JPH0687800B2 - リパ−ゼ基質、及びリパ−ゼの視覚的測定法及び測定試薬 - Google Patents

リパ−ゼ基質、及びリパ−ゼの視覚的測定法及び測定試薬

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JPH0687800B2
JPH0687800B2 JP61099516A JP9951686A JPH0687800B2 JP H0687800 B2 JPH0687800 B2 JP H0687800B2 JP 61099516 A JP61099516 A JP 61099516A JP 9951686 A JP9951686 A JP 9951686A JP H0687800 B2 JPH0687800 B2 JP H0687800B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 リパーゼ(トリアシルグリセリンアシルヒドロラーゼEC
3.1.1.3)は油滴及び水性相間の界面の乳化した長鎖脂
肪酸のトリグリセリドを加水分解する。急性膵炎又は膵
臓癌のような一定の疾患においては、通常非常に低い血
清中のリパーゼ濃度が上昇し、従つて、リパーゼ活性の
測定は臨床上著しく重要である。従つて、リパーゼ測定
は臨床化学にとつて、並びに生物化学、薬化学及び栄養
化学にとつても著しく重要である。
従来技術 すでに一連のリパーゼ測定法が公知である。こうして、
遊離酸をアルカリ液で滴定する。該方法は妨害を受けや
すく、特に特異的ではない。更にUV中での測光法は公知
である。こうして、西ドイツ国特許公開第3342106号公
報中にはUV−測定用基質として非イオン系界面活性剤と
組合わせた高脂肪酸のモノ−又はジクリセリドの使用が
記載されている。しかしながらUV−テストは比較的費用
のかかる測定装置を必要とし、かつ装置の故障、試薬の
消耗のような可能な妨害がしばしば容易にわからない。
従つて、簡単な装置で実施することができ、直接視覚的
にコントロールすることができる呈色テストに対する要
求がある。
基質としてのジメルカプトプロパノール−トリエステル
を色原体としてのジチオビスニトロ安息香酸、エステラ
ーゼ阻害剤及びリパーゼ賦活剤と一緒に使用するクロオ
カ(Kurooka)による呈色テストはすでに公知である。
しかしながらこの方法は十分な正確さを示さない(J.Cl
in.Chem.Clin.Biochem.第20巻、537〜552頁(1982
年))。更に、基質としてトリリノレイン、補助系とし
てリポキシゲナーゼを用いる方法が公知であるが、この
際引き続き行なう呈色反応において脂肪酸ヒドロペルオ
キシドにより鉄(II)を鉄(III)に酸化し、かつチオ
シアン酸鉄(III)を検出する。この方法は全く信頼の
おける結果を示さない(J.Clin.Chem.Biochem.第20巻、
第745〜752頁(1982)) 混濁測定も公知であるが、比較的僅かな感度を示す。
発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の課題は公知呈色テストの欠点を示さ
ず、正確な結果を提供し、操作が簡単で高い感度を有
し、種々の自動分析システムへの適応が困難ではない僅
かな積層相を有する、リパーゼの測定のための呈色テス
トを提供することである。
問題点を解決するための手段 この課題は本発明により一般式 〔式中、Aは炭素原子数1〜16のアルキレン基又は炭素
原子数2〜16のアルケニレン基を表わし、R及びR1は同
一又は異なっていてよく、それぞれ炭素原子数1〜20の
アルキル基又はアシル基、又は炭素原子数2〜20のアル
ケニル基を表わすか、又はC1〜8−アルキル置換してい
てよいアリール基又はアルキル基中の炭素原子数1〜8
のアルアルキル基を表わし、基R及びR1の一方は水素原
子であってもよく、Xは芳香族ヒドロキシ−又はチオー
ル化合物の基を表わし、かつそれぞれY及びZは相互に
独立して−S−又は−O−を表わし、Zは−CH2−も表
わす〕のリパーゼ基質により解決する。
リパーゼの作用下に、本発明によるリパーゼ基質は基X
に相応する芳香族ヒドロキシ化合物又はチオール化合物
の遊離下に切断され、これらの化合物を直接視覚的に測
定するか又は好適な発色団又は螢光団とカツプリングさ
せ、カツプリング生成物を測定する。
R又は/及びR1は有利に炭素原子数6〜18、特に8〜12
を表わす。加水分解に対する非鋭敏性のために、R及び
R1はアシル基よりアルキル基が特に有利である。天然の
トリグリセリドはアシル基を有しているにもかかわら
ず、R及びR1がアルキル、アルケニル又はアルアルキル
を有する化合物が良好なリパーゼ基質であることが判明
したのは意外であつた。
R及び/又はR1の例はアルキル基としてメチル−、エチ
ル−、プロピル−、ブチル−、ペンチル−、ヘキシル
−、ヘプチル−、オクチル−、ノニル−、デシル−、ウ
ンデシル−、ドデシル−、テトラデシル−、ヘキサデシ
ル−及びオクタデシル基であり、更に相応するアシル
基、例えばアセチル−、プロピオニル−、ブチリル−、
バレリル−、カプロニル−、カプリル−、カプリニル
−、ラウリル−、ミリスチル−、パルミチル−及びステ
アリル基並びにオレイル−、クロトニル−、リノリル
基、フエニル−、ベンジル−又はオクチルフエニル基で
ある。
本発明によるリパーゼ基質はジカルボン酸COOH−A−CO
OH(式中、Aは有利に炭素原子数3〜7である)の基を
有する。Aが誘導される酸の例としてはマロン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ノナンジカルボン酸、
デカンジカルボン酸及びウンデカンジカルボン酸であ
る。炭素原子数3〜7のAに相応する、グルタール酸〜
アゼライン酸が前記のように有利である。
Xは芳香族ヒドロキシ−又はチオール化合物であつて良
いが、これは発色団を形成するか又は後反応によりはじ
めて色素に変換することができる。典型的な例はフエノ
ール、チオフエノール、ナフトール、チオナフトール及
びその誘導体並びに自体発色団である化合物、例えばレ
ゾルフイン−、クロルフエノールレツド−、インドキシ
ル−又はチオフルオレシイン基である。好適なヒドロキ
シ−又はチオール化合物をすべて挙げることはその数が
非常に多いので不可能であるが、まさに発色性である
か、又は発色団に変換可能な芳香族ヒドロキシ−又はチ
オール化合物は専門家に公知である。
僅かな極性を示し、かつ親油性である発色団が有利であ
る。しかしながら水溶性はなお保証されているべきであ
る。
前記発色団の親油性特性は好適な置換により、例えばア
ルキル基でプラスに影響をうける。レゾルフイン基に好
適な置換分としては特にメチル−、ジメチル−及びエチ
ル基を挙げることができるが、臭素での置換も好適であ
る。
本発明による化合物は新規である。該化合物は不斉中心
を有しており、従つて光学活性である。リパーゼ基質と
しては通常の製法により生じるラセミ体としても、光学
活性異性体としても使用することができる。
本発明によるリパーゼ基質の製造は自体公知の方法によ
り行なうことができる。こうして、1,2−O−ジエ−テ
ル−及び1,2−ジアシルグリセリン誘導体は例えばメソ
ツズ・イン・エンテモロギー(Methods in Enzymolog
y)、第98巻、第623頁(1983)及びオレギネー(Oleagi
neux)、第23巻、第185頁(1968年)中に記載されてい
る。アルカンジオール誘導体からの合成は、例えばカナ
デイアン・ジヤーナル・オブ・ビオケミストリー(Can.
J.Biochem.)第46巻、第69頁(1968年)に記載されてい
る。
1,2−O−ジエ−テル−及び1,2−ジアシル−グリセリン
化合物から出発し、クロロホルム/ピリジンのような無
水媒体中で相応するジカルボン酸無水物と反応させるこ
とにより相応するグリセロジカルボン酸モノエステルが
得られる。ジカルボン酸無水物を製造するための好適な
方法はフーベン・バイル・ミユラー(Houben-Weyl-Muel
ler)の“メトーデン・デル・オルガーニツシエン・ケ
ミー(Methoden der Organischen Chemie)”、第IV/4
巻、第786頁に記載されている。
基Xが誘導される芳香族ヒドロキシ−又はチオール化合
物でのモノエステルのエステル化は、例えばジシクロヘ
キシルカルボジイミドのような吸湿剤の存在下に芳香族
アルコール又はチオールとジカルボン酸モノエステルと
を直接反応させることにより実施される。更に、ジカル
ボン酸モノエステルを活性化エステル、例えばヒドロキ
シスクシンイミドエステル又はイミダゾリドに変換し、
かつ活性化エステルを芳香族アルコール又はチオールと
反応させることによつても実施することができる。
まず、芳香族アルコール又はチオールを用いてジカルボ
ン酸のモノエステル、例えばアジピン酸−モノニトロフ
エニルエステル又はグルタル酸モノフエニルエステルを
製造し、次いでこれを1,2−O−ジアルキル−もしくは
−ジアシルグリセリンで、例えば酸クロリド、酸無水物
又は活性化エステルの中間体形成を介してエステル化す
ることも同様に可能である。芳香族アルコール又はチオ
ールとのジカルボン酸モノエステルの製造は例えば酸無
水物と芳香族化合物とから1:1のモル比で、又はジカル
ボン酸と芳香族化合物とから2:1のモル比で、又は容易
に脱離可能な保護基を有するジカルボン酸モノエステル
と芳香族化合物とから行なうことができる。好適な方法
は例えばアルヒブ・デル・フアルマツイー(Arch.Phar
m.)、第287巻、第514頁(1954年)に記載されている。
更に、1,2−O−ジアルキル−もしくは1,2−O−ジアシ
ルグリセロ−ジカルボン酸−モノエステルは、先ずジカ
ルボン酸と容易に脱離性のアルコール、例えばベンジル
アルコール又は2,2,2−トリクロルエチルアルコールと
からジカルボン酸モノエステルを製造し、次いでこのよ
うにして得られた酸を前記ジアルキル−もしくはジアシ
ル−グリセリンでエステル化することにより製造される
ことができる。引き続き、保護基を除去し、芳香族アル
コール又はチオールとの反応を前記のように行なう。
もう1つの製造法は、先ず1,2−イソプロピリデン−グ
リセリンのような保護グリセリンをジカルボン酸モノエ
ステルと反応させて相応して保護されたグリセロ−3−
ジカルボン酸−ジエステルを形成し、次いでグリセリン
の保護基を除去し、遊離したOH基をアルキル化もしくは
アシル化する。最後に、最初に存在したモノエステル基
(カルボキシル保護基)を脱離し、芳香族アルコール又
はチオールと反応させる。
本発明による基質の前記の製法はすべてではなく、専門
家は本発明によるすべての化合物を容易に製造すること
ができる一連の自体公知法を更に提供することができ
る。前記方法により得られたラセミ生成物から、所望の
場合光学的に純粋な異性体を公知の分割法により得るこ
とができる。同様に、該異性体を自体公知法で立体特異
的に経過する製法により獲得することもできる。
リパーゼの視覚的測定のための本発明による方法は、本
発明によるリパーゼ基質にリパーゼ含有試料を作用さ
せ、遊離した芳香族ヒドロキシ−又はチオール化合物の
量を直接又は好適な発色団と結合させたのち生じた色素
を視覚的に測定することを特徴とする。
この方法の特徴は、公知方法において何重にも必要とさ
れる助酵素又はエステラーゼ阻害剤を必要としないこと
にある。この種の添加物は高いだけでなく、多くの場合
あまり安定ではない。本発明の特別な利点は、本発明に
よるリパーゼ基質及び緩衝物質と共に、界面活性剤、特
に胆汁酸塩、コリパーゼ、発色性カツプラー及び/又は
塩化ナトリウムのような塩を含有する、良好な保存性を
有する視覚的測定用試薬を可能としたことである。更
に、該試薬は有利に尿素、保存剤及び/又は活性化剤を
含有することができる。
有利な組成中には次の試薬を含有する: 基質 0.05〜10mg/ml、 デソキシコール酸塩 2〜50mg/ml、 コリパーゼ 0.001〜0.01mg/ml、 尿素 1〜100mg/ml、 NaCl 0.1〜10mg/ml、 緩衝物質 1〜50mg/ml、 (それぞれ試験における調合済溶液に対して) 胆汁酸としては公知界面活性胆汁酸、例えばコール酸、
タウロコール酸、デソキシコール酸、タウロデソキシコ
ール酸、グリコデソキシコール酸もしくはそのアルカリ
塩、特にナトリウム塩を挙げることができる。有利な量
は2〜50mg/mlである。
本発明による試薬のその他の主な成分はコリパーゼであ
る。特に好適であるのは不純物不含コリパーゼである。
有利な量は0.001〜0.01mg/mlである。
更に本発明による試薬は尿素を、有利に1〜100mg/mlを
含有していてよい。
緩衝物質としては、本発明による試薬の範囲においてpH
値を6.0と10.5との間に調整するすべての公知緩衝剤が
好適である。有利なpH値範囲は7.0と9.5との間である。
好適な緩衝剤の例はジエタノールアミン緩衝剤、トリエ
タノールアミン緩衝剤、トリス緩衝剤、及びグツド(Go
od)緩衝剤、例えばヘペス(Hepes)−緩衝剤(凍結乾
燥前の添加に好適である)、タプス(Taps)−緩衝剤、
CHES−緩衝剤(2−(シクロヘキシルアミノ)−エタン
スルホン酸)及びビシン(Bicine)である。有利な緩衝
物質量は1〜50mg/mlの間にある。
塩としてはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びア
ンモニウム塩が好適であり、0.1〜10mg/mlの濃度で使用
するのが有利である。
保存剤としては測定すべきリパーゼの酵素活性を妨害し
ないものが本発明の範囲において好適である。特に好適
であるのはアルカリアジド、特にナトリウムアジドであ
る。他の保存剤、例えばチオジド及び他の硫黄含有保存
剤も同様に好適である。保存剤の有利な量は0.01〜2mg/
mlである。
活性化剤としてはアルカリ土類金属イオン、有利にカル
シウムイオンが好適である。カルシウムイオンはデソキ
シコール酸と不溶性の化合物となるので、カルシウムの
存在においては胆汁酸としてタウロデソキシコール酸が
有利である、それというのもタウロデソキシコール酸は
1〜5ミリモルという高いカルシウム濃度で許容性であ
るためである。
最終組成に希釈することを指示した、乾燥又は濃縮した
剤形を使用する場合、該剤形は前記物質を相応する量比
で、かつ有利に保護コロイドで含有する。
保護コロイドとしては化学者に公知の物質、例えばポリ
ヒドロキシ化合物、血清アルブミン、ポリビニルピロリ
ドン、固体ポリエチレンオキシド等である。有利にはポ
リヒドロキシ化合物、特に分子中にペントース単位1〜
10もしくはヘキソース単位1〜10を有するモノマーもし
くはポリマーのペントース又はヘキソース及び/又は室
温で固定のポリエチレングリコールである。好適なポリ
ヒドロキシ化合物の有利な例はマンニツト及び類似の糖
アルコール、グルコースのオリゴ糖類、マンノース、マ
ルトヘプタオース、平均分子量3500〜7000のポリエチレ
ングリコール、その他これに類するものである。他の使
用可能な保護コロイドは例えばアラニンのようなアミノ
酸、アラビヤゴムのような植物ゴム糖である。保護コロ
イドもしくは保護コロイドの混合物の有利な量は20〜90
重量%である。特に好適であるのは糖アルコール及びポ
リアルキレングリコールの混合物である。
本発明による試薬は好適な担体材料上に含浸されて存在
していてもよい。吸収性担体材料並びに膨潤性、可溶性
フイルム形成性担体材料を挙げることができる。この形
において、本発明による試薬は直接視覚的に又は好適な
測定装置により測定することのできる試験テープの製造
を可能にした。
リパーゼを測定するための本発明による呈色試験は高い
感度で著しく正確な結果をもたらす。本発明によう呈色
試験は操作が非常に簡単であり、試験テープにも好適で
ある。積層相が非常に僅かであるか、又は全くないの
で、種々の自動分析装置に容易に適用することができ
る。
測定自体は終点法によつても、動力学的にも実施するこ
とができる。栓をしなくてもよいし、生じた反応生成物
の振盪もしなくてよいので、多くの公知法に対して動力
学的に実施することができるという利点を有する。
実施例 次に実施例につき本発明を詳細に説明する。
例1 a)1,2−O−ジヘキシル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸モノエステル クロロホルム30ml中の1,2−O−ジヘキシルグリセリン
3.3g(11.5ミリモル)の溶液に、順次ピリジン2.5ml、
4−ジメチルアミノピリジン スパーテル先端量及びグ
ルタル酸無水物2.6g(23ミリモル)を添加する。混合物
を10時間還流下に加熱し、冷却後クロロホルム200mlで
希釈する。クロロホルム相を1N塩酸で振出し、乾燥させ
る。乾燥剤の濾別後、溶剤を吸引濾過し、残分をシリカ
ゲルカラムを介して(溶離剤:酢酸エステル/石油エー
テル1:1)精製する。
TLC:Rf:0.45(酢酸エステル/石油エーテル1:2+氷酢1
%) 1,2−O−ジヘキシル‐rac−グリセロ−3−グルタル酸
−レゾルフインエステル: b)1a)1.4g(3.7ミリモル)をクロロホルム20ml中に
溶かし、氷冷下に蓚酸クロリド2ml(23.3ミリモル)を
滴加する。氷浴を除去し、溶液を室温で12時間攪拌す
る。引き続き、溶剤を留去し、残分をトルエン中に取り
込み、再たび濃縮する。このようにして得られた油状物
質を更に精製することなく使用する。
c)レゾルフイン0.8g(3.7ミリモル)をジメチルホル
ムアミド40ml中にピリジン1.1ml及びスパーテル先端部
量の4-ジメチルアミノピリジンの添加下に懸濁させる。
これにジメチルホルムアミド20ml中の1b)の溶液を滴加
する。室温で1〜2日間攪拌した後、濾過し、溶剤を蒸
発させる。残分を酢酸エステル中に取り込み、不溶性の
成分を濾別し、濾液を1N塩酸、次いで水で振盪する。有
機相を乾燥させ、溶剤を留去すると、油状残分が得ら
れ、これをシリカゲルのカラムクロマトグラフイーを介
して精製する(溶離剤:酢酸エステル/石油エーテル
1:1)。TLC:Rf:0.70(酢酸エステル/ヘキサン 1:1) 例2 a)1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸−モノエステル 例1a)と同様にして、1,2−O−ジオクチル−グリセリ
ン13g(41ミリモル)、クロロホルム150ml、ピリジン10
ml及びグルタル酸無水物6.8g(59.5ミリモル)から製
造。
収率:6.5g(37%) TLC:Rf:0.31(酢酸エステル/石油エーテル1:1)。
1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして2a)2g(4.5ミリモル)から製
造。
c)レゾルフイン0.96g(4.5ミリモル)をクロロホルム
50ml中に、1,8-ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク
−7−エン0.75ml(5ミリモル)及び4−ジメチルアミ
ノピリジン0.1gの添加下に溶かす。ここにクロロホルム
20ml中の2b)の溶液を滴下する。1〜2日間室温で攪拌
した後、濾過して、溶剤を留去する。例1c)と同様に処
理を行なう。
TLC:Rf:0.66(酢酸エステル/ヘキサン1:1)。
例3 a)1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−ピメリ
ン酸−モノエステル 例1a)と同様にして1,2−O−ジオクチルグリセリン3.2
g(10ミリモル)及びピメリン酸無水物2.1g(15ミリモ
ル)から製造。
TLC:Rf:0.61(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(膜):1740、1710。
1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−ピメリン酸
−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして3a)2.2g(4.7ミリモル)から
製造 c)例2c)と同様にして、レゾルフイン1g(4.7ミリモ
ル)、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク−7
−エン0.7ml及び3b)から例2c)と同様に製造。
TLC:Rf=0.78(酢酸エステル/ヘキサン1:2) 例4 a)1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−アゼラ
イン酸−モノエステル 例1a)と同様にして1,2−O−ジオクチル−グリセリン
6.3g(20ミリモル)、クロロホルム80ml、ピリジン5ml
及びアゼライン酸無水物5.2g(30ミリモル)から製造。
1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−アゼライン
酸−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして4a)3.2g(6.5ミリモル)及び
蓚酸クロリド3mlから製造。
c)例2c)と同様にしてレゾルフイン1.4g(6.5ミリモ
ル)、クロロホルム65ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,
4,0)−ウンデク−7−エン1.1ml及び4b)から製造。
TLC:Rf=0.86(酢酸エステル/ヘキサン1:2) IR(cm-1):(膜)1762、1736 例5 a)1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−グルタル
酸−モノエステル 例1a)と同様にして1,2−O−ジデシル−グリセリン3.7
g(10ミリモル)、クロロホルム40ml、ピリジン2.5ml及
びグルタル酸無水物1.8g(15.8ミリモル)から製造。
TLC:Rf:0.77(酢酸エステル/ヘキサン1:2) 1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−グルタル酸−
レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして5a)2.5g(5ミリモル)、クロ
ロホルム50ml及び蓚酸クロリド2.2mlから製造。
c)例2c)と同様にしてレゾルフイン1.1g(5ミリモ
ル)、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク−7
−エン1ml及び5b)から製造。
TLC:Rf=0.70(酢酸エステル/ヘキサン1:1) 例6 a)1,2−O−ジウンデシル−rac−グリセロ−3−グル
タル酸−モノエステル 例1a)と同様にして1,2−O−ジウンデシル−グリセリ
ン2g(5ミリモル)、クロロホルム25ml、ピリジン1.4m
l及びグルタル酸無水物0.9g(7.5ミリモル)から製造。
TLC:Rf:0.55(酢酸エステル/石油エーテル1:2) IR(cm-1):(膜)1740、1710 1,2−O−ジウンデシル−rac−グリセロ−3−グルタル
酸−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして6a)2g(3.9ミリモル)、クロ
ロホルム5ml及び蓚酸クロリド1.8mlから製造。
c)例2c)と同様にして、レゾルフイン0.83g(3.9ミリ
モル)、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク−
7−エン0.61ml及び6b)から製造。
TLC:Rf=0.47(RP18、エタノール/アセトン2:1) 例7 a)1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸−モノエステル 例1a)と同様にして、1,2−O−ジラウリル−グリセリ
ン10.7g(25ミリモル)、クロロホルム70ml、ピリジン
5.5ml及びグルタル酸無水物3.3g(29ミリモル)から製
造。
TLC:Rf:0.33(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(膜):1741、1708 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
ーレゾルフインエステル b)例1b)と同様にして、7a)5.5g(10ミリモル)、ク
ロロホルム50ml及び蓚酸クロリド4.3ミリモルから製
造。
c)例2c)と同様にして、レゾルフイン2.2g(10ミリモ
ル)、クロロホルム100ml及び1,8−ジアザビシクロ−
(5,4,0)−ウンデク−7−エン1.5ml及び7b)から製
造。
TLC:Rf=0.78(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(膜)1765、1720 例8 a)1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−ピメリ
ン酸−モノエステル 例1a)と同様にして、1,2−O−ジラウリル−グリセリ
ン8.6g(20ミリモル)、クロロホルム50ml、ピリジン15
ml及びピメリン酸無水物4.3g(30ミリモル)から製造。
TLC:Rf:0.5(酢酸エステル/石油エーテル1:2) IR(cm-1):膜:1740、1710 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−ピメリン酸
−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして、8a)1.66g(3ミリモル)及
び蓚酸クロリド1.3mlから製造。
c)例2c)と同様にして、レゾルフイン0.65g(3ミリ
モル)、クロロホルム30ml、1,8−ジアザビシクロ−
(5,4,0)−ウンデク−7−エン0.5ml及び8b)から製
造。
TLC:Rf=0.75(酢酸エステル/ヘキサン1:1) IR(cm-1):(膜):1768、1739 例9 a)1,2−O−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−グ
ルタル酸−モノエステル 1,2−O−ジテトラセシル−グリセリン14.6g(30ミリモ
ル)、クロロホルム150ml、ピリジン8.2ml及びグルタル
酸無水物5.1g(45ミリモル)から例1a)と同様にして製
造。
TLC:Rf:0.42(酢酸エステル/石油エーテル1:2) IR(cm-1):(KBr)1740、1710 1,2−O−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして、9a)3g(5ミリモル)及び蓚
酸クロリド2.2mlから製造。
c)例2c)と同様にしてレゾルフイン1.06g(5ミリモ
ル)、クロロホルム50ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,
4,0)−ウンデク−7−エン0.75ml及び9b)から製造。
TLC:Rf=0.34(RP18、アセトニトリル/ジクロルメタン
1:1) IR(cm-1):(KBr):1763、1735 例10 a)1,2−O−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−ピ
メリン酸−モノエステル 例9a)と同様にして、ピメリン酸無水物6.4g(45ミリモ
ル)から製造。
TLC:Rf:0.45(酢酸エステル/石油エーテル1:2) IR(cm-1):(膜)1740、1708 1,2−O−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−ピメリ
ン酸レゾルフインエステル b)例1b)と同様にして、10a)3.1g(5ミリモル)及
び蓚酸クロリド2.2mlから製造。
c)例2c)と同様にして、レゾルフイン1.06g(5ミリ
モル)、クロロホルム50ml及び1,8−ジアザビシクロ−
(5,4,0)−ウンデク−7−エン0.78ml及び10b)から製
造。
TLC:Rf=0.71(酢酸エステル/石油エーテル1:2) IR(cm-1):(膜):1755、1734 例11 a)1,2−O−ジヘキサデシル−sn−グリセロ−3−グ
ルタル酸−モノエステル 例1a)と同様にして、1,2−ジヘキサデシル−sn−グリ
セリン2.7g(5ミリモル)、クロロホルム50ml、ピリジ
ン3ml及びグルタル酸無水物1.5g(13ミリモル)から製
造。
TLC:Rf:0.65(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(KBr)1740、1710 1,2−O−ジヘキサデシル−sn−グリセロ−3−グルタ
ル酸−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして、11a)2.2g(3.3ミリモル)及
び蓚酸クロリド1mlから製造。
c)例1c)と同様にして、レゾルフイン0.71g(3.3ミリ
モル)、ジメチルホルムアミド20ml、ピリジン0.5ml及
び11b)から製造。
TLC:Rf=0.72(酢酸エステル/石油エーテル1:2) 例12 a)1,2−O−ジベンジル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸−モノエステル 例1a)と同様にして、1,2−O−ジベンジル−グリセリ
ン3g(11ミリモル)、クロロホルム30ml、ピリジン2.5m
l及びグルタル酸無水物1.8g(16ミリモル)から製造。
TLC:Rf:0.39(酢酸エステル/石油エーテル1:1+氷酢1
%) 1,2−O−ジベンジル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして、12a)2.9g(7.5ミリモル)、
クロロホルム30ml及び蓚酸クロリド3.3mlから製造。
c)レゾルフイン1.6g(7.5ミリモル)、クロロホルム7
5ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク−7
−エン1.2ml及び12b)から、例2c)と同様に製造。
TLC:Rf=0.48(酢酸エステル/ヘキサン1:1) 例13 a)1−O−オクタデシル−2−O−ベンジル−sn−グ
リセロ−3−グルタル酸モノエステル 1−O−オクタデシル−2−O−ベンジル−sn−グリセ
リン2.2g(5ミリモル)、クロロホルム50ml、ピリジン
3ml及びグルタル酸無水物1.5g(13ミリモル)から例1
a)と同様にして製造。
IR(cm-1):(膜)1730、1700 1−O−オクタデシル−2−O−ベンジル−sn−グリセ
ロ−3−グルタル酸−レゾルフインエステル: b)例1b)と同様にして、13a)1.7g(3.1ミリモル)及
び蓚酸クロリド1.3mlから製造。
c)例1c)と同様にしてレゾルフイン0.8g(37ミリモ
ル)、ジメチルホルムアミド20ml、ピリジン0.7ml及び1
3b)から製造。
TLC:Rf=0.68(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(KBr):1768、1739 例14 a)1,2−ジオクタノイル−sn−グリセロ−3−グルタ
ル酸−モノエステル 1,2−ジオクタノイル−sn−グリセリン6.8g(20ミリモ
ル)、クロロホルム100ml、ピリジン12.5ml及びグルタ
ル酸無水物5.8g(50ミリモル)から例1a)と同様にして
製造。
TLC:Rf:0.49(酢酸エステル/石油エーテル1:1) 1,2−ジオクタノイル−sn−グリセロ−3−グルタル酸
−レゾルフインエステル b)例1b)と同様にして14a)2.2g(5ミリモル)及び
蓚酸クロリド2.2mlから製造。
c)レゾルフイン1.05g(5ミリモル)、ジメチルホル
ムアミド30ml、ピリジン0.75ml及び14b)から例1c)と
同様にして製造。
TLC:Rf=0.86(RP18、アセトニトリル/ジクロルメタン
1:2) 例15 a)1.2.−ジオレイル−rac−グリセロ−3−グルタル
酸−モノエステル 例1a)と同様にして、ジオレイン3.1g(5ミリモル)、
クロロホルム40ml、ピリジン3ml及びグルタル酸無水物
1.5g(13ミリモル)から製造。
TLC:Rf=0.32(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):(膜):1740、1706 ジオレインは工業用ジオレインからシリカゲル上で溶離
剤として酢酸エステル/石油エーテル1:3を用いてクロ
マトグラフイーを行なうことにより純粋な形に製造する
ことができる。
1.2.−ジオレイル−rac−グリセロ−3−グルタル酸−
レゾルフインエステル: b)15a)3.5g(4.8ミリモル)及び蓚酸クロリド1.3ml
から例1b)と同様にして製造。
c)レゾルフイン0.9g(4.2ミリモル)、ジメチルホル
ムアミド20ml、ピリジン1ml及び15b)から例1c)と同様
にして製造。
TLC:Rf=0.78(酢酸エステル/石油エーテル1:1)。
例16 1,2−O−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−ピメリ
ン酸−ナフチルエステル 製造は1−ナフトール0.72g(5ミリモル)から例10b)
及びc)と同様に行なう。溶離剤酢酸エステル/ヘキサ
ン1:3を用いてシリカゲル上でフラツシユ・クロマトグ
ラフイーにより精製。
TLC:Rf=0.89(酢酸エステル/石油エーテル1:5) 例17 1.2.−ジオレイル−rac−グリセロ−3−グルタル酸−
レゾルフインエステル 例15a)による1.2−ジオレイル−3−グリセログルタル
酸モノエステル10.3g(14.2ミリモル)、レゾルフイン
3.2g(15ミリモル)、ジシクロヘキシルカルボジイミド
6.2g(30ミリモル)及びスパーテル先端部量の4−ジメ
チルアミノピリジンをジメチルホルムアミド75ml中で室
温で2〜3日間攪拌する。次いで、酢酸エステルで希釈
し、沈殿を濾別する。酢酸エステル相を1N塩酸で振出
し、硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶剤を留去した
後、油状残分が得られ、これをシリカゲル−カラムクロ
マトグラフイ−(溶離剤:酢酸エステル/石油エーテル
1:1)により精製する。
同様に、相応するクロルフエノールレツド誘導体が製造
された。
TLC:Rf=0.69(RP18;イソプロパノール/メタノール1:
2) 例18 1,2−O−ジオクチル−3−ピメリン酸−モノエステル
の製造 第1工程:文献:J.H.シヨート(Short)、U.ビーヤマツ
ヒヤー(Biermcher)著、Chim.Ther.第1966巻、第456
頁ピメリン酸モノベンジルエステルの合成(Synthese v
on Pimerinsauere monobenzyl ester)。
第2工程:ピメリン酸モノベンジルエステル2.5g(10ミ
リモル)から例1b)と同様に製造。得られた油状物質を
1,2−O−ジオクチルグリセリン3.2g(10ミリモル)、
ピリジン7mlの溶液に滴加する。例1c)と同様に処理。
第3工程:前記生成物をテトラヒドロフラン20ml中に溶
かし、パラジウム/活性炭0.4gを添加後水素添加した。
粗生成物をシリカゲル−カラムを介して精製する。
溶離剤:酢酸エステル/石油エーテル1:1。
TLC:Rf=0.61(酢酸エステル/石油エーテル1:1) IR(cm-1):膜:1740、1710 例19 1.2.−ジオレイル−グリセロ−3−グルタル酸モノエス
テルの合成 a)1,2−O−イソプロピリデン−グリセロ−3−グル
タル酸−トリクロルエチルエステル 第1工程:イソプロピリデングリセロール5.55g(42ミ
リモル)及び2,2,2−トリクロルエチル−水素−グルタ
ル酸エステル12g(45.3ミリモル)をエチレングリコー
ルジメチルエーテル中に溶かし、ジシクロヘキシルカル
ボジイミド10.5g(51ミリモル)を添加した。2日間攪
拌した後濾過し、蒸留する。
沸点:170℃(0.1mmHg)無色油状物質。
TLC:Rf=0.82(アセトン/クロロホルム1:8) 第2工程:得られた油状物質をエーテル11ml中に溶か
し、メタノール3ml及び3N塩酸3mlを添加し、室温で12時
間攪拌する。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で、
次いで飽和塩化ナトリウム溶液で振出し、乾燥させる。
溶剤を留去した後、油状残分が残留する。
TLC:Rf=0.23(酢酸エステル/石油エーテル1:1) b)1,2−ジオレイル−グリセロ−3−グルタル酸トリ
クロルエチルエステル 第3工程:前記生成物6.1g(18ミリモル)及び油酸7.84
g(38ミリモル)をエチレングリコールジメチルエーテ
ル100ml中に溶かし、エチレングリコールジメチルエー
テル50ml中のジシクロヘキシルカルボジイミド10.5g(3
7ミリモル)を滴加する。室温で12時間攪拌した後、濾
過し、順次3N塩酸、炭酸水素ナトリウム溶液で、次いで
水で振出する。有機相の乾燥及び濃縮後、残分をシリカ
ゲル上クロマトグラフイーを行なう。
第4工程:1.2.−ジオレイル−グリセロ−3−グルタル
酸−モノエステル トリクロルエチル保護基を文献〔ジユステ(Juste)、
シンテシス(Synthesis)、1976巻、第457頁〕により脱
離。
例20 a)1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−ピメリン
酸−モノエステル 1,2−O−ジデシル−グリセリン5.6g(15ミリモル)、
クロロホルム100ml、ピリジン3.2ml及びピメリン酸無水
物4.0g(28ミリモル)から例1a)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.36(酢酸エステル/ヘキサン1:1) IR(cm-1):(膜)1735、1710 1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−ピメリン酸−
レゾルフインエステル b)20a)3g(5.8ミリモル)、クロロホルム50ml及び蓚
酸クロリド2.2mlから例1b)と同様にして製造。
c)レゾルフイン1.1g(5ミリモル)、1,8−ジアザビ
シクロ−(5,4,0)−ウンデク−7−エン1ml(6.4ミリ
モル)及び20bから例2c)と同様に製造。
TLC:Rf=0.71(酢酸エステル/ヘキサン1:1) IR(cm-1):(膜)1755、1720 例21 a)1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−アゼラ
イン酸−モノエステル 1,2−O−ジラウリルグリセリン6.7g(15.6ミリモ
ル)、クロロホルム100ml、ピリジン3.2ml及びアゼライ
ン酸無水物4.0g(23ミリモル)から例1a)と同様にして
製造。
TLC:Rf=0.22(酢酸エステル/ヘキサン1:1) IR(cm-1):(膜):1738、1710 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−アゼライン
酸−レゾルフインエステル b)21a)1.5g(2.5ミリモル)、クロロホルム30ml及び
蓚酸クロリド1.5mlから例1b)と同様にして製造。
c)レゾルフイン0.55g(2.5ミリモル)、クロロホルム
25ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデク−7
−エン0.5ml(3.2ミリモル)及び21bから例2c)と同様
にして製造。
TLC:Rf=0.78(酢酸エステル/ヘキサン1:1) IR(cm-1):(膜):1762、1740 例22 蒸留水60ml中に攪拌下にデソキシコール酸ナトリウム1.
2g及びコリパーゼ(豚から)0.15mgを溶かす。強力な攪
拌下にn−プロパノール1.7ml中のリパーゼ基質、1,2−
O−ジオクチル−rac−グリセロ−3−アゼライン酸−
レゾルフインエステル(例4)70mgの溶液を加圧下にで
きるだけ細い噴流で注入する。蒸留水200ml中に尿素1.5
g、デソキシコール酸ナトリウム1g、塩化ナトリウム200
mg、トリス(TRIS)800mg及びトリス・HCl107mgを溶解
して含有する溶液を前記のように製造した乳液と十分に
混合する。
このように製造した溶液2.5mlを試料(血清)100μlと
混合する。反応を578nmHgで測光法により追跡する。
公知リパーゼ活性の標準に関して、試料のリパーゼ活性
は次のように計算される: 試料のリパーゼ活性の計算は次の式によつても可能であ
る: 全:試験配合量の全容量〔cm3 試料:試料の容量〔cm3〕 ε:578nmにおける色原体の吸光係数 d:キユベツトの層厚〔cm〕 ΔE/分:578nmにおける1分間あたりの吸光変化 前記反応条件において吸光係数ε=60.65cm・μmol-1
ある。
例23 種々のリパーゼ基質に関して、空値変化、エステラーゼ
感度、リパーゼ感度及び混濁測定試験との相関性を測定
した。
空値変化は例1による試薬及び種々のリパーゼ基質によ
り調べた。試料のかわりに水100μlを添加し、578nmに
おける吸光変化を追跡した(mE/分)。
エステラーゼ感度を調べるためには試料のかわりにカル
ボキシルエステラーゼ(EC3.1.1.1、約20000U/l、ベー
リンガー・マンハイム社、注文番号(Best-No)10469
8)100μlを添加し、吸光変化を前記のように追跡し
た。
リパーゼ感度を調べるためには試料のかわりに、リパー
ゼ(EC3.1.1.3、約100U/l、ベーリンガーマンハイム
社、注文番号(Best-No)414590)100μlを添加し、吸
光変化を前記のように追跡した。
混濁測定試験に対する相関性を調べるために、リパーゼ
の上昇量(0〜1000U/l)で混濁試験(ベーリンガーマ
ンハイム社、注文番号262358)を実施し、例22による呈
色試験と比較し、かつ相関係数を調べる。
結果を第1表に示す。
例24 デソキシコール酸ナトリウム8.5g、コリパーゼ0.05g、
マンニツト20g、塩化カルシウム0.05g、塩化ナトリウム
0.82g、トリス(TRIS)2.7g及びトリス・HCl0.4gを蒸留
水200ml中に溶かす。プロパノール7ml中に1,2−O−ジ
テトラデシル−rac−グリセロ−3−ピメリン酸−ナフ
トールエステル0.35gを溶かして含有する溶液を攪拌下
に噴射注入する。このようにして得られた乳液を−40℃
で凍結し、凍結乾燥させる。得られた凍結乾燥物質70mg
を蒸留水2ml中に溶かし、フアスト・レツドTR溶液(フ
アスト・レツド=4−クロル−3−メチル−ベンゾ−ル
ジアゾニウムナフタリン−1,5−ジスルホネート)(蒸
留水10ml中231mg)100μlを加える。試料(血清)100
μlの添加後、反応を405nmで測光法で追跡する。リパ
ーゼ濃度の調査は例22と同様に検量線に関して行なう。
例25 蒸留水120ml中のタウロデソキシコレート3.04g、ポリワ
ツクス40002.7g、塩化カルシウム7mg、コリパーゼ(豚
から)0.2mgの溶液中にnープロパノール3.5ml中のリパ
ーゼ基質、1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−グ
ルタル酸−レゾルフインエステル150mgを攪拌下に噴射
注入する。
このようにして得られた乳液に次の溶液を添加し、十分
に混合する: タウロデソキシコレート10g、ポリワツクス6.4g、マン
ニツト50g、尿素14g、塩化ナトリウム800mg及びトリス1
5gを蒸留水300ml中に溶かす。塩酸溶液でpH値をpH=7.5
に調節する。その後、該溶液を蒸留水で400mlにする。
このようにして製造された反応混合物2.5mlを試料(血
清)100μlを混合する。反応を578nmで測光法により追
跡する。
評価は例22中と同様に行なう。
例26 蒸留水120ml中のタウロデソキシコレート3.04g、ポリワ
ツクス40002.7g、塩化カルシウム7mg、コリパーゼ(豚
から)0.2mgの溶液に、nープロパノール3.5ml中のリパ
ーゼ基質、1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−グ
ルタル酸−レゾルフインエステル150mgを攪拌下に噴射
注入する。
このようにして得られた乳液に次の溶液を添加し、十分
に混合する: タウロデソキシコレート10g、ポリワツクス6.4g、マン
ニツト50g、尿素14g、塩化ナトリウム800mg、チエス(C
HES)28gを蒸留水300ml中に溶かす。塩酸溶液でpH値をp
H=8.5とする。その後、該溶液を蒸留水で400mlにす
る。
このように製造された反応混合物2.5mlを試料(血清)1
00μlと混合する。反応を578nmで測光法により追跡す
る。
評価を例22に記載したと同様に行なう。
例27 蒸留水100ml中のタウロデソキシコール酸ナトリウム4.0
g、塩化カルシウム0.06g、コリパーゼ(豚から)0.2m
g、マンニツト5.0g及びポリワツクス4000 2.0gからな
る溶液中にnープロパノール4ml中に溶けている1,2−O
−ジテトラデシル−rac−グリセロ−3−ピメリン酸−
ナフトールエステル150mlを攪拌下に噴射注入する。十
分な冷却下に、このように得られた乳液を数分間超音波
で処理する。
第2の溶液は100ml中にタウロデソキシコール酸ナトリ
ウム2.4g、トリス2.0g、マンニツト12.0g、尿素3.5g及
び塩化ナトリウム0.5gを含有する。塩酸で、この溶液の
pH値をpH=8.3にする。
第3の溶液はフアスト・レツドTR(フアスト・レツドTR
=4−クロル−3−メチル−ベンゾール−ジアゾニウム
−ナフタリン−1,5−ジスルホネート)1gを蒸留水40ml
中に溶解して含有する。
5部の溶液1及び6部の溶液2とを1部の溶液3と混合
する。このようにして得られた溶液で、試験テープ製造
に好適な吸収性紙、例えばシユライヒヤー及びシユル
(Schleicher und Schll)社のVS532種を含浸させ、
空気循環乾燥箱中で30〜65℃の温度で注意深く乾燥す
る。
次の使用の際まで、乾燥剤の存在で保存するのがよい。
試料(血清)のリパーゼに関する試験のためには、試料
を少量(数滴)テープ上に与える。黄色着色の時間経過
から調べる試料のリパーゼ活性を決定することができ
る。
例28 a)1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−テトラ
デカンジ酸モノエステル: 1,2−O−ジラウリルグリセリン8.6g(20ミリモル)、
クロロホルム100ml、ピリジン4ml、ジメチルアミノピリ
ジン0.4g、テトラデカンジ酸無水物9.6g(40ミリモル)
から例1a)と同様に製造。
TLC:Rf=0.45(酢酸エステル/石油エーテル1:5) 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−テトラデカ
ンジ酸(6−メチルレゾルフイン)−エステル: b)28a)3.35g(5ミリモル)及び蓚酸クロリド2.2ml
から例1b)と同様にして製造。
c)4−メチルレゾルフイン1.2g(5ミリモル)、クロ
ロホルム20ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウン
デク−7−エン0.75ml、ジメチルアミノピリジン0.1g及
び28b)から例2c)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.63(酢酸エステル/ヘキサン1:4) d)例22に記載したように乳液を製造する。しかしなが
ら、そこに記載したリパーゼ基質のかわりに、n−プロ
パノール1.7ml中のリパーゼ基質、1,2−O−ジラウリル
−rac−グリセロ−3−テトラデカンジ酸−(6−メチ
ルレゾルフイン)−エステル70mgが溶解している溶液を
使用する。
この際、次の試験特異的特性値が得られた (例23及び第1表参照) 空値:0.2mE/分、 エステラーゼ活性:0.7mE/分、 リパーゼ感度:100U/lあたり23.6mE/分、 相関係数:0.9509 例29 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
−(6−メチル−レゾルフイン−)エステル: a)4−メチルレゾルフイン2.3g(10ミリモル)を用い
て例7a)〜c)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.68(酢酸エステル/ヘキサン1:2) b)蒸留水60ml中に攪拌下にタウロデソキシコール酸ナ
トリウム0.9g及びコリパーゼ(豚から)0.3gを攪拌下に
溶解する。良好な攪拌下に、n−プロパノール1.7ml中
の1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル
酸−(6−メチル−レゾルフイン−)エステル70mgの溶
液を前記溶液中に噴射注入する。更に、200ml中に尿素
0.5g、タウロデソキシコール酸ナトリウム1g、塩化ナト
リウム200mg及びトリス2.9gを含有し、かつそのpH値が
7.5に調節されている溶液(200ml)を添加する。十分に
混合した後、このように製造された溶液2.5mlを試料
(血清)100μlと混合する。この反応を578nmHgで測光
法により追跡し、例22に記載されているように評価す
る。
試験特異性特性値(例23及び第1表参照): 空値:0.4mE/分、 リパーゼ感度:100mE/分あたり28mE/分、 相関係数:0.988 例30 4−メチルレゾルフイン: 2−メチル−4−ニトロソレゾルシン7.5g、レゾルシン
4.2g、褐石3.6g、硫酸4.3ml、メタノール75ml、亜鉛粉
末4g及び25%アンモニア18mlから西ドイツ国特許第3411
574号明細書に記載されているように製造。
TLC:Rf=0.70(エタノール/アセトン2:1) UV/VIS(0.1M燐酸カリウム緩衝液、pH8.5): max=579nm 2−メチル−ニトロソレゾルシンの製造は西ドイツ国特
許第3411575号明細書A1により得られる。
例31 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
−(4−メチルウンベリフエリルー)エステル: a)7a)2.75g(5ミリモル)及び4−メチルウンベリ
フエロン1g(5ミリモル)をテトラヒドロフラン30ml中
に溶かし、次いでジシクロヘキシルカルボジイミド2g
(10ミリモル)及びジメチルアミノピリジン0.15gを添
加する。室温で24時間攪拌機、濾過し、濃縮する。粗生
成物をフラツシユ・クロマトグラフイーにより精製す
る、 TLC:Rf=0.40(酢酸エステル/石油エーテル1:3) b)乳液製造は例22に記載したように行なうが、例22で
使用したリパーゼ基質のかわりに、n−プロパノール1.
7ml中の1,2−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタ
ル酸−(4−メチルウンベリフエリル)−エステル35mg
を使用する。
反応を25℃で蛍光測定により行なう。すなわち364nmの
励起波長、スリツト幅5nm及び448nmの発光波長及び10nm
のスリツト幅で行なう。
試験特異性特性値(例23及び第1表を参照): 空値:4.0mE/分、 リパーゼ感度:100U/lあたり28mE/分、 相関係数:0.9942 例32 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル酸
−(n−ニトロチオフエニル)エステル: 32a〜b)を例7a〜b)により製造。
c)p−ニトロチオフエノール1.4g(10ミリモル)、ジ
メチルホルムアミド100ml、ピリジン2.4ml、ジメチルア
ミノピリジン0.2g及び32b)から例1c)と同様に製造。
TLC:Rf=0.76(酢酸エステル/ヘキサン1:4) d)蒸留水27ml中に次の化合物を良好な攪拌下に溶か
す: デソキシコール酸ナトリウム 4.83mg CHES〔=2−(シクロヘキシルアミノ) −エタンスルホン酸〕 28.00mg 尿素 17.50g 塩化ナトリウム 2.13mg 豚のコリパーゼ 0.16mg 塩化カルシウム 0.33mg タウロデソキシコール酸ナトリウム 152.00mg 溶液のpH値をpH=8.3に調節する。該溶液に1,2−O−ジ
ラウリル−rac−グリセロ−3−グルタル酸(p−ニト
ロ−チオフエニル)−エステルの溶液を十分な攪拌下に
噴射注入する。引き続き、冷却下に該溶液を2分間超音
波で処理する(通常の強度)。
このように得られた乳液1mlに試料(リパーゼ含有人血
清)50μlを加え、混合した。反応を405nmHgで測光法
により行ない、例22に記載したように計算する。
試験特異性特性値: 空値:0.3mE/分、 リパーゼ感度:100U/lあたり12.2mE/分 相関係数:0.998 例33 a)1−O−(2−メトキシ−オクタデシル)−2−O
−メチル−rac−グリセロ−3−グルタル酸モノエステ
ル: 1−O−(2−メトキシ−オクタデシル)−2−O−メ
チルグリセリン3g(7.7ミリモル)、クロロホルム25m
l、ピリジン1.8ml、ジメチルアミノピリジン0.1g及びグ
ルタル酸無水物1.75g(15ミリモル)から例1a)と同様
にして製造。
収率:1.5g(39%)、 TLC:Rf=0.68(RP18、アセトン/エタノール1:2) 1−O−(2−メトキシ−オクタデシル)−2−O−メ
チル−rac−グリセロ−3−グルタル酸−(6−メチル
レゾルフイン)−エステル: b)33a)1.5g(3ミリモル)及び蓚酸クロリド1.5mlか
ら例1b)と同様にして製造。
c)4−メチルレゾルフイン0.68g(3ミリモル)、1,8
−ジアザビシクロ−(5,4,0)ウンデク−7−エン0.45m
l及び33b)から例2c)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.86(酢酸エステル) d)試験乳液の製造を例22に記載されているように行な
うが、ここではリパーゼ基質として1−O−(2−メト
キシ−オクタデシル)−2−O−メチル−rac−グリセ
ロ−3−グルタル酸−(6−メチル−レゾルフイン)−
エステルを使用する。
リパーゼ濃度を調べることは、異なるリパーゼ濃度の二
つの標準からの、吸光変化に対して1分あたりの吸光変
化を記載した検量線により行なわれる。
空値:8.4mE/分、 エステラーゼ感度:25.3mE/分、 リパーゼ感度:100U/lあたり19.0mE/分、 相関係数:0.9483 例34 a)1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−コハク
酸−モノエステル: 1,2−O ジラウリルグリセリン8.56g(20ミリモル)、
コハク酸無水物4g(40ミリモル)、クロロホルム60ml、
ピリジン4.6ml及びジメチルアミノピリジン0.24gから例
1a)により製造。該生成物をヘキサンから結晶化。
融点:41〜43℃ TLC:Rf=0.26(酢酸エステル/ヘキサン1:4) 1,2−O−ジラウリル−rac−グリセロ−3−コハク酸−
レゾルフイン−エステル: b)34a)2.65g(5ミリモル)、レゾルフイン1.06g
(5ミリモル)、ジシクロヘキシルカルボジイミド6.18
g(30ミリモル)、ジメチルアミノピリジン0.1g及びジ
メチルホルムアミド50mlから例17)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.47(酢酸エステル/石油エーテル1:3) c)ここでも、例22に記載されているように乳液を製造
する。しかし、この場合リパーゼ基質としては、プロパ
ノール1.7ml中に溶解した1,2−O−ジラウリル−rac−
グリセロ−3−コハク酸−レゾルフインエステル70mgを
使用する。
この際、次の試験特異性特性値が得られる (例23及び第1表を参照): 空値:3.8〜4.0mE/分、 エステラーゼ感度:調べず、 リパーゼ感度:100U/lあたり8.7mE/分、 相関係数:0.8793 例35 a)2−O−ラウリル−オクタデカンジオール(1,2)
−1−グルタル酸−モノエステル: 2−O−ラウリル−オクタデカンジオール(1,2)4.6g
(10ミリモル)、クロロホルム29ml、ピリジン2.3ml、
ジメチルアミノピリジン0.12g、グルタル酸無水物2.3g
(20ミリモル)から例1a)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.54(石油エーテル/酢酸エステル4:1) 2−O−ラウリル−オクタデカンジオール(1,2)−1
−グルタル酸−(f−メチルレゾルフイン)−エステ
ル: b)35a)1.15g(2ミリモル)及び蓚酸クロリド0.88ml
から例1b)と同様に製造。
c)4−メチルレゾルフイン0.45g(2ミリモル)、ク
ロロホルム20ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウ
ンデク−7−エン0.3ml、ジメチルアミノピリジン40mg
及び35b)から例2c)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.37(石油エーテル/酢酸エステル5:1) d)例22に記載されているように乳液を製造するが、リ
パーゼ基質としてn−プロパノール1.7ml中に溶解した
2−O−ラウリル−オクタデカンジオール−1,2−1−
グルタル酸−(6−メチルレゾルフイン)−エステル70
mgを使用する。
例23、第1表に相応して、次の試験特異性特性値が得ら
れた: 空値:0.3〜1.0mE/分、 エステラーゼ感度:1.0mE/分、 リパーゼ感度:100U/lあたり25.5mE/分、 相関係数:0.996 例36 a)1,2−O−ジラウリル−rac−3−チオグリセロ−3
−S−グルタル酸モノエステル: 1,2−O−ジラウリル−rac−3−チオグリセリン2.5g
(4.8ミリモル)、クロロホルム14ml、ピリジン1.1ml及
びグルタル酸無水物1.1g(9.6ミリモル)から例1a)と
同様に製造。
TLC:Rf=0.5(ヘキサン/テトラヒドロフラン1:4) 1,2−O−ジラウリル−rac−3−チオグリセロ−3−S
−グルタル酸−(6−メチルレゾルフイン)−エステ
ル: b)36a)0.74g(1.3ミリモル)及び蓚酸クロリド0.6ml
から例1b)と同様に製造。
c)4−メチルレゾルフイン0.3g(1.3ミリモル)、ク
ロロホルム13ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウ
ンデク−7−エン0.2ml、ジメチルアミノピリジン27mg
及び36b)から例2c)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.38(石油エーテル/酢酸エステル17:3) 出発物質として使用した1,2−O−ジラウリル−rac−チ
オグリセリンをOrg.Synth.III.第366頁及び363頁と同様
にして次のように得られる: 1,2−O−ジラウリルグリセリンとトルオールスルホン
酸クロリドとを反応させ、ジラウリル−グリセロ−3−
トルオールスルホネートとし、次いでチオ尿素と反応さ
せて相応するイソチウロニウム塩とし、引き続き塩酸で
加水分解する。
TLC:Rf=0.52(石油エーテル/酢酸エステル49:1) d)例22に記載したように乳液を製造する。しかしなが
ら、そこに使用したリパーゼ基質のかわりにn−プロパ
ノール1.7ml中の1,2−O−ジラウリル−rac−3−チオ
グリセロ−3−S−グルタル酸−(6−メチルレゾルフ
イン)−エステル70mgの溶液を使用する。
試験特異性特性値: 空値:0.2〜0.9mE/分 エステラーゼ感度:1.3mE/分 リパーゼ感度:100U/lあたり4.1mE/分 相関係数:0.857 例37 a)1,2−S−ジラウリル−rac−1,2−ジチオグリセロ
−3−グルタル酸モノエステル: 1,2−S−ジラウリル−1,2−ジチオグリセリン3g(6.5
ミリモル)、ピリジン30ml及びグルタル酸無水物1.5g
(13ミリモル)から例1a)と同様にして製造。
TLC:Rf=0.43(石油エーテル/酢酸エステル1:1) 1,2−S−ジラウリル−rac−1,2−ジチオグリセロ−3
−グルタル酸−(6−メチル−レゾルフイン)−エステ
ル: b)37a)1.2g(2ミリモル)及び蓚酸クロリド1mlか
ら、例1b)と同様にして製造。
c)4−メチルレゾルフイン0.46g(2ミリモル)、ク
ロロホルム20ml、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウ
ンデク−7−エン0.3ml及び37b)から例2c)と同様にし
て製造。TLC:Rf=0.37(酢酸/石油エーテル1:4) 出発材料として使用した1,2−S−ジラウリル−rac−1,
2−ジチオグリセリンを次のように製造: エタノール250ml中の水酸化カリウム9g(160ミリモル)
の溶液にエタノール100ml中の2,3−ジメルカプトプロパ
ノール10g(80ミリモル)を滴加する。1時間の攪拌
後、エタノール100ml中のドデシルブロミド40g(160ミ
リモル)の溶液を滴加する。反応を完結させるために更
に2日間攪拌し、次いで濾過し、氷を加える。2N塩酸で
酸性にした後、エーテルで3回抽出し、有機相を乾燥さ
せ、かつ濃縮する。残分をシリカゲルカラム上で精製す
る(溶離剤:酢酸エステル/石油エーテル1:10)。TLC:
Rf=0.54(酢酸エステル/石油エーテル1:10) d)例22に記載されているように乳液を製造する。この
場合は例22に使用したリバーゼ基質のかわりにn−プロ
パノール1.7ml中に溶解した1,2−S−ジラウリル−rac
−1,2−ジチオグリセロ−3−S−グルタール酸−(6
−メチルレゾルフイン)−エステル70mgを使用する。
空値:3mE/分 エステラーゼ感度:3.4mE/分 リパーゼ感度:100U/lあたり24mE/分 相関係数:0.9943

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 [式中、Aは炭素原子数1〜16のアルキレン基又は炭素
    原子数2〜16のアルケニレン基を表わし、R及びR1は同
    一又は異なっていてよく、それぞれ炭素原子数1〜20の
    アルキル基又はアシル基、又は炭素原子数2〜20のアル
    ケニル基を表わすか、又はC1〜8−アルキル置換してい
    てよいアリール基又はアルキル基中の炭素原子数1〜8
    のアルアルキル基を表わし、基R及びR1の一方は水素原
    子であってもよく、Xは芳香族ヒドロキシ−又はチオー
    ル化合物を表わし、かつそれぞれY及びZは相互に独立
    して−S−又は−O−を表わし、Zは−CH2−も表わ
    す]のリパーゼ基質。
  2. 【請求項2】R及び/又はR1は炭素原子数8〜12を示す
    特許請求の範囲第1項記載のリパーゼ基質。
  3. 【請求項3】Aが炭素原子数3〜7を示す特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のリパーゼ基質。
  4. 【請求項4】Xは置換されていてよいレゾルフィン基、
    クロルフェノールレッド基、インドキシル基、ナフトー
    ル基、チオフェノール基、チオフルオレシイン基又はフ
    ェノール基である特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項記載のリパーゼ基質。
  5. 【請求項5】1,2−O−ジオクチル−rac−グリセロ−3
    −アゼライン酸−レゾルフィンエステルである特許請求
    の範囲第1項記載のリパーゼ基質。
  6. 【請求項6】1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−
    ピメリン酸−レゾルフィンエステルである特許請求の範
    囲第1項記載のリパーゼ基質。
  7. 【請求項7】1,2−O−ジデシル−rac−グリセロ−3−
    グルタル酸−レゾルフィンエステルである特許請求の範
    囲第1項記載のリパーゼ基質。
  8. 【請求項8】1,2−O−ジドデシル−rac−グリセロ−3
    −グルタル酸−レゾルフェンエステルである特許請求の
    範囲第1項記載のリパーゼ基質。
  9. 【請求項9】一般式 [式中、Aは炭素原子数1〜16のアルキレン基又は炭素
    原子数2〜16のアルケニレン基を表わし、R及びR1は同
    一又は異なっていてよく、それぞれ炭素原子数1〜20の
    アルキル基又はアシル基、又は炭素原子数2〜20のアル
    ケニル基を表わすか、又はC1〜8−アルキル置換してい
    てよいアリール基又はアルキル基中の炭素原子数1〜8
    のアルアルキル基を表わし、基R及びR1の一方は水素原
    子であってもよく、Xは芳香族ヒドロキシ−又はチオー
    ル化合物を表わし、かつそれぞれY及びZは相互に独立
    して−S−又は−O−を表わし、Zは−CH2−も表わ
    す]のリパーゼ基質にリパーゼ含有試料を作用させ、遊
    離する芳香族ヒドロキシ化合物又はチオール化合物の量
    を直接視覚的に測定するか、又は好適な色原体とのカッ
    プリングにより、これから生じた色素を視覚的に測定す
    ることを特徴とするリパーゼの視覚的測定法。
  10. 【請求項10】試験中の塩濃度0.1〜10mg/mlで測定を行
    う特許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】一般式 [式中、Aは炭素原子数1〜16のアルキレン基又は炭素
    原子数2〜16のアルケニレン基を表わし、R及びR1は同
    一又は異なっていてよく、それぞれ炭素原子数1〜20の
    アルキル基又はアシル基、又は炭素原子数2〜20のアル
    ケニル基を表わすか、又はC1〜8−アルキル置換してい
    てよいアリール基又はアルキル基中の炭素原子数1〜8
    のアルアルキル基を表わし、基R及びR1の一方は水素原
    子であってもよく、Xは芳香族ヒドロキシ−又はチオー
    ル化合物を表わし、かつそれぞれY及びZは相互に独立
    して−S−又は−O−を表わし、Zは−CH2−も表わ
    す]の基質少なくとも1種及び緩衝物質、並びに胆汁酸
    アルカリ塩、コリパーゼ、塩、尿素及び/又は発色性カ
    ップラーを含有することを特徴とするリパーゼの視覚的
    測定試薬。
  12. 【請求項12】試験における調合剤溶液に関してそれぞ
    れ、 基質 0.05〜10mg/ml、 デソキシコール酸塩 2〜50mg/ml、 コリパーゼ 0.001〜0.01mg/ml、 尿素 1〜100mg/ml、 NaCl 0.1〜10mg/ml、 緩衝物質 1〜50mg/ml、 を含有している特許請求の範囲第11項記載の試薬。
  13. 【請求項13】担体材料中に含浸されて存在する特許請
    求の範囲第11項又は第12項記載の試薬。
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