JPH0683507U - 建設機械のバッテリ取付構造 - Google Patents

建設機械のバッテリ取付構造

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JPH0683507U
JPH0683507U JP3109593U JP3109593U JPH0683507U JP H0683507 U JPH0683507 U JP H0683507U JP 3109593 U JP3109593 U JP 3109593U JP 3109593 U JP3109593 U JP 3109593U JP H0683507 U JPH0683507 U JP H0683507U
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JP
Japan
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battery
plate
mounting structure
shaped plates
brackets
Prior art date
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Pending
Application number
JP3109593U
Other languages
English (en)
Inventor
邦治 片山
昭彦 栄田
博和 今重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来技術のバッテリ取付構造では、油圧ショ
ベルの掘削作業や走行移動時にバッテリが動かないよう
に押え板及び締付ボルトでかなり強く締付けている。そ
のためにバッテリを締付け過ぎて破損させることがある
し、またバッテリを取外すときに締付ボルトを緩めるた
めの手間がわずらわしく、かつバッテリの着脱操作にか
なりの時間を要していた。この問題点を解決する。 【構成】 バッテリ収納室10の底板11に複数個のブ
ラケット12、13を立設し、そのブラケットに対し
て、バッテリの底面部の角部を支持する底部支持板15
L、15RをそなえたL形プレートを、バッテリを支持
する向きにそれぞれ回動自在に相対するように設け、そ
のL形プレートの上端部間にロック金具18を取付けて
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設機械,作業車両のバッテリ収納室に 搭載しているバッテリの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来技術のバッテリ取付構造をそなえている油圧ショベルの一部切欠 き要部斜視図である。図において、1は油圧ショベルの上部旋回体、2は上部旋 回体1のバッテリ収納室、3はバッテリ、4は下部走行体である。図6は、図5 のAより見たバッテリ収納室2の内部を示す図である。図において、5はバッテ リ収納室2の底板、6はL形金具、7は底板5の上面部に溶着したねじ穴付ブロ ック、8は締付ボルト、9は押え板である。図7は、図6のBより見た平面図で ある。図6及び図7に示すようにバッテリ3の従来技術の取付構造では、バッテ リ3の収納位置として、バッテリ3の外側面イとロ(図6に示す)が当接できる ようにL形金具6,6を溶着し、またバッテリ3と3の間の位置における底板5 の上面部にねじ穴付ブロック7を溶着せしめている。そして押え金9及び締付ボ ルト8にて、バッテリ3と3を締付固定するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
油圧ショベルに搭載しているバッテリの従来技術の取付構造では、バッテリを 押え板及び締付ボルトにて締付固定しているので、過度に締付けてバッテリを破 損することがある。またバッテリ充電などのためにバッテリを取外したいときに は、締付ボルトを緩めて外さなければならない。しかしバッテリは油圧ショベル の掘削作業や走行移動時の衝撃や振動によってバッテリが動かないように締付ボ ルトをかなり強く締付けているので、締付ボルトを緩めるための労力が大きくて その手間がわずらわしく、バッテリの着脱操作にかなりの時間を要していた。本 考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のバッテリ取付構造では、建設機械のバッテリ収納室に、バッテリを着 脱自在に搭載しているバッテリの取付構造において、バッテリ収納室の底板に、 相対する一対のブラケットをそれぞれ左右両側の位置に立設し、その左右2組の ブラケットに対して、バッテリの底面部の角部を支持する底部支持板をそなえた L形プレートを、バッテリを支持する向きにそれぞれ回動自在に相対するように 設け、かつ相対するL形プレートの内側にバッテリを挿入できるような間隔と高 さ寸法を設定し、また相対する上記L形プレートの上端部間に、そのL形プレー トを固定又は開放できるロック金具を取付けて構成した。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案のバ ッテリ取付構造を示す正面図である。図において、10はバッテリ収納室、11 はバッテリ収納室10の底板、12,12’は図示で左側の一対(手前側が12 で図示に出ていない向う側が12’)のブラケット、13,13’は図示で右側 の一対(手前側が13で図示に出ていない向う側が13’)のブラケット、14 L,14Rは左右のL形プレート、15L,15RはL形プレート14L,14 Rのそれぞれ底部支持板、16LはL形プレート14Lの上端部にヒンジ部材1 7Lで連結したロック金具取付板、16RはL形プレート14Rの上端部にヒン ジ部材17Rで連結したロック金具取付板、18は左右に開放分離できるロック 金具、19はロック金具18に内蔵されているばね、20はロック金具18のハ ンドルレバー、21はバッテリである。
【0006】 図2は、図1のCより見た平面図である。図において、22,22’はそれぞ れ軸心を一致させてL形プレート14Lの外側面部に対して水平状態に溶着した 軸、23,23’はそれぞれ軸心を一致させてL形プレート14Rの外側面部に 水平状態に溶着した軸、24,25,26,27はブラケット12,12’,1 3,13’にそれぞれ開穿され軸22,22’,23,23’を回動自在に嵌挿 している各軸穴である。図3は、図1のDより見た側面図である。図4は、本考 案におけるロック金具18を左右に開放分離してバッテリ21を取付けまたは取 外しを行っている状態を示す正面図である。
【0007】 次に、本考案のバッテリ取付構造を図1〜図4について述べる。本考案では、 バッテリ収納室10の底板11に、相対する1対のブラケット12−12’とフ ラケット13−13’をそれぞれ左右両側の位置に溶着して立設し、その左右2 組のブラケット12−12’,13−13’に対して、バッテリ21の底面部の 角部を支持する底部支持板15L,15RをそれぞれそなえたL形プレート14 L,14Rを、バッテリ21を支持する向きに、軸22−22’,軸23−23 ’によってそれぞれ回動自在に相対するように設け、かつ相対するL形プレート 14Lと14Rの内側にバッテリ21を挿入できる間隔(図2に示す間隔a及び bをいう)と高さ寸法(図1に示す寸法h)を設定し、また相対する上記L形プ レート14Lと14Rの上端部間に、そのL形プレート14L,14Rを固定又 は開放できるロック金具18を取付けて構成した。
【0008】 次に、本考案のバッテリ取付構造の作用について述べる。まず説明の都合上、 バッテリ21をバッテリ収納室10の内部に取付ける場合について述べる。左右 のL形プレート14L,14Rはバッテリ21を支持する向きにそれぞれ回動自 在に相対するように設けてあるので、図4に示すように上側が広がるように傾動 させることができる。また上記L形プレート14L,14Rの上端部にヒンジ部 材17R,17Rを介してそれぞれ連結したロック金具取付板16L,16Rに は,ロック金具18が開放分離した状態に取付けられている。したがってバッテ リ21を上方から矢印イの方向に、L形プレート14Lと14Rとの内側に挿入 すると、バッテリ21の底面部の角部を底部支持板15L,15Rの上面に当接 させて、バッテリ21を支持せしめることができる。相対するL形プレート14 Lと14Rの間隔aはバッテリ21の幅寸法wより若干小寸に設定しているので 、余裕をもって安定させることができる。次に、L形プレート14L,14Rの 上端部に連結したそれぞれロック金具取付板16Lと16Rを、バッテリ21の 上面部に屈折回動させる。L形プレート14Lと14Rのそれぞれ高さ寸法hは バッテリ21の高さ寸法hと同寸に設定しているので、ロック金具取付板16L 16Rのそれぞれ下面部はバッテリ21の上面部に当接する。そこで開放分離状 態のロック金具18を連結するように、一方の分離したロック金具18のハンド ルレバー20のピン嵌込部(図4に示す符号Rの部分)を、他方の分離したロッ ク金具18のピン部(図4に示すPの部分)に嵌合させる。この状態にすると、 ロック金具18は図1に示す仮想線ロの状態になる。ここでハンドルレバー20 を矢印ハの方向に操作することにより、L形プレート14L,14R及びバッテ リ21を固定することができる。したがって、油圧ショベルの掘削作業や走行移 動時の衝撃や振動がバッテリ21に作用しても、バッテリ21は箱形に構成され しかも床板11に対して固定されている左右のL形プレート14Lと14Rの内 側に格納されているので、動くことはない。次にバッテリ収納室10に取付けて いるバッテリ21を取外すときには、図1に示すハンドルレバー20を矢印ニの 方向に操作する。ロック金具18を、ワンタッチで開放分離することができるの で、ロック金具取付板16Lと16を左右に開いて、容易かつ短時間でバッテリ 21を取外すことができる。なお本考案の実施例では2個のバッテリ21を取付 けるようにしているが、2個には限定しない。バッテリが単数個乃至複数個の場 合には、その個数に応じて図2に示す間隔bの寸法などを設定すればよい。
【0009】
【考案の効果】
従来技術のバッテリ取付構造では、油圧ショベルの掘削作業や走行移動時にバ ッテリが動かないように押え板及び締付ボルトでかなり強く締付けている。その ためにバッテリを締付け過ぎて破損させることがあるし、またバッテリを取外す ときに締付ボルトを緩めるための労力が大きくてその手間がわずらわしく、バッ テリの着脱操作にかなりの時間を要していた。しかし本考案のバッテリ取付構造 では、バッテリ収納室の底板に、相対する一対のブラケットをそれぞれ左右両側 の位置に立設し、その左右2組のブラケットに対して、バッテリの底面部の角部 を支持する底部支持板をそなえたL形プレートを、バッテリを支持する向きにそ れぞれ回動自在に相対するように設け、かつ相対するL形プレートの内側にバッ テリを挿入できるような間隔と高さ寸法を設定し、また相対する上記L形プレー トの上端部間に、そのL形プレートを固定又は開放できるロック金具を取付けて 構成した。それによりバッテリを取外すときには、ロック金具のハンドルレバー を開き操作することにより、ワンタッチでロック金具を開放分離することができ る。したがってロック金具取付板を左右に開いて、容易かつ短時間でバッテリを 取外すことができる。またバッテリを取付ける場合には、ロック金具とロック金 具取付板を左右に開放した状態にしておいて、バッテリを上方から左右のL形プ レートの内側に挿入することにより、バッテリの底面部の角部を底部支持板の上 面に当接させて、バッテリを支持せしめることができる。そして左右のロック金 具取付板をバッテリの上面部に屈折回動させて、ロック金具をワンタッチでロッ クすることにより、バッテリをクランプ固定することができる。したがって油圧 ショベルの掘削作業や走行移動時の衝撃や振動がバッテリに作用しても、バッテ リは箱形に構成されしかも床板に対して固定されている左右のL形プレートの内 側に格納されているので、動くことはない。また本考案のバッテリ取付構造では 、バッテリを上側から過度に締付けて固定するようにしていないので、バッテリ の収納メンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバッテリ取付構造を示す正面図であ
る。
【図2】図1のCより見た平面図である。
【図3】図1のDより見た側面図である。
【図4】本考案におけるロック金具を左右に開放分離し
た状態を示す正面図である。
【図5】従来技術のバッテリ取付構造をそなえている油
圧ショベルの一部切欠き要部斜視図である。
【図6】図5のAより見たバッテリ収納室の内部を示す
図である。
【図7】図6のBより見た平面図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体 2,10 バッテリ収納室 5,11 底板 12,12’,13,13’ ブラケット 14L,14R L形プレート 15L,15R 底部支持板 16L,16R ロック金具取付板 18 ロック金具 20 ハンドルレバー 22,22’,23,23’ 軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のバッテリ収納室に、バッテリ
    を着脱自在に搭載しているバッテリの取付構造におい
    て、バッテリ収納室の底板に、相対する一対のブラケッ
    トをそれぞれ左右両側の位置に立設し、その左右2組の
    ブラケットに対して、バッテリの底面部の角部を支持す
    る底部支持板をそなえたL形プレートを、バッテリを支
    持する向きにそれぞれ回動自在に相対するように設け、
    かつ相対するL形プレートの内側にバッテリを挿入でき
    るような間隔と高さ寸法を設定し、また相対する上記L
    形プレートの上端部間に、そのL形プレートを固定又は
    開放できるロック金具を取付けたことを特徴とする建設
    機械のバッテリ取付構造。
JP3109593U 1993-05-17 1993-05-17 建設機械のバッテリ取付構造 Pending JPH0683507U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101383365B1 (ko) * 2012-06-21 2014-04-10 한국항공대학교산학협력단 차량 배터리 위치안내장치
KR101383364B1 (ko) * 2012-06-21 2014-04-10 한국항공대학교산학협력단 차량 배터리 위치안내장치
KR20150047155A (ko) * 2013-10-24 2015-05-04 현대자동차주식회사 상용차의 배터리 고정구조
JP2017509544A (ja) * 2014-04-01 2017-04-06 深▲せん▼市智輪電動車駆動技術有限公司 自動車電池クランプ装置

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