JPH0687760U - 割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置 - Google Patents

割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置

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JPH0687760U
JPH0687760U JP3316493U JP3316493U JPH0687760U JP H0687760 U JPH0687760 U JP H0687760U JP 3316493 U JP3316493 U JP 3316493U JP 3316493 U JP3316493 U JP 3316493U JP H0687760 U JPH0687760 U JP H0687760U
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JP
Japan
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output shaft
indexer
speed reducer
input shaft
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316493U
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English (en)
Inventor
孝一 佐枝
俊児 佐倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Publication of JPH0687760U publication Critical patent/JPH0687760U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減速機と割出機を組み合わせることにより、
コンパクトで、多くの割出位置を有する多分割割出装置
を提供する。 【構成】 多分割割出装置10は、中空状の出力軸32
が間欠回転する割出機12と、入力軸41より出力軸4
2が遅く回転する減速機13とを有し、減速機13の入
力軸41は割出機12の出力軸32に挿入されて締結機
構14によって連結されている。割出機12の出力軸3
2が1回転する間に停止する回数をN回、減速機13の
減速比をMとする。割出機12の出力軸32と減速機1
3の入力軸41は締結機構14によって連結さているた
め、減速機13の入力軸41も割出機12の出力軸32
と同様に1回転する間にN回停止する。一方、減速機1
3の入力軸41がM回転する間に出力軸42は1回しか
回転しない。従って、減速機13の出力軸42は、1回
転する間に(N・M)回停止することになり、この(N
・M)回が多分割割出装置10としての分割割出数とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、割出機と減速機とを組合わせることにより、より多くの割出位置を 有する分割割出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転力伝達装置の一種として実開平4−28251号公報に記載のもの がある。 この回転力伝達装置は、入力軸に入力された回転力を内部構造の間欠伝達機構 を経て出力軸に伝達し、出力軸が間欠的に回転するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような回転力伝達装置は、出力軸の停止位置数(すなわち、割 出数)を増やそうとすると、装置全体が大型化になるという問題点を有している 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中空状の出力軸が間欠回転する割出機と、入力軸より出力軸が遅く 回転する減速機とを有し、前記減速機の前記入力軸は前記割出機の中空状の出力 軸に挿入されて締結機構によって連結されている構成により、前記の課題を解決 した。
【0005】
【作用】
割出機の出力軸が1回転する間に停止する回数をN回、減速機の減速比をMと する。 割出機の出力軸と減速機の入力軸は締結機構によって連結さているため、減速 機の入力軸も割出機の出力軸と同様に1回転する間にN回停止する。 一方、減速機の減速比がMであるから、減速機の入力軸がM回転する間に出力 軸は1回しか回転しない。 従って、減速機の出力軸は、1回転する間に(N・M)回停止することになり 、この(N・M)回が装置としての分割割出数となる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 多分割割出装置10は、モータ11、割出機12、減速機13、締結機構14 等で構成されている。
【0007】 モータ11は、割出機12のフレーム30にブラケット21によって取り付け られている。 モータ11の出力軸23は、蛇腹状のフレキシブルカップリング22によって 割出機12の入力軸31に接続されている。
【0008】 割出機12は、実開平4−28251号公報によって公知である。 割出機12の入力軸31と出力軸32は、互いに直交してフレーム30に回転 可能に設けられている。 入力軸31にはカム33が一体に設けられ、出力軸32には円板34が一体に 設けられている。出力軸32は、中空状の軸である。 円板34の外周には、ピン(図示省略)が放射状に複数本突設され、各ピンに はローラ36が回転可能に装着されている。 ローラ36とカム33とは互いに噛合するようになっている。
【0009】 割出機12の入力軸31を回転させるとカム33、ローラ36、ピン、円板3 4を介して出力軸32が回転する。 カム33とローラ36は間欠的に噛合するようになっているため、入力軸31 はモータ11によって常時回転させられるが、出力軸32は間欠的にしか回転し ない。
【0010】 減速機13(図3参照)の入力軸41と出力軸42は、互いに直交してフレー ム40に回転可能に設けられている。 入力軸41にはカム43が一体に設けられ、出力軸42には円板44が一体に 設けられている。 出力軸42は、中空軸である。また、図2において出力軸42の右端はフラン ジ状になっている。図2では、このフランジ状の部分の一部がフレーム40より 突出している状態が示されている。 円板44(図3参照)の外周には、ピン45が放射状に複数本突設され、各ピ ン45にはローラ46が回転可能に装着されている。 ローラ46とカム43とは互いに噛合するようになっている。
【0011】 減速機13の入力軸41を回転させるとカム43、ローラ46、ピン45、円 板44を介して出力軸42が回転する。 カム43とローラ46は常時噛合しており、原理的には周知のウォームとウォ ームホイールと同じような構造になっている。このため、出力軸42は入力軸4 1よりも遅く回転するようになっている。
【0012】 割出機12と減速機13は、ボルト51によって互いに一体化されている。 減速機13の入力軸41は、割出機12の出力軸32の貫通孔37に挿入され 、締結機構14によって、割出機12の出力軸32に連結されている。
【0013】 この締結機構14(図1参照)は、楔作用によって軸と回転体を連結する公知 の機構である。 締結ボルト52を締め込み、内周と外周にテーパが形成された一対のテーパー リング53,54を互いに接近させると、外周にテーパが形成されたインナーリ ング55が縮径されて減速機13の入力軸41に押付けられ、内周にテーパが形 成されたアウターリング56が拡径されて割出機12の出力軸32に押付けられ る。この結果発生する面圧によって両方の軸41,32は締結され、トルクは摩 擦力によって伝達される。
【0014】 従って、多分割割出装置10としての入力軸15は割出機12の入力軸31で あり、出力軸16は減速機13の出力軸42になる。 多分割割出装置10としての出力軸16には、ワークを保持するチャック(図 示省略)が取り付けられたり、貫通孔47に従動装置の軸(図示省略)が挿入さ れ上記締結機構と同様な構造の締結機構(図示省略)によって連結されようにな っている。
【0015】 次に動作を説明する。 割出機12の出力軸32が1回転する間に停止する回数をN回、減速機13の 減速比をMとする。 モータ11を駆動させると、割出機12の入力軸31が回転させられ、出力軸 32は1回転する間にN回停止する。 割出機12の出力軸32と減速機13の入力軸41は締結機構14によって連 結されているため、減速機13の入力軸41も割出機12の出力軸32と同様に 1回転する間にN回停止する。 一方、減速機13の減速比がMであるから、減速機13の入力軸41がM回転 する間に出力軸42は1回しか回転しない。
【0016】 従って、減速機13の出力軸42は、1回転する間に(N・M)回停止するこ とになり、この(N・M)回が分割割出装置10としての分割割出数となる。 なお、分割割出数の異なる割出機12と、減速比の異なる減速機13を複数台 用意しておき、割出機12と減速機13の組合せによって、所望の分割割出数又 は所望の分割割出数に近い分割割出数の多分割割出装置が得られる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の多分割割出装置は次の効果を奏する。 (1) 割出機と減速機とを中空軸を利用して組合わせて構成されているため、大 きな分割割出数の割に、装置を小型にすることができる。 (2) 分割割出数の異なる割出機と、減速比の異なる減速機とを複数台用意して おき、割出機と減速機とを選択に組合わせることによって、多種類の分割割出数 を得ることができる。 (3) 減速機の入力軸内に割出機の出力軸を挿入して両方の軸を締結機構で締結 してあるため、両方の軸の心出しを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の多分割割出装置の正面図であり、一部
分断面で表わした図である。
【図2】図2の左側面図であり、一部分断面で表わした
図である。
【図3】減速機の正面図であり、入力軸に沿って一部分
断面で表わした図である。
【符号の説明】
10 多分割割出装置 12 割出機 13 減速機 14 締結機構 32 割出機の出力軸 41 減速機の入力軸 42 減速機の出力軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状の出力軸が間欠回転する割出機
    と、入力軸より出力軸が遅く回転する減速機とを有し、
    前記減速機の前記入力軸は前記割出機の中空状の出力軸
    に挿入されて締結機構によって連結されていることを特
    徴とする、多分割割出装置。
JP3316493U 1993-05-28 1993-05-28 割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置 Pending JPH0687760U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3316493U JPH0687760U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置

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JP3316493U JPH0687760U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687760U true JPH0687760U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12378914

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JP3316493U Pending JPH0687760U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 割出機と減速機とを組合わせた多分割割出装置

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