JPH0682652A - 光導波路と光ファイバの接続構造 - Google Patents

光導波路と光ファイバの接続構造

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JPH0682652A
JPH0682652A JP25570192A JP25570192A JPH0682652A JP H0682652 A JPH0682652 A JP H0682652A JP 25570192 A JP25570192 A JP 25570192A JP 25570192 A JP25570192 A JP 25570192A JP H0682652 A JPH0682652 A JP H0682652A
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JP
Japan
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optical fiber
optical waveguide
optical
tip
waveguide
Prior art date
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Pending
Application number
JP25570192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Ikeda
三章 池田
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光導波路と光ファイバに安定した接続が容易
且つ迅速に得られるようにする。 【構成】 受け台13,24と押え14,25によって
光ファイバ15,26に強制的に曲げを発生させると共
に光ファイバ15,26をガイドブロック16,27の
貫通孔に通して光ファイバ15,26の先端に軸芯方向
の圧縮力を与え、光導波路6の端面に光ファイバ15,
26の先端を垂直に当接するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信に使用する光導
波路と光ファイバの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光導波路と光ファイバの接続構造
としては、光導波路の平坦な端面と光ファイバの平坦な
先端面を接着剤によって、単に接着固定するようにした
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、光導
波路と光ファイバの接続部に振動が加わった場合や低温
時に光ファイバが収縮した場合などに、接着部に剥がれ
が生じるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、光導波路と光ファイバに安定した接続が容易且
つ迅速に得られる光導波路と光ファイバの接続構造を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、1つの光信号を複数の光信号に分割したり、逆
に複数の光信号を1つの光信号として結合したりする光
導波路と光ファイバの接続構造において、ガイド部材に
より前記光ファイバに曲りを強制的に加えると共に前記
光ファイバの先端に軸芯方向の圧縮力を与え、前記光導
波路の端面に前記光ファイバの先端を垂直に当接したも
のである。
【0006】また、前記光導波路の端面を凹球面形状に
形成すると共に前記光ファイバの先端を凸球面形状に形
成して、前記光導波路の端面と前記光ファイバの先端を
接続するようにするとよい。
【0007】また、前記光導波路の端面を凸球面形状に
形成すると共に前記光ファイバの先端を凹球面形状に形
成して、前記光導波路の端面と前記光ファイバの先端を
接続するようにすることもできる。
【0008】
【作用】光導波路の端面に垂直に生じる光ファイバの軸
芯方向の圧縮力をもって光導波路の端面と光ファイバの
先端が接続される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る光導波路と光ファイバの
接続構造を適用した光導波路デバイスの平断面図、図2
は同じく側断面図、図3は要部斜視図、図4はガイドブ
ロックの光ファイバの挿入側開口部の断面図である。
【0010】光導波路デバイス1は、上部ケーシング2
と下部ケーシング3により直方体のケース4を形成し、
不活性ガスを封入したケース4内部で下部ケーシング3
に設けられたベース5の上に平板光導波路6を形成した
光導波路基板7などを配設して構成されている。なお、
光導波路基板7には、イオン交換法により周囲よりも高
屈折率化した領域として光導波路6が形成される。
【0011】光導波路デバイス1には、入力用光ファイ
バケーブル10が上部ケーシング2と下部ケーシング3
の境界に設けられたブッシュ11を介してケース4内部
に挿入され、ベース5に固着された台座12に摺動自在
に配設されたガイド部材たる受け台13と押え14で固
定されている。
【0012】更に、入力用光ファイバケーブル10の被
覆が剥がされて露出した光ファイバ15が、図3に示す
ようにベース5に固着されたガイド部材たるガイドブロ
ック16に光ファイバ15の径よりわずかに大きく形成
された貫通孔17を通って案内され、光ファイバ15の
先端部が光導波路6の一方の端面に機械的に接続された
後に接着剤18で接着固定されている。
【0013】ここで、光導波路6と光ファイバ15の接
続手順は、先ず入力用光ファイバケーブル10の被覆が
剥がされて露出した所定長さの光ファイバ15を下部ケ
ーシング3に設けられたブッシュ11に通し、更に受け
台13と押え14を介してガイドブロック16に形成さ
れた貫通孔17に通し、光ファイバ15の先端部を光導
波路6の一方の端面に機械的に接続した後に接着剤18
を塗布して接着する。
【0014】次に、入力用光ファイバケーブル10を受
け台13と光導波路6の一方の端面との間で光ファイバ
15がたるまない程度に受け台13と押え14で固定す
る。そして、台座12に摺動自在に配設された受け台1
3を光導波路6の方向に移動させることにより、受け台
13とガイドブロック16の間で光ファイバ15に強制
的に曲げを発生させて貫通孔17を通った光ファイバ1
5の先端に軸芯方向の圧縮力が生ずるようにする。この
状態で、受け台13がクランプ19により台座12に固
定される。
【0015】光ファイバ15は、光ファイバ15の径よ
りわずかに大きい孔径で所定の長さを有するようにガイ
ドブロック16に形成された貫通孔17を通ることによ
って直線化され、光導波路6の端面に垂直に当接するこ
とになる。従って、光ファイバ15の先端と光導波路6
の端面は、垂直方向に作用する所定の軸芯方向の圧縮力
で接続されることになる。
【0016】また、ガイドブロック16の光ファイバ1
5の挿入側開口部17a近傍の貫通孔17は、図4に示
すようにテーパ状に形成されて光ファイバ15の径より
も大きいので、受け台13とガイドブロック16の間で
光ファイバ15に強制的に曲げを発生させても自然な曲
げが発生し、挿入側開口部17aのエッジで光ファイバ
15に折れが発生することがない。
【0017】更に、光導波路基板7に形成された光導波
路6の端面を曲率Rの凹球面形状に形成し、光ファイバ
15を構成するコアの先端部を曲率Rの凸球面形状に形
成すると共にクラッドの先端部をテーパ状に形成すれ
ば、接着剤18を用いることなく光ファイバ15の先端
と光導波路6の端面を確実に接続することが出来る。
【0018】また、光導波路基板7に形成された光導波
路6の端面を曲率Rの凸球面形状に形成し、光ファイバ
15を構成するコアの先端部を曲率Rの凹球面形状に形
成しても、接着剤18を用いることなく光ファイバ15
の先端と光導波路6の端面を確実に接続することが出来
る。
【0019】また、4本の光ファイバケーブル20から
成る光ファイバアレイ21が、ブッシュ11に対向する
上部ケーシング2と下部ケーシング3の境界に設けられ
たブッシュ22を介してケース4内部に挿入され、各光
ファイバケーブル20は夫々ベース5に固着された台座
23に摺動自在に配設されたガイド部材たる受け台24
と押え25で固定されている。
【0020】更に、光ファイバケーブル20の被覆が剥
がされて露出した光ファイバ26が、ベース5に固着さ
れたガイド部材たるガイドブロック27に光ファイバ2
6の径よりわずかに大きく形成された貫通孔を通って案
内され、光ファイバ26の先端部が光導波路6の他方の
端面に機械的に接続された後に、接着剤18で接着固定
されている。
【0021】なお、光導波路6と光ファイバ26の接続
手順は、光導波路6と光ファイバ15の場合と同様であ
る。また、ガイドブロック27の光ファイバ26の挿入
側開口部近傍の貫通孔は、テーパ状に形成されて光ファ
イバ26の径よりも大きいので、受け台24とガイドブ
ロック27の間で光ファイバ26に強制的に曲げを発生
させても挿入側開口部のエッジで光ファイバ26に折れ
が発生することがないのは光ファイバ15の場合と同様
である。
【0022】更に、光導波路基板7に形成された光導波
路6の端面を曲率Rの凹球面形状に形成し、光ファイバ
26を構成するコアの先端部を曲率Rの凸球面形状に形
成すると共にクラッドの先端部をテーパ状に形成すれ
ば、接着剤18を用いることなく光ファイバ26の先端
と光導波路6の端面を確実に接続することが出来るのも
光ファイバ15と光導波路6の場合と同様である。
【0023】また、光導波路基板7に形成された光導波
路6の端面を曲率Rの凸球面形状に形成し、光ファイバ
26を構成するコアの先端部を曲率Rの凹球面形状に形
成しても、接着剤18を用いることなく光ファイバ26
の先端と光導波路6の端面を確実に接続することが出来
るのも光ファイバ15と光導波路6の場合と同様であ
る。
【0024】本実施例では、図1に示すように1つの光
信号を4つの光信号に分割する光導波路基板7に形成さ
れた平板光導波路6について記載しており、各光導波路
6の端面毎に同様な接続構造が施されている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、常
に光ファイバの軸芯方向の圧縮力が垂直に光導波路の端
面に働くので、安定した接続が得られる。また、光導波
路の端面を凹球面形状に形成すると共に光ファイバの先
端を凸球面形状に形成すれば、接着剤が不要となる。ま
た、光導波路の端面を凸球面形状に形成すると共に光フ
ァイバの先端を凹球面形状に形成しても、接着剤が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導波路と光ファイバの接続構造
を適用した光導波路デバイスの平断面図
【図2】本発明に係る光導波路と光ファイバの接続構造
を適用した光導波路デバイスの側断面図
【図3】本発明に係る光導波路と光ファイバの接続構造
の要部斜視図
【図4】ガイドブロックの光ファイバの挿入側開口部の
断面図
【符号の説明】
6…光導波路、13,24…受け台(ガイド部材)、1
4,25…押え(ガイド部材)、15,26…光ファイ
バ、16,27…ガイドブロック(ガイド部材)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの光信号を複数の光信号に分割した
    り、逆に複数の光信号を1つの光信号として結合したり
    する光導波路と光ファイバの接続構造において、ガイド
    部材により前記光ファイバに曲りを強制的に加えると共
    に前記光ファイバの先端に軸芯方向の圧縮力を与え、前
    記光導波路の端面に前記光ファイバの先端を垂直に当接
    したことを特徴とする光導波路と光ファイバの接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記光導波路の端面を凹球面形状に形成
    すると共に前記光ファイバの先端を凸球面形状に形成し
    て、前記光導波路の端面と前記光ファイバの先端を接続
    するようにした請求項1記載の光導波路と光ファイバの
    接続構造。
  3. 【請求項3】 前記光導波路の端面を凸球面形状に形成
    すると共に前記光ファイバの先端を凹球面形状に形成し
    て、前記光導波路の端面と前記光ファイバの先端を接続
    するようにした請求項1記載の光導波路と光ファイバの
    接続構造。
JP25570192A 1992-08-31 1992-08-31 光導波路と光ファイバの接続構造 Pending JPH0682652A (ja)

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JP25570192A JPH0682652A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 光導波路と光ファイバの接続構造

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JP (1) JPH0682652A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5696860A (en) * 1993-12-28 1997-12-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical device module and method for manufacturing the same
JP2011203600A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光部品
JP2014048630A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ接続部材
JP2014191277A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sumitomo Electric Ind Ltd レーザ伝送用ファイバ及びレーザ伝送用ファイバの製造方法
JP2017054110A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 日本電信電話株式会社 光モジュール

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5696860A (en) * 1993-12-28 1997-12-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical device module and method for manufacturing the same
JP2011203600A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光部品
JP2014048630A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ接続部材
JP2014191277A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sumitomo Electric Ind Ltd レーザ伝送用ファイバ及びレーザ伝送用ファイバの製造方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020326