JPH068190Y2 - 建物隅部の壁パネルの取付構造 - Google Patents
建物隅部の壁パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH068190Y2 JPH068190Y2 JP5847787U JP5847787U JPH068190Y2 JP H068190 Y2 JPH068190 Y2 JP H068190Y2 JP 5847787 U JP5847787 U JP 5847787U JP 5847787 U JP5847787 U JP 5847787U JP H068190 Y2 JPH068190 Y2 JP H068190Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- panel
- accessory
- corner
- building
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、鉄骨ラーメン構造建物の隅柱外面で直交する
壁パネル間に役物パネルを取付ける構造に関する。
壁パネル間に役物パネルを取付ける構造に関する。
＜従来の技術＞ 従来、鉄骨ラーメン構造建物の外壁には軽量気泡コンク
リート等から成る壁パネルが取付けられ、建物の隅部、
所謂入隅部及び出隅部では壁パネルが直交されて突合せ
接合される。通常この隅部には断面略Ｌ状のパネル、所
謂役物パネルが別個に配設され、この役物パネルと夫々
の壁パネルとが連設されて建物の外壁が構成される。こ
の連設の際に壁パネル及び役物パネルは夫々専用の取付
金物を用いて建物躯体に取付けられ、同時に壁パネルと
役物パネル間の取付位置調整、すなわち出入調整が行わ
れる。
リート等から成る壁パネルが取付けられ、建物の隅部、
所謂入隅部及び出隅部では壁パネルが直交されて突合せ
接合される。通常この隅部には断面略Ｌ状のパネル、所
謂役物パネルが別個に配設され、この役物パネルと夫々
の壁パネルとが連設されて建物の外壁が構成される。こ
の連設の際に壁パネル及び役物パネルは夫々専用の取付
金物を用いて建物躯体に取付けられ、同時に壁パネルと
役物パネル間の取付位置調整、すなわち出入調整が行わ
れる。
＜考案が解決しようとする問題点＞ しかしながら上記の様に夫々専用の取付金物を用いて取
付けを行うと、役物パネルは隣接する一方の壁パネルと
出入調整を行うとともに他方の壁パネルとも出入調整を
行わなければならない。
付けを行うと、役物パネルは隣接する一方の壁パネルと
出入調整を行うとともに他方の壁パネルとも出入調整を
行わなければならない。
従って役物パネルと隣接する壁パネルとの出入調整が難
しく、手間の掛かるものとなっていた。特に夫々のパネ
ルが独立して配設されるので、壁パネルに対する役物パ
ネルの高さ方向の位置を直接規定する受け材が無い。従
って模様の有るパネル材においては、役物パネルと隣接
する壁パネルとの高さ方向の位置合せに手間が掛かると
云った問題が有った。
しく、手間の掛かるものとなっていた。特に夫々のパネ
ルが独立して配設されるので、壁パネルに対する役物パ
ネルの高さ方向の位置を直接規定する受け材が無い。従
って模様の有るパネル材においては、役物パネルと隣接
する壁パネルとの高さ方向の位置合せに手間が掛かると
云った問題が有った。
＜問題点を解決するための手段＞ そこで本考案では、水平板と垂直板とにより略逆Ｔ状を
成す下部材と、水平板と垂直板とにより略逆Ｌ状を成す
上部材とから成る取付金物を形成し、前記取付金物を用
いて壁パネルを建物躯体に定着させたものであって、前
記壁パネルの側端より張出される取付金物の下部材を形
成する水平板に壁パネルと役物パネルの各下端を載置し
て取付ける構造を提供するものである。
成す下部材と、水平板と垂直板とにより略逆Ｌ状を成す
上部材とから成る取付金物を形成し、前記取付金物を用
いて壁パネルを建物躯体に定着させたものであって、前
記壁パネルの側端より張出される取付金物の下部材を形
成する水平板に壁パネルと役物パネルの各下端を載置し
て取付ける構造を提供するものである。
＜作用＞ 上記取付金物は壁パネルを建物躯体に対し容易に定着さ
せる金物として用いられる。そして役物パネルの下端は
壁パネルの下端が載置された上部材の同一面に載置され
ることになり、少なくとも壁パネルと役物パネルは高さ
方向の位置を揃えられる。
せる金物として用いられる。そして役物パネルの下端は
壁パネルの下端が載置された上部材の同一面に載置され
ることになり、少なくとも壁パネルと役物パネルは高さ
方向の位置を揃えられる。
＜実施例＞ 以下本考案を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案による取付構造を示す斜視図、第２図は
役物パネルの取着状態を説明する一部省略側断面図、第
３図は第２図のＡ−Ａ線矢視図である。
役物パネルの取着状態を説明する一部省略側断面図、第
３図は第２図のＡ−Ａ線矢視図である。
第１図において、取付金物10は下部材20と上部材30とか
ら成る。下部材20は水平板21と垂直板22とにより側面視
略逆Ｔ状に形成された定尺金物であり、、又上部材３０
は水平板３１と垂直板３２とにより側面視略逆Ｌ状に形
成された定尺金物である。そのうち下部材20の水平板21
は、壁パネル50等が載置される外辺21aと梁40に定着さ
れる内辺21bからなる。そして第２図及び第３図で示す
様に、下部材20と上部材30が建物躯体を構成する梁材4
0,40…に固定された状態において、水平板21の内辺21b
と水平板31の各隅柱（隅部）側所定長を、隅柱41と重合
しない様に夫々切欠して切欠部21c，31aが形成されてい
る。上記所定長とは少なくとも隅柱の幅と同じか幾分長
く形成される。この切欠部21c，31aの位置により下部材
20及び上部材30は隅柱42に対して左用20L，30Lと右用20
R，30Rとに形成される。
ら成る。下部材20は水平板21と垂直板22とにより側面視
略逆Ｔ状に形成された定尺金物であり、、又上部材３０
は水平板３１と垂直板３２とにより側面視略逆Ｌ状に形
成された定尺金物である。そのうち下部材20の水平板21
は、壁パネル50等が載置される外辺21aと梁40に定着さ
れる内辺21bからなる。そして第２図及び第３図で示す
様に、下部材20と上部材30が建物躯体を構成する梁材4
0,40…に固定された状態において、水平板21の内辺21b
と水平板31の各隅柱（隅部）側所定長を、隅柱41と重合
しない様に夫々切欠して切欠部21c，31aが形成されてい
る。上記所定長とは少なくとも隅柱の幅と同じか幾分長
く形成される。この切欠部21c，31aの位置により下部材
20及び上部材30は隅柱42に対して左用20L，30Lと右用20
R，30Rとに形成される。
上記の取付金物10を用いた壁パネル50,50…及び役物パ
ネル51の建物躯体への取付けを説明する。
ネル51の建物躯体への取付けを説明する。
図例の如く、隅柱41は鋼製の角柱であり、梁40はＨ型鋼
からなる。そして壁パネル50はコンクリート製平板状パ
ネルであり、役物パネル51は同材の断面略Ｌ状のもので
ある。しかし壁パネル50と役物パネル51は略同高であ
る。
からなる。そして壁パネル50はコンクリート製平板状パ
ネルであり、役物パネル51は同材の断面略Ｌ状のもので
ある。しかし壁パネル50と役物パネル51は略同高であ
る。
先ず梁材40,40…に下部材20L，20R(21b)…及び上部材30
L，30R(31)を固定する。すなわち上下部材各々はその切
欠部21c，31a内に隅柱41が納まる状態に配置固定され
る。この際に壁パネル50に定着する垂直板22及び32の外
向面が所定の出入位置となる様に調整しておく。次に壁
パネル50を水平板21の外辺21a上に載置するとともに垂
直板22及び32の外向面に裏面を当接させる。
L，30R(31)を固定する。すなわち上下部材各々はその切
欠部21c，31a内に隅柱41が納まる状態に配置固定され
る。この際に壁パネル50に定着する垂直板22及び32の外
向面が所定の出入位置となる様に調整しておく。次に壁
パネル50を水平板21の外辺21a上に載置するとともに垂
直板22及び32の外向面に裏面を当接させる。
斯かる状態において、出入位置の規定された壁パネル50
を稲妻金物60，61等により上下部材の各垂直板22，32に
定着する。
を稲妻金物60，61等により上下部材の各垂直板22，32に
定着する。
この様にして配設された壁パネル50，50の側端からは、
下部材20L，20R及び上部材30L，30Rの端部Ｓ１，Ｓ２…
が隅柱４１の方向に張出される。この端部Ｓ１，Ｓ２…
の垂直板22L，22R及び32L，32Rに役物パネル51の裏面を
当接させるとともに下端を外辺２１ａに載置し、前記稲
妻金物60，61等の同様な金具を介して取着する。
下部材20L，20R及び上部材30L，30Rの端部Ｓ１，Ｓ２…
が隅柱４１の方向に張出される。この端部Ｓ１，Ｓ２…
の垂直板22L，22R及び32L，32Rに役物パネル51の裏面を
当接させるとともに下端を外辺２１ａに載置し、前記稲
妻金物60，61等の同様な金具を介して取着する。
＜考案の効果＞ 以上説明した様に、壁パネル用に出入調整された取付金
物を定規にして役物パネルを取付けるので、役物パネル
と隣接する壁パネルとの出入調整が不要となる。従って
役物パネルの配設が容易となり、作業性が向上する。又
外面に模様の有るパネル相互においても取付金物が受け
材となり、出入寸法を保持したままで役物パネルを垂直
方向に移動できるので、隣接する壁パネルとの間で模様
合せ等が容易となるなど施工上の実益も大きい。
物を定規にして役物パネルを取付けるので、役物パネル
と隣接する壁パネルとの出入調整が不要となる。従って
役物パネルの配設が容易となり、作業性が向上する。又
外面に模様の有るパネル相互においても取付金物が受け
材となり、出入寸法を保持したままで役物パネルを垂直
方向に移動できるので、隣接する壁パネルとの間で模様
合せ等が容易となるなど施工上の実益も大きい。
第１図は、本考案の取付構造を示す斜視図、 第２図は、役物パネルの取付状態を説明する一部省略側
断面図、 第３図は、第２図のＡ−Ａ線矢視図である。 10…取付金物，20…下部材， 21…水平板，21a…外辺， 21b…内辺，21c…切欠部， 22…垂直板，30…上部材， 31…水平板，31a…切欠部， 32…垂直板，50…壁パネル 51…役物パネル。
断面図、 第３図は、第２図のＡ−Ａ線矢視図である。 10…取付金物，20…下部材， 21…水平板，21a…外辺， 21b…内辺，21c…切欠部， 22…垂直板，30…上部材， 31…水平板，31a…切欠部， 32…垂直板，50…壁パネル 51…役物パネル。
Claims (1)
- 【請求項１】建物の隅柱外面で直交する上下一対の梁間
に取付金物を取付け、該取付金物を介して壁パネルを略
直交状態に定着するとともに該壁パネルの直交部分に役
物パネルを取付けた構造において、 前記取付金物は、前記梁に固定される内辺と前記壁パネ
ル並びに役物パネルの各下端が載置される外辺からなる
水平板と壁パネルを定着する為の垂直板とにより側面視
略逆Ｔ状を成す下部材と、 前記梁に固定される水平板と前記壁パネルを定着する為
の垂直板とにより側面視略逆Ｌ状を成す上部材とからな
り、 前記下部材と上部材は、その水平板の隅柱側所定長が切
欠され、該切欠された部分に前記隅柱を納めた状態に固
定されたものであって、 前記役物パネルは、前記下部材の外辺に下端が載置され
るとともに、該垂直板と上部材の垂直板とに夫々取着さ
れたことを特徴とする建物隅部の壁パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5847787U JPH068190Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 建物隅部の壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5847787U JPH068190Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 建物隅部の壁パネルの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63165028U JPS63165028U (ja) | 1988-10-27 |
| JPH068190Y2 true JPH068190Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30889088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5847787U Expired - Lifetime JPH068190Y2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 建物隅部の壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068190Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4503474B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2010-07-14 | 大和ハウス工業株式会社 | 外壁接合金物及び外壁接合方法 |
| JP6444721B2 (ja) * | 2014-12-22 | 2018-12-26 | ミサワホーム株式会社 | 外壁パネルの取付構造 |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP5847787U patent/JPH068190Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63165028U (ja) | 1988-10-27 |
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