JPH0334375Y2 - - Google Patents

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JPH0334375Y2
JPH0334375Y2 JP1985082346U JP8234685U JPH0334375Y2 JP H0334375 Y2 JPH0334375 Y2 JP H0334375Y2 JP 1985082346 U JP1985082346 U JP 1985082346U JP 8234685 U JP8234685 U JP 8234685U JP H0334375 Y2 JPH0334375 Y2 JP H0334375Y2
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JP
Japan
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rail
turntable
adjustment
direction change
rails
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JP1985082346U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ターンテーブル上に敷設した方向転
換用レールと、床上に敷設した走行レールとの間
に、自走台車を走行させるターンテーブル装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、貸金庫設備などにおいては、物品を搬
送する自走台車を、ターンテーブル装置により、
レールを曲げることなく方向転換させ、目的のブ
ースに向かわせる手段がとられる。このターンテ
ーブル装置の具体例として、上面に1対のレール
を取着し下面中央に回転軸を突設固着した回転板
と、十文字枠体の中央部に該軸の軸支承部を形成
し井桁状外枠体に回転部材を複数個取着してなる
基台とから成り、基台の軸支承部に回転板の回転
軸を挿入し、回転板の下面が基台の回転部材上を
滑動し得るようにし、回転板上のレールと床上の
走行レールとの間に接続レールを介設せしめた装
置が開示されている(特開昭58−174059号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来のターンテーブル装置においては、回
転作動するターンテーブルに敷設されたレールと
接続レールとの衝合部(継ぎ目)に段差ができや
すく、かつ、継ぎ目の間隙が大きくなりがちであ
る。したがつて、この継ぎ目を自走台車が走行す
る際、自走台車に振動や衝撃を与え、搬送物に悪
影響を及ぼしたり自走台車の車輪の摩耗が激しい
などの問題点があつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、ター
ンテーブル上の方向転換用レールと接続レールの
継ぎ目に段差が生じても、自走台車を円滑に走行
せしめ得るターンテーブル装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するための具体的手段とし
て、本考案は、ターンテーブル上に敷設した方向
転換用レールと、床上に敷設した走行レールとの
間に、調整レールを介して、自走台車を走行させ
るターンテーブル装置において、衝合する、前記
ターンテーブル上の方向転換用レールの端部およ
び前記調整用レールのターンテーブル側の端部の
それぞれの表面を、この両レールの間隙側へ傾斜
状に切欠いた傾斜面とするとともに、前記調整レ
ールの固定用のボルト穴は、調整レールと前記タ
ーンテーブル上の方向転換用レールとの間隙を調
整し得る長穴とし、かつ、前記調整レールの走行
レール側の端縁は、走行レールを添設するために
切欠いて、縮径部としたことを特徴とするターン
テーブル装置を提案するものである。
〔作用〕
自走台車がターンテーブル上の方向転換用レー
ルと調整レールとの継ぎ目を走行する際、この継
ぎ目に段差が生じても、自走台車は、前記方向転
換用レールおよび前記調整レールのそれぞれの端
部の表面に切欠形成された傾斜面を走行する。調
整レールは、長穴の範囲内で前後に移動し、方向
転換用レールに対し近接離間する。また、この調
整レールが前後に移動しても、その後端縁の縮径
部に対、走行レールが常に添う状態となる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図はターンテーブル装置の平面図、第2
図は第1図の−断面図、第3図はその要部に
ついて示す斜視図である。
第1図および第2図に示す如く、2本の方向転
換用レール1,2が敷設された円盤状のターンテ
ーブル3は、その中心軸4底面側にスプロケツト
5を設けると共に、その中心軸4をベアリング6
によつて基台7に軸支し、その円周部をリング状
のスラスト軸受8によつて回転自在に基台7に保
持させている。前記スプロケツト5は、ターンテ
ーブル3外部に設けられた電装ボツクス9内の駆
動スプロケツト10と従動スプロケツト11にチ
エーン12によつて結ばれている。そして、駆動
スプロケツト10は、正逆転の可能なリバーシブ
ルモータ13と、軸継手14および減速機15を
介して連結され、ターンテーブル3を回転させる
駆動力を得るようにしている。なお、16はスプ
ロケツトを備えたタイトナであり、チエーン12
のゆるみ止めである。
また、ターンテーブル2の外周部には90゜毎
に3つの凹部17,18,19が設けられ、該凹
部17,18,19のいずれか一つに嵌合ローラ
20が嵌合している。そして、ターンテーブル3
上の方向転換用レール1,2と、床上に設置した
走行レール24,25との間には、調整レール2
1,22が設けられ、ターンテーブル3上の方向
転換用レール1,2と調整レール21,22を所
定の方向で衝合させる前記嵌合ローラ20を含む
位置決め装置23が、ターンテーブル3の中心と
嵌合ローラ20を結ぶ直線の延長上に設けられて
いる。また、ターンテーブル3上の方向転換用レ
ール1,2の端部1a,2aと、調整レール2
1,22のターンテーブル3側の端部21a,2
2aとは、ターンテーブル3の円弧に沿つて切断
して形成され、ターンテーブル3の回転をさまた
げることがなく、ターンテーブル上の方向転換用
レール1,2と調整レール21,22との間隙が
大きくならないようにしている。
そして、本考案のターンテーブル装置30は、
第3図に示す如く、ターンテーブル3上に敷設し
た方向転換用レール1の端部1a,2aと、調整
レール21,22のターンテーブル3側の端部2
1a,22aのそれぞれの表面1c,2cおよび
21c,22cの間隙側へ傾斜状に切欠いた傾斜
面として形成している。この場合、前記調整レー
ル21,22の固定用のボルト穴26,27,2
8,29は、この調整レール21,22とターン
テーブル3上の方向転換用レール1,2との間隙
を調整できるように、長穴としている。また、前
記調整レール21,22の走行レール24,25
側の端部21a,22aは、床上に敷設した走行
レール24,25を添設するために切欠いて、縮
径部21b,22bを形成している。
自走台車の車輪Aは、少なくとも方向転換用レ
ール1または調整レール21と同じ幅を有し、か
つ、図示しないガイド手段で脱輪が防止されてお
り、上記のように構成すると、第4図aに示す如
く、方向転換用レール1が調整レール21より高
い場合、車輪Aは方向転換用レール1の端部1a
の切欠いた傾斜面1cを通つて、調整レール21
側または方向転換用レール1側へ移行する。逆
に、第4図bに示如く、方向転換用レール1が調
整レール21より低い場合は、車輪Aは調整レー
ル21の端部21aの切欠いた傾斜面21cを通
つて、調整レール21側または方向転換用レール
1側へ移行する。このように、ターンテーブル3
上のレール1と調整レール21の間に段差ができ
たとしても、車輪Aは、方向転換用レール1の端
部1aまたは調整レール21の端部21aに切欠
形成された傾斜面1cまたは21cを通つて、ス
ムーズに走行することができる。
そして、ターンテーブル上の方向転換用レール
1,2と調整レール21,22との間隙が大きい
場合も、調整レール21の固定用のボルト穴2
6,27は、長穴としてあるので、適切に調整す
ることができる。また、この時できる調整レール
21と走行レール24との間隙は、縮径部21
b,22bによつて補われるので、自走台車の車
輪Aの走行に支障をきたすことはない。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案は、ターンテーブル
上に敷設した方向転換用レールと、床上に敷設し
た走行レールとの間に、調整レールを介して、自
走台車を走行させるに当たり、衝合する、方向転
換用レールの端部と、調整レールのターンテーブ
ル側の端部とのそれぞれの表面を、間隙側へ傾斜
状に切欠いた傾斜面としたので、たとえ、方向転
換用レールと調整レールとの間に段差が形成され
ても、自走台車の車輪は、方向転換用レールの端
部または調整レールの端部の傾斜面を通つて、両
レールの継ぎ目を移行することとなる。したがつ
て、自走台車に及ぼす振動や衝撃が小さく、自走
台車をスムーズに走行させることができ、搬送物
に悪影響を及ぼさない。さらに、車輪の摩耗を小
さくすることができるといつた効果を奏する。
また、前記調整レールの固定用のボルト穴は、
長穴としたので、万一、ターンテーブル上の方向
転換用レールと調整レールとの間隙が大きくなつ
ても、この長穴の範囲内で調整することができ
る。
さらに、前記調整レールの走行レール側の端縁
は、床上に設置した走行レールを添設するために
切欠いて、縮径部としたので、前記ターンテーブ
ル上のレールと調整レールとの間隙を調整して
も、両レールの間に間隙が形成されることなく、
スムーズな走行をするこができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はターンテーブル装置の平面図、第2図は第1図
の−断面図、第3図はその要部について示す
斜視図である。第4図a,bはターンテーブル上
の方向転換用レールと調整レールとの間の位置関
係を示す断面図である。 1,2……方向転換用レール、1a,2a……
方向転換用レールの端部、1c,2c……方向転
換用レールの端部の傾斜面、21,22……調整
レール、21a,22a……調整レールの端部、
21b,22b……調整レールの縮径部、21
c,22c……調整レールの端部の傾斜面、2
4,25……床上に敷設した走行レール、26,
27,28,29……調整レールのボルト穴、3
0……ターンテーブル装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブル上に敷設した方向転換用レール
    と、床上に敷設した走行レールとの間に、調整レ
    ールを介して、自走台車を走行させるターンテー
    ブル装置において、 衝合する、前記ターンテーブル上の方向転換用
    レールの端部および前記調整レールのターンテー
    ブル側の端部のそれぞれの表面を、この両レール
    の間〓側へ傾斜状に切欠いた傾斜面とするととも
    に、前記調整レールの固定用のボルト穴は、調整
    レールと前記ターンテーブル上の方向転換用レー
    ルとの間〓を調整し得る長穴とし、かつ、前記調
    整レールの走行レール側の端縁は、走行レールを
    添設するために切欠いて、縮径部としたことを特
    徴とするターンテーブル装置。
JP1985082346U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0334375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985082346U JPH0334375Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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JPS61198168U JPS61198168U (ja) 1986-12-11
JPH0334375Y2 true JPH0334375Y2 (ja) 1991-07-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174059A (ja) * 1982-04-05 1983-10-13 富永産業株式会社 軌条用台車の回転台装置
JPS6058580B2 (ja) * 1976-10-22 1985-12-20 株式会社日立製作所 半導体装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058580U (ja) * 1983-09-30 1985-04-23 新明和工業株式会社 台車昇降移載装置におけるレール間接続構造

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JPS61198168U (ja) 1986-12-11

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