JPH0687434A - 天井走行台車 - Google Patents

天井走行台車

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Publication number
JPH0687434A
JPH0687434A JP26278792A JP26278792A JPH0687434A JP H0687434 A JPH0687434 A JP H0687434A JP 26278792 A JP26278792 A JP 26278792A JP 26278792 A JP26278792 A JP 26278792A JP H0687434 A JPH0687434 A JP H0687434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bogie
traveling carriage
traveling truck
bogie portion
overhead traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26278792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ishikawa
和広 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP26278792A priority Critical patent/JPH0687434A/ja
Publication of JPH0687434A publication Critical patent/JPH0687434A/ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井走行台車の前後のボギー部の間に設けら
れるばね部材の耐久性を向上させる。 【構成】 第1ボギー部11と第2ボギー部12とに
は、それぞれ車輪21〜24が設けられる。これらのボ
ギー部11、12は、走行台車本体に旋回軸35、36
を中心に旋回自在に取付けられる。ボギー部11、12
の間には、これらの旋回軸35、36を結ぶ軸線から走
行台車本体の幅方向にずれた位置に、少なくとも2つの
ばね部材41、42が装着される。走行台車がカーブ部
を走行する時、これらのばね部材41、42には曲げ力
が加わることはなく、伸長および圧縮のみが作用するの
で、ばね部材41、42の耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後の車輪がボギー構
造を有する天井走行台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体の製造工場等におい
て部品を搬送するため、工場建屋の天井に敷設された走
行レールに沿って走行する天井走行台車があり、このよ
うな天井走行台車として、前後の車輪がボギー構造を有
するものが知られている。
【0003】図7はこのような車輪の概略構造を示す図
である。図示しない台車本体には、第1ボギー部11と
第2ボギー部12とがそれぞれ旋回軸13、14を中心
に旋回自在に取付けられている。第1ボギー部11と第
2ボギー部12にはそれぞれ左右に車輪21〜24が設
けられ、第1ボギー部11に設けられた図示しないモー
タによって車輪21、22を駆動することにより、走行
台車は矢印で示される方向に駆動される。第1ボギー部
11と第2ボギー部12は、これらの走行方向のガタ付
きを防止するとともに走行レールのカーブ部をスムーズ
に走行し得るように、相互にコイルばね15により連結
され、このコイルばね15は走行台車の幅方向中心部に
位置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の構造では、図7(B)に示されるように、走行台車
が走行レールのカーブ部を走行する際、ばね15には曲
げ力が加わることになり、この曲げ力がカーブ部を通過
する度に繰り返して作用するために、ばね15が充分な
耐久性を有しない問題点があった。本発明はこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、第1ボギー部と第
2ボギー部とを連結するばねの耐久性を向上させること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る天井走行台
車は、走行台車本体に旋回自在に取付けられ、左右に車
輪が設けられた第1ボギー部および第2ボギー部と、第
1ボギー部と前記第2ボギー部との旋回中心を結ぶ軸線
から前記走行台車本体の幅方向にずれた位置に装着され
た、少なくとも2つのばね部材とを備えたことを特徴と
している。
【0006】
【作用】上記構成の天井走行台車は、第1ボギー部と第
2ボギー部の旋回軸を結ぶ軸線から幅方向にずれた位置
に少なくとも2つのばね部材が装着されているので、天
井走行台車が走行レールのカーブの部分を走行する際に
は、ばね部材には軸方向の負荷のみが作用し、曲げ力は
作用しない。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1および図2は本発明の一実施例に係る天井走行台車の
一例を示す図である。
【0008】走行台車本体31には昇降台32が上下動
自在に設けられ、走行台車本体31は、工場建屋等の天
井に取付けられたレール33、34に沿って走行する。
走行台車本体31には、レール33、34を転動する左
右の前輪21、22を有する第1ボギー部11と、左右
の後輪23、24を有する第2ボギー部12とがそれぞ
れ旋回自在に取付けられている。第1ボギー部11は、
モータを内蔵して駆動部となっており、第2ボギー部1
2は従動部である。
【0009】第1および第2ボギー部11、12の構成
を図3〜5を参照して説明する。第1ボギー部11は旋
回軸35を中心として旋回自在であり、第2ボギー部1
2は旋回軸36を中心として旋回自在である。第1ボギ
ー部11の後端面から第2ボギー部12に向けて連結金
具37が突設され、第2ボギー部の前端面から第1ボギ
ー部11に向けて連結金具38が突設されている。これ
らの連結金具37、38は、垂直方向を向く連結ピン3
9により連結されている。天井走行台車がレールの直線
部を走行する時、図4に示されるように、両旋回軸3
5、36を結ぶ軸線Pは連結ピン39の中心を通り、レ
ールのカーブの部分を走行する時、図3に示されるよう
に、連結ピン38の中心は軸線Pから走行台車の幅方向
にずれる。
【0010】両連結金具37、38の間には、軸線Pか
ら走行台車本体31の幅方向にずれた位置に、2本のコ
イルばね41、42がばね部材としてピン43〜46に
より装着されている。したがって、図3に示されるよう
に、天井走行台車がレールのカーブの部分を走行する
時、外側となるコイルばね41は伸長し、内側となるコ
イルばね42は収縮することになり、各ばね41、42
は曲げ力を受けることがなく、軸方向の負荷(すなわち
伸長または圧縮)のみを受けることになる。またこのよ
うに軸線Pの幅方向両側に、ばね41、42が設けられ
ていることから、第1ボギー部11と第2ボギー部12
とには、これらを相互に直線状態に維持させるばね力が
る加えられ、円滑な走行が保持される。
【0011】なお図示実施例では、2本のばね41、4
2が装着されているが、ばねの本数は2本に限られず、
これ以上の本数を装着するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2つのボ
ギー部の間には、旋回軸を結ぶ軸線から幅方向にずれた
位置に少なくとも2つのばね部材が装着されているの
で、これらのばね部材には曲げ力が作用することなく、
ばね部材の耐久性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る天井走行台車を示す側
面図である。
【図2】図1に示された天井走行台車の正面図である。
【図3】レールのカーブ部を走行している状態における
天井走行台車の要部を示す平面図である。
【図4】レールの直線部を走行している状態における天
井走行台車の要部を示す平面図である。
【図5】ボギー部の連結部を示す断面図である。
【図6】ばね部材を示す斜視図である。
【図7】従来の天井走行台車のボギー構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
11 第1ボギー部 12 第2ボギー部 21〜24 車輪 31 走行台車本体 32 昇降台 33、34 走行レール 35、36 旋回軸 41、42 ばね部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車本体に旋回自在に取付けられ、
    左右に車輪が設けられた第1ボギー部および第2ボギー
    部と、前記第1ボギー部と前記第2ボギー部との旋回中
    心を結ぶ軸線から前記走行台車本体の幅方向にずれた位
    置に装着された、少なくとも2つのばね部材とを備えた
    ことを特徴とする天井走行台車。
JP26278792A 1992-09-07 1992-09-07 天井走行台車 Pending JPH0687434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26278792A JPH0687434A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 天井走行台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26278792A JPH0687434A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 天井走行台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687434A true JPH0687434A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17380601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26278792A Pending JPH0687434A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 天井走行台車

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