JPH0685175U - 操舵輪駆動油圧モータの取付構造 - Google Patents

操舵輪駆動油圧モータの取付構造

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JPH0685175U
JPH0685175U JP2807193U JP2807193U JPH0685175U JP H0685175 U JPH0685175 U JP H0685175U JP 2807193 U JP2807193 U JP 2807193U JP 2807193 U JP2807193 U JP 2807193U JP H0685175 U JPH0685175 U JP H0685175U
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JP
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hydraulic motor
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attached
steering wheel
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JP2807193U
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康一 岡
哲 小河
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧モータを簡単に取付け、外しできるし、
その油圧モータが車体側と干渉することがないようにす
る。 【構成】 車体に支承したヨークに受け座3を取付け、
この受け座3にサスペンションシリンダ4を取付け、こ
の受け座3に出力軸15を設けると共に、油圧モータ1
9を斜めに取付け、この油圧モータ19に連結した駆動
軸20を出力軸15に連結し、前記出力軸15を減速機
構16を介して操舵輪7に連結して油圧モータ19をサ
スペンションシリンダ4と前後方向に位置させたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械用ダンプトラック等の走行車両における操舵輪を駆動する 油圧モータを取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
操舵輪を駆動する油圧モータを取付ける構造としては、例えば特開平4−11 0229号公報に示すものが知られている。 すなわち、コントロールアームにキングピンを介してアームを取付け、このア ームと一体的なハウジングに操舵輪を回転自在に支承し、そのハウジングに油圧 モータを取付け、その油圧モータの出力側を操舵輪に連結してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる油圧モータの取付構造であると、操舵輪とともに油圧モータが揺動する が、油圧モータを取付け、外しする場合に上下のアームと上下のコントロールア ームが邪魔となって整備性が悪い。
【0004】 そこで、本考案は油圧モータで簡単に取付け、外しできて整備性を向上した操 舵輪駆動油圧モータの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
車体1に支承したヨーク2に受け座3を取付け、この受け座3の左右一端寄り にサスペンションシリンダ4を取付け、 前記受け座3の左右他端部内に出力軸15を回転自在に支承し、その受け座3 の左右中間部に油圧モータ19を取付け、その出力側に連結した駆動軸20を傘 歯車21,17を介して出力軸15に連結し、 前記受け座3の左右他端部に回転自在に支承した操舵輪7を減速機構16を介 して前記出力軸15に連結し、 前記出力軸15はサスペンションシリンダ4の中心に位置し、油圧モータ19 と駆動軸20は出力軸15に対して斜めとなって油圧モータ19がサスペンショ ンシリンダ4と前後方向に隣接している操舵輪駆動モータの取付構造。
【0006】
【作 用】
油圧モータ19を取付け、外しする際にサスペンションシリンダ4、ヨーク2 が邪魔にならずに簡単に取付け、外しできるし、油圧モータ19は出力軸15に 対して斜めとなっているから、その油圧モータ19がサスペンションシリンダ4 よりも車体1側に突出せずに操舵輪7を揺動する際に油圧モータ19が車体1側 と干渉することがない。
【0007】
【実 施 例】
図1と図2に示すように、車体1にヨーク2が揺動自在に支承され、このヨー ク2に揺動自在に支承した受け座3にサスペンションシリンダ4が取付けてある と共に、そのヨーク2に設けたナックルアーム5と車体1に亘ってステアリング シリンダ6が取付けてあり、前記受け座3に操舵輪7が支承してある。
【0008】 図3に示すように、前記受け座3はサスペンションシリンダ取付部10と中間 フランジ11と筒状部12より成り、その筒状部12にホィールハブ13が軸受 を介して回転自在に設けられ、そのホィールハブ13にタイヤ14を装着した操 舵輪7を構成している。 前記筒状部12内に出力軸15が支承され、この出力軸15の一端部は減速機 構16を介してホィールハブ13に連結し、他端部に傘歯車17が取付けてある 。
【0009】 前記受け座3には取付用穴18が形成され、その取付用穴18は出力軸15と ほぼ45度の角度となり、その取付用穴18の開口縁に油圧モータ19が取付け られ、その出力側に連結した駆動軸20が取付用穴18内に挿通して傘歯車21 が設けてあり、その傘歯車21が前記傘歯車17に噛合している。
【0010】 次に各部の詳細な説明する。 前記出力軸15は入力側軸15aと出力側軸15bを回転自在に連結して成り 、その入力側軸15aに傘歯車17が取付けてあると共に、サンギヤ22が設け られ、このサンギヤ22と噛合した遊星ギヤ23はキャリヤ24に支承してあり 、そのキャリヤ24が出力側軸15bにスプライン連結され、前記遊星ギヤ23 に噛合したリングギヤ25は筒状部12のスプライン部26に連結されて第1遊 星歯車機構27を構成し、入力側軸15bの回転を減速して出力側軸15bに伝 達する。
【0011】 前記出力側軸15bにサンギヤ28が設けられ、このサンギヤ28に噛合した 遊星ギヤ29を支承するキャリヤ30はクラッチ31を介して前記ホィールハブ 13に連結され、前記遊星ギヤ29に噛合したリングギヤ32はリング33にス プライン嵌合し、そのリング33は前記筒状部12にスプライン連結されて第2 遊星歯車機構34を構成し、前記出力側軸15bの回転を減速してホィールハブ 13に伝達する。 前記クラッチ31は駆動側・従動側クラッチ板35,36をピストン37で圧 着する油圧作動式クラッチとなっている。
【0012】 前記受け座3の取付用穴18には筒軸38が嵌合され、この筒軸28のフラン ジ38aに油圧モータ19が取付けてあると共に、その筒軸28に駆動軸20が 回転自在に挿入支承されている。
【0013】 前記受け座3とホィールハブ13との間にブレーキ40が取付けてあり、この ブレーキ40は受け座3の中間フランジ11にボルト止めした筒状体41とホィ ールハブ13にブレーキ板42を交互にスプライン嵌合して取付け、そのブレー キ板42をピストン43で圧着する油圧作動式ブレーキとなっている。
【0014】
【考案の効果】 油圧モータ19を取付け、外しする際にサスペンションシリンダ4、ヨーク2 が邪魔にならずに簡単に取付け、外しできる。 油圧モータ19は出力軸16に対して斜めとなっているから、その油圧モータ 19がサスペンションシリンダ4よりも車体1側に突出せずに操舵輪7を揺動す る際に油圧モータ19が車体1側と干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操舵輪取付部の正面図である。
【図2】操舵輪取付部の平面図である。
【図3】油圧モータ取付部の横断面図である。
【図4】油圧モータ取付部の外観斜視図である。
【符号の説明】
1…車体、2…ヨーク、3…受け座、4…サスペンショ
ンシリンダ、7…操舵輪、15…出力軸、16…減速機
構、17…傘歯車、19…油圧モータ、20…駆動軸、
21…傘歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に支承したヨーク2に受け座3を
    取付け、この受け座3の左右一端寄りにサスペンション
    シリンダ4を取付け、 前記受け座3の左右他端部内に出力軸15を回転自在に
    支承し、その受け座3の左右中間部に油圧モータ19を
    取付け、その出力側に連結した駆動軸20を傘歯車2
    1,17を介して出力軸15に連結し、 前記受け座3の左右他端部に回転自在に支承した操舵輪
    7を減速機構16を介して前記出力軸15に連結し、 前記出力軸15はサスペンションシリンダ4の中心に位
    置し、油圧モータ19と駆動軸20は出力軸15に対し
    て斜めとなって油圧モータ19がサスペンションシリン
    ダ4と前後方向に隣接していることを特徴とする操舵輪
    駆動モータの取付構造。
JP1993028071U 1993-05-27 1993-05-27 操舵輪駆動油圧モータの取付構造 Expired - Lifetime JP2590601Y2 (ja)

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JPH0685175U true JPH0685175U (ja) 1994-12-06
JP2590601Y2 JP2590601Y2 (ja) 1999-02-17

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