JPH07106005B2 - 車両のリニアモータ支持装置 - Google Patents

車両のリニアモータ支持装置

Info

Publication number
JPH07106005B2
JPH07106005B2 JP63306618A JP30661888A JPH07106005B2 JP H07106005 B2 JPH07106005 B2 JP H07106005B2 JP 63306618 A JP63306618 A JP 63306618A JP 30661888 A JP30661888 A JP 30661888A JP H07106005 B2 JPH07106005 B2 JP H07106005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
linear motor
primary coil
reaction plate
vehicles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63306618A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02155404A (ja
Inventor
昇 小林
幸雄 魚住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP63306618A priority Critical patent/JPH07106005B2/ja
Priority to CA002004194A priority patent/CA2004194C/en
Priority to EP89122078A priority patent/EP0372387B1/en
Priority to US07/443,310 priority patent/US5117136A/en
Priority to DE68918811T priority patent/DE68918811T2/de
Publication of JPH02155404A publication Critical patent/JPH02155404A/ja
Publication of JPH07106005B2 publication Critical patent/JPH07106005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00Other railway systems
    • B61B13/08Sliding or levitation systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L13/00Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
    • B60L13/006Electric propulsion adapted for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/025Asynchronous motors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鉄道などの車両の推進に用いられるリニアモ
ータの支持装置に関する。
従来の技術 リニアモータ推進の鉄道で、走行レールとリニアモータ
のリアクシヨンプレートを軌道設備としてもつもので
は、走行レールとリアクシヨンプレートとの各々の敷設
誤差、およびその両者を合わせた相対誤差は大きく、こ
れがリニアモータの1次コイルとリアクシヨンプレート
との間の距離の変動として作用する。そこで、台車の1
次コイルとリアクシヨンプレートとの両者が接触するこ
となく、隙間を保つために、標準として十数粍の隙間を
持つ設計がなされている。この状態を保つために、入念
な施工が行われ、かつそれを維持するために頻度多く調
整する等の作業を必要とし、多くの費用を要する。
こうして得られる隙間の十数粍は、回転モータのアマチ
ユアとステータの隙間1〜2粍に比し非常に大きいもの
であり、これによつてリニアモータの効率が低くなつて
いる。
リニアモータの設置に当たり、隙間を少なくかつ一定に
支持する構成として、専用の支持車輪をもつものが、特
開昭62−64251で提案されている。この先行技術では、
1次コイルを支持車輪に支持させ、地上にリアクシヨン
プレートを敷設し、このリアクシヨンプレートの両側部
に隙間設定用の前記支持車輪が走行する。これは、構造
は簡単であるが、前記支持車輪にリニアモータの吸引力
が作用し、そのため1次コイルを支持する車輪としては
高負荷に耐えるものを必要とする欠点を持つている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、高負荷に耐えるリニアモータ支持車輪を用い
ることなく、リアクシヨンプレートと走行レールの敷設
精度を得に高める施工を要せず、かつその高い精度を維
持するための作業を要せず、敷設誤差のあるリアクシヨ
ンプレートなどの地上子に対しリニアモータの1次コイ
ルなどの車上子の隙間を小さくし、かつ保持すること
で、リニアモータ効率の低下を少なくすることができる
ようにした車両のリニアモータ支持装置を提供すること
である。
課題を解決するための手段 本発明は、複数の車両が連結されて1つの列車を構成
し、 各車両の前後に台車がそれぞれ設けられ、 各台車に設けられる車上子と、走行経路に沿つて設けら
れる地上子とによつてリニアモータを構成し、 先頭の台車に設けられ、車上子と地上子との距離を検出
する距離検出手段と、 各台車に設けられ、制御信号に応答して、車上子を上下
に変位駆動して前記距離を予め定める値にする駆動手段
と、 列車の速度を検出する手段と、 距離検出手段と速度検出手段との出力に応答し、距離検
出手段の出力を、列車の速度をVとし、距離検出手段と
駆動手段との走行方向に沿う距離をLとするとき、時間
T=L/Vだけ遅らせて制御信号として駆動手段にそれぞ
れ与える制御手段とを含むことを特徴とする車両のリニ
アモータ支持装置である。
作 用 本発明に従えば、台車には、1次コイルなどの車上子を
設け、地上には走行経路に沿つてリアクシヨンプレート
などの地上子を設け、こうしてリニアモータを構成し、
この車上子と地上子との距離を検出し、この距離が予め
定める値となるように車上子を上下に変位駆動する。こ
れによつて地上子および台車の走行経路となるレールな
どとの各精度をむやみに向上する必要がなく、前記距離
を可及的に小さくしてリニアモータの効率を向上するこ
とが可能になる。しかも車上子は台車に関連して設けら
れているので、車上子を支持する車輪を必要としない。
特に本発明に従えば、複数の車両が連結されて1つの列
車を構成し、その各車両の前後に台車がそれぞれ設けら
れ、その先頭の台車に距離検出手段を設け、その距離検
出手段よりも走行方向後方に設けられている車上子に
は、車上子と地上子との距離が予め定める値となるよう
にするための制御信号を時間Tだけ遅らせて与えるよう
にしたので、位置検出手段が単一個ですむ。先頭の台車
に設けられている距離検出手段に関連して、車上子を上
下動変位駆動するための手段を設けるようにしてもよ
い。
実施例 第1図は本発明の前提となる構成の一部の簡略化した側
面図であり、第2図はその簡略化した平面図である。台
車1には、ばねを介して走行のための車輪2が設けら
れ、この車輪2は走行方向57に沿つて配置された一対の
レール3上を走行する。台車1には、空気ばね4を介し
て乗客などを乗せる車体5が支持される。こうして台車
1と車体5によつて、車両が構成される。台車1の下方
には、リニアモータ6を構成する車上子である1次コイ
ル7が設けられており、この1次コイル7の直下方で、
地上には地上子であるリアクシヨンプレート8が走行方
向57に沿つて敷設される。車上子7は、台車1に走行方
向前方に単一のサーボ装置9と、走行方向後方に幅方向
に間隔をあけて配置された2つのサーボ装置10を介し
て、それぞれ取付けられる。1次コイル7は、リアクシ
ヨンプレート8と磁気結合して、走行方向前方に台車1
が走行するための推力を発生し、この1次コイル7と台
車1との走行方向に沿う相互の変位は図示しない構成に
よつて阻止される。なお第2図では、台車1は省略して
示されている。
第3図は、サーボ装置9の断面図である。この第3図に
おいてリアクシヨンプレート8は、剛性の基材11上に、
強磁性材料である鉄製のプレート12が設けられ、さらに
その上にアルミニウムまたは銅などの強磁性材料以外の
金属材料から成るプレート13が固定されて、構成され
る。
リアクシヨンプレート8の上面に接触して走行する車輪
14と、この車輪14を回転自在に支持する支持片15とは検
出部材16を構成し、この検出部材16によつて1次コイル
7とリアクシヨンプレート8との間の距離l1を検出する
ことができる。
支持片15は、サーボ装置9の鉛直軸線を有する上下動可
能な弁体17に固定される。この弁体17は、上下動変位可
能な弁箱18内に収納される。弁箱18は、本体19に上下動
可能に収納される。本体19には、端部材20が螺着して固
定される。弁体17には、その軸線方向に間隔をあけてラ
ンド21,22が設けられ、このランド21,22の軸線方向に隣
接して環状の小径部23,24,25が形成される。弁箱18に
は、ランド21,22に関連して環状凹溝26,27が形成され、
これらの凹溝26,27には油孔28,29が形成される。弁箱18
には、軸線方向に沿う油孔28,29間でピストン部30が形
成される。本体19には、弁体17の小径部23に対応して弁
箱18に形成された油孔31に連通する環状凹溝32および油
路33が設けられ、管路34から圧油が供給される。またこ
の本体19には、弁体17の小径部24によつて形成される空
間に連通するようにピストン部30に形成された油孔35
が、環状凹溝36から油路37を経て管路38に連通し、この
管路38は油タンク側に接続される。弁体17には、小径部
23,25に連通して軸線方向に延びる油路48が形成され
る。
本体19の上端部39は、その外形が円筒状に形成されてお
り、台車1に固定された案内筒40に上下動可能に嵌入さ
れる。この案内筒40内には、支持板41が一体的に形成さ
れている。この支持板41には、大径の頭部42を有する支
持部材43が上下動変位可能に挿通し、その支持部材43の
外ねじが刻設された下端部44は本体19の上端部39に螺着
して固定される。ばね45は、案内筒40と本体19の上端部
39を外囲し、台車1に対して本体19を下方に予圧力をも
つてばね付勢する。前記支持部材43は、その頭部42が案
内筒40の支持板41に当接し、これによつて本体19の下方
への変位が阻止され、こうして本体19の台車1に対する
下限位置が制限される。
本体19内で端部材20とピストン部30との間には、もう1
つのばね46が介在されており、これによつて弁箱18を本
体19に対して上方にばね付勢する。
弁体17のランド21の軸線方向(第3図の上下方向)の長
さは、環状凹溝26の軸線方向の長さよりもわずかに長く
形成されており、これによつて不感帯が形成され、この
ことはもう1つのランド22および環状凹溝27に関連して
も同様である。この第3図の状態では、ランド21,22は
環状凹溝26,27を閉塞している。
動作中、第3図に示された状態から、リアクシヨンプレ
ート8の誤差などに起因して検出部材16が第3図の上方
に持ち上げられたときを想定する。このとき、弁体17が
上方に変位し、管路34からの圧油は本体19の油路33、環
状凹溝32、弁箱18の油路31、弁体17の小径部23、その弁
体17に形成された軸線方向に延びる油路48、小径部25お
よび油路29を経て、ばね46が収納されている部屋49に流
れ込む。したがつてピストン部30が油圧によつて上方に
変位する。このピストン部30は、ランド21,22が環状凹
溝26,27を閉じるまで上昇を行つて弁体17に追随し、し
たがつて弁体17の上方への変位量は、弁箱18の上方への
変位量に等しい。弁箱18の変位に従つて、その弁箱18と
一体的である1次コイル7が同様に上方に変位する。こ
うして1次コイル7は、リアクシヨンプレート8の上下
の誤差に応じて、追随して変位し、したがつて1次コイ
ル7とリアクシヨンプレート8との距離l1が一定に保た
れる。このサーボ力の反力は、本体19からばね45および
支持部材43を介して台車1で受けられる。
リアクシヨンプレート8に異常な突起などが存在したと
き、または1次コイル7がリアクシヨンプレート8に接
触したとき、サーボ装置9が迅速に応答しきれず、した
がつて弁17の上端部49が弁箱18の上端部50に当接し、ま
たピストン30の上方の部屋51の油圧が上昇し、あるいは
弁箱18の上端部が本19の上端部に当接し、検出部材16お
よび弁体17に過大な力が作用するおそれが生じる。ばね
45は、この問題を解決する。弁箱18が急激に上方に変位
したとき、それに応じて本体19が上方に変位し、ばね45
が圧縮される。ばね45は予圧縮力があり、その値を越す
と、圧縮する。もしも、ばね45は予圧縮力がないと、わ
ずかな振動荷重で上下にフラフラするので、これを防ぐ
ために、予圧縮力をもたせている。こうして検出部材16
と弁体17とに過大な力が作用することが防がれる。
また圧油の漏洩などによつて、油圧が低下し、サーボ装
置9が上述のように弁体17に追随して弁箱18の駆動を行
わなくなつたときには、油路28を介してピストン30の上
方の部屋51の圧油が排出され、ばね46のばね力によつ
て、弁箱18、したがつて1次コイル7が上方に変位され
る。こうして検出部材16に、1次コイル7を支持する反
力を与えないようにすることができる。残余のサーボ装
置10もまた、前述のサーボ装置9と同様な構成を有す
る。単一の1次コイル7に関連して3つのサーボ装置9,
10を用いているので、リアクシヨンプレート8に捩りが
存在したとき、走行レール3とリアクシヨンプレート8
との相対的な誤差が存在するとき、および弯曲した場所
を走行するときなどにおいて、1次コイル7にサーボ装
置9,10によつて捩りモーメントが与えられることが防が
れる。本発明の他の実施例として、サーボ装置9,10は4
個以上設けてもよい。もしサーボ装置を4個とした場
合、何れかのサーボ装置間で力を天秤のようなイコライ
ザで等価とする必要がある。
本発明の他の実施例では、サーボ装置9に関連して変位
検出素子52が設けられる。この変位検出素子52は、案内
筒40の支持板41に固定されており、弁箱18および本体19
を挿通し、弁体17の台車1に対する上下の変位量を電気
信号に変換して検出する。したがつて変位検出素子52に
よつて1次コイル7とリアクシヨンプレート8との距離
l1を検出することができる。
第4図は、変位検出素子52を備える本発明の一実施例の
簡略化した系統図である。列車54は、複数(この実施例
では2)の車両55,56が連結されており、走行方向57に
走行する。車両55の走行方向前方には第1図〜第3図に
関連して述べた台車1が設けられ、その走行方向後方に
は台車1aが設けられる。また車両56に関連して台車1b,1
cが設けられる。この実施例において、台車1のサーボ
装置9の設けられている変位検出素子52の出力は、第4
図の波形W1を有している。
第5図は、第4図に関連する実施例の電気的構成を示す
ブロツク図である。列車54の速度は、速度検出手段58に
よつて検出される。変位検出素子52と速度検出手段58の
出力は、マイクロコンピユータなどによつて実現される
処理回路59に与えられ、これによつて台車1a,1b,1cにそ
れぞれ設けられているモータ69a,69b,69cが駆動され
る。これらのモータ69a,69b,69cに与えられる制御信号
は、第4図において参照符W2,W3,W4でそれぞれ示されて
いる。台車1の変位検出素子52と台車1aの対応する位置
までの距離をL1とし、また同様にして台車1b,1cの対応
する位置までの距離をL2,L3とし、列車の速度検出手段5
8によつて検出される速度をVとするとき、波形w2,w3,w
4は、変位検出素子52による波形W1に比べて、時間T1,T
2,T3だけそれぞれ遅延されて与えられてモータ69a,69b,
69cが駆動される。
第6図は、サーボ装置9に対応して台車1aに備えられる
サーボ装置9aの断面図である。このサーボ装置9aは前述
の第3図のサーボ装置9に類似しており、対応する部分
には同一の数字に添字aを付して示す。注目すべきはこ
の実施例では、弁体17aは駆動軸61に連結され、モータ6
9aはこの駆動軸61を上下に変位駆動する。
第7図は、処理回路59によつて駆動されるモータ69aに
よる変位量ΔAと変位検出素子52によつて検出される第
3図の状態を基準とする変位量δとの関係を示すグラフ
である。変位検出素子52によつて検出される変位量δ
と、モータ69aによつて駆動される弁体17aの変位量ΔA
とは正比例する。ただし前述のように、このモータ69a
に与えられる変位量ΔAを生じるための制御信号は、時
間T1だけ、変位検出素子52の検出時刻から遅延される。
ばね45aは、1次コイル7aがリアクシヨンプレート8に
接触したときに、その1次コイル7aに過大な力が作用す
るのを防ぐ。時間T1は、サーボ装置9aへの圧油の流れ込
みによる遅れ、およびモータ69aの動作遅れなどの時間
遅延成分を加算してもよく、このことは時間T2,T3につ
いても同様である。
上述の説明は、主としてサーボ装置9と、台車1aにおけ
るサーボ装置9に対応するサーボ装置9aに関連して説明
したけれども、サーボ装置9と同様な構成を有するサー
ボ装置10と、台車1aの対応するサーボ装置とにおいても
同様な構成を実現することができ、台車1b,1cに関して
も同様である。
さらに本発明の好ましい実施例では、車両55,56に乗り
込む乗客の重量にかかわらず、1次コイル7aとリアクシ
ヨンプレート8との間隔l1を一定の値に保つことが可能
である。再び第5図を参照して、乗客の重量は、車両55
に設けられている重量検出手段63によつて検出される。
電流値を含めて第1台車がある地点を通過後に乗客重量
や電流値が変化した場合は、第2台車以降がその点を通
過する際にその分を補正する。この検出出力は、処理回
路59に与えられ、モータ69aに与えられる制御信号を付
勢する。第8図に示されるように、乗客の検出される重
量が増大するにつれて補正量ΔBが正比例するように定
められ、この補正量ΔBがモータ69aに与えられる制御
信号に加算される。こうして1次コイル7aが台車1aに対
して上方に変位されることになり、間隔l1が一定に保た
れる。
さらにまた本発明の他の実施例として、1次コイル7aに
供給される電流を電流検出手段64によつて検出し、この
電流が増大したとき、モータ69aに与える制御信号を補
正し、1次コイル7aを台車1aに対して上昇変位するよう
に補正してもよい。1次コイル7aの電流が増大すること
によつて、1次コイル7aとリアクシヨンプレート8との
磁気吸引力によつて台車1aが下方に変位するけれども、
このモータ69aは1次コイル7aを台車1aに対して前述の
ように上昇し、これによつて距離l1を予め定める一定値
に保つ。他の車両56に関しても同様である。
上述の実施例では、1つの列車54に、4つの台車1,1a,1
b,1cを設けてあるけれども、さらに他の実施例としてた
とえば20の台車を有する長大な列車の場合、10の台車毎
に2つのグループに分け、各グループの先頭の台車に変
位検出素子52を設けて、制御を行うようにしてもよく、
こうして構成の簡略化を図ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、リニアモータを構成する
車上子と地上子との間の隙間を小さくして、ほぼ一定に
保持することができるので、リニアモータの効率の低下
を少なくすることができる。また台車の走行のために設
けられているレールなどと、リアクシヨンプレートとの
敷設に誤差があつても、車上子と地上子との間隔を一定
に保つことができ、そのため敷設精度を高めるための入
念な制御が不要であり、また保守作業が不要と、その費
用の節減が可能となる。
特に本発明によれば、複数の車両が連結されて1つの列
車を構成し、各車両の前後に台車がそれぞれ設けられて
おり、その先頭の台車には距離検出手段が設けられ、後
続の台車に設けられる駆動手段に制御信号を、時間Tだ
け遅らせて与えるようにし、これによつて距離検出手段
が単一個でよく、構成の大幅な簡略化を図ることがで
き、またメンテナンスを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提となる構成の一部の断面図、第2
図は第1図に示される構成の簡略化した平面図、第3図
はサーボ装置9の断面図、第4図は本発明の一実施例を
示す図、第5図は第4図に示される電気的構成を示すブ
ロツク図、第6図は第4図および第5図に示される実施
例におけるサーボ装置9aの断面図、第7図は処理回路59
の動作を説明するためのグラフ、第8図は本発明の他の
実施例の処理回路59の動作を説明するためのグラフであ
る。 1,1a,1b,1c……台車、…3……走行レール、6……リニ
アモータ、7……1次コイル、8……リアクシヨンプレ
ート、9,9a,10……サーボ装置、16……検出部材、17…
…弁体、18……弁箱、19……本体、43……支持部材、4
5,46……ばね、52……変位検出素子、69a,69b,69c……
モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の車両が連結されて1つの列車を構成
    し、 各車両の前後に台車がそれぞれ設けられ、 各台車に設けられる車上子と、走行経路に沿つて設けら
    れる地上子とによつてリニアモータを構成し、 先頭の台車に設けられ、車上子と地上子との距離を検出
    する距離検出手段と、 各台車に設けられ、制御信号に応答して、車上子を上下
    に変位駆動して前記距離を予め定める値にする駆動手段
    と、 列車の速度を検出する手段と、 距離検出手段と速度検出手段との出力に応答し、距離検
    出手段の出力を、列車の速度をVとし、距離検出手段と
    駆動手段との走行方向に沿う距離をLとするとき、時間
    T=L/Vだけ遅らせて制御信号として駆動手段にそれぞ
    れ与える制御手段とを含むことを特徴とする車両のリニ
    アモータ支持装置。
JP63306618A 1988-12-02 1988-12-02 車両のリニアモータ支持装置 Expired - Lifetime JPH07106005B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63306618A JPH07106005B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 車両のリニアモータ支持装置
CA002004194A CA2004194C (en) 1988-12-02 1989-11-29 Linear motor supporting apparatus for vehicles
EP89122078A EP0372387B1 (en) 1988-12-02 1989-11-30 Linear motor supporting apparatus for vehicles
US07/443,310 US5117136A (en) 1988-12-02 1989-11-30 Linear motor supporting apparatus for vehicles
DE68918811T DE68918811T2 (de) 1988-12-02 1989-11-30 Stützapparat für Fahrzeuglinearmotor.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63306618A JPH07106005B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 車両のリニアモータ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02155404A JPH02155404A (ja) 1990-06-14
JPH07106005B2 true JPH07106005B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=17959250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63306618A Expired - Lifetime JPH07106005B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 車両のリニアモータ支持装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5117136A (ja)
EP (1) EP0372387B1 (ja)
JP (1) JPH07106005B2 (ja)
CA (1) CA2004194C (ja)
DE (1) DE68918811T2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115173A (en) * 1990-07-30 1992-05-19 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Air gap controlling system for linear motor
DE4126453A1 (de) * 1991-08-09 1993-02-11 Withold Richert Spurgefuehrtes transportfahrzeug
DE59202042D1 (de) * 1992-09-29 1995-06-01 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Verbesserung der Laufeigenschaft eines Radblock-Drehgestells.
KR970010584B1 (ko) * 1993-10-07 1997-06-28 가부시끼가이샤 다이후꾸 반송장치
US5751076A (en) * 1996-01-19 1998-05-12 Inventio Ag Drive system for lifts
JPH10203358A (ja) * 1997-01-23 1998-08-04 Otis Elevator Co リニア式シャトル
DE19734357C2 (de) * 1997-08-08 2002-11-21 Noell Crane Sys Gmbh Luftspaltregelung für einen Linearantrieb
US6732658B1 (en) * 2003-07-14 2004-05-11 John B. Shaw Transit car propelled by multiple pairs of magnetic linear motors
GB2404716B (en) * 2003-08-08 2007-07-25 Ultra Electronics Ltd A vibration isolation mount and method
CN100421985C (zh) * 2004-05-28 2008-10-01 西南交通大学 一种轨道车辆线性电机主动悬挂装置
EP1803604A3 (en) * 2005-12-23 2007-07-18 Bombardier Transportation GmbH Railway bogie provided with a linear induction motor
ES2376870B1 (es) * 2009-02-24 2013-01-31 Claudio García Rubio Sistema ferroviario equipado con tracción complementaria de naturaleza magnética.
CN108657013A (zh) * 2018-04-04 2018-10-16 中国铁建重工集团有限公司 一种悬浮架上磁浮直线电机线圈调节装置及磁浮列车
WO2023202939A1 (en) * 2022-04-22 2023-10-26 Nevomo Poland Sp. Z O.O. Wheel railway system with auxiliary propulsion system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2052007A5 (ja) * 1969-07-04 1971-04-09 Creusot Forges Ateliers
DE2148824A1 (de) * 1971-09-30 1973-04-12 Siemens Ag Foerderanlage mit einem durch einen linearmotor angetriebenen fahrzeug
BE790298A (fr) * 1971-10-20 1973-02-15 Tracked Hovercraft Ltd Vehicules sur piste et systemes de suspension pour ceux-ci
GB1558674A (en) * 1977-11-02 1980-01-09 Coal Ind Rail vehicles
JPS6285601A (ja) * 1985-10-09 1987-04-20 Hitachi Ltd リニアモ−タ駆動車両

Also Published As

Publication number Publication date
EP0372387A3 (en) 1990-08-16
DE68918811T2 (de) 1995-02-09
DE68918811D1 (de) 1994-11-17
CA2004194A1 (en) 1990-06-02
EP0372387A2 (en) 1990-06-13
US5117136A (en) 1992-05-26
EP0372387B1 (en) 1994-10-12
JPH02155404A (ja) 1990-06-14
CA2004194C (en) 1994-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07106005B2 (ja) 車両のリニアモータ支持装置
US8505463B2 (en) Wheel-type ultra high speed railway system
JPS6311841B2 (ja)
US4299173A (en) Levitation and guide mechanism for curved track in inductive repulsion type vehicle magnetic levitation and guide system
CN101528501A (zh) 具有至少一个磁铁系统的磁悬浮列车
CN217074053U (zh) 一种永磁电动悬浮式驱动装置
JPH04268707A (ja) リニアモーターカー浮上用マグネット
JP2595405B2 (ja) 超電導磁気浮上式鉄道の可撓式分岐装置
US6252316B1 (en) Coil apparatus for a linear-motor railway system
US20180154848A1 (en) Magnetic system for an automobile for increasing fuel efficiency
JP3383114B2 (ja) 磁気浮上式鉄道車両用台車制御装置
US4038928A (en) Lateral magnetic truck wheel positioning assembly
JP2012044774A (ja) 磁気浮上式列車の超電導磁石の起磁力制御システム
CN215752398U (zh) 转向架、轨道车辆及轨道交通系统
JPH0445602B2 (ja)
US7255046B2 (en) Method and apparatus for use in guiding magnetically levitated vehicles
JP2957110B2 (ja) 磁気浮上走行システムにおける磁気レールの取付機構
CN108974055B (zh) 悬挂式磁悬浮列车系统多模态优化驱动控制方法
CA1250913A (en) Driving system for linear vehicles
JPH09261804A (ja) 磁気浮上システム
CA2042387A1 (en) Levitation undercarriage with servomotor driven air gap regulation
KR100945713B1 (ko) 철도차량용 선형유도전동기의 공극제어 시스템
CN115140103B (zh) 一种常导高速磁浮车辆及轨道系统
CN110182061B (zh) 一种基于平板形悬浮轨的独轨制悬挂式磁悬浮列车系统
JPS62171402A (ja) リニアモ−タ利用の搬送設備