JPH0681930A - 車両用自動変速機の操作装置 - Google Patents
車両用自動変速機の操作装置Info
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- JPH0681930A JPH0681930A JP25892692A JP25892692A JPH0681930A JP H0681930 A JPH0681930 A JP H0681930A JP 25892692 A JP25892692 A JP 25892692A JP 25892692 A JP25892692 A JP 25892692A JP H0681930 A JPH0681930 A JP H0681930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- range
- shift lever
- restricting
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シフトバルブ切り換え用のON/OFF型ソ
レノイド弁やリニアソレノイド弁の故障時にも、変速制
御を可能な限り達成できるような自動変速機の制御装置
を提供する。 【構成】 主変速機と副変速機とを備えた自動変速機の
油圧回路のうち、副変速機用の油圧回路において、ソレ
ノイドバルブ74のOFF故障時には、直結クラッチ3
2の第1油圧室321 へ、ライン113から作動圧を供
給不能となるため、シフトバルブ65を介してリニアソ
レノイドバルブ103で調圧した作動圧をライン104
から供給し、ソレノイドバルブ75のOFF故障時ライ
ン104から作動圧を供給する変速段では、ライン11
3から第1油圧室321 へ作動圧を供給し、また、バル
ブ75のON故障時には、ライン104から第1油圧室
321 へ作動圧を供給し且つその作動圧をリニアソレノ
イドバルブ103で適宜調整することにより、正常時と
略同等の各変速段を達成する。
レノイド弁やリニアソレノイド弁の故障時にも、変速制
御を可能な限り達成できるような自動変速機の制御装置
を提供する。 【構成】 主変速機と副変速機とを備えた自動変速機の
油圧回路のうち、副変速機用の油圧回路において、ソレ
ノイドバルブ74のOFF故障時には、直結クラッチ3
2の第1油圧室321 へ、ライン113から作動圧を供
給不能となるため、シフトバルブ65を介してリニアソ
レノイドバルブ103で調圧した作動圧をライン104
から供給し、ソレノイドバルブ75のOFF故障時ライ
ン104から作動圧を供給する変速段では、ライン11
3から第1油圧室321 へ作動圧を供給し、また、バル
ブ75のON故障時には、ライン104から第1油圧室
321 へ作動圧を供給し且つその作動圧をリニアソレノ
イドバルブ103で適宜調整することにより、正常時と
略同等の各変速段を達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用自動変速機の操作
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機の操作装置として、
シフトレバーをP・R・N・D・2・1の所望レンジに
対応する位置に前後方向に回動操作して、自動変速機を
変速操作するように構成したものが広く採用されてい
る。通常、前記操作装置には、シフトレバーをP・R・
N・D・2・1に対応するレンジに位置決め保持するた
めのディテント機構が設けられるとともに、誤操作によ
る急発進などを防止するため、PからR、2から1、N
からR、RからPへのシフト操作時にはセレクトボタン
を操作しないとシフト操作出来ないようにする為のシフ
ト規制機構が設けられている。但し、NレンジとDレン
ジ間においては、自由にシフト操作出来るように構成さ
れ、シフトレバーの操作性を高めてある。一方、前記操
作装置以外の構成の操作装置として、実開平3−981
31号公報には、シフトレバーを前後方向及び車幅方向
に揺動可能に設け、シフトレバーの中段部を案内するカ
ギ孔状のガイドスリットを有するガイドプレートを設
け、ガイドスリットのP・R・N・D・2・1の各レン
ジに対応させて形成された規制部にシフトレバーの中段
部を係合させて誤操作による急発進などを防止するよう
に構成したものが記載されている。また、前記操作装置
は、通常左右のフロントシート間に配設され、シフトレ
バーはフロントシート間から上方へ突出状に設けられて
いる。
シフトレバーをP・R・N・D・2・1の所望レンジに
対応する位置に前後方向に回動操作して、自動変速機を
変速操作するように構成したものが広く採用されてい
る。通常、前記操作装置には、シフトレバーをP・R・
N・D・2・1に対応するレンジに位置決め保持するた
めのディテント機構が設けられるとともに、誤操作によ
る急発進などを防止するため、PからR、2から1、N
からR、RからPへのシフト操作時にはセレクトボタン
を操作しないとシフト操作出来ないようにする為のシフ
ト規制機構が設けられている。但し、NレンジとDレン
ジ間においては、自由にシフト操作出来るように構成さ
れ、シフトレバーの操作性を高めてある。一方、前記操
作装置以外の構成の操作装置として、実開平3−981
31号公報には、シフトレバーを前後方向及び車幅方向
に揺動可能に設け、シフトレバーの中段部を案内するカ
ギ孔状のガイドスリットを有するガイドプレートを設
け、ガイドスリットのP・R・N・D・2・1の各レン
ジに対応させて形成された規制部にシフトレバーの中段
部を係合させて誤操作による急発進などを防止するよう
に構成したものが記載されている。また、前記操作装置
は、通常左右のフロントシート間に配設され、シフトレ
バーはフロントシート間から上方へ突出状に設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記前者の操作装置で
は、シフト規制機構によりDレンジからNレンジへのシ
フト操作が規制されていないので、空調装置やオーディ
オ装置の操作時に誤って手がシフトレバーに当たって、
走行レンジからニュートラルレンジにシフト操作される
という誤操作が発生することも考えられる。また、前記
のようにフロントシート間から上方へ向けて突出状にシ
フトレバーを設けた場合には、助手席と運転席間での乗
員の移動が大幅に阻害される。
は、シフト規制機構によりDレンジからNレンジへのシ
フト操作が規制されていないので、空調装置やオーディ
オ装置の操作時に誤って手がシフトレバーに当たって、
走行レンジからニュートラルレンジにシフト操作される
という誤操作が発生することも考えられる。また、前記
のようにフロントシート間から上方へ向けて突出状にシ
フトレバーを設けた場合には、助手席と運転席間での乗
員の移動が大幅に阻害される。
【0004】一方、前記公報に記載の操作装置では、カ
ギ孔状のガイドスリットでシフトレバーのシフト位置が
規制され、ガイドスリットに沿ってシフトレバーを左右
方向に揺動させて所望レンジに保持させる関係上、操作
装置を車幅方向にコンパクトに構成することが困難にな
り、特に軽車両などにおいては居住性が大幅に低下する
という問題がある。本発明の目的は、車幅方向にコンパ
クトに構成可能で且つ誤操作を確実に防止し得る車両用
自動変速機の操作装置を提供することである。
ギ孔状のガイドスリットでシフトレバーのシフト位置が
規制され、ガイドスリットに沿ってシフトレバーを左右
方向に揺動させて所望レンジに保持させる関係上、操作
装置を車幅方向にコンパクトに構成することが困難にな
り、特に軽車両などにおいては居住性が大幅に低下する
という問題がある。本発明の目的は、車幅方向にコンパ
クトに構成可能で且つ誤操作を確実に防止し得る車両用
自動変速機の操作装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両用自
動変速機の操作装置は、複数の特定のレンジから他のレ
ンジへのシフトレバーのシフト操作を規制するシフト規
制機構と、前記シフト規制機構を解除する為のセレクト
ボタンとを備えた車両用自動変速機の操作装置におい
て、前記少なくともドライブレンジからニュートラルレ
ンジへのシフト操作を規制解除可能に規制する規制手段
を設けたものである。請求項2に係る車両用自動変速機
の操作装置は、請求項1の装置において、前記規制手段
は、シフトレバーの車幅方向への傾動操作により規制解
除するように構成されたものである。請求項3に係る車
両用自動変速機の操作装置は、請求項2の装置におい
て、前記規制手段は、少なくともローレンジからニュー
トラルレンジへのシフト操作を規制するように構成され
たものである。
動変速機の操作装置は、複数の特定のレンジから他のレ
ンジへのシフトレバーのシフト操作を規制するシフト規
制機構と、前記シフト規制機構を解除する為のセレクト
ボタンとを備えた車両用自動変速機の操作装置におい
て、前記少なくともドライブレンジからニュートラルレ
ンジへのシフト操作を規制解除可能に規制する規制手段
を設けたものである。請求項2に係る車両用自動変速機
の操作装置は、請求項1の装置において、前記規制手段
は、シフトレバーの車幅方向への傾動操作により規制解
除するように構成されたものである。請求項3に係る車
両用自動変速機の操作装置は、請求項2の装置におい
て、前記規制手段は、少なくともローレンジからニュー
トラルレンジへのシフト操作を規制するように構成され
たものである。
【0006】請求項4に係る車両用自動変速機の操作装
置は、複数の特定のレンジから他のレンジへのシフトレ
バーのシフト操作を規制するシフト規制機構と、前記シ
フト規制機構を解除する為のセレクトボタンとを備えた
車両用自動変速機の操作装置において、前記シフトレバ
ーは、その先端側部分が前方へ向くように、少なくとも
長さ方向の途中部が略鉛直面内で上方凸状に湾曲する湾
曲状に形成されたものである。請求項5に係る車両用自
動変速機の操作装置は、請求項4の装置において、前記
シフトレバーは、パーキングレンジにおいてフロントシ
ートのシートクッションの上面と略同じ高さ以上に突出
しないように構成されたものである。請求項6に係る車
両用自動変速機の操作装置は、請求項4の装置におい
て、パーキングブレーキレバーの把持部とパーキングレ
ンジ位置におけるシフトレバーの操作ノブとが前後に位
置するように構成されたものである。
置は、複数の特定のレンジから他のレンジへのシフトレ
バーのシフト操作を規制するシフト規制機構と、前記シ
フト規制機構を解除する為のセレクトボタンとを備えた
車両用自動変速機の操作装置において、前記シフトレバ
ーは、その先端側部分が前方へ向くように、少なくとも
長さ方向の途中部が略鉛直面内で上方凸状に湾曲する湾
曲状に形成されたものである。請求項5に係る車両用自
動変速機の操作装置は、請求項4の装置において、前記
シフトレバーは、パーキングレンジにおいてフロントシ
ートのシートクッションの上面と略同じ高さ以上に突出
しないように構成されたものである。請求項6に係る車
両用自動変速機の操作装置は、請求項4の装置におい
て、パーキングブレーキレバーの把持部とパーキングレ
ンジ位置におけるシフトレバーの操作ノブとが前後に位
置するように構成されたものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1に係る車両用自動変速
機の操作装置においては、基本的にはシフト規制機構に
より複数の特定のレンジから他のレンジへのシフトレバ
ーのシフト操作が規制されて、急発進などが防止される
が、少なくともドライブレンジからニュートラルレンジ
へのシフト操作時には、規制手段によりシフト操作が規
制されるので、車両の運転中不用意に手などが当たって
シフトレバーがドライブレンジからニュートラルレンジ
に抜けることを確実に防止出来る。請求項2に係る車両
用自動変速機の操作装置においては、規制手段がシフト
レバーの車幅方向への傾動操作によりシフト操作の規制
を解除するように構成されてはいるが、少なくともドラ
イブレンジからニュートラルレンジへのシフト操作を規
制するだけなので、操作装置全体が車幅方向に大型化す
ることを防止出来る。請求項3に係る車両用自動変速機
の操作装置においては、規制手段が、少なくともローレ
ンジからニュートラルレンジへのシフト操作を規制する
ように構成されているので、車両の運転中不用意に手な
どが当たってシフトレバーがローレンジからニュートラ
ルレンジに抜けることを確実に防止出来る。
機の操作装置においては、基本的にはシフト規制機構に
より複数の特定のレンジから他のレンジへのシフトレバ
ーのシフト操作が規制されて、急発進などが防止される
が、少なくともドライブレンジからニュートラルレンジ
へのシフト操作時には、規制手段によりシフト操作が規
制されるので、車両の運転中不用意に手などが当たって
シフトレバーがドライブレンジからニュートラルレンジ
に抜けることを確実に防止出来る。請求項2に係る車両
用自動変速機の操作装置においては、規制手段がシフト
レバーの車幅方向への傾動操作によりシフト操作の規制
を解除するように構成されてはいるが、少なくともドラ
イブレンジからニュートラルレンジへのシフト操作を規
制するだけなので、操作装置全体が車幅方向に大型化す
ることを防止出来る。請求項3に係る車両用自動変速機
の操作装置においては、規制手段が、少なくともローレ
ンジからニュートラルレンジへのシフト操作を規制する
ように構成されているので、車両の運転中不用意に手な
どが当たってシフトレバーがローレンジからニュートラ
ルレンジに抜けることを確実に防止出来る。
【0008】請求項4に係る車両用自動変速機の操作装
置においては、シフトレバーの先端側部分が前方へ向く
ように、シフトレバーの少なくとも長さ方向の途中部が
略鉛直面内で上方凸状に湾曲する湾曲状に形成されてい
るので、シフトレバーの上方への突出量を少なくして左
右のフロントシート間における乗員の移動が容易にな
る。請求項5に係る車両用自動変速機の操作装置におい
ては、シフトレバーが、パーキングレンジにおいてフロ
ントシートのシートクッションの上面と略同じ高さ以上
に突出しないように構成されているので、駐停車状態で
の左右のフロントシート間における乗員の移動が容易に
なる。請求項6に係る車両用自動変速機の操作装置にお
いては、パーキングブレーキレバーの把持部とパーキン
グレンジ位置におけるシフトレバーの操作ノブとが前後
に位置するように構成されているので、パーキングブレ
ーキ装置と操作装置とを車幅方向にコンパクトにレイア
ウトすることが出来る。
置においては、シフトレバーの先端側部分が前方へ向く
ように、シフトレバーの少なくとも長さ方向の途中部が
略鉛直面内で上方凸状に湾曲する湾曲状に形成されてい
るので、シフトレバーの上方への突出量を少なくして左
右のフロントシート間における乗員の移動が容易にな
る。請求項5に係る車両用自動変速機の操作装置におい
ては、シフトレバーが、パーキングレンジにおいてフロ
ントシートのシートクッションの上面と略同じ高さ以上
に突出しないように構成されているので、駐停車状態で
の左右のフロントシート間における乗員の移動が容易に
なる。請求項6に係る車両用自動変速機の操作装置にお
いては、パーキングブレーキレバーの把持部とパーキン
グレンジ位置におけるシフトレバーの操作ノブとが前後
に位置するように構成されているので、パーキングブレ
ーキ装置と操作装置とを車幅方向にコンパクトにレイア
ウトすることが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、自動車用自動変速機の操作装置に本
発明を適用した場合のものである。尚、本実施例では、
自動車の前後左右を基準に前後左右を定義して説明す
る。図1に示すように、左右のフロントシート1間には
ダッシュロアパネルから後方へ延びるシャフトトンネル
2が設けられ、左右のシートクッション1a間において
シャフトトンネル2上には操作装置3が設けられ、操作
装置3は図示外のケーブル部材を介して自動変速機に連
動連結され、操作装置3のシフトレバー4をP、R、
N、D、2、1(ローレンジに相当する)の所望のレン
ジに回動操作することで自動変速機が変速操作される。
する。本実施例は、自動車用自動変速機の操作装置に本
発明を適用した場合のものである。尚、本実施例では、
自動車の前後左右を基準に前後左右を定義して説明す
る。図1に示すように、左右のフロントシート1間には
ダッシュロアパネルから後方へ延びるシャフトトンネル
2が設けられ、左右のシートクッション1a間において
シャフトトンネル2上には操作装置3が設けられ、操作
装置3は図示外のケーブル部材を介して自動変速機に連
動連結され、操作装置3のシフトレバー4をP、R、
N、D、2、1(ローレンジに相当する)の所望のレン
ジに回動操作することで自動変速機が変速操作される。
【0010】前記操作装置3に関しては、図2〜図7に
示すように、左右のシートクッション1a間には略箱状
のコンソールボックス5が設けられ、コンソールボック
ス5の上端面はシートクッション1aの上端面よりもや
や低い位置に配置され、コンソールボックス5の中央部
には前後方向に細長い前端開放の収容溝部6が形成さ
れ、コンソールボックス5内においてシャフトトンネル
2上にはベース部材7が設けられ、ベース部材7の前後
方向の略中央部には支持ホルダ8が下方へ向けて突出状
に設けられ、支持ホルダ8の中段部には左右方向向きの
軸部材9が設けられ、シフトレバー4はその下端のスリ
ーブ10に軸部材9が挿通されて図3に実線で図示のP
レンジと仮想線で図示の1レンジとに亙って前後方向に
回動自在に枢支され、シフトレバー4の中段部には収容
溝部6の下壁部に形成されたガイド孔11を通って収容
溝部6内へ延びる湾曲部4aが形成され、シフトレバー
4の上半部はPレンジにおいて収容溝部6内を通って前
方へ延設されるとともにシートクッション1aよりもや
や低い位置に配置される。
示すように、左右のシートクッション1a間には略箱状
のコンソールボックス5が設けられ、コンソールボック
ス5の上端面はシートクッション1aの上端面よりもや
や低い位置に配置され、コンソールボックス5の中央部
には前後方向に細長い前端開放の収容溝部6が形成さ
れ、コンソールボックス5内においてシャフトトンネル
2上にはベース部材7が設けられ、ベース部材7の前後
方向の略中央部には支持ホルダ8が下方へ向けて突出状
に設けられ、支持ホルダ8の中段部には左右方向向きの
軸部材9が設けられ、シフトレバー4はその下端のスリ
ーブ10に軸部材9が挿通されて図3に実線で図示のP
レンジと仮想線で図示の1レンジとに亙って前後方向に
回動自在に枢支され、シフトレバー4の中段部には収容
溝部6の下壁部に形成されたガイド孔11を通って収容
溝部6内へ延びる湾曲部4aが形成され、シフトレバー
4の上半部はPレンジにおいて収容溝部6内を通って前
方へ延設されるとともにシートクッション1aよりもや
や低い位置に配置される。
【0011】前記シフトレバー4の回動操作に節度感を
与えるためのディテント機構20について説明すると、
図3〜図6に示すように、シフトレバー4の左方のベー
ス部材7上にはディテントプレート21が立設され、デ
ィテントプレート21の上段部には6つのディテント孔
22が前側からP、R、N、D、2、1の各レンジに対
応させて形成され、シフトレバー4の中段部には左右方
向向きのホルダ部材23が固定され、ホルダ部材23内
にはディテント孔22に係合可能なディテントピン24
が装着され、ディテントピン24はバネ部材25を介し
てディテントプレート21の右端面に圧接され、ディテ
ントピン24がディテント孔22に係合することでシフ
トレバー4の回動操作に節度感が付与される。
与えるためのディテント機構20について説明すると、
図3〜図6に示すように、シフトレバー4の左方のベー
ス部材7上にはディテントプレート21が立設され、デ
ィテントプレート21の上段部には6つのディテント孔
22が前側からP、R、N、D、2、1の各レンジに対
応させて形成され、シフトレバー4の中段部には左右方
向向きのホルダ部材23が固定され、ホルダ部材23内
にはディテント孔22に係合可能なディテントピン24
が装着され、ディテントピン24はバネ部材25を介し
てディテントプレート21の右端面に圧接され、ディテ
ントピン24がディテント孔22に係合することでシフ
トレバー4の回動操作に節度感が付与される。
【0012】次に、前記シフトレバー4の所定レンジへ
のシフト操作を規制するためのシフト規制機構30につ
いて説明すると、図3〜図6に示すように、シフトレバ
ー4の先端部には操作ノブ31が設けられ、操作ノブ3
1の右部にはセレクトボタン32が右方へ向けて突出状
に設けられ、シフトレバー4内には操作ロッド33が装
着され、操作ロッド33はバネ部材34を介して上方へ
付勢され、シフトレバー4の中段部には上下方向に細長
い長孔状のガイド孔4bが形成され、操作ロッド33の
下端部にはガイド孔4bを貫通して左方へ突出状に延び
る左右方向向きの規制ピン35が設けられ、規制ピン3
5はセレクトボタン32の操作により図4に実線で図示
の規制位置と3点鎖線で図示の解除位置とに亙ってガイ
ド孔4bに沿って移動可能に装着されている。
のシフト操作を規制するためのシフト規制機構30につ
いて説明すると、図3〜図6に示すように、シフトレバ
ー4の先端部には操作ノブ31が設けられ、操作ノブ3
1の右部にはセレクトボタン32が右方へ向けて突出状
に設けられ、シフトレバー4内には操作ロッド33が装
着され、操作ロッド33はバネ部材34を介して上方へ
付勢され、シフトレバー4の中段部には上下方向に細長
い長孔状のガイド孔4bが形成され、操作ロッド33の
下端部にはガイド孔4bを貫通して左方へ突出状に延び
る左右方向向きの規制ピン35が設けられ、規制ピン3
5はセレクトボタン32の操作により図4に実線で図示
の規制位置と3点鎖線で図示の解除位置とに亙ってガイ
ド孔4bに沿って移動可能に装着されている。
【0013】ディテントプレート21の中段部には規制
ピン35が挿通する規制孔36が形成され、規制位置に
おいて規制ピン35は規制孔36の上端に当接され、規
制孔36にはPレンジとRレンジ間における規制ピン3
5の移動を規制する第1規制部36aと、Nレンジから
Rレンジへの移動を規制する第2規制部36bと、Dレ
ンジから2レンジへの移動を規制する第3規制部36c
と、2レンジから1レンジへの移動を規制する第4規制
部36dとが形成され、これら4つの規制部36a〜3
6dで規制ピン35の移動が規制されることで、シフト
レバー4の誤操作による急発進などが防止される。
ピン35が挿通する規制孔36が形成され、規制位置に
おいて規制ピン35は規制孔36の上端に当接され、規
制孔36にはPレンジとRレンジ間における規制ピン3
5の移動を規制する第1規制部36aと、Nレンジから
Rレンジへの移動を規制する第2規制部36bと、Dレ
ンジから2レンジへの移動を規制する第3規制部36c
と、2レンジから1レンジへの移動を規制する第4規制
部36dとが形成され、これら4つの規制部36a〜3
6dで規制ピン35の移動が規制されることで、シフト
レバー4の誤操作による急発進などが防止される。
【0014】次に、シフトレバー4の誤操作を防止する
ための第1・第2規制機構40・41について図2・図
4・図6・図7を参照しながら説明する。前記第1規制
機構40に関しては、シフトレバー4はスリーブ10と
軸部材9間に装着された弾性部材42とスリーブ10の
内周面に形成された突起10aとを介して図4に実線で
図示の鉛直位置と仮想線で図示の揺動位置とに亙って揺
動自在に支持され、シフトレバー4の湾曲部4aが挿通
するガイド孔11の後半部はDレンジから1レンジにか
けて段階的に左方へ移行するクランク状のガイド孔11
に形成され、シフトレバー4の湾曲部4aの左端部は弾
性部材42の付勢力によりガイド孔11の左端部に当接
され、最前部の第1規制部43aによりDレンジからN
レンジへのシフト操作が規制され、中央部の第2規制部
43bにより2レンジからDレンジへのシフト操作が規
制され、最後部の第3規制部43cにより1レンジから
2レンジへのシフト操作が規制される。
ための第1・第2規制機構40・41について図2・図
4・図6・図7を参照しながら説明する。前記第1規制
機構40に関しては、シフトレバー4はスリーブ10と
軸部材9間に装着された弾性部材42とスリーブ10の
内周面に形成された突起10aとを介して図4に実線で
図示の鉛直位置と仮想線で図示の揺動位置とに亙って揺
動自在に支持され、シフトレバー4の湾曲部4aが挿通
するガイド孔11の後半部はDレンジから1レンジにか
けて段階的に左方へ移行するクランク状のガイド孔11
に形成され、シフトレバー4の湾曲部4aの左端部は弾
性部材42の付勢力によりガイド孔11の左端部に当接
され、最前部の第1規制部43aによりDレンジからN
レンジへのシフト操作が規制され、中央部の第2規制部
43bにより2レンジからDレンジへのシフト操作が規
制され、最後部の第3規制部43cにより1レンジから
2レンジへのシフト操作が規制される。
【0015】第2規制機構41に関しては、シフトレバ
ー4の右側のベース部材7上には略門型の規制プレート
45が設けられ、規制プレート45の上端後部には右方
へ突出状に延びる3つの爪部45a・45b・45cが
前記3つの規制部43a・43b・43cに対応させて
形成され、3つの爪部45a・45b・45cは後側程
段階的に左方に配置され、シフトレバー4には爪部45
a・45b・45cに係合可能な係合部46aを有する
係合部材46が設けられ、最前部の第1爪部45aに係
合部46aが係合するとDレンジからNレンジへのシフ
ト操作が規制され、中央部の第2爪部45bに係合部4
6aが係合すると2レンジからDレンジへのシフト操作
が規制され、最後部の第3爪部45cに係合部46aが
係合すると1レンジから2レンジへのシフト操作が規制
される。前記ガイド孔11の車幅方向の長さがシフトレ
バー4の外径よりもやや大きめに形成され、シフトレバ
ー4を弾性部材42の付勢力に抗して右側へ傾動させる
ことでシフトレバー4と規制部43a〜43cとの係合
及び係合部46aと爪部45a・45b・45cとの係
合が解除されシフト操作可能状態になる。
ー4の右側のベース部材7上には略門型の規制プレート
45が設けられ、規制プレート45の上端後部には右方
へ突出状に延びる3つの爪部45a・45b・45cが
前記3つの規制部43a・43b・43cに対応させて
形成され、3つの爪部45a・45b・45cは後側程
段階的に左方に配置され、シフトレバー4には爪部45
a・45b・45cに係合可能な係合部46aを有する
係合部材46が設けられ、最前部の第1爪部45aに係
合部46aが係合するとDレンジからNレンジへのシフ
ト操作が規制され、中央部の第2爪部45bに係合部4
6aが係合すると2レンジからDレンジへのシフト操作
が規制され、最後部の第3爪部45cに係合部46aが
係合すると1レンジから2レンジへのシフト操作が規制
される。前記ガイド孔11の車幅方向の長さがシフトレ
バー4の外径よりもやや大きめに形成され、シフトレバ
ー4を弾性部材42の付勢力に抗して右側へ傾動させる
ことでシフトレバー4と規制部43a〜43cとの係合
及び係合部46aと爪部45a・45b・45cとの係
合が解除されシフト操作可能状態になる。
【0016】次に、前記操作装置3の表示装置50につ
いて説明すると、図2・図4・図5に示すように、コン
ソールボックス5の上壁部の右部にはガイド孔11と略
相似形の開口部51が形成され、開口部51は透明なプ
ラッスチック製の表示プレート52により閉鎖され、表
示プレート52の内面にはP、R、N、D、2、1の文
字が裏文字で白抜き印刷され、表示プレート52の内側
には可撓性を有するシート部材53が前後方向に移動自
在に装着され、シート部材53の途中部にはブラケット
部材54が固定され、ブラケット部材54はワイヤ55
を介してシフトレバー4の中段部に連結され、ブラケッ
ト部材54と表示プレート52の前端部間にはシート部
材53を前方へ付勢するバネ部材56が設けられ、シー
ト部材53がシフトレバー4の操作に連動して移動する
ことで、選択されたレンジに対応する文字のみが他の文
字と異なる色で差別化されるように構成されている。
いて説明すると、図2・図4・図5に示すように、コン
ソールボックス5の上壁部の右部にはガイド孔11と略
相似形の開口部51が形成され、開口部51は透明なプ
ラッスチック製の表示プレート52により閉鎖され、表
示プレート52の内面にはP、R、N、D、2、1の文
字が裏文字で白抜き印刷され、表示プレート52の内側
には可撓性を有するシート部材53が前後方向に移動自
在に装着され、シート部材53の途中部にはブラケット
部材54が固定され、ブラケット部材54はワイヤ55
を介してシフトレバー4の中段部に連結され、ブラケッ
ト部材54と表示プレート52の前端部間にはシート部
材53を前方へ付勢するバネ部材56が設けられ、シー
ト部材53がシフトレバー4の操作に連動して移動する
ことで、選択されたレンジに対応する文字のみが他の文
字と異なる色で差別化されるように構成されている。
【0017】次に、前記操作装置3の前側のベース部材
7上に設けられるパーキングブレーキ装置60について
説明すると、図2・図3に示すように、コンソールボッ
クス5の前半部に沿って略U字状のパーキングブレーキ
レバー61が設けられ、パーキングブレーキレバー61
の両端部はベース部材7の前部上に設けられたラチェッ
トプレート62及びブラケット部材(図示略)に回動自
在に枢支され、パーキングブレーキレバー61の前端部
には把持部63が設けられ、パーキングブレーキ装置6
0の把持部63とPレンジ位置における操作装置3の操
作ノブ31とは前後に配置されている。尚、符号64は
ラチェット爪であり、このラチェット爪64はラチェッ
トプレート62のラチェット歯62aに噛合され、操作
ノブ63に設けられた解除ボタン65の操作によりラチ
ェット歯62aから離脱するように構成されている。
7上に設けられるパーキングブレーキ装置60について
説明すると、図2・図3に示すように、コンソールボッ
クス5の前半部に沿って略U字状のパーキングブレーキ
レバー61が設けられ、パーキングブレーキレバー61
の両端部はベース部材7の前部上に設けられたラチェッ
トプレート62及びブラケット部材(図示略)に回動自
在に枢支され、パーキングブレーキレバー61の前端部
には把持部63が設けられ、パーキングブレーキ装置6
0の把持部63とPレンジ位置における操作装置3の操
作ノブ31とは前後に配置されている。尚、符号64は
ラチェット爪であり、このラチェット爪64はラチェッ
トプレート62のラチェット歯62aに噛合され、操作
ノブ63に設けられた解除ボタン65の操作によりラチ
ェット歯62aから離脱するように構成されている。
【0018】次に、前記操作装置3の作用について説明
する。シフトレバー4が前方へ向けて湾曲状に形成され
且つPレンジにおいてシートクッション1aよりも低い
位置に配置されているので、運転席と助手席間における
乗員の移動が容易に行える。シフトレバー4はインスト
ルメントパネル側へ延びているので、空調装置やオーデ
ィオ装置などの操作時に手がシフトレバー4に接触する
ことも考えられるが、第1・第2規制機構40・41で
もってDレンジからNレンジ、2レンジからDレンジ、
1レンジから2レンジへのシフト操作が夫々規制される
ので、シフトレバー4の誤操作に対する十分な安全性を
得ることが出来る。
する。シフトレバー4が前方へ向けて湾曲状に形成され
且つPレンジにおいてシートクッション1aよりも低い
位置に配置されているので、運転席と助手席間における
乗員の移動が容易に行える。シフトレバー4はインスト
ルメントパネル側へ延びているので、空調装置やオーデ
ィオ装置などの操作時に手がシフトレバー4に接触する
ことも考えられるが、第1・第2規制機構40・41で
もってDレンジからNレンジ、2レンジからDレンジ、
1レンジから2レンジへのシフト操作が夫々規制される
ので、シフトレバー4の誤操作に対する十分な安全性を
得ることが出来る。
【0019】ガイド孔11に形成された3つの規制部4
3a〜43cでもってシフトレバー4のシフト操作を規
制してあるので、操作装置3が車幅方向に大型化するこ
とはなく、左右のフロントシート1間のスペースを小さ
く出来、しかも、シフトレバー4の左右方向への揺動操
作によりシフト操作の規制を容易に解除することが出来
る。パーキングブレーキ装置60の把持部63と操作装
置3の操作ノブ31とを前後に配置してあるので、左右
のフロントシート1間のスペースをより一層小さくして
レイアウト良くパーキングブレーキ装置60及び操作装
置3を配設することが出来る。
3a〜43cでもってシフトレバー4のシフト操作を規
制してあるので、操作装置3が車幅方向に大型化するこ
とはなく、左右のフロントシート1間のスペースを小さ
く出来、しかも、シフトレバー4の左右方向への揺動操
作によりシフト操作の規制を容易に解除することが出来
る。パーキングブレーキ装置60の把持部63と操作装
置3の操作ノブ31とを前後に配置してあるので、左右
のフロントシート1間のスペースをより一層小さくして
レイアウト良くパーキングブレーキ装置60及び操作装
置3を配設することが出来る。
【0020】次に、前記操作装置3の別実施例について
説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付
してその詳細な説明を省略する。図8〜図12に示すよ
うに、この操作装置3Aのシフトレバー4の下端部は前
後方向向きの軸部材70を介して軸部材9に枢支され、
両軸部材9・70を介して前後方向及び左右方向に揺動
自在に支持されるとともに、バネ部材71を介して右方
へ付勢されている。ディテント機構20Aに関しては、
図9・図10に示すように、シフトレバー4の右方には
ディテトプレート72が設けられ、ディテントプレート
72の上端後部にはP、R、N、D、2、1の各レンジ
に対応させて6つの係合部72aが形成され、シフトレ
バー4の中段部には係合部72aに係合可能なディテン
ト73が板バネ74を介してディテントプレート21の
上端に圧接され、ディテント73が係合部72aに係合
することでシフトレバー4の回動操作に節度感が付与さ
れる。
説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付
してその詳細な説明を省略する。図8〜図12に示すよ
うに、この操作装置3Aのシフトレバー4の下端部は前
後方向向きの軸部材70を介して軸部材9に枢支され、
両軸部材9・70を介して前後方向及び左右方向に揺動
自在に支持されるとともに、バネ部材71を介して右方
へ付勢されている。ディテント機構20Aに関しては、
図9・図10に示すように、シフトレバー4の右方には
ディテトプレート72が設けられ、ディテントプレート
72の上端後部にはP、R、N、D、2、1の各レンジ
に対応させて6つの係合部72aが形成され、シフトレ
バー4の中段部には係合部72aに係合可能なディテン
ト73が板バネ74を介してディテントプレート21の
上端に圧接され、ディテント73が係合部72aに係合
することでシフトレバー4の回動操作に節度感が付与さ
れる。
【0021】シフト規制機構30Aに関しては、図9・
図10に示すように、ディテントプレート72の中段部
には規制孔36が形成され、規制ピン35はシフトレバ
ー4から右方へ突出状に延びて規制孔36に挿入されて
いる。第1規制機構40Aに関しては、図9〜図12に
示すように、シフトレバー4の湾曲部4aが挿通するガ
イド孔11Aの後半部がDレンジから1レンジにかけて
段階的に右方へ移行するクランク状のガイド孔11Aに
形成され、シフトレバー4の湾曲部4aの右端部はバネ
部材71の付勢力によりガイド孔11Aの右端部に当接
され、ガイド孔11Aの最前部の第1規制部75aによ
りDレンジからNレンジへのシフト操作が規制され、中
央部の第2規制部75bにより2レンジからDレンジへ
のシフト操作が規制され、最後部の第3規制部75cに
より1レンジから2レンジへのシフト操作が規制され
る。
図10に示すように、ディテントプレート72の中段部
には規制孔36が形成され、規制ピン35はシフトレバ
ー4から右方へ突出状に延びて規制孔36に挿入されて
いる。第1規制機構40Aに関しては、図9〜図12に
示すように、シフトレバー4の湾曲部4aが挿通するガ
イド孔11Aの後半部がDレンジから1レンジにかけて
段階的に右方へ移行するクランク状のガイド孔11Aに
形成され、シフトレバー4の湾曲部4aの右端部はバネ
部材71の付勢力によりガイド孔11Aの右端部に当接
され、ガイド孔11Aの最前部の第1規制部75aによ
りDレンジからNレンジへのシフト操作が規制され、中
央部の第2規制部75bにより2レンジからDレンジへ
のシフト操作が規制され、最後部の第3規制部75cに
より1レンジから2レンジへのシフト操作が規制され
る。
【0022】第2規制機構41Aに関しては、図9〜図
12に示すように、シフトレバー4の左方には規制プレ
ート76が設けられ、規制プレート76の上端後部には
左方へ突出状に延びる3つの爪部76a・76b・76
cが3つの規制部75a・75b・75cに対応させて
形成され、3つの爪部76a・76b・76cは後側程
段階的に右側に配置され、シフトレバー4には爪部76
a・76b・76cに係合可能な係合部77aを有する
係合部材77が設けられ、最前部の第1爪部76aによ
りDレンジからNレンジへのシフト操作が規制され、中
央部の第2爪部76bにより2レンジからDレンジへの
シフト操作が規制され、最後部の第3爪部76cにより
1レンジから2レンジへのシフト操作が規制される。前
記操作装置3Aでは、シフトレバー4を左方へ揺動させ
ることで、シフトレバー4と規制部75a・75b・7
5cとの係合及び係合部77aと爪部76a・76b・
76cとの係合が解除されシフト操作可能状態となる。
12に示すように、シフトレバー4の左方には規制プレ
ート76が設けられ、規制プレート76の上端後部には
左方へ突出状に延びる3つの爪部76a・76b・76
cが3つの規制部75a・75b・75cに対応させて
形成され、3つの爪部76a・76b・76cは後側程
段階的に右側に配置され、シフトレバー4には爪部76
a・76b・76cに係合可能な係合部77aを有する
係合部材77が設けられ、最前部の第1爪部76aによ
りDレンジからNレンジへのシフト操作が規制され、中
央部の第2爪部76bにより2レンジからDレンジへの
シフト操作が規制され、最後部の第3爪部76cにより
1レンジから2レンジへのシフト操作が規制される。前
記操作装置3Aでは、シフトレバー4を左方へ揺動させ
ることで、シフトレバー4と規制部75a・75b・7
5cとの係合及び係合部77aと爪部76a・76b・
76cとの係合が解除されシフト操作可能状態となる。
【0023】尚、本実施例では、シフトレバー4の誤操
作を防止するため第1規制機構40・40Aと第2規制
機構41・41Aを設けたが、何方か一方だけを設ける
ようにしてもよい。尚、本実施例では、シフトレバー4
の中段部に湾曲部4aを形成したが、シフトレバー全体
を湾曲状に形成してもよい。また、シフトレバー4がス
トレート状に構成されている操作装置に対しても本発明
を同様に適用することが出来る。
作を防止するため第1規制機構40・40Aと第2規制
機構41・41Aを設けたが、何方か一方だけを設ける
ようにしてもよい。尚、本実施例では、シフトレバー4
の中段部に湾曲部4aを形成したが、シフトレバー全体
を湾曲状に形成してもよい。また、シフトレバー4がス
トレート状に構成されている操作装置に対しても本発明
を同様に適用することが出来る。
【図1】フロントシート付近の斜視図である。
【図2】操作装置付近の平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】操作装置の要部縦断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】シフトレバー及び規制機構の斜視図である。
【図8】別実施例に係る操作装置の図2相当図である。
【図9】図8の9−9線段面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】別実施例に係る操作装置のシフトレバーの下
端付近の斜視図である。
端付近の斜視図である。
【図12】別実施例に係る操作装置の規制プレートの斜
視図である。
視図である。
1 フロントシート 1a シートクッション 3・3A 操作装置 4 シフトレバー 20・20A ディテント機構 30・30A シフト規制機構 31 操作ノブ 32 セレクトボタン 40・40A 第1規制機構 41・41A 第2規制機構 60 パーキングブレーキ装置 61 パーキングブレーキレバー 63 把持部
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の特定のレンジから他のレンジへの
シフトレバーのシフト操作を規制するシフト規制機構
と、前記シフト規制機構を解除する為のセレクトボタン
とを備えた車両用自動変速機の操作装置において、 前記少なくともドライブレンジからニュートラルレンジ
へのシフト操作を規制解除可能に規制する規制手段を設
けたことを特徴とする車両用自動変速機の操作装置。 - 【請求項2】 前記規制手段は、シフトレバーの車幅方
向への傾動操作により規制解除するように構成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の操
作装置。 - 【請求項3】 前記規制手段は、少なくともローレンジ
からニュートラルレンジへのシフト操作を規制するよう
に構成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両用
自動変速機の操作装置。 - 【請求項4】 複数の特定のレンジから他のレンジへの
シフトレバーのシフト操作を規制するシフト規制機構
と、前記シフト規制機構を解除する為のセレクトボタン
とを備えた車両用自動変速機の操作装置において、 前記シフトレバーは、その先端側部分が前方へ向くよう
に、少なくとも長さ方向の途中部が略鉛直面内で上方凸
状に湾曲する湾曲状に形成されたことを特徴とする車両
用自動変速機の操作装置。 - 【請求項5】 前記シフトレバーは、パーキングレンジ
においてフロントシートのシートクッションの上面と略
同じ高さ以上に突出しないように構成されたことを特徴
とする請求項4に記載の車両用自動変速機の操作装置。 - 【請求項6】 パーキングブレーキレバーの把持部とパ
ーキングレンジ位置におけるシフトレバーの操作ノブと
が前後に位置するように構成されたことを特徴とする請
求項4に記載の車両用自動変速機の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25892692A JPH0681930A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車両用自動変速機の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25892692A JPH0681930A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車両用自動変速機の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681930A true JPH0681930A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17326963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25892692A Pending JPH0681930A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車両用自動変速機の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019093902A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 株式会社アツミテック | 変速操作装置 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP25892692A patent/JPH0681930A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019093902A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 株式会社アツミテック | 変速操作装置 |
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