JPH068570A - プリンタの印字開始位置微調整方法 - Google Patents

プリンタの印字開始位置微調整方法

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JPH068570A
JPH068570A JP19346192A JP19346192A JPH068570A JP H068570 A JPH068570 A JP H068570A JP 19346192 A JP19346192 A JP 19346192A JP 19346192 A JP19346192 A JP 19346192A JP H068570 A JPH068570 A JP H068570A
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JP
Japan
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line feed
data
paper
printer
host device
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Pending
Application number
JP19346192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okubo
浩 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH068570A publication Critical patent/JPH068570A/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信データの先頭に改行データがなくても第
1行目の印字位置の微調整ができるようにして操作性を
向上させる。 【構成】 実際の印字位置からある量だけずれた位置に
設けた目印に用紙の印字位置を合わせ、これを認識させ
るためのスイッチ部と、前記スイッチ部からの指示を受
け、上位装置より受信するデータの先頭に実際の印字位
置から目印までのずれ量分の改行を付加して実改行量を
算出し、前記上位装置からの受信データを印字する前に
改行処理を挿入するモードに切り換えるための手段を備
え、前記上位装置からの文字データを処理する前に前記
実改行量の改行処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字用紙上における印
字開始位置を上下方向で微調整するためのプリンタの印
字開始位置微調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来プリンタの印字開始位置を調整する
方法として、例えば特開平2−11370号公報に示さ
れた設定方法がある。まず従来のプリンタ、すなわちシ
リアルプリンタの一例を図6の構成ブロック図により説
明する。図6に示すプリンタ101は、ホストコンピュ
ータ等の上位装置102からのデータを受け付けてプリ
ンタ101の全体を予め決められた手順で制御する制御
部(CPU)103を備え、この制御部103に操作部
104,印字ヘッド105,スペースモータ106,改
行モータ(以下、「LFモータ」と言う)107等が接
続された構成となっている。
【0003】図7は、図6に示した同上プリンタ101
におけるプリンタ機構部の概略構成配置図である。図7
に示すプリンタ機構部は、印字位置に、用紙走行方向と
直交して水平に配置された回転プラテン109と、この
回転プラテン109上を用紙走行方向と直交する方向に
移動し、かつ回転プラテン109上の用紙108に印字
を行う上記印字ヘッド105と、回転プラテン109と
印字ヘッド105間にセットされた用紙108を搬送す
るピントラクタ110等で構成されており、用紙108
はピントラクタ110で引っ張られて搬送される状態に
なっている。また、印字位置には、印字される文字の中
心となる位置に、オペレータが用紙108を合わせると
きの目安にするための目印111が設けられている。
【0004】図8は、用紙108、及びこの用紙108
に印字出力した場合の一例を示したものである。図8に
示す用紙108は連続用紙で、各頁間には切断し易くす
るためのミシン目112が各々形成されている。一方、
この用紙108に印字するここでのプリンタ101は、
1頁が10行の頁フォーマットで、用紙108上に印字
を行うように設定されており、図8の符号L3は各頁の
1行目の印字位置(以下、「印字開始位置」と言う)に
当り、この印字開始位置L3を図7の目印111の位置
に合わせて印字出力を行わせるようになっている。
【0005】また、この種のプリンタにおいては、用紙
108上における印字開始位置L3を上下に移動調整す
るための手段として、微調改行機能が設けられている。
一般に、この微調改行機能付のプリンタでは、操作部1
04上に図示せぬ微調改行指示用のスイッチが設けられ
ていて、そのスイッチでオペレータが微調改行指示を行
うと、プリンタ側でピントラクタ110を動かし、これ
によって用紙108が上または下に移動されて印字開始
位置L3が調整されるようになっている。
【0006】しかし、プリンタによっては、機構上の制
約から用紙108を逆送りできないタイプのものもあ
る。図7に示したプリンタのタイプは、このタイプに相
当するものである。すなわち、図7に示すプリンタは、
回転プラテン109の上方にピントラクタ110が設け
られているだけで、回転プラテン109の下方には用紙
108を搬送するための機構が設けられていない。した
がって、逆改行を行った場合には用紙ジャムとなる率が
高くなる。このことから逆送りができない。
【0007】そこで、機構的に逆改行を行わせることが
できないタイプのプリンタでは、ソフトウェア上で制御
する方法がとられている。この方法としては、オペレー
タからの微調整指示があった場合、その時点で用紙10
8を直接動かさずに、データを受信した際に、そのデー
タ内の改行量を制御回路上のプログラムで調整して印字
するようにしており、例えば図9のフローチャートに示
すような手順での制御方法がとられている。
【0008】すなわち、図9に示す制御方法は、ステッ
プS101で操作部104上の微調整スイッチが押下さ
れたかどうかを監視している。押下されていない場合
は、ステップS103で上位装置102からデータが送
られてきているかを監視し、データが送られてきていな
い場合はステップS101へ戻る。これに対して、微調
整スイッチが押下された場合は、ステップS102でそ
の押下回数を記憶する。また、ステップS103でデー
タ受信が検出されると、ステップS104で受信したデ
ータの先頭の改行量から微調整スイッチ押下回数分の微
調整量を減算し、ここで得られた値を実改行量として、
ステップ105の印字処理の中でその実改行量分の改行
を実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の印字位置微調整制御方法では、印字位置の微調
整を受信したデータ内の最初の改行データによる改行量
で調整するので、その後にオペレータから逆方向への微
調整指示を受けていても、受信したデータの文字データ
の前に改行データがなかった場合には、その文字データ
を印字する前に改行量の調整ができない。このため、第
1行目の文字データは現在セットされている用紙の位置
に印字をしてしまうことになり、この場合の印字微調整
は1行目を印字した後の改行により行われることになる
問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は受信データの先頭に改行データが
なくても第1行目の印字位置の微調整ができるようにし
て、操作性の優れた印字位置微調整制御方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る印字位置微調整制御方法によれば、上
位装置から与えられるデータを受信し、用紙を改行移送
しつつ印字するプリンタにおいて、実際の印字位置から
ある量だけずれた位置に設けた目印に用紙の印字位置を
合わせ、これを認識させるための手段と、前記認識させ
るための手段からの指示を受け、前記上位装置より受信
するデータの先頭に実際の印字位置から目印までのずれ
量分の改行を付加して実改行量を算出し、前記上位装置
からの受信データを印字する前に改行処理を挿入するモ
ードに切り換えるための手段を備え、前記上位装置から
の文字データを処理する前に前記実改行量の改行処理を
行うようにしたものである。
【0012】
【作用】この構成によれば、実際の印字位置からある量
だけずれた位置に設けた目印に用紙の印字位置を合わ
せ、これを認識させるための手段からの指示を受ける
と、これが検出されて受信データの先頭に改行を付加
し、上位装置からの受信データを印字する前に改行処理
を挿入するモードとなるので、受信データの先頭に改行
データがなくても第1行目の印字位置の微調整が可能と
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図2は本発明の一実施例として示すシ
リアルプリンタの構成ブロック図である。図2に示すプ
リンタ1は、ホストコンピュータ等の上位装置2からの
データを受け付けてプリンタ1の全体を予め決められた
手順で制御する制御部(CPU)3を備え、この制御部
3に操作部4,印字ヘッド5,スペースモータ6,改行
モータ(以下、「LFモータ」と言う)7等が接続され
た構成となっている。また、操作部4には、図3に示す
ように、用紙セット用の「用紙セット」スイッチ部21
と、上方向への微調改行指示を行うための「微調上」ス
イッチ部22と、下方向への微調改行指示を行うための
「微調下」スイッチ部23を有したパネルスイッチ20
が配設されている。
【0014】図4は、図2に示した同上プリンタ1にお
けるプリンタ機構部の概略構成配置図である。図4に示
すプリンタ機構部は、印字位置に用紙走行方向と直交し
て水平に配置された回転プラテン9と、この回転プラテ
ン9上を用紙走行方向と直交する方向に移動し、かつ回
転プラテン9上の用紙8に印字を行う上記印字ヘッド5
と、回転プラテン9と印字ヘッド5間にセットされた用
紙8を搬送するピントラクタ10等で構成されており、
用紙8はピントラクタ10で引っ張られて搬送される状
態になっている。また、印字位置には、印字される文字
の中心となる目安とするための目印11Aが設けられて
いる他に、その中心から1改行分上側へずれた位置にオ
ペレータが用紙8を合わせるときの目安とするための目
印11Bが形成されている。
【0015】図5は、用紙8、及びこの用紙8に印字出
力した場合の一例を示したものである。図5に示す用紙
8は連続用紙で、各頁間には切断し易くするためのミシ
ン目12が各々形成されている。一方、この用紙8に印
字するここでのプリンタ1は、1頁が10行の頁フォー
マットで、用紙8上に印字を行うように設定されてお
り、図5の符号L1は各頁の1行目の印字位置(以下、
「印字開始位置」と言う)に当り、この印字開始位置L
1を図4の目印11Aの位置に合わせて印字出力を行う
もので、符号L2は各頁の印字位置よりも1行ずれた位
置を表している。
【0016】図1は本実施例において、制御部3内にプ
ログラムされている、印字開始位置を微調整するための
制御手順の一例を示すフローチャートである。そこで、
このフローチャートと共に、図2乃至図4に示したプリ
ンタの印字開始位置微調整方法を次に説明する。
【0017】先ず、オペレータは、図4の目印11Bの
位置、すなわち本実施例では印字ヘッド5の中心(目印
11A)から1改行上に位置する部分に用紙8の印字を
開始させたい行、ここでは印字開始位置L1を合わせ
る。そして、ステップS1では、目印11Bに用紙8の
印字開始位置L1を合わせたことを認識させるための手
段としての、操作部4上の「用紙セット」スイッチ部2
1が押下されたかどうかを監視しており、ここでオペレ
ータによって「用紙セット」スイッチ部21が押下され
ると、これが検出されてステップS2で受信データの先
頭に改行を付加し、上位装置2からの受信データを印字
する前に改行を挿入するモードとなる。
【0018】次いで、ステップS3で、「微調上」スイ
ッチ部22または「微調下」スイッチ部23が押下され
たかを監視し、押下されない場合はステップS5へ進
み、上位装置2からデータが送られて来るか監視を行
う。
【0019】これに対して、ステップS3で「微調上」
スイッチ部22または「微調下」スイッチ部23の押下
を検出した場合はステップS4へ進み、受信データの先
頭にその押下回数が記憶され、その後、ステップS5へ
進んで上位装置2からデータが送られてきているかどう
か監視する。ここで、上位装置2からデータが送られて
きていない場合はステップS1へ戻り、データが送られ
てきている場合はステップS6へ進む。
【0020】ステップ6では、上位装置2からのデータ
を解析し、受信データの先頭の改行量からステップS4
で記憶した「微調上」スイッチ部22の押下回数及び
「微調下」スイッチ部23の押下回数分の微調量を減算
し、実行すべき実改行量を算出する。すなわち、次式
(1)で算出される。
【0021】 「データ先頭の改行量」−「微調整スイッチ押下 回数分の微調整」=実改行量 … (1)
【0022】なお、この場合、ステップS2を通ったと
きは、ステップ2で付加された改行はステップS6での
データ先頭の改行量に加えられて計算される。次いで、
ステップS7の印字処理の中で微調整された改行処理を
実施し、その後は印字処理を実行する。
【0023】したがって、この実施例の方法では、オペ
レータによって「用紙セット」スイッチ部21が押下さ
れると、これが検出されてステップS2で受信データの
先頭に改行を付加し、上位装置2からの受信データを印
字する前に改行を挿入するモードとなるので、受信デー
タの先頭に改行データがなくても第1行目の印字位置の
微調整が可能となる。
【0024】なお、上記実施例では、用紙8を印字位置
からずらしてセットする量を1行分とした場合について
説明したが、これは任意に設定されるものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るプリ
ンタの印字開始位置微調整方法によれば、実際の印字位
置からある量だけずれた位置に設けた目印に用紙の印字
位置を合わせ、これを認識させるための手段(「用紙セ
ット」スイッチ部がオペレータ等によって押下される等
して)からの指示を受けると、これが検出されて受信デ
ータの先頭に改行を付加し、上位装置からの受信データ
を印字する前に改行を挿入するモードとなるので、受信
データの先頭に改行データがなくても第1行目の印字位
置の微調整が可能となり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の動作フローチャートである。
【図2】本実施例の構成ブロック図である。
【図3】操作部の要部構成図である。
【図4】本実施例のプリンタ機構部における概略構成配
置図である。
【図5】用紙の一例を示す図である。
【図6】従来の構成ブロック図である。
【図7】従来のプリンタ機構部における概略構成配置図
である。
【図8】用紙の一例を示す図である。
【図9】従来の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 上位装置 3 制御部 4 操作部 5 印字ヘッド 8 用紙 11A 目印 11B ずれた位置の目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から与えられるデータを受信
    し、用紙を改行移送しつつ印字するプリンタにおいて、 実際の印字位置からある量だけずれた位置に設けた目印
    に用紙の印字位置を合わせ、これを認識させるための手
    段と、 前記認識させるための手段からの指示を受け、前記上位
    装置より受信するデータの先頭に実際の印字位置から前
    記目印までのずれ量分の改行を付加して実改行量を算出
    し、前記上位装置からの受信データを印字する前に改行
    処理を挿入するモードに切り換えるための手段を備え、 前記上位装置からの文字データを処理する前に前記実改
    行量の改行処理を行うようにしたことを特徴とするプリ
    ンタの印字開始位置微調整方法。
JP19346192A 1992-06-26 1992-06-26 プリンタの印字開始位置微調整方法 Pending JPH068570A (ja)

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JPH068570A true JPH068570A (ja) 1994-01-18

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ID=16308395

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JP19346192A Pending JPH068570A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 プリンタの印字開始位置微調整方法

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JP (1) JPH068570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200803A (ja) * 1997-01-10 2002-07-16 Seiko Epson Corp シリアル記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200803A (ja) * 1997-01-10 2002-07-16 Seiko Epson Corp シリアル記録装置

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