JP2590601Y2 - 操舵輪駆動油圧モータの取付構造 - Google Patents

操舵輪駆動油圧モータの取付構造

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JP2590601Y2
JP2590601Y2 JP1993028071U JP2807193U JP2590601Y2 JP 2590601 Y2 JP2590601 Y2 JP 2590601Y2 JP 1993028071 U JP1993028071 U JP 1993028071U JP 2807193 U JP2807193 U JP 2807193U JP 2590601 Y2 JP2590601 Y2 JP 2590601Y2
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JP
Japan
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hydraulic motor
receiving seat
steering wheel
output shaft
shaft
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JPH0685175U (ja
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康一 岡
哲 小河
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設機械用ダンプトラ
ック等の走行車両における操舵輪を駆動する油圧モータ
を取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】操舵輪を駆動する油圧モータを取付ける
構造としては、例えば特開平4−110229号公報に
示すものが知られている。すなわち、コントロールアー
ムにキングピンを介してアームを取付け、このアームと
一体的なハウジングに操舵輪を回転自在に支承し、その
ハウジングに油圧モータを取付け、その油圧モータの出
力側を操舵輪に連結してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる油圧モータの取
付構造であると、操舵輪とともに油圧モータが揺動する
が、油圧モータを取付け、外しする場合に上下のアーム
と上下のコントロールアームが邪魔となって整備性が悪
い。
【0004】そこで、本考案は油圧モータで簡単に取付
け、外しできて整備性を向上した操舵輪駆動油圧モータ
の取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】車体1に支承したヨーク
2に受け座3を取付け、この受け座3の左右一端寄りに
サスペンションシリンダ4を取付け、前記受け座3の左
右他端部内に出力軸15を回転自在に支承し、その受け
座3の左右中間部に油圧モータ19を取付け、その出力
側に連結した駆動軸20を傘歯車21,17を介して出
力軸15に連結し、前記受け座3の左右他端部に回転自
在に支承した操舵輪7を減速機構16を介して前記出力
軸15に連結し、前記出力軸15はサスペンションシリ
ンダ4の中心に位置し、油圧モータ19と駆動軸20は
出力軸15に対して斜めとなって油圧モータ19がサス
ペンションシリンダ4と前後方向に隣接している操舵輪
駆動モータの取付構造。
【0006】
【作 用】油圧モータ19を取付け、外しする際にサ
スペンションシリンダ4、ヨーク2が邪魔にならずに簡
単に取付け、外しできるし、油圧モータ19は出力軸1
5に対して斜めとなっているから、その油圧モータ19
がサスペンションシリンダ4よりも車体1側に突出せず
に操舵輪7を揺動する際に油圧モータ19が車体1側と
干渉することがない。
【0007】
【実 施 例】図1と図2に示すように、車体1にヨー
ク2が揺動自在に支承され、このヨーク2に揺動自在に
支承した受け座3にサスペンションシリンダ4が取付け
てあると共に、そのヨーク2に設けたナックルアーム5
と車体1に亘ってステアリングシリンダ6が取付けてあ
り、前記受け座3に操舵輪7が支承してある。
【0008】図3に示すように、前記受け座3はサスペ
ンションシリンダ取付部10と中間フランジ11と筒状
部12より成り、その筒状部12にホィールハブ13が
軸受を介して回転自在に設けられ、そのホィールハブ1
3にタイヤ14を装着した操舵輪7を構成している。前
記筒状部12内に出力軸15が支承され、この出力軸1
5の一端部は減速機構16を介してホィールハブ13に
連結し、他端部に傘歯車17が取付けてある。
【0009】前記受け座3には取付用穴18が形成さ
れ、その取付用穴18は出力軸15とほぼ45度の角度
となり、その取付用穴18の開口縁に油圧モータ19が
取付けられ、その出力側に連結した駆動軸20が取付用
穴18内に挿通して傘歯車21が設けてあり、その傘歯
車21が前記傘歯車17に噛合している。
【0010】次に各部の詳細な説明する。前記出力軸1
5は入力側軸15aと出力側軸15bを回転自在に連結
して成り、その入力側軸15aに傘歯車17が取付けて
あると共に、サンギヤ22が設けられ、このサンギヤ2
2と噛合した遊星ギヤ23はキャリヤ24に支承してあ
り、そのキャリヤ24が出力側軸15bにスプライン連
結され、前記遊星ギヤ23に噛合したリングギヤ25は
筒状部12のスプライン部26に連結されて第1遊星歯
車機構27を構成し、入力側軸15bの回転を減速して
出力側軸15bに伝達する。
【0011】前記出力側軸15bにサンギヤ28が設け
られ、このサンギヤ28に噛合した遊星ギヤ29を支承
するキャリヤ30はクラッチ31を介して前記ホィール
ハブ13に連結され、前記遊星ギヤ29に噛合したリン
グギヤ32はリング33にスプライン嵌合し、そのリン
グ33は前記筒状部12にスプライン連結されて第2遊
星歯車機構34を構成し、前記出力側軸15bの回転を
減速してホィールハブ13に伝達する。前記クラッチ3
1は駆動側・従動側クラッチ板35,36をピストン3
7で圧着する油圧作動式クラッチとなっている。
【0012】前記受け座3の取付用穴18には筒軸38
が嵌合され、この筒軸28のフランジ38aに油圧モー
タ19が取付けてあると共に、その筒軸28に駆動軸2
0が回転自在に挿入支承されている。
【0013】前記受け座3とホィールハブ13との間に
ブレーキ40が取付けてあり、このブレーキ40は受け
座3の中間フランジ11にボルト止めした筒状体41と
ホィールハブ13にブレーキ板42を交互にスプライン
嵌合して取付け、そのブレーキ板42をピストン43で
圧着する油圧作動式ブレーキとなっている。
【0014】
【考案の効果】油圧モータ19を取付け、外しする際に
サスペンションシリンダ4、ヨーク2が邪魔にならずに
簡単に取付け、外しできる。油圧モータ19は出力軸1
6に対して斜めとなっているから、その油圧モータ19
がサスペンションシリンダ4よりも車体1側に突出せず
に操舵輪7を揺動する際に油圧モータ19が車体1側と
干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操舵輪取付部の正面図である。
【図2】操舵輪取付部の平面図である。
【図3】油圧モータ取付部の横断面図である。
【図4】油圧モータ取付部の外観斜視図である。
【符号の説明】
1…車体、2…ヨーク、3…受け座、4…サスペンショ
ンシリンダ、7…操舵輪、15…出力軸、16…減速機
構、17…傘歯車、19…油圧モータ、20…駆動軸、
21…傘歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−110229(JP,A) 特開 昭59−167334(JP,A) 特開 昭62−218225(JP,A) 実開 昭56−60628(JP,U) 実開 昭56−64814(JP,U) 実開 昭56−70479(JP,U) 実開 昭62−150224(JP,U) 実開 昭57−111620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に支承したヨーク2に受け座3を
    取付け、この受け座3の左右一端寄りにサスペンション
    シリンダ4を取付け、 前記受け座3の左右他端部内に出力軸15を回転自在に
    支承し、その受け座3の左右中間部に油圧モータ19を
    取付け、その出力側に連結した駆動軸20を傘歯車2
    1,17を介して出力軸15に連結し、 前記受け座3の左右他端部に回転自在に支承した操舵輪
    7を減速機構16を介して前記出力軸15に連結し、 前記出力軸15はサスペンションシリンダ4の中心に位
    置し、油圧モータ19と駆動軸20は出力軸15に対し
    て斜めとなって油圧モータ19がサスペンションシリン
    ダ4と前後方向に隣接していることを特徴とする操舵輪
    駆動モータの取付構造。
JP1993028071U 1993-05-27 1993-05-27 操舵輪駆動油圧モータの取付構造 Expired - Lifetime JP2590601Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0685175U JPH0685175U (ja) 1994-12-06
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