JPH0545313U - 歯 車 - Google Patents
歯 車Info
- Publication number
- JPH0545313U JPH0545313U JP10413891U JP10413891U JPH0545313U JP H0545313 U JPH0545313 U JP H0545313U JP 10413891 U JP10413891 U JP 10413891U JP 10413891 U JP10413891 U JP 10413891U JP H0545313 U JPH0545313 U JP H0545313U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- convex portion
- concave portion
- gears
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] ダブルギヤは汎用性がなく、コスト高である
という課題を解決する。 [構成] 歯車の一方の面4には凹部5を、他方の面6
には凸部7を有し、その凹部5と凸部7とは、他の歯車
の凹部5と凸部7と同一軸方向に互いに補完して重ね合
わせができるような、同一の大きさ、形状、位置に規格
統一して形成される。異なるサイズ径の歯車であって
も、前記凹部と凸部との大きさ、形状、位置は一定であ
るので、自由に組み合わせて軸方向に嵌合連結できる。 [効果] 従来のダブルギヤに比べて汎用性があり、大
量生産に適するので生産コストも低廉化できるものであ
る。
という課題を解決する。 [構成] 歯車の一方の面4には凹部5を、他方の面6
には凸部7を有し、その凹部5と凸部7とは、他の歯車
の凹部5と凸部7と同一軸方向に互いに補完して重ね合
わせができるような、同一の大きさ、形状、位置に規格
統一して形成される。異なるサイズ径の歯車であって
も、前記凹部と凸部との大きさ、形状、位置は一定であ
るので、自由に組み合わせて軸方向に嵌合連結できる。 [効果] 従来のダブルギヤに比べて汎用性があり、大
量生産に適するので生産コストも低廉化できるものであ
る。
Description
【0001】
本考案は歯車に関し、より詳しくは、同一軸方向に重ね合わせ可能な歯車に関 するものである。
【0002】
従来一般に、複写機などの駆動伝達用として歯車がよく使われている。 そして、一つの駆動から二つ以上の駆動をとりたい場合や、回転数を変えたい 場合には、図6に示すようなダブルギヤが使用されている。 図中、1は歯車であり、この歯車1には二つの異なる径が一体化され、それぞ れ径の外周に歯3aと歯3bとが形成されている。 前記二つの径を有し、それぞれの径に歯3aと歯3bとを有する歯車1は、一 つの駆動から二つ以上の駆動を得たい場合や、回転数を変更したい場合に使用さ れる。 なお、この歯車1は、軸8に軸支され、ストップリング9によって軸8から抜 けないように抜け止めが施されている。
【0003】
しかし、前記ダブルギヤは個々に歯数の組み合わせが発生し、専用部材として 新たに図面を起こす必要があり、コスト高になるという課題があった。 本考案は、このような課題を解決することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は次のような歯車を提供する。すなわち本考 案は、 一方の面には凹部を、他方の面には凸部を有する歯車であって、前記凹部と凸 部とは、他の同一歯車と同一軸方向に互いに補完して重ね合わせができるような 同一の大きさ、形状、位置に形成されたことを特徴とする、歯車である。
【0005】
上記構成において、歯車の一方の面の凹部に、他の歯車の他方の面の凸部を軸 方向に嵌合させると、その両方の歯車は一体的に回転させることが可能である。
【0006】
本考案の実施例について、以下、図面にしたがって本考案の構成が実際上どの ように具体化されるかを、その作用とともに説明する。 図1は本考案の一実施例の断面図であり、図中、1は歯車の本体で、2は同歯 車の軸孔、3は同歯車の歯である。 前記本体1の左側面4には凹部5を、右側面6には凸部7を設けてあり、この 凹部5の大きさ、形状、位置は、前記凸部7が同一軸方向において嵌合できるほ ぼ同一の大きさ、形状、位置に形成されている。 図2は同実施例の左側面図であり、図中、5は左側面4に設けられた凹部で、 この凹部5は軸対象に構成されている。 図3は同実施例の右側面図であり、図中、7は右側面6に設けられた凸部で、 この凸部7は軸対象で、前記図2の凹部5に軸方向に嵌合可能なように、大きさ 、形状、位置を同一性をもって構成され、他の歯車を軸方向に重ねることができ るように形成されている。
【0007】 図4は同実施例の一使用状態を示す図であり、図中、8は歯車の軸で、この軸 8には、大きさの異なる二つの歯車A・Bが同一軸方向に嵌合した状態で軸支し ている。 すなわち、歯車の径のサイズが異なる場合でも、凹部と凸部の大きさ、形状、 位置についてはすべて同一に規格統一して設定されているので、小さい方の歯車 Aの凸部7が、大きい方の歯車Bの凹部5にも容易に嵌合できるものである。 また、前記小さい方の歯車Aの凹部5の前部には、同凹部5よりやや大き目の ストップリング9が軸8に取り付けられ、二つの歯車A・Bが軸8から抜けない ように抜け止めを行うとともに、この二つの歯車A・Bは前記嵌合により、一体 的になった状態で、前記軸8に対しては自由に回転できる、アイドルギヤである ことを示している。
【0008】 図5は同実施例の他の使用状態を示す図であり、この図が前記図4と異なる点 は、スプリングピン10を用いており、このスプリングピン10を軸8の中に通 すとともに、同スプリングピン10の両端を小さい方の歯車Aの凹部5の中に収 納してその歯車Aと軸8とを係合させ、さきに嵌合した歯車A・Bを軸8と一体 的に回転させる点にある。 以上、実施例について説明したように、本考案は、一方の面4には凹部5を、 他方の面6には凸部7を有する歯車であって、前記凹部5と凸部7とは、他の歯 車の凹部5と凸部7とが同一軸方向に互いに補完して重ね合わせができるような 同一の大きさ、形状、位置に形成されたことを特徴とする、歯車を提供するもの であり、異なるサイズの歯車であっても凹部と凸部との大きさ、形状、位置は一 定であるので、複数のサイズの異なる歯車を自由に組み合わせて軸方向に嵌合連 結でき、従来のダブルギヤに比べて汎用性があり、大量生産に適するので生産コ ストも低廉化できるものである。
【0009】
以上本考案によれば、歯車の一方の面には凹部を、他方の面には凸部を有し、 同歯車の凹部と凸部とは、他の歯車の凹部と凸部とが同一軸方向に互いに補完し て重ね合わせができるような同一の大きさ、形状、位置に形成したので、サイズ の異なる歯車の組み合わせも容易にでき、汎用性があり、大量生産に適するので 生産コストの低廉化ができる、などの効果がある。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】同実施例の左側面図である。
【図3】同実施例の右側面図である。
【図4】同実施例の一使用状態を示す図である。
【図5】同実施例の他の使用状態を示す図である。
【図6】従来例の説明図である。
4 歯車の一方の面 5 凹部 6 歯車の他方の面 7 凸部 8 軸
Claims (1)
- 【請求項1】一方の面には凹部を、他方の面には凸部を
有する歯車であって、前記凹部と凸部とは、他の同一歯
車と同一軸方向に互いに補完して重ね合わせができるよ
うな同一の大きさ、形状、位置に形成されたことを特徴
とする、歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10413891U JPH0545313U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 歯 車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10413891U JPH0545313U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 歯 車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545313U true JPH0545313U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14372742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10413891U Pending JPH0545313U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 歯 車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545313U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7962065B2 (en) | 2006-08-21 | 2011-06-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2013057339A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Canon Inc | 駆動伝達装置、及び、それを備える画像形成装置 |
JP2013194904A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-30 | Hino Motors Ltd | シャフトと筒体の圧入構造 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP10413891U patent/JPH0545313U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7962065B2 (en) | 2006-08-21 | 2011-06-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2013057339A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Canon Inc | 駆動伝達装置、及び、それを備える画像形成装置 |
JP2013194904A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-30 | Hino Motors Ltd | シャフトと筒体の圧入構造 |
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