JP2017054110A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】可視域から紫外域の波長領域の光を利用する場合において、接続ロスの継時的増加を抑制した光モジュールを提供する。【解決手段】光ファイバアレイ110と、ファイバブロック120と、光導波回路130と、接着剤層140と、を備えた光モジュールであって、ファイバブロック及び光導波回路の接続端面において光が通過しない部分に設けられた接着剤層を介してファイバブロック及び光導波回路が接続されることにより、ファイバブロックに固定された光ファイバアレイと光導波回路の各光導波路が結合しており、ファイバブロック又は光導波回路には、接着剤がファイバブロック及び光導波回路の接続端面において光が透過する部分に侵入することを防止する接着剤堰き止め用溝121が設けられている。さらに、光ファイバと光導波路が光ファイバの座屈応力により直接物理的に接触する。【選択図】図4

Description

本発明は、光導波路と光ファイバとを接続した光モジュールに関し、より詳細には、可視領域から紫外領域(波長範囲700nm以下)の光、あるいは非常に強いパワーの光(具体的には、数100mWから数Wのパワーの光)を利用する場合において、接続ロスの継時的増加を抑制した光モジュールに関する。
光通信用に進歩した光ファイバ及び光導波路は、その適用範囲の拡大のため、可視領域や紫外域領域に展開しつつある。近年、可視域から紫外域までを適用範囲とした半導体レーザ(LD)が市販されるようになっている。LDに用いられる発光ダイオードの適用範囲は、真空紫外域にまで達しており、光ファイバも、可視域から紫外域のシングルモードファイバが市販されるようになってきており、石英系導波路も可視域から紫外域で使用できるものが出来つつある。近い将来、光ファイバで真空紫外域の光を伝搬できるようになると予想され、可視域及び紫外域の光は、ディスプレイ、顕微鏡、バイオテクノロジーなど広い範囲に適用されると考えられる。
また、ファイバレーザ、波長変換レーザの進展に伴い、可視以外でも780nm、850nm、1060nmなどの波長において、パワーが数Wと非常に強い光が、ファイバ、導波路を通るようになってきた。
これまで、LDから出力された、可視域や紫外域を適用範囲とした光あるいは高出力光は、空間ビームとして取り出して偏光ビームスプリッタ、ミラー、フィルタ、回折格子などの光学素子を通過させ、ハンドリング(分岐、反射、分光、減衰など)することが多かった。具体的には、光学素子の空間配置を固定するための定盤上に上記光学素子を搭載し、ミラーにより光を反射させたり、レンズにより光を集光したり、ビームスプリッタにより光を複数に分けたりすることにより、レーザ光を取り扱っていた。ここで、LDから出力された光を光ファイバで取り出し、光ファイバあるいは光導波路でこれらの処理(分岐、反射、減衰、偏波制御、位相制御、分光、分岐、合波など)ができれば、定盤が必要なくなり、これらの処理が格段に容易になる。
図1は、特許文献1に示されるような従来の導波路−ファイバの接続部の構造を示す。図1には、複数の光ファイバを有する光ファイバアレイ10と、光ファイバアレイ10を整列・固定するファイバブロック20と、光導波回路30と、接着剤層40と、を備える。ファイバブロック20は、光ファイバアレイ10の光ファイバを整列配置するためのV溝が形成されたV溝基板21と、V溝基板21のV溝に整列・配置された光ファイバを押さえつけるためのガラス基板22と、を有する。光導波回路30は、導波路コア31と導波路クラッド32からなる光導波路33を有する。ファイバブロック20と光導波回路30とは、接着剤層40を介して接続されており、それによりファイバブロック20に固定された光ファイバアレイ10と光導波回路30の光導波路33が結合している。
光導波回路30に設けられた光導波路33に光ファイバを接続する場合、光ファイバアレイ10の端面がファイバブロック20の端面と面一になるように光ファイバアレイ10をファイバブロック20に固定して、光導波路33とファイバブロック20との接続端面に接着剤を付けて、接着固定するのが通常である。ファイバブロック20は、光ファイバ10の出力端側にPD等を設け、ファイバブロック20を微動台に設けた上で、PDの受光強度が最大になるように光ファイバ10に光を通過させながら微動台で最適な位置に調整する。接着剤を端面に付けることにより、毛細管現象により接着剤が光ファイバアレイ10と光導波路33との接続端面間の数μmのギャップの中に侵入して、接続端面全体に行き渡る。接続端面の接着剤をUV照射することにより、ファイバブロック20と光導波路33が接着剤層40により接着固定される。接着剤層40の材料としては、作業性を考慮すると、熱硬化型の接着剤よりもUV硬化接着剤が用いられることが多く、アクリル系の他にはエポキシ系の接着剤が用いられることもある。
特開平8−313744号公報 特開平9−159860号公報 特開平10−221559号公報
従来の通信波長帯(波長1.3μm〜1.55μm)では、1Wのハイパワーの光を光ファイバに入れても、数1000時間経過しても光ファイバ−光導波路間の接続ロスが増えるということはない。しかしながら、700nm以下の可視域から紫外域までの波長域の光を用いた場合、光導波路と光ファイバを従来の接続方法で接続すると、数10分でロスが急激に増大するということを発明者らは発見した。
このロスの増大の原因を調べるため、ファイバ、導波路、コネクタ、LDにおけるロスをカットバック法により測定し、どの部分でロスが増大したかを調べた。その結果、ロスは光ファイバアレイ10と光導波路33の接続端面で最も大きく増大していることがわかった。これは、非常に高いパワー密度の高エネルギーの可視光が接着剤層40に入射することにより、接着剤層40の素材が変性して屈折率が局所的に大きく低下あるいは増加し、光の導波構造(光の閉じ込め)構造が崩れて、光が光導波路33の外側に逃げるためであることを突き止めた。
図2は、波長405nmの可視光によって接着剤層の一部の屈折率が局所的に0.05下がった場合のファイバ−導波路−ファイバの光の伝搬の様子をシミュレーションした結果を示す。具体的には、図2(a)は、図2のシミュレーションにおいて使用したファイバ−導波路−ファイバ構造を示し、図2(b)はそのシミュレーション結果を示す。本シミュレーションでは、光ファイバは、モードフィールド系:3μm、比屈折率差:0.2%(屈折率1.45と屈折率1.4529)とし、光導波路も同様とした。図2(b)に示されるように、光ファイバと光導波路の接続端面で光が漏れてロスが増大することがわかる。
図3は、従来のアクリル系接着剤で光ファイバを導波路に固定して、波長405nm、488nm、559nm、640nmの光を10mW入力した場合の透過率の経時変化を示す。図3(a)に示されるように、405nmの青色の光では、数時間で数10dBのロスが生じる。この結果は、エポキシ系接着剤でも同様であり、比較的透明であるシリコーン系の接着剤を使うと寿命は延びるものの、1000時間で数dBのロスがやはり発生する。
また、図3(a)〜(c)に示されるように、波長が長くなるに従って寿命は延びるが、図3(c)に示す波長640nm以下の波長の光では、ロスが大きく増大することがわかる。波長559nm及び488nmでは一旦ロスが増大した後、少し回復するという現象が見られた。従って、10mW入力の場合、700nm以下の波長の光であれば、接着剤が劣化し、ロスが増大する。例えば、波長640nmの光では、1000時間付近で急激にロスが増加する。
さらに、ファイバ端面と導波路端面の間に様々な接着剤や液体を注入することを試みたが、波長405nm、10mWの光を入力すると、どのような接着剤を用いてもロスの増大が見られた。
また、近年、半導体レーザや波長変換レーザ、ファイバレーザの出力は非常に高くなってきており、1Wから10Wクラスのレーザも開発されている。これら高出力のレーザ光を光ファイバに伝搬させて、光導波路と接合する場合も同様に、接着剤の劣化により、接着剤接続部における接続ロスが非常に大きくなるという問題があった。可視領域の波長だけでなく、780nm、850nm、1060nm等の通信波長帯よりも若干短い波長の光を用いた場合でも同様の問題が発生している。
そこで、本発明は、700nm以下の可視域から紫外域の波長領域の光あるいは700nm〜1300nmの波長領域において数100mW以上の高出力の光を利用する場合において、接続ロスの継時的増加を抑制した光モジュールを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る光モジュールは、複数の光ファイバを有する光ファイバアレイと、前記光ファイバアレイを整列・固定するファイバブロックと、複数の光導波路を有する光導波回路と、接着剤層と、を備えた光モジュールであって、前記ファイバブロックと前記光導波回路とを接続する端面である前記ファイバブロックの接続端面及び前記光導波回路の接続端面において光が通過しない部分に設けられた前記接着剤層を介して前記ファイバブロック及び前記光導波回路が接続されることにより、前記ファイバブロックに固定された前記光ファイバアレイと前記光導波回路の各光導波路が結合しており、前記ファイバブロック又は前記光導波回路には、接着剤が前記ファイバブロックの接続端面及び前記光導波回路の接続端面において光が透過する部分に侵入することを防止するための接着剤堰き止め用溝が設けられていることを特徴とする。
本発明の他の実施形態に係る光モジュールでは、前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面は、光の進行方向に対して7゜以上傾いていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面の前記光が透過する部分にそれぞれ設けられた無反射コートをさらに備えたことを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面における前記光が透過する部分同士は、前記接着剤を介さずに直接接触していることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記光ファイバアレイの光ファイバが前記光導波回路に押し当てられて座屈していることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記光ファイバアレイの光ファイバの先端部分が台形形状に研磨されていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記接着剤堰き止め用溝は、前記ファイバブロックにおいて、前記ファイバブロックに固定された前記光ファイバアレイの配列方向の両端の光ファイバの外側に前記光ファイバアレイを挟むように、前記配列方向及び光の進行方向に対して垂直方向に2本設けられていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記接着剤堰き止め用溝は、前記ファイバブロックにおいて、前記ファイバプロックに固定された前記光ファイバアレイを挟むように配列方向に2本設けられていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記接着剤堰き止め用溝は、前記光導波路において、前記光導波回路の前記複数の光導波路の配列方向の両端の光導波路の外側に全光導波路を挟むように、前記配列方向及び光の進行方向に対して垂直方向に2本設けられていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記光導波回路上に、その端面が前記光導波回路の接続端面と面一になるように設けられたヤトイ板をさらに備え、前記接着剤堰き止め用溝は、前記光導波回路及び前記ヤトイ板において、前記複数の光導波路を挟むように配列方向にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態に係る光モジュールでは、前記ファイバブロックがSiで構成されていることを特徴とする。
本発明によると、700nm以下の可視域から紫外域の波長領域の光を利用する場合において、あるいは700nm〜1300nmの波長領域の100mW〜数Wの高出力のパワーの光を利用する場合において、接続ロスの継時的増加を抑制した、光導波路と光ファイバとを接続した光モジュールを実現することができる。
従来の導波路−ファイバの接続部の構造を示す図である。 可視光によって接着剤層の屈折率が局所的に下がった場合におけるファイバ−導波路−ファイバの光の伝搬の様子を示すシミュレーション結果を示す図である。 各波長光におけるファイバ−導波路の透過率の経時変化を示す図である。 本発明の実施例1に係る光モジュールを例示する図である。 本発明の実施例1に係る光モジュールにおいて、接着剤が接着剤堰き止め用溝により堰き止められる様子を例示する図である。 本発明に係る光モジュールにおいて接着剤堰き止め用溝を光ファイバアレイの配列方向に設けた例を示す図である。 本発明の実施例2に係る光モジュールを例示する図である。 本発明の実施例2に係る光モジュールに光を入力した場合の透過率の経時変化を示す図である。 本発明の実施例3に係る光モジュールを例示する図である。 本発明の実施例4に係る光モジュールを例示する図である。 各波長の光に対する空隙層の厚さとロスの関係を示す図である。 本発明の実施例5に係る光モジュールを例示する図である。 本発明の実施例6に係る光モジュールを例示する図である。 本発明の実施例7に係る光モジュールを説明するための図である。 本発明の実施例7に係る光モジュールにおける、座屈ファイバと光導波回路とを接続した場合の出力の経時変化を示す図である。 本発明の実施例8に係る光モジュールを説明するための図である。 本発明の実施例8に係る光モジュールを説明するための図である。 本発明の実施例8に係る光モジュールにおける光導波回路とキャピラリの接続部分の断面図である。 ファイバブロックの材質をガラス又はSiで構成した場合のファイバブロックの空冷効果を示す図である。
<実施例1>
図4は、本発明の実施例1に係る光モジュールを例示する。図4には、複数の光ファイバを有する光ファイバアレイ110と、光ファイバアレイ110を整列・固定するファイバブロック120と、複数の光導波路を有する光導波回路130と、接着剤層140と、を備えた光モジュールが示されている。ファイバブロック120と光導波回路130とを接続する端面であるファイバブロック120の接続端面及び光導波回路130の接続端面において光が通過しない部分に設けられた接着剤層140を介してファイバブロック120と光導波回路130とが接続されることにより、ファイバブロック120に固定された光ファイバアレイ110と光導波回路130の各光導波路とが結合している。ファイバブロック120には、整列・固定された光ファイバアレイ110の光ファイバアレイ110の配列方向(以下、「配列方向」という)の両端の光ファイバの外側に光ファイバアレイ110を挟むように、配列方向及び光の進行方向に対して概垂直方向(以下、「垂直方向」という)に接着剤堰き止め用溝121が2本設けられている。
本発明の実施例1に係る光モジュールでは、可視域から紫外域の光が光導波路−光ファイバ間の接着剤層に照射されることにより接着剤層が劣化することによるロスの増大を防ぐために、接着剤をファイバブロック120の接続端面及び光導波回路130の接続端面において光が透過する部分には用いず、光が通過しない部分のみに用いてファイバブロック120と光導波回路130とを接着固定する。その構造を簡単に実現するために、本発明では、ファイバブロック120に接着剤堰き止め用溝121を設けている。接着剤堰き止め用溝121を設けたことにより、接着剤が両接続端面において光が透過する部分に侵入することを防止し、接着剤層140を両接続端面において光が透過しない部分のみに設けながらファイバブロック120と光導波回路130とを接着固定することが可能となる。接着剤堰き止め用溝121は、幅100μm以上、深さ100μm以上あればよい。
図5は、本発明の実施例1に係る光モジュールにおいて、接着剤が接着剤堰き止め用溝により堰き止められる様子を例示する。図5(a)に示されるように、接着剤をファイバブロック120において2つの接着剤堰き止め用溝121の外側に付ける。光ファイバアレイ110の各光ファイバに640nmの光を通して、ファイバブロック120の接続端面を光導波回路130の接続端面付近に近づけ、光導波回路130の光導波路に光が入射するようにアライメントする。ファイバブロック120の端面と光導波回路130の端面との間隔は、1μm〜5μm程度とする。
図5(b)に示されるように、ファイバブロック120の端面と光導波回路130の端面とが近づくと、接着剤は毛細管現象により両端面全体に広がろうとするが、接着剤堰き止め用溝121によって、接着剤が堰き止められ、接続端面において光が通過する部分には接着剤が達しない。ファイバブロック120の接続端面と光導波回路130の接続端面とを十分に近づけると、図5(c)に示されるように、接着剤は接着剤堰き止め用溝121によって仕切られたファイバブロック120の両側で四角状に広がる。その後、ファイバブロック120の接続端面と光導波回路130の接続端面に広がった接着剤をUV照射して、接着剤層140としてファイバブロック120の接続端面と光導波回路130の接続端面とを接着固定する。
ここで、本実施例では、接着剤堰き止め用溝121をファイバブロック120に設けた構成を示しているが、接着剤堰き止め用溝を光導波回路130に設けてもよい。また、本実施例では、接着剤堰き止め用溝は垂直方向に2本設けられているが、図6に示されるように配列方向に2本設けてもよい。この場合も、接着剤を2つの接着剤堰き止め用溝121の外側に付ければよい。以下の実施例でも同様とする。
<実施例2>
図7は、本発明の実施例2に係る光モジュールを例示する。図7には、接続端面を斜め研磨した実施例2に係る光モジュールが示されている。接続端面において光が透過する部分に接着剤層がないと、ファイバブロック及び光導波回路の各接続端面から光が空間に直接出ることになる。ファイバブロック及び光導波回路の各接続端面が光の進行方向に対して直角の場合には、各接続端面での反射が大きくなるため、戻り光によってレーザの出力が変動することがある。反射を低減するために、本実施例2に係る光モジュールでは、図7(a)及び(b)に示されるように、ファイバブロック220及び光導波回路230は、それぞれ、各接続端面を斜め研磨することによって形成された斜め研磨端面222及び231とすることができる。斜め研磨端面222及び231は、光の進行方向に対して例えば7゜以上傾いた斜め研磨角度を有することができる。
図8は、本実施例2に係る光モジュールに、波長405nm、10mWの光を入力した場合の透過率の経時変化を示す。従来のように接続端面において光が通過する部分に接着剤層がある場合にはロスが大きく増えたが、接続端面において光が通過する部分に接着剤層がない本発明の実施例2に係る光モジュールでは、図8に示されるようにロスはほとんど増えない。
同様に、波長780nm、850nm、1063nmの高出力(1W)の光を光ファイバに入れて、光導波路に接続した場合も同様にロス増加を防ぐことが出来た。
<実施例3>
図9は、本発明の実施例3に係る光モジュールを例示する。図9には、ファイバブロック320及び光導波回路330の両接続端面において光が通過する部分に無反射コート350が設けられた光モジュールが示されている。本実施例3に係る光モジュールによると、光が通過する部分に無反射コート350を形成することにより、各接続端面での反射を低減することできる。
<実施例4>
図10は、本発明の実施例4に係る光モジュールを例示する。ファイバブロック及び光導波回路の両接続端面間に空隙層が存在する場合、空隙層の厚さが大きくなると、ロスが増大するという問題がある。また、空隙層があると、この接続部分の反射でロスが大きくなり、反射戻り光により入力側に光が戻るという問題がある。この空隙層による問題を解決するため、図10に示される光モジュールは、ファイバブロック420及び光導波回路430の両接続端面における光が透過する部分が直接接触している。
図11は、波長400nm、559nm、640nm、1550nmの光を利用した場合における、光モジュールでの空隙層の厚さとロスの関係を示す。図11には、空隙層に接着剤を充填した場合と充填していない場合が示されている。図11(a)〜(d)に示されるように、波長が短いほど、ロスが大きくなる。また、空隙層を接着剤で充填していない場合は、空隙層を接着剤で充填した場合に比べて、ロスが約2倍となっている。よって、空隙層をできる限り小さくすることにより、ロスを低減することができる。ロスを、光導波路の接続損失の測定誤差の範囲内である0.1dB以下にするためには、空隙層の厚さは5μm以下が望ましい。
本実施例4に係る光モジュールによると、両接続端面を直接接触させることで接続端面における光の反射を無くすことができる。
<実施例5>
図12は、本発明の実施例5に係る光モジュールを例示する。図12には、光ファイバアレイ510と、光ファイバアレイ510を整列・固定するファイバブロック520と、光導波回路530と、接着剤層540と、を備えた光モジュールが示されている。本実施例では、上記実施例のようにファイバブロック520には接着剤堰き止め用溝が設けられておらず、光導波回路530に、光導波回路530の光導波路の配列方向の両端の光導波路の外側に全光導波路を挟むように垂直方向に接着剤堰き止め用溝531が設けられている。ファイバブロック520及び光導波回路530は、接着剤層540を介して接続されている。
実施例1乃至4では、光ファイバと光導波路端面に接着剤が付かないようにするためにファイバブロックに接着剤堰き止め用溝を設けたが、本実施例5のように、光導波回路530の接続端面に接着剤堰き止め用溝531を設けることができる。この場合、接着剤は光導波回路530において2つの接着剤堰き止め用溝531の外側に付ければよい。
実施例5でも実施例1乃至4と同様に、両接続端面間の反射を少なくするために、接続端面を斜め研磨してもよいし、接続端面に無反射コートを設けてもよく、両接続端面を直接接触させるようにしてもよい。
<実施例6>
図13は、本発明の実施例6に係る光モジュールを例示する。図13には、光ファイバアレイ610と、光ファイバアレイ610を整列・固定するファイバブロック620と、光導波回路630と、ガラスからなるヤトイ板650とを備えた光モジュールが示されている。ヤトイ板650は、光導波回路630上に、その端面が光導波回路630の接続端面と面一になるように設けられている。光導波回路630及びヤトイ板650は、光導波回路630及びヤトイ板650にそれぞれ設けられた接着剤層640を介してファイバブロック620と接続されている。また、光導波回路630及びヤトイ板650には、接着剤堰き止め用溝631及び651が光導波回路630の光導波路を挟むように配列方向に設けられている。
このように、光導波回路630上にヤトイ板650を設けて配列方向に接着剤堰き止め用溝651を設けることにより、光導波回路630の接続端面に配列方向に接着剤堰き止め用溝631を設けることが可能となる。
本実施例6でも実施例1乃至4と同様に、両接続端面間の反射を少なくするために、接続端面を斜め研磨してもよいし、接続端面に無反射コートを設けてもよく、両接続端面を直接接触させるようにしてもよい。
上記実施例5及び6において、波長405nm、488nm、559nm、640nmの光を10mW入力する実験を行ったが、紫外域の光であってもロスが経時的に増大することはなかった。例えば、実施例5及び6では、青色LDからの波長370nmの光であっても、あるいは波長変換レーザからの波長266nmの光であっても、光ファイバ−光導波路間のロスの経時的な増大は見られなかった。
<実施例7>
図14を用いて、本発明の実施例7に係る光モジュールを説明する。図14(a)は、実施例7に係る光モジュールのファイバブロックの構成を示す。図14(a)には、光ファイバアレイ710と、光ファイバアレイ710を整列・固定するファイバブロック720とが示されている。図14(a)に示されるように、ファイバブロック720は、下側に設けられたV溝基板と上側に設けられた上部基板で構成されており、光ファイバアレイ710を挿入するための光ファイバアレイ用V溝721と、スペーサ用ファイバ711を挿入するためのスペーサ用V溝722と、光ファイバアレイ710の配列方向の両端の光ファイバの外側に光ファイバアレイ710を挟むように配列方向及び光の進行方向に対して垂直方向に2本設けられた接着剤堰き止め用溝723とを有する。
光ファイバアレイ710は、光ファイバアレイ用V溝721上で、ファイバの後ろ側が接着剤724により接着固定されており、光導波回路に押し当てられることにより光ファイバが座屈している。スペーサ用ファイバ711の径は、例えば光ファイバアレイ710の光ファイバの径と等しくすることができ、スペーサ用V溝722は光ファイバアレイ710を整列する複数のV溝の両端にそれぞれ設けられている。
上述した実施例4に係る光モジュールでは、光ファイバ端面と光導波路端面が物理的に接触している。しかし、光導波路の端面とファイバブロックの端面を、継続的に物理的に完全に接触させるのは難しい。例えば、光ファイバをコネクタを用いて接続する場合には、光ファイバ端面を台形状に研磨して、その中心にある光ファイバのコア部分が物理的に接触するようにし、例えば、FCコネクタの場合にはネジで締めて物理的に接触させ、SCコネクタの場合にはバネによって物理的に接触させている。しかし、光導波路とファイバブロックをこのように台形状に研磨して、ネジで締めたりバネを用いたりして物理的に接触させることは技術的に難易度が高い。
そこで、図14(a)に示すように、接着剤堰き止め用溝723を設けたファイバブロック720において、光ファイバアレイ710をV溝に挿入して、光ファイバ自体が前後に動くようにし、さらに光ファイバ端面は台形状に研磨し、ファイバブロック720から光ファイバの先端が数10μm出るようにして光ファイバの後ろ側を接着剤724で接着固定する。
図14(b)に示されるように、光ファイバの先端面は光の進行方向に対して概直角(90±0.3゜)であり、さらに側面を研磨して台形状にし、先端を細くすることにより例えばPLC(Planar Lightwave Circuit(平面光波回路))などの光導波回路の端面に接触する部分を最小面積としている。それにより、接触による力が光ファイバの先端部分に集中し、光ファイバと光導波回路の密着性を高めることができるため、接続ロスを抑制することができる。
図14(c)に示すように、ファイバブロック720から光ファイバの先端部分が数10μm飛び出ている状態で、光ファイバにレーザ光を入れて、光導波回路の光導波路とのアライメントを行う。この時光ファイバを、光導波路コアに物理的に接触させる。ファイバブロック720の両脇の接着剤塗布用域に接着剤725を塗布し、ファイバブロック720をさらに導波路方向に押して、ファイバブロック720と光導波回路をUV硬化により接着する。光ファイバは、V溝に配置されており、先端部分が接着固定されておらず、前後に容易に動くことが出来る。図14(d)に示されるように、光ファイバ先端はファイバブロック720に押し戻されるが、光ファイバの座屈により、光ファイバの先端部分は導波路端面に押しつけられる。座屈応力は座屈長を5−10mmとすることにより最適となる。
従来、このような座屈応力を用いたファイバあるいはファイバ導波路のコネクタは既に開発されている(例えば、特許文献2及び3参照)。しかし、特許文献2及び3に示されるような取り外し可能なコネクタでなく、光ファイバと光導波路を接続固定するものにこのような座屈応力を用いたフィジカルコンタクトを実現した例はない。
このようにして、光ファイバ−光導波回路−光ファイバを接続し、405nmの光源70mWを入力して、その出力の経時変化を調べた。結果を図15に示す。図15に示されるように、50mW以上の光を1000時間以上通すことができた。
ここで、本実施例では、光ファイバの後ろ側に直接接着剤724を塗布して接着固定する構成としているが、光ファイバをキャピラリに挿入してキャピラリと光ファイバとをV溝基板に接着剤で固定してもよい。それにより、ファイバブロック720と光ファイバとの接着固定をより強化することができる。
<実施例8>
図16乃至図18を用いて、本発明の実施例8に係る光モジュールを説明する。図16には、光ファイバ810と、上半分を部分的に切り取ったキャピラリ820と、が示されている。光ファイバ810は先端が研磨されており、キャピラリ820は例えば126μmφの穴を持つキャピラリである。キャピラリ820は、キャピラリ820の先端に設けられたキャピラリ座繰り溝821と、キャピラリ820の上半分が切り取られた第1及び第2の切り取り部822及び823を有する。第1の切り取り部822はキャピラリ820の先端側に設けられており、第2の切り取り部823はキャピラリの後方端側に設けられている。第1の切り取り部822では光ファイバ810が座屈しており、第2の切り取り部823では接着剤824により光ファイバ810が接着固定されている。実施例7では、ファイバブロック720に形成されたV溝を用いて、光ファイバが前後に移動出来るようにしたが、本実施例8のように、キャピラリ820を、V溝を有するファイバブロックの代わりに用いてもよい。
図17は、光ファイバをキャピラリに挿入してファイバ先端を光導波回路端面に突き当てて光ファイバを座屈させるまでの過程を示す。図17(a)に示されるように、光ファイバ810をキャピラリ820に差し込み、図17(b)に示すように、光ファイバ810の先端がキャピラリ820から数10μm出るようにして、キャピラリ820の先端から5−10mm程度の所で接着剤824により接着固定する。その後、実施例7と同様に、図17(c)に示すように、キャピラリ820の接着剤塗布用域に接着剤825を塗布し、キャピラリ820をさらに導波路方向に押して光ファイバ810を座屈させた後、キャピラリ820と光導波回路を接着剤のUV硬化により接着する。接着剤は堰き止め用の座繰り溝821があるため、光ファイバと光導波路端面の間には侵入しない。これにより、光導波路と光ファイバは、座屈による応力により常にフィジカルコンタクトすることになる。
図18は、本発明の実施例8に係る光モジュールにおける光導波回路とキャピラリの接続部分の断面図である。図18(a)に示されるように、キャピラリ820の先端には光ファイバ810に接着剤が流入することを防止するキャピラリ座繰り溝821が設けているため、キャピラリ820と光導波回路を固定するための接着剤825はキャピラリ座繰り溝821に流入し、光ファイバ810には達しない。
<実施例9>
実施例1において、接着剤堰き止めすることにより、光ファイバと光導波路の間に空隙ができる。可視域ではこの構造で殆どロスの増加を抑えられるが、450nm以下の紫外に近い光を通す場合には、それでもロスの増加が見られた。これはこの波長の光によって、光ファイバのコア部分が空隙部に飛び出してくることが原因である。これを抑えるために、実施例7及び8でフィジカルコンタクトをとるようにした。
一方、このような波長の光を通過させる場合、光導波路と光ファイバの接続部の温度が上がっていることを発見し、この接続部分を冷却することにより、ロスの増加を大きく下げられることを発見した。
本実施例9では、接続部分を空冷するために、ファイバブロックを従来のガラスでなくガラスよりも放熱性が高いSi基板を用いて作製し、Si基板にV溝を形成し、その上を石英ガラスでフタをして、光ファイバを固定した。
図19は、ファイバブロックの材質をガラス又はSiで構成した場合のファイバブロックの空冷効果を示す。図19では、波長405nm、40mWの入力光を用いている。図19(a)及び(b)に示されるように、ファイバブロックの材質をSiで構成した場合は、ファイバブロックの材質をガラスで構成した場合と比較して透過率の減衰時間が長くなっている。このように、ファイバブロックの材質をガラスからSiに変更することにより、寿命を2倍から3倍延ばすことができた。
なお、本実施例9では、ファイバブロックの材料としてSiを用いた構成を例示したが、ガラスよりも放熱性の高い材料であれば本発明において適用可能である。
光ファイバアレイ 10、110、210、310、410、510、610、710
ファイバブロック 20、120、220、320、420、520、620、720
V溝基板 21
ガラス基板 22
光導波回路 30、130、230、330、430、530、630
導波路コア 31
導波路クラッド 32
光導波路 33
接着剤層 40、140、240、340、440、540、640
接着剤堰き止め用溝 121、221、321、421、531、631、651、723
斜め研磨端面 222、231
無反射コート 350
ヤトイ板 650
スペーサ用ファイバ 711
光ファイバアレイ用V溝 721
スペーサ用V溝 722
接着剤 724、725、824、825
光ファイバ 810
キャピラリ 820
キャピラリ座繰り溝 821
キャピラリ切り取り部 822、823

Claims (11)

  1. 複数の光ファイバを有する光ファイバアレイと、
    前記光ファイバアレイを整列・固定するファイバブロックと、
    複数の光導波路を有する光導波回路と、
    接着剤層と、
    を備えた光モジュールであって、
    前記ファイバブロックと前記光導波回路とを接続する端面である前記ファイバブロックの接続端面及び前記光導波回路の接続端面において光が通過しない部分に設けられた前記接着剤層を介して前記ファイバブロック及び前記光導波回路が接続されることにより、前記ファイバブロックに固定された前記光ファイバアレイと前記光導波回路の各光導波路が結合しており、
    前記ファイバブロック又は前記光導波回路には、接着剤が前記ファイバブロックの接続端面及び前記光導波回路の接続端面において光が透過する部分に侵入することを防止するための接着剤堰き止め用溝が設けられていることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面は、光の進行方向に対して7゜以上傾いていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面の前記光が透過する部分にそれぞれ設けられた無反射コートをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記ファイバブロック及び前記光導波回路の各接続端面における前記光が透過する部分同士は、前記接着剤を介さずに直接接触していることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  5. 前記光ファイバアレイの光ファイバは、前記光導波回路に押し当てられて座屈していることを特徴とする請求項4に記載の光モジュール。
  6. 前記光ファイバの先端部分は台形形状に研磨されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の光モジュール。
  7. 前記接着剤堰き止め用溝は、前記ファイバブロックにおいて、前記ファイバブロックに固定された前記光ファイバアレイの配列方向の両端の光ファイバの外側に前記光ファイバアレイを挟むように、前記配列方向及び光の進行方向に対して垂直方向に2本設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  8. 前記接着剤堰き止め用溝は、前記ファイバブロックにおいて、前記ファイバブロックに固定された前記光ファイバアレイを挟むように配列方向に2本設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  9. 前記接着剤堰き止め用溝は、前記光導波路において、前記光導波回路の前記複数の光導波路の配列方向の両端の光導波路の外側に全光導波路を挟むように、前記配列方向及び光の進行方向に対して垂直方向に2本設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  10. 前記光導波回路上に、その端面が前記光導波回路の接続端面と面一になるように設けられたヤトイ板をさらに備え、
    前記接着剤堰き止め用溝は、前記光導波回路及び前記ヤトイ板において、前記複数の光導波路を挟むように配列方向にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  11. 前記ファイバブロックは、Siで構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の光モジュール。
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