JPH0656087A - フィードバックのない操舵装置 - Google Patents

フィードバックのない操舵装置

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JPH0656087A
JPH0656087A JP3154912A JP15491291A JPH0656087A JP H0656087 A JPH0656087 A JP H0656087A JP 3154912 A JP3154912 A JP 3154912A JP 15491291 A JP15491291 A JP 15491291A JP H0656087 A JPH0656087 A JP H0656087A
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drive
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push
steered wheels
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カールソン ジョン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H25/00Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
    • B63H25/06Steering by rudders
    • B63H25/08Steering gear
    • B63H25/10Steering gear with mechanical transmission

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、操舵部材から操舵輪へのフ
ィードバックを防止する組立体を提供することにある。 【構成】 操舵輪と操舵可能部材とを相互連結する本発
明の操舵組立体は、操舵輪に連結できるヘルム手段を有
しており、該ヘルム手段が、プシュプルケーブルを制御
し、伝達状態においては操舵輪からの捩じり力をプシュ
プルケーブルを介して操舵可能部材に伝達するけれど
も、ロック状態においては操舵可能部材からの捩じり力
がプシュプルケーブルを介して操舵輪に伝達されること
を防止するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操舵リンク機構に配置
されるクラッチ機構に関し、より詳しくは、操舵部材に
作用する捩じり力が操舵輪(ステアリングホイール)に
伝達されないようにするため操舵輪と操舵部材との間に
設ける機構に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の操舵装置では、特に、操舵輪と舵
とを用いたボート用の操舵装置に関し、プロペラトルク
及び操舵輪に戻り伝達される舵力は、このトルクに打ち
勝つための一定の「拘束力」を必要とする。従って、操
舵輪と舵との間にクラッチを直接組み込んで、これらの
力が操舵輪に作用しないようにしている。
【0003】このような1つの組立体が、Lakeの1888年
6月26日付米国特許第385,123 号に開示されている。
この米国特許には、操舵機構に使用するクラッチであっ
て、軸及び該軸に取り付けられた操舵輪や舵等の機構を
任意の所望の位置に保持し、かつ或る位置から他の位置
へと迅速に変化させることができることが望まれるクラ
ッチが開示されている。この米国特許は全体として円形
のハウジングを備えた機構を用いており、ハウジングの
底部にはクラッチレバーが嵌着されている。また、底部
の縁部近くにはストッパが配置されていて、クラッチレ
バーの運動を制限している。平らな金属ばねがピンによ
り所定位置に保持されており、ピンの端部がクラッチレ
バーの側面に当接して該クラッチレバーを互いに向けて
押圧している。ばねの作用によりクラッチレバーが互い
に向けて押圧されると、クラッチレバーの外端部が底プ
レートの縁部を超えて移動し、底プレートの回転を有効
に防止するクサビを形成する。また、クラッチレバーの
内側面間に配置されたキー又はブロック金具は、操舵輪
すなわち回転部材の回転時にクラッチレバーを引き離す
のに役立つ。
【0004】ビクカーズ(Vickers )の1941年10月7
日付米国特許第2,258,307 号には、トランスミッション
に使用される別の形式のクラッチ機構が開示されてい
る。円形ハウジング内には、2つの弧状駆動ドグが回転
可能に配置されている。これらの駆動ドグの間には、該
駆動ドグから間隔を隔てた関係をなしてローラリテーナ
プレートが配置されている。このローラリテーナプレー
トは、形状が、全体として矩形であり、4つの角部の各
々にはカム面が設けられている。各カム面と駆動ドグと
の間には円筒状のローラが設けられている。2つの隣接
したカム面の間には圧縮ばねが延び、該圧縮ばねは、両
カム面を外方に押圧してローラに当接させ、これによ
り、ローラリテーナプレートとハウジングとの間でロー
ラがクサビ止めする。
【0005】この従来技術には、遠隔の操舵部材を制御
する操舵リンク機構のクラッチ機構は開示されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、操舵
部材から操舵輪へのフィードバックを防止する組立体を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操舵部材から
操舵輪へのフィードバックを防止するための組立体を有
する。この組立体はプシュプルケーブルを有しており、
該プシュプルケーブルが、操舵可能部材に連結されるよ
うになった第1端部と、第2端部とを備えている。操舵
輪にはヘルム手段を連結されるようになっており、該ヘ
ルム手段は、プシュプルケーブルを制御しかつ伝達状態
においては操舵輪からの捩じり力をプシュプルケーブル
を介して操舵可能部材に伝達するけれども、ロック状態
においては操舵可能部材からの捩じり力がプシュプルケ
ーブルを介して前記操舵輪に伝達されることを防止す
る。
【0008】本発明の組立体は、また、円形の内表面を
もつハウジング手段を有している。該ハウジング手段内
で回転可能でかつ操舵輪に固定できる駆動ドグが設けら
れており、該駆動ドグは、ハウジング手段まで半径方向
に延びている少なくとも2つの脚を備えている。被駆動
部材(操舵可能部材)にはピニオン手段を固定でき、該
ピニオン手段はアーム同士の間に延びている。ピニオン
手段は、ハウジング手段内で回転できる。ハウジング手
段内ではローラ手段が回転でき、該ローラ手段は、ピニ
オン手段とハウジング手段と駆動ドグ手段との間で作動
連結されている。ピニオン手段には押圧手段が連結され
ており、該押圧手段は、ローラ手段に当接するように延
びており、被駆動部材による捩じり力に応答してローラ
手段をピニオン手段とハウジング手段との間にクサビ止
めしてピニオン手段及び駆動ドグ手段の回転が引き起こ
されることを防止し、かつ操舵輪が回転して脚とローラ
手段とが係合したときにローラ手段を解放し、操舵輪に
よる回転に応答して被駆動部材を回転させるローラ手段
のクサビ止めをはずす。
【0009】
【実施例】本発明の他の利点は、添付図面に関連して述
べる以下の詳細な説明を参照することによって本発明を
もっと良く理解したときに容易に理解されるであろう。
図1において、操舵輪12を被駆動部材14に連結する
操舵組立体の全体が番号10で示されている。この好ま
しい実施例において、操舵組立体10は、ボートのよう
な海洋乗物16に使用され、操舵輪12を、操舵可能部
材(すなわち一般に舵のような被駆動部材)14に作動
連結している。本発明は種々の適用例に使用でき、ボー
トの操舵装置に限定されるものではない。
【0010】操舵組立体10は、回転可能な操舵輪12
からヘルム組立体20まで延びている操舵軸18を有し
ている。ヘルム組立体20は操舵軸18の回転に応答し
て、可撓性のあるプシュプルケーブル22を駆動すべく
作動する。このプシュプルケーブル22は回転運動を直
線運動に変換する。プシュプルケーブル22はボート1
6の後部の操舵可能部材14まで延びている。プシュプ
ルケーブル22はボート16のハウジング内で、防沫壁
24を通って操舵可能部材14まで延びている。プシュ
プルケーブル22は、防沫壁24に取り付けるか摺動自
在に取り付けることができる。或いはプシュプルケーブ
ル22は、操舵可能部材14に連結されたトランソム
(船尾)26に摺動自在に連結することもできる。操舵
可能部材14は、操舵輪12による回転に応答するプシ
ュプルケーブル22の押出し力又は引っ張り力に応答し
て枢動される。
【0011】ヘルム組立体20は操舵輪軸(操舵軸)1
8に作動連結されたクラッチ手段28を備えており、該
クラッチ手段28は、操舵可能部材14から操舵輪12
への捩じり力のフィードバックを防止する。また、ヘル
ム組立体20は、クラッチ手段28とプシュプルケーブ
ル22との間に作動連結された駆動手段30を備えてお
り、該駆動手段30は操舵輪12による回転に応答して
プシュプルケーブル22を駆動する。
【0012】ヘルム組立体20は、第2直径部分36に
対してオフセットした第1直径部分34を備えた円形ヘ
ルムハウジング32を有している。第1直径部分34は
クラッチ手段28を包囲しており、第2直径部分36は
駆動手段30を包囲している。駆動手段28は、操舵輪
軸18に作動連結された駆動ドグ38と、駆動手段30
に作動連結されたピニオン手段40とを有している。駆
動ドグ38は、操舵輪軸18を受け入れ固定するための
中空の円筒状部分42を備えている。3つの脚44、4
5、46は、円筒状部分42と一体であり、円筒状部分
42からヘルムハウジング32に向かって半径方向に延
びている。これらの脚44、45、46はヘルムハウジ
ング32まで延びているけれども、該ヘルムハウジング
32に接触してはおらず、駆動ドグ38がヘルムハウジ
ング32内で自由に回転できるようになっている。図4
に最も良く示すように、脚44、45、46は、円筒状
部分42の長手方向に沿ってその1/2の長さにわたっ
て延びている。円筒状部分42は、脚44、45、46
の間で半径方向外方に延びている駆動プレート48を備
えている。これらの駆動プレート48は、円筒状部分4
2の長手方向軸線Aに沿う中間点において、各脚44、
45、46の間で延びている。円筒状部分42は、脚4
4、45、46を含んでいる第1半部50と、操舵輪軸
18に連結されている第2半部52とで構成されてい
る。両半部50、52は駆動プレート48により区分さ
れている。
【0013】ピニオン手段40は、第1半部56に設け
られた全体として円筒状の部材54と、第2半部58と
を備えている。第2半部58は、駆動ドグ38の第1半
部50と噛合い関係をなしている。第1半部56は、駆
動手段30と噛み合うピニオンギア60を備えている。
第1半部56及び第2半部58は、円筒状部材54と一
体で半径方向に延びているピニオンプレート62により
区分されている。ピニオンプレート62及び駆動プレー
ト48は互いに対向して配置され、駆動ドグ38及びピ
ニオン部分(ピニオン手段)40が適正に相互作用する
ように維持している。第2半部58は、間隔を隔てられ
た3つのアーム64、65、66を備えている。これら
のアームはピニオンプレート62から長手方向軸線Aに
沿って延びており、中空円筒状部分42から間隔を隔て
た弧、すなわち、不連続な円形の内表面68、69、7
0及び三角形の外表面72、73、74を形成してい
る。各アーム64、65、66は、脚44、45、46
から間隔を隔てて配置された第1及び第2の端部76〜
81を備えており、これらの端部76〜81は、アーム
64、65、66が駆動ドグ38と接触しないようにし
て、該駆動ドグ38を僅かに枢動できるようにしてい
る。
【0014】ローラ手段84〜89はヘルムハウジング
32内で回転可能であり、かつピニオンアーム64、6
5、66とヘルムハウジング32と駆動脚44、45、
46との間で作動連結されている。ローラ手段82は6
個の円筒状ローラ84〜89を備えている。各ローラ8
4〜89が、ピニオンアーム64、65、66の各端部
76〜81及び駆動脚44、45、46に隣接して配置
されている。ピニオンアーム64、65、66の端部7
6〜81は、隣接した駆動脚44、45、46に関して
ヘルムハウジング32から遠ざかるように角度をつけら
れた傾斜表面を形成している。これにより、ローラ84
〜89が、端部76〜81に当接して転動させてこれら
のローラ84〜89をヘルムハウジング32に対してク
サビ止めし、かつピニオンアーム64、65、66の中
心に向けて端部76〜81から離れる方向に転がってク
サビ作用を解除させ、クラッチ手段28を回転させる。
【0015】各ピニオンアーム64、65、66には押
圧手段96、97、98が連結されており、これらの押
圧手段96、97、98は、ピニオンアームからローラ
84〜89に当接するように延びている。押圧手段96
〜98は、一般的には、各ピニオンアーム64、65、
66の中央部に連結されておりかつここから外方に延び
ていてローラ84〜89に当接している板ばねである。
ばね96〜98は、ピニオンアーム64、65、66及
びヘルムハウジング32に対してローラ84〜89をロ
ックすなわちクサビ止めし、被駆動部材14からの捩じ
り力が駆動ドグ38及び操舵輪12に伝達されることを
防止する。操舵輪12が回転して脚44、45、46が
ローラ84〜89に係合すると、ばね96〜98はロー
ラ84〜89を解放し、これにより、操舵輪12による
回転に応答して被駆動部材14を回転させる。板ばね9
6〜98は、ピニオンアーム64、65、66の端部7
6〜81の方向にローラ84〜89を押圧し、これによ
り、ヘルムハウジング32とピニオンアーム64、6
5、66との間にローラ84〜89をクサビ止めする。
操舵輪12、従って駆動ドグ38が回転されると、駆動
脚44、45、46はローラ84〜89がロック位置す
なわちクサビ止め位置から外し、次にピニオン部分40
を解放し、伝達状態においてピニオン部分40を駆動ド
グ38と共に回転させる。
【0016】駆動手段30は第2ギア102を有してい
る。この第2ギア102は、ピニオンギア60の横に配
置されて該ピニオンギア60と協働し、ピニオンギア6
0からの回転を伝達する。第2ギア102は、大きなケ
ーブルギア106を駆動するための小さなギア104に
一体に取り付けられている。ケーブルギア106は、ピ
ニオンギア60及び操舵軸18内に延入している共通軸
108を中心に回転する。ケーブルギア106は、プシ
ュプルケーブル22を受け入れるための半円形溝110
を備えた輪部材108を有している。回転方向に基づい
て、ケーブル22は「押し出される」(伸長される)
か、「引っ張られ」(引っ込められ)、この運動は操舵
可能部材14に伝達される。
【0017】作動中、操舵輪12を回転させると駆動ド
グ38が回転される。脚44、45、46は、ローラ8
4〜89に接触してこれらのローラをそれらのクサビ止
め位置から外し、かつアーム64、65、66に接触し
て円筒状部分54及びピニオンギア60を回転させる。
ピニオンギア60は、ギア102、104、106を駆
動し、これにより輪部材108が回転されて、操舵輪1
2の回転方向に基づいてプシュプルケーブル22が伸長
され又は引っ込められる。プシュプルケーブル22によ
り操舵可能部材14が枢動され、ボート16の操舵が行
われる。操舵輪12が廻されないときで、操舵可能部材
14に捩じり力ある場合には、かかる回転はと駆動手段
30を介してプシュプルケーブル22を伸長し又は引っ
張ることにより、クラッチ手段28に伝達される。(図
3に示すように反時計回方向の)ピニオン手段40の回
転は、偶数の参照番号のローラ84、86、88を押圧
して、ヘルムハウジング32とアーム64、65、66
との間にクサビ止めし、時計回り方向の場合にはこれと
逆のことが行われる。脚44、45、46が回転する場
合にのみ、ローラ84〜89が外されて、すなわち、ク
サビ止めが解除されて回転できるようになる。
【0018】以上、本発明を図示して説明したが、説明
に用いた用語は記述語本来の意味を有するものであっ
て、限定的ではないことを理解すべきである。上記教示
から本発明について種々の変更を施し得るであろうが、
それらは特許請求の範囲内のものであると理解すべきで
ある。尚、特許請求の範囲の記載において使用する参照
番号は単に便宜上のものであり、いかなる場合でも本発
明を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた海洋乗物を示す斜視図である。
【図2】本発明のヘルム組立体の断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿うクラッチ組立体の部分断
面図である。
【図4】図3の4−4線に沿う駆動ドグの断面図であ
る。
【図5】図3の4−4線に沿うピニオン手段の断面図で
ある。
【図6】図2の6−6線方向から見たピニオン手段を示
す図面である。
【符号の説明】
10 操舵組立体 12 操舵輪 14 操舵可能部材(被駆動部材) 16 ボート(海洋乗物) 18 操舵軸(操舵輪軸) 20 ヘルム組立体 22 プシュプルケーブル 24 防沫壁 26 トランソム(船尾) 28 クラッチ手段 30 駆動手段 32 ヘルムハウジング 34 第1直径部分 36 第2直径部分 38 駆動ドグ 40 ピニオン手段 44、45、46 脚 48 駆動プレート 50 駆動ドグの第1半部 52 駆動ドグの第2半部 56 ピニオン手段の第1半部 58 ピニオン手段の第2半部 60 ピニオンギア 62 ピニオンプレート 64、65、66 アーム 68、69、70 不連続な円形内表面 72、73、74 三角形の外表面 76、77、78、79、80、81 アームの端部 84、85、86、87、88、89 ローラ 102 第2ギア 104 小さなギア 106 ケーブルギア 108 共通軸 110 半円形溝

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵輪(12)と操舵可能部材(14)
    とを相互連結する操舵組立体であって、前記操舵可能部
    材(14)に連結されるようになっている第1端部と、
    第2端部とを備えたプシュプルケーブル(22)を有し
    ている操舵組立体において、 前記操舵輪(12)に連結できるヘルム手段(20)を
    有しており、該ヘルム手段(20)が、前記プシュプル
    ケーブル(22)を制御しかつ伝達状態においては前記
    操舵輪(12)からの捩じり力を前記プシュプルケーブ
    ル(22)を介して前記操舵可能部材(14)に伝達す
    るけれども、ロック状態においては前記操舵可能部材
    (14)からの捩じり力が前記プシュプルケーブル(2
    2)を介して前記操舵輪(12)に伝達されることを防
    止することを特徴とする操舵組立体。
  2. 【請求項2】 前記ヘルム手段(20)が、ヘルムハウ
    ジング(32)と、該ヘルムハウジング(32)内に配
    置され、前記操舵輪(12)に作動連結された、前記操
    舵可能部材(14)からの捩じり力のフィードバックを
    防止するためのクラッチ手段(28)と、前記ヘルムハ
    ウジング(32)内に配置され、前記クラッチ手段(2
    8)と前記プシュプルケーブル(22)との間に作動連
    結された、前記操舵輪(12)による回転に応答して前
    記プシュプルケーブル(22)を駆動するための駆動手
    段(30)とを備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の操舵組立体。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ手段(28)が、前記操舵
    輪(12)に作動連結された駆動ドグ(38)と、該駆
    動ドグ(38)と協働すべく該駆動ドグ(38)の回り
    に配置されておりかつ前記駆動手段(30)に作動連結
    されているピニオン手段(40)とを備えていることを
    特徴とする請求項2に記載の操舵組立体。
  4. 【請求項4】 前記駆動ドグ(38)が円筒状部材(4
    2)を備えており、該円筒状部材(42)が前記操舵輪
    (12)に連結されておりかつ3つの駆動脚(44、4
    5、46)を備えており、これらの駆動脚(44、4
    5、46)が前記円筒状部材(42)から半径方向に延
    びておりかつ該円筒状部材(42)の回りで等間隔を隔
    てて配置されていることを特徴とする請求項3に記載の
    操舵組立体。
  5. 【請求項5】 前記ピニオン手段(40)が、前記駆動
    手段(30)と噛み合うピニオンギア(60)と、間隔
    を隔てられ、前記駆動脚(44、45、46)の間に延
    びる全体的に弧状の3つのピニオンアーム(64、6
    5、66)とを備えており、これらのピニオンアーム
    (64、65、66)の各々が前記駆動脚(44、4
    5、46)に延び、前記駆動脚から間隔を隔てられた、
    前記駆動ドグ(38)を前記ピニオンアーム(64、6
    5、66)に接触することなく、僅かに枢動移動させる
    ための端部(76〜81)を有することを特徴とする請
    求項4に記載の操舵組立体。
  6. 【請求項6】 前記ヘルムハウジング(32)内に配置
    されたローラ手段(84〜89)を備えており、該ロー
    ラ手段(84〜89)が、前記ロック状態においては前
    記ヘルムハウジング(32)及び前記ピニオンアーム
    (64、65、66)に当接して回転し、前記伝達状態
    においては前記駆動脚(44、45、46)に当接して
    回転できることを特徴とする請求項5に記載の操舵組立
    体。
  7. 【請求項7】 前記ピニオンアーム(64、65、6
    6)に連結された押圧手段(96、97、98)を備え
    ており、該押圧手段(96、97、98)が前記ローラ
    手段(84〜89)に当接して該ローラ手段(84〜8
    9)を前記ヘルムハウジング(32)及び前記ピニオン
    アーム(64、65、66)に押し付けることができる
    ように延びており、前記ロック状態においては前記ロー
    ラ手段(84〜89)を前記ヘルムハウジング(32)
    と前記ピニオンアーム(64、65、66)との間にク
    サビ止めし、前記伝達状態においては前記駆動脚(4
    4、45、46)により前記ローラ手段(84〜89)
    を緩めることを特徴とする請求項6に記載の操舵組立
    体。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段(30)がギア手段(10
    2、104、106)を備えており、該ギア手段(10
    2、104、106)が、前記操舵輪(12)の回転に
    応答し、前記ピニオンギア(60)と協働して前記プシ
    ュプルケーブル(22)を伸長させかつ引っ込めること
    を特徴とする請求項7に記載の操舵組立体。
  9. 【請求項9】 操舵可能部材(14)から操舵輪(1
    2)へのフィードバックを防止する組立体において、円
    形の内表面をもつハウジング手段(32)と、該ハウジ
    ング手段(32)内で回転可能でかつ前記操舵輪(1
    2)に固定できかつ前記ハウジング手段(32)まで半
    径方向に延びている少なくとも2つの脚(44、45、
    46)を備えている駆動ドグ手段(38)と、前記ハウ
    ジング手段(32)内で回転できかつ前記脚(44、4
    5、46)の間に延びていて前記操舵可能部材(14)
    に固定できるピニオン手段(40)と、前記ハウジング
    手段(32)内で回転できかつ前記ピニオン手段(4
    0)と前記ハウジング手段(32)と前記駆動ドグ手段
    (38)との間で作動連結されるローラ手段(84〜8
    9)と、前記ピニオン手段(40)に連結されておりか
    つ前記ローラ手段(84〜89)に当接するように延び
    ている押圧手段であって、操舵可能部材(14)による
    捩じり力に応答して前記ローラ手段(84〜89)を前
    記ピニオン手段(40)と前記ハウジング手段(32)
    との間にクサビ止めして前記ピニオン手段(40)の回
    転が引き起こされることを防止し、かつ前記操舵輪(1
    2)が回転して前記脚(44、45、46)と前記ロー
    ラ手段(84〜89)とが係合すると前記操舵輪(1
    2)による回転に応答して前記操舵可能部材(14)を
    回転可能にする押圧手段とを有していることを特徴とす
    る操舵可能部材から操舵輪へのフィードバックを防止す
    る組立体。
  10. 【請求項10】 前記駆動ドグ手段(38)が前記操舵
    輪(12)に連結された円筒状部材(42)を備えてお
    り、該円筒状部材(42)がこれから半径方向に延びて
    いる3つの脚(44、45、46)を備えており、これ
    らの脚(44、45、46)が前記円筒状部材(42)
    の回りで前記ハウジング手段(32)に隣接して互いに
    等間隔に配置されていることを特徴とする請求項9に記
    載の組立体。
  11. 【請求項11】 前記ピニオン手段(40)が、前記脚
    (44、45、46)の間で互いに間隔を隔てて延びて
    いる、全体として弧状をなす3つのピニオンアーム(6
    4、65、66)を備えており、これらのピニオンアー
    ム(64、65、66)の各々が前記脚(44、45、
    46)から間隔を隔てた位置まで延びている両端部(7
    6〜81)を備えていて、前記駆動ドグ(38)が前記
    ピニオンアーム(64、65、66)に接触することな
    く僅かに枢動できるようにしていることを特徴とする請
    求項10に記載の組立体。
  12. 【請求項12】 前記ローラ手段(84〜89)が6つ
    のローラからなることを特徴とする請求項11に記載の
    組立体。
  13. 【請求項13】 前記ハウジング手段(32)内に配置
    され、前記ピニオン手段(40)と作動連結された、前
    記操舵輪(12)による回転に応答して前記操舵可能部
    材(14)を駆動するための駆動手段(30)を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の組立体。
  14. 【請求項14】 前記ピニオン手段(40)が、前記駆
    動手段(30)と噛み合うピニオンギア(60)を備え
    ていることを特徴とする請求項13に記載の組立体。
  15. 【請求項15】 前記操舵可能部材(14)と前記駆動
    手段(30)との間で連結された、前記操舵輪(12)
    による回転に応答して前記プシュプルケーブル(22)
    を駆動するためのプシュプルケーブル(22)を有する
    ことを特徴とする請求項14に記載の組立体。
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