JPH0682475U - ダブルパイロット形切換弁 - Google Patents

ダブルパイロット形切換弁

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JPH0682475U
JPH0682475U JP2987793U JP2987793U JPH0682475U JP H0682475 U JPH0682475 U JP H0682475U JP 2987793 U JP2987793 U JP 2987793U JP 2987793 U JP2987793 U JP 2987793U JP H0682475 U JPH0682475 U JP H0682475U
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JP
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valve
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switching valve
valve body
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野 喜 弘 深
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースが小さく、しかも手動操作部の
誤操作がないダブルパイロット形切換弁を提供する。 【構成】 主弁1の弁本体4の軸方向両側に第1、第2
の手動操作部2a,2bを取付け、第1の手動操作部2
aの軸方向一側に第1、第2のパイロット電磁弁3a,
3bを並設する。また、弁本体4の軸方向両側に、各パ
イロット電磁弁への通電を表示するランプ23a,23
bを設ける。 【効果】 パイロット電磁弁を切換弁の一側に並設した
ので、切換弁全体の設置スペースが小さくなり、また手
動操作部を主弁の軸方向両側に設けたので、手動操作部
の誤操作が殆どない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダブルパイロット形切換弁に関するものである
【0002】
【従来の技術】
主弁の軸方向両側に、該主弁のパイロット室にそれぞれパイロット流体を給排 するパイロット電磁弁を設置するとともに、主弁とこれらのパイロット電磁弁の 間にそれぞれ手動操作部を設けたダブルパイロット形切換弁は、特に例示するま でもなく既に知られている。 しかしながら、上記公知の切換弁は、主弁の軸方向両側に設けた手動操作部と パイロット電磁弁とによって切換弁の軸方向長さが長くなるので、設置スペース が大きくなるという問題がある。
【0003】 この問題を解決するために、主弁の軸方向一側に2個のパイロット電磁弁と2 個の手動操作部を並設したダブルパイロット形切換弁が提案されている。 上記既提案の切換弁は、主弁の一側に2個のパイロット電磁弁と手動操作部と をそれぞれ並設したことによって、上記切換弁に比べて軸方向長さが短くなって 設置スペースを小さくできるという利点を有するが、主弁の一側に2個の手動操 作部を並設しているので、停電等の事故によってパイロット電磁弁が操作できな くなって手動操作部を操作するときに、他の手動操作部を誤って操作することが ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、設置スペースが小さく、しかも手動操作部 の誤操作がないダブルパイロット形切換弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、圧力流体の供給ポート、2個の出力ポー ト及び排出ポート、これらの出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切換えて 連通させる弁体、並びに該弁体の軸方向両側に第1、第2のパイロット室を有す る主弁と、第1、第2のパイロット室にパイロット流体を給排する第1、第2の パイロット電磁弁とを備え、第1、第2のパイロット電磁弁から第1、第2のパ イロット室に給排されるパイロット流体によって上記弁体を駆動するダブルパイ ロット形切換弁において、上記主弁の軸方向両側に、押圧によって上記供給ポー トの流体を第1、第2のパイロット室に直接供給するための第1、第2の手動操 作釦を有する第1、第2の手動操作部を設け、上記手動操作部のいずれか一方の 軸方向一側に、第1、第2のパイロット弁を並設したことを特徴としている。 また、同様の課題を解決するため、上記ダブルパイロット形切換弁において、 主弁第1の手動操作部側に、第1のパイロット弁への通電を表示する第1のラン プを、第2の手動操作部側に、第2のパイロット弁への通電を表示する第2のラ ンプをそれぞれ設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用及び考案の効果】
主弁の軸方向両側に第1、第2の手動操作部を設けるとともに、一方の手動操 作部の一側に第1、第2のパイロット電磁弁を並設したことにより、軸方向の両 側にそれぞれ手動操作部とパイロット電磁弁とを設けた場合に比べて、切換弁の 軸方向長さを短くできるので、その設置スペースを小さくすることができる。 また、第1、第2の手動操作部を主弁の軸方向両側にそれぞれ設けたので、手 動操作部の誤操作を殆どなくすことができる。
【0007】 さらに、第1、第2のパイロット電磁弁への通電を表示するための第1、第2 のランプを、それぞれ対応する手動操作部側に設けたので、弁体の切換位置を外 部において目視確認することができる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2は本考案の実施例を示し、このダブルパイロット形切換弁は、主 弁1、該主弁1の軸方向両側にそれぞれ取付けた第1、第2の手動操作部2a, 2b、及び第1の手動操作部2aの一側に並設した第1、第2のパイロット電磁 弁3a,3bを備え、主弁1は、取付ねじ5,5によってベース6に取付けられ る。
【0009】 上記主弁1の弁本体4は、圧力流体の供給ポートP、出力ポートA,B及び排 出ポートEA,EB、軸方向の貫通孔と該貫通孔に装着したスリーブ、並びに該 スリーブに摺動可能に挿入された弁体(スプール)7を備え、弁本体4を上記ベ ース6上に取付けると、供給ポートPと排出ポートEA,EBは、ベース6を連 設方向(図と直交する方向)に貫通する供給流路8と排出流路9a,9bに、出 力ポートA,Bはベース6の前面に開口する出力口10a,10bにそれぞれ連 通する。 上記貫通孔の両端に形設した第1、第2のパイロット室12a,12bには、 ピストン13a,13bが摺動可能に挿入され、上記弁体7は、パイロット電磁 弁3a,3bからパイロット室12a,12bに給排されるパイロット流体によ って、ポートPとA及びBとEBが連通する第1の切換位置と、ポートPとB及 びAとEAが連通する第2の切換位置とに切換可能に構成されている。
【0010】 第1、第2のパイロット電磁弁3a,3bは、パイロット供給ポート、パイロ ット出力ポート及びパイロット排出ポート(いずれも図示省略)を備え、ソレノ イドの励磁と励磁解除によって、パイロット出力ポートをパイロット供給ポート とパイロット排出ポートとに切換えて連通させる周知の3ポート電磁弁として構 成されており、これらのパイロット電磁弁のパイロット供給ポートは、弁本体4 に形成した共通の供給通路16によって主弁11の供給ポートPに連通し、パイ ロット排出ポートは、共通のパイロット排出通路18によって主弁1の排出ポー トEAに連通し、第1のパイロット電磁弁3aのパイロット出力ポートは第1の パイロット通路17aによって第1のパイロット室12aに、第2のパイロット 電磁弁3bのパイロット出力ポートは第2のパイロット通路17bによって第2 のパイロット室12bにそれぞれ連通している。また、パイロット排出通路18 中に、主弁1の排出流体の各パイロット弁への流入を阻止する逆止弁19が設け られている。
【0011】 第1の手動操作部2aは、押圧によりパイロット供給通路16と第2のパイロ ット通路17aとを直接連通させる第1の手動操作釦21aを、第2の手動操作 部2bは、押圧によりパイロット供給通路16と第2のパイロット通路17bと を直接連通させる第2の手動操作釦21bをそれぞれ備え、これらの手動操作釦 21a,21bは、常時は図示を省略している復帰ばねの付勢力によってこれら の通路間の連通を遮断して、第1、第2のパイロット通路17a,17bを連通 させている。
【0012】 弁本体4の上面に形成された、第1の手動操作部2a側と上方とが開口する凹 部4aには、第1の手動操作部2a側に第1のパイロット電磁弁3aへの通電を 表示する第1のランプ23aが、第2の手動操作部2b側に第2のパイロット電 磁弁3bへの通電を表示する第2のランプ23bが、それぞれ適宜の手段によっ て取付けられており、これらのランプ23a,23bは、給電線によってそれぞ れ対応するパイロット電磁弁に電気的に接続され、凹部4aは、弁本体4に取付 けた透明または半透明部を有するカバー24によって覆われている。 図1中の符号25は、ベース6側からパイロット電磁弁3a,3bに給電する 給電ピン、26,26はベース6を連設するための連設孔である。
【0013】 上記実施例は、手動操作部2a,2b及びパイロット電磁弁3a,3bをそれ ぞれ軸方向両側に取付けた主弁1をベース6上に設置すると、主弁1の各ポート がベース6の対応する流路にそれぞれ連通し、これらのベース6,・・は、連設 孔26,26を通るタイロッド等の連結手段(図示省略)によって所望の数連設 することができる。
【0014】 上記切換弁は、第1のパイロット電磁弁3aから第1のパイロット室12aに パイロット流体を供給すると、弁体7が図において右動してポートPとA及びB とEBを連通させ、第1のパイロット室12aのパイロット流体を排出するとと もに、第2のパイロット電磁弁3bから第2のパイロット室12bにパイロット 流体を供給すると、弁体7が図1に示す状態に復帰してポートPとB、及びAと EAを連通させる。
【0015】 停電等の事故によって、パイロット電磁弁3a,3bによる操作ができなくな ったときは、手動操作部2a,2bの手動操作釦21a,21bを押圧すると、 パイロット室12a,12bに直接供給ポートPの圧力流体が供給されるので、 弁体7を駆動することができる。 この場合、第1、第2の手動操作釦21a,21bを、対応するパイロット電 磁弁3a,3b側に個別に設けたので、これらの手動操作部の誤操作を防止する ことができる。
【0016】 また、パイロット電磁弁3aと3bへの通電を表示するランプ23aと23b を、主弁1の軸方向両側において、対応するパイロット電磁弁及び手動操作部側 に設けたことによって、弁体7の切換位置を外部から容易に目視確認することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 主弁 2a,2b 手動操作部 3a,3b パイロット電磁弁 7 弁体 12a,12b パイロット室 21a,21b 手相操作釦 23a,23b ランプ P 供給ポート A,B 出力ポート EA,EB 排出ポート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力流体の供給ポート、2個の出力ポー
    ト及び排出ポート、これらの出力ポートを供給ポートと
    排出ポートとに切換えて連通させる弁体、並びに該弁体
    の軸方向両側に第1、第2のパイロット室を有する主弁
    と、第1、第2のパイロット室にパイロット流体を給排
    する第1、第2のパイロット電磁弁とを備え、第1、第
    2のパイロット電磁弁から第1、第2のパイロット室に
    給排されるパイロット流体によって上記弁体を駆動する
    ダブルパイロット形切換弁において、 上記主弁の軸方向両側に、押圧によって上記供給ポート
    の流体を第1、第2のパイロット室に直接供給するため
    の第1、第2の手動操作釦を有する第1、第2の手動操
    作部を設け、 上記手動操作部のいずれか一方の軸方向一側に、第1、
    第2のパイロット弁を並設した、 ことを特徴とするダブルパイロット形切換弁。
  2. 【請求項2】 主弁第1の手動操作部側に、第1のパイ
    ロット弁への通電を表示する第1のランプを、第2の手
    動操作部側に、第2のパイロット弁への通電を表示する
    第2のランプをそれぞれ設けた、 ことを特徴とする請求項1に記載したダブルパイロット
    形切換弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195445A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Ckd Corp パイロット式電磁弁
JP2007247751A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Ckd Corp パイロット式切換弁

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JP2551946Y2 (ja) 1997-10-27

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