JPH068355U - 媒体斜行補正機構 - Google Patents

媒体斜行補正機構

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JPH068355U
JPH068355U JP5352192U JP5352192U JPH068355U JP H068355 U JPH068355 U JP H068355U JP 5352192 U JP5352192 U JP 5352192U JP 5352192 U JP5352192 U JP 5352192U JP H068355 U JPH068355 U JP H068355U
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JP
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roller
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Pending
Application number
JP5352192U
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English (en)
Inventor
好一 池田
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体搬送装置の媒体斜行補正機構において、
斜行補正ローラ押圧力とそれに対する媒体の抵抗力の差
が小さいことにより媒体にしわが作られたり媒体が折
れ、それによって斜行の補正がなされなくなることを防
止する。 【構成】 本考案の媒体斜行補正機構は、パスウエイ12
A に波形の凹部25を設け、斜行補正ローラ24が凹部25で
媒体11を押付けると媒体は凹部25に対応して波形に変形
し、それによって媒体を斜行補正ガイド面30に押当てる
とき媒体にしわが作られたり紙折れの発生が防止され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は媒体斜行補正機構、例えば証書のような紙葉類媒体を繰出し搬送する 装置における斜行補正機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、図3の平面図と同図IV−IV線断面図である図4に示される媒体斜 行補正機構を開発したもので、これらの図において、11は媒体、12はパスウエイ 、13は駆動ローラ、14はピンチローラ、15は第1マグネット、16はレバー、17は 第1復旧スプリング、18は第2復旧スプリング、19はセンサ、20は第2マグネッ ト、21はレバー、22は斜行補正ブラケット、23は傘歯車、24は斜行補正ローラで ある。
【0003】 パスウエイ12上を矢印B方向に送られてきた媒体11をセンサ19が感知すると、 第1マグネット15が吸引し、それによって駆動ローラ13はピンチローラ14から離 され、次に第2マグネット20が吸引し、吸引力はレバー21を介して斜行補正ブラ ケット22を自由になった媒体11に押付ける方向に力を加える。斜行補正ブラケッ ト22には駆動ローラ13から傘歯車23を介して動力が伝達され、媒体11を矢印C方 向に動かし斜行補正ガイド面30に押付けて媒体が斜行しているのであれば斜行が 補正される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
媒体の紙厚が薄い場合、それの斜行を上述のように補正しようとするると、媒 体が斜行補正ガイド面30に突き当ったときに、斜行を補正しようとする力と薄い 媒体のしわ、紙折れに抵抗する力の間の差が小さいために媒体にしわがよったり 紙折れが発生し、結果的に媒体の斜行が補正されないことがある。
【0005】 そこで本考案の課題は、媒体搬送装置において、媒体の紙厚が小さい場合でも 、斜行補正において媒体が斜行補正ガイド面に押当てられるとき媒体にしわがで きたり折れたりすることを防止し、斜行補正が確実になされる機構を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の媒体斜行補正機構は、媒体搬送方向に配置されたパスウエイ(12A) に は波形の凹部(25)が斜行補正ローラ(24)に対応した位置に設けられ、媒体(11)の 斜行補正において斜行補正ローラ(24)が媒体(11)を押圧するとき、媒体(11)の凹 部(25)上の部分は斜行補正ローラ(24)により該凹部(25)に押当てられて該凹部(2 5)に対応する波形部が形成され、その状態で媒体(11)は斜行補正ガイド面(30)に 押当てられることを特徴とする。
【0007】
【作用】
すなわち本考案は、斜行補正ローラが突当るパスウエイの部分を波形に凹ませ ることにより斜行補正において媒体を斜行補正ガイド面に垂直な方向に折り曲げ 、それによって紙厚の薄い媒体であっても、媒体のしわや紙折れに抵抗する力が 斜行を補正しようと力に打克つようにし、斜行補正における媒体のしわの発生、 紙折れを回避するものである。
【0008】
【実施例】
以下、図1と同図II−II線断面図である図2を参照して本考案実施例を具体的 に説明する。なお、図1と図2において図3と図4に示した部分と同じ部分は同 一符号を付して表示する。
【0009】 本考案においては、図2に示されるように、図3のパスウエイ12に類似のパス ウエイ12A には補正ローラ24に対応した位置に波形の凹部25を形成するとともに 、斜行補正ブラケット22に板ばね26をスポットウエルディングで固定し、さらに 板ばね26にピンチローラ27を取付ける。これらの部分を除くと、図1の装置と同 じ構成のものである。
【0010】 上述した機構は、下記の順序で作動する。 矢印B方向に媒体11が搬送されているとき、センサ19が媒体11を検知する と第1マグネット15が吸引し、この吸引力はレバー21を介してピンチローラ14を 媒体11から離す方向に働く。
【0011】 次に、第2マグネット20が吸引し、その吸引力はレバー21を介して斜行補 正ブラケット22を自由になった媒体に押付ける。この時、斜行補正ローラ24とブ ラケット22に固定された板ばね26に取付けられたピンチローラ27の4ケ所で媒体 が押される。
【0012】 この段階で、斜行補正ローラ24が押付けられる部分のパスウエイ12A は波 形になっているので、押付けられた媒体も図2に示すように波形にくせが付けら れる。
【0013】 斜行補正ブラケット22には駆動ローラ13から傘歯車23を介して動力が伝達 され、媒体を矢印C方向に動かして斜行補正ガイド面に押付ける。媒体11は波形 のくせが付いているので、それが紙厚の薄いものであってもしわができたり折れ たりすることがない。
【0014】 所定の時間が過ぎると、第1マグネット15が吸引を停止し、そのすぐ後に 第2マグネット20が吸引を停止し、ピンチローラ27と斜行補正ブラケット22はそ れぞれの復旧スプリングでもとの位置にもどり、斜行補正の終った媒体を矢印B 方向に搬送する。
【0015】
【考案の効果】
以上述べてきたように本考案によれば、媒体の斜行補正において媒体に波形の くせを付けることにより、媒体を斜行補正ガイド面に押当てるとき媒体にしわや 折れが発生することが防止され、紙厚の薄い媒体の斜行補正や多湿な条件下での 斜行補正が的確になされる効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来例の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
11 媒体 12 、12A パスウエイ 13 駆動ローラ 14 ピンチローラ 15 第1マグネット 16 レバー 17、18 復旧スプリング 19 センサ 20 第2マグネット 21 レバー 22 斜行補正ブラケット 23 傘歯車 24 斜行補正ローラ 25 凹部 26 板ばね 27 ピンチローラ 30 斜行補正ガイド面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体搬送方向に配置されたパスウエイ(1
    2A) には波形の凹部(25)が斜行補正ローラ(24)に対応し
    た位置に設けられ、 媒体(11)の斜行補正において斜行補正ローラ(24)が媒体
    (11)を押圧するとき、媒体(11)の凹部(25)上の部分は斜
    行補正ローラ(24)により該凹部(25)に押当てられて該凹
    部(25)に対応する波形部が形成され、その状態で媒体(1
    1)は斜行補正ガイド面(30)に押当てられることを特徴と
    する媒体斜行補正機構。
JP5352192U 1992-07-08 1992-07-08 媒体斜行補正機構 Pending JPH068355U (ja)

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JP5352192U JPH068355U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 媒体斜行補正機構

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JP5352192U JPH068355U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 媒体斜行補正機構

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JPH068355U true JPH068355U (ja) 1994-02-01

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ID=12945129

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JP5352192U Pending JPH068355U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 媒体斜行補正機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948342A (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 Kyoritsu Denki Seisakusho:Kk 自動給紙装置における紙の重送防止方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948342A (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 Kyoritsu Denki Seisakusho:Kk 自動給紙装置における紙の重送防止方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980721