JPH0213794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213794Y2 JPH0213794Y2 JP1983043368U JP4336883U JPH0213794Y2 JP H0213794 Y2 JPH0213794 Y2 JP H0213794Y2 JP 1983043368 U JP1983043368 U JP 1983043368U JP 4336883 U JP4336883 U JP 4336883U JP H0213794 Y2 JPH0213794 Y2 JP H0213794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal gear
- input shaft
- gear
- fixed
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は駆動モータの回転を減速伝達する減速
装置に関するものである。
装置に関するものである。
〈従来技術〉
駆動モータの回転を減速して伝達する装置にお
いて、外径を制限されたハウジング内で大きな減
速比を得るために、従来では遊星歯車装置を軸方
向に複数組直列に配置する等している。この場
合、軸方向の長さが長くなり大形化するととも
に、構成部品点数が増え、回転体の質量増加並び
に装置の重量増加をきたす問題があり、これによ
り、軽量、コンパクト化をめざす例えばナツトラ
ンナ等の減速装置の重量軽減、小形化に対し障害
となつていた。
いて、外径を制限されたハウジング内で大きな減
速比を得るために、従来では遊星歯車装置を軸方
向に複数組直列に配置する等している。この場
合、軸方向の長さが長くなり大形化するととも
に、構成部品点数が増え、回転体の質量増加並び
に装置の重量増加をきたす問題があり、これによ
り、軽量、コンパクト化をめざす例えばナツトラ
ンナ等の減速装置の重量軽減、小形化に対し障害
となつていた。
〈考案の目的〉
本考案は前記従来の問題点に鑑み、小形で大き
な伝達比を有する減速装置を提供することであ
る。
な伝達比を有する減速装置を提供することであ
る。
〈考案の構成〉
本考案は、駆動モータと連結した入力軸に太陽
歯車を設け、前記入力軸と同一軸心上に固定内歯
歯車を固定し、この固定内歯歯車と並設して前記
入力軸と軸心を異にしかつ固定内歯歯車と歯数差
を与えられた可動内歯歯車を回転可能に支承し、
前記太陽歯車のまわりを公転する遊星歯車を前記
固定内歯歯車と可動内歯歯車とに跨がつて噛合さ
せ、前記可動内歯歯車の偏心回転を出力軸に伝達
する継手を設けたものである。
歯車を設け、前記入力軸と同一軸心上に固定内歯
歯車を固定し、この固定内歯歯車と並設して前記
入力軸と軸心を異にしかつ固定内歯歯車と歯数差
を与えられた可動内歯歯車を回転可能に支承し、
前記太陽歯車のまわりを公転する遊星歯車を前記
固定内歯歯車と可動内歯歯車とに跨がつて噛合さ
せ、前記可動内歯歯車の偏心回転を出力軸に伝達
する継手を設けたものである。
〈実施例〉
本考案の実施例をナツトランナに適用した例に
よつて図面により説明する。
よつて図面により説明する。
第１図において、１はハウジングである。この
ハウジング１は、その先端部にフランジ２が形成
されており、このフランジ２が固定部に設置され
た状態で撓みに応じて締付トルクを制御すべくフ
ランジ２の近傍に可撓スリーブ３が設けられ、ハ
ウジング１は前記フランジ２に対し可動的となつ
ている。
ハウジング１は、その先端部にフランジ２が形成
されており、このフランジ２が固定部に設置され
た状態で撓みに応じて締付トルクを制御すべくフ
ランジ２の近傍に可撓スリーブ３が設けられ、ハ
ウジング１は前記フランジ２に対し可動的となつ
ている。
４は正逆転可能な駆動モータであり、ハウジン
ジ１の一端に固設されている。この駆動モータ４
と連結する入力軸５がハウジング１内に回転自在
に軸承されている。この入力軸５には太陽歯車６
が設けられており、太陽歯車６には、第２図にも
示すように太陽歯車のまわりを公転する遊星歯車
７が噛合されている。
ジ１の一端に固設されている。この駆動モータ４
と連結する入力軸５がハウジング１内に回転自在
に軸承されている。この入力軸５には太陽歯車６
が設けられており、太陽歯車６には、第２図にも
示すように太陽歯車のまわりを公転する遊星歯車
７が噛合されている。
さらに、前記遊星歯車７に噛合う固定内歯歯車
８をハウジング１の内周に入力軸５と同心で固定
するとともに、前記遊星歯車７に噛合う可動内歯
歯車９を入力軸５と軸心を異にし、かつハウジン
グ１の内周と隙間を有して設けられている。そし
て、この可動内歯歯車９は前記固定内歯歯車８と
は歯数差を有している。
８をハウジング１の内周に入力軸５と同心で固定
するとともに、前記遊星歯車７に噛合う可動内歯
歯車９を入力軸５と軸心を異にし、かつハウジン
グ１の内周と隙間を有して設けられている。そし
て、この可動内歯歯車９は前記固定内歯歯車８と
は歯数差を有している。
１３は出力軸に相当する駆動軸であり、前記入
力軸５と同心でハウジング１内に回転自在に軸承
されている。この駆動軸１３と前記可動内歯歯車
９とは次のような回転伝達機構で連繋している。
すなわち、ハウジング１内に回転自在に保持した
回転スリーブ１１と駆動軸１３との間に逆転のみ
伝達する一方向クラツチ１２を設ける。また、回
転スリーブ１１と可動内歯歯車９との間には可動
内歯歯車９の偏心回転を吸収して回転スリーブ１
１に伝達するオルダムカツプリングが設けられ
る。すなわち、第３図にも示すように、軸方向に
直角な平面内で自由に摺動し得る連結体１０に可
動内歯歯車９側の係合子１０ａを回転方向に係合
し、また、回転スリーブ１１側の係合子１０ｂを
回転方向に係合した構造である。
力軸５と同心でハウジング１内に回転自在に軸承
されている。この駆動軸１３と前記可動内歯歯車
９とは次のような回転伝達機構で連繋している。
すなわち、ハウジング１内に回転自在に保持した
回転スリーブ１１と駆動軸１３との間に逆転のみ
伝達する一方向クラツチ１２を設ける。また、回
転スリーブ１１と可動内歯歯車９との間には可動
内歯歯車９の偏心回転を吸収して回転スリーブ１
１に伝達するオルダムカツプリングが設けられ
る。すなわち、第３図にも示すように、軸方向に
直角な平面内で自由に摺動し得る連結体１０に可
動内歯歯車９側の係合子１０ａを回転方向に係合
し、また、回転スリーブ１１側の係合子１０ｂを
回転方向に係合した構造である。
前記駆動軸１３にはナツトランナ軸１４がスプ
ライン１８にて結合されており、ナツトランナ軸
１４の先端にはソケツト１５をピン結合した可動
軸１６が摺動可能に嵌挿され、この可動軸１６の
係合角部が、ナツトランナ軸１４の先端に遊び係
合１７している。
ライン１８にて結合されており、ナツトランナ軸
１４の先端にはソケツト１５をピン結合した可動
軸１６が摺動可能に嵌挿され、この可動軸１６の
係合角部が、ナツトランナ軸１４の先端に遊び係
合１７している。
さらに、駆動軸１３と入力軸５とは、駆動軸１
３にスプライン１９にて回転スリーブ２０が結合
され、回転スリーブ２０と入力軸５との間に介装
した正転のみ伝達する一方向クラツチ２１によつ
て連繋している。
３にスプライン１９にて回転スリーブ２０が結合
され、回転スリーブ２０と入力軸５との間に介装
した正転のみ伝達する一方向クラツチ２１によつ
て連繋している。
本考案は上記の通りの構造であるから、駆動モ
ータ４の正転の場合は、入力軸５から一方向クラ
ツチ２１を介して駆動軸１３に伝達され、高速低
トルクが得られる。
ータ４の正転の場合は、入力軸５から一方向クラ
ツチ２１を介して駆動軸１３に伝達され、高速低
トルクが得られる。
一方、駆動モータ４の逆転の場合には、入力軸
５の回転により太陽歯車６と固定内歯歯車８間で
公転する遊星歯車７から可動内歯歯車９に伝達さ
れ、固定内歯歯車８と歯数差を有し偏心回転する
可動内歯歯車９により大きな減速比の低高速トル
クが連結体１０、回転スリーブ１１及び一方向ク
ラツチ１２を介して駆動軸１３に伝えられるので
ある。因に減速比ｉは、太陽歯車６の歯数をZ1、
固定内歯歯車８の歯数をZ3、可動内歯歯車９の歯
数をZ4とすると、 ｜Z3−Z4｜＝１のとき最大となり ｉ＝（１＋Z3／Z1）Z4 で求められる。
５の回転により太陽歯車６と固定内歯歯車８間で
公転する遊星歯車７から可動内歯歯車９に伝達さ
れ、固定内歯歯車８と歯数差を有し偏心回転する
可動内歯歯車９により大きな減速比の低高速トル
クが連結体１０、回転スリーブ１１及び一方向ク
ラツチ１２を介して駆動軸１３に伝えられるので
ある。因に減速比ｉは、太陽歯車６の歯数をZ1、
固定内歯歯車８の歯数をZ3、可動内歯歯車９の歯
数をZ4とすると、 ｜Z3−Z4｜＝１のとき最大となり ｉ＝（１＋Z3／Z1）Z4 で求められる。
〈効果〉
以上のように本考案の減速装置によると、１組
の遊星歯車機構により大きな減速比が得られ、部
品点数が大幅に削減されると共に軽量、小形化を
実現する。また、転位歯車が不要となるので設計
に自由度があり、同一サーキユラピツチで歯数だ
け異なる減速機構と対比して有利性がある。さら
に固定内歯歯車及び可動内歯歯車の歯数の大小に
より正逆回転を可能とする利点がある。
の遊星歯車機構により大きな減速比が得られ、部
品点数が大幅に削減されると共に軽量、小形化を
実現する。また、転位歯車が不要となるので設計
に自由度があり、同一サーキユラピツチで歯数だ
け異なる減速機構と対比して有利性がある。さら
に固定内歯歯車及び可動内歯歯車の歯数の大小に
より正逆回転を可能とする利点がある。
第１図は本考案装置を適用したナツトランナの
断面図、第２図は第１図−線断面図、第３図
は第１図−線断面図である。 ４……駆動モータ、５……入力軸、６……太陽
歯車、７……遊星歯車、８……固定内歯歯車、９
……可動内歯歯車、１０……連結体、１３……駆
動軸。
断面図、第２図は第１図−線断面図、第３図
は第１図−線断面図である。 ４……駆動モータ、５……入力軸、６……太陽
歯車、７……遊星歯車、８……固定内歯歯車、９
……可動内歯歯車、１０……連結体、１３……駆
動軸。
Claims (1)
- ハウジング内に入力軸と出力軸を同一軸線上に
それぞれ回転可能に設け、この入力軸に駆動モー
タを連結し、前記入力軸に太陽歯車を設け、前記
ハウジング内に固定内歯歯車を前記入力軸と同一
軸心上に固定し、この固定内歯歯車と並設して前
記入力軸と軸心を異にしかつ固定内歯歯車と歯数
差を与えられた可動内歯歯車を前記ハウジング内
に回転可能に設け、前記太陽歯車のまわりを公転
する遊星歯車を前記固定内歯歯車と可動内歯歯車
とに跨がつて噛合させ、前記可動内歯歯車の偏心
回転を前記出力軸に伝達する継手を設けてなる減
速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4336883U JPS59150041U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4336883U JPS59150041U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59150041U JPS59150041U (ja) | 1984-10-06 |
| JPH0213794Y2 true JPH0213794Y2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=30173900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4336883U Granted JPS59150041U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 減速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59150041U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4956276A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-05-31 | ||
| JPS54116654A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-11 | Toshiba Corp | Current differential relay device |
| JPS5442870B2 (ja) * | 1976-10-09 | 1979-12-17 | ||
| JPS5518641B2 (ja) * | 1973-11-07 | 1980-05-20 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442870U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-23 | ||
| JPS5518641U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-06 |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP4336883U patent/JPS59150041U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4956276A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-05-31 | ||
| JPS5518641B2 (ja) * | 1973-11-07 | 1980-05-20 | ||
| JPS5442870B2 (ja) * | 1976-10-09 | 1979-12-17 | ||
| JPS54116654A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-11 | Toshiba Corp | Current differential relay device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59150041U (ja) | 1984-10-06 |
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