JP2013194904A - シャフトと筒体の圧入構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧入作業だけで、筒体とシャフトとの伝達トルク及び固定強度を向上する。
【解決手段】シャフトと筒体の圧入構造は、軸方向に互いに接触して連なる第1筒体21及び第2筒体22をシャフト16に圧入して回転固定してなる。その特徴ある構造は、第1筒体21及び第2筒体22の当接面21d,22dに互い歯合する凹凸21c,22cを設けたところにある。凹凸が第1筒体21及び第2筒体22の当接面21d,22dに形成された互い歯合するセレーション21c,22cであることが好ましく、シャフトが変速機10のカウンタシャフト16であって、第1筒体21及び第2筒体22のいずれか一方が変速機10のカウンタドライブギヤ21であることが更に好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車用変速機等に設けられるシャフトとこれに圧入される筒体との固定強度及び伝達トルクを向上し得るシャフトと筒体の圧入構造に関するものである。
従来、自動車用変速機は、図示しないクラッチの出力軸と結合したインプットシャフトから入力される回転をインプットシャフト上のハイスピードギヤと噛合するカウンタドライブギヤを介してカウンタシャフトに伝達し、このカウンタシャフト上とアウトプットシャフト上とに設けた各速段ギヤの噛合を変えてエンジンのトルクを駆動輪に伝えるものとして知られている。そして、このカウンタシャフトの製造コストを低廉に維持するために、カウンタシャフトと筒体を成すカウンタドライブギヤを別体に形成し、その筒体を成すカウンタドライブギヤをカウンタシャフトに圧入する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、カウンタシャフトはエンジンからの強大なトルクを伝達するものであるので、カウンタドライブギヤがカウンタシャフトに対してスリップするようなことを防止して、その強大なトルクを確実に伝達するためには、カウンタドライブギヤとカウンタシャフトの勘合長を長くする必要がある。すると、カウンタドライブギヤをカウンタシャフトに圧入する為に、大容量のプレス機が必要となる。このため、コストが期待したほど低廉にならない不具合があった。
この点を解消して、カウンタシャフトとこれに圧入されるカウンタドライブギヤとの伝達トルク及び固定強度を向上するために、カウンタシャフト又はカウンタドライブギヤのいずれかの圧入面にショットピーニングを施した後、それらを圧入することが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。すると、ショットピーニングされる一方の圧入面には、ショット球によって微小突起が凹凸状に成形され、その凸部である微小突起が圧入時に他方の圧入面と接触するため、実接触面圧が増大するとしている。また、この微小突起は、ショット球の衝突によって加工硬化されていわば鍛造成形されるため硬度が高く、圧入後に他方の圧入面に食い込むので、カウンタシャフトとカウンタドライブギヤとの伝達トルク及び固定強度が向上するとしている。
実開平5−3717号公報 特開2002−227866号公報
しかし、カウンタシャフト又はカウンタドライブギヤのいずれかの圧入面にショットピーニングを施すことは、圧入作業以外に新たな作業を必要とし、製造コストを押し上げる不具合がある。また、同様に、カウンタシャフトとカウンタドライブギヤとの伝達トルク及び固定強度を向上するためには、カウンタシャフトとカウンタドライブギヤとの間にキーを介装させるいわゆるキー嵌合することも考えられる。しかし、このキー嵌合にあっては、嵌合する部品の数だけキーが必要になり、また、そのキーを組むための溝をそれぞれの部品に形成する必要があるため、コストが比較的高くなる不具合がある。
本発明の目的は、圧入作業だけで、筒体とシャフトとの伝達トルク及び固定強度を向上し得るシャフトと筒体の圧入構造を提供することにある。
本発明は、軸方向に互いに接触して連なる第1筒体及び第2筒体をシャフトに圧入して回転固定してなるシャフトと筒体の圧入構造の改良である。
その特徴ある構成は、第1筒体及び第2筒体の当接面に互い歯合する凹凸を設けた所にある。
その凹凸は、第1筒体及び第2筒体の当接面に形成された互い歯合するセレーションであることが好ましく、シャフトが変速機のカウンタシャフトであって、第1筒体及び第2筒体のいずれか一方がそのカウンタシャフトに設けられるカウンタドライブギヤであることが更に好ましい。
本発明のシャフトと筒体の圧入構造では、第1筒体及び第2筒体をシャフトにそれぞれ圧入して回転固定することになるけれども、その第1筒体及び第2筒体をシャフトにそれぞれ別々に圧入することにより、それらの双方を同時に圧入する場合に比較して、大容量のプレス機を必要としない。
一方、第1筒体及び第2筒体の双方がシャフトにそれぞれ圧入された後には、シャフトに圧入された状態で第1筒体及び第2筒体は互いに接触して軸方向に連なることになる。そして、本発明では、その軸方向に連なる第1筒体及び第2筒体の当接面に互い歯合する凹凸を設けたので、シャフトに圧入された第1筒体及び第2筒体は互い一体となり、相互に独立したシャフトを中心とする回転は制限される。すると、カウンタシャフトに圧入された第1筒体及び第2筒体の実質的な勘合長は、軸方向に連なる第1筒体及び第2筒体双方の軸方向の長さの和となる。
このため、大容量のプレス機を必要とすることなく第1筒体及び第2筒体をシャフトに圧入し得るけれども、圧入された第1筒体及び第2筒体の実質的な勘合長は、軸方向に連なる第1筒体及び第2筒体双方の軸方向の和となるので、第1筒体及び第2筒体とシャフトとの伝達トルク及び固定強度を十分に向上することができる。
即ち、第1筒体及び第2筒体相互の回転が制限されることの無い従来に比較して、本発明では、第1筒体及び第2筒体に、お互いに圧入による緊縛力が生じる。この緊縛力により実質的な勘合長は増加することになり、圧入作業だけで、第1筒体及び第2筒体とシャフトとの伝達トルク及び固定強度を十分に向上することができるものとなる。すると、シャフトが自動車用変速機等のカウンタシャフトであって、筒体がそこに圧入されるカウンタドライブギヤであっても、カウンタドライブギヤがカウンタシャフトに対してスリップするようなことは防止され、エンジンからの強大なトルクを確実に伝達することができるものとなる。
本発明実施形態の第1及び第2筒体がシャフトに圧入された断面図である。 その第1筒体の縦断面図である。 その第1筒体の図2のA方向から観た当接面を示す図である。 その第2筒体の縦断面図である。 その第2筒体の図4のB方向から観た当接面を示す図である。 そのシャフトが用いられた自動車用変速機の縦断面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
本発明のシャフトと筒体の圧入構造は、この実施の形態において、自動車用変速機のカウンタシャフトに用いられる場合を示す。図6に示すように、この自動車用変速機10は、そのギヤケース11の内部の上側にメインシャフト12が自動車の前後方向に延びて配置される。メインシャフト12は、図示しないクラッチに連結されるインプットシャフト13と、その後方に同軸に設けられるアウトプットシャフト14を備える。そして、本発明の圧入構造を有するカウンタシャフト16は、そのメインシャフト12の下方のギヤケース11の内部に、そのメインシャフト12に平行に配置される。カウンタシャフト16はその前部及び後部が円錐コロから成る転動体を用いたテーパーローラーベアリング17,18によりそれぞれ支持され、カウンタシャフト16の後端は円筒コロから成る転動体を用いたローラーベアリング19により支持される。
インプットシャフト13にはハイスピードギヤ13aが設けられ、そのハイスピードギヤ13aと噛合するカウンタドライブギヤ21がカウンタシャフト16に設けられる。また、カウンタドライブギヤ21より後方のカウンタシャフト16には各速段ギヤ22〜27が設けられ、これらに歯合する各段ギヤ15g〜15mがアウトプットシャフト14に設けられる。これにより、この変速機10は、インプットシャフト13から入力される回転をインプットシャフト13上のハイスピードギヤ13aと噛合するカウンタドライブギヤ21を介してカウンタシャフト16に伝達し、このカウンタシャフト16上とアウトプットシャフト14上とに設けた各速段ギヤ15g〜15m,22〜27の噛合を変えてエンジンのトルクを図示しない駆動輪に伝えるように構成される。
図1に示すように、カウンタシャフト16には、その前端におけるカウンタドライブギヤ21と、そのカウンタドライブギヤ21に連なる前端の速段ギヤ22が圧入される。また、その前端における速段ギヤ22の後方に連続する各速段ギヤ23〜25はそのカウンタシャフト16に一体的に形成される。そして、カウンタシャフト16の後部には、残る各速段ギヤ26,27(図6)が嵌合されるスプライン16aが形成される。
この実施の形態のシャフトと筒体の圧入構造は、軸方向に連なるカウンタドライブギヤ21(第1筒体)及びそのカウンタドライブギヤ21に連なる速段ギヤ22(第2筒体)を、カウンタシャフト16に圧入して回転固定してなる構造を示す。即ち、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21、及び第2筒体となる速段ギヤ22は、カウンタシャフト16と別に形成され、その軸方向に連なるカウンタドライブギヤ21と速段ギヤ22を、後にカウンタシャフト16に圧入する構造を成す。そして、その特徴ある構成は、その第1筒体となるカウンタドライブギヤ21、及び第2筒体となる速段ギヤ22の当接面に互い歯合する凹凸を設けたところにある。
具体的に説明すると、カウンタシャフト16の前部には、そのカウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22が圧入される圧入部16bが形成され、この圧入部16bはその全長に渡って断面が同径の円形を成すように構成される。そして、その圧入部16bの全長は、その第1筒体となるカウンタドライブギヤ21、及び第2筒体となる速段ギヤ22が連なった状態で、その全長と等しく又はそれより僅かに長く形成される。そして、その圧入部16bの前端には、そのカウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22が正常に圧入された状態で、カウンタドライブギヤ21の前端縁に接するようなリング31を嵌着させる周溝16cが形成される。
また、図2及び図3に示すように、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21は、カウンタシャフト16における圧入部16bの外径と同じ内径d1又はその圧入時に変形可能なように圧入部16bの外径より僅かに小さな内径d1を有する第1圧入筒部21aを有し、その第1圧入筒部21aの周囲にハイスピードギヤ13a(図6)に歯合する第1歯車部21bが形成される。第1圧入筒部21aの後端における当接面21dには第2筒体となる速段ギヤ22の当接面22dに歯合する凹凸21cが形成されるけれども、この実施の形態における凹凸21cは、その当接面21dから凹むように形成された雌型の第1セレーション21cである。図3に示すように、第1セレーション21cは、その当接面21dの周方向の4箇所に形成される場合を示し、この第1セレーション21cは、その断面形状がのこぎり歯形状を成す凹条及び凸条が隣接しつつ複数形成されたものを示す。
一方、図4及び図5に示すように、第2筒体となる前端の速段ギヤ22は、カウンタシャフト16における圧入部16bの外径と同じ内径d2又はその圧入時に変形可能なように圧入部16bの外径より僅かに小さな内径d2を有する第2圧入筒部22aを有し、その第2圧入筒部22aの周囲に段ギヤ15g(図6)に歯合する第2歯車部22bが形成される。第2圧入筒部22aの前端における当接面22dには第1筒体となるカウンタドライブギヤ21の当接面21dに歯合する凹凸22cが形成されるけれども、この実施の形態における凹凸22cは、その当接面22dから突出するように形成された雄型の第2セレーション22cである。図5に示すように、第2セレーション22cは、図3に示す第1セレーション21cに互いに歯合可能なように、その当接面22dの周方向の4箇所に形成される。そして、この図5に示す第2セレーション22cは、図3に示す第1セレーション21cに互いに歯合可能なように、その第1セレーション21cと同様の断面形状がのこぎり歯形状を成す凹条及び凸条が隣接しつつ複数形成されたものを示す。
そして、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21及び第2筒体となる前端の速段ギヤ22をカウンタシャフト16の圧入部16bにその前端からそれぞれ圧入して回転固定する。ただし、この圧入は、カウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22をカウンタシャフト16にそれぞれ別々に圧入する。即ち、先ず、前端の速段ギヤ22をカウンタシャフト16の圧入部16bに前端から圧入した後、更にカウンタドライブギヤ21をそのカウンタシャフトの圧入部16bに前端から圧入する。
このように、カウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22をカウンタシャフト16にそれぞれ別々に圧入する。すると、1回の圧入作業において、その圧入される筒体21,22の軸方向の長さ、即ち嵌合長が長く成ることを防止することができ、これにより、その圧入の際に用いられるプレス機が大容量となるようなことを防止することができる。この結果、大容量のプレス機は不要となり、プレス機が大型化することに起因するコストの上昇を防止することができる。そして、そのカウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22が圧入された状態で、カウンタドライブギヤ21の前端縁に接するようなリング31を周溝16cに嵌着させることにより、その圧入が正常に行われたことを確認する。
一方、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21及び第2筒体となる前端の速段ギヤ22の双方がカウンタシャフト16にそれぞれ圧入された後には、カウンタシャフト16に圧入された状態でそのカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22の双方は互いに接触して軸方向に連なることになる。そして、本発明では、その軸方向に連なるカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22の当接面に互い歯合する凹凸21c,22cを設けたので、カウンタシャフト16に圧入されたカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22は互い一体となり、そのシャフト16を中心とした相互の独立した回転は制限される。すると、カウンタシャフト16に対するカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22の実質的な勘合長は、軸方向に連なるカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22の双方の軸方向の長さの和となる。
このため、大容量のプレス機を必要とすることなく第1筒体となるカウンタドライブギヤ21及び第2筒体となる前端の速段ギヤ22をカウンタシャフト16に圧入し得るけれども、圧入されたカウンタドライブギヤ21及び前端の速段ギヤ22の実質的な勘合長は増大し、カウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22とカウンタシャフト16との伝達トルク及び固定強度を十分に向上することができる。
即ち、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21及び第2筒体となる前端の速段ギヤ22相互の回転が制限されていない従来に比較して、本発明では、お互いの当接面21d,22dに形成された凹凸21c,22cが、カウンタシャフト16への圧入により、互いに緊縛力を生じさせる。この緊縛力により実質的な勘合長は、軸方向に連なるカウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22双方の軸方向の和となるので、その実質的な嵌合長の増大によりカウンタシャフト16への伝達トルク及び固定強度を向上させることができる。
そして、この実質的な嵌合長の増大は、圧入作業において生じることになり、この圧入作業のみで、カウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22とカウンタシャフト16との伝達トルク及び固定強度を十分に向上することができるものとなる。よって、カウンタドライブギヤ21がカウンタシャフト16に対してスリップするようなことは防止され、このようなカウンタシャフト16を用いた自動車用変速機10にあっては、エンジンからの強大なトルクを確実に伝達することができるものとなるのである。
また、カウンタドライブギヤ21に及び速段ギヤ22のそれぞれの当接面に形成される凹凸をセレーション21c,22cから成るようにしたので、カウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22が周方向にずれた状態で、それらのセレーション21c,22cは互いに歯合することはなく、それらの当接面21d,22dが接触することは禁止される。この当接面21d,22dが接触することが禁止されると、そのカウンタドライブギヤ21及び速段ギヤ22の圧入は正常に行われないので、リング31を周溝16cに嵌着させることが不可能になり、圧入作業者は、その圧入が正常に行われていないことを認識することができる。このため、凹凸をセレーション21c,22cとすることにより、第1筒体となるカウンタドライブギヤ21及び第2筒体となる速段ギヤ22を周方向にずらすことなく、双方を確実に周方向の所望の位置で接触させて、それらの圧入を正常に行わせることができるものとなる。
また、本発明では、第1筒体21及び第2筒体22をシャフト16と別に形成し、その後に圧入する構造を成すので、例えば、同一のシャフト16に異なる筒体を圧入することも可能になり、そのようにすれば、部品点数を増加させることなく、異なる種類のものを比較的容易に作成することもできる。
なお、上述した実施の形態では、自動車用変速機のカウンタシャフト16に本発明のシャフトと筒体の圧入構造が用いられる場合を説明したけれども、本発明は、シャフトに筒体を圧入して回転固定するものであれば、自動車用変速機のカウンタシャフト16に限らず適用できるものである。
また、上述した実施の形態では、凹凸が第1筒体21及び第2筒体22の当接面に形成された互い歯合するセレーション21c,22cから成る場合を説明したが、この凹凸は互いに歯合しうる限りセレーションに限られない。例えば、第1筒体及び第2筒体の周方向のズレが許容される場合には、その凹凸は中心から放射状に延びる凹条又は凸条を周方向に交互に形成したようなものであっても良い。
10 自動車用変速機
16 カウンタシャフト(シャフト)
21 カウンタドライブギヤ(第1筒体)
21c セレーション(凹凸)
21d 当接面
22 速段ギヤ(第2筒体)
22c セレーション(凹凸)
22d 当接面

Claims (3)

  1. 軸方向に互いに接触して連なる第1筒体(21)及び第2筒体(22)をシャフト(16)に圧入して回転固定してなるシャフトと筒体の圧入構造において、
    前記第1筒体(21)及び前記第2筒体(22)の当接面(21d,22d)に互い歯合する凹凸(21c,22c)を設けたことを特徴とするシャフトと筒体の圧入構造。
  2. 凹凸が第1筒体(21)及び第2筒体(22)の当接面(21d,22d)に形成された互い歯合するセレーション(21c,22c)である請求項1記載のシャフトと筒体の圧入構造。
  3. シャフトが変速機(10)のカウンタシャフト(16)であって、第1筒体(21)及び第2筒体(22)のいずれか一方が前記カウンタシャフト(16)に設けられるカウンタドライブギヤ(21)である請求項1又は2記載のシャフトと筒体の圧入構造。
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