JP2008267759A - 加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイパス通風経路内に配置した湿度センサが長期にわたり高い応答性を維持して室内の湿度を精度よく検知できる加湿装置を供給することを目的とする。
【解決手段】加湿空気を発生させる加湿手段と、本体ケースに形成された吸込口から吹出口に至る経路で構成された通風経路と、前記吸込口から吸い込まれた室内空気を前記加湿手段に通過させ前記吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、室内の湿度を検知する湿度センサと、バイパス吸込口から前記通風経路に連通するバイパス通風経路を有し、前記バイパス通風経路に前記湿度センサを配置した加湿装置において、湿度センサの湿度検知面をバイパス吸込口の開口部に対して略垂直に配置した。また、バイパス吸込口の開口部を丸孔にした。
【選択図】図4
【解決手段】加湿空気を発生させる加湿手段と、本体ケースに形成された吸込口から吹出口に至る経路で構成された通風経路と、前記吸込口から吸い込まれた室内空気を前記加湿手段に通過させ前記吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、室内の湿度を検知する湿度センサと、バイパス吸込口から前記通風経路に連通するバイパス通風経路を有し、前記バイパス通風経路に前記湿度センサを配置した加湿装置において、湿度センサの湿度検知面をバイパス吸込口の開口部に対して略垂直に配置した。また、バイパス吸込口の開口部を丸孔にした。
【選択図】図4
Description
本発明は、室内の乾燥を防止するための加湿装置に係わり、特に、湿度センサの取り付け構造に関するものである。
従来の加湿装置では、湿度センサにより室内の湿度を検知し予め設定した設定湿度との差によって加湿量を制御するものが一般的である。例えば、送風手段により吸込口から吸い込まれた室内空気を気化フィルターに通過させて加湿空気を発生させる気化式加湿装置では、吸込口付近に配置した湿度センサの検知湿度が設定湿度に到達すると、送風手段を最小送風量で運転させるか、または送風手段を停止させることで加湿量制御を行っていた。
湿度センサは、室内の湿度を正確に検知するため送風手段により吸い込まれた室内空気が通過する通風経路内に配置される場合と、通風経路以外の場所に配置される場合があるが、いずれの配置においても正確な湿度検知ができず湿度検知の応答性が悪いという問題があった。そこで、通風経路とは別にバイパス通風経路を設け、このバイパス通風経路に湿度センサを配置して湿度検知の精度を高め応答性の良い加湿量制御を行っている加湿装置がある。(特許文献1)
また、加湿装置の湿度センサ12は、図5に示すように略直方体の形状からなり、湿度検知を行う湿度検知面12Aは微細な孔12Bを有し、この孔12Bから空気を導入して湿度検知を行っている。そして、図6に示すように湿度センサ12を加湿装置に配置する場合には、湿度検知の精度や応答性を高めるため、室内空気が湿度検知面12Aに直接当たるよう湿度検知面12Aを吸込口4と対向する配置としている。(特許文献2)
特開2002−295872号公報
特開2000−28165号公報
しかしながら、湿度センサの湿度検知面をパイパス吸込口と対向する配置とした場合、バイパス通風経路には空気の流れが発生しているため、吸い込まれた室内空気に含まれる塵等が湿度検知面に直接当たり付着し易くなる。したがって、長時間使用を続けると塵等が湿度検知面に堆積し湿度検知面の孔を塞いでしまうため、応答性が悪くなり室内の湿度を精度よく検知できなくなるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、バイパス通風経路内に湿度センサを配置した加湿装置において、室内空気に含まれる塵等が湿度センサの湿度検知面に付着するのを抑え、長期にわたり高い応答性を維持して室内の湿度を精度よく検知できる加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、加湿空気を発生させる加湿手段と、本体ケースに形成された吸込口から吹出口に至る経路で構成された通風経路と、前記吸込口から吸い込まれた室内空気を前記加湿手段に通過させ前記吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、室内の湿度を検知する湿度センサと、バイパス吸込口から前記通風経路に連通するバイパス通風経路を有し、前記バイパス通風経路に前記湿度センサを配置した加湿装置において、前記湿度センサの湿度検知面を前記バイパス吸込口の開口部に対して略垂直に配置したことを特徴とする加湿装置に係わるものである。
また、前記バイパス吸込口の開口部を丸孔としたことを特徴とする請求項1記載の加湿装置に係わるものである。
上述の構成により、バイパス通風経路内に配置した湿度センサが長期にわたり高い応答性を維持して室内の湿度を精度よく検知できる加湿器装置を供給できる。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、バイパス通風経路内に湿度センサを配置した加湿装置において、湿度センサの湿度検知面をバイパス吸込口の開口部に対して略垂直に配置したものである。また、バイパス吸込口の開口部を丸孔にしたものである。
つまり、湿度センサの湿度検知面にバイパス吸込口から吸い込まれた空気が直接当たることがなくなるため、室内空気に含まれる塵等は湿度検知面に付着し難くなり、長時間使用しても湿度検知面に塵等が堆積しなくなる。また、空気中の大きな塵等はバイパス吸込口の開口部の丸孔で捕獲されるので湿度検知面に堆積することはない。したがって、湿度センサは、長期にわたり高い応答性を維持して室内の湿度を精度よく検知できる。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図1より、1は加湿装置の本体ケース、2は本体ケース1の上部に位置し加湿装置の運転を制御するための操作部で、この操作部2と隣接する上部に本体ケース1内で加湿された加湿空気を室内に排出するための吹出口3を設けている。また、4は室内空気を本体ケース1内部に吸い込むための吸込口である。5は開口部5Aを丸孔5Bから構成したバイパス吸込口である。
図2は加湿装置の縦断面構成図であり、6は図示しない給水タンクから供給された水を一定水量貯える水槽部、7は水槽部6内の水を吸水して湿潤する加湿手段としての気化フィルターである。8は送風手段としての送風機であり、9は吸込口4と気化フィルター7の間に配置され、送風機8によって吸込口4から吸い込まれた空気を加熱する温風用ヒータである。つまり、吸込口4、温風用ヒータ9、気化フィルター7、送風機8、吹出口3から成る通風経路10を本体ケース1内に形成している。
11は加湿装置を制御するための電子部品と湿度センサ12を配置したプリント配線基板で、図3に示すように端部に形成された凸形状部11Aに湿度センサ12を配置している。13はバイパス吸込口5から室内空気を吸い込み通風経路10に連通するバイパス通風経路であり、湿度センサ12を配置した凸形状部11Aを囲むように形成されている。そして、湿度センサ12の湿度検知面12Aはバイパス吸込口5の開口部5Aに対して略垂直になるように配置されている。つまり、湿度検知面12Aにバイパス吸込口5からの空気が直接当たらないようにしているのである。
次に、以上の構成における動作を説明する。加湿装置を運転する場合、先ず図示していない給水タンクに水を入れ、これを本体ケース1内に挿入し指定位置に設置する。これにより水槽部6には給水タンクから一定量の水が流れ出し一定水位の水が貯えられる。その結果、水槽部6に設置されている気化フィルター7は毛細管現象により水槽部6の水を吸い上げ湿潤する。
この状態で操作部2の運転スイッチを入れ、湿度設定スイッチで目標とする湿度を選択すると、送風機8が回転するため、室内空気は吸込口4から本体ケース1内に吸い込まれ、気化フィルター7を通過する際に加湿空気となり吹出口3から排出される。その後、湿度設定スイッチにより設定された設定湿度と湿度センサ12が検知した検知湿度の差に応じて、温風用ヒータ9や送風機8の回転を制御して自動的に加湿運転が行なわれる。
一方、送風機8が回転することによりバイパス吸込口5から室内の空気が吸い込まれ、バイパス通風経路13を経由して通風経路10に導入される。図4は本発明の湿度センサ12の配置におけるバイパス通風経路13での空気の流れを示したものであり、湿度検知面12Aをバイパス吸込口5の開口部5Aに対して略垂直に配置しているため湿度検知面12Aに空気が直接当たることはない。
つまり、空気中に含まれる塵等は湿度検知面12Aに付着し難くなり、長時間使用しても湿度検知面12Aに塵等が堆積しないのである。また、バイパス吸込口5の開口部5Aを丸孔5Bにしているため、空気中の大きな塵等は確実にこの丸孔5Bで捕捉されるので、湿度検知面12Aにはいっそう堆積しないのである。したがって、バイパス通風経路13に配置された湿度センサ12は、長期にわたり高い応答性を維持して室内の湿度を精度よく検知できるのである。
1 本体ケース
3 吹出口
4 吸込口
5 バイパス吸込口
5A 開口部
5B 丸孔
7 気化フィルター(加湿手段)
8 送風機(送風手段)
10 通風経路
12 湿度センサ
12A湿度検知面
13 バイパス通風経路
3 吹出口
4 吸込口
5 バイパス吸込口
5A 開口部
5B 丸孔
7 気化フィルター(加湿手段)
8 送風機(送風手段)
10 通風経路
12 湿度センサ
12A湿度検知面
13 バイパス通風経路
Claims (2)
- 加湿空気を発生させる加湿手段と、本体ケースに形成された吸込口から吹出口に至る経路で構成された通風経路と、前記吸込口から吸い込まれた室内空気を前記加湿手段に通過させ前記吹出口より加湿空気として吹き出す送風手段と、室内の湿度を検知する湿度センサと、バイパス吸込口から前記通風経路に連通するバイパス通風経路を有し、前記バイパス通風経路に前記湿度センサを配置した加湿装置において、前記湿度センサの湿度検知面を前記バイパス吸込口の開口部に対して略垂直に配置したことを特徴とする加湿装置。
- 前記バイパス吸込口の開口部を丸孔としたことを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007114934A JP2008267759A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007114934A JP2008267759A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 加湿装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008267759A true JP2008267759A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40047491
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007114934A Pending JP2008267759A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 加湿装置 |
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JP (1) | JP2008267759A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043271A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Panasonic Corp | 加湿装置 |
JP2016056985A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
JP2020041790A (ja) * | 2018-09-14 | 2020-03-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液体微細化装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118435A (ja) * | 1974-07-22 | 1986-01-27 | ザ スタンダ−ド オイル カンパニ− | 酸化触媒 |
JP2002295872A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 加湿装置 |
JP2007040570A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Sharp Corp | 空気調節装置 |
-
2007
- 2007-04-25 JP JP2007114934A patent/JP2008267759A/ja active Pending
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JP7194880B2 (ja) | 2018-09-14 | 2022-12-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液体微細化装置 |
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