す斜視図である。
符号の説明
1 外装ケース
2 操作部
3 吹出口
4 吸込口
5 取っ手
6 水槽部
7 気化フィルター(加湿手段)
8 送風機(送風手段)
11 天板
13 配線基板
14 仕切り板
14A排水孔
14B防水壁
15 送風ケース
16 排水経路

Claims (2)

  1. 加湿空気を発生させる加湿手段と、室内の空気を吸込口から取り入れ前記加湿手段を通過させて吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、前記加湿手段に水を供給する水槽部と、外装ケースの天板に設けた操作部と、前記操作部の直下に配置した配線基板と、前記配線基板の下部に設けた仕切り板を備えた加湿装置において、前記仕切り板の底部を所定部位が最下点となるように傾斜させ、その最下点に設けた排水孔から前記水槽部に連通する排水経路を備えるとともに、前記仕切り板の外周に防水壁を設けたことを特徴とする加湿装置。
  2. 前記仕切り板は、送風手段の送風ケースからなることを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
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