JPH076029U - 分岐装置 - Google Patents

分岐装置

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JPH076029U
JPH076029U JP4109593U JP4109593U JPH076029U JP H076029 U JPH076029 U JP H076029U JP 4109593 U JP4109593 U JP 4109593U JP 4109593 U JP4109593 U JP 4109593U JP H076029 U JPH076029 U JP H076029U
Authority
JP
Japan
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rail
rails
branch
branching device
signal line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4109593U
Other languages
English (en)
Inventor
佐藤  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP4109593U priority Critical patent/JPH076029U/ja
Publication of JPH076029U publication Critical patent/JPH076029U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐レールが連結されていない状態で走行体
が分岐装置に入り込むのを確実に防止する。 【構成】 第1のレール11と第2のレール12との間
にあって第1のレールと第2のレールとを連結しあるい
は切り離す分岐レール32bを有し、走行体が矢印X方
向走行する分岐装置であって、インターロック用の信号
線16,17,18を第1、第2のレールと分岐レール
とに設け、分岐レールが第1、第2のレールを連結して
いる場合にのみ信号線16,17,18が接続されるこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工場や自動倉庫等に設備される天井走行車、軌道台車等の走行体が 走行するレールの分岐装置に関する。特に、分岐レールが連結されていない状態 で走行体が分岐装置に入り込むのを確実に防止するようにした分岐装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は一般的な天井走行車を示す正面図、図3は分岐装置の一例を示す下方 からみた斜視図である。
【0003】 図2において、10は天井に設けられたレールであり、このレールに沿って天 井走行車20が走行するようになっている。25は駆動輪、26は従動輪である 。
【0004】 図3に示すように、分岐装置30は、天井走行車20が走行するレール10を 構成している第1のレール11,11’と第2のレール12との間にあって第1 のレール11,11’と第2のレールとを連結しあるいは切り離す分岐レール3 2b、32cを有している。分岐レール32b、32cはスライダ32に固定さ れており、スライダ32は天井に固定されたベース31内にある駆動装置により 矢印B方向にスライド可能に構成されている。
【0005】 このような分岐装置によれば、分岐レール32bが第1のレール11’と第2 のレール12とを連結しているとき(図示の状態のとき)、天井走行車20は第 1のレール11’から分岐レール32bを経て第2のレール12に進行可能とな り、分岐レール32cが第1のレール11と第2のレール12とを連結している とき、天井走行車20は第1のレール11から分岐レール32cを経て第2のレ ール12に進行可能となる。
【0006】 以上のような装置において、例えば分岐レール32cが第1のレール11と第 2のレール12とを連結していないにもかかわらず(図示の状態)、天井走行車 20が第1のレール11から分岐装置30に進入すると、天井走行車20が落下 するおそれがあり極めて危険である。分岐レール32bが第1のレール11’と 第2のレール12とを連結していない場合に、天井走行車20が第1のレール1 1’から分岐装置30に進入するときも同様である。
【0007】 そこで、従来は、図4に示すように、第1のレール11,11’にインターロ ック用の信号線15を設け、天井走行車20が走行すべき第1のレールと第2の レールとが分岐レールによって連結されている場合にのみ当該第1のレールの信 号線15にシーケンサよりインターロック信号を出力し、このインターロック信 号を天井走行車20が検知した場合にのみ、天井走行車20が分岐装置30に進 入するように構成していた。例えば、図3に示すように、第1のレール11’と 第2のレール12とが分岐レール32bによって連結されている場合には、シー ケンサにより一方の第1のレール11’の信号線15にのみインターロック信号 を出力し、他方の第1のレール11の信号線にはインターロック信号を出力しな いことにより、第1のレール11から天井走行車20が分岐装置30に進入する のを防止していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の分岐装置にあっては、何らかの誤作動(例えばシーケンサの誤 作動)により、連結されていない側の第1のレール、例えば図3の例で言えば第 1のレール11の信号線にインターロック信号が出力されてしまうと、第1のレ ール11から分岐装置30に天井走行車20が進入してしまうという問題があり 、危険であった。
【0009】 本考案の目的は、以上のような問題点を解決し、分岐レールが連結されていな い状態で走行体が分岐装置に入り込むのを確実に防止することのできる分岐装置 を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の分岐装置は、走行体が走行する第1のレー ルと第2のレールとの間にあって第1のレールと第2のレールとを連結しあるい は切り離す分岐レールを有する分岐装置であって、インターロック用の信号線を 前記第1、第2のレールと分岐レールとに設け、分岐レールが第1、第2のレー ルを連結している場合にのみ前記信号線が接続されることを特徴とする。
【0011】
【作用効果】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0012】 すなわち、インターロック用の信号線は、第1、第2のレールと分岐レールと に設けられており、分岐レールが第1、第2のレールを連結している場合にのみ 信号線が接続されるので、分岐レールが第1、第2のレールを連結していない場 合に信号線が接続されてしまうということはあり得ず、したがって、例えばシー ケンサが誤作動したとしても、分岐レールが第1、第2のレールを連結していな い場合にインターロック信号が流れてしまうという事態はなくなる。
【0013】 したがって、本考案の分岐装置によれば、分岐レールが連結されていない状態 で走行体が分岐装置に入り込むのを確実に防止することができるという効果があ る。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0015】 図1は本考案に係る分岐装置の一実施例の要部を示す図で、(a)は正面図、 (b)は(a)図におけるbーb視図、(c)は(a)図におけるcーc視図で ある。これらの図において、上述した従来の装置の部分に相当する部分には同一 の符合を付してある。また、第1のレール11と11’、分岐レール32bと3 2cとはそれぞれ同様の構成となっているので、以下の説明では第1のレール1 1及び分岐レール32bを代表させて説明する。
【0016】 図1(a)において、11は走行体が走行する第1のレール、12は第2のレ ール、32bは第1のレール11と第2のレール12とを連結しあるいは切り離 す分岐レールである。
【0017】 本実施例の分岐装置の特徴は、インターロック用の信号線16,17,18を それぞれ第1、第2のレール11,12と分岐レール32bとに設け、分岐レー ル32bが第1、第2のレール11,12を連結している場合にのみ信号線16 ,17,18が接続されるようにした点にある。
【0018】 (b)図において、16aは第1のレール11の信号線16の端部に設けられ た接点であり、これと同様な接点18a(図(a)参照)が第2のレール12の 信号線18の端部にも設けられている。
【0019】 また、(c)図において、17aは分岐レール32bの信号線17の端部に設 けられた接点であり、信号線17の両端に設けられている。この接点17a,1 7aは、分岐レール32bが第1のレール11と第2のレール12とを連結した とき、前記第1、第2のレールの信号線16,18の接点16a,18aと接続 され、分岐レール32bが第1のレール11と第2のレール12とを切り離した とき、第1、第2のレールの信号線16,18の接点16a,18aから切り離 される。
【0020】 図中矢印Xは天井走行車等の走行体の進行方向を示しており、本実施例では、 進行方向下流側に配置されている第2のレールの信号線18のみがシーケンサに 直接接続されている。
【0021】 以上のような分岐装置によれば、インターロック用の信号線は、第1、第2の レール11,12と分岐レール32bとに設けられており、分岐レール32bが 第1、第2のレール11,12を連結している場合にのみ信号線16,17,1 8が接続され、シーケンサからのインターロック信号が第2のレール12の信号 線18から分岐レール32bの信号線17を介して第1のレール11の信号線1 6に流れる。
【0022】 したがって、分岐レール32bが第1、第2のレール11,12を連結してい ない限り、走行体の進入経路となる第1のレール11の信号線16に、シーケン サに接続されている第2のレール12の信号線18が接続されてしまうというこ とはあり得ない。このため、分岐レール32bが第1、第2のレール11,12 を連結していない場合において、例えばシーケンサが誤作動して信号線18にイ ンターロック信号が出力されたとしても、インターロック信号が第1のレール1 1の信号線16に流れてしまうという事態は確実に防止される。
【0023】 したがって、このような分岐装置によれば、分岐レール32bが連結されてい ない状態で走行体が分岐装置に入り込むのを確実に防止することができる。
【0024】 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定され るものではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る分岐装置の一実施例の要部を示す
図で、(a)は正面図、(b)は(a)図におけるbー
b視図、(c)は(a)図におけるcーc視図。
【図2】一般的な天井走行車を示す正面図。
【図3】分岐装置の一例を示す下方からみた斜視図。
【図4】従来技術の説明図。
【符号の説明】
11 第1のレール 12 第2のレール 16 インターロック用信号線 17 インターロック用信号線 18 インターロック用信号線 20 天井走行車 30 分岐装置 32b 分岐レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体が走行する第1のレールと第2の
    レールとの間にあって第1のレールと第2のレールとを
    連結しあるいは切り離す分岐レールを有する分岐装置で
    あって、インターロック用の信号線を前記第1、第2の
    レールと分岐レールとに設け、分岐レールが第1、第2
    のレールを連結している場合にのみ前記信号線が接続さ
    れることを特徴とする分岐装置。
JP4109593U 1993-07-01 1993-07-01 分岐装置 Pending JPH076029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109593U JPH076029U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 分岐装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109593U JPH076029U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 分岐装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076029U true JPH076029U (ja) 1995-01-27

Family

ID=12598925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4109593U Pending JPH076029U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 分岐装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076029U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120172A (ja) * 2007-10-22 2009-06-04 Nakasu Denki Kk 移動体の方向転換装置
JP2016052803A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 村田機械株式会社 走行車システム
US9592836B2 (en) 2014-09-02 2017-03-14 Murata Machinery, Ltd. Travelling vehicle system
KR102561293B1 (ko) * 2023-05-26 2023-07-28 주식회사 지에스웹 탑승체의 입출고 및 보관 설비가 구비된 익스트림 주행 시설물

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