JPS6347843Y2 - - Google Patents

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JPS6347843Y2
JPS6347843Y2 JP2640486U JP2640486U JPS6347843Y2 JP S6347843 Y2 JPS6347843 Y2 JP S6347843Y2 JP 2640486 U JP2640486 U JP 2640486U JP 2640486 U JP2640486 U JP 2640486U JP S6347843 Y2 JPS6347843 Y2 JP S6347843Y2
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JP
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optical fiber
core
base
fiber
fixing jig
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JP2640486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 光フアイバの融着接続において、光フアイバが
長手方向に移動することを防止すると共に、融着
放電部に光フアイバ端末を容易に装着することを
目的に光フアイバ心線の端末部に装着する固定治
具に係る。
(従来技術及び解決しようとする問題点) 光フアイバ心線は現在第4図イ及びロに示す単
心光フアイバ心線イと多心光フアイバ心線ロが標
準化されている。
第4図イは単心光フアイバ心線12の斜視図
で、直径0.125mmφの光フアイバ14の外周上に
被覆層が設けられている。一方、多心光フアイバ
心線11は同図ロに斜視図で示すように5心フラ
ツト型光フアイバ心線11が標準となつており、
間隔をおいて平行に配置した直径0.125mmφの光
フアイバ14の外周上に共通な被覆部13を設け
0.14mm×1.6mmのフラツト状に形成されている。
このような光フアイバ心線の光フアイバを融着
接続する場合の重要なことの一つは、光フアイバ
14を第5図に示すようにX.Y.Z軸方向に軸合せ
することである。
X.Y軸については、光フアイバを装着するV溝
によつて位置決めされるが、問題は光フアイバが
Z軸方向に移動することであり、最も問題となつ
ていたのは多心光フアイバ心線の場合、光フアイ
バがZ軸方向にランダムに移動することである。
即ち、融着接続時には第6図イに示すように、
多心光フアイバ心線11の光フアイバ14の端面
を揃え、各光フアイバ14の端面間隔を一定に設
定すべきなのだが、実際には同図ロのように、光
フアイバカツト及び搬送時に光フアイバ14がZ
軸方向に移動して光フアイバ14端面にバラツキ
が生じ、対向する光フアイバ14の端面間隔が揃
わず、その結果接続損失のバラツキ発生の要因と
もなつている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような光フアイバの端面のバ
ラツキが接続時の光フアイバ端末処理や搬送時に
端末部近くの光フアイバを曲げたり捻つたりする
ことによつて主として生じることに着目し、光フ
アイバ心線の端末部を被覆上から直接把持し、光
フアイバのZ軸方向の移動を阻止する多心・単心
両用の固定治具を提供するもので、その特徴は、
一面中央部に多心光フアイバ心線を収納する長溝
と、その反対面の中央部に単心光フアイバ心線を
収納する長溝を設けた基盤と、該基盤のそれぞれ
の面に対する上蓋を具え、両者が枢軸により開閉
可能に構成されていることにある。
(実施例) 第1図は本考案の固定治具の実施例の上蓋を開
放した状態の斜視図を示す。
図面において、1は基盤で、図の上面中央部に
は多心光フアイバ心線11を収納する長溝2が設
けられており、この面に対する上蓋5が枢軸9に
より開閉可能に設けられている。上記長溝2の底
面は深さ方向に15R〜25Rの波状形3を呈してお
り、一方上蓋5の内面には上記波状形に係合する
凸形状の押え部7を具えており、第2図に示すよ
うに上記長溝5に収納した多心光フアイバ心線1
1を上記波状形3と押え部7の間に挟んでしつか
りと把持する。
又基盤1の図の下面中央部には単心光フアイバ
心線12を収納する長溝4が設けられており、こ
の面に対する上蓋6が枢軸9′により開閉可能に
設けられている。上記長溝4の位置する上蓋6の
内面の全部又は少くとも一部には単心光フアイバ
心線12を押える高摩擦係数の弾性体部材8が設
けられている。
さらに、基盤1には永久磁石10が埋込まれて
おり、一方、上蓋5,6を磁性体金属により構成
することにより、上蓋5,6は永久磁石10によ
り吸着されて基盤1と接合し、上記凸形状の押え
部7及び高摩擦係数の弾性体部材8の作用と相ま
つて、長溝2,4に収納された多心光フアイバ心
線11あるいは単心光フアイバ心線12をしつか
りと把持して固定し、光フアイバ14のZ軸方向
の移動を阻止する。
なお、第1図の実施例では、多心光フアイバ心
線を収納する長溝2の底面に波状形3を形成し、
上蓋5の内面にこれと係合する凸形状の押え部7
を設けた構造のものを示したが、長溝2の底面を
平滑にし、上蓋5の内面に高摩擦係数の弾性体部
材を設けるようにしてもよい。
光フアイバの融着接続に当つては、第2図に示
すように、多心光フアイバ心線11を固定治具A
の基盤1の上面の長溝5に沿わせて挿入した後、
上蓋5を閉じ永久磁石10により両者を接合す
る。この際長溝1の底面の波状形3と上蓋5の凸
形状の押え部7は多心光フアイバ心線11を挟ん
で係合し、多心光フアイバ心線11をしつかりと
固定する。
その後、多心光フアイバ心線11の先端の被覆
部を被覆除去器を用いて除去して光フアイバ14
を露出させ、切断器によつて端面を切り揃え第3
図イのように融着接続機に装着する。図面におい
て、21は固定治具Aを載置するステージ、22
はV溝台である。このV溝台22は光フアイバ1
4を一定の間隔と一定の高さに配列して位置決め
するもので、同図ロのように多数のV溝22a,
22b,22c,22d,22eを具えており、
これらのV溝に光フアイバ14を装着しクランパ
ー24で上部より押えて位置決め固定する。この
時の光フアイバ14の軸合せは、V溝22a…2
2eの角度と深さの精度でX.Y軸が決まる。しか
る後、相対向させた光フアイバ14を放電電極棒
23のアーク放電によつて加熱し融着接続を行な
う。
一方、第3図の装着を用いて単心光フアイバ心
線12を接続する場合も上述の多心光フアイバ心
線の場合と同様に行なうが、光フアイバ14が1
本であるため端面間隔は問題とならないが、固定
治具Aを用いることにより、融着接続装置のV溝
台22の最も安定した放電加熱領域であるV溝2
2cの位置に光フアイバ14が自動的に装着さ
れ、良好な融着接続を実現できる。
(考案の効果) 本考案の固定治具を用いて多心光フアイバ心線
の端末付近を固定することにより、接続時の端末
被覆除去、切断及び搬送時に光フアイバが長手方
向に移動することを防止するのみならず、多心光
フアイバ心線の根元側の形状変化や外乱を阻止
し、光フアイバの一定等間隔及び端面間の距離を
保持し、良好な融着接続が実現できる。
特に、長溝の底面が波状形を呈し、上蓋にこれ
に係合する凸形状の押え部を設けた固定治具を用
いて多心光フアイバ心線を固定したときは、光フ
アイバの長手方向の端面バラツキは最大でも
20μm以下となつて良好な融着接続が得られ、損
失特性もn=200において最大0.12dB、平均
0.03dBと極めて良好な結果が得られた。
又単心光フアイバ心線の場合も本考案の固定治
具を用いることにより、V溝台の最も安定した放
電加熱領域のV溝に光フアイバが自動的に装着さ
れる等、標準化された多心・単心光フアイバが同
一固定治具で接続に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る固定治具の実施例の上蓋
を開放した状態の斜視図、第2図は第1図の固定
治具に多心光フアイバ心線を固定した状態の説明
図、第3図イは本考案の固定治具を用いた融着接
続の説明図、同図ロ及びハはV溝に光フアイバを
装着した状態の説明図である。第4図は単心光フ
アイバ心線イ及び多心光フアイバ心線ロの一例の
斜視図、第5図は光フアイバの軸合せの説明図、
第6図イ及びロは多心光フアイバ心線の光フアイ
バ端面状態の説明図である。 A……本考案の固定治具、1……基盤、2……
多心光フアイバ心線収納用長溝、3……長溝底面
の波状形、4……単心光フアイバ心線収納用長
溝、5,6……上蓋、7……凸形状押え部、8…
…高摩擦係数の弾性体部材、9,9′……枢軸、
10……永久磁石、11……多心光フアイバ心
線、12……単心光フアイバ心線、14……光フ
アイバ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一面中央部に多心光フアイバ心線を収納する
    長溝を、その反対面の中央部に単心光フアイバ
    心線を収納する長溝を設けた基盤と、該基盤の
    それぞれの面に対する上蓋を具え、両者が枢軸
    により開閉可能に構成されていることを特徴と
    する光フアイバ心線の多心・単心両用固定治
    具。 (2) 基盤の多心光フアイバ心線及び/又は単心光
    フアイバ心線を収納する長溝の位置する上蓋の
    内面の少くとも一部に高摩擦係数の弾性体部材
    を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の光フアイバ心線の多心・単心
    両用固定治具。 (3) 基盤の多心光フアイバ心線を収納する長溝の
    底面が深さ方向に15R〜25Rの波形状を有し、
    上蓋の内面には上記波形状に係合する凸形状の
    押え部を具えていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の光フアイバ心線の
    多心・単心両用固定治具。 (4) 基盤の中に永久磁石を埋設すると共に上蓋を
    磁性体金属により構成し、基盤と上蓋が磁石に
    より接合されることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の光フアイバ心線の多
    心・単心両用固定治具。
JP2640486U 1986-02-24 1986-02-24 Expired JPS6347843Y2 (ja)

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JP2640486U JPS6347843Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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JP2640486U JPS6347843Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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JPS62137406U JPS62137406U (ja) 1987-08-29
JPS6347843Y2 true JPS6347843Y2 (ja) 1988-12-09

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JPS62137406U (ja) 1987-08-29

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