JPH0682560B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH0682560B2
JPH0682560B2 JP31971287A JP31971287A JPH0682560B2 JP H0682560 B2 JPH0682560 B2 JP H0682560B2 JP 31971287 A JP31971287 A JP 31971287A JP 31971287 A JP31971287 A JP 31971287A JP H0682560 B2 JPH0682560 B2 JP H0682560B2
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JP
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heating
cooking
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time
power supply
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正満 川島
勝要 木下
弘一 清水
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は目的の調理に合わせた加熱パターンによって
自動調理しながら、かつ、自動調理中に好みに合わせて
調理時間を調整できる誘導加熱調理器に関するものであ
る。
【従来の技術】
第8図は、例えば特開昭61−168890号公報に示された従
来の誘導加熱調理器を示す概略構成ブロック図であり、
図において、1は調理鍋で、この調理鍋1内には調理す
る材料2が入っていて、上板3の表面側に載置されてい
る。上板3の裏面側には、調理鍋1を誘導加熱するため
の加熱コイル4と、温度変化を抵抗変化に変換して間接
的に調理鍋1の温度を検出するサーミスタ5とが設けら
れている。6は電圧変換回路で、サーミスタ5の抵抗変
化を電圧変化に変換して、電圧変換信号を出力してい
る。7は調理鍋1の温度を希望の温度に設定して温度設
定信号を出力する温度設定部である。この温度設定部7
より出力された温度設定信号と、電圧変換回路6より出
力された電圧変換信号とは、制御回路8に入力されて、
この制御回路8によって温度設定信号を基準として、電
圧変換信号と比較しながら調理鍋1の加熱温度を設定温
度に制御して、設定温度制御信号を出力している。ま
た、この制御回路8は、商用電源9を安定化定電圧電源
に変換する安定化定電源回路10より給電されている。制
御回路8より出力された設定温度制御信号は、周波数変
換回路11に入力されて、設定温度制御信号のレベルに応
じて商用電源9の低周波電源のレベルに調節された高周
波電源に変換して、加熱コイル4に印加されている。 従来の誘導加熱調理器は、上記のように構成されている
ので、調理人が調理鍋1に水2を入れて、上板3に載置
する。そして、温度設定部7を操作して、希望の設定温
度を決定して、温度設定部7より温度設定信号が出力さ
れる。また、サーミスタ5の温度変化に対する抵抗変化
が、電圧変換回路6で電圧変化に変換されて、電圧変換
信号を出力して間接的に調理鍋1の温度を検出する。そ
して、制御回路8が電圧変換回路6より出力された電圧
変換信号と、温度設定部7より出力された温度設定信号
とを受けて、温度設定信号を基準として電圧変換信号と
を比較しながら、調理鍋1の加熱温度を設定温度に制御
する設定温度制御信号を出力する。次に、周波数変換回
路11によって、商用電源9の低周波電源を設定温度制御
信号によって高周波電源に変換して、加熱コイル4に印
加して、高周波磁界が発生し、調理鍋1の鍋底が誘導加
熱されて、調理鍋1内の水2の温度が上昇する。その結
果、サーミスタ5の抵抗変化が発生し、制御回路8によ
って、電圧変換信号のレベルが、温度設定信号のレベル
までに達成するまで設定温度制御信号が出力されて、周
波数変換回路11が作動して、加熱コイル4で高周波磁界
が発生し続け、設定温度になるまで、調理鍋1の鍋底を
誘導加熱していた。
【発明が解決しようとする問題点】
従来の誘導加熱調理器は、上記のように構成され、調理
鍋が設定温度になるまでの単一加熱運転が中心であった
ので、時間によって熱量を変化させながら調理をする、
例えば煮込み料理、炊飯等の場合は、調理人がその都
度、温度設定部を操作して適切な温度に設定しなくては
ならず操作が非常に煩雑であるという問題点があった。 この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、時間によった熱量を変化させながら料理する
様な場合でも、時間の変化とともに調理鍋内が適切な温
度に自動的に設定されて、調理人がその都度、温度設定
部を操作しなくても時間とともに、調理鍋内が適切な温
度に自動設定されて、自動調理が可能で、調理機能が高
く、利便の高い誘導加熱調理器を安価に得ることを目的
とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この発明に係る誘導加熱調理器は、加熱コイルより発生
した高周波磁界によって調理鍋を設定温度まで誘導加熱
する誘導加熱調理器おいて、高周波電源の出力を調理品
目に合わせて調理時間と共に変化設定して加熱コイルに
印加して自動調理する加熱パターン情報と、自動調理し
た時に微調整した高周波電源の出力並び調理時間とを記
憶格納する記憶部と、 記憶部へ給電している主電源の給電が停止したときに記
憶部への給電を開始する補助電源部とを設けたものであ
る。
【作用】
この発明においては、記憶部に記憶格納した加熱パター
ン情報によって、高周波電源の出力を調理品目に合わせ
て、調理時間と共に変化して自動調理する。また、自動
調理中に調整した調整時間を記憶部に記憶格納させて、
次回以後の調理時に再調整入力操作をする必要がない学
習機能をなす。また、補助電源部より記憶部へ給電して
いる主電源の給電が停止しても、記憶部への給電が開始
されるので記憶部の記憶格納した情報を消去することが
ない。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を第1図〜第7図について説
明する。 第1図は、この発明による誘導加熱調理器の一実施例を
示す概略構成ブロック図であり、図において、1は調理
鍋で、この調理鍋1内に調理する材料2を入れて、上板
3の表面側に載置するようになっている。上板3の裏面
側には、調理鍋1を誘導加熱するための加熱コイル4
と、温度変化を抵抗変化に変換して間接的に調理鍋1の
温度を検出するサーミスタ5とが設けられている。この
サーミスタ5の抵抗変化を電圧変換回路6で電圧変化に
変換して、電圧変換回路6より電圧変換信号として出力
している。7は、調理鍋1の温度を希望の温度に設定し
て温度設定信号を出力する温度設定部である。12はモー
ド設定部で(第4図参照)、自動加熱と単一加熱の切り
換えを行う運転切り換えスイッチ12aと、運転切り替え
スイッチ12aによって、自動加熱が選択されたときに主
要な調理品目を選択する自動加熱メニュースイッチ12b
と、調理分量を設定する分量スイッチ12cと、調理時間
を調節する調節スイッチ12dとにより構成されていて、
それぞれのスイッチの設定によってモード設定信号を出
力している。13は警告用のブザーである。14は制御回路
で、電圧変換回路6より出力された電圧変換信号と、温
度設定部7より出力された温度設定信号と、モード設定
部12より出力されたモード設定信号とを受けて、制御回
路14の内部記憶部に記憶格納された周波数変換回路11の
出力を調理品目に合わせて調理時間と共に変化設定する
加熱パターン情報が選択されて自動調理を実行する自動
加熱信号を出力する。また、この制御回路14が自動調理
を実行している時に、モード設定部12の調節スイッチ12
dで調理時間を調整した情報は、再び制御回路14の内の
記憶部(後記する)に記憶格納するようになっている。
また、モード設定部12で単一加熱を選択した場合には、
温度設定信号を基準として、電圧変換信号とを比較しな
がら調理鍋1の加熱温度を設定温度に制御して、設定温
度制御信号を出力するようになっている。また、この制
御回路14は、商用電源9を安定化定電圧電源に変換する
安定化定電源回路10より給電されていて、安定化定電源
回路10の動作が停止しても、制御回路14の記憶部に記憶
格納された調整情報が消去されないように、安定化定電
源回路10内に補助電源部であるバッテリー15が接続され
ている。このバッテリー15は、安定化定電源回路10が動
作している場合には、安定化定電源回路10で充電されて
いる。制御回路14より出力された自動設定温度制御信号
又は設定温度制御信号は、周波数変換回路11に入力され
て、商用電源9の低周波電源を高周波電源に変換して、
加熱コイル4に印加されている。 次に、制御回路14をワンチップマイコン16を用いた場合
について第2図に示したブロック図で説明する。制御回
路14は、ワンチップマイコン16の外部及び内部で発生し
た割り込み動作を制御する割り込みコントローラ16a
と、外部発振器16bの発振信号を分周して時間を制御す
るタイマ16cと、システムのプログラムが格納されてい
るROM16dと、ROM16dから命令を取り出して解読実行する
命令デコーダ16eと、演算を行う算術論理ユニットALU16
fと、データを格納したり一時待避するRAM16gと、外部
との入出力を実行する入出力ポート16hの基本機能を有
した構成要素が備わっている。そして、入出力ポート16
hの入力部には、電圧変換回路6と、温度設定部7と、
モード設定部12とが接続されていて、出力部には、周波
数変換回路11と、ブザー13とが接続されている。 第3図は、この実施例で使用した安定化定電源回路10と
補助電源部であるバッテリー15の回路図である。商用電
源9は、スイッチ9aを介して、トランス17の1次側コイ
ル17aに接続されている。トランス17の2次側コイル17b
は、全波整流用のダイオードブリッジモジュール18の入
力側に接続してあり、ダイオードブリッジモジュール18
の出力側は、平滑用のコンデンサ19に接続して、トラン
ジスタ20とツェナーダイオード21によって安定した定電
圧とし、ダイオード22を通って制御回路14に接続して制
御回路14に給電している。また、トランジスタ20の出力
側にバッテリー23が並列に接続されていて、商用電源9
より給電が停止したときに、ダイオード24を通って制御
回路14に給電している。25は、出力安定用のコンデンサ
で、26,27は抵抗である。抵抗28,29で分圧された出力出
力信号は、商用電源9からの給電の有無を判断するもの
であって、制御回路14に入力されている。 第4図は、上述したように構成された実施例の外観図
で、本体30の全面には、モード設定部12の運転切り替え
スイッチ12aと、自動加熱メニュースイッチ12bと、分量
スイッチ12cと、調節スイッチ12dがそれぞれ設けられて
いる。 また、調節スイッチ12dは、調理時間を短縮する短縮ス
イッチ12d1と、調理時間を増加する増加スイッチ12d2
がそれぞれ設けられている。 以上のように構成されたこの発明を、第5図の基本加熱
パターン図と、第6図のデータ構造ブロック図と、第7
図のフローチャートを中心に4人分の炊飯を自動運転し
た場合を例にして説明する。 先ず、調理人は、調理鍋1に米と水(材料)2を4人分
入れて上板3に載置する。そして、 モード設定部12の運転切り替えスイッチ12aを自動加熱
にセットし、自動加熱メニュースイッチ12bを炊飯に、
そして、分量スイッチ12cを4人分にそれぞれセットす
る。これらの入力パラメータによりモード設定部12は、
セットされたモード設定信号を出力する。このモード設
定信号をワンチップマイコン16が受けると、第5図及び
第6図に示す様に、初め高熱量の出力1300〔W〕で30分
加熱した後に、中熱量の1000〔W〕で20分加熱し、出力
200〔W〕に低下させて、米を炊きあげて、後は保温状
態にする加熱パターンをROM16d内より選択する。ROM16d
は、加熱力データと出力データがペアになっているデー
タテーブル16d1内よりデータを選択して、RAM16g内の内
の基本パターン領域へデータをセットする。このRAM16g
内にセットされた基本パターン領域は、出力レベルの変
化に合わせ基本パターンを基本パターン1,基本パターン
2,基本パターン3・・・のように複数に分割されてい
る。また、RAM16g内には、出力レベルレジスタ16g1と時
間カウンタ16g2からなる動作レジスタがあり、実際の出
力データは、この動作レジスタを参照して出力される。
則ち、時間カウンタ16g2の値を1づつ減じて、時間管理
を行い、そして、時間カウンタ16g2内が零になると、RA
M16g内の基本パターン領域から、次の基本パターン番号
のものをセットする。この時、基本パターン領域の時間
格納値が零の場合に自動加熱運転が終了される。このよ
うにして動作によって、ワンチップマイコン16は、加熱
パターンと、負荷(調理分量)を判断してワンチップマ
イコン16内のROM16dのデータテーブル16d1によって、第
5図に示したようなパターンで、米を炊き上げ保温す
る。 また、好みによって炊き上げ具合いを調節する場合は、
モード設定部12の調節スイッチ12dの短縮スイッチ12d1
と、増加スイッチ12d2を用いて、パターン加熱の時間調
整を行う。この調整情報は、ワンチップマイコン16のRA
M16g内に記憶格納されるので、次回以後同じ調理メニュ
ーで同じ分量の再設定を行う必要がない。また、このワ
ンチップマイコン16に給電する電源が停電した時や、誤
ってコンセントを引き抜いた時などは、自動的にバッテ
リー15からワンチップマイコン16へ給電が開始されるの
で、RAM16g内のデータは消去されることがない。 次に、上記一実施例の誘導加熱調理器の基本制御を第7
図に示した基本制御フローチャートを中心に参照して説
明する。 この基本制御フローチャートは、加熱出力決定サブルー
チンで、メインルーチンより一定時間ごとにサブルーチ
ンコールすることで、加熱出力と、時間制御を実行する
ものである。また、モード設定部12の運転切り替えスイ
ッチ12aと、自動加熱メニュースイッチ12bと、分量スイ
ッチ12cと、調節スイッチ12dとのキー入力処理及び加熱
コイル4への周波数変換回路11の出力プログラムは、他
のサブルーチンとして実行されている。 先ず、加熱出力値決定サブルーチンがコールされると、
ステップS1において、自動加熱モードであるかを判断す
る。単一加熱モードの場合には、ステップS2に移り設定
温度が「0」であるか判断する。そして、設定温度が
「0」と判断した場合には、ステップS3に移り加熱出力
を「0」と決定する。また、ステップS2で設定温度が
「0」でないと判断した場合には、ステップS4に移りサ
ーミスタ5で温度の検知処理を実行して、ステップS5で
設定温度入力値によって加熱出力を演算して決定する。 また、ステップS1において、自動加熱モードの場合は、
ステップS6に移り、分量スイッチ12cが「0」であるか
を判断する。分量スイッチ12cが「0」であると判断し
た場合は、ステップS7で終了フラグをリセットして、自
動加熱運転の終了の判断基準とする。また、ステップS6
で分量スイッチ12cが「0」以外と判断した場合は、ス
テップS8に移り終了フラグがセットされているか判断す
る。そして、終了フラグがセットされている場合は、何
も実行されず終了する。 また、ステップS8で終了フラグがセットされていない場
合は、ステップS9に移りRAM16g内の基本パターン領域に
基本パターンデータがセットされているかを判断する。
この場合基本パターン領域内のデータがすべて「0」か
否かを判断基準としている。そして、基本パターン領域
にパターンデータがセットされていない場合は、ステッ
プS10に移り、RAM16d内のデータテーブル16d1より自動
加熱メニュースイッチ12bと、分量スイッチ12cとの情報
をパラメータとして、必要な情報を基本パターン領域に
シフトする。そして、ステップS11に移り、RAM16gの基
本パターン1を動作レジスの出力レベルレジスタ16g1
時間とカウンタ16g2にセットして、ステップS12で、前
回の動作で調整を行ったか否かを判断する。前回の動作
で調整を行った場合は、ステップS13で基本パターン領
域内のデータを調整して、前回と同じ状態で自動加熱運
転となるようにデータを修正して自動加熱運転を開始す
る。また、ステップS12で、前回の動作で調整を行なわ
なかったった場合は、基本パターン領域のデータで自動
加熱運転を開始する。 ステップ9でRAM16g内の基本パターン領域に基本パター
ンデータがセットされている場合は、ステップS14に移
り、基本パターンがセットされて、動作レジスタ内の時
間カウンタ16g2が「0」であるかを判断する。そして、
時間カウンタ16g2が「0」でない場合は、ステップS15
に移り、増加スイッチ12d2の入力があるかを判断する。
増加スイッチ12d2の入力がある場合は、ステップS16に
移り、時間カウンタ16g2の値を増加させる時間調整をす
ると共に、自動加熱メニュースイッチ12bと、分量スイ
ッチ12cの状態での時間調整動作をRAM16g内に記憶し、
パターンデータ修正データとする。また、ステップ17で
短縮スイッチ12d1の入力があるかを判断する。短縮スイ
ッチ12d1の入力がある場合は、ステップS18に移り、時
間カウンタ16g2の値を減少させる時間調整をすると共
に、自動加熱メニュースイッチ12bと、分量スイッチ12c
の状態での時間調整動作をRAM16g内に記憶し、パターン
データ修正データとする。そして、ステップS19に移
り、動作レジスタの時間カウンタ16g2を−1して、動作
時間をカウントする。そして、ステップS20で、出力レ
ベルレジスタ16g1の値を加熱出力値としてセットする。
則ち、ステップS14,19で加熱時間の時間制御を行い、ス
テップS16,18で加熱時間の調整及び次回の動作のための
データ記憶を行う。 ステップS14で、動作レジスタ内の時間カウンタ16g2
「0」である場合は、ステップS21に移る。ステップS21
では、次の基本パターン番号の時間カウンタが「0」で
あるかを判断する。時間カウンタ「0」でない場合は、
ステップS22に移り、基本パターン領域から、次の基本
パターン番号のデータを動作レジスタにセットして、次
のステップの加熱を開始する。 また、ステップS21で基本パターン領域内の時間カウン
タが「0」の場合は、ステップS23に移り、自動加熱運
転を終了させるため、基本パターン領域と動作レジスタ
内のデータをクリアして、ステップS24で終了フラグを
セットすると共に、ステップS25で加熱出力値を「0」
に決定する。この際、加熱運転の終了を調理人に知らせ
るために、ステップS26でブザー13で警告音を発生す
る。 以上の動作が繰り返され、第5図に示したようなパター
ン加熱で、しかも、調理人の好みに合わせ基本パターン
データを調節することにより調理加減を調整しつつ自動
調理が実現できる。 また、この基本パターンデータの調節動作は、RAM16g内
に記録格納されるので、次回以降では、再設定しなくて
も好みの調理加減で自動加熱運転を実行することができ
る。 この実施例では、記憶部をワンチップマイコン16内のRA
M16gで行ったが、新たに、記憶素子や記憶装置を用いて
も実施可能なことはいうまでもない。
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、加熱コイルより発生し
た高周波磁界によって調理鍋を設定温度まで誘導加熱す
る誘導加熱調理器において、高周波電源の出力を調理品
目に合わせて調理時間と共に変化設定して加熱コイルに
印加して自動調理する加熱パターン情報と、自動調理し
た時に微調整した高周波電源の出力並びに調理時間とを
記憶格納する記憶部と、記憶部内を常時給電させる補助
電源部とを設けて構成したので、時間によって熱量を変
化させながら料理する様な場合でも、時間の変化ととも
に調理鍋内を適切な温度に自動的に設定されて、調理人
がその都度、温度設定部を操作しなくても理鍋内が適切
な温度に自動設定されて、自動調理が可能となる。 また、補助電源を内蔵しているために、調理入力操作に
係る情報がRAM内に記憶格納されると、次回以後の調理
時に再調整入力操作をする必要がなく、学習機能効果に
よって使い勝手が著しく向上する。 また、安価なワンチップマイコンで実現できるので、調
理機能が高く、しかも、利用性の高い誘導加熱調理器を
安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の誘導加熱調理器の概略構
成ブロック図、第2図は制御回路をワンチップマイコン
を用いた場合の基本構成ブロック図、第3図はこの実施
例で使用した安定化定電源回路と補助電源部の回路図、
第4図はこの発明の一実施例の誘導加熱調理器の外観
図、第5図は炊飯時の基本加熱パターンを示すデータ
図、第6図は基本加熱パターンデータ構造を示す説明
図、第7図はこの発明の一実施例の誘導加熱調理器の制
御フローチャート、第8図は従来の誘導加熱調理器の概
略構成ブロック図である。 図において、4は加熱コイル、1は調理鍋、14は制御回
路、11は周波数変換回路、16gは記憶部のRAM、23は補助
電源部のバッテリーである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波電源が印加されて高周波磁界を発生
    する加熱コイルと、該加熱コイルより発生した高周波磁
    界によって調理鍋の鍋底を設定温度まで誘導加熱制御す
    る制御回路とを備えた誘導加熱調理器において、前記加
    熱コイルに印加する高周波電源の出力を調理品目に合わ
    せて調理時間と共に変化設定する加熱パターン情報及
    び、該加熱パターン情報に基づいて自動調理した時に微
    調整した高周波電源の出力並び調理時間とを記憶格納す
    る記憶部と、該記憶部へ給電している主電源の給電が停
    止したときに前記記憶部への給電を開始する補助電源部
    とを備えて構成したことを特徴とする誘導加熱調理器。
JP31971287A 1987-12-17 1987-12-17 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JPH0682560B2 (ja)

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