JPH0686237B2 - 単一レバー型制御装置 - Google Patents

単一レバー型制御装置

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JPH0686237B2
JPH0686237B2 JP61043927A JP4392786A JPH0686237B2 JP H0686237 B2 JPH0686237 B2 JP H0686237B2 JP 61043927 A JP61043927 A JP 61043927A JP 4392786 A JP4392786 A JP 4392786A JP H0686237 B2 JPH0686237 B2 JP H0686237B2
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shaft member
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JP61043927A
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JPS61220998A (ja
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アンソニー・ピー・プリンス
Original Assignee
アウトボード・マーリン・コーポレーシヨン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H21/00Use of propulsion power plant or units on vessels
    • B63H21/21Control means for engine or transmission, specially adapted for use on marine vessels
    • B63H21/213Levers or the like for controlling the engine or the transmission, e.g. single hand control levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関と関連したスロットルを調整するた
めの単一レバー型制御装置に関する。更に、本発明は、
内燃機関と関連するスロットルおよびクラッチの調整を
行なうための単一レバー型制御装置に関し、更にまた船
外機および船尾駆動装置の如き舶用推進装置のための単
一レバー型制御装置に関する。
(従来の技術) 機関の単一レバー型制御装置の従来技術として実公昭50
-19052号公報に記載されたものがある。機関のスロット
ルは、作動が引張力により行われる型のものと押圧力に
より行われる型のものとあり、又、単一レバー型制御装
置を例えば艇の左舷に設ける場合と右舷に設ける場合が
あるが、実公昭50-19052号公報のものは、このようなス
ロットルの型の違いや、制御装置のスロットルに対する
相対的な設置位置の違いに対する汎用性が無い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、単一レバー型制御装置の汎用性を改善するこ
とを特徴とする目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、スロットルを有する機関と共に使用される単
一レバー型制御装置において、ハウジングと、択一的に
機関スロットルに連結可能な両端を有し機関スロットル
を作動させるように枢動可能なスロットル・レバーと、
該スロットル・レバーを前記両端の中間で前記ハウジン
グに枢着する案内ピンを含むスロットル・レバー装架装
置と、前記ハウジングにより回転可能に支持されたスロ
ットル駆動部材と、カム部材と、前記案内ピンおよび該
案内ピンを受承するよう前記カム部材に形成された案内
トラックを含み、定められた直線径路に沿って前記ハウ
ジングに対し相対的に移動し得るよう前記カム部材を支
持するため前記ハウジングに設けられたカム部材支持装
置と、前記駆動部材の回転に応答して前記カム部材を前
記直線径路に沿って変位させるため前記スロットル駆動
部材と前記カム部材との間に作用するカム部材変位装置
と、前記カム部材の前記直線径路に沿う移動に応答して
前記スロットル・レバーを枢動させるため前記カム部材
と前記スロットル・レバーとの間に作用するスロットル
・レバー枢動装置と、から成る単一レバー型制御装置を
提供する。
(発明の効果) 本発明の単一レバー型制御装置は、スロットル・レバー
の両端を択一的に例えば押引きケーブルを介してスロッ
トルに連結されるので、スロットルに連結すべきスロッ
トル・レバーの両端のうち適当な一端を選択することに
より前述のスロットルの型の違いや、スロットルに対す
る相対的な制御装置の設置位置の違いに対処することが
できるから、汎用性が著しく向上する。
〔実施例〕
図面に示されているのは、船外機または船尾駆動装置の
如き舶用推進装置(図示せず)における遠い位置に配置
された内燃機関のクラッチおよびスロットルを操作する
ための単一レバー型制御装置である。第1図において
は、この単一レバー型制御装置20は、それぞれ側壁面を
含みかつ全体的に密閉されたハウジング24を形成するよ
う適当に一体に固定された対向位置のカバーの半部即ち
カバー部分25、26からなるハウジング24を含んでいる。
第2図、第5図および第6図乃至第8図に示されるよう
に、ハウジング24はまた、ハウジング部分26の壁面から
内側に延在する第1の円筒状のハウジング部分即ちボス
28と、この第1のハウジング部分28内で同心状をなす第
2の円筒状のハウジング部分即ちボス32とを含んでい
る。前記第1のハウジング部分28は凹部34を有する内面
を有し、前記第2のハウジング部分32は凹部38を有する
内面を有している。
第1図に示されるように、単一レバー型制御装置20は、
ハウジング24の外側に取付けられた主制御レバー36と、
前記ハウジング24に対して枢動運動即ち回転運動、およ
び側方即ち軸方向運動の両運動をするようにハウジング
24によって支持された一端部を有する軸部材40とを有す
る。この軸部材40はまた、共に回転運動および側方即ち
軸方向運動の両運動をするように主制御レバー36の下端
部に対して適当に結合されている。他の実施例において
は、制御レバー36側のつまみ(図示せず)の如き手段を
用いて制御レバー36および軸部材40の軸方向の運動を助
けることができる。第1図に示された特定の構造におい
ては、軸部材40の外端部44には制御レバー36の下端部に
設けられた内側にスプラインを設けた凹部48内に収受さ
れる外歯スプラインが設けられ、制御レバー36は軸部材
の外端部44に螺合されたボルト52によって軸部材40に対
して固定されている。
他の実施例においては他の構造も使用可能であるが、こ
の軸部材40および制御レバー36は、第1図において仮想
線で部分的に示されるように、第1と第2の位置間でハ
ウジング24に対して軸方向運動可能であり、またこの制
御レバー36と軸部材40は第7図に示されるように中立位
置からスロットル全開位置まで共に回転運動するように
取付けられている。中立位置とスロットル全開位置との
間に運動する際、制御レバー36および軸部材40は最初に
クラッチが係合する間隔を通過し、次いでクラッチが係
合した後の間隔を通過する。更に詳細には、制御レバー
36および軸部材40は中立位置から前進シフト係合間隔
を、次いで前進クラッチ係合後のスロットル拡開間隔を
通る前進方向に、また中立位置から後退シフト係合間隔
を、次いで後退クラッチ係合後のスロットル拡開間隔を
通る後退方向に運動可能である。
軸部材40および制御レバー36が前記第1の位置にある
時、以下に更に詳細に説明するように、制御レバー36の
中立位置からの運動はクラッチの係合を、次いでスロッ
トルの拡開を行なう。軸部材40および制御レバー36が第
2の位置にある時、以下に更に詳細に説明するように、
制御レバー36の中立位置からの運動は機関のクラッチが
解放された状態で即時にスロットル拡開を行なう。従っ
て、機関の暖機を行なうために制御レバー36を最初にク
ラッチの係合間隔を経て回転させる必要はない。
第2図乃至第8図に示されるように、制御装置20はま
た、軸部材40が第1の位置にある時、制御レバー36の回
転運動に応答して機関のクラッチを選択的に操作する装
置を含んでいる。更に、単一レバー型制御装置20は、中
立位置と係合位置との間で軸部材40に対して同心状に回
転運動するようにハウジング24内に支持されたクラッチ
・シフト部材56を含んでいる。更に、このクラッチ・シ
フト部材56は前進シフト係合間隔を通るように前進方向
に回転自在であり、また後退シフト係合間隔を通るよう
に後退方向に回転自在である。
第5図に示されるように、前記クラッチ・シフト部材56
は2つの半径方向に延長するアーム部分60を含む板の形
状を呈し、その各々は機関のクラッチに対して結合する
ように設けられた1つの押引きケーブル64に対して結合
可能であるが、いづれか片方のアーム部分のみがケーブ
ル64に結合される。従って、前記クラッチ・シフト部材
56の回転運動は機関のクラッチを作動させるため有効で
ある。
他の実施例においては他の構造も用いることができる
が、このシフト部材56はまた、一部が第1のハウジング
部分28内に同心状に回転自在に収受される円筒状のシフ
ト・カム68を含んでいる。このシフト・カム68は、軸部
材40がクラッチ係合間隔とクラッチ係合後のスロットル
拡開間隔との間にある時前記第1のハウジング部分の凹
部34と整合状態となる第1のスロット72と、この第1の
スロット72から隔てられた第2のスロット76とを有す
る。
第1図、第2図および第5図乃至第8図に示されるよう
に、前記単一レバー型制御装置20はまた、制御レバー36
がクラッチ係合間隔を経て回転するとこれに応答して機
関のクラッチの係合状態を生じるクラッチ駆動装置を含
んでいる。他の実施例においては他の構造も用いること
ができるが、このクラッチ駆動装置は、前記シフト・カ
ム68内にこれと同心状に回転自在に収受されかつハウジ
ング24に設けられた開口84を介してその外側に延長する
円筒状の駆動カム80を含んでいる。この駆動カムは、第
1の当接部90と離間された第2の当接部91とを形成する
係留凹部86のある外面を有する。前記ハウジングの開口
84内に位置する駆動カム80の部分は、前記軸部材40と同
心状を呈する。
前記クラッチ駆動装置はまた、軸部材40と制御レバー36
が前記第1の位置にある時制御レバー36と駆動カム80の
一緒の回転運動を生じ、また軸部材40と制御レバー36が
前記第2の位置にある時駆動カム80に対する制御レバー
36の回転運動を許容するように制御レバー36と駆動カム
80との間で運動可能な装置を含んでいる。更に、第1図
および第2図に示されるように、このような装置は駆動
カム80上のスプラインの形状の当接部88と、制御レバー
36と軸部材40が第1の位置にある時前記当接部88を収受
し、かつ制御レバー36と軸部材40が第2の位置にある時
前記当接部88から外れる制御レバー36の内歯スプライン
を設けた凹部92の形状の係合用の凹部とからなってい
る。制御レバー36と軸部材40は第2の位置にある時、制
御レバー36は単一レバー型制御装置20と前記駆動カムの
当接部88から隔てられ、駆動カムの当接部88に対して自
由に回転運動する。
第5図乃至第8図に示されるように、前記クラッチ駆動
装置は更に、制御レバー36が第1の位置にあってクラッ
チ係合間隔にわたって回転する時、前記シフト・カム68
を回転させるため駆動カム80とシフト・カム68間で作動
可能なシフト駆動装置と、前記制御レバー36がクラッチ
係合間隔とクラッチ係合後の間隔との間にある時シフト
・カム68を取外し自在に保持するシフト・デテント装置
と、駆動カム80が制御レバー36と共に前記クラッチ係合
後のスロットル拡開間隔にわたって回転する時ハウジン
グ24に対する運動を生じないようにシフト・カム68を固
定するよう第1のハウジング部分28とシフト・カム68間
で作動可能なシフト固定装置と、前記駆動カム80と制御
レバー36がクラッチ係合後のスロットル拡開間隔にわた
って回転する時シフト・カム68に対する駆動カム80の回
転運動を許容するように駆動カム80とシフト・カム68間
で作動可能なシフト凹部装置とを含んでいる。
第5図に示されるように、制御レバー36がクラッチ係合
間隔とクラッチ係合後のスロットル拡開間隔との間にあ
る時シフト・カム68を解除自在に保持するシフト・デテ
ント装置は、シフト・カム68の外面の3つの凹部100に
解除自在に収受され得る偏倚状態に置かれた丸味を帯び
た部材即ちボール96を有する。この3つの凹部100は、
前記クラッチ・シフト部材56が中立位置、前進係合位置
および後退係合位置にある時、前記ボール96がこの凹部
の1つに収受されるように中空となっている。
他の実施例においては他の構造も用いることができる
が、シフト固定装置(第5図乃至第8図参照)は、駆動
カム80が制御レバー36と共にクラッチ係合後のスロット
ル拡開間隔にわたって回転する時にのみ前記第1の当接
部90が前記第1のハウジング部分の凹部34に第1の外側
ローラ104と係合してこれを解除自在に保持するよう
に、第1のハウジング部分の凹部34に解除自在に収受自
在であり、前記シフト・カムのスロット72に収受され、
また駆動カムの凹部86に解除自在に収受される第1の外
側ローラ104からなっている。駆動カム80が制御レバー3
6と共にクラッチ係合後のスロットル拡開間隔にわたっ
て回転する時(第6図参照)、第1の駆動カムの当接部
90が第1の外側ローラ104と係合しまたシフト・カム68
が駆動カム80と共にクラッチ係合間隔にわたって回転す
るように、第1の外側ローラ104は第1のハウジング部
分の凹部34から自由な状態となりかつ駆動カムの係留凹
部86に収受されている。
前記シフト・デテント装置は、第1の位置にある駆動カ
ム80と制御レバー36がクラッチ係合間隔とクラッチ係合
後のスロットル拡開間隔との間にある時、駆動カム80と
シフト・カム68と第1の外側ローラ104とが前記第1の
ハウジング部分の凹部付近を通過することを阻止する。
前記シフト駆動装置およびシフト係留装置は、駆動カム
80が制御レバー36と共にクラッチの係合方向にクラッチ
係合後のスロットル拡開間隔にわたり、次いで再びクラ
ッチの解除方向に回転する時第2の外側ローラ108が駆
動カム80との運動可能な係合状態から解放される(第8
図参照)ように、また駆動カム80が制御レバー36と共に
クラッチの解除方向にクラッチ係合間隔にわたって再び
回転する時前記第2の駆動カムの当接部91が第2の外側
ローラ108と係合するように、シフト・カムの第2のス
ロット76に収受されかつ駆動カムの係留凹部86に収受さ
れる第2の外側ローラ108を有する。
別のシフト固定の保護措置を提供するため、前記第1の
ハウジング部分28は前記第1の凹部34から隔てられた第
2の凹部112を有し、前記シフト・カム68は第2のスロ
ット76および第1のスロット72から隔てられた第2のス
ロット116を有し、駆動カム80は当接部124を含む第2の
凹部120を有している。この駆動カム120およびシフト・
カムの第3のスロット116は、制御レバー36およびシフ
ト・カム68がクラッチ係合間隔とクラッチ係合後のスロ
ットル拡開間隔との間にある時、第1のハウジング部分
の第2の凹部112に対して整合される(第7図参照)。
第3の外側ローラ128は、駆動カム80が制御レバー36と
共にクラッチ係合後のスロットル拡開間隔のみにわたっ
て回転する時第2の凹部の当接部124が第3の外側ロー
ラ128と係合してこれを解除自在に保持するように、ま
た駆動カム80が制御レバー36と共にクラッチ係合間隔に
わたって回転する時第3の外側ローラ128が第1のハウ
ジング部分の第2の凹部112から解放されて駆動カムの
第2の凹部120に収受されるように、第1のハウジング
部分の第2の凹部112に解除自在に収受され、シフト・
カムの第3のスロット116に収受され、また第2の駆動
カムの第2の凹部120内に解除自在に収受される。
第3の凹部132もまた第1のハウジング部分28に設けら
れ、第1のハウジング部分の凹部34から隔てられてい
る。更に、駆動カムの第2の凹部120は、駆動カム80が
逆のシフト方向に回転させられる時第1のハウジング部
分の第1の凹部34と駆動カムの第2の当接部91と同様な
方法で別のシフト固定装置の動作を生じるように第2の
当接部136を含んでいる。
本御装置20はまた、軸部材40が第1と第2の位置にある
時制御レバー36の回転運動に応答して機関のスロットル
を選択的に操作する装置を含んでいる。更に、第4図に
示されるように、単一レバー型制御装置20はまた軸部材
40と同心状に回転運動するようにハウジング24内に支持
されたスロットル駆動部材140を含んでいる。
更に、このスロットル駆動部材140は半径方向に延在す
るアーム部分144と円筒状のスロットル・カム148とを含
む板の形状を呈する。第2図および第5図乃至第8図に
示されるように、このスロットル・カム148は第2のハ
ウジング部分32に対して同心状でその内部に回転自在に
支持され、軸部材40はこのスロットル・カム148に対し
て同心状でその内部に回転自在に収受されている。スロ
ットル・カム148は、軸部材40がクラッチ係合間隔とク
ラッチ係合後のスロットル拡開間隔との間にある時(第
7図参照)第2のハウジング部分の凹部38と整合状態に
あるスロット152と、当接部160を形成する凹部156とを
有する。この軸部材40は、軸部材40がクラッチ係合間隔
とクラッチ係合後のスロットル間隔との間にある時スロ
ットル・カムのスロット152と整合状態にある第1の凹
部164を含む外面を有する。この軸部材の第1の凹部164
は当接部168を形成し、軸部材40はまた第1の凹部164か
ら隔てられた第2の凹部172を有する。
第2図に示されるように、機関のスロットルを選択的に
操作する装置は、軸部材40が第2の位置にある時制御レ
バー36のクラッチ係合間隔にわたる回転運動に応答して
機関のスロットルの実質的な拡開度を生じるための第1
のスロットル駆動装置176を含んでいる。更に、第1の
スロットル駆動装置176は、軸部材40が第2の位置にあ
る時軸部材40のクラッチ係合間隔にわたる回転運動に応
答してスロットル駆動部材140と軸部材40の一緒の回転
運動を生じるようにスロットル駆動部材140と軸部材40
間で作動可能である。第1のスロットル駆動装置176は
また、軸部材40が第1の位置にある時主制御レバー36の
回転運動に応答してスロットル駆動部材140に対する軸
部材40の回転運動を許容する。
第1のスロットル駆動装置176は、スロットル駆動部材1
40と軸部材40の一緒の回転運動を生じるように係合可能
であり、また軸部材40のスロットル駆動部材140に対す
る回転運動を生じるように解除可能である。更に、第2
図に示されるように、第1のスロットル駆動装置176は
軸部材40の矩形状端部の形状の当接部180と、軸部材40
が第2の位置にある時この軸部材の端部180を収受しか
つ軸部材40が第1の位置にある時軸部材の端部180から
自由な状態になるスロットル駆動部材140における係合
用の矩形状の矩形状凹部184とを有する。第2図に示さ
れるように、スロットル駆動部材140は更に、軸部材40
が第1の位置にある時スロットル駆動部材140に対する
軸部材端部180の自由な回転運動を生じるように係合凹
部184に隣接して更に大きな凹部188を有する。
第5図乃至第8図に示されるように、単一レバー型制御
装置20は更に、軸部材40が第1の位置にある時制御レバ
ー36のクラッチ係合後のスロットル拡開間隔にわたる回
転運動に応答して機関のスロットルの実質的な拡開を行
なうように選択的に作動可能な第2のスロットル駆動装
置192を含んでいる。更に、この第2のスロットル駆動
装置192は、軸部材40が第1の位置にある時制御レバー3
6のクラッチ係合後のスロットル拡開間隔のみにわたる
回転運動に応答して軸部材40とスロットル駆動部材140
の一緒の回転運動を生じるように軸部材40とスロットル
・カム148間で作動可能である。第2のスロットル駆動
装置192はまた、軸部材40が第2の位置にある時主制御
レバー36の回転運動に応答して軸部材40のスロットル駆
動部材140に対する回転運動も許容する。
第2のスロットル駆動装置192は、軸部材40がクラッチ
係合後のスロットル拡開間隔にわたって回転する時、ス
ロットル・カム148を回転させるように軸部材40とスロ
ットル・カム148間で作動可能なスロットル駆動装置
と、軸部材40がクラッチ係合間隔とクラッチ係合後のス
ロットル拡開間隔との間にある時スロットル・カム148
を解除自在に保持するスロットル・デテント装置と、軸
部材40が第1の位置にある時軸部材40が制御レバー36と
共にクラッチ係合間隔にわたって回転する時ハウジング
24に対して運動しないようにスロットル・カム148を固
定するためスロットル・カム148と第2のハウジング部
分32間で作動可能なスロットル固定装置と、軸部材40と
制御レバー36がクラッチ係合間隔にわたって回転する時
スロットル・カム148に対する軸部材40の回転運動を許
容するためスロットル・カム148と軸部材40間で作動可
能なスロットル係留装置とを含んでいる。
更に、第2図および第4図に示されるように、スロット
ル・デテント装置は、制御ハウジング24の凹部内に位置
されるボール196と、スロットル・カム148の外面の凹部
204に対してこのデテント・ボール196を偏倚するデテン
ト板ばね200とを含んでいる。更に、前記凹部204は、ス
ロットル・カム148と軸部材40が中立位置にある時前記
デテント・ボール196がスロットル・カム148の凹部204
と整合させられるようにスロットル・カム148に配置さ
れている。スロットル・カム148はスロットル係留装置
の故にクラッチ係合間隔にわたって軸部材40と共に運動
しないため、デテント・ボール196はまた、スロットル
・カム148と軸部材40がクラッチ係合間隔とクラッチ係
合後のスロットル拡開間隔との間にある時スロットル・
カム148を解除自在に保持している。
第5図乃至第8図に示すように、スロットル固定装置
は、軸部材40がクラッチの係合方向およびクラッチの解
除方向においてクラッチ係合間隔にわたって回転する
時、第2のハウジング部分の凹部38の第1の内側ローラ
208(第5図参照)と係合してこれを解除自在に保持す
るように、第2のハウジング部分の凹部38に解除自在に
収受され(第6図参照)、スロットル・カムの第1のス
ロット152に収受され、かつ軸部材の第1の凹部164内に
解除自在に収受可能である(第8図参照)第1の内側ロ
ーラ208を含んでいる。軸部材40がクラッチ係合後のス
ロットル拡開間隔にわたって回転する時、第1の内側ロ
ーラ208は、スロットル・カム148が第2のハウジング部
分32に対して回転できるように第1の凹部164(第8図
参照)に収受される。
スロットル・デテント装置は、軸部材40とスロットル・
カム148がクラッチ係合間隔とクラッチ係合後のスロッ
トル拡開間隔との間にある時第2のハウジング部分の凹
部38がスロットル・カム148および第1の内側ローラ208
を通過することを阻止する。
前記スロットル駆動装置およびスロットル係留装置は、
軸部材40がクラッチ係合間隔にわたって回転した後にク
ラッチ係合後のスロットル拡開間隔にわたって回転する
時当接部160が第2の内側ローラ212(第7図参照)と係
合するように、また軸部材40がクラッチ解除方向および
クラッチ係合方向においてクラッチ係合間隔にわたって
回転する時第2の内側ローラ212がスロットル・カム148
(第6図参照)により運動自在に係合されないように、
第2の凹部172内に収受されかつスロットル・カムの係
留凹部156内に摺動自在に収受される第2の内側ローラ2
12を有する。
同様に、後退シフト方向に第2のスロットル駆動装置19
2を作動させるため、軸部材40は前進のクラッチ係合方
向に第1の凹部164から隔てられかつ第2の当接部226を
形成する第3の凹部222を含んでいる。同様に、凹部156
もまた後進方向に延在して第3の当接部232を含んでい
る。
第1の凹部164、スロット152、第1の内側ローラ208お
よび第2のハウジング部分の第1の凹部38と動作におい
て同じ別のスロットル固定装置もまた、軸部材40がクラ
ッチ係合間隔とクラッチ係合後のスロットル拡開間隔と
の間にありかつ第3の内側ローラ224がスロットル・カ
ムの第2のスロット216内に収受される時、第2のハウ
ジング部分の第2の凹部220(第7図参照)と整合状態
にある第2のスロットル・カムのスロット216の形態で
設けられている。同様に、軸部材40の外面は、軸部材40
が前進シフト係合間隔と前進シフト係合後のスロットル
間隔との間にある時、スロットル・カムの第2のスロッ
ト216(第7図参照)と整合状態にある第4の凹部228を
含んでいる。
第2のスロットル駆動装置192は更に、軸部材40が第2
の位置にある間第2のハウジング部分32に対するスロッ
トル・カム148の回転運動を許容し、また軸部材が中立
位置にない時軸部材40の第2の位置から第1の位置への
軸方向運動を阻止するように、軸部材40と第2のハウジ
ング部分32間で作動可能な装置を含んでいる。このよう
な装置は、凹部236を有する軸部材40の外面を含み、そ
の各々は、軸部材40が第2の位置にある時第1と第3の
内側ローラ208と224の一方をそれぞれ収受するために、
軸部材40が中立位置にある時第2のハウジング部分の凹
部38と第2のハウジング部分の第2の凹部220の一方と
整合させられる。従って、軸部材40が第2の位置にある
時、第1と第3の内側ローラ208、224はそれぞれ第2の
ハウジング部分の第1と第2の凹部38、220から自由に
なり、その結果軸部材40はスロットル・カム148に対し
て回転することができる。
軸部材40が第2の位置にあって中立位置にない時、第1
の内側ローラ208および第3の内側ローラ224はそれぞれ
ハウジングの凹部38および220に対して整合状態にはな
く、その結果軸部材40は第2の位置から第1の位置へは
運動することができない。
第3図に示されるように、制御レバー36の回転運動に応
答して機関のスロットル操作を行なうための装置は更
に、枢動運動するように制御ハウジング24内で支持され
たスロットル・レバー240を含んでいる。このスロット
ル・レバー240は、このスロットル・レバーの運動に応
答して機関のスロットルを作動させるようになってい
る。更に、このスロットル・レバー240は、その端部244
と148の中間でハウジング24に対して枢着されている。
このスロットル・レバー240の上端部および下端部244、
248はそれぞれ、機関のスロットルに取付けられた1本
の押引きケーブル252に対して結合可能であるが、いづ
れか片方(図示実施例では下端部248)のみが押引きケ
ーブル252に結合される。反時計方向へのスロットル・
レバー240の回転運動即ち枢動運動は、第3図に見られ
るように、スロットル・レバー240の下端部248の変位運
動を生じる結果となり、これが機関のスロットルを作動
即ち実質的に拡開させるよう作用する。
第3図に示されるように、機関のスロットルを操作する
前記装置はまた、スロットル駆動部材140の回転運動に
応答してスロットル・レバー240を回転させるようにス
ロットル・レバー240とスロットル駆動部材140との間で
作動可能な装置を含んでいる。このスロットル回転装置
は、スロットル駆動部材140に対して結合された駆動ロ
ーラ即ちピン256を含んでいる。この駆動ピン256はスロ
ットル駆動部材140のアーム部分144の外端部付近から延
在している。このスロットル・レバー回転装置はまた、
駆動ピン256を収受するカム・トラック264を有しかつス
ロットル駆動部材140の回転運動に応答してスロットル
・レバー240を運動させるため軸部材40に対してカム部
材260を変位させるに有効な形状を呈するカム部材260を
含んでいる。
更に、前記カム部材260は板の形状を呈し、またカム・
トラック264は中心部268と、この中心部268からの距離
が増えるに伴って軸部材40の回転軸心即ち中心部から増
加する距離で中心部268から遠去る方向に突出する反対
方向に延長する端部272とを有する。
このスロットル・レバー回転装置は更に、カム・トラッ
ク264における駆動ピン256の運動に応答して直線状の経
路に沿って軸部材40に対するカム部材260の変位を案内
するため前記カム部材260とハウジング24間で作動可能
な案内装置を含んでいる。更に、この案内装置は、カム
部材260における直線状の離間された第1と第2の案内
トラックの開口276、280からなる案内トラック装置274
を含んでいる。この案内トラックの開口276、280はそれ
ぞれ、略々スロットル・レバーの下端部248の所要変位
量の方向に延在している。
この案内装置はまた、スロットル・レバー240をハウジ
ング24に対して回転自在に結合しかつ第1の案内トラッ
クの開口276内に収受される第1の案内ピン284も含んで
いる。この案内装置はまた、ハウジング24に対して結合
され、第1の案内ピン284から隔てられかつ第2の案内
トラックの開口280内に収受される第2の案内ピン288を
含んでいる。
前記スロットル・レバー回転装置は更に、スロットル・
レバー240と隣接して案内トラック装置274に対して略々
直角に延在する変位トラック292と、スロットル・レバ
ー240の下端部248がこれにより押引きケーブル252を運
動させて機関のスロットルを拡開するように第1の案内
ピン284に対するカム部材260の運動がスロットル・ロー
ラ296を運動させてスロットル・レバー240を回転させる
ように、スロットル・レバー240上に回転自在に取付け
られ、直角方向に延在する変位トラック292に収受され
かつ第1の案内ピン284から隔てられたスロットルの突
起部即ちローラ296とを含んでいる。更に、このスロッ
トル・ローラ296は、スロットル・レバー240の上端部24
4と第1の案内ピン284との間に配置されている。
単一レバー型制御装置20が以下に更に詳細に説明するよ
うに180゜回転される時この制御装置の作動を許容する
ため、案内トラック装置274の反対側におけるカム部材2
60の直角をなす第2の変位トラック300が設けられてい
る。
第2図に示されるように、単一レバー型制御装置20はま
た、機関のスロットルの実質的な拡開を行なうため第1
のスロットル駆動装置176が作動可能である時、クラッ
チ駆動装置の作動を阻止するための固定装置をも含んで
いる。更に、他の実施態様においては他の構造も用いる
ことができるが、この固定装置は、軸部材40が第1の位
置にある時ハウジング24に対する駆動カム80の回転運動
を阻止するため、ハウジング24と、駆動カム80と軸部材
40間で作動可能である。この固定装置はまた、軸部材40
が第1の位置にある時ハウジング24に対する駆動カム80
の回転運動を許容する。
更に、第2図に示すように、ハウジング24は駆動カム80
に隣接する凹部304を含み、駆動カム80はこの駆動カム8
0と軸部材40が中立位置にある時制御ハウジングの凹部3
04と整合状態となるスロット308を有する。軸部材40
は、軸部材40が中立位置にある時駆動カムのスロット30
8と整合状態となる開口312を提供する環状の溝を含んで
いる。この環状の溝312はまた軸部材の当接部316を形成
する。
更に、前記固定装置は、軸部材40が第1の位置および中
立位置にある時駆動カムのスロット308内に収受されか
つ開口312内に解除自在に収受可能であり、また軸部材4
0が第2の位置にある時制御ハウジングの凹部304内に解
除自在に収受可能なローラ320を含んでいる。軸部材40
の第1の位置から第2の位置への運動は、軸部材の当接
部316をして制御ハウジングの凹部304におけるローラ32
0と係合させてこれを解除自在に保持することにより、
駆動カム80を所定位置に固定し、かつ軸部材40が第2の
位置にある時ハウジング24に対する駆動カム80およびク
ラッチ・シフト部材56の回転運動を阻止する。
この固定装置はまた、軸部材40が第1の位置にありかつ
中立位置にはない時、ハウジング24に対する軸部材40の
軸方向の運動を阻止するため軸部材40とハウジング24間
で作動可能である。更に、駆動カム80および軸部材40が
中立位置にない時、固定装置320は制御ハウジングの凹
部304と整合状態にはなく、固定ローラ320は開口312か
ら離脱できず、このため軸部材40が第1の位置から第2
の位置へ軸方向に運動することを阻止する。
第2図に示すように、単一レバー型制御装置20はまた、
制御レバー36が中立位置にある時軸部材40が第2の位置
から第1の位置へ戻らせる装置を含んでいる。更に、駆
動カム80における比較的大きな凹部188に位置した軸部
材の矩形状の端部180は、半径方向外側に延在するフラ
ンジ328を含んでいる。このフランジ328と比較的大きな
凹部188を形成する駆動カムの壁面との間には、軸部材4
0と同心状の圧縮ばね332の形状の偏倚装置が配置されて
いる。このばね332は、軸部材40が第1の位置から第2
の位置へ移動させられる時圧縮される。その結果、軸部
材40と制御レバー36が機関の暖機の後中立位置に戻る
時、軸部材40は圧縮ばね332によって第1の位置への戻
り動作を助けられる。
従って、第2図に全体的に示すように、レバー36および
軸部材40が第2の位置にある時、駆動カムの当接部88は
制御レバーのスプラインを設けた凹部92内から自由にな
り、ばね332は押圧され、矩形状の軸部材端部180はスロ
ットル駆動部材140と係合可能となる。このように、制
御制御レバー36の運動はスロットル駆動部材140を回転
させ、駆動ピン256を作動させ、カム部材260を変位さ
せ、スロットル・レバー240を一時的なスロットルの暖
機のため拡開する。
別の第2のスロットル駆動装置344を含む別の単一レバ
ー型制御装置の実施例340が第9図乃至第11図に示され
ている。図示された単一レバー型制御装置340において
は、上記の構造と同じ色々な構成要素が同じ照合番号に
より示されている。この実施態様は、スロットル・デテ
ント装置を含んでいるが、スロットル・デテント装置は
示さない。
単一レバー型制御装置340は、第1の円筒状のハウジン
グ部分28は含んでいるが第2の円筒状ハウジング部分32
は省いている。シフト・カム68は第1のハウジング部分
28に対して同心状にその内部にあり、駆動カム80は同様
にシフト・カム68と同心状にその内部にある。制御レバ
ー36と駆動カム80間でその一緒の回転運動を生じるよう
に作動可能な装置もまたこの実施態様には存在する。し
かし、この実施態様340においては、スロットル・カム1
48が駆動カム80に対して同心状にその内部にある。ま
た、軸部材40もまた駆動カム80に対して同心状をなして
いる。
更に、第9図に示されるように、駆動カム80は凹部348
を有する内面を有し、また軸部材40がクラッチ係合間隔
とクラッチ係合後のスロットル間隔の間にある時、スロ
ットル・カム148は駆動カムの凹部348(第10図参照)に
対して整合されたスロット352を有している。軸部材40
は当接部360を形成する係留凹部356を有する外面を含
み、スロットル駆動装置およびスロットル係留装置はス
ロットル・カムのスロット352内に収受されかつ係留凹
部356内に解除自在に収受可能な内側ローラ364を含んで
いる。この内側ローラ364はまた、軸部材40と駆動カム8
0がクラッチ係合後のスロットル間隔にわたって回転す
る時、軸部材の当接部360が駆動カムの凹部348(第10図
参照)における内側ローラ364と係合してこれを解除自
在に保持するように駆動カムの凹部348内に解除自在に
収受可能であり、その結果内側ローラ364は軸部材の係
留凹部356(第9図参照)内に収受され、軸部材40がク
ラッチ係合間隔にわたり回転する時軸部材40による運動
自在な係合状態から自由になる。駆動カム80の内面には
第2の凹部368が設けられ、係留凹部356が逆のクラッチ
係合方向に同様に作動をするように第2の当接部366を
形成している。
他の実施例において他の構造を用いることができるが、
本スロットル駆動装置およびスロットル係留装置はま
た、共働するスロットル・カム148と駆動カム80と軸部
材40間に更に確実な係合状態を提供するための駆動カム
の凹部372、内側ローラ376、スロットル・カムのスロッ
ト380および上記の構成要素とは反対側の軸部材の係留
凹部384の同じ構成を含んでいる。
本発明の本文の説明から、例示した単一レバー型制御装
置20は艇体の右舷もしくは左舷側のいずれにも取付ける
ことができることは明らかであろう。艇体のある側から
他の側に使用するため取付けを反対にするためには、制
御レバー36およびハウジング24を軸部材40に対して180
゜回転させる。機関のクラッチに対して取付けための押
引きケーブル64は、クラッチ・シフト部材56の一端部か
らクラッチ・シフト部材の他の端部へ移動される。機関
のスロットルと結合される押引きケーブル252は、スロ
ットル・レバー240の一端部244からスロットル・レバー
240の反対側端部244へ移動され、スロットル・ローラ29
6は、スロットル・レバー240の第1の案内ピン284と第
2の端部244間の取付け部から第1のスロットル・レバ
ー240の案内ピン284と第1の端部248間へ移動される。
次に、スロットル・ローラ296は第2の直角をなす案内
トラック300に摺動自在に収受される。
本発明の種々の特徴については頭書の特許請求の範囲に
記載されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は特に舶用推進装置と共に使用されかつ本発明の
諸特徴を実施した単一レバー型制御装置を示す端面図、
第2図は制御部材が中立位置にありかつ機関のスロット
ルおよびクラッチの関連した動作のための結合位置にあ
る時種々の構成要素の位置を示す第1図の線2−2に関
する断面図、第3図は制御部材が中立位置にある間種々
の構成要素の位置を示す第2図の線3−3に関する断面
図、第4図は制御部材が中立位置にある間種々の構成要
素の位置を示す第2図の線4−4に関する断面図、第5
図は制御部材が中立位置にある間種々の構成要素の位置
を示す第2図の線5−5に関する断面図、第6図乃至第
8図は制御部材がそれぞれクラッチ係合間隔とクラッチ
が係合したスロットル間隔との間における中立位置とス
ロットル全開位置にある時種々の構成要素の位置を示す
第5図と類似の図、および第9図乃至第11図は本発明の
諸特徴を実施した単一レバー型制御装置の別の実施態様
を示す第6図乃至第8図と類似の図である。 20……単一レバー型制御装置、24……ハウジング、25、
26……カバー部分、28……第1のハウジング部分、32…
…第2のハウジング部分、34、48、92、100……凹部、3
6……制御レバー、38……第2のハウジング部分凹部、4
0……軸部材、56……クラッチ・シフト部材、64……押
引きケーブル、68……シフト・カム、72……第1のスロ
ット、76……第2のスロット、80……駆動カム、84……
開口、86……係留凹部、88……当接部、90……第1の駆
動カムの当接部、91……第2の駆動カムの当接部、96…
…ボール、104……第1の外側ローラ、108……第2の外
側ローラ、112……第2の凹部、116……第2のスロッ
ト、120……第2の凹部、124……第2の凹部の当接部、
128……第3の外側ローラ、132……第3の凹部、136…
…第2の当接部、140……スロットル駆動部材、144……
アーム部分、148……スロットル・カム、152……スロッ
ト、156……凹部、160……当接部、164……第1の凹
部、168……当接部、172……第2の凹部、176……第1
のスロットル駆動装置、180……軸部材の端部、184……
矩形状凹部、188……凹部、192……第2のスロットル駆
動装置、196……デテント・ボール、200……デテント板
ばね、204……凹部、208……第1の内側ローラ、212…
…第2の内側ローラ、216……第2のスロット、220……
第2の凹部、222……第3の凹部、224……第3の内側ロ
ーラ、226……第2の当接部、228……第4の凹部、232
……第3の当接部、240……スロットル・レバー、252…
…押引きケーブル、25、25、25、256……駆動ピン、260
……カム部材、264……カム・トラック、274……案内ト
ラック装置、276……案内トラックの開口、280……第2
の案内トラックの開口、284……第1の案内ピン、288…
…第2の案内ピン、292……変位トラック、296……スロ
ットル・ローラ、300……第2の変位トラック、304……
制御ハウジングの凹部、308……駆動カムのスロット、3
12……開口、316……当接部、320……固定ローラ、328
……フランジ、332……圧縮ばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルを有する機関と共に使用される
    単一レバー型制御装置において、ハウジング(24)と、
    択一的に機関スロットルに連結可能な両端(244,248)
    を有し機関スロットルを作動させるように枢動可能なス
    ロットル・レバー(240)と、該スロットル・レバーを
    前記両端の中間で前記ハウジングに枢着する案内ピン
    (284)を含むスロットル・レバー装架装置と、前記ハ
    ウジングにより回転可能に支持されたスロットル駆動部
    材(140)と、カム部材(260)と、前記案内ピンおよび
    該案内ピンを受承するよう前記カム部材に形成された案
    内トラック(276)を含み、定められた直線径路に沿っ
    て前記ハウジングに対し相対的に移動し得るよう前記カ
    ム部材を支持するため前記ハウジングに設けられたカム
    部材支持装置と、前記駆動部材の回転に応答して前記カ
    ム部材を前記直線径路に沿って変位させるため前記スロ
    ットル駆動部材と前記カム部材との間に作用するカム部
    材変位装置(256,264)と、前記カム部材の前記直線径
    路に沿う移動に応答して前記スロットル・レバーを枢動
    させるため前記カム部材と前記スロットル・レバーとの
    間に作用するスロットル・レバー枢動装置(292,296)
    と、から成る単一レバー型制御装置。
  2. 【請求項2】前記カム部材変位装置が、前記スロットル
    駆動部材に連結された駆動ピン(256)と、前記カム部
    材に形成されたカム・トラック(272)とから成り、該
    カム・トラックは前記駆動ピンを受承し、前記スロット
    ル駆動部材の回転に応答して前記カム部材を前記直線径
    路に沿って前記ハウジングに対し相対的に変位させる形
    状を有し、前記スロットル・レバー枢動装置は、前記案
    内トラックに対しほぼ直角に延在するよう前記カム部材
    に設けられた変位トラック(292)と、前記スロットル
    ・レバーに前記案内ピンから間隔を置いて設けられ、前
    記変位トラックに受承されるスロットル突起(296)と
    から成り、前記カム部材の前記案内ピンに対する相対的
    移動が前記スロットル突起の移動を生じ、従って前記ス
    ロットル・レバーの枢動を生じる請求項1の単一レバー
    型制御装置。
  3. 【請求項3】前記カム部材支持装置が、第2の案内トラ
    ック(280)と、前記案内ピンから間隔を置いて前記ハ
    ウジングに連結され前記第2案内トラックに受承される
    第2の案内ピン(288)を有している請求項2の単一レ
    バー型制御装置。
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